JPH09288604A - ファイルフォーマット変換装置 - Google Patents

ファイルフォーマット変換装置

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Publication number
JPH09288604A
JPH09288604A JP8102392A JP10239296A JPH09288604A JP H09288604 A JPH09288604 A JP H09288604A JP 8102392 A JP8102392 A JP 8102392A JP 10239296 A JP10239296 A JP 10239296A JP H09288604 A JPH09288604 A JP H09288604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
machine
format
conversion program
file
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Application number
JP8102392A
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English (en)
Inventor
Shinichi Watanabe
紳一 渡辺
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP8102392A priority Critical patent/JPH09288604A/ja
Publication of JPH09288604A publication Critical patent/JPH09288604A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルのフォーマット変換を自動的に行
う。 【解決手段】 クライアントマシン101〜104から
ファイルのフォーマット変換要求を受けると、変換プロ
グラム保持マシン検索部207はクライアントマシン管
理テーブル208に記載された各クライアントマシンに
順次該当する変換プログラムを有するか問い合わせ、有
するクライアントマシンに対してサーバマシンのフォー
マット変換マネージャ処理部206より該当する変換プ
ログラムを有するクライアントマシンのフォーマット変
換エージェント処理部202にファイルのフォーマット
変換を要求する。フォーマット変換エージェント処理部
202は要求のあったファイルに該当する変換プログラ
ムに対して共有ファイル領域内の該当するファイルのフ
ォーマット変換を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のパーソナルコ
ンピュータやワークステーション等の異機種マシンがネ
ットワークによって接続されたクライアント/サーバ型
のファイル共用システム環境におけるファイルフォーマ
ット変換に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のパーソナルコンピュータや
ワークステーションがネットワークによって接続された
異機種マシンによるクライアント/サーバシステム環境
が整備され、ファイルサーバマシン上にファイルを一括
管理するファイルの共用が行われている。そのような環
境において、ワープロを始めとする様々な編集ツールの
普及により、共用されるファイルのファイルフォーマッ
トは多種に渡っている。このような環境において、各種
編集ツールで作成されたファイルを全文検索データベー
スに登録したり、FAX送信したり、プリンタで印刷し
たりする場合、それぞれテキスト、TIFFイメージ、
ポストスクリプト等へのファイルフォーマット変換が必
要になる。なお、TIFFは画像ファイルの標準フォー
マット、ポストスクリプトはページ・プリンタやディス
プレイに出力するテキスト、図形、イメージのページ表
記をするためのページ記述語である。
【0003】以下に従来のファイルフォーマット変換方
法について説明する。図37は従来のファイル共用シス
テムのシステム構成を示す図である。図37において、
3001はAワープロがインストールされたOSがWI
NDOWSでハードウェアアーキテクチャがI社アーキ
テクチャのパーソナルコンピュータであり、NFS(ネ
ットワークファイリングシステム)やNETWARE等
のネットワークOSによってファイルサーバマシン30
06上のファイルを共有するクライアントマシンのho
stlである。以下同様に3002はBワープロがイン
ストールされたOSがUNIXでハードウェアアーキテ
クチャがH社アーキテクチャのワークステーションで、
クライアントマシンのhost2、3003はCワープ
ロがインストールされたOSがDOSでハードウェアア
ーキテクチャがN社アーキテクチャのパーソナルコンピ
ュータで、クライアントマシンのhost3、3004
はDワープロがインストールされたOSがUNIXでハ
ードウェアアーキテクチャがH社アーキテクチャのパー
ソナルコンピュータでクライアントのhost4であ
る。
【0004】3005はLANあるいはWAN(広域ネ
ットワーク)等のネットワークであり、3006はOS
がUNIXでハードウェアアーキテクチャがS社アーキ
テクチャのワークステーションであり、クライアントマ
シンによって共有されるファイルを管理するファイルサ
ーバマシンである。3007はクライアントマシンによ
って共有されるファイルを格納する共有ファイル格納領
域である。3008はファイル名がdocAでありクラ
イアントマシン3001でAワープロによって作成さ
れ、共有ファイル格納領域3007に保管されたAワー
プロフォーマットのファイルであり、以下同様に300
9はファイル名がdocBでありクライアントマシン3
002でBワープロによって作成されたBワープロフォ
ーマットのファイル、3010はファイル名がdocC
でありクライアントマシン3003でCワープロによっ
て作成されたCワープロフォーマットのファイル、30
11はファイル名がdocDでありクライアントマシン
3004でDワープロによって作成されたDワープロフ
ォーマットのファイルである。
【0005】3012はファイル名がtextBであり
BワープロフォーマットのdocBファイル3009が
テキストフォーマットへ変換されたファイル、3013
はファイル名がtiffBでありBワープロフォーマッ
トのdocBファイル3009がTIFFイメージフォ
ーマットへ変換されたファイル、3014はファイル名
がpsBでありBワープロフォーマットのdocBファ
イル3009がポストスクリプトフォーマットへ変換さ
れたファイルである。3015はファイルサーバマシン
3006に接続された全文検索データベース、3016
はファイルサーバマシン3006に接続されたプリン
タ、3017はファイルサーバマシン3006に接続さ
れたFAXである。
【0006】以下に従来のファイルフォーマット変換方
法について説明する。例えばクライアントマシン300
3からBワープロフォーマットであるdocBファイル
3009をテキストフォーマットのtextBファイル
3012に変換し、全文検索データベース3015へ登
録する場合、ユーザはBワープロフォーマットからテキ
ストフォーマットへの変換プログラムが存在するクライ
アントマシン3002を捜し出し、そのマシン上でフォ
ーマット変換を実行する。またはBワープロ、あるい
は、Bワープロフォーマットからテキストフォーマット
への変換プログラムをクライアントマシン3003にイ
ンストールし、クライアントマシン3003上でフォー
マット変換を実行する。
【0007】このように該当のファイルフォーマット変
換プログラムが存在するマシン、つまり、そのファイル
フォーマットを扱う編集ツールがインストールされてい
るマシンを捜し出し、そのマシン上で該当のフォーマッ
ト変換プログラムを起動する必要がある。または新しい
ファイルフォーマットを扱う新しい編集ツールあるいは
フォーマット変換プログラムがシステム内のマシンにイ
ンストールされる度にシステム内のすべてのマシンに新
しい編集ツールあるいはそのファイルフォーマット変換
プログラムをインストールする必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成ではシステム内のファイルを共有する場合、ユ
ーザがシステム内のファイルフォーマット変換プログラ
ムが存在するマシンを覚えておく必要がありファイルフ
ォーマット変換作業が困難であるという問題点があり、
またファイルフォーマット変換プログラムをネットワー
クで共有したり、他マシンにインストールしたり複写し
たりすることで対応するとしても、パーソナルコンピュ
ータやワークステーションなどOSやマシンアーキテク
チャの異なるマシンではファイルフォーマット変換プロ
グラムの共有やインストールが困難であるという問題点
を有していた。
【0009】またイメージ編集ツール等の編集ツールで
作成されるイメージファイルフォーマット等のファイル
フォーマットが公開されている場合には、テキスト、ポ
ストスクリプト、TIFFイメージフォーマット等への
ファイルフォーマット変換プログラムを独自で作成しフ
ァイルサーバマシン上に実装し、ファイルサーバマシン
ですべて変換可能であるが、ワープロなどの公開されな
い独自フォーマットファイルについては、変換プログラ
ムを作成することは不可能である。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、複数の異機種マシンがLAN、WAN等のネッ
トワークで接続されたクライアント/サーバ型のファイ
ル共用システムにおいて、共有されたファイルを各種フ
ォーマットへファイルフォーマット変換処理後、全文検
索データベースへの登録、またはFAX送信、またはプ
リント出力等の処理を行う場合、自動的にシステム内の
ファイルフォーマット変換プログラムを捜し出しファイ
ルフォーマット変換を行うことによりファイルフォーマ
ット変換作業を軽減することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のファイルフォー
マット変換装置においては、ファイルフォーマット変換
に用いる変換プログラムを有するクライアントマシンを
サーバマシンが各クライアントマシンに問い合わせて捜
し出すものである。この本発明によれば、変換プログラ
ムを有するクライアントマシンを自動的に捜し出すので
ユーザが捜す必要はない。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、複数の異機
種マシンがクライアントマシンとしてネットワークで接
続されたクライアント/サーバ型システムにおいて、所
定の編集ツールで作成したファイルを他のファイルフォ
ーマットに変換する変換プログラムを管理する変換プロ
グラム管理部と、サーバマシンからの前記変換プログラ
ムの有無の間合わせ時に前記変換プログラム管理部に検
索させて回答し、変換要求時に前記変換プログラムによ
り共有ファイル格納領域内の所定ファイルのフォーマッ
ト変換を行うフォーマット変換エージェント処理部とを
前記クライアントマシンが備え、クライアントマシン名
を管理するクライアントマシン管理テーブルと、このク
ライアントマシン管理テーブルを用いてクライアントマ
シンに問い合わせ、該当する変換プログラムを保持する
クライアントマシンを検索する変換プログラム保持マシ
ン検索部と、クライントマシンからの変換要求を受けて
前記変換プログラム保持マシン検索部により検索された
クライアントマシンの前記フォーマット変換エージェン
ト処理部にフォーマット変換を要求するフォーマット変
換マネージャ処理部とを前記サーバマシンが備える。
【0013】クライアントマシンからファイルのフォー
マット変換要求を受けると、変換プログラム保持マシン
検索部はクライアントマシン管理テーブルに記載された
各クライアントマシンに順次該当する変換プログラムを
有するか問い合わせ、有するクライアントマシンに対し
てサーバマシンのフォーマット変換マネージャ処理部よ
り該当する変換プログラムを有するクライアントマシン
のフォーマット変換エージェント処理部にファイルのフ
ォーマット変換を要求する。フォーマット変換エージェ
ント処理部は要求のあったファイルに該当する変換プロ
グラムに対して共有ファイル領域内の該当するファイル
のフォーマット変換を行わせる。これにより自動的にフ
ォーマット変換が行われる。
【0014】請求項2の発明では、複数の異機種マシン
がクライアントマシンとしてネットワークで接続された
クライアント/サーバ型システムにおいて、所定の編集
ツールで作成したファイルを他のファイルフォーマット
に変換する変換プログラムを管理する変換プログラム管
理部と、サーバマシンにファイルを転送するクライアン
トファイル転送部と、サーバマシンからの前記変換プロ
グラムの有無の問い合わせ時に前記変換プログラム管理
部に検索させて回答し、変換要求時にサーバマシンから
転送されてきたファイルを前記変換プログラムによりフ
ォーマット変換を行うフォーマット変換エージェント処
理部とを前記クライアントマシンが備え、クライアント
マシン名を管理するクライアントマシン管理テーブル
と、このクライアントマシン管理テーブルを用いてクラ
イアントマシンに問い合わせ、該当する変換プログラム
を保持するクライアントマシンを検索する変換プログラ
ム保持マシン検索部と、クライアントマシンにファイル
を転送するサーバファイル転送部と、クライアントマシ
ンからの変換要求を受けて前記変換プログラム保持マシ
ン検索部により検索されたクライアントマシンに対し前
記サーバファイル転送部によりファイルを転送するとと
もに、前記フォーマット変換エージェント処理部にフォ
ーマット変換を要求するフォーマット変換マネージャ処
理部とを前記サーバマシンが備える。
【0015】本発明は請求項1の発明に対して各クライ
アントマシンとサーバマシンにファイル転送部を設け、
フォーマット変換要求をしたクライアントマシン上に存
在する変換前ファイルをフォーマット変換を行うクライ
アントマシンに転送し、変換したファイルを要求元のク
ライアントマシンに転送できるようにしたものである。
これにより請求項1の発明のように共有ファイル格納領
内にあるファイルを扱う以外に共有ファイル格納領域外
にあるファイルのフォーマット変換も可能となる。
【0016】請求項3の発明では、複数の異機種マシン
がクライアントマシンとしてネットワークで接続された
クライアント/サーバ型システムにおいて、所定の編集
ツールで作成したファイルを他のファイルフォーマット
に変換する変換プログラムを管理する変換プログラム管
理部と、サーバマシンからの前記変換プログラムの有無
の問い合わせ時に前記変換プログラム管理部に検索させ
て回答し、変換要求時に前記変換プログラムにより共有
ファイル格納領域内の所定ファイルのフォーマット変換
を行うフォーマット変換エージェント処理部とを前記ク
ライアントマシンが備え、クライアントマシン名とOS
名およびアーキテクチャ名を管理するクライアントマシ
ン管理テーブルと、編集ツールの動作環境を保持する編
集ツール動作環境管理テーブルと、この管理テーブルを
管理し所定の編集ツールの動作環境を検索する編集ツー
ル動作環境管理部と、この編集ツール動作環境管理部の
検索結果に基づいて前記クライアントマシン管理テーブ
ルの中から該当するクライアントマシンにのみ問い合わ
せ、該当する変換プログラムを保持するクライアントマ
シンを検索する変換プログラム保持マシン検索部と、ク
ライアントマシンからの変換要求を受けて前記変換プロ
グラム保持マシン検索部により検索されたクライアント
マシンの前記フォーマット変換エージェント処理部にフ
ォーマット変換を要求するフォーマット変換マネージャ
処理部とを前記サーバマシンが備える。
【0017】フォーマット変換マネージャが該当する変
換プログラムを保持するクライアントマシンを捜し出す
際に該当フォーマットを扱う編集ツールのOS、アーキ
テクチャなどの動作環境を取得し、その動作環境に合致
したクライアントマシンにのみ該当する変換プログラム
の保持状況を問い合わせるので、サーバマシンより各ク
ライアントマシンに問い合わせる必要がなくなり、問い
合わせ回数が低減する。これにより他異機種マシン上で
作成されたファイルのフォーマット変換をより速やかに
実行できる。
【0018】請求項4の発明では、複数の異機種マシン
がクライアントマシンとしてネットワークで接続された
クライアント/サーバ型システムにおいて、所定の編集
ツールで作成したファイルを他のファイルフォーマット
に変換する変換プログラムを管理する変換プログラム管
理部と、サーバマシンからの問い合わせ用パケットを受
信するブロードキャスト受信部と、このブロードキャス
ト受信部を介したサーバマシンからの前記変換プログラ
ムの有無の問い合わせ時に前記変換プログラム管理部に
検索させて回答し、変換要求時に前記変換プログラムに
より共有ファイル格納領域内の所定ファイルのフォーマ
ット変換を行うフォーマット変換エージェント処理部と
を前記クライアントマシンが備え、所定の変換プログラ
ムの存在を問い合わせるパケットを送信するブロードキ
ャスト送信部と、このブロードキャスト送信部を用いて
クライアントマシンに問い合わせて該当する変換プログ
ラムを保持するマシンを検索する変換プログラム保持マ
シン検索部と、クライアントマシンからの変換要求を受
けて前記変換プログラム保持マシン検索部により検索さ
れたクライアントマシンの前記フォーマット変換エージ
ェント処理部にフォーマット変換を要求するフォーマッ
ト変換マネージャ処理部とを前記サーバマシンが備え
る。
【0019】本発明は各クライアントマシンにブロード
キャスト受信部を設け、サーバマシンにブロードキャス
ト送信部を設けて、該当する変換プログラムを有するク
ライアントマシンを捜し出すもので、これによりサーバ
マシンのフォーマット変換マネージャでクライアントマ
シンを管理する必要が無くなり、クライアントマシンの
増設を容易にすることができる。
【0020】請求項5の発明では、複数の異機種マシン
がクライアントマシンとしてネットワークで接続された
クライアント/サーバ型システムにおいて、所定の編集
ツールで作成したファイルを他のファイルフォーマット
に変換する変換プログラムを管理する変換プログラム管
理部と、サーバマシンからの問い合わせ用パケットを受
信するブロードキャスト受信部と、自マシンの性能およ
びCPUの負荷状況を保持するマシン情報部と、このマ
シン情報部を管理するマシン情報管理部と、前記ブロー
ドキャスト受信部を介したサーバマシンからの前記変換
プログラムの有無の問い合わせ時に前記変換プログラム
管理部に検索させて前記マシン情報とともに回答し、変
換要求時に前記変換プログラムにより共有ファイル格納
領域内の所定ファイルのフォーマット変換を行うフォー
マット変換エージェント処理部を前記クライアントマシ
ンが備え、所定の変換プログラムの存在を問い合わせる
パケットを送信するブロードキャスト送信部と、このブ
ロードキャスト送信部を用いてクライアントマシンに問
い合わせて該当する変換プログラムを保持するマシンを
検索する変換プログラム保持マシン検索部と、この変換
プログラム保持マシン検索部で検索されたクライアント
の中から前記マシン情報により最適なクライアントマシ
ンを決定する変換マシン決定部と、クライアントマシン
からの変換要求を受けて前記変換プログラム保持マシン
検索部により検索され、前記変換マシン決定部により決
定されたクライアントマシンの前記フォーマット変換エ
ージェント処理部にフォーマット変換を要求するフォー
マット変換マネージャ処理部とを前記サーバマシンが備
える。
【0021】本発明は自マシンの性能、CPU負荷状況
を表すマシン情報部を設け、ブロードキャスト送受信に
より該当する変換プログラムを有するクライアントマシ
ンが複数ある場合、マシンの性能、CPU負荷状況によ
って変換を依頼する最適のマシンを選択できるようにし
ている。
【0022】請求項6の発明では、サーバマシンから転
送され前記変換プログラム管理部により管理される変換
プログラムを格納する受信変換プログラム格納領域と、
自マシンのOS名およびアーキテクチャ名とを前記クラ
イアントマシンが有し、変換プログラムを保管する変換
プログラム保管領域と、前記変換プログラムをOS名お
よびアーキテクチャ名等の管理情報により管理する変換
プログラム保管管理部とを前記サーバマシンが有し、前
記変換プログラム保管管理部により保管される変換プロ
グラムが動作可能なクライアントマシンを前記管理情報
を元に前記プログラム保持マシン検索部が検索し、前記
変換プログラムを該当のクライアントマシンの前記受信
変換プログラム格納領域に前記フォーマット変換マネー
ジャ処理部が転送するようにする。
【0023】変換プログラムを変換プログラム保管領域
に格納し、その変換プログラムに対応したOSおよびア
ーキテクチャと共に変換プログラム保管管理部で管理し
て、フォーマット変換実行時に、該当する変換プログラ
ムを実行できるOSとアーキテクチャを有するクライア
ントマシンを捜し出し、そのマシンに変換プログラム保
管領域に格納した変換プログラムを転送してフォーマッ
ト変換を実行させる。変換プログラムを保持するマシン
がシステム上から外された場合でもフォーマット変換が
可能となる。
【0024】請求項7の発明では、前記クライアントマ
シンに変換プログラムを転送する変換プログラム転送部
を設け、サーバマシンの前記変換プログラム保管領域へ
転送するようにする。これにより変換プログラム保管領
域に各クライアントマシンが有する変換プログラムを格
納するのが容易となる。
【0025】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の以下に示す全ての実
施の形態に共通するシステム構成を表す図である。10
1はAワープロがインストールされたOSがWINDO
WSでハードウェアアーキテクチャがI社アーキテクチ
ャのパーソナルコンピュータであり、NFS(ネットワ
ークファイリングシステム)やNETWARE等によっ
てファイルサーバマシン110上のファイルを共有する
クライアントマシンのhostlである。以下同様に1
02はBワープロがインストールされたOSがUNIX
でハードウェアアーキテクチャがH社アーキテクチャの
ワークステーションでクライアントマシンのhost
2、103はCワープロがインストールされたOSがD
OSでハードウェアアーキテクチャがN社アーキテクチ
ャのパーソナルコンピュータでクライアントマシンのh
ost3、104はDワープロがインストールされたO
SがUNIXでハードウェアアーキテクチャがH社アー
キテクチャのパーソナルコンピュータでクライアントマ
シンのhost4である。
【0026】105はクライアントマシン101のフォ
ーマット変換プログラムを管理し、フォーマット変換マ
ネージャ119からのフォーマット変換要求時にフォー
マット変換を実行するフォーマット変換エージェントで
ある。以下同様に106はクライアントマシン102の
フォーマット変換プログラムに対応するフォーマット変
換エージェント、107はクライアントマシン103の
フォーマット変換プログラムに対応するフォーマット変
換エージェント、108はクライアントマシン104の
フォーマット変換プログラムに対応するフォーマット変
換エージェントである。
【0027】109はLANあるいはWAN等のネット
ワークである。110はOSがUNIXでハードウェア
アーキテクチャがS社アーキテクチャのワークステーシ
ョンであり、クライアントマシンによって共有されるフ
ァイルを管理するファイルサーバマシンである。111
はクライアントマシンによって共有されるファイルを格
納する共有ファイル格納領域である。
【0028】112はファイル名がdocAでありクラ
イアントマシン101でAワープロによって作成され、
共有ファイル格納領域111に保管されたAワープロフ
ォーマットのファイル、113はファイル名がdocB
でありクライアントマシン102でBワープロによって
作成され、共有ファイル格納領域111に保管されたB
ワープロフォーマットのファイル、114はファイル名
がdocCでありクライアントマシン103でCワープ
ロによって作成され、共有ファイル格納領域111に保
管されたCワープロフォーマットのファイル、115は
ファイル名がdocDでありクライアントマシン104
でDワープロによって作成され、共有ファイル格納領域
111に保管されたDワープロフォーマットのファイル
である。
【0029】116はファイル名がtextBでありB
ワープロフォーマットのdocBファイル113がテキ
ストフォーマットへ変換されたファイル、117はファ
イル名がtiffBでありBワープロフォーマットのd
ocBファイル113がTIFFイメージへ変換された
ファイル、118はファイル名がpsBでありBワープ
ロフォーマットのdoxBファイル113がポストスク
リプトフォーマットへ変換されたファイルである。
【0030】119はクライアントマシンからのファイ
ルフォーマット変換要求により、該当する変換プログラ
ムを保持するクライアントマシンを捜し出し、該当する
クライアントマシンのフォーマット変換エージェントに
ファイルフォーマット変換を依頼するフォーマット変換
マネージャである。120はファイルサーバマシン11
0に接続された全文検索データベース、同様に121は
プリンタ、122はFAXである。
【0031】以下第1実施の形態を説明する。図2は第
1実施の形態のフォーマット変換マネージャとエージェ
ントの構成を説明するものである。201は図1の10
5,106,107,108のフォーマット変換エージ
ェント、202はフォーマット変換マネージャ119か
らの変換要求を受け取るフォーマット変換エージェント
処理部、203はクライアントマシン上に存在するフォ
ーマット変換プログラムを管理する変換プログラム管理
テーブルを管理する変換プログラム管理部、204はク
ライアントマシン上に存在するフォーマット変換プログ
ラムを管理する変換プログラム管理テーブルである。
【0032】205はファイルのフォーマット変換要求
をクライアントマシンから受け付け、フォーマット変換
エージェントに対しフォーマット変換を依頼する図1の
119のフォーマット変換マネージャ、206はクライ
アントマシンからファイルのフォーマット変換要求を受
け付けるフォーマット変換マネージャ処理部、207は
クライアントマシン管理テーブル208を管理し変換プ
ログラムを保持するクライアントマシンを捜し出す変換
プログラム保持マシン検索部、208はシステムに接続
されたクライアントマシンを管理するクライアントマシ
ン管理テーブルである。
【0033】図3はAワープロがインストールされたク
ライアントマシン101のhostlにおける変換プロ
グラム管理テーブル204の詳細を説明したものであ
る。301は変換プログラム名がc:¥Awp2tex
t.exeファイルフォーマット変換プログラムでAワ
ープロフォーマットのファイルをテキストフォーマット
のファイルに変換するためのプログラムであることを示
し、302は変換プログラム名がc:¥Awp2tif
f.exeのファイルフォーマット変換プログラムで、
AワープロフォーマットのファイルをTIFFイメージ
フォーマットのファイルに変換するためのプログラムで
あることを示し、303は変換プログラム名がc:¥A
wp2ps.exeのファイルフォーマット変換プログ
ラムで、Aワープロフォーマットのファイルをポストス
クリプトフォーマットのファイルに変換するためのプロ
グラムであることを示している。なお、この変換プログ
ラム管理テーブル204は、クライアントマシンに編集
ツールがインストールされる際に、クライアントマシン
上からキーボードなどにより入力し作成する。
【0034】図4はBワープロがインストールされたク
ライアントマシン102のhost2における変換プロ
グラム管理テーブル204の詳細を説明したものであ
る。401は変換プログラム名が/tool/Bwp2
text.exeのファイルフォーマット変換プログラ
ムで、Bワープロフォーマットのファイルをテキストフ
ォーマットのファイルに変換するためのプログラムであ
ることを示し、402は変換プログラム名が/tool
/Bwp2tiff.exeのファイルフォーマット変
換プログラムでBワープロフォーマットのファイルをT
IFFイメージフォーマットのファイルに変換するため
のプログラムであることを示し、403は変換プログラ
ム名が/tool/Bwp2ps.exeのファイルフ
ォーマット変換プログラムで、Bワープロフォーマット
のファイルをポストスクリプトフォーマットのファイル
に変換するためのプログラムであることを示している。
なお、この変換プログラム管理テーブル204は、クラ
イアントマシンに編集ツールや変換プログラムがインス
トールされる際にクライアントマシン上からキーボード
などにより入力し作成する。
【0035】図5はクライアントマシン管理テーブル2
08の詳細を説明したものである。501は図1のクラ
イアントマシン101のマシン名、以下同様に502は
クライアントマシン102のマシン名、503はクライ
アントマシン103のマシン名、504はクライアント
マシン104のマシン名を示している。なお、このクラ
イアントマシン管理テーブル208は、クライアントマ
シンがネットワークに接続される際に、クライアントマ
シン上からキーボードなどにより入力し作成する。
【0036】以上のように構成されたファイルフォーマ
ット変換装置について、図6、図7、図8、図9の処理
フローに沿ってその動作を説明する。図6、図7はフォ
ーマット変換マネージャ処理フロー図である。図6にお
いて、まず共有ファイル格納領域111に格納されてい
るBワープロフォーマットのdocBファイル113を
host3のクライアントマシン103から全文検索デ
ータベース120へ登録する場合、テキストフォーマッ
トファイルに変換する必要がある。このためクライアン
トマシン103は共有ファイル格納領域111にあるB
ワープロフォーマットのdocBファイル113をテキ
ストフォーマットのtextBファイル116に変換す
るために、フォーマットサーバマシン110のフォーマ
ット変換マネージャ119に変換するファイル名のdo
cBとファイルフォーマットのBワープロフォーマッ
ト、変換後のファイル名のtextBとファイルフォー
マットのテキストフォーマットを通知しファイルフォー
マットの変換を要求する(S601)。フォーマット変
換マネージャ119のフォーマット変換マネージャ処理
部206は、そのフォーマット変換要求を受ける(S6
02)。
【0037】フォーマット変換マネージャ205のフォ
ーマット変換マネージャ処理部206は、Bワープロフ
ォーマットからテキストフォーマットへ変換する変換プ
ログラムを保持するクライアントマシンを検索するため
変換プログラム保持マシン検索部207を起動する(S
603)。変換プログラム保持マシン検索部207はク
ライアントマシン管理テーブル208からクライアント
マシン名のhostl(図5の501)を取得し(S6
05)、マシン名がhostlであるクライアントマシ
ン101のフォーマット変換エージェント105にBワ
ープロフォーマットからテキストフォーマットへの変換
プログラムを保持しているか問い合わせる(S60
6)。
【0038】この問い合わせを受けるとhostlのク
ライアントマシン101のフォーマット変換エージェン
ト105は、図8のフォーマット変換エージェント処理
フロー1に沿って下記の様な処理を行う。hostlの
クライアントマシン101のフォーマット変換エージェ
ント105におけるフォーマット変換エージェント処理
部202は、フォーマット変換マネージャ205から問
い合わせ要求を受け取り、変換プログラム管理部203
を起動する(S701)。変換プログラム管理部203
は、図3に示した内容の変換プログラム管理テーブル2
04を検索しBワープロフォーマットからテキストフォ
ーマットへの変換プログラムが存在するかをチェック
し、存在しないことをフォーマット変換エージェント処
理部202に通知する(S702)。フォーマット変換
エージェント処理部202は、変換プログラム管理部2
03からの結果をチェックし(S703)、変換不可能
応答をフォーマット変換マネージャ119へ返す(S7
05)。
【0039】図6に戻りフォーマット変換マネージャ1
19の変換プログラム保持マシン検索部207は、ho
stlのクライアントマシン101のフォーマット変換
エージェント105からの応答をチェックし(S60
7)、変換不可能応答を確認し、クライアントマシン管
理テーブル208から次のクライアントマシン名を取得
する(S610、S605)。フォーマット変換マネー
ジャ119の変換プログラム保持マシン検索部207
は、クライアントマシン管理テーブル208からクライ
アントマシン名のhost2(図5の502)を取得
し、マシン名がhost2であるクライアントマシン1
02のフォーマット変換エージェント106にBワープ
ロフォーマットからテキストフォーマットへの変換プロ
グラムを保持しているか問い合わせる(S606)。
【0040】この問い合わせを受けると、host2の
クライアントマシン102のフォーマット変換エージェ
ント106は、図8のフォーマット変換エージェント処
理フロー1に沿って、下記の様な処理を行う。host
2のクライアントマシン102のフォーマット変換エー
ジェント106におけるフォーマット変換エージェント
処理部202は、フォーマット変換マネージャ205か
ら問い合わせ要求を受け取り、変換プログラム管理部2
03を起動する(S701)。変換プログラム管理部2
03は図4に示した内容の変換プログラム管理テーブル
204を検索しBワープロフォーマットからテキストフ
ォーマットへの変換プログラムが存在するかをチェック
し、存在すること(図4の401)をフォーマット変換
エージェント処理部202に通知する(S702)。フ
ォーマット変換エージェント処理部202は、変換プロ
グラム管理部203からの結果をチェックし(S70
3)、変換可能応答をフォーマット変換マネージャ11
9へ返す(S704)。
【0041】次に図6に戻り、フォーマット変換マネー
ジャ119の変換プログラム保持マシン検索部207は
クライアントマシン102のフォーマット変換エージェ
ント106からの応答をチェックし(S607)、変換
可能応答を確認し、フォーマット変換マネージャ処理部
206にクライアントホストの名のhost2を通知し
(S608)、ループ(S604)を抜ける(S60
9)。
【0042】図7に移り、フォーマット変換マネージャ
処理部206は、変換可能なhost2のクライアント
マシン102が存在することをチェックし(S61
1)、host2のクライアントマシン102のフォー
マット変換エージェント106に共有ファイル格納領域
111にあるBワープロフォーマットのdocBファイ
ルをテキストフォーマットへファイル名textBでフ
ォーマット変換することを依頼する(S612)。
【0043】次にhost2のクライアントマシン10
2のフォーマット変換エージェント106は、図9のフ
ォーマット変換エージェント処理フロー2に沿って、下
記の様な処理を行う。クライアントマシン102のフォ
ーマット変換エージェント106のフォーマット変換エ
ージェント処理部202は、フォーマット変換マネージ
ャ119からのフォーマット変換要求を受け付け(S8
01)、変換プログラム管理部203を起動する(S8
02)。変換プログラム管理部203は変換プログラム
管理テーブル204を検索し、Bワープロフォーマット
からテキストフォーマットへの変換プログラム名である
/tool/Bwp2text.exe(図4の40
1)をフォーマット変換エージェント処理部202に通
知する(S803)。フォーマット変換エージェント処
理部202は、/tool/Bwp2text.exe
を起動し、BワープロフォーマットファイルのdocB
ファイル113をテキストフォーマットファイルのte
xtBファイル116にフォーマット変換を行う(S8
04)。フォーマット変換エージェント処理部202は
フォーマット変換終了後、フォーマット変換マネージャ
119に変換終了通知を返す(S805)。
【0044】図7に戻り、フォーマット変換マネージャ
119のフォーマット変換マネージャ処理部206は、
クライアントマシン102のフォーマット変換エージェ
ント106から変換終了応答を受け取り、変換要求をし
たクライアントマシン103に変換終了を通知する(S
613)。また最終的にどのクライアントマシンにも該
当の変換プログラムが存在しなかった場合、変換要求を
したクライアントマシン103にエラーを通知する(S
614)。
【0045】クライアントマシン103からBワープロ
フォーマットファイルのdocBファイル113をポス
トスクリプトプリンタへ印刷するためにポストスクリプ
トフォーマットファイルのpsBファイル118へ変換
を要求する場合、およびクライアントマシン103から
BワープロフォーマットファイルのdocBファイル1
13をFAXへ送信するためにTIFFイメージフォー
マットファイルのtiffBファイル117へ変換を要
求する場合も同様にして変換できる。
【0046】なお、上記実施の形態では、共有ファイル
格納領域111でのファイルフォーマット変換について
説明したが、図10のようにフォーマット変換エージェ
ント201とフォーマット変換マネージャ205にクラ
イアントファイル転送部209およびサーバファイル転
送部210を設け、フォーマット変換時に要求元のクラ
イアントマシン上にある変換前ファイルを変換プログラ
ムが存在するクライアントマシンに転送し変換後にフォ
ーマット変換したファイルを要求元のクライアントマシ
ンにファイル転送することによって、ローカルハードデ
ィスクなどの共有ファイル格納領域111外にあるファ
イルのフォーマット変換も可能である。
【0047】以上のように本実施の形態によれば、クラ
イアントマシンが保持する変換プログラムを管理しフォ
ーマット変換を実行するフォーマット変換エージェント
と、該当する変換プログラムを保持するクライアントマ
シンを捜し出しフォーマット変換エージェントに変換を
依頼するフォーマット変換マネージャによって、該当す
る変換プログラムを自動的に捜し出しファイルフォーマ
ット変換を行うことにより、他異機種マシン上で作成さ
れたファイルのフォーマット変換が可能となる。
【0048】以下本発明の第2の実施の形態について図
面を参照しながら説明する。図11は第2実施の形態の
フォーマット変換マネージャとエージェントの構成を示
す。1001は図1の105,106,107,108
のフォーマット変換エージェント、1002はフォーマ
ット変換マネージャ119からの変換要求を受け取るフ
ォーマット変換エージェント処理部、1003はクライ
アントマシン上に存在するフォーマット変換プログラム
を管理する変換プログラム管理テーブル1004を管理
する変換プログラム管理部、1004クライアントマシ
ン上に存在するフォーマット変換プログラムを管理する
変換プログラム管理テーブル、1005は図1の119
のフォーマット変換マネージャ、1006はクライアン
トマシンからフォーマット変換要求を受け取るフォーマ
ット変換マネージャ処理部、1007はクライアントマ
シン管理テーブル1008を管理し変換プログラムを保
持するクライアントマシンを捜し出す変換プログラム保
持マシン検索部、1008はシステムに接続されたクラ
イアントマシンを管理するクライアントマシン管理テー
ブルで、以上は図2の構成と同様なものである。
【0049】図2の構成と異なるのはクライアントマシ
ン管理テーブル1008に、クライアントマシンのオペ
レーティングシステム(OS)とアーキテクチャとを管
理するようにした点と、編集ツールが動作するオペレー
ティングシステム(OS)とアーキテクチャとを扱うフ
ァイルフォーマットを管理する編集ツール動作環境管理
管理テーブル1009と、編集ツール動作環境管理管理
テーブル1009を管理する編集ツール動作環境管理部
1010を設けた点である。
【0050】図12はクライアントマシン管理テーブル
1008の詳細を説明したものであり、1101は図1
のクライアントマシン101のマシン名、OS、アーキ
テクチャ、同様に1102はクライアントマシン102
のマシン名、OS、アーキテクチャ、1103はクライ
アントマシン103のマシン名、OS、アーキテクチ
ャ、1104はクライアントマシン104のマシン名、
OS、アーキテクチャである。なお、このクライアント
マシン管理テーブル1008はクライアントマシンがネ
ットワークに接続される際に、ファイルサーバマシン上
からキーボードなどにより入力して作成する。
【0051】図13は編集ツール動作環境管理テーブル
1009の詳細を説明したものである。1201はAワ
ープロがAワープロフォーマットのファイルを扱い、O
SがWINDOWS、マシンアーキテクチャがI社アー
キテクチャで動作する編集ツールであることを示し、1
202はBワープロがBワープロフォーマットのファイ
ルを扱い、OSがUNIX、マシンアーキテクチャがH
社アーキテクチャで動作する編集ツールであることを示
し、1203はCワープロがCワープロフォーマットの
ファイルを扱い、OSがDOS、マシンアーキテクチャ
がN社アーキテクチャで動作する編集ツールであること
を示している。また1204も同様である。なお、この
編集ツール動作環境管理テーブル1009は、編集ツー
ルがクライアントマシンにインストールされる際に、フ
ァイルサーバマシン上からキーボードなどにより入力し
作成する。
【0052】以上のように構成されたファイルフォーマ
ット変換装置について、図14、図15、図16の処理
フローに沿ってその動作を説明する。まず図1に示す共
有ファイル格納領域111に格納されているBワープロ
フォーマットのdocBファイル113をクライアント
マシン103から全文検索データベース120へ登録す
る場合、テキストフォーマットファイルに変換する必要
がある。このためクライアントマシン103は共有ファ
イル格納領域111にあるBワープロフォーマットのd
ocBファイル113をテキストフォーマットのtex
tBファイル116に変換するために、ファイルサーバ
マシンのフォーマット変換マネージャ119に変換する
ファイル名のdocBとファイルフォーマットBのワー
プロフォーマット、変換後のフォーマット名のtext
Bとファイルフォーマットのテキストフォーマットを通
知しファイルフォーマットの変換を依頼する(S130
1)。フォーマット変換マネージャ119のフォーマッ
ト変換マネージャ処理部1006は、そのフォーマット
変換要求を受け付ける(S1302)。
【0053】フォーマット変換マネージャ119のフォ
ーマット変換マネージャ処理部1006は、変換するd
ocBファイル113のBワープロフォーマットを扱う
編集ツールのOS、アーキテクチャを取得するため編集
ツール動作環境管理部1010を起動する(S130
3)。編集ツール動作環境管理テーブル1009を検索
し、Bワープロフォーマットを扱う編集ツールのBワー
プロのエントリである図13の1202を取得し、動作
するOSであるUNIXと動作するアーキテクチャであ
るH社アーキテクチャを取得し、フォーマット変換マネ
ージャ処理部1006に通知する(S1305)。フォ
ーマット変換マネージャ119のフォーマット変換マネ
ージャ処理部1006は変換プログラム保持マシン検索
部1007を起動する(S1306)。
【0054】変換プログラム保持マシン検索部1007
はクライアントマシン管理テーブル1008から、図1
2の1102であるOSがUNIX、アーキテクチャが
H社アーキテクチャのhost2を取得し、host2
のクライアントマシン102のフォーマット変換エージ
ェント106にBワープロフォーマットからテキストフ
ォーマットへの変換プログラムを保持しているか問い合
わせる(S1308)。問い合わせを受けるとhost
2のクライアントマシン102のフォーマット変換エー
ジェント106は、図8のフォーマット変換エージェン
ト処理フロー1に沿って、第1の形態実施と同様な処理
を行い、変換可能応答をフォーマット変換マネージャ1
19へ返す。
【0055】次に図15に移り、フォーマット変換マネ
ージャ119の変換プログラム保持マシン検索部100
7は、クライアントマシン102のフォーマット変換エ
ージェント106からの応答をチェックし(S130
9)、変換可能応答を確認し、フォーマット変換マネー
ジャ処理部1006にクライアントホスト名のhost
2を通知し(S1310)、ループ1を抜ける(S13
11)。フォーマット変換マネージャ処理部1006
は、変換可能なhost2のクライアントマシン102
が存在することをチェックし(S1313)、ループ2
を抜け(S1314)、図16に移りhost2のクラ
イアントマシン102のフォーマット変換エージェント
106に共有ファイル格納領域111にあるBワープロ
フォーマットのdocBファイル113をテキストフォ
ーマットへファイル名textBでフォーマット変換す
ることを依頼する(S1317)。
【0056】次にhost2のクライアントマシン10
2のフォーマット変換エージェント106は、図9のフ
ォーマット変換エージェント処理フロー2に沿って、第
1実施の形態と同様な処理を行い、フォーマット変換終
了後、フォーマット変換マネージャ119に変換終了通
知を返す。フォーマット変換マネージャ119のフォー
マット変換マネージャ処理部1006はクライアントマ
シン102のフォーマット変換エージェント106から
変換終了応答を受け取り、変換要求をしたクライアント
マシン103に変換終了を通知する(S1318)。
【0057】以上のように第2実施の形態によれば、ク
ライアントマシン管理テーブルに、クライアントマシン
のオペレーティングシステム(OS)、アーキテクチャ
を管理するようにし、編集ツールが動作するオペレーテ
ィングシステム(OS)とアーキテクチャとを扱うファ
イルフォーマットを管理する編集ツール動作環境管理管
理テーブルと、編集ツール動作環境管理管理テーブルを
管理する編集ツール動作環境管理部を設けることによ
り、フォーマット変換マネージャが該当する変換プログ
ラムを保持するクライアントマシンを捜し出す際に、該
当するフォーマットを扱う編集ツールのOS、アーキテ
クチャなどの動作環境を取得し、その動作環境に合致し
たクライアントマシンにのみ該当する変換プログラムの
保持状況を問い合わせる。これにより、フォーマット変
換マネージャのフォーマット変換エージェントに対する
問い合わせ回数を軽減することによって、他異機種マシ
ン上で作成されたファイルのフォーマット変換をより速
やかに実行できる。
【0058】以下本発明の第3実施の形態について図面
を参照しながら説明する。図17は第3実施の形態のフ
ォーマット変換マネージャおよびエージェントの構成図
である。1401は図1の105,106,107,1
08のフォーマット変換エージェント、1402はフォ
ーマット変換マネージャ119からの変換要求を受け取
るフォーマット変換エージェント処理部、1403はク
ライアントマシン上に存在するフォーマット変換プログ
ラムを管理する変換プログラム管理テーブル1404を
管理する変換プログラム管理部、1404はクライアン
トマシン上に存在するフォーマット変換プログラムを管
理する変換プログラム管理テーブル、1406は図1の
119のフォーマット変換マネージャ、1407はクラ
イアントマシンからフォーマット変換要求を受け取るフ
ォーマット変換マネージャ処理部、1408は変換プロ
グラムを保持するクライアントマシンを捜し出す変換プ
ログラム保持マシン検索部で、以上は図2の構成と同様
なものである。
【0059】図2の構成と異なるのは、フォーマット変
換マネージャのクライアントマシン管理テーブル208
を削除した点と、フォーマット変換マネージャにブロー
ドキャストによってフォーマット変換エージェントに問
い合わせを行うブロードキャスト送信部1409と、フ
ォーマット変換エージェントにフォーマット変換マネー
ジャからのブロードキャストによる問い合わせを受け取
るブロードキャスト受信部1405を設けた点である。
【0060】以上のように構成されたファイルフォーマ
ット変換装置について、図18〜図20の処理フローに
沿ってその動作を説明する。まず図1に示す共有ファイ
ル格納領域111に格納されているBワープロフォーマ
ットのdocBファイル113をクライアントマシン1
03から全文検索データベース120へ登録する場合、
テキストフォーマットファイルに変換する必要がある。
このため、図18において、クライアントマシン103
は共有ファイル格納領域111にあるBワープロフォー
マットのdocBファイル113をテキストフォーマッ
トのtextBファイル116に変換するために、ファ
イルサーバマシンのフォーマット変換マネージャ119
に変換するファイル名のdocBとファイルフォーマッ
トのBワープロフォーマット、変換後のファイル名のt
extBとファイルフォーマットのテキストフォーマッ
トを通知しファイルフォーマットの変換を依頼する(S
1501)。フォーマット変換マネージャ119のフォ
ーマット変換マネージャ処理部1407は、そのフォー
マット変換要求を受け付ける(S1502)。
【0061】フォーマット変換マネージャ処理部140
7はBワープロフォーマットをテキストフォーマットへ
変換する変換プログラムを保持するクライアントマシン
を捜し出すため変換プログラム保持マシン検索部140
8を起動する(S1503)。変換プログラムは保持マ
シン検索部1408は各クライアントマシンのフォーマ
ット変換エージェントにBワープロフォーマットからテ
キストフォーマットへの変換プログラムを保持している
か問い合わせるために、ブロードキャスト問い合わせパ
ケットを作成し、ブロードキャスト送信部1409によ
って、ブロードキャスト送信する(S1504)。変換
プログラム保持マシン検索部1408はクライアントマ
シンのフォーマット変換エージェントから応答が返って
くるまで一定時間ループする(S1505)。
【0062】またその際、host1のクライアントマ
シン101のフォーマット変換エージェント105とh
ost4のクライアントマシン104のフォーマット変
換エージェント108は、図20のフォーマット変換エ
ージェント処理フロー3に沿って、下記の様な処理を行
う。ブロードキャスト受信部1405はフォーマット変
換マネージャ119から問い合わせ用ブロードキャスト
パケットを受け取り、フォーマット変換エージェント処
理部1402へ通知する(S1601)。フォーマット
変換エージェント処理部1402は変換プログラム管理
部1403を起動する(S1602)。変換プログラム
管理部1403は変換プログラム管理テーブル1404
を検索しBワープロフォーマットからテキストフォーマ
ットへの変換プログラムが存在するかをチェックし、存
在しないことをフォーマット変換エージェント処理部1
402に通知する(S1603)。フォーマット変換エ
ージェント処理部1402は変換プログラム管理部14
03から結果をチェックし(S1604)、変換不可能
であるためフォーマット変換マネージャ119へは応答
を変えさない(S1606)。
【0063】また、host2のクライアントマシン1
02のフォーマット変換エージェント106は図20の
フォーマット変換エージェント処理フロー3に沿って、
下記の様な処理を行う。ブロードキャスト受信部140
5はフォーマット変換マネージャ119から問い合わせ
用ブロードキャストパケットを受け取り、フォーマット
変換エージェント処理部1402へ通知する(S160
1)。フォーマット変換エージェント処理部1402
は、変換プログラム管理部1403を起動する(S16
02)。変換プログラム管理部1403は、変換プログ
ラム管理テーブル1404を検索しBワープロフォーマ
ットからテキストフォーマットへの変換プログラムが存
在するかをチェックし、存在すること(図4の401)
をフォーマット変換エージェント処理部1402に通知
する(S1603)。フォーマット変換エージェント処
理部1402は、変換プログラム管理部1403からの
結果をチェックし(S1604)、変換可能応答をフォ
ーマット変換マネージャ119へ返す(S1605)。
【0064】次に図18に戻り、フォーマット変換マネ
ージャ119の変換プログラム保持マシン検索部140
8は、クライアントマシン102のフォーマット変換エ
ージェント106からの応答をチェックし(S150
6)、変換可能応答を確認し、フォーマット変換マネー
ジャ処理部1407にクライアントホストの名のhos
t2を通知し(S1507)、ループを抜ける(S15
08)。図19に移り、フォーマット変換マネージャ処
理部1407は変換可能なhost2のクライアントマ
シン102が存在することをチェックし(S151
0)、host2のクライアントマシン102のフォー
マット変換エージェント1402に共有ファイル格納領
域111にあるBワープロフォーマットのdocBファ
イル113をテキストフォーマットへファイル名tex
tBでフォーマット変換することを依頼する(S151
1)。
【0065】依頼を受けると、host2のクライアン
トマシン102のフォーマット変換エージェント106
は、図9のフォーマット変換エージェント処理フロー2
に沿って、第1実施形態と同様な処理を行い、フォーマ
ット変換終了後、フォーマット変換マネージャ119に
変換終了通知を返す。次にフォーマット変換マネージャ
119のフォーマット変換マネージャ処理部1407
は、クライアントマシン102のフォーマット変換エー
ジェント106から変換終了応答を受け取り、変換要求
をしたクライアントマシン103に変換終了を通知する
(S1512)。
【0066】以上のように第3実施の形態によれば、ブ
ロードキャストにより各クライアントマシン上のフォー
マット変換エージェントに問い合わせ、変換プログラム
を保持するマシンを捜し出すことにより、フォーマット
変換マネージャでクライアントマシンを管理する必要が
なくなり、クライアントマシンの増設を容易にすること
ができる。
【0067】以下本発明の第4の実施の形態について図
面を参照しながら説明する。図21は第4実施の形態の
フォーマット変換マネージャおよびエージェントの構成
図である。1701は図1の105,106,107,
108のフォーマット変換エージェント、1072はフ
ォーマット変換マネージャ119からの変換要求を受け
取るフォーマット変換エージェント処理部、1703は
クライアントマシン上に存在するフォーマット変換プロ
グラムを管理する変換プログラム管理テーブル1007
を管理する変換プログラム管理部、1706はクライア
ントマシン上に存在するフォーマット変換プログラムを
管理する変換プログラム管理テーブル、1704はフォ
ーマット変換マネージャからのブロードキャストによる
問い合わせを受け取るブロードキャスト受信部、170
8は図1の119のフォーマット変換マネージャ、17
09はクライアントマシンからフォーマット変換要求を
受け取るフォーマット変換マネージャ処理部、1710
は変換プログラムを保持するクライアントマシンを捜し
出す変換プログラム保持マシン検索部、1712はブロ
ードキャストによってフォーマット変換エージェントに
問い合わせを行うブロードキャスト送信部で、以上は図
17の構成と同様なものである。
【0068】図17の構成と異なるのは、クライアント
マシンのフォーマット変換エージェント1701に、自
マシンの性能、CPU負荷状況等のマシン情報を有する
マシン情報部1707を管理するマシン情報管理部17
05を設け、フォーマット変換マネージャ1708に、
同じ変換プログラムを保持するクライアントマシンが複
数ある場合に、マシンの性能、CPU負荷状況等のマシ
ン情報によって変換を依頼するマシンを決定する変換マ
シン決定部1711を設けた点である。図22はマシン
情報管理部1705によって管理されるマシン情報部1
707のマシン情報の詳細を示すものであり、自マシン
の性能が10MIPS、OSから取得したCPU負荷状
況が現在30%であることを示している。性能の値はク
ライアントマシン上からあらかじめキーボードなどによ
り入力し、CPU負荷状況についてはOSからリアルタ
イムに取得する。
【0069】以上のように構成されたファイルフォーマ
ット変換装置について、図23、図24、図25の処理
フローに沿ってその動作を説明する。図23、図24、
図25は図18、図19、図20と同一内容が多いので
異なる点を説明する。第3実施の形態と異なる点は下記
の内容である。図25に示すフォーマット変換エージェ
ント処理フロー4においてフォーマット変換マネージャ
から問い合わせがあった場合に、フォーマット変換エー
ジェントは、変換可能応答だけではなく、マシン情報管
理部1705から自マシンの性能、およびOSから取得
した現在のCPU負荷状況を取得し(S2005)、フ
ォーマット変換マネージャ119へ返す(S200
6)。図23に戻りフォーマット変換マネージャはフォ
ーマット変換エージェントから変換可能応答が返された
場合、変換プログラム保持マシン検索部1710は、そ
のクライアントマシン名を変換マシン決定部1711に
通知し(S1907)、変換マシン決定部1711にお
いてその通知されたマシン名、性能、CPU負荷状況を
保持し(S1908)、図24に移り、同じ変換プログ
ラムを保持するクライアントマシンが複数ある場合に、
そのクライアントマシンの中からCPU負荷状況が低
く、かつ性能が高いクライアントマシンを選択し、フォ
ーマット変換マネージャ処理部1709へ通知する(S
1912)。フォーマット変換マネージャ処理部170
9は、その通知されたクライアントマシンのフォーマッ
ト変換エージェントにフォーマット変換を依頼する(S
1913)。
【0070】以上が異なる点である。例えば性能が10
MIPS、CPU負荷状況が30%のhostXと、性
能が20MIPS,CPU負荷状況が40%のhost
Yの2台のクライアントマシンが該当する変換プログラ
ムを保持していた場合、下記の計算式に従い、Pの値が
低いマシンを選択する。 P=CPU負荷状況(%)/性能(MIPS) この場合、hostXはP=3,hostYは、P=2
となり、hostYが選択され、フォーマット変換マネ
ージャ処理部1709へ通知され、hostYにフォー
マット変換が依頼される。
【0071】以上のように本実施例によれば、フォーマ
ット変換エージェントに、自マシンの性能、CPU負荷
状況を管理するマシン情報管理部、同じ変換プログラム
を保持するクライアントマシンが複数ある場合に、マシ
ンの性能、CPU負荷状況によって変換を依頼するマシ
ンを決定する変換マシン決定部を設けたことにより、同
じ変換プログラムを保持するクライアントマシンが複数
ある場合にそのクライアントマシンの中からCPU負荷
状況が低く、かつ性能が高いクライアントマシンを選択
することによって、フォーマット変換を依頼する最適な
マシンを決定することができる。
【0072】以下、本発明の第5の実施の形態について
図面を参照して説明する。図26は第5実施の形態のフ
ォーマット変換マネージャおよびエージェント構成図で
ある。2101は図1の105,106,107,10
8のフォーマット変換エージェント、2102はフォー
マット変換マネージャ119からの変換要求を受け取る
フォーマット変換エージェント処理部、2103はクラ
イアントマシン上に存在するフォーマット変換プログラ
ムを管理する変換プログラム管理テーブル2107を管
理する変換プログラム管理部、2107はクライアント
マシン上に存在するフォーマット変換プログラムを管理
する変換プログラム管理テーブル、2104はフォーマ
ット変換マネージャ2110からのブロードキャストに
よる問い合わせを受け取るブロードキャスト受信部、2
105は自マシンの性能、CPU負荷状況等のマシン情
報を管理するマシン情報管理部、2110は図1の11
9のフォーマット変換マネージャ、2111はクライア
ントマシンからフォーマット変換要求を受け取るフォー
マット変換マネージャ処理部、2112は変換プログラ
ムを保持するクライアントマシンを捜し出す変換プログ
ラム保持マシン検索部、2115はブロードキャストに
よってフォーマット変換エージェント処理部2102に
問い合わせを行うブロードキャスト送信部、2113は
マシン情報によって変換を依頼するマシンを決定する変
換マシン決定部で以上は図21の構成と同様なものであ
る。
【0073】図21の構成と異なるのは、フォーマット
変換エージェント2101マシン情報管理部2105で
性能、CPU負荷状況のほかに自マシンのOSとアーキ
テクチャを管理するようにした点と、フォーマット変換
エージェント2101に、フォーマット変換マネージャ
2110から受け取った変換プログラムを格納する受信
変換プログラム格納領域2109と、変換プログラム管
理部2103の管理する変換プログラムをフォーマット
変換マネージャ2110の変換プログラム保管領域21
17に転送する変換プログラム転送部2106とを設
け、フォーマット変換マネージャ2110に、各クライ
アントマシンの変換プログラムを保管する変換プログラ
ム保管領域2117と、変換プログラム保管領域211
7に保管された各クライアントマシンの変換プログラム
を管理する変換プログラム保管管理テーブル2116
と、変換プログラム保管管理テーブル2116を管理
し、変換プログラムを動作可能なマシンに転送する変換
プログラム保管管理部2114を設けた点である。
【0074】図27はマシン情報管理部によって管理さ
れるマシン情報の例で、性能が10MIPS、OSから
取得したCPU負荷状況が現在30%であり、OSがU
NIX、アーキテクチャがH社アーキテクチャであるこ
とを示している。性能の値、OSアーキテクチャは予め
クライアントマシン上からキーボードなどにより入力
し、CPU負荷状況についてはOSからリアルタイムに
取得する。
【0075】図28は変換プログラム保管管理テーブル
2107の詳細を示したもので2301から2303
は、host1のクライアントマシンから転送された変
換プログラムが変換プログラム保管領域2109に保管
されていることを示し、2304から2306は、ho
st2のクライアントマシンから転送された変換プログ
ラムが変換プログラム保管領域2109に保管されてい
ることを示し、2307から2309は、host3の
クライアントマシンから転送された変換プログラムが変
換プログラム保管領域2109に保管されていることを
示し、2310から2312は、host4のクライア
ントマシンから転送された変換プログラムが変換プログ
ラム保管領域2109に保管されていることを示してい
る。
【0076】図29はフォーマット変換エージェント2
101がフォーマット変換マネージャ119から変換プ
ログラムを受け取った後のhost4のクライアントマ
シン104における変換プログラム管理テーブル210
7の詳細を示したもので、2401から2403はho
st4のクライアントマシンにインストールされたDワ
ープロの変換プログラム群で、2404はBワープロフ
ォーマットからテキストフォーマットへの変換プログラ
ムであり、その変換プログラムはフォーマット変換マネ
ージャ119から受け取り、受信変換プログラム格納領
域2109に格納されていることを示している。
【0077】以上のように構成されたファイルフォーマ
ット変換装置について、図30〜図36の処理フローに
沿ってその動作を説明する。第4実施の形態と異なる点
は、下記の内容である。第4実施の形態において、ho
st2のクライアントマシン104がシステムから外さ
れた場合の動作が追加される点である(図31のS25
15)。このような状況において第4実施の形態では該
当する変換プログラムを保持するマシンが存在しなくな
り、変換を要求したクライアントマシンに対しエラーが
通知されることになる(図24のS1915)。
【0078】本実施の形態の場合、下記のような図32
の処理を追加する。フォーマット変換マネージャ処理部
2111は、変換プログラム保管管理部2114を起動
する(S2601)。変換プログラム保管管理部211
4は、Bワープロフォーマットからテキストフォーマッ
トへの変換プログラムが存在するかチェックするため変
換プログラム保管管理テーブル2116を検索し、図2
8のエントリ2304であるBワープロフォーマットか
らテキストフォーマットへの変換プログラムが保管され
ていることを確認し(S2602)、変換プログラム保
管管理部2114は、Bワープロフォーマットからテキ
ストフォーマットへの変換プログラムが動作するOSの
UNIX、アーキテクチャのH社アーキテクチャを持つ
マシンが存在するかチェックするため問い合わせ用ブロ
ードキャストパケットを作成し、ブロードキャスト送信
部2115により、ブロードキャストを送信する(S2
603)。
【0079】次にhost4のクライアントマシン10
4のフォーマット変換エージェント108は、図34の
フォーマット変換エージェント処理フロー5に沿って、
下記の様な処理を行う。クライアントマシン104のフ
ォーマット変換エージェント108のブロードキャスト
受信部2104は、フォーマット変換マネージャ108
から問い合わせ用ブロードキャストパケットを受け取
り、フォーマット変換エージェント処理部2102へ通
知する(S2701)。フォーマット変換エージェント
処理部2102は、マシン情報管理部2105より、自
マシンのOSのUNIXとアーキテクチャのH社アーキ
テクチャを取得し、問い合わされたOSのUNIX、ア
ーキテクチャのH社アーキテクチャと合致するかチェッ
クする(S2702)。合致するためフォーマット変換
エージェント処理部108は、動作可能応答をフォーマ
ット変換マネージャ119へ返す(S2703)。その
他のクライアント101,103は、自マシンのOS、
アーキテクチャを合致しないため応答を返さない(S2
704)。
【0080】次に図32に戻り、フォーマット変換マネ
ージャ119の変換プログラム保管管理部2114は、
クライアントマシン104のフォーマット変換エージェ
ント108からの応答をチェックし、変換プログラムを
動作可能なOS、アーキテクチャを持つマシンかチェッ
クする(S2605)。動作可能応答であることを確認
し、変換マシン決定部2113にそのクライアントマシ
ン名を通知する(S2606)。変換マシン決定部21
13は、変換プログラム保管管理部2114から通知さ
れたクライアントマシン名のhost4を内部に保持す
る(S2607)。このように、変換プログラム保管管
理部2114は、クライアントマシンのフォーマット変
換エージェント108から応答が返ってくる度に、S2
605からS2607までの処理を繰り返し、一定時間
ループする(S2604)。
【0081】図33へ移り、一定時間経過後、ループを
抜け変換プログラム保管管理部2114は、動作可能な
クライアントマシンが存在するかチェックする(S26
10)。存在する場合、変換プログラム保管管理部21
14は、変換マシン決定部2113を起動する(S26
11)。変換マシン決定部2113は、第3実施の形態
と同様にして変換可能な複数のクライアントマシンの中
からCPU負荷状況が低く、かつ性能が高いマシンを選
択し、変換プログラム保管管理部2114へ通知する。
この場合は、host4のクライアントマシン104の
みであるので、host4が通知される(S261
2)。変換プログラム保管管理部2114はBワープロ
フォーマットからテキストフォーマットへの変換プログ
ラムであるBwp2text.exeを変換マシン決定
部2113から通知されたhost4のクライアントマ
シン104に転送する(S2613)。
【0082】この際、host4のクライアントマシン
104のフォーマット変換エージェント108は、図3
5のフォーマット変換エージェント処理フロー6に沿っ
て、下記の様な処理を行う。フォーマット変換エージェ
ント処理部2102は、Bワープロフォーマットからテ
キストフォーマットへの変換プログラムであるBwp2
text.exeをフォーマット変換マネージャ119
から受け取り、受信変換プログラム格納領域2109の
/workディレクトリに格納し、変換プログラム管理
部2103に通知する(S2801)。変換プログラム
管理部2103は、変換プログラムを変換プログラム管
理テーブル2107に図29のエントリ2404を追加
し管理する(S2802)。
【0083】次に図33でフォーマット変換マネージャ
119のフォーマット変換マネージャ処理部2111
は、host4のクライアントマシン104のフォーマ
ット変換エージェント108に共有ファイル格納領域1
11にあるBワープロフォーマットのdocBファイル
をテキストフォーマットへファイル名をtextBでフ
ォーマット変換することを依頼する(S2615)。こ
の際、host4のクライアントマシン104のフォー
マット変換エージェント108は、図9のフォーマット
変換エージェント処理フロー2に沿って第1実施の形態
と同様にしてファイルのフォーマット変換を実施する。
次にフォーマット変換マネージャ119のフォーマット
変換マネージャ処理部2111は、クライアントマシン
104のフォーマット変換エージェント108から変換
終了通知を受け取り、要求元のクライアントに変換終了
を通知する(S2616)。
【0084】ここで各クライアントマシンの変換プログ
ラムをフォーマット変換マネージャ119に転送する手
順を図36のフローに沿って述べる。編集ツール等がク
ライアントマシンにインストールされた場合、ユーザ
は、クライアントマシン上においてフォーマット変換エ
ージェントの変換プログラム管理テーブル2107にキ
ーボード等の入力手段によって変換プログラムを登録し
た後(S2901)、変換プログラム転送部2106を
起動する(S2902)。変換プログラム転送部210
6は、自マシンのOS、アーキテクチャをマシン情報管
理部2105から取得し、変換プログラム管理部210
3に管理されている変換プログラムと共にフォーマット
変換マネージャ119へ転送する(S2903)。
【0085】フォーマット変換マネージャ111は、転
送された変換プログラムを受け取り、変換プログラム保
管管理部2114に保管を依頼する(S2904)。変
換プログラム保管管理部2114は、プログラム保管管
理テーブル2116をチェックし、既に同じ変換プログ
ラムが保管されているかをチェックする(S290
5)。存在しない場合、変換プログラム保管管理部21
16は、変換プログラムを変換プログラム保管領域21
17に保管し、図28のように変換プログラム保管管理
テーブル2116にエントリを追加する(S290
6)。このようにして、クライアントマシンに存在する
変換プログラムをフォーマット変換マネージャ119に
転送し保管する。
【0086】以上のように本実施例によれば、フォーマ
ット変換マネージャで、各クライアントマシンのフォー
マット変換エージェントに管理されている変換プログラ
ムを保管管理し、変換プログラムが動作可能なマシンを
捜し出し、そのマシンに変換プログラムを転送しフォー
マット変換を実行することにより、本来該当する変換プ
ログラムを有しているクライアントマシンがシステムか
ら外された場合でもフォーマット変換が可能となる。
【0087】
【発明の効果】以上のように本発明は、自マシンのワー
プロ等の文書作成ツールで作成したファイルをテキス
ト、イメージフォーマット等の他のファイルフォーマッ
トに変換するプログラムを管理する変換プログラム管理
部、フォーマット変換マネージャからの問い合わせ、お
よび変換要求を受け取るフォーマット変換エージェント
処理部からなるフォーマット変換エージェントと、シス
テムに接続されたクライアントマシンのマシン名を管理
するクライアントマシン管理テーブルと、クライアント
マシン管理テーブルを管理し各クライアントマシンに問
い合わせ、該当する変換プログラムを保持するマシンを
検索する変換プログラム保持マシン検索部、クライアン
トからのフォーマット変換要求を受け取るフォーマット
変換マネージャ処理部からなるフォーマット変換マネー
ジャを設けることにより、変換プログラムを自動的に捜
し出しファイルフォーマット変換を行うことにより、他
異機種マシン上で作成されたファイルのフォーマット変
換が可能となる。
【0088】また、フォーマット変換マネージャに各種
編集ツールの動作環境を管理する編集ツール動作環境管
理テーブルと、編集ツール動作環境管理テーブルを管理
する編集ツール動作環境管理部を設け、クライアントマ
シン管理テーブルに各マシンのOS、アーキテクチャを
管理するようにし、フォーマット変換マネージャが該当
する変換プログラムを保持するクライアントマシンを捜
し出す際に、該当フォーマットを扱う編集ツールのO
S、アーキテクチャなどの動作環境を取得し、その動作
環境に合致したクライアントマシンにのみ該当の変換プ
ログラムの保持状況を問い合わせることにより、フォー
マット変換マネージャのフォーマット変換エージェント
に対する問い合わせ回数を削減することによって、他異
機種マシン上で作成されたファイルのフォーマット変換
をより速やかに実行可能とする。
【0089】また、フォーマット変換エージェントにフ
ォーマット変換マネージャからのブロードキャストによ
る問い合わせパケットを受け取るブロードキャスト受信
部、フォーマット変換マネージャに変換プログラムを保
持するマシンをブロードキャストにより検索するため
に、問い合わせパケットをブロードキャストするブロー
ドキャスト送信部を設け、ブロードキャストにより変換
プログラムを保持するマシンを捜し出すことにより変換
プログラム保持マシンのシステムへの増設を容易にする
ことができる。
【0090】また、フォーマット変換エージェントに自
マシンの性能、CPU負荷状況を管理するマシン情報管
理部、フォーマット変換マネージャにマシンの性能、C
PU負荷状況によってフォーマット変換を依頼するマシ
ンを決定する変換マシン決定部を設け、同じ変換プログ
ラムを保持するマシンが複数ある場合にマシンの性能或
いは負荷状況によって変換マシンを決定することにより
最適なフォーマット変換マシンを決定することができ
る。
【0091】また、フォーマット変換エージェントのマ
シン情報管理部において、自マシンのOS、アーキテク
チャを管理し、フォーマット変換マネージャに保管され
た各クライアントマシンの変換プログラムを管理する変
換プログラム保管管理テーブルと、変換プログラム保管
管理テーブルを管理し、変換プログラムを動作可能なマ
シンに転送する変換プログラム保管管理部を設け、各マ
シンの変換プログラムをフォーマット変換マネージャに
保管し、フォーマット変換時に実行可能なマシンを捜し
出し、そのマシンに変換プログラムを転送し変換を実行
させることにより、変換プログラムを保持するマシンが
システム上から外された場合でも、フォーマット変更が
可能となる優れたファイルフォーマット変換装置を実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイルフォーマット変換装置のシス
テム構成図
【図2】第1実施の形態におけるフォーマット変換マネ
ージャ/エージェント構成図
【図3】第1実施の形態におけるhost1の変換プロ
グラム管理テーブルを表す図
【図4】第1実施の形態におけるhost2の変換プロ
グラム管理テーブルを表す図
【図5】第1実施の形態におけるクライアントマシン管
理テーブルを表す図
【図6】第1実施の形態におけるフォーマット変換マネ
ージャ処理フロー図
【図7】第1実施の形態におけるフォーマット変換マネ
ージャ処理フロー図
【図8】第1実施の形態におけるフォーマット変換エー
ジェント処理1のフロー図
【図9】第1実施の形態におけるフォーマット変換エー
ジェント処理2のフロー図
【図10】第1実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ/エージェント構成図
【図11】第2実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ/エージェント構成図
【図12】第2実施の形態におけるクライアントマシン
管理テーブルを表す図
【図13】第2実施の形態における編集ツール動作環境
管理テーブルを表す図
【図14】第2実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図15】第2実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図16】第2実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図17】第3実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ/エージェント構成図
【図18】第3実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図19】第3実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図20】第3実施の形態におけるフォーマット変換エ
ージェント処理3のフロー図
【図21】第4実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ/エージェント構成図
【図22】第4実施の形態におけるマシン情報を表す図
【図23】第4実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図24】第4実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図25】第4実施の形態におけるフォーマット変換エ
ージェント処理4のフロー図
【図26】第5の実施の形態におけるフォーマット変換
マネージャ/エージェント構成図
【図27】第5実施の形態におけるマシン情報を表す図
【図28】第5実施の形態における変換プログラム保管
管理テーブルを表す図
【図29】第5実施の形態におけるhost4の変換プ
ログラム管理テーブルを表す図
【図30】第5実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図31】第5実施の形態におけるフォーマット変換マ
ネージャ処理フロー図
【図32】第5実施の形態における追加処理1のフロー
【図33】第5実施の形態における追加処理図フロー図
【図34】第5実施の形態におけるフォーマット変換エ
ージェント処理5のフロー図
【図35】第5の実施の形態におけるフォーマット変換
エージェント処理6のフロー図
【図36】第5実施の形態における変換プログラムフォ
ーマット変換マネージャ転送手順を表す図
【図37】従来例のシステム構成図
【符号の説明】
101 クライアントマシンhost1 102 クライアントマシンhost2 103 クライアントマシンhost3 104 クライアントマシンhost4 105 クライアントマシンhost1のフォーマット
変換エージェント 106 クライアントマシンhost2のフォーマット
変換エージェント 107 クライアントマシンhost3のフォーマット
変換エージェント 108 クライアントマシンhost4のフォーマット
変換エージェント 110 ファイルサーバマシン 111 共有ファイル格納領域 119 フォーマット変換マネージャ 120 全文検索データベース 121 プリンタ 122 FAX

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異機種マシンがクライアントマシ
    ンとしてネットワークで接続されたクライアント/サー
    バ型システムにおいて、所定の編集ツールで作成したフ
    ァイルを他のファイルフォーマットに変換する変換プロ
    グラムを管理する変換プログラム管理部と、サーバマシ
    ンからの前記変換プログラムの有無の間合わせ時に前記
    変換プログラム管理部に検索させて回答し、変換要求時
    に前記変換プログラムにより共有ファイル格納領域内の
    所定ファイルのフォーマット変換を行うフォーマット変
    換エージェント処理部とを前記クライアントマシンが備
    え、クライアントマシン名を管理するクライアントマシ
    ン管理テーブルと、このクライアントマシン管理テーブ
    ルを用いてクライアントマシンに問い合わせ、該当する
    変換プログラムを保持するクライアントマシンを検索す
    る変換プログラム保持マシン検索部と、クライントマシ
    ンからの変換要求を受けて前記変換プログラム保持マシ
    ン検索部により検索されたクライアントマシンの前記フ
    ォーマット変換エージェント処理部にフォーマット変換
    を要求するフォーマット変換マネージャ処理部とを前記
    サーバマシンが備えることを特徴とするファイルフォー
    マット変換装置。
  2. 【請求項2】 複数の異機種マシンがクライアントマシ
    ンとしてネットワークで接続されたクライアント/サー
    バ型システムにおいて、所定の編集ツールで作成したフ
    ァイルを他のファイルフォーマットに変換する変換プロ
    グラムを管理する変換プログラム管理部と、サーバマシ
    ンにファイルを転送するクライアントファイル転送部
    と、サーバマシンからの前記変換プログラムの有無の問
    い合わせ時に前記変換プログラム管理部に検索させて回
    答し、変換要求時にサーバマシンから転送されてきたフ
    ァイルを前記変換プログラムによりフォーマット変換を
    行うフォーマット変換エージェント処理部とを前記クラ
    イアントマシンが備え、クライアントマシン名を管理す
    るクライアントマシン管理テーブルと、このクライアン
    トマシン管理テーブルを用いてクライアントマシンに問
    い合わせ、該当する変換プログラムを保持するクライア
    ントマシンを検索する変換プログラム保持マシン検索部
    と、クライアントマシンにファイルを転送するサーバフ
    ァイル転送部と、クライアントマシンからの変換要求を
    受けて前記変換プログラム保持マシン検索部により検索
    されたクライアントマシンに対し前記サーバファイル転
    送部によりファイルを転送するとともに、前記フォーマ
    ット変換エージェント処理部にフォーマット変換を要求
    するフォーマット変換マネージャ処理部とを前記サーバ
    マシンが備えることを特徴とするファイルフォーマット
    変換装置。
  3. 【請求項3】 複数の異機種マシンがクライアントマシ
    ンとしてネットワークで接続されたクライアント/サー
    バ型システムにおいて、所定の編集ツールで作成したフ
    ァイルを他のファイルフォーマットに変換する変換プロ
    グラムを管理する変換プログラム管理部と、サーバマシ
    ンからの前記変換プログラムの有無の問い合わせ時に前
    記変換プログラム管理部に検索させて回答し、変換要求
    時に前記変換プログラムにより共有ファイル格納領域内
    の所定ファイルのフォーマット変換を行うフォーマット
    変換エージェント処理部とを前記クライアントマシンが
    備え、クライアントマシン名とOS名およびアーキテク
    チャ名を管理するクライアントマシン管理テーブルと、
    編集ツールの動作環境を保持する編集ツール動作環境管
    理テーブルと、この管理テーブルを管理し所定の編集ツ
    ールの動作環境を検索する編集ツール動作環境管理部
    と、この編集ツール動作環境管理部の検索結果に基づい
    て前記クライアントマシン管理テーブルの中から該当す
    るクライアントマシンにのみ問い合わせ、該当する変換
    プログラムを保持するクライアントマシンを検索する変
    換プログラム保持マシン検索部と、クライアントマシン
    からの変換要求を受けて前記変換プログラム保持マシン
    検索部により検索されたクライアントマシンの前記フォ
    ーマット変換エージェント処理部にフォーマット変換を
    要求するフォーマット変換マネージャ処理部とを前記サ
    ーバマシンが備えることを特徴とするファイルフォーマ
    ット変換装置。
  4. 【請求項4】 複数の異機種マシンがクライアントマシ
    ンとしてネットワークで接続されたクライアント/サー
    バ型システムにおいて、所定の編集ツールで作成したフ
    ァイルを他のファイルフォーマットに変換する変換プロ
    グラムを管理する変換プログラム管理部と、サーバマシ
    ンからの問い合わせ用パケットを受信するブロードキャ
    スト受信部と、このブロードキャスト受信部を介したサ
    ーバマシンからの前記変換プログラムの有無の問い合わ
    せ時に前記変換プログラム管理部に検索させて回答し、
    変換要求時に前記変換プログラムにより共有ファイル格
    納領域内の所定ファイルのフォーマット変換を行うフォ
    ーマット変換エージェント処理部とを前記クライアント
    マシンが備え、所定の変換プログラムの存在を問い合わ
    せるパケットを送信するブロードキャスト送信部と、こ
    のブロードキャスト送信部を用いてクライアントマシン
    に問い合わせて該当する変換プログラムを保持するマシ
    ンを検索する変換プログラム保持マシン検索部と、クラ
    イアントマシンからの変換要求を受けて前記変換プログ
    ラム保持マシン検索部により検索されたクライアントマ
    シンの前記フォーマット変換エージェント処理部にフォ
    ーマット変換を要求するフォーマット変換マネージャ処
    理部とを前記サーバマシンが備えることを特徴とするフ
    ァイルフォーマット変換装置。
  5. 【請求項5】 複数の異機種マシンがクライアントマシ
    ンとしてネットワークで接続されたクライアント/サー
    バ型システムにおいて、所定の編集ツールで作成したフ
    ァイルを他のファイルフォーマットに変換する変換プロ
    グラムを管理する変換プログラム管理部と、サーバマシ
    ンからの問い合わせ用パケットを受信するブロードキャ
    スト受信部と、自マシンの性能およびCPUの負荷状況
    を保持するマシン情報部と、このマシン情報部を管理す
    るマシン情報管理部と、前記ブロードキャスト受信部を
    介したサーバマシンからの前記変換プログラムの有無の
    問い合わせ時に前記変換プログラム管理部に検索させて
    前記マシン情報とともに回答し、変換要求時に前記変換
    プログラムにより共有ファイル格納領域内の所定ファイ
    ルのフォーマット変換を行うフォーマット変換エージェ
    ント処理部を前記クライアントマシンが備え、所定の変
    換プログラムの存在を問い合わせるパケットを送信する
    ブロードキャスト送信部と、このブロードキャスト送信
    部を用いてクライアントマシンに問い合わせて該当する
    変換プログラムを保持するマシンを検索する変換プログ
    ラム保持マシン検索部と、この変換プログラム保持マシ
    ン検索部で検索されたクライアントの中から前記マシン
    情報により最適なクライアントマシンを決定する変換マ
    シン決定部と、クライアントマシンからの変換要求を受
    けて前記変換プログラム保持マシン検索部により検索さ
    れ、前記変換マシン決定部により決定されたクライアン
    トマシンの前記フォーマット変換エージェント処理部に
    フォーマット変換を要求するフォーマット変換マネージ
    ャ処理部とを前記サーバマシンが備えることを特徴とす
    るファイルフォーマット変換装置。
  6. 【請求項6】 サーバマシンから転送され前記変換プロ
    グラム管理部により管理される変換プログラムを格納す
    る受信変換プログラム格納領域と、自マシンのOS名お
    よびアーキテクチャ名とを前記クライアントマシンが有
    し、変換プログラムを保管する変換プログラム保管領域
    と、前記変換プログラムをOS名およびアーキテクチャ
    名等の管理情報により管理する変換プログラム保管管理
    部とを前記サーバマシンが有し、前記変換プログラム保
    管管理部により保管される変換プログラムが動作可能な
    クライアントマシンを前記管理情報を元に前記プログラ
    ム保持マシン検索部が検索し、前記変換プログラムを該
    当のクライアントマシンの前記受信変換プログラム格納
    領域に前記フォーマット変換マネージャ処理部が転送す
    ることを特徴とする前記請求項1ないし5のいずれかに
    記載のファイルフォーマット変換装置。
  7. 【請求項7】 前記クライアントマシンに変換プログラ
    ムをサーバマシンに転送する変換プログラム転送部を設
    け、自クライアントマシンで動作可能な変換プログラム
    をサーバマシンの前記変換プログラム保管領域に転送す
    ることを特徴とする前記請求項6記載のファイルフォー
    マット変換装置。
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