JPH09286270A - 運搬用車両 - Google Patents

運搬用車両

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JPH09286270A
JPH09286270A JP9810596A JP9810596A JPH09286270A JP H09286270 A JPH09286270 A JP H09286270A JP 9810596 A JP9810596 A JP 9810596A JP 9810596 A JP9810596 A JP 9810596A JP H09286270 A JPH09286270 A JP H09286270A
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JP
Japan
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vehicle body
hydraulic cylinder
vehicle
loading platform
piston rod
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JP9810596A
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English (en)
Inventor
Masao Nozawa
野澤正雄
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NOZAWA SEISAKUSHO KK
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NOZAWA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農作業などに用いられる運搬用車両におい
て、荷物の積み降ろしを容易に行えるようにして人的労
力を軽減する。 【構成】 車体1をクローラ式の下部走行体4にて支持
し、その車体1にはエンジン6並びに油圧シリンダ7を
含む油圧装置8を搭載する。特に、車体1の上部に設置
した荷台9と車体1とをリンクA,B,Cで成るリンク
機構により連接し、リンクCには油圧シリンダ7のピス
トンロッド7aの先端を連結する。荷台9は、油圧シリ
ンダ7の作動によりリンク機構を通じて水平状態を保ち
つつ移動し、ピストンロッド7aの最長時には車体1の
前方における地上に降下される。そして、このとき荷台
9に対する荷物の積み降ろしを容易に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫した農作物あるい
は農業用資材の運搬などに用いられる運搬用車両に関
し、特に荷積みや荷降ろしを容易に行えるようにした運
搬用車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物を運搬する運搬用車両として
種々のものが提供されている。例えば、農作業用にして
収穫物や農業用資材を運搬できるようにしたものがあ
る。この種の運搬用車両は、傾斜地や起伏の激しい場所
でも自由に走行できるクローラ式の下部走行体を備えた
ものが一般的であるが、荷を積載する荷台には大別して
固定式、ダンプ式、及びリフト式の3タイプがある。
【0003】固定式は車体に荷台を固定したもので、低
廉であって農業用資材その他の運搬に広く利用されてい
る。また、ダンプ式は荷台を車体に対して傾動自在に取
り付けたものであり、多くは堆肥や土砂など流動物の運
搬に利用されている。更に、リフト式は荷台を車体の上
部に昇降自在に設けたものであり、主としてトラック荷
台への荷物の積み替えに多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の運搬用車両によれば、荷台が車体の上部に設備され
ている関係上、荷の積み降ろしが非常に困難であり、し
かも積み荷が二段ないしは三段ともなれば作業は困難を
極める。特に、農業用では田畑など軟弱であって起伏の
激しい場所で荷の積み降ろしを行うことが多く、また荷
物を取り扱う場所も定まっていないため、フォークリフ
トやクレーンなどを用いることが困難であり、その殆ど
は人的労力によるものであって肉体的負担が大きく、作
業中もしくは作業後にあって腰痛その他の人身障害を起
こすことが多かった。
【0005】なお、ダンプ式では荷降ろし時に機械的動
力を用いることができ、またリフト式では荷台より高所
への荷物の積み替え時に荷台の高さを揃えることができ
るため人的労力の負担を軽減できるが、それぞれ地上か
らの荷積み時には人的労力の負担を軽減できるものでな
かった。
【0006】そこで、本発明は上記事情に鑑み、人力に
よる荷の積み降ろしを容易にして人的労力を可及的に軽
減できるようにすることを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、エンジン並びに油圧シリンダを含む油圧装置
を搭載して下部走行体にて支持される車体の上部に荷台
を装備した運搬用車両において、前記車体と荷台をリン
ク機構を介して連接するとともに、そのリンク機構の一
部に前記油圧シリンダのピストンロッドを連結し、この
ピストンロッドの伸長時に前記荷台が水平状態を保ちつ
つ前記車体から離脱してその近傍に降下するようにした
ことを特徴とする運搬用車両を提供するものである。
【0008】特に、本発明はより好適な態様として、前
記油圧装置にそれぞれ油圧シリンダのヘッド側とボトム
側に背圧を発生させるカウンタバランス弁を設備し、こ
のカウンタバランス弁により荷台を緩降させるようにし
ている。また、前記車体の主構成部材であるメインフレ
ームに中実材を用いて車両全体の重心が常時下部走行体
の接地長内に位置するようにし、更に荷台の前端部にテ
ーパ状のブレードを突設して荷積み作業をより円滑に行
えるようにしている。
【0009】
【作用】本発明によれば、油圧シリンダを作動させる
と、そのピストンロッドを通じてリンク機構が動作し、
荷台がそのリンク機構に連動して円軌道を描いて移動す
ることとなる。ピストンロッドの伸長時には先ず荷台が
車体から離脱して上昇し、その後で下降運動に転換して
車体後方の地上に降下するようになる。荷台が下降運動
に転換すると、ヘッド側のカウンタバランス弁が作動し
て油圧シリンダのボトム側の圧力が上昇するまでヘッド
側の通路を閉じて該ヘッド側に背圧を発生させることに
なる。このため、ピストンロッドの急激な突き出しが防
止され、荷台は急降下することなく緩降するようにな
る。
【0010】一方、ピストンロッドの縮小時にはリンク
機構を通じて荷台が車体上に復帰することとなる。な
お、復帰時の荷台はボトム側のカウンタバランス弁によ
り緩降される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の適用例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係わる運搬用車
両を示した側面図である。図中、1は鋼材などを組み付
けて成る金属製の車体であり、この車体1はメインフレ
ーム2や車輪支持フレーム3などにて構成され、車輪支
持フレーム3に取り付けられる下部走行体4にて支持さ
れる。
【0012】メインフレーム2の一端側には台座5が固
設され、この台座5の上にエンジン6と油圧シリンダ7
を含む油圧装置8が設備されている。エンジン6はガソ
リンエンジンで成り、その動力により下部走行体4と油
圧装置8が作動するようにしてある。また、油圧装置8
は作動油タンク、油圧ポンプ、ポート切換弁、リリーフ
弁などを備え、油圧ポンプにて加圧した作動油により油
圧シリンダ7を作動して荷台9を所定の場所に移動する
ことができるようにしている。
【0013】荷台9は、床板10の周縁に側壁板11と
後壁板12と前壁板13を取り付けた箱状であり、その
中に収穫物を収容したコンテナや農業用資材その他の物
品を積載できるようにしてある。特に、側壁板11や前
壁板13は開閉自在にして荷の積み降ろしを容易に行え
るようにしてある。ここで、この荷台9は平行リンクと
してのリンクA,Bを含むリンク機構にて車体1の一部
と連接してあり、油圧シリンダ7の作動を以て車体1か
ら離脱して想像線に示すように上昇し、油圧シリンダ7
のピストンロッド7aの最長時には車体1の前方におけ
る地上に降下するようにしてある。
【0014】一方、下部走行体4は、車体1の一部に取
り付けられる駆動輪14、テンション用の走行車輪1
5、及び従動輪16と、これら車輪に張設されるゴムベ
ルトあるいは鋼帯で成る無端ベルト17とにより構成し
たクローラ式であり、駆動輪14に与えられるエンジン
6の動力にて駆動するようにしてある。
【0015】なお、図1において、64はトランスミッ
ション、65はチェンジレバーを示す。また、18はエ
ンジン6の動力を入り切りするクラッチレバーであり、
これは図示せぬ制動装置にも連動している。そして、こ
のクラッチレバー18の操作を以て車両の発進および停
止を行い、チェンジレバー65により変速操作を行える
ようにしてある。また、19は油圧装置8における作動
油を制御するためのコントロールレバーであり、このコ
ントロールレバー19の操作を以て荷台9を所定の位置
に移動することができるようにしてある。
【0016】次に、図2はリンク機構を示した側面図で
ある。この図に示すように、リンク機構は荷台9の下部
に設けた3つのリンクA,B,Cにより構成される。リ
ンクA,Bは互いに平行運動する平行リンクであり、こ
のうち一方のリンクAは一端をピン20にて車体1の一
部に枢着するとともに他端を荷台9の下面にピン21に
て枢着している。また、他方のリンクBはリンクAより
前方にして一端をピン22にて車体1の一部に枢着する
とともに、他端をピン23にて荷台9の下面に枢着して
いる。
【0017】一方、リンクCは一端をリンクAの一端と
同軸上にしてピン24にて車体1の一部に枢着し、他端
をリンクAに突設したブラケット25にピン26にて枢
着している。特に、このリンクCの上端側にはブラケッ
ト27が突設されており、このブラケット27には油圧
シリンダ7のピストンロッド7aの先端をピン28にて
枢着している。
【0018】ここで、油圧シリンダ7は揺動形であり、
特にボトム側をピン29にて車体1に枢着したトラニオ
ン形として、ピストンロッド7aの伸縮方向を所要の角
度内で可変としている。なお、油圧シリンダ7は構造的
には複動形であるが、支持形態としてはクレビス形を用
いることもできる。
【0019】そして、上述のリンク機構によれば、コン
トロールレバー19の操作により油圧シリンダ7のピス
トンロッド7aを伸長させると、車体1の上部に設置さ
れた荷台9が水平状態を保ちつつ円軌道を描いて移動
し、ピストンロッド7aの最長時には車体1の前方にお
いて地上に降下することとなる。そして、このとき荷の
移動量が減って積み降ろしに要する労力を大幅に軽減す
ることができる。
【0020】なお、荷台9を途中で停止して図1の想像
線に示す状態にしたときには、荷台9が平常より高位置
にあってトラックの荷台などへの荷物の積み替えに便利
な状態となる。
【0021】次に、図3は車体1の一部を示した側面図
である。この図に示すように、車体1の主要メンバであ
るメインフレーム2は、下部架台31と該下部架台31
に支柱32,33を介して支持される上部架台34で構
成される。このうち、下部架台31は前部側にリンクA
の一端を取り付けるブラケット35とリンクBの一端を
取り付ける支持アーム36を備えている。
【0022】特に、このメインフレーム2は、重錘とし
て各構成部材を鋼材などの中実材で構成し、荷台9に荷
物が積載されていない空荷の状態でも車両全体の重心が
下部走行体4の接地長Lの範囲内に位置するようにして
いる。重錘は荷台9が前方に移動したときのバランスを
保つために設備するものであって、車体1の後方たとえ
ば油圧装置8の付近に設備するのが効果的であるが、こ
の場合は荷台9が車体1上にあり且つ空荷の状態である
と車両全体の重心位置が後方に偏って走行時に不安定と
なってしまうため、メインフレーム2の全体を重錘たる
中実材にて構成することが好ましい。
【0023】また、図4に示すように、上部架台34に
も重錘として所要厚の鍔状鋼板37を取り付けている。
そして、エンジン6や油圧装置8および下部走行体4や
荷台9などを含めて重錘の取付位置および重量を決定
し、如何なる場合も車両全体の重心が下部走行体4の接
地長Lの範囲内に位置するようにしている。このため、
荷台9を地上に降下させるときに車体1の後部が浮上す
ることはなく、また荷台9に荷物が積載されていない空
荷の状態でも安定走行が可能である。
【0024】図4において、38は下部架台31に固着
したブラケットであり、その両側には他のブラケット3
5が固着されている。一方のブラケット38は先端が図
2に示したピン24を支持する軸受39となり、この軸
受39で支持されるピン24にリンクCの一端が取り付
けられる。また、その両側に位置するブラケット35の
先端もピン24と同軸上にある図2に示したピン20を
支持する軸受40となり、この軸受40にて支持される
ピン20にリンクAの一端が取り付けられる。なお、リ
ンクA,Aは図示せぬ中板により一部が連結されてお
り、その中板にリンクCの他端を取り付ける図2のブラ
ケット25を突設している。
【0025】また、支持アーム36はブラケット35の
外側にあって前方に向けて延び、その先端は図2に示し
たピン22を支持する軸受41となり、その軸受41に
て支持されるピン22にリンクBの一端が取り付けてあ
る。ここで、リンク機構は相対する2つのリンクA,A
およびリンクB,Bと補助的なリンクCとの5節リンク
として構成され、荷台9は平行リンクとしてのリンク
A,Bにて4点を支持されることとなる。なお、リンク
Cを用いることによりピストンロッドのストローク長が
小さい比較的小型の油圧シリンダを利用できる。
【0026】ところで、45,46はゴム材などにて成
る緩衝器であり、このうち緩衝器45は支柱32に固設
され荷台9の復帰時にあってリンクAと車体1との衝突
を緩和する。また、緩衝器46は上部架台34に固設さ
れ荷台9の復帰時にあって荷台9の下面を支持する。
【0027】次に、図5は油圧装置における油圧回路を
示す。図5において、51は作動油タンク、52はギヤ
ポンプなどで成る油圧ポンプ、53はリリーフ弁、54
はポート切換弁、55,56はカウンタバランス弁であ
る。この図に示すように、油圧装置8にはそれぞれ油圧
シリンダ7のヘッド側Hdとボトム側Bmに背圧を発生
させる2つのカウンタバランス弁55,56を設備して
いる。ここで、油圧シリンダ7のピストンロッド7aを
伸長するには、コントロールレバー19によりポート切
換弁54をボトム側Bmに切り換える。すると、作動油
タンク51中の作動油はカウンタバランス弁55を通じ
て油圧シリンダ7のボトム側Bmに流入し、ピストンロ
ッド7aを軸方向に伸長することとなる。そして、この
ピストンロッド7aの伸長により荷台9が車体1から離
脱して高位置に達する。その後、これが下降移動に転換
してボトム側Bmの圧力が急減すると、これを図示せぬ
圧力検出器が検知して他方のカウンタバランス弁56が
閉弁側に動作し、ヘッド側Hdに背圧が与えられる。こ
のため、荷台9の重量によるピストンロッド7aの突き
出しが防止され、荷台9は急降下せずに緩降することと
なる。
【0028】一方、その状態の荷台9を車体1上に復帰
させるときには、ポート切換弁54をヘッド側Hdに切
り換えて作動油を逆流させればよい。なお、このとき作
動油はカウンタバランス弁56を通じて油圧シリンダ7
のヘッド側Hdに流入するのであり、この場合における
荷台9の降下時には逆にカウンタバランス弁55にてボ
トム側Bmに背圧が与えられる。
【0029】次に、図6は荷台9の前端部にブレード6
1を装着した例を示す。このブレード61は鋼製にして
荷台9の床板10に連なる斜面62を有したテーパ状に
形成し、荷台9の前端部の全面より突設している。ここ
で、このブレード61は荷台9に一体的に固着される
が、フックその他の止め具にて着脱自在にすることもで
きる。なお、このブレード61の装着時には荷台9の前
壁板は取り除かれる。そして、このブレード61によれ
ば、荷台9を地上に降下させて荷積みするとき、コンテ
ナなどを荷台9上に滑らせて移動でき、更に荷台9を降
下させたときに堆肥や土砂などの流動物にブレード61
を突き刺してそれらの収集を行い易くすることができ
る。
【0030】次に、図7は本願に係わる運搬用車両の他
の実施態様を示す。この運搬用車両は、車体1の外側に
リンク機構を設備した例であり、このリンク機構は平行
リンクとしての4節リンクで構成される。すなわち、こ
のリンク機構は、車体1の両側に相対して設けたリンク
A′と、このリンクA′に平行して車体1の両側に相対
して設けたリンクB′とにより構成している。それらの
リンクA′,B′はそれぞれ一端を車体1の一部に枢着
し、他端をそれぞれ荷台9の一部に枢着している。そし
て、車体1と荷台9はそれらリンクA′,B′にて連接
され、油圧シリンダ7の動作を以て荷台9を地上に降下
できるようにしてある。
【0031】なお、この構成において、油圧シリンダ7
は車体1の両側に揺動自在に設けられ、そのピストンロ
ッド7aの先端はそれぞれリンクA′の一部に枢着され
る。
【0032】以上、本発明の適用例を図面に基づいて説
明したが、本発明は上記構成に限定されるものでなく、
例えば下部走行体としてクローラ式の他、三輪ないしは
四輪構成のタイヤを装着することもできる。また、その
用途は農業用の他にも種々の荷物の運搬用として利用で
きることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば車体と荷台をリンク機構で連接し、そのリンク機
構の一部にピストンロッドを連結した油圧シリンダの作
動を以て荷台を地上に降下できるようにしていることか
ら、荷物の積み降ろし時における荷移動が減り肉体的負
担が大幅に軽減することになる。このため、積み降ろし
作業において腰痛など人身障害を起こす可能性が少な
く、作業性も格段に向上して効率を上げることができ
る。特に、荷台は水平状態を保って移動するから積荷が
転落することがなく、しかも荷台を中途の高位置にて停
止することによりトラックの荷台など高所での荷積み及
び荷降ろしも容易に行えるという効果を得られる。
【0034】また、油圧装置にカウンタバランス弁を装
備して荷台を緩降させるようにしていることから、荷台
の急降下がなく安全であり、かつその損傷も防止するこ
とができる。
【0035】更に、車体の構成部材に重錘として中実材
を用い、車両全体の重心が常時下部走行体の接地長内に
位置するようにしたことにより、荷台の移動時に車体の
一部が浮上するなどの危険がなく、且つ空荷時において
も安定走行が可能である。
【0036】また、荷台の前端部にテーパ状のブレード
を突設していることから、荷台を地上に降下したときの
荷積み及び荷降ろしが一段と円滑になり、作業性が大幅
に改善されるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる運搬用車両を示した側面図
【図2】運搬用車両に設備したリンク機構を示す側面図
【図3】車体の一部を示した側面概略図
【図4】車体の一部を示した平面概略図
【図5】油圧装置における油圧回路図
【図6】荷台にブレードを装備した状態を部分的に示し
た斜視概略図
【図7】本発明に係わる運搬用車両の他の実施態様を示
した側面概略図
【符号の説明】
1 車体 2 メインフレーム 3 車輪支持フレーム 4 下部走行体 6 エンジン 7 油圧シリンダ 7a ピストンロッド 8 油圧装置 9 荷台 A,B,C リンク 31 下部架台 31,32 支柱 34 上部架台 55,56 カウンタバランス弁 61 ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 21/18 B62D 21/18 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン並びに油圧シリンダを含む油圧
    装置を搭載して下部走行体にて支持される車体の上部に
    荷台を装備した運搬用車両において、前記車体と荷台を
    リンク機構を介して連接するとともに、そのリンク機構
    の一部に前記油圧シリンダのピストンロッドを連結し、
    このピストンロッドの伸長時に前記荷台が水平状態を保
    ちつつ前記車体から離脱してその近傍に降下するように
    したことを特徴とする運搬用車両。
  2. 【請求項2】 油圧装置に、それぞれ油圧シリンダのヘ
    ッド側とボトム側に背圧を発生させるカウンタバランス
    弁を設備し、このカウンタバランス弁により荷台を緩降
    させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の運搬
    用車両。
  3. 【請求項3】 車体の主構成部材であるメインフレーム
    に中実材を用い、車両全体の重心が常時下部走行体の接
    地長内に位置するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の運搬用車両。
  4. 【請求項4】 荷台の前端部にテーパ状のブレードを突
    設したことを特徴とする請求項1記載の運搬用車両。
JP9810596A 1996-04-19 1996-04-19 運搬用車両 Pending JPH09286270A (ja)

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JP9810596A JPH09286270A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 運搬用車両

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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