JPH0928784A - 人工外皮 - Google Patents

人工外皮

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JPH0928784A
JPH0928784A JP7208515A JP20851595A JPH0928784A JP H0928784 A JPH0928784 A JP H0928784A JP 7208515 A JP7208515 A JP 7208515A JP 20851595 A JP20851595 A JP 20851595A JP H0928784 A JPH0928784 A JP H0928784A
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JP
Japan
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vinyl acetate
weight
artificial
polyvinyl alcohol
monomer
Prior art date
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Pending
Application number
JP7208515A
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English (en)
Inventor
Tomoji Honda
智士 本田
Isao Kaetsu
勲 嘉悦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO KEIKAKU KK
Original Assignee
TOKYO KEIKAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細菌のバリヤ−性にも優れ、体液吸収能力に
も優れた有用な人工外皮を提供することを目的とし、具
体的には、含水率30〜80%の架橋ポリビニルアルコ
−ルからなる板状含水ゲル製人工外皮を目的とする。 【解決手段】 90〜99.95重量%の酢酸ビニルと
0.05〜10重量%のトリアリルイソシアヌレ−トま
たは、下記化1〔構造式(1)〕で示されるジアリリデ
ンペンタエリスリットからなる共重合体を重合するにあ
たり、粘度を予め20センチポイズから200センチポ
イズに予備重合したモノマ−を用いて板状に成形し、こ
れを更に加水分解した含水率30〜80%の架橋ポリビ
ニルアルコ−ルからなる板状含水ゲル製人工外皮。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工外皮に関す
る。更に詳しく述べるなら、含水率30〜80%の架橋
ポリビニルアルコ−ルからなる板状含水ゲル製人工外皮
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切傷、湿疹、火傷、潰瘍等の外傷
に対して、その患部をガ−ゼ、不織布、油紙等で覆って
保護したり、軟膏をこれらのガ−ゼ、不織布、油紙等に
塗布して患部に当てる等の処置が施されていた。しかし
これらのガ−ゼや不織布は、外気中の細菌に対して何等
バリヤ−とはならずまた、患部から浸出する血液等の体
液を吸収する能力も欠如していた。また、浸出した体液
が固化するとガ−ゼや不織布が患部に固着し除去する場
合に苦痛を味わったり、また患部を再び傷つけることも
多々経験するところである。この為よりよい人工外皮が
探索され、例えばデプリサン(商品名)やゼラチンゲル
等の体液吸収性の微粉体を使用する治療法も行われてき
た。しかしこの方法は、取り扱いが煩雑であるため、充
分簡便な方法が望まれている。更に、ガスや水分の透過
吸収と細菌のバリヤ−の両方の機能を不織布とプラスチ
ックフィルムとを組み合わせることによりもたらせよう
とする試みも行われている。しかし効果の点で未だ充分
なものはない。この事から細菌のバリヤ−性にも優れ、
体液吸収能力にも優れた有用な人工外皮の出現が強く望
まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の要請
に応え、細菌のバリヤ−性にも優れ、体液吸収能力にも
優れた有用な人工外皮を提供することを目的とする。具
体的には、含水率30〜80%の架橋ポリビニルアルコ
−ルからなる板状含水ゲル製人工外皮を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の人工外皮は、含
水率の高いゲルからなり、具体的には、酢酸ビニルとト
リアリルイソシアヌレ−トまたは、ジアリリデンペンタ
エリスリットからなる共重合体を重合するにあたり、粘
度を予め20センチポイズから200センチポイズに予
備重合したモノマ−を用いて板状に成形し、これを更に
加水分解することによって得られる有用な架橋ポリビニ
ルアルコ−ルからなる板状含水ゲル製人工外皮である。
【0005】本発明の新規な人工外皮は、以下に詳述す
る特定の製造方法からなる板状含水ゲルを用いて製作さ
れる。本発明の含水ゲルは、ポリビニルアルコ−ルゲル
が用いられる。一般にポリビニルアルコ−ルは、ポリ酢
酸ビニルの加水分解によって得ることが出来るが、ポリ
ビニルアルコ−ルを架橋するのは簡単なことではない。
従来、ポリビニルアルコ−ルを架橋する方法は、ポリ酢
酸ビニルの加水分解によって得られたポリビニルアルコ
−ルをアルデヒド等により後から架橋することが行われ
てきた。しかし、この方法では、架橋の程度を精密にコ
ントロ−ルすることは、容易でない。又、ポリビニルア
ルコ−ル自体を人工外皮に適した板状に成形することも
難しく、従って架橋ポリビニルアルコ−ル製の含水人工
外皮は未だ実用化されていない。本発明において用いら
れるモノマ−は、酢酸ビニルとトリアリルイソシアヌレ
−トまたは、下記化2〔構造式(1)〕で示されるジア
リリデンペンタエリスリットであり、この3種類モノマ
−はラジカル共重合性に富む。
【0006】
【化2】
【0007】本発明では、この共重合体板状成形物は9
0〜99.95重量%の酢酸ビニルと0.05〜10%
のトリアリルイソシアヌレ−トまたは、90〜99.9
5重量%の酢酸ビニルと0.05〜10%のジアリリデ
ンペンタエリスリットを通常のラジカル重合開始剤を用
いて、板状に塊状重合を行うことにより得られる。本発
明においてモノマ−の組成が90〜99.95重量%の
酢酸ビニルと0.05〜10重量%のトリアリルイソシ
アヌレ−トまたはジアリリデンペンタエリスリットの範
囲で使用される理由は、架橋成分としてのトリアリルイ
ソシアヌレ−トまたはジアリリデンペンタエリスリット
が0.05重量%を下回ると加水分解後のポリビニルア
ルコ−ルの架橋が不十分で、人工外皮に適した強度のあ
る含水ゲルにならないためである。又、トリアリルイソ
シアヌレ−トまたはジアリリデンペンタエリスリットが
10重量%を超えると架橋が高すぎ、充分柔なんなゲル
にならず、また本発明の高い含水率を持つことが出来な
いためである。
【0008】塊状重合は、本発明では、板状成形物を得
るためのガラスや各種金属、ポリエチレンやポリプロピ
レン、ポリテトラフロロエチレン等のプラスチック製の
各種の大きさの成型用鋳型(モ−ルド)中に、90〜9
9.95重量%の酢酸ビニルと0.05〜10%のトリ
アリルイソシアヌレ−トまたはジアリリデンペンタエリ
スリットと適量のラジカル重合開始剤の混合物をいれ、
加温下に重合成形を行う。しかし酢酸ビニルは沸点が低
く、又粘度も低く、重合時の収縮が極めて大きいため目
的とする精度のよい成形が困難である。この為、本発明
ではモノマ−を予め予備重合を行い適度の粘度に調節す
る。即ち、酢酸ビニルとトリアリルイソシアヌレ−トま
たはジアリリデンペンタエリスリットの混合モノマ−に
少量の重合開始剤(特に限定はないが通常、モノマ−1
00重量部あたり重合開始剤0.2以下が使用される)
をいれ、撹拌昇温し、粘度が20センチポイズから20
0センチポイズに達した時点で、直ちに冷却し、重合を
停止させる。この際、通常の重合禁止剤を系内に入れる
ことも本発明では好ましい方法として用いることが出来
る。この様に適度な粘度に調節したモノマ−は冷却して
保存される。このモノマ−を使用して重合が行われる
が、重合は、ラジカル重合開始剤の種類によって異なる
が、通常室温から100℃の間で行われ、透明な精度の
よい板状成型体が得られる。
【0009】次に、板状に成形された酢酸ビニルとトリ
アリルイソシアヌレ−トまたはジアリリデンペンタエリ
スリットの板状共重合体成形物は加水分解され、ビニル
アルコ−ル−ジアリリデンペンタエリスリット共重合体
人工外皮になる。加水分解方法は特に、限定は無いが、
アルカリ性の水溶液に板状共重合体をいれることにより
行われる。例えば、酢酸ビニルとトリアリルイソシアヌ
レ−トまたはジアリリデンペンタエリスリットの共重合
体成形物を予めメタノ−ルやエタノ−ル等の有機溶媒で
膨潤させておき、これを苛性ソ−ダ水溶液とメタノ−ル
やエタノ−ル等の有機溶媒との混合溶液中にいれ、加温
下に加水分解を行う。この際、鹸化の程度は、特に、限
定はないが本発明では、通常80から100%の鹸化度
のものが人工外皮として用いられる。
【0010】本発明では、この様に加水分解された架橋
されたビニルアルコ−ル共重合体は多量の水で洗浄され
人工外皮材料として供される。通常、鹸化後の共重合体
成形物の大きさと鹸化前の共重合体成形物の大きさは異
なる場合が多いので、予めこの事を考慮して、重合時の
酢酸ビニルとトリアリルイソシアヌレ−トまたはジアリ
リデンペンタエリスリット共重合体の成形を行う必要が
あることは、当然である。本発明における人工外皮は特
に、出血、浸出性皮膚障害に用いることを目的としてい
るので、細菌に対するバリヤ−性、抗菌性、及び積極的
な治療効果をもたらせるために、成形体重合時、もしく
は加水分解後の成形体に、例えば適量の殺菌剤、抗炎症
剤、抗生物質、組織修復剤等の薬物を含有配合させるこ
とも有効な手段として用いることが出来る。これら薬物
を本発明のポリビニルアルコ−ルゲルに含有させる方法
は、酢酸ビニルとトリアリルイソシアヌレ−トまたはジ
アリリデンペンタエリスリット共重合体作製前のモノマ
−混合物に薬物を溶解させる方法の他、鹸化後のゲルを
乾燥させ、この乾燥ゲルに薬物をそのまま、もしくはア
ルコ−ルや水等に溶解させた薬物をしみこませる事によ
り含有させることが出来る。又、これらの薬物は、本発
明の人工外皮の表面に直接塗布してそのまま患部に処置
することも可能である。
【0011】又、本発明においては、上述の方法により
人工外皮を得た後、例えばこれをヒビテン(クロロヘキ
シジン)、オスバン(塩化ベンザルコニュウム)等の殺
菌剤水溶液に浸し大過剰の滅菌水による反復洗浄を施
し、その後、滅菌生理食塩水や滅菌水に浸すことにより
滅菌下に含水される。本発明では、人工外皮として使用
する際のゲルは、必ずしもその含水能力一杯に含水させ
る必要はない。本発明のゲルは、含水率が30〜80%
であるので、患部の状況に応じて含水の程度を調節出来
るのも本発明の特徴である。本発明で使用される人工外
皮厚みは特に限定はなく、患部の症状に応じて変化させ
得るが、一般的には0.3〜5mm、好ましくは0.5
〜2.5mmが適当である。この様にして得られた本発
明になる架橋ポリビニルアルコ−ル製人工外皮は、ポリ
ビニルアルコ−ルと言う極めて単純な構造を有してお
り、安全で含水率が30〜80%と人工外皮として適当
であり、柔なんで、且つ機械的強度に優れ、細菌のバリ
ヤ−性にも優れ、体液吸収能力にも優れた有用な人工外
皮を提供するものである。
【0012】
【実施例】
実施例 (1) 蒸留、精製された酢酸ビニル 98.7 重量部 ジアリリデンペンタエリスリット 1.3 重量部 を混合し、ガラス製の容器に入れ、これにラウリルパ−
オキサイド0.1重量部を添加混合して、容器内を窒素
置換した。撹拌しながらがら50℃に昇温し予備重合を
行った。粘度が70センチポイズになった時点で重合禁
止剤のハイドロキノンを400ppmになる様にいれ、
更に−10℃に冷却して重合をストップさせ、保存し
た。このモノマ−100重量部に0.8重量部のラウリ
ルパ−オキサイドを添加し、予めシリコン系の離型剤を
コ−ティングしたテフロン製の人工外皮成型用の平面モ
−ルドに注入し、これを45℃のオ−ブン中にいれ、1
6時間保持した後、80℃まで徐々に昇温することによ
り重合を完結させた。モ−ルドから離型された、この板
状に成形された共重合体を室温でメタノ−ル中にいれ膨
潤させた。更に5g/l(リットル)の濃度にNaOH
を溶解させたメタノ−ル溶液中にいれ、50℃で6時間
加水分解を行った。板状成形体を取り出し、多量の滅菌
水でよく水洗し、厚み0.6mm、90×90mmの板
状架橋ポリビニルアルコ−ル人工外皮を得た。この板状
ゲルは透明でありかつ柔なんで二つに折曲げても破砕し
ない丈夫なゲルであった。赤外分光より、酢酸ビニルの
ビニルアルコ−ルへの鹸化は、約97%進行しているこ
とを確認した。この架橋ポリビニルアルコ−ルゲルの含
水率は、約62%であった。含水率は、次式より求め
た。 ここで Wh は水を飽和したゲルの重量 Wd は乾燥時のゲルの重量 次に、この人工外皮を真空乾燥機で乾燥し、さらに塩化
ベンザルコニュム0.01g、グルコン酸クロルヘキシ
ジン0.01g、ジフェンヒドラミン0.1g、塩酸ナ
ファゾリン0.1gを吸収させ、含水率を30%になる
よう調節した。この人工外皮を用いて菌のバリヤ−性を
テストした。実施例(1)で作製した人工外皮を寒天平
板の上にのせ、これに供試菌として黄色ブドウ球菌(S
1 )、大腸菌(E- Coli)、緑膿菌(Pa)、カ
ンジタ(Ca)の供試菌液に1分間浸したペ−パ−ディ
スク(東洋製作社製)をのせ、24時間接触後ディスク
と人工外皮ゲルを取り除き、培養する。(細菌;37
℃、48時間、酵母;27℃、6日間) 培養後、これらの菌の発育の有無を肉眼で判定した結
果、何れの菌も寒天培地に透過していないことが確認で
きた。次に、この人工外皮の抗菌性をテストした。50
℃に加温した滅菌寒天培地(細菌はSCD、酵母はG
P)に供試菌液を0.1ml/培地100mlになるよ
う接種し、良く混合後滅菌シャ−レに15〜20ml分
注し、凝固させる。この平板に本発明の外皮をのせ培養
する。(細菌;37℃、48時間、酵母;27℃、6日
間) 培養後これらの阻止帯の幅を測定したところ、何れの菌
に対しても阻止帯幅は、5mm以上であり、きわめて抗
菌性に優れていることが確認できた。
【0013】実施例(2) 蒸留、精製された酢酸ビニル 99.78 重量部 トリアリルイソシアヌレ−ト 0.22 重量部 を混合し、これにラウリルパ−オキサイド0.1重量部
を添加混合してモノマ−溶液とした。実施例(1)と同
じ方法で予備重合を行い、室温で80センチポイズのモ
ノマ−を得た。更に、このモノマ−100重量部に0.
8重量部のアゾビスイソブチロニトリルを加え、実施例
(1)に準じた方法で板状成形物をえた。更に、実施例
(1)と同じ方法で加水分解を行い架橋ポリビニルアル
コ−ルゲル人工外皮を得た。このゲルは透明でありかつ
柔なんで二つに折曲げても破砕しない丈夫なゲルであっ
た。赤外分光より、酢酸ビニルのビニルアルコ−ルへの
鹸化は、約98%進行していることを確認した。この架
橋ポリビニルアルコ−ルゲルの含水率は、約72%であ
った。この人工外皮を乾燥後、実施例(1)と同じ方法
で塩化ベンザルコニュム0.01g、グルコン酸クロル
ヘキシジン0.01g、ジフェンヒドラミン0.1g、
塩酸ナファゾリン0.1gを吸収させ、含水率を42%
になるよう調節した。この人工外皮を使用して実施例
(1)に準じた方法で菌のバリヤ−性テスト、及び抗菌
性をテストを実施した。結果は実施例(1)と同じく、
本実施例(2)の人工外皮は、菌のバリヤ−性、抗菌性
に優れていることが確認できた。
【0014】
【発明の効果】本発明の人工外皮は、新規なポリビニル
アルコ−ル製含水ゲルからなる人工外皮であって、含水
率が30〜80%に架橋され、柔なんで、機械的強度に
優れ、細菌のバリヤ−性にも優れ、体液吸収能力にも優
れた有用な人工外皮を提供するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 90〜99.95重量%の酢酸ビニルと
    0.05〜10重量%のトリアリルイソシアヌレ−トま
    たは、下記化1〔構造式(1)〕で示されるジアリリデ
    ンペンタエリスリットからなる共重合体を重合するにあ
    たり、粘度を予め20センチポイズから200センチポ
    イズに予備重合したモノマ−を用いて板状に成形し、こ
    れを更に加水分解した含水率30〜80%の架橋ポリビ
    ニルアルコ−ルからなる板状含水ゲル製人工外皮。 【化1】
JP7208515A 1995-07-25 1995-07-25 人工外皮 Pending JPH0928784A (ja)

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JP7208515A JPH0928784A (ja) 1995-07-25 1995-07-25 人工外皮

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JP7208515A JPH0928784A (ja) 1995-07-25 1995-07-25 人工外皮

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