JPH09287759A - 空気調和機の排水装置 - Google Patents
空気調和機の排水装置Info
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- JPH09287759A JPH09287759A JP8097959A JP9795996A JPH09287759A JP H09287759 A JPH09287759 A JP H09287759A JP 8097959 A JP8097959 A JP 8097959A JP 9795996 A JP9795996 A JP 9795996A JP H09287759 A JPH09287759 A JP H09287759A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置場所の如何にかかわらず、露受皿より結
露水が完全に排水され、漏水の心配のない空気調和機の
排水装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 露受皿６の底面に横断流ファン４の連結
部に向けてなだらかな下り勾配を持たせ、その底部のリ
ブ５ｃ１、５Ｃ２間に排水口６ａと、軸受部５ｄ後方よ
り下方に立設する壁５ｅを設け、前記排水口と壁の間に
前記露受皿の結露水を前記軸受部の下方に流導する導水
路６ｂを設け、同導水路の下部に、別体で形成される筒
状の突出部７ａを備えた排水受皿７あるいは、前記壁の
後方に延出されドレンポンプ１０を挿着可能な延出部１
２ａを備える第２の排水受皿１２を交換取付可能に取り
付け、確実な自然排水あるいは、強制排水を可能にして
いる。
露水が完全に排水され、漏水の心配のない空気調和機の
排水装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 露受皿６の底面に横断流ファン４の連結
部に向けてなだらかな下り勾配を持たせ、その底部のリ
ブ５ｃ１、５Ｃ２間に排水口６ａと、軸受部５ｄ後方よ
り下方に立設する壁５ｅを設け、前記排水口と壁の間に
前記露受皿の結露水を前記軸受部の下方に流導する導水
路６ｂを設け、同導水路の下部に、別体で形成される筒
状の突出部７ａを備えた排水受皿７あるいは、前記壁の
後方に延出されドレンポンプ１０を挿着可能な延出部１
２ａを備える第２の排水受皿１２を交換取付可能に取り
付け、確実な自然排水あるいは、強制排水を可能にして
いる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の排水
装置に係わり、とくに、流路内に設けられた露受皿で受
けた結露水の排水に関する。
装置に係わり、とくに、流路内に設けられた露受皿で受
けた結露水の排水に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図１に示す空気調和機の排水装置
は、本体１内に空気流路２が形成され、この空気流路２
には複数に分割された室内熱交換器３と複数の横断流フ
ァン４が設けられ、同室内熱交換器３の下部には前記横
断流ファン４を軸支して収納するケーシング５と一体に
形成された露受皿６が設けられており、この露受皿６で
受けた結露水を排水するため、図４に示すように、この
露受皿６の両側部の底部に、排水口１７をそれぞれ突設
し、室内ユニットの設置場所に合わせて、一方の排水口
１７を盲栓１８で塞ぎ、他方の排水口１７に排水管９ま
たは、ドレンポンプを接続するようにしていた。前記ケ
ーシング５は、図４に示すように、モータを収納するモ
ータケーシング部５ａと、複数の横断流ファン４を収納
するファンケーシング部５ｂとで構成し、同ファンケー
シング部５ｂの前方に室内熱交換器３よりの結露水を受
ける露受皿６を一体に形成している。また、前記ファン
ケーシング部５ｂには、前記複数の横断流ファン４の連
結部に横断流ファン４の軸に直交して立設し、先端部を
半円状に形成された一対のリブ５ｃを設け、同リブ５ｃ
の先端部を軸受部５ｄで連結し、同軸受部５ｄにより防
振部材を介して前記複数の横断流ファン４の軸を連結し
て軸支するようにしている。しかし、このような構成で
は何方の排水口１７を使用するか不明のため、前記露受
皿６の底部は水平に形成され、室内ユニットの設置場所
により、排水管９を接続する排水口１７が低くなるよう
に、室内ユニットを若干傾斜するように調整して設置す
るようにしており、調整を間違えて排水管９を接続する
排水口１７が高くなるように傾斜させた場合、露受皿６
より結露水が排水されず、露受皿６や排水口１７を塞ぐ
盲栓１８が腐食して、漏水するという問題があった。
は、本体１内に空気流路２が形成され、この空気流路２
には複数に分割された室内熱交換器３と複数の横断流フ
ァン４が設けられ、同室内熱交換器３の下部には前記横
断流ファン４を軸支して収納するケーシング５と一体に
形成された露受皿６が設けられており、この露受皿６で
受けた結露水を排水するため、図４に示すように、この
露受皿６の両側部の底部に、排水口１７をそれぞれ突設
し、室内ユニットの設置場所に合わせて、一方の排水口
１７を盲栓１８で塞ぎ、他方の排水口１７に排水管９ま
たは、ドレンポンプを接続するようにしていた。前記ケ
ーシング５は、図４に示すように、モータを収納するモ
ータケーシング部５ａと、複数の横断流ファン４を収納
するファンケーシング部５ｂとで構成し、同ファンケー
シング部５ｂの前方に室内熱交換器３よりの結露水を受
ける露受皿６を一体に形成している。また、前記ファン
ケーシング部５ｂには、前記複数の横断流ファン４の連
結部に横断流ファン４の軸に直交して立設し、先端部を
半円状に形成された一対のリブ５ｃを設け、同リブ５ｃ
の先端部を軸受部５ｄで連結し、同軸受部５ｄにより防
振部材を介して前記複数の横断流ファン４の軸を連結し
て軸支するようにしている。しかし、このような構成で
は何方の排水口１７を使用するか不明のため、前記露受
皿６の底部は水平に形成され、室内ユニットの設置場所
により、排水管９を接続する排水口１７が低くなるよう
に、室内ユニットを若干傾斜するように調整して設置す
るようにしており、調整を間違えて排水管９を接続する
排水口１７が高くなるように傾斜させた場合、露受皿６
より結露水が排水されず、露受皿６や排水口１７を塞ぐ
盲栓１８が腐食して、漏水するという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、設置場所の如何にかかわらず、露受皿よ
り結露水が確実に排水され、漏水の心配のない空気調和
機の排水装置を提供することを目的としている。
題点を解決し、設置場所の如何にかかわらず、露受皿よ
り結露水が確実に排水され、漏水の心配のない空気調和
機の排水装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、流風路内に配置され複数の横断流ファンを
収納し、同横断流ファンの連結部に横断流ファンの軸に
直交する先端部を半円状に形成された一対のリブを立設
し、同リブの先端部を軸受部で連結し、同軸受部に防振
部材を介して前記横断流ファンを軸支するようにしたケ
ーシングと、同ケーシングと一体に形成され、熱交換器
より流下する結露水を受けるようにした露受皿とにより
構成され、同露受皿の底部に突出して設けた排水口に結
合されている排水管を通して結露水を室外に排出するよ
うにしてなる空気調和機の排水装置において、前記露受
皿の底面に前記横断流ファンの連結部に向けてなだらか
な下り勾配を持たせ、その底部に対応する前記リブ間に
排水口と、前記軸受部後方より下方に立設する壁を設
け、前記排水口と壁の間に前記露受皿に受けた結露水を
前記軸受部の下方に流導する導水路を設け、同導水路の
下部に別体で形成される排水受皿または壁の後方に延出
された延出部を備える第２の排水受皿を設け、同排水受
皿と第２の排水受皿を交換取付可能に取り付けるように
している。また、前記排水受皿または第２の排水受皿に
筒状の突出部を備え、同突出部に排水管を接続するよう
にしている。また、前記第２の排水受皿に、結露水をポ
ンプアップして排水するドレンポンプを取り付けるよう
にしている。また、前記第２の排水受皿に、前記壁の後
方に取り付けたドレンポンプの吸水口を挿入するように
している。また、前記壁の後方に、前記ドレンポンプを
取り付け、同ドレンポンプの吸水口に前記排水受皿の突
出部に接続された排水管を接続するようにしている。
決するため、流風路内に配置され複数の横断流ファンを
収納し、同横断流ファンの連結部に横断流ファンの軸に
直交する先端部を半円状に形成された一対のリブを立設
し、同リブの先端部を軸受部で連結し、同軸受部に防振
部材を介して前記横断流ファンを軸支するようにしたケ
ーシングと、同ケーシングと一体に形成され、熱交換器
より流下する結露水を受けるようにした露受皿とにより
構成され、同露受皿の底部に突出して設けた排水口に結
合されている排水管を通して結露水を室外に排出するよ
うにしてなる空気調和機の排水装置において、前記露受
皿の底面に前記横断流ファンの連結部に向けてなだらか
な下り勾配を持たせ、その底部に対応する前記リブ間に
排水口と、前記軸受部後方より下方に立設する壁を設
け、前記排水口と壁の間に前記露受皿に受けた結露水を
前記軸受部の下方に流導する導水路を設け、同導水路の
下部に別体で形成される排水受皿または壁の後方に延出
された延出部を備える第２の排水受皿を設け、同排水受
皿と第２の排水受皿を交換取付可能に取り付けるように
している。また、前記排水受皿または第２の排水受皿に
筒状の突出部を備え、同突出部に排水管を接続するよう
にしている。また、前記第２の排水受皿に、結露水をポ
ンプアップして排水するドレンポンプを取り付けるよう
にしている。また、前記第２の排水受皿に、前記壁の後
方に取り付けたドレンポンプの吸水口を挿入するように
している。また、前記壁の後方に、前記ドレンポンプを
取り付け、同ドレンポンプの吸水口に前記排水受皿の突
出部に接続された排水管を接続するようにしている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以上のように構成したので、本発
明の空気調和機の排水装置においては、露受皿の底面に
横断流ファンの連結部に向けてなだらかな下り勾配を持
たせ、その底部に対応する前記リブ間に排水口と、前記
軸受部後方より下方に立設する壁を設け、前記排水口と
壁の間に前記露受皿に受けた結露水を前記軸受部の下方
に流導する導水路を設け、同導水路の下部に別体で形成
される筒状の突出部を備えた排水受皿または前記壁の後
方に延出されドレンポンプを挿着可能な延出部を備える
第２の排水受皿を設け、同排水受皿と第２の排水受皿を
交換取付可能に取り付けるようにしているので、室内ユ
ニットが若干傾いて設置されても、露受皿に受けた結露
水が排水口より導水路に確実に導水され、また、同導水
路に、別体で形成された突出部を設けた排水受皿、突出
部のない第２の排水受皿を交換取付できるので、突出部
に接続した排水管から自然排水するか、または、ドレン
ポンプの吸水口を第２の排水受皿に装着するか、排水管
を通して排水口に接続することにより、建物の排水管取
付孔が前記排水口より高い位置にある場合においても、
強制的に排水できるようにしている。
明の空気調和機の排水装置においては、露受皿の底面に
横断流ファンの連結部に向けてなだらかな下り勾配を持
たせ、その底部に対応する前記リブ間に排水口と、前記
軸受部後方より下方に立設する壁を設け、前記排水口と
壁の間に前記露受皿に受けた結露水を前記軸受部の下方
に流導する導水路を設け、同導水路の下部に別体で形成
される筒状の突出部を備えた排水受皿または前記壁の後
方に延出されドレンポンプを挿着可能な延出部を備える
第２の排水受皿を設け、同排水受皿と第２の排水受皿を
交換取付可能に取り付けるようにしているので、室内ユ
ニットが若干傾いて設置されても、露受皿に受けた結露
水が排水口より導水路に確実に導水され、また、同導水
路に、別体で形成された突出部を設けた排水受皿、突出
部のない第２の排水受皿を交換取付できるので、突出部
に接続した排水管から自然排水するか、または、ドレン
ポンプの吸水口を第２の排水受皿に装着するか、排水管
を通して排水口に接続することにより、建物の排水管取
付孔が前記排水口より高い位置にある場合においても、
強制的に排水できるようにしている。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の排水装置を詳細に説明する。図１は空気調和機の要
部側断面図、図２は本発明による空気調和機の排水装置
の一実施例を示す要部分解斜視図、図３は図２における
軸受け部の側断面図で、（Ａ）、（Ｃ）は排水管を接続
する場合、（Ｂ）、（Ｄ）はドレンポンプを接続する場
合の一実施例を示している。図１に示すように、１は空
気調和機の室内ユニット本体で、同本体１内には空気流
路２が形成され、同空気流路２内に複数に分割された室
内熱交換器３と複数の横断流ファン４が設けられ、同室
内熱交換器３の下部には前記横断流ファン４を軸支して
収納するケーシング５と一体に形成された露受皿６が設
けられている。
機の排水装置を詳細に説明する。図１は空気調和機の要
部側断面図、図２は本発明による空気調和機の排水装置
の一実施例を示す要部分解斜視図、図３は図２における
軸受け部の側断面図で、（Ａ）、（Ｃ）は排水管を接続
する場合、（Ｂ）、（Ｄ）はドレンポンプを接続する場
合の一実施例を示している。図１に示すように、１は空
気調和機の室内ユニット本体で、同本体１内には空気流
路２が形成され、同空気流路２内に複数に分割された室
内熱交換器３と複数の横断流ファン４が設けられ、同室
内熱交換器３の下部には前記横断流ファン４を軸支して
収納するケーシング５と一体に形成された露受皿６が設
けられている。
【０００７】前記ケーシング５は、図２に示すように、
モータを収納するモータケーシング部５ａと、複数の横
断流ファン４を収納するファンケーシング部５ｂとて構
成し、同ファンケーシング部５ｂの前方に室内熱交換器
３よりの結露水を受ける露受皿６を一体に形成してい
る。前記ファンケーシング部５ｂには、前記複数の横断
流ファン４の連結部に同横断流ファン４の軸に直交して
立設され、先端部を半円状に形成された一対のリブ５ｃ
１、リブ５Ｃ２を設け、同リブ５ｃ１、リブ５Ｃ２の先
端部を軸受部５ｄで連結し、同軸受部５ｄにより防振部
材４０を介して前記複数の横断流ファン４の軸を連結し
て軸支するようにしている。前記露受皿６を、その底面
が排水口６ａに向かってなだらかな下り勾配を持つよう
に形成し、前記リブ５ｃ１、リブ５Ｃ２の間に、露受皿
６で受けた結露水を排水する前記排水口６ａと、前記軸
受部５ｄの後部に前記リブ５ｃ１、リブ５Ｃ２と直交し
て下方に立設する壁５ｅを設け、前記排水口６ａより壁
５ｅの間に、結露水を下方に導く導水路６ｂを設け、同
導水路６ｂの下部に別体に形成された排水受皿をネジ２
１等で取り付けるようにしている。
モータを収納するモータケーシング部５ａと、複数の横
断流ファン４を収納するファンケーシング部５ｂとて構
成し、同ファンケーシング部５ｂの前方に室内熱交換器
３よりの結露水を受ける露受皿６を一体に形成してい
る。前記ファンケーシング部５ｂには、前記複数の横断
流ファン４の連結部に同横断流ファン４の軸に直交して
立設され、先端部を半円状に形成された一対のリブ５ｃ
１、リブ５Ｃ２を設け、同リブ５ｃ１、リブ５Ｃ２の先
端部を軸受部５ｄで連結し、同軸受部５ｄにより防振部
材４０を介して前記複数の横断流ファン４の軸を連結し
て軸支するようにしている。前記露受皿６を、その底面
が排水口６ａに向かってなだらかな下り勾配を持つよう
に形成し、前記リブ５ｃ１、リブ５Ｃ２の間に、露受皿
６で受けた結露水を排水する前記排水口６ａと、前記軸
受部５ｄの後部に前記リブ５ｃ１、リブ５Ｃ２と直交し
て下方に立設する壁５ｅを設け、前記排水口６ａより壁
５ｅの間に、結露水を下方に導く導水路６ｂを設け、同
導水路６ｂの下部に別体に形成された排水受皿をネジ２
１等で取り付けるようにしている。
【０００８】図３は前記導水路６ｂの下部に排水受皿を
取り付けた例を示している。図３（Ａ）に示す実施例で
は、突出部７ａを備える排水受皿７を前記導水路６ｂ下
部に取り付け、図２に示すように、突出部７ａに排水管
９を接続するようにしている。また、図３（Ｃ）の実施
例では、前記壁５ｅの後方に延出する延出部１２ａを備
え下部に突出部１２ｂを設けた第２の排水受皿１２を、
前記導水路６ｂの下部に取り付け、前記突出部１２ｂ
に、排水管９を接続するようにしている。図３（Ｂ）に
示す実施例では、前記導水路６ｂの下部に、前記延出部
１２ａを備える第２の排水受皿１２を前記排水受皿７と
交換自在に取り付け、前記延出部１２ａにドレンポンプ
１０を取り付けるようにしており、建物の排水管取付孔
が前記排水受皿６ｂまたは第２の排水受皿１２より高い
位置にある場合においても、強制的に排水できるように
している。図３（Ｂ）の実施例では、ドレンポンプ１０
を第２の排水受皿１２の延出部１２ａに取り付けたが、
図３（Ｄ）の例では、前記壁５ｅの後部とリブ５ｃ１、
リブ５ｃ２で囲まれた延出部１２ａに対応する位置に取
り付け、ドレンポンプ１０ノ吸水口１０ａが延出部１２
ａに挿入されるようにしているが、同例の場合、第２の
排水受皿１２の下部に設けた突出部１２ｂに盲栓８をし
ている。
取り付けた例を示している。図３（Ａ）に示す実施例で
は、突出部７ａを備える排水受皿７を前記導水路６ｂ下
部に取り付け、図２に示すように、突出部７ａに排水管
９を接続するようにしている。また、図３（Ｃ）の実施
例では、前記壁５ｅの後方に延出する延出部１２ａを備
え下部に突出部１２ｂを設けた第２の排水受皿１２を、
前記導水路６ｂの下部に取り付け、前記突出部１２ｂ
に、排水管９を接続するようにしている。図３（Ｂ）に
示す実施例では、前記導水路６ｂの下部に、前記延出部
１２ａを備える第２の排水受皿１２を前記排水受皿７と
交換自在に取り付け、前記延出部１２ａにドレンポンプ
１０を取り付けるようにしており、建物の排水管取付孔
が前記排水受皿６ｂまたは第２の排水受皿１２より高い
位置にある場合においても、強制的に排水できるように
している。図３（Ｂ）の実施例では、ドレンポンプ１０
を第２の排水受皿１２の延出部１２ａに取り付けたが、
図３（Ｄ）の例では、前記壁５ｅの後部とリブ５ｃ１、
リブ５ｃ２で囲まれた延出部１２ａに対応する位置に取
り付け、ドレンポンプ１０ノ吸水口１０ａが延出部１２
ａに挿入されるようにしているが、同例の場合、第２の
排水受皿１２の下部に設けた突出部１２ｂに盲栓８をし
ている。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の排水装置によれば、露受皿の底面に横断流ファ
ンの連結部に向けてなだらかな下り勾配を持たせ、その
底部に対応する一対のリブ間に排水口と、前記軸受部後
方より下方に立設する壁を設け、前記排水口と壁の間に
前記露受皿に受けた結露水を前記軸受部の下方に流導す
る導水路を設け、同導水路の下部に別体で形成される筒
状の突出部を備えた排水受皿または前記壁の後方に延出
されドレンポンプを挿着可能な延出部を備える第２の排
水受皿を設け、同排水受皿と第２の排水受皿を交換取付
可能に取り付けるようにしているので、室内ユニットが
若干傾いて設置されても、露受皿に受けた結露水が排水
口より導水路に確実に導水され、また、同導水路に、別
体で形成された突出部を設けた排水受皿、突出部のない
第２の排水受皿を交換取付できるので、突出部に接続し
た排水管から自然排水するか、または、ドレンポンプの
吸水口を第２の排水受皿に装着するか、排水管を通して
排水口に接続することにより、建物の排水管取付孔が前
記排水口より高い位置にある場合においても、強制的に
排水できるようにしているので、設置場所の如何にかか
わらず、露受皿より結露水が確実に排水され、漏水の心
配のない空気調和機の排水装置を提供することができ
る。
調和機の排水装置によれば、露受皿の底面に横断流ファ
ンの連結部に向けてなだらかな下り勾配を持たせ、その
底部に対応する一対のリブ間に排水口と、前記軸受部後
方より下方に立設する壁を設け、前記排水口と壁の間に
前記露受皿に受けた結露水を前記軸受部の下方に流導す
る導水路を設け、同導水路の下部に別体で形成される筒
状の突出部を備えた排水受皿または前記壁の後方に延出
されドレンポンプを挿着可能な延出部を備える第２の排
水受皿を設け、同排水受皿と第２の排水受皿を交換取付
可能に取り付けるようにしているので、室内ユニットが
若干傾いて設置されても、露受皿に受けた結露水が排水
口より導水路に確実に導水され、また、同導水路に、別
体で形成された突出部を設けた排水受皿、突出部のない
第２の排水受皿を交換取付できるので、突出部に接続し
た排水管から自然排水するか、または、ドレンポンプの
吸水口を第２の排水受皿に装着するか、排水管を通して
排水口に接続することにより、建物の排水管取付孔が前
記排水口より高い位置にある場合においても、強制的に
排水できるようにしているので、設置場所の如何にかか
わらず、露受皿より結露水が確実に排水され、漏水の心
配のない空気調和機の排水装置を提供することができ
る。
【図１】空気調和機の室内ユニットを示す要部側断面図
である。
である。
【図２】本発明による空気調和機の排水装置の一実施例
を示す要部分解斜視図である。
を示す要部分解斜視図である。
【図３】本発明による空気調和機の排水装置の一実施例
を示す図２におけるＡ−Ａ断面図である。
を示す図２におけるＡ−Ａ断面図である。
【図４】従来の空気調和機の排水装置を示す要部分解斜
視図である。
視図である。
１ 本体 ２ 空気流路 ３ 室内熱交換器 ４ 横断流ファン ５ ケーシング ５ａ モータケーシング ５ｂ ファンケーシング ５ｃ１、５ｃ２ リブ ５ｄ 軸受部 ５ｅ 壁 ６ 露受け皿 ６ａ 排水口 ６ｂ 導水路 ７ 排水受皿 ７ａ 突出部 ８ 盲栓 ９ 排水管 １０ ドレンポンプ １２ 第２の排水受 １２ａ 延出部 １２ｂ 突出部 ４０ 防振部材
Claims (9)
- 【請求項１】 流風路内に配置され複数の横断流ファン
を収納し、同横断流ファンの連結部に横断流ファンの軸
に直交する先端部を半円状に形成された一対のリブを立
設し、同リブの先端部を軸受部で連結し、同軸受部に防
振部材を介して前記横断流ファンを軸支するようにした
ケーシングと、同ケーシングと一体に形成され、熱交換
器より流下する結露水を受けるようにした露受皿とによ
り構成され、同露受皿の底部に突出して設けた排水口に
結合されている排水管を通して結露水を室外に排出する
ようにしてなる空気調和機の排水装置において、前記露
受皿の底面に前記横断流ファンの連結部に向けてなだら
かな下り勾配を持たせ、前記リブの間に、前記露受皿の
底部に対応した排水口と、前記軸受部後方より下方に立
設する壁を設け、前記排水口と壁の間に、前記排水口よ
り前記軸受部の下方に流導する導水路を設け、同導水路
の下部に別体で形成される排水受皿を設けてなることを
特徴とする空気調和機の排水装置。 - 【請求項２】 前記導水路に、前記壁の後方に延出部を
備える第２の排水受皿を取り付けてなることを特徴とす
る請求項１記載の空気調和機の排水装置。 - 【請求項３】 前記排水受皿または第２の排水受皿に筒
状の突出部を備え、同突出部に排水管を接続するように
してなることを特徴とする請求項１または請求項２記載
の空気調和機の排水装置。 - 【請求項４】 前記排水受皿と、前記第２の排水受皿を
交換取付可能に取り付けてなることを特徴とする請求項
１、請求項２または請求項３記載の空気調和機の排水装
置。 - 【請求項５】 前記第２の排水受皿の延出部に、結露水
をポンプアップして排水するドレンポンプを取り付けて
なることを特徴とする請求項２記載の空気調和機の排水
装置。 - 【請求項６】 前記第２の排水受皿の突出部に盲栓をす
ると共に、延出部に結露水をポンプアップして排水する
ドレンポンプを取り付けてなることを特徴とする請求項
３記載の空気調和機の排水装置。 - 【請求項７】 前記第２の排水受皿に、前記壁の後方に
取り付けたドレンポンプの吸水口を挿入してなることを
特徴とする請求項２記載の空気調和機の排水装置。 - 【請求項８】 前記第２の排水受皿の突出部に盲栓をす
ると共に、延出部に前記壁の後方に取り付けたドレンポ
ンプの吸水口を挿入してなることを特徴とする請求項３
記載の空気調和機の排水装置。 - 【請求項９】 前記壁の後方に、前記ドレンポンプを取
り付け、同ドレンポンプの吸水口に前記排水受皿の突出
部に接続された排水管を接続してなることを特徴とする
請求項３記載の空気調和機の排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097959A JPH09287759A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 空気調和機の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097959A JPH09287759A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 空気調和機の排水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09287759A true JPH09287759A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14206219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8097959A Pending JPH09287759A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 空気調和機の排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09287759A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2270401A1 (en) * | 2009-06-08 | 2011-01-05 | Bingdian Air Conditioning Co., Ltd. | Room air conditioner of a split type air conditioner system |
| CN111140926A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种防凝露滴水的贯流风叶结构、控制方法及空调 |
| IT201800010690A1 (it) * | 2018-11-29 | 2020-05-29 | Aermec Spa | Ventilconvettore |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP8097959A patent/JPH09287759A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2270401A1 (en) * | 2009-06-08 | 2011-01-05 | Bingdian Air Conditioning Co., Ltd. | Room air conditioner of a split type air conditioner system |
| IT201800010690A1 (it) * | 2018-11-29 | 2020-05-29 | Aermec Spa | Ventilconvettore |
| CN111140926A (zh) * | 2019-12-23 | 2020-05-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种防凝露滴水的贯流风叶结构、控制方法及空调 |
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