JPH09292095A - 粘性流体供給ポンプ - Google Patents

粘性流体供給ポンプ

Info

Publication number
JPH09292095A
JPH09292095A JP10216096A JP10216096A JPH09292095A JP H09292095 A JPH09292095 A JP H09292095A JP 10216096 A JP10216096 A JP 10216096A JP 10216096 A JP10216096 A JP 10216096A JP H09292095 A JPH09292095 A JP H09292095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
guide member
viscous fluid
container
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10216096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Morihashi
義則 森橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOWA KK
Kowa Co Ltd
Original Assignee
KOWA KK
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOWA KK, Kowa Co Ltd filed Critical KOWA KK
Priority to JP10216096A priority Critical patent/JPH09292095A/ja
Publication of JPH09292095A publication Critical patent/JPH09292095A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースが小さくて小容量容器に適し、
構造が比較的簡易で低コストで、目視による残量確認と
電気的信号を取り出す。 【解決手段】 粘性流体を収容する容器内にポンプ本体
を上部より差入れ、当該ポンプを介して容器内の粘性流
体を吸引して容器外部に吐出するようにした粘性流体供
給ポンプに於いて、駆動源を載置する容器の上蓋から容
器底部の近接位置までリードスイッチを内装したガイド
部材を垂下させ、このガイド部材にマグネットを内装し
たフロートを嵌装させると共に、上記フロートにワイア
の一端を固定し、このワイアを上蓋に固定した逆U字形
中空の案内部材内を介して容器の外部に下向きに導き、
かつこのワイアの他端に上記フロートよりも軽い油面位
置表示用の重錘を取付け、上蓋の固定側に少くとも最低
油面を示す目盛を取付けたことを特徴とする粘性流体供
給ポンプである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグリース等の粘性流
体を市販のドラム缶、ペール缶、角缶等の容器より直接
吸引し、高圧力で且つ比較的少量ずつ吐出させることに
より、産業機械等の給油箇所に直接又は分配弁を介して
粘性流体を供給できるようにした粘性流体供給ポンプに
関するもので、容器内の残量を目視出来るレベル計と、
容器内の粘性流体がなくなった時、あるいはその残量が
少なくなった時にその状態を検知することが出来る双方
の機能を簡単な構成で達成するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、市販のドラム缶、ペール缶や
角缶等の容器に着脱可能に取付け、これらの容器内部に
収容されたグリース等の粘性流体を吸引し、グリース等
を各種産業機械に高圧力で且つ少量ずつ供給する粘性流
体供給ポンプが存在し、これらの粘性流体供給ポンプに
は、容器の取替え時期を判断する為に粘性流体が少なく
なった状態を検知するレベルセンサが取付けられてい
る。例えば、これらのレベルセンサとしては図6〜図8
として示すものが知られている。
【0003】図6として示すものは、このようなレベル
センサを組み込んだ粘性流体供給ポンプの説明図であ
る。図中aは市販のドラム缶、ペール缶や角缶等の容器
であり、該容器aの中にはグリース等の粘性流体が収容
されている。図中bは前記容器aに着脱可能に取付けら
れる上蓋であり、該上蓋bの上部にはギヤードモータ等
の駆動源を内蔵したポンプ本体cが固定され、ポンプ本
体cからは上蓋bを貫通して下端に吸込口dを形成した
吸込筒eが設けられ、駆動源を内蔵したポンプ本体c並
びに吸込筒eによってポンプfを構成している。図中g
として示すものがレベルセンサであり、このレベルセン
サは、吸込筒eに並行に上下動可能に垂設されたロッド
hの下端に液面に追従して上下動するフロートiを取付
け、且つロッドhの上端には検知用の大径部jを形成
し、上蓋bの上面であってロッドhが通過する側部位置
には前記大径部jの通過時にON−OFFするローレベ
ルスイッチkを配して構成している。そしてこのもの
は、粘性流体の減少に追従してフロートi及び該フロー
トiに固定されたロッドhが下降し、フロートiが最下
部まで下降した時には、その上端に形成された大径部j
がローレベルスイッチkをON又はOFFするので、こ
の信号を取り出すことによって容器の取替え時期を知る
ものである。
【0004】又、図7として示すレベルセンサは、リー
ドスイッチl(エル)を内装したパイプ状のガイド部材
mに、マグネットnを組み込んだフロートpを摺動自在
に外嵌したものであり、粘性流体の減少に追従して下降
するフロートpの移動をリードスイッチl(エル)のO
N−OFF動作によって検知するものである。
【0005】更に、図8として示すレベルセンサは、ガ
イド部材としての2本の細径ロッドq、qにフロートr
を上下動可能に挿通すると共に、上蓋bの外面に取付け
られた表示部sとフロートrとの間にテープワイヤtを
張設し、フロートrの下降運動をテープワイヤtを介し
て表示部sに伝達し、表示部内部の歯車機構を作動させ
て指針を動かすと同時にリミットスイッチ(図示せず)
をON又はOFFすることにより、容器の取替え時期を
検知するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】レベルセンサとしては
このように各種のものが存在するが、夫々問題があっ
た。即ち、図6として示すものは、作動は確実ではある
ものの、上蓋bの上方にロッドhの長さに相当する空
間、即ち、容器aの高さに相当する空間が必要となるこ
とから、狭い場所に設置できない問題があり、又、図7
として示すものは、容器外部上方に前記レベルセンサの
ように広い空間を必要とせず、小型化できるが、外部か
らは一切油面が判らない為、残量確認をする時は一々ポ
ンプ本体を容器外に取り出す必要があり、運転中はエア
ーを吸込む為確認作業は出来ない不具合がある。更に、
図8として示すものは、高価である上にセンサの設置ス
ペースが大きく、従って大容量のタンクには適しても市
販のドラム缶やペール缶等の小型容器には適さない。本
発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、設置ス
ペースが小さくて小容量容器に適し、構造が比較的簡易
で低コストで、目視による残量確認と電気的信号を取り
出すことが出来るようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、粘性流体
を収容する容器内にポンプ本体を上部より差入れ、当該
ポンプを介して容器内の粘性流体を吸引して容器外部に
吐出するようにした粘性流体供給ポンプに於いて、駆動
源を載置する容器の上蓋から容器底部の近接位置までリ
ードスイッチを内装したガイド部材を垂下させ、このガ
イド部材にマグネットを内装したフロートを嵌装させる
と共に、上記フロートにワイアの一端を固定し、このワ
イアを上蓋に固定した逆U字形中空の案内部材内を介し
て容器の外部に下向きに導き、かつこのワイアの他端に
上記フロートよりも軽い油面位置表示用の重錘を取付
け、上蓋の固定側に少くとも最低油面を示す目盛を取付
けたことを特徴とする粘性流体供給ポンプである。
【0008】第2の発明は、上記重錘にはレベル指示線
を設け、かつ重錘を上記案内部材に連通した透明垂直な
中空の直線案内部材内で昇降自在とした前項記載の粘性
流体供給ポンプである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明のレベルセン
サ並びにレベル計を取付けた粘性流体供給ポンプを示す
説明図であり、図中Aが粘性流体供給ポンプ、図中Bが
レベルセンサ、図中Cがレベル計である。粘性流体供給
ポンプAは市販のペール缶等の容器1の上蓋2に載置さ
れた電動機、発動機等の駆動源3の駆動力を、駆動軸4
を内装した駆動力伝達部5を介して容器1の底部に導
き、容器底部に近接配置されたポンプ本体6にその動力
を供給するように構成されている。ポンプ本体6の下方
には、粘性流体攪拌用の攪拌羽根7がポンプ本体6の駆
動軸8に固定されて配置されている。
【0010】レベルセンサBは、フロート9と、該フロ
ート9の上下動を案内するガイド部材10、並びにガイ
ド部材10の下端部内側に配置されたリードスイッチ等
からなる検出部11とから構成されている。ガイド部材
10は上蓋2に取付けられ、上蓋2と容器1底部近傍間
に垂設されている。フロート9としては、マグネット1
2が内装されると共に中央に前記ガイド部材10を余裕
を持って嵌装(挿通)できる案内孔9cを有し、且つ粘
性流体の液面に浮かび得るものが用いられる。ペール缶
の場合直径約30cmで、ポンプ本体を考慮に入れると
フロートの直径は5cm程度が最大で、例えばステンレ
スや合成樹脂製等である。ガイド部材10の下端にはフ
ロート9の抜け止めと、最低油面位置にリードスイッチ
等からなる検出部11を固定する為の位置決め用ピン1
0aが設けてある。フロート9がガイド部材10の下端
まで降下した時に、内装されているマグネットによりリ
ードスイッチがON/OFFして電気信号を出すことは
周知の通りである。
【0011】13はフロート9の外周面にその一端13
aを固定(図のものはバンドによる結束)した細径
(0.5mm程度)のワイアである。ワイア13の他端
13bに至る上端部は上蓋2に固定された逆U字状中空
の案内部材14内を通り上蓋上方から容器側部下向きに
案内され、フロート9より軽い重錘15が取付けられて
いる。
【0012】図1、図2に示す逆U字状の案内部材14
は透明な樹脂又はガラス製のパイプから構成され、それ
に続く下向きの直線案内部材16も同一体で一体に構成
され、上蓋2に固定されている。図3、図4に示すもの
はポンプ本体等を機械的に持ち上げることが出来るよう
にしたものであるが、逆U字状の案内部材14は鋼又は
銅製パイプで形成し、直線案内部材16を透明の樹脂又
はガラスで構成し、上蓋2と一緒に可動する移動体2a
に取付けられている。17は夫々を接続するブロックで
ある。図示していないが逆U字状の案内部材14と直線
案内部材16は同芯的にブロック17に強固に固定され
ている。18は直線案内部材16の下部を固定するブロ
ックである。
【0013】重錘15には油面位置用レベル指示線15
b(図5)が刻設又は塗料にて設けてある。直線案内部
材16又はこの近傍の固定箇所(移動体2a等)には油
面位置を示す目盛、文字(最低油面、最高油面)等19
a、19bが配設されている。尚フロート9の移動範囲
Sに相当する長さが重錘15の移動範囲Lであることは
勿論であるが、これに合わせてワイア13の長さと直線
案内部材16の長さを定める。即ち、容器1内に粘性流
体が満杯の時はフロート9は最上部に位置し、対する重
錘15は最下部に位置している。ポンプ運転に伴い粘性
流体は徐々に消費され、液面低下に伴いフロート9も降
下してくる。これに伴い重錘15は上昇してくる。これ
を目視する。フロート9が最低油面位置にくれば内部の
マグネット12により検出部11がON/OFFして電
気信号を発する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
電気的信号を得る手段としてのフロート9に細径のワイ
ア13の一端13aを連結し、ワイア13の他端13b
を外部に導いて直読できるようにした為 (1)フロート9を夫々に設ける必要がなく、ペール缶
等の小口径容器には最適である。 (2)逆U字状案内部材14により容器側部に直読の油
面計を配設した為、上蓋上方にスペースがとれない例え
ばトンネル掘進機等には有効であり、逆U字状に反転し
ている為容器内に塵埃等の混入がない。 (3)粘性流体にフロート9を浮かべても、その重量で
振動やペール缶交換に伴うフロート上への粘性流体が乗
りかかることによる重量増大により粘性流体内にフロー
トが埋没し、実際の油面とは異なる信号を出すことがこ
のフロート方式を採用した場合よくあるが、第1の発明
によると重錘15により釣合わすことができる為フロー
ト9が粘性流体内に埋没することもない。 (4)滑車等を使用することなく、細径のワイア13と
逆U字状の案内部材14との簡単な組合わせで構成され
ている為メンテナンスが不要である。
【0015】第2の発明によると、重錘15にはレベル
指示線15bを設け、かつ重錘15を上記案内部材14
に連通した透明垂直な中空の直線案内部材16内で昇降
自在としたので、重錘15が揺れたり作業者に引っ掛け
られる恐れがなく、油面レベルを常時正確に検出するこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による粘性流体供給ポンプの縦断面図
である。
【図2】 図1のIIーII矢視断面図である。
【図3】 別の実施例を示す縦断面図である。
【図4】 平面図である。
【図5】 図3の部分拡大図である。
【図6】 従来の粘性流体供給ポンプの一例を示す一部
破断正面図である。
【図7】 別の従来例を示す斜視図である。
【図8】 更に別の従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 上蓋 3 駆動源 6 ポンプ本体 9 フロート 10 ガイド部材 12 マグネット 13 ワイア 13a 一端 13b 他端 14 案内部材 15 重錘 15b レベル指示線 16 直線案内部材 19a 目盛、文字等 19b 目盛、文字等 A 粘性流体供給ポンプ B レベルセンサ C レベル計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性流体を収容する容器内にポンプ本体
    を上部より差入れ、当該ポンプを介して容器内の粘性流
    体を吸引して容器外部に吐出するようにした粘性流体供
    給ポンプに於いて、駆動源を載置する容器の上蓋から容
    器底部の近接位置までリードスイッチを内装したガイド
    部材を垂下させ、このガイド部材にマグネットを内装し
    たフロートを嵌装させると共に、上記フロートにワイア
    の一端を固定し、このワイアを上蓋に固定した逆U字形
    中空の案内部材内を介して容器の外部に下向きに導き、
    かつこのワイアの他端に上記フロートよりも軽い油面位
    置表示用の重錘を取付け、上蓋の固定側に少くとも最低
    油面を示す目盛を取付けたことを特徴とする粘性流体供
    給ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記重錘にはレベル指示線を設け、かつ
    重錘を上記案内部材に連通した透明垂直な中空の直線案
    内部材内で昇降自在とした請求項1記載の粘性流体供給
    ポンプ。
JP10216096A 1996-04-24 1996-04-24 粘性流体供給ポンプ Pending JPH09292095A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10216096A JPH09292095A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 粘性流体供給ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10216096A JPH09292095A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 粘性流体供給ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09292095A true JPH09292095A (ja) 1997-11-11

Family

ID=14319982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10216096A Pending JPH09292095A (ja) 1996-04-24 1996-04-24 粘性流体供給ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09292095A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148768A (ja) * 2005-02-11 2012-08-09 Jost-Werke Gmbh & Co Kg セミトレーラけん引自動車の第5輪けん引連結器用の潤滑システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148768A (ja) * 2005-02-11 2012-08-09 Jost-Werke Gmbh & Co Kg セミトレーラけん引自動車の第5輪けん引連結器用の潤滑システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2426771C (en) Liquid depth sensing system
US7895890B2 (en) Liquid depth sensing and identification system
EP1153784A2 (en) Solid state fuel level sensing
US5224837A (en) Apparatus for recovery of liquid hydrocarbon
JPH09292095A (ja) 粘性流体供給ポンプ
CN209979024U (zh) 油罐液位监控系统
KR20030035011A (ko) 파이프를 이용한 채수기
CN210944852U (zh) 一种液压大鹤管装置
US1792754A (en) Liquid-level indicator
CN2305662Y (zh) 机械计数卷扬式油水标高测量仪
CN218917404U (zh) 一种储液装置以及样本分析仪
CN208625369U (zh) 液位检测装置及具有其的饮水机
CN215524767U (zh) 浮球式液位计及机床用双水箱液位平衡装置
CN218994475U (zh) 一种液位测量装置
CN219915650U (zh) 样本分析仪
CN219284757U (zh) 自动取样测试装置
CN219277006U (zh) 一种印刷机印板油墨余量监测装置
JP3041986B2 (ja) 液面検知装置
CN216645512U (zh) 液位检测装置
RU201521U1 (ru) Устройство для определения уровня нефти, воды и льда в вертикальных наземных резервуарах
CN216348935U (zh) 一种重锤液位检测装置
CN216610539U (zh) 一种印刷机械印刷油检储装置
CN216449388U (zh) 可密闭检测的表面张力仪
CN215003835U (zh) 一种新型钻井液液面报警装置
CN211904307U (zh) 一种渣浆池液位检测装置