JPH09290001A - 排泄検知装置 - Google Patents

排泄検知装置

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Publication number
JPH09290001A
JPH09290001A JP8108037A JP10803796A JPH09290001A JP H09290001 A JPH09290001 A JP H09290001A JP 8108037 A JP8108037 A JP 8108037A JP 10803796 A JP10803796 A JP 10803796A JP H09290001 A JPH09290001 A JP H09290001A
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JP
Japan
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diaper
excretion
detecting
odor
detection
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Application number
JP8108037A
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English (en)
Inventor
Fumihito Sugawara
文仁 菅原
Masato Takahashi
正人 高橋
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 おむつ装着者が不快を感じておむつを外した
場合、おむつが外れていることを第三者は容易に知るこ
とが出来ない課題があった。 【解決手段】 おむつ内側の温度を検出する温度検出手
段と、おむつ汚れの状態を検出する検出手段と、前記温
度検出手段により検出した前記おむつ内側の温度をもと
におむつが外れた状態にあるとの判定や前記検出手段に
より検出したおむつ汚れの状態をもとにおむつ汚れの原
因となった排泄、交換時期の判定などを行なう判定手段
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、おむつ内側への
排泄やおむつ外れを判定する排泄検知装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7は、おむつの交換時期検知センサと
して特開平6−300723号公報に開示された従来の
排泄検知装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1はおむつの交換時期検知センサSと接続される外
部測定回路、2は各部へ電力を供給する電源、3は電極
4と電極5との間の短絡状態を検出する短絡検出回路、
6は電極4と電極5との間の導電率を検出する導電率測
定回路、7はタイマ、8はおむつの交換時期を判定する
交換時期判定回路、9は交換時期判定回路8から出力さ
れる信号を無線で送信する信号送信回路、10はアンテ
ナである。
【0003】次に動作について説明する。この排泄検知
装置では、排尿直後の電気的短絡を短絡検出回路3によ
り検出し、その検出時点を開始時刻としてその時刻から
おむつの吸収体層による尿の吸収が平衡に達する一定時
間の経過をタイマ7により計測し、前記一定時間の経過
後に電極4と電極5との間の導電率を導電率測定回路6
により測定する。そして、導電率測定回路6による測定
結果からおむつの交換時期を検出する。おむつの交換時
期を検出したときには、この交換時期を報知する信号を
信号送信回路9から例えばナースコール装置へ無線で送
信する。
【0004】また、従来の他の排泄検知装置としては、
1996年 3.4 No47545頁 日経メカニカ
ルに掲載された匂いセンサを用いておむつの汚れを測定
する測定機がある。
【0005】この測定器は、水晶振動子の表面に形成し
た合成2分子膜に匂い分子が吸着されると合成2分子膜
の質量が増加することを利用しており、吸着された匂い
分子の数が多いほど振動周波数も大きく変化するので、
この振動周波数の変化をもとに匂い分子の量を定量的に
測定し、おむつの汚れを検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の排泄検知装置は
以上のように構成されているので、おむつ装着者が不快
を感じておむつを外した場合、おむつが外れていること
を第三者は容易に知ることが出来ない。この結果、排尿
などにより寝具を汚してしまうのを防止するというおむ
つ装着の本来の目的が達成されず、第三者は常におむつ
装着者のおむつ外れを監視していなければならず、おむ
つ装着者を看護する第三者の負担が増大する課題があっ
た。
【0007】また、排尿あるいは匂いを電気的に検出す
ることでおむつの汚れの程度を判定することが出来て
も、汗や体臭による誤判定が発生する場合もあり、信頼
性の向上が望まれている課題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、おむつ内側への排泄やおむつ外
れを信頼性よく判定できる排泄検知装置を得ることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る排泄検知装置は、おむつ内側の温度を検出する温度検
出手段と、おむつ汚れの状態を検出する検出手段と、前
記温度検出手段により検出した前記おむつ内側の温度を
もとにおむつが外れた状態にあるとの判定を行なうとと
もに、前記検出手段により検出した前記おむつ汚れの状
態をもとに前記おむつ内側への排泄について判定を行な
う判定手段とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明に係る排泄検知装置
は、おむつ内側の湿気を検出し検出信号を出力する湿度
検出手段、おむつ内側の匂いの程度を検出し検出信号を
出力する匂い検出手段の少なくとも1つを備えた検出手
段と、前記湿度検出手段、前記匂い検出手段の少なくと
も1つから出力される検出信号と温度検出手段から出力
される検出信号とをもとにおむつが外れた状態にあると
の判定を行なうとともに、前記検出手段により検出した
前記おむつ汚れの状態をもとに前記おむつ内側への排泄
について判定を行なう判定手段を備えるようにしたもの
である。
【0011】請求項3記載の発明に係る排泄検知装置
は、おむつ内側の湿気を検出し検出信号を出力する湿度
検出手段、おむつ内側の匂いの程度を検出し検出信号を
出力する匂い検出手段の少なくとも1つを備えた検出手
段と、温度検出手段により検出した前記おむつ内側の温
度をもとにおむつが外れた状態にあるとの判定を行なう
とともに、前記湿度検出手段、前記匂い検出手段の少な
くとも1つから出力されるおむつ汚れの状態を示す検出
信号と前記温度検出手段から出力される検出信号とをも
とに前記おむつ内側の排泄について判定を行なう判定手
段とを備えたものである。
【0012】請求項4記載の発明に係る排泄検知装置
は、判定手段によるおむつが外れた状態にあるとの判定
結果や前記おむつ内側への排泄についての判定結果の出
力を行なう出力手段を備えたものである。
【0013】請求項5記載の発明に係る排泄検知装置
は、おむつが外れた状態にあることや前記おむつ内側へ
の排泄についての判定結果を無線送信する送信手段と、
該送信手段により送信された信号を受信する受信手段
と、該受信手段が受信した信号をもとに前記おむつが外
れた状態にあることや前記おむつ内側への排泄について
の判定結果を視覚的に出力する表示手段とを出力手段が
備えるようにしたものである。
【0014】請求項6記載の発明に係る排泄検知装置
は、おむつが外れた状態にあることや前記おむつ内側へ
の排泄についての判定結果を無線送信する送信手段と、
該送信手段により送信された信号を受信する受信手段
と、該受信手段が受信した信号をもとに前記おむつが外
れた状態にあることや前記おむつ内側への排泄について
の判定結果を聴覚的に出力する発音手段とを出力手段が
備えるようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1の排泄
検知装置の構成を示すブロック図である。図において、
20は排泄検知装置、21はおむつ内側の温度を検出す
る温度センサ(温度検出手段)でありサーミスタ、熱電
対、抵抗変化素子などを用いることが出来る。22はお
むつの汚れの状態を検知する状態検知センサ(検出手
段)、23は温度センサ21の出力や状態検知センサ2
2の出力からおむつ内側への排泄を検出する状態検出回
路、24はおむつ内側への排泄について判定を行なう判
定回路(判定手段)、25は判定回路24で判定した判
定結果を無線送信するための発信回路、26はアンテナ
(送信手段)、27はアンテナ26から送信された判定
結果を受信する受信器(受信手段)、28は液晶ディス
プレイや発光ダイオードなどの表示部(表示手段)、2
9はブザーやスピーカなどの発音部(発音手段)であ
る。
【0016】図2は、排泄検知装置20の温度センサ2
1、状態検知センサ22のおむつ装着者への装着位置を
示す説明図であり、おむつ28の内側の汚れや状態を検
出するために、最も効果的におむつの汚れを検出可能な
位置に配置される。
【0017】図3は、図1に示した排泄検知装置20の
詳細な構成を示すブロック図である。図において、22
aはおむつ内側の湿気を検知する湿度センサ(湿度検出
手段)であり、高分子膜湿度センサ、塩化リチウム湿度
センサ、ヒューミキャップ湿度センサなどを用いること
が出来る。また、湿度センサ22aは、おむつ内側へ排
泄される排泄物が直接接触しない場所へ配置されてい
る。湿度センサ22aとしては、さらに導電率の変化に
よりおむつ内側の水分を検知する導電率センサを用いる
ことも可能である。22bはおむつ内側の匂いを検知す
る匂いセンサ(匂い検出手段)であり、上述した水晶振
動子の表面に形成した合成2分子膜を利用した匂いセン
サ、熱線型焼結半導体匂いセンサ、基板型半導体匂いセ
ンサを利用することが出来る。これら湿度センサ22
a、匂いセンサ22bにより図1に示す状態検知センサ
22が構成されている。
【0018】23aは湿度センサ22aの出力からおむ
つ内側の湿気を検出する湿度検出回路(湿度検出手
段)、23bは匂いセンサ22bの出力からおむつ内側
の匂いの程度を検出する匂い検出回路(匂い検出手
段)、23cは温度センサ21の出力からおむつ内側の
温度を検出する温度検出回路(温度検出手段)である。
24aは湿度検出回路23aの出力を微分する微分回
路、24bは匂い検出回路23bの出力を微分する微分
回路である。31は排泄検知装置20を間欠的に動作さ
せることで、排泄検知装置20の消費電力を抑制するた
めのタイマ、24cはおむつ内側の汚れの状態からおむ
つ内側への排泄やおむつ外れの判定処理を行なう判定
部、25aは判定部24cから出力された判定結果を変
調して無線送信するための発信部(送信手段)、25b
は前記判定結果に付加するIDを設定するIDコード設
定部である。湿度検出回路23a、匂い検出回路23
b、温度検出回路23cにより図1に示す状態検出回路
23が構成されている。また、微分回路24a,24b
と判定部24cとにより図1に示す判定回路24が構成
されている。また、発振部25aとIDコード設定部2
5bとにより図1に示す発信回路25が構成されてい
る。
【0019】図4は、湿度センサ22aと匂いセンサ2
2bと温度センサ21とで検知したおむつ内側の湿気、
匂いなどのおむつ汚れの状態や温度から、おむつ内側へ
の排泄について判定部24cが判定処理を行なうための
判定テーブルである。湿度センサ22aと匂いセンサ2
2bとで検知した湿気と匂いについてはその時間経過に
伴う微分値も判定処理に用いている。この判定処理で
は、湿度センサ22aで検知した湿気については、湿度
検出回路23aからの出力のレベルを「高い」、
「中」、「低い」の3つに分類するための閾値、および
湿度検出回路23aからの出力の微分値を「大」、
「中」、「小」の3つに分類するための閾値を用いる。
また、匂いセンサ22bで検知した匂いについては、匂
い検出回路23bからの出力のレベルを「強い」、
「中」、「弱い」の3つに分類するための閾値、および
匂い検出回路23bからの出力の微分値を「大」、
「中」、「小」の3つに分類するための閾値を用いる。
前者の匂いについての「強い」と「中」とのレベルを識
別する閾値は、排便による臭気と排尿による臭気との違
いを区別できる基準値を用いる。また、温度センサ21
で検知した温度については、温度検出回路23cからの
出力のレベルを皮膚体温を基準に「皮膚体温」、「皮膚
体温よりやや高い」、「皮膚体温より低い」の3つの温
度範囲に分類できる基準値を閾値として用いる。
【0020】次に動作について説明する。先ず、排尿が
あった場合について説明する。おむつ内で排尿が行なわ
れるとおむつ内側の湿気が急激に大きくなる。排尿によ
る湿気の増大は湿度センサ22aにより検出される。こ
のときの湿度検出回路23aからの出力は判定部24c
へ取り込まれる。また、湿度検出回路23aからの出力
は微分回路24aにより微分されてその微分値も判定部
24cへ取り込まれる。判定部24cでは、このときの
湿度検出回路23aからの出力を「高い」、微分回路2
4aから出力された微分値を「大」と判断する。
【0021】一方、おむつ内の臭気も大きくなる。排尿
による臭気の増大は匂いセンサ22bにより検出され
る。このときの匂い検出回路23bからの出力は判定部
24cへ取り込まれる。また、匂い検出回路23bから
の出力は微分回路24bにより微分されてその微分値も
判定部24cへ取り込まれる。判定部24cでは、この
ときの匂い検出回路23bからの出力を「中」、微分回
路24bから出力された微分値を「中」と判断する。
【0022】一方、おむつ内の温度も上昇する。排尿に
よる温度の増大は温度センサ21により検出される。こ
のときの温度検出回路23cからの出力は判定部24c
へ取り込まれる。判定部24cでは、このときの温度検
出回路23cからの出力を「皮膚体温よりやや高い」と
判断する。
【0023】この結果、判定部24cは、図4に示した
判定テーブルから状態3の「排泄あるいは排尿あり」と
の判定を行なう。
【0024】次に排便が行なわれた場合について説明す
る。おむつ内で排便が行なわれるとおむつ内側の臭気が
急激に大きくなる。排便による臭気の増大は匂いセンサ
22bにより検出される。このときの匂い検出回路23
bからの出力は判定部24cへ取り込まれる。また、匂
い検出回路23bからの出力は微分回路24bにより微
分されてその微分値も判定部24cへ取り込まれる。判
定部24cでは、このときの匂い検出回路23bからの
出力を「強い」、微分回路24bから出力された微分値
を「大」と判断する。
【0025】一方、おむつ内の湿気も大きくなる。排便
による湿気の増大は湿度センサ22aにより検出され
る。このときの湿度検出回路23aからの出力は判定部
24cへ取り込まれる。また、湿度検出回路23aから
の出力は微分回路24aにより微分されてその微分値も
判定部24cへ取り込まれる。判定部24cでは、この
ときの湿度検出回路23aからの出力を「中」、微分回
路24aから出力された微分値を「中」と判断する。
【0026】一方、おむつ内の温度も上昇する。排便に
よる温度の増大は温度センサ21により検出される。こ
のときの温度検出回路23cからの出力は判定部24c
へ取り込まれる。判定部24cでは、このときの温度検
出回路23cからの出力を「皮膚体温よりやや高い」と
判断する。
【0027】この結果、判定部24cは、図4に示した
判定テーブルから状態4の「排泄あるいは排便あり」と
の判定を行なう。
【0028】このような排尿や排便が行なわれた場合以
外では、おむつ内が蒸れることにより湿気が増大する場
合を除き、湿度検出回路23aからの出力およびその微
分値は小さい。また匂い検出回路23bからの出力およ
びその微分値も小さい。また、温度検出回路23cから
の出力も皮膚体温であることを示している。
【0029】従って、判定部24cは、図4に示した判
定テーブルから状態1の「正常」との判定を行なう。
【0030】おむつ内が蒸れている場合には、おむつ内
の湿気は高くなっているがその高くなる時間的な変化は
小さいものである。また、臭気も強くなるときがある
が、このときの臭気は排便による臭気より弱く、排尿に
よる臭気と同程度である。従って、判定部24cは、お
むつ内の湿気を「高い」、またその時間的な変化の度合
いを示す微分回路24aの出力する微分値を「小」、臭
気は「中」と判断する。また、このときのおむつ内の温
度は「皮膚体温」と判断する。
【0031】従って、判定部24cは、図4に示した判
定テーブルから状態5の「ムレ」との判定を行なう。
【0032】次に、おむつが外れたときについて説明す
る。おむつが外れると、おむつ内で排尿や排便が行なわ
れた状態であっても体温による保温効果がなくなってお
むつ内の温度は下がり、判定部24cはおむつ内の温度
を「体温より低い」と判断する。また、おむつ内側の湿
度や臭気は外気に触れることにより低い状態あるいは弱
くなる。また、これら湿度、臭気の時間的な変化の度合
いも小さい。従って、図4に示した判定テーブルから状
態2の「おむつ外れ」との判定を行なう。
【0033】判定部24cで行なった判定の結果は発信
部25aへ出力され、IDコード設定部25bで設定さ
れているIDコードが付加され変調されて、アンテナ2
6から無線送信される。この無線送信された判定の結果
は受信器27により受信され、表示部28の液晶ディス
プレイへ文字表示されたり発光ダイオードを点滅させ
る。あるいは、判定の結果に応じた音色や音声として発
音部29のブザーやスピーカなどから出力される。
【0034】また、以上説明した排泄検知装置20はタ
イマ31により間欠的に動作する。つまり、排泄検知装
置20はタイマ31によりスリープモードとウェイクモ
ードとを所定の周期で交互に繰り返し、スリープモード
では低消費電力を実現し、ウェイクモードでは排泄検知
動作を行ない、総合的に電源の寿命を伸ばす。
【0035】また、温度センサ21や状態検知センサ2
2をおむつ内部に配置し、他の状態検出回路23、判定
回路24、発信回路25、アンテナ26はおむつの外に
装着するように構成できる。
【0036】また、状態検出回路23、判定回路24、
発信回路25を集積回路として構成し、温度センサ2
1、状態検知センサ22、アンテナ26とともに一体的
に構成しておむつ内側へ装着可能なように構成すること
も出来る。
【0037】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、おむつ内側の湿度およびその時間的な変化と、おむ
つ内側の臭気およびその時間的な変化と、おむつ内側の
温度とからおむつ内側の汚れの状態を排尿、排便、ムレ
などに区別して判定することが出来るとともに、おむつ
外れの状態も判定することが出来る。従って、おむつの
交換時期を看護者は的確に判断することが出来る。ま
た、おむつ装着者が不快を感じておむつを故意に外した
場合でも、看護者はおむつが外れたことを容易に知るこ
とが出来ておむつの再装着を速やかに行なうことが出
来、おむつ外れを常時監視する必要がなくなる効果があ
る。
【0038】実施の形態2.この実施の形態2では、図
6に示すように温度検出回路23cの出力を微分する微
分手段41と、該微分手段41により得られた微分値の
極性を判定する極性判定手段42と、前記微分手段41
により得られた微分値の絶対値の大きさを判定する微分
値判定手段43とが判定部24cに構成されている。ま
た、図5は、判定部24cがおむつ内側の汚れの状態か
らおむつ内側への排泄についての判定処理を行なうため
の判定テーブルである。
【0039】次に動作について説明する。この実施の形
態の排泄検知装置20では、湿度センサ22aや匂いセ
ンサ22bからの出力を判定処理に用いる際の基準は前
記実施の形態1と同様であるが、温度センサ21の出力
の処理形態および温度センサ21の出力を判定処理に用
いる際の基準が異なる。つまり、図5の判定テーブルに
示すように、「排泄あるいは排尿あり」、「排泄あるい
は排便あり」、「ムレ」の状態の判定は、温度の上昇
(温度検出回路23cの出力の微分値の極性が正である
と極性判定手段42により判定された場合)を条件の1
つとしている。また、「おむつ外れ」の判定には、温度
のみを独立したパラメータとして扱い、おむつ内側の温
度が下降(温度検出回路23cの出力の微分値の極性が
負であると極性判定手段42により判定された場合)し
たときには、湿度や匂いの条件にかかわらず「おむつ外
れ」と判定する。
【0040】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、「排泄あるいは排尿あり」、「排泄あるいは排便あ
り」、「ムレ」や「おむつ外れ」の判定に、おむつ内側
の温度の時間的な変化を用いているので、おむつ装着者
の通常体温の違いや発熱時の高熱による誤判定を防ぐこ
とが出来、おむつ内側の汚れの状態をもとにおむつ内側
の排泄についての判定、おむつ内側が蒸れている状態の
判定、おむつ外れの判定の際の信頼性を向上できる効果
がある。
【0041】実施の形態3.なお、以上説明した実施の
形態では、状態検知センサ22として湿度センサ22a
と匂いセンサ22bとを用いるものとして説明したが、
湿度センサ22aあるいは匂いセンサ22bのいずれか
一方のみを用いる構成であってもよい。このように構成
したときには、排尿と排便との判定ができないが排泄の
有無は判定できる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、おむつ内側の温度を検出する温度検出手段と、お
むつ汚れの状態を検出する検出手段と、前記温度検出手
段により検出した前記おむつ内側の温度をもとにおむつ
が外れた状態にあるとの判定を行なうとともに、前記検
出手段により検出したおむつ汚れの状態をもとに前記お
むつ内側への排泄について判定を行なう判定手段とを備
えるように構成したので、おむつ内側への排泄によるお
むつ汚れの状態、装着されたおむつの外れた状態を容易
に知ることができる効果がある。
【0043】請求項2記載の発明によれば、湿度検出手
段、匂い検出手段の少なくとも1つから出力される検出
信号と温度検出手段から出力される検出信号とをもとに
おむつが外れた状態にあるとの判定を行なうとともに、
検出手段により検出したおむつ汚れの状態をもとに前記
おむつ内側への排泄についての判定を行なう判定手段を
備えるように構成したので、おむつ装着者の体温が下が
った場合でも、湿度検出手段、匂い検出手段の少なくと
も1つから出力される検出信号によりおむつ内側の湿気
や臭気の存在が判定できれば、おむつが外れた状態にあ
るとの判定を行なわないようにすることが可能となり、
おむつ外れの判定を行なう際の信頼性が向上する効果が
ある。
【0044】請求項3記載の発明によれば、温度検出手
段により検出したおむつ内側の温度をもとにおむつが外
れた状態にあるとの判定を行なうとともに、湿度検出手
段、匂い検出手段の少なくとも1つから出力されるおむ
つ汚れの状態を示す検出信号と前記温度検出手段から出
力される検出信号とをもとに前記おむつ内側への排泄に
ついての判定を行なう判定手段を備えるように構成した
ので、おむつの状態や交換時期の判定条件に前記おむつ
内側の温度を加えることができ、前記おむつ内側への排
泄やおむつの交換時期の判定を信頼性よく行なうことが
できる効果がある。
【0045】請求項4記載の発明によれば、判定手段に
よるおむつが外れた状態にあるとの判定結果や前記おむ
つ内側への排泄についての判定結果を出力する出力手段
を備えるように構成したので、おむつ外れ、おむつ内側
への排泄、おむつの交換時期などの判定結果を容易に知
ることができる効果がある。
【0046】請求項5記載の発明によれば、おむつが外
れた状態にあることや前記おむつ内側への排泄について
の判定結果を無線送信する送信手段と、該送信手段によ
り送信された信号を受信する受信手段と、該受信手段が
受信した信号をもとに前記おむつが外れた状態にあるこ
とや前記おむつ内側への排泄についての判定結果を視覚
的に出力する表示手段とを出力手段が備えるように構成
したので、おむつ外れ、おむつの状態、交換時期などの
判定結果を視覚的に容易に知ることができる効果があ
る。
【0047】請求項6記載の発明によれば、おむつが外
れた状態にあることや前記おむつ内側への排泄の判定結
果を無線送信する送信手段と、該送信手段により送信さ
れた信号を受信する受信手段と、該受信手段が受信した
信号をもとに前記おむつが外れた状態にあることや前記
おむつ内側への排泄についての判定結果を聴覚的に出力
する発音手段とを出力手段が備えるように構成したの
で、おむつ外れ、おむつ内側への排泄、おむつの交換時
期などの判定結果を暗闇でも音により容易に知ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による排泄検知装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による排泄検知装置
の温度センサや状態検知センサのおむつ装着者への装着
位置を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による排泄検知装置
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による排泄検知装置
の判定処理に用いる判定テーブルを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による排泄検知装置
の判定処理に用いる判定テーブルを示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による排泄検知装置
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図7】 おむつの交換時期検知センサとして特開平6
−300723号公報に開示された従来の排泄検知装置
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
20 排泄検知装置、21 温度センサ(温度検出手
段)、22 状態検知センサ(検出手段)、24 判定
回路(判定手段)、22a 湿度センサ(湿度検出手
段)、22b 匂いセンサ(匂い検出手段)、23a
湿度検出回路(湿度検出手段)、23b 匂い検出回路
(匂い検出手段)、23c 温度検出回路(温度検出手
段)、25a 発信部(送信手段)、26 アンテナ
(送信手段)、27 受信器(受信手段)、28 表示
部(表示手段)、29 発音部(発音手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 おむつ内側の温度を検出する温度検出手
    段と、おむつ汚れの状態を検出する検出手段と、前記温
    度検出手段により検出した前記おむつ内側の温度をもと
    におむつが外れた状態にあるとの判定を行なうととも
    に、前記検出手段により検出したおむつ汚れの状態をも
    とに前記おむつ内側への排泄について判定を行なう判定
    手段とを備えた排泄検知装置。
  2. 【請求項2】 検出手段は、おむつ内側の湿気を検出し
    検出信号を出力する湿度検出手段、おむつ内側の匂いの
    程度を検出し検出信号を出力する匂い検出手段の少なく
    とも1つを備え、判定手段は前記湿度検出手段、前記匂
    い検出手段の少なくとも1つから出力される検出信号と
    温度検出手段から出力される検出信号とをもとにおむつ
    が外れた状態にあるとの判定を行なうとともに、前記検
    出手段により検出したおむつ汚れの状態をもとに前記お
    むつ内側への排泄について判定を行なうことを特徴とす
    る請求項1記載の排泄検知装置。
  3. 【請求項3】 検出手段は、おむつ内側の湿気を検出し
    検出信号を出力する湿度検出手段、おむつ内側の匂いの
    程度を検出し検出信号を出力する匂い検出手段の少なく
    とも1つを備え、判定手段は温度検出手段により検出し
    た前記おむつ内側の温度をもとにおむつが外れた状態に
    あるとの判定を行なうとともに、前記湿度検出手段、前
    記匂い検出手段の少なくとも1つから出力されたおむつ
    汚れの状態を示す検出信号と前記温度検出手段から出力
    される検出信号とをもとに前記おむつ内側への排泄につ
    いて判定を行なうことを特徴とする請求項1記載の排泄
    検知装置。
  4. 【請求項4】 判定手段によるおむつが外れた状態にあ
    るとの判定結果や前記おむつ内側への排泄についての判
    定結果の出力を行なう出力手段を備えていることを特徴
    とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載
    の排泄検知装置。
  5. 【請求項5】 出力手段は、おむつが外れた状態にある
    ことや前記おむつ内側への排泄についての判定結果を無
    線送信する送信手段と、該送信手段により送信された信
    号を受信する受信手段と、該受信手段が受信した信号を
    もとに前記おむつが外れた状態にあることや前記おむつ
    内側への排泄についての判定結果を視覚的に出力する表
    示手段とを備えていることを特徴とする請求項4記載の
    排泄検知装置。
  6. 【請求項6】 出力手段は、おむつが外れた状態にある
    ことや前記おむつ内側への排泄についての判定結果を無
    線送信する送信手段と、該送信手段により送信された信
    号を受信する受信手段と、該受信手段が受信した信号を
    もとに前記おむつが外れた状態にあることや前記おむつ
    内側への排泄についての判定結果を聴覚的に出力する発
    音手段とを備えていることを特徴とする請求項4記載の
    排泄検知装置。
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