JPH09286381A - 自転車のバッテリ残量計 - Google Patents

自転車のバッテリ残量計

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JPH09286381A
JPH09286381A JP8122738A JP12273896A JPH09286381A JP H09286381 A JPH09286381 A JP H09286381A JP 8122738 A JP8122738 A JP 8122738A JP 12273896 A JP12273896 A JP 12273896A JP H09286381 A JPH09286381 A JP H09286381A
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JP
Japan
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battery
bicycle
pipe
fuel gauge
frame
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Application number
JP8122738A
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English (en)
Inventor
Yuichi Okamoto
祐一 岡本
Kenichi Azuma
賢一 東
Masahiko Akashiba
雅彦 赤芝
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、バッテリ残量計の配設位置を改善
し、バッテリ残量計の視認性を良好とし得ることを目的
としている。 【構成】 このため、人力により駆動されるペダル回転
数に対応して電動モータからの駆動力を補助動力として
利用する自転車において、自転車の前輪に連絡するヘッ
ドパイプと、サドルに連絡するシートパイプと、ヘッド
パイプとシートパイプとに連絡するメインパイプと、メ
インパイプから自転車の後輪に連絡するシートステー及
びチェーンステーとを有するフレームを設け、メインパ
イプ部位のフレーム途中にバッテリユニットを収容する
バッテリ収納凹部を設け、バッテリ収納凹部よりもヘッ
ドパイプ側のフレーム中央部位にバッテリユニットの残
量を表示するバッテリ残量計を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車のバッテ
リ残量計に係り、特にバッテリ残量計の配設位置を改善
し、バッテリ残量計の視認性を良好とし得る自転車のバ
ッテリ残量計に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車においては、人力により駆動され
るペダル回転数(「クランク軸の回転数」とも言う)に
対応して動作する電動モータを設け、この電動モータの
駆動力を補助動力として利用する補助動力自転車があ
る。電動モータは、各種回路を組込んだ電子制御装置
(ECU、コントローラ)によって作動制御(「モータ
制御」とも言う)される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の補助
動力自転車においては、バッテリの残量を表示する際
に、一定値(一定容量)以下となった場合にランプの点
灯等の方策によってバッテリ残量計に表示している。
【0004】そして、前記一定値は、比較的低い値に設
定されているものである。
【0005】この結果、走行開始前において、バッテリ
が一定値に近い且つバッテリ残量計に表示されない程度
に低下していても、バッテリの残量を知ることができ
ず、上述の状態のままで走行を開始すると、走行中にバ
ッテリが一定値以下となってバッテリ残量計に表示さ
れ、バッテリ切れを惹起する惧れがあり、実用上不利で
あるという不都合がある。
【0006】また、前記バッテリ残量計が比較的低い値
となった際に点灯して表示すべく設定されていることに
より、通常走行時にバッテリ残量が一定値を越えている
と、バッテリ残量計やバッテリが故障してもすぐに判断
することができず、使い勝手が悪いという不都合があ
る。
【0007】更に、前記バッテリ残量計の取付位置は、
一般に、補助動力自転車のフレームのヘッドパイプとメ
インパイプとの連絡部位において、ヘッドパイプの左右
位置のいずれか一方、あるいはメインパイプの片側に配
設されている。
【0008】この結果、バッテリ残量計の取付位置によ
ってハンドルバーが邪魔となり、バッテリ残量計の視認
性が悪いという不都合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、人力により駆動されるペ
ダル回転数に対応して電動モータからの駆動力を補助動
力として利用する自転車において、この自転車の前輪に
連絡するヘッドパイプと、サドルに連絡するシートパイ
プと、ヘッドパイプとシートパイプとに連絡するメイン
パイプと、メインパイプから前記自転車の後輪に連絡す
るシートステー及びチェーンステーとを有するフレーム
を設け、前記メインパイプ部位のフレーム途中にバッテ
リユニットを収容するバッテリ収納凹部を設け、このバ
ッテリ収納凹部よりもヘッドパイプ側の前記フレーム中
央部位にはバッテリユニットの残量を表示するバッテリ
残量計を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
バッテリ残量計は、バッテリ収納凹部よりもヘッドパイ
プ側のフレーム中央部位に配設され、バッテリ残量計の
視認性を良好となって使い勝手を向上させている。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。
【0012】図1〜図10はこの発明の実施例を示すも
のである。図1において、2は補助動力自転車(以下
「自転車」という)である。
【0013】この自転車2のフレーム4は、その前頭部
に位置するヘッドパイプ6から太いメインパイプ8が後
斜め下方に延び、このメインパイプ8の後端付近から後
方へ略水平に延びる左右一対のブリッジパイプ10が、
縦方向に設けられたシートパイプ12の中間部位に繋が
り、このシートパイプ12の上端から後斜め下方に延び
る左右一対のシートステー14と、シートパイプ12の
下端から後方に延びる左右一対のチェーンステー16と
がリヤエンド18を介して連結された構造となってい
る。
【0014】また、前記ヘッドパイプ6には、前輪20
を支持するフロントフオーク22がハンドルバー24や
バスケット26等と共に左右回動自在に軸支され、フレ
ーム4後端の前記リヤエンド18には後輪28が軸支さ
れる。更に、シートパイプ12の上端にはサドル30が
取付けられている。
【0015】一方、前記メインパイプ8とブリッジパイ
プ10の接続部位に設けられた第1懸架プレート32
と、シートパイプ12の下端に設けられた第2懸架プレ
ート34との間には、図示しない電動モータを内蔵した
駆動補助装置36がボルト(図示せず)で固定され、こ
の駆動補助装置36自体がフレーム4の補助部材を兼ね
ている。
【0016】この駆動補助装置36には車幅方向に延び
るクランク軸38が軸支されており、このクランク軸3
8の両端部にクランク40が固定され、その先端部にペ
ダル42が設けられている。また、クランク軸38には
駆動補助装置36の右側に位置するドライブスプロケッ
ト44が軸装され、このドライブスプロケット44と、
後輪28に設けられたドリブンスプロケット46との間
にチェーン48が捲回されている。
【0017】前記クランク軸38は、サドル30に着座
した乗員が足でペダル42を踏むことによって回転駆動
される。また、駆動補助装置36の内部には電動モータ
と共に図示しない合力装置が内蔵されており、この合力
装置がクランク軸38の回転力と電動モータの駆動補助
力とを合成し、この合力をドライブスプロケット44に
出力するようになっている。ドライブスプロケット44
はクランク軸38と同方向に回転し、この回転がチェー
ン48を経て、ドリブンスプロケット46に伝達され、
後輪28が駆動される。なお、駆動補助装置36の上部
には電動モータの出力を調節する制御装置50が設けら
れている。
【0018】前記フレーム4には、電動モータの駆動用
電源となるバッテリユニット52が搭載される。このバ
ッテリユニット52は、例えば15個の小型バッテリ5
4を合成樹脂製のバッテリケース部56内に密封したも
のであり、全体が細長い箱状に形成されてメインパイプ
8上に横たわる形で配置されている。
【0019】なお、フレーム4のメインパイプ8から駆
動補助装置36にかけては、合成樹脂製で形成されたフ
レームカバー58により被覆されており、自転車2の美
的外観の向上が図られている。このフレームカバー58
にはメインパイプ8の上で長手方向に沿って下方に凹む
バッテリ収納凹部60が形成されており、このバッテリ
収納凹部60内に前記バッテリユニット52が嵌まり込
むようになっている。
【0020】このバッテリユニット52はフレーム4に
対して着脱可能であり、充電時にはバッテリユニット5
2を取り外して家屋内等で充電作業が行えるようになっ
ている。バッテリユニット52の上面には運搬用の把手
62が設けられており、この把手62はバッテリユニッ
ト52の重心の上方に配置されている。
【0021】そして、バッテリユニット52は、前端側
に設けた図示しない回動掛止部を中心として回動可能に
設けられ、所定角度だけ回動させた後に、バッテリユニ
ット52は後方へ移動可能となり、バッテリユニット5
2前端の回動掛止部の掛止状態を解除してバッテリユニ
ット52を取り外す。
【0022】前記自転車2に搭載される電子式制御装置
(ECU、コントローラ)50は、人力により駆動され
るペダル42のペダル回転数に対応して電動モータの駆
動力を補助動力として利用すべく制御するものであり、
前記バッテリユニット52の小型バッテリ54からの電
源を給断するようにオン・オフされるメインスイッチ
(図示せず)を設けている。
【0023】前記制御装置50は、メインスイッチを介
してバッテリユニット52の小型バッテリ54に接続さ
れる電源回路(図示せず)と、この電源回路に接続され
る制御回路(CPU)(図示せず)と、ペダル回転数を
検出する図示しないペダル回転数センサからの入力信号
を制御回路に出力するペダル回転入力回路(図示せず)
と、前記電動モータの回転数を検出する図示しないモー
タ回転数センサからの入力信号を制御回路に出力するモ
ータ回転入力回路(図示せず)と、前記電動モータを駆
動すべく制御回路に接続されるモータ駆動回路(図示せ
ず)と、このモータ駆動回路と制御回路とに夫々接続さ
れる電流検出回路(図示せず)とを有する。
【0024】そして、前記制御装置50の制御回路は、
前記ペダル回転入力回路を介して入力されるペダル回転
数センサからの信号と前記モータ駆動回路を介して入力
されるモータ回転数センサからの信号とを入力し、これ
らの入力信号によって演算処理を行い、モータ駆動回路
に信号を出力し、このモータ駆動回路から出力されるモ
ータ駆動信号によって電動モータのモータ回転数制御を
行うものである。
【0025】更に、前記自転車2のメインパイプ8部位
のフレーム4途中に設けたバッテリ収納凹部60よりも
ヘッドパイプ6側の前記フレーム4中央部位にバッテリ
ユニット52の残量を表示するバッテリ残量計64を設
ける構成とする。
【0026】詳述すれば、図1及び図2に示す如く、バ
ッテリ残量計64は、フレーム4のフレームカバー58
の上面部位において、バッテリ収納凹部60よりもヘッ
ドパイプ6側に配設されるとともに、フレームカバー5
8の幅方向において中央部位に配設され、しかも面一に
配設される。
【0027】また、前記バッテリ残量計64は、バッテ
リユニット52の残量を少なくとも3段階に表示する表
示部66を有するとともに、電動モータからの駆動力を
補助動力として利用するアシスト制御時には、常時バッ
テリユニット52の残量を表示する構成とする。
【0028】そして、前記表示部66は、バッテリユニ
ット52の残量を例えば3段階に表示する構成とし、ハ
イレベル(H)位置を表示する第1表示部66−1と、
ミドルレベル(M)位置を表示する第2表示部66−2
と、ローレベル(L)位置を表示する第3表示部66−
3とからなる。
【0029】前記制御装置50における実際の判断とし
ては、バッテリ容量Pを、 P=IV+α I:モータ電流、V:バッテリ電圧、α:補正値 によって算出し、各レベルの規格値、つまりハイレベル
(H)規格値PH 、ミドルレベル(M)規格値PM 、ロ
ーレベル(L)規格値PL と順次比較し、バッテリユニ
ット52の残量を判断する。
【0030】そして、バッテリユニット52の残量の判
断後に、所定の第1〜第3表示部66−1、66−2、
66−3を表示させるものである。
【0031】次に、図10の動作用フローチャートに沿
って作用を説明する。
【0032】前記自転車2の図示しないメインスイッチ
がON動作して動作用プログラムがスタート(100)
すると、フラグAを0とし(102)、一定時間毎にモ
ータ電流Iとバッテリ電圧Vとを読む(104)。
【0033】そして、以下の式、 P=IV+α によってバッテリ容量Pを算出(106)し、バッテリ
容量Pがハイレベル(H)規格値PH 以上であるか否か
の判断(108)を行う。
【0034】この判断(108)がYESの場合には、
フラグAが0であるか否かの判断(110)に移行さ
せ、判断(108)がNOの場合には、バッテリ容量P
がミドルレベル(M)規格値PM 以上であるか否かの判
断(112)を行う。
【0035】上述のフラグAが0であるか否かの判断
(110)において、判断(110)がYESの場合に
は、前記表示部66のハイレベル(H)位置用第1表示
部66−1とミドルレベル(M)位置用第2表示部66
−2とを点灯させ(114)、フラグAを1とする処理
(116)の後に、一定時間毎にモータ電流Iとバッテ
リ電圧Vとを読む処理(104)に戻し、判断(11
0)がNOの場合には、フラグAを1とし(116)、
一定時間毎にモータ電流Iとバッテリ電圧Vとを読む処
理(104)に戻す。
【0036】また、上述のバッテリ容量Pがミドルレベ
ル(M)規格値PM 以上であるか否かの判断(112)
において、判断(112)がYESの場合には、フラグ
Aが0であるか否かの判断(118)に移行させ、判断
(112)がNOの場合には、バッテリ容量Pがローレ
ベル(L)規格値PL 以上であるか否かの判断(12
0)を行う。
【0037】上述のフラグAが0であるか否かの判断
(118)において、判断(118)がYESの場合に
は、前記表示部66のミドルレベル(M)位置用第2表
示部66−2を点灯させ(122)、フラグAを1とす
る処理(116)の後に、一定時間毎にモータ電流Iと
バッテリ電圧Vとを読む処理(104)に戻し、判断
(118)がNOの場合には、前記表示部66の点灯状
態において、ハイレベル(H)位置用第1表示部66−
1とミドルレベル(M)位置用第2表示部66−2とが
点灯されているか否かの判断(124)を行う。
【0038】そして、この判断(124)がYESの場
合には、前記表示部66のミドルレベル(M)位置用第
2表示部66−2を点灯させる処理(122)に移行さ
せ、判断(124)がNOの場合には、フラグAを1と
する処理(116)の後に、一定時間毎にモータ電流I
とバッテリ電圧Vとを読む処理(104)に戻す。
【0039】更に、上述のバッテリ容量Pがローレベル
(L)規格値PL 以上であるか否かの判断(120)に
おいて、判断(120)がYESの場合には、フラグA
が0であるか否かの判断(126)に移行させ、判断
(120)がNOの場合には、前記表示部66の、ロー
レベル(L)位置用第3表示部66−3を点灯させる
(128)。
【0040】フラグAが0であるか否かの判断(12
6)において、判断(126)がYESの場合には、前
記表示部66のローレベル(L)位置用第3表示部66
−3を点滅させ(130)、フラグAを1とする処理
(116)の後に、一定時間毎にモータ電流Iとバッテ
リ電圧Vとを読む処理(104)に戻し、判断(12
6)がNOの場合には、前記表示部66の点灯状態にお
いて、ミドルレベル(M)位置用第2表示部66−2が
点灯されているか否かの判断(132)を行う。
【0041】そして、この判断(132)がYESの場
合には、前記表示部66のローレベル(L)位置用第3
表示部66−3を点滅させる処理(130)に移行さ
せ、判断(132)がNOの場合には、フラグAを1と
する処理(116)の後に、一定時間毎にモータ電流I
とバッテリ電圧Vとを読む処理(104)に戻す。
【0042】また、上述のバッテリ容量Pがローレベル
(L)規格値PL 以上であるか否かの判断(120)に
おいて、判断(120)がNOの場合に前記表示部66
のローレベル(L)位置用第3表示部66−3を点灯さ
せる処理(128)に移行されるものであるが、この処
理(128)の後には、アシスト制御停止処理(13
4)が行われる。
【0043】これにより、前記バッテリ残量計64をバ
ッテリ収納凹部60よりもヘッドパイプ6側の前記フレ
ーム4中央部位に配設することができ、バッテリ残量計
64の視認性を良好とし得て、使い勝手を向上し得る。
【0044】また、前記バッテリ残量計64は、バッテ
リユニット52の残量を少なくとも3段階、例えばハイ
レベル(H)位置を表示する第1表示部66−1とミド
ルレベル(M)位置を表示する第2表示部66−2とロ
ーレベル(L)位置を表示する第3表示部66−3とに
よって表示する表示部66を有することにより、バッテ
リユニット52の残量が細かく表示され、自転車2の走
行前にバッテリユニット52の残量を正確に把握し得
て、走行中にバッテリ切れが生ずるという不具合を解消
し得るとともに、バッテリの充電時期が判断し易く、実
用上有利である。
【0045】更に、前記表示部66のハイレベル(H)
位置用第1表示部66−1とミドルレベル(M)位置用
第2表示部66−2とローレベル(L)位置用第3表示
部66−3との少なくとも1つが、常時点灯してバッテ
リユニット52の残量を表示することにより、バッテリ
残量計64やバッテリの故障の判断がし易いものであ
る。
【0046】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0047】例えば、この発明の実施例において、前記
バッテリ残量計の表示部を、ハイレベル(H)位置を表
示する第1表示部とミドルレベル(M)位置を表示する
第2表示部とローレベル(L)位置を表示する第3表示
部とによって構成したが、表示部を3段階以外の複数段
階とすることが可能であるとともに、指針式とすること
も可能である。
【0048】また、この発明の実施例においては、自転
車の表示部に関して説明したが、電動車椅子や電動手押
し車等のバッテリを使用する車両に応用することも可能
である。
【0049】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、人力により駆動されるペダル回転数に対
応して電動モータからの駆動力を補助動力として利用す
る自転車において、自転車の前輪に連絡するヘッドパイ
プと、サドルに連絡するシートパイプと、ヘッドパイプ
とシートパイプとに連絡するメインパイプと、メインパ
イプから自転車の後輪に連絡するシートステー及びチェ
ーンステーとを有するフレームを設け、メインパイプ部
位のフレーム途中にバッテリユニットを収容するバッテ
リ収納凹部を設け、バッテリ収納凹部よりもヘッドパイ
プ側のフレーム中央部位にバッテリユニットの残量を表
示するバッテリ残量計を設けたので、バッテリ残量計の
視認性を良好とし得て、使い勝手を向上し得る。
【0050】また、前記前記バッテリ残量計を、バッテ
リユニットの残量を少なくとも3段階に表示する表示部
を有するとともに、電動モータからの駆動力を補助動力
として利用するアシスト制御時には、常時バッテリユニ
ットの残量を表示する構成とすれば、バッテリユニット
の残量が細かく表示され、自転車の走行前にバッテリユ
ニットの残量を正確に把握し得て、走行中にバッテリ切
れが生ずるという不具合を解消し得るとともに、バッテ
リの充電時期が判断し易く、実用上有利である。また、
少なくとも3段階に表示する表示部の少なくとも1つ
が、常時点灯してバッテリユニットの残量を表示するこ
とにより、バッテリ残量計やバッテリの故障の判断がし
易く、使い勝手を向上し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す自転車の右側面図であ
る。
【図2】自転車のフレーム部分にバッテリ残量計を装着
した状態の概略拡大図である。
【図3】バッテリ残量計の正面図である。
【図4】バッテリ残量計の背面図である。
【図5】バッテリ残量計の平面図である。
【図6】バッテリ残量計の底面図である。
【図7】バッテリ残量計の左側面図である。
【図8】図3のV〓〓〓線による拡大断面図である。
【図9】バッテリ残量計の回路図である。
【図10】バッテリ残量計の動作用フローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 補助動力自転車(以下「自転車」という) 4 フレーム 6 ヘッドパイプ 8 メインパイプ 10 ブリッジパイプ 12 シートパイプ 20 前輪 28 後輪 30 サドル 36 駆動補助装置 42 ペダル 50 制御装置 52 バッテリユニット 54 小型バッテリ 56 バッテリケース部 58 フレームカバー 60 バッテリ収納凹部 62 把手 64 バッテリ残量計 66 表示部 66−1 ハイレベル(H)位置を表示する第1表示部 66−2 ミドルレベル(M)位置を表示する第2表示
部 66−3 ローレベル(L)位置を表示する第3表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】前記自転車2に搭載される電子式制御装置
(ECU、コントローラ)50は、人力により駆動され
るペダル42のペダル回転数及びペダル踏力に対応して
電動モータの駆動力を補助動力として利用すべく制御す
るものであり、前記バッテリユニット52の小型バッテ
リ54からの電源を給断するようにオン・オフされるメ
インスイッチ(図示せず)を設けている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】前記制御装置50は、メインスイッチを介
してバッテリユニット52の小型バッテリ54に接続さ
れる電源回路(図示せず)と、この電源回路に接続され
る制御回路(CPU)(図示せず)と、ペダル回転数を
検出する図示しないペダル回転数センサからの入力信号
を制御回路に出力するペダル回転入力回路(図示せず)
と、ペダル踏力を検出する図示しないペダル踏力センサ
からの入力信号を制御回路に出力するペダル踏力入力回
路(図示せず)と、前記電動モータを駆動すべく制御回
路に接続されるモータ駆動回路(図示せず)と、このモ
ータ駆動回路と制御回路とに夫々接続される電流検出回
路(図示せず)とを有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】そして、前記制御装置50の制御回路は、
前記ペダル回転入力回路を介して入力されるペダル回転
数センサからの信号と前記ペダル踏力入力回路を介して
入力されるペダル踏力センサからの信号とを入力し、こ
れらの入力信号によって演算処理を行い、モータ駆動回
路に信号を出力し、このモータ駆動回路から出力される
モータ駆動信号によって電動モータのモータ出力制御を
行うものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】例えば、この発明の実施例において、前記
バッテリ残量計の表示部を、ハイレベル(H)位置を表
示する第1表示部とミドルレベル(M)位置を表示する
第2表示部とローレベル(L)位置を表示する第3表示
部とによって構成したが、表示部を3段階以外の複数段
階とすることが可能であるとともに、指針式とすること
も可能である。また、バッテリ残量に対する各表示部の
点灯方法も各表示部の点灯、点滅、消灯状態の組み合わ
せにより多種多様表示が可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力により駆動されるペダル回転数に対
    応して電動モータからの駆動力を補助動力として利用す
    る自転車において、この自転車の前輪に連絡するヘッド
    パイプと、サドルに連絡するシートパイプと、ヘッドパ
    イプとシートパイプとに連絡するメインパイプと、メイ
    ンパイプから前記自転車の後輪に連絡するシートステー
    及びチェーンステーとを有するフレームを設け、前記メ
    インパイプ部位のフレーム途中にバッテリユニットを収
    容するバッテリ収納凹部を設け、このバッテリ収納凹部
    よりもヘッドパイプ側の前記フレーム中央部位にはバッ
    テリユニットの残量を表示するバッテリ残量計を設けた
    ことを特徴とする自転車のバッテリ残量計。
  2. 【請求項2】 前記バッテリ残量計は、バッテリユニッ
    トの残量を少なくとも3段階に表示する表示部を有する
    とともに、電動モータからの駆動力を補助動力として利
    用するアシスト制御時には、常時バッテリユニットの残
    量を表示するバッテリ残量計である特許請求の範囲の請
    求項1に記載の自転車のバッテリ残量計。
JP8122738A 1996-04-18 1996-04-20 自転車のバッテリ残量計 Pending JPH09286381A (ja)

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US08/713,510 US5798702A (en) 1996-04-18 1996-09-13 Residual battery capacity display device for electric vehicle
TW086221092U TW349514U (en) 1996-04-18 1996-09-30 Residual battery capacity display device for electric vehicle
DE19640248A DE19640248C2 (de) 1996-04-18 1996-09-30 Vorrichtung zur Anzeige einer Restkapazität einer Batterie für ein elektrisch unterstütztes Zweirad

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110596609A (zh) * 2019-10-16 2019-12-20 上海钧正网络科技有限公司 一种电池测试系统
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