JPH09285U - キャッパー型トップローラ - Google Patents
キャッパー型トップローラInfo
- Publication number
- JPH09285U JPH09285U JP403891U JP403891U JPH09285U JP H09285 U JPH09285 U JP H09285U JP 403891 U JP403891 U JP 403891U JP 403891 U JP403891 U JP 403891U JP H09285 U JPH09285 U JP H09285U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arbor
- cap
- attached
- groove
- rotary cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、キャップを簡単に外して潤滑油の
給油を容易に行うことができることを特徴とする。 【構成】 アーバー14の軸受部に2列の溝17、18
を設け、これらの溝17、18にボール19、20を装
着してボールベアリングを構成し、これらのボール1
9、20の上から回転セル22をかぶせる。この時、回
転セル22の内側の溝23にボール19が嵌合され、回
転セル22が抜けないようにする。そして、アーバー1
4の端部24にキャップ26を装着すると、アーバー1
4の端部24の溝に装着されているリングバネ25がキ
ャップ26の溝に嵌合され、それによってキャップ26
は端部24から抜けないようにされる。従って、給油の
時には、アーバー14を装置に装着したままでキャップ
26を引っ張ると、キャップ26は回転セル22をアー
バー14はめたままで端部24から外れるので、アーバ
ー14の周囲の回転セル22の内側に給油することがで
きる。その後、キャップ26を装着すると、キャップ2
6の鍔27で給油した潤滑油は漏れない。
給油を容易に行うことができることを特徴とする。 【構成】 アーバー14の軸受部に2列の溝17、18
を設け、これらの溝17、18にボール19、20を装
着してボールベアリングを構成し、これらのボール1
9、20の上から回転セル22をかぶせる。この時、回
転セル22の内側の溝23にボール19が嵌合され、回
転セル22が抜けないようにする。そして、アーバー1
4の端部24にキャップ26を装着すると、アーバー1
4の端部24の溝に装着されているリングバネ25がキ
ャップ26の溝に嵌合され、それによってキャップ26
は端部24から抜けないようにされる。従って、給油の
時には、アーバー14を装置に装着したままでキャップ
26を引っ張ると、キャップ26は回転セル22をアー
バー14はめたままで端部24から外れるので、アーバ
ー14の周囲の回転セル22の内側に給油することがで
きる。その後、キャップ26を装着すると、キャップ2
6の鍔27で給油した潤滑油は漏れない。
Description
【0001】
本考案は、給油が容易なキャッパー型トップローラに関するものである。
【0002】
この種のトップローラとして、図2に示すものが知られている。
【0003】 図2において、アーバー1の中央部分に支承部2が形成され、この支承部2の 両側に鍔部3が形成され、鍔部3の両側に軸受部4が形成されている。なお軸受 部4は一方だけを説明する。
【0004】 この軸受部4に嵌合された支承リング5の一端は鍔部3に当てられ、又、軸受 部3にスラストリング6が嵌合されて支承リング5の他端に当接され、次に、リ テーナ7で支持された複数のニードルローラ8が軸受部4に嵌合され、さらに、 リテーナ7に当接するようにスラストリング9が嵌合されている。
【0005】 そして、スラストリング6、9とニードルローラ8の間に僅かに隙間を開けて 支持されるように、アーバー1の端部にキャップ10が固着されている。
【0006】 又、軸受部4のニードルローラ8の部分に溝11が形成され、この溝11に給 油された潤滑油が溜まるようにされている。
【0007】 さらに、ニードルローラ8の上に周囲にゴムコット12が固着された回転セル 13がかぶせられ、支承リング5の端部が回転セル13の溝14に挿入されてい る。
【0008】 従って、回転セル13は通常では抜けないが、回転セル13とアーバー1を持 って引っ張と抜けるように構成されている。
【0009】 このように構成された従来のキャッパー型トップローラでは、キャップ10が アーバー1の端部に固着されているため、給油するときには、アーバー1を装置 から外す。
【0010】 そして、アーバー1と回転セル13を持って引っ張ることにより回転セル13 がアーバー1から外され、ニードルローラ8の上に潤滑油が供給される。
【0011】 その後、アーバー1の軸受部4に回転セル13を嵌合した後、アーバー1を装 置に装着している。
【0012】 従って、従来のキャッパー型トップローラは給油が非常に面倒であった。
【0013】
解決しようとする問題は、アーバーから回転セルを外して給油するため、作業 が非常に煩わしい点である。
【0014】
本考案は、アーバーの軸受部に2列の溝を形成し、これらの溝に複数のボール を装着してボールベアリングを構成し、これのボールベアリングの上に回転セル をかぶせ、回転セルの内側の溝に一方のボールベアリングを装着することにより 、回転セルをアーバーから外せないように構成し、さらに、アーバーの端部に溝 を設けてこの溝にリングバネを装着し、又、アーバーの端部に回転セルの内径よ り僅かに小さい径の鍔を持つ給油用のキャップを装着することにより、キャップ の溝にリングバネが嵌合されてキャップは落ちないように装着される。
【0015】
本考案のキャッパー型トップローラでは、給油時には、回転セルをアーバーに 装着したままでキャップを引っ張ると、キャップだけが外れるので、アーバーの 周囲の回転セルとの間から給油を行うことができる。又、給油後はアーバーの端 部にキャップを装着すると、リングバネでキャップがアーバーに装着されて外れ ることがなく、さらに、キャップの鍔によって潤滑油が漏れない。
【0016】
図1は、本考案の1実施例のキャッパー型トップローラの一部断面平面図であ って、アーバー14の支承部15の端部にシールリング16が固着され、この支 承部15と段差を付けた軸受部が形成されている。
【0017】 又、アーバー14の軸受部に2列の溝17、18が形成され、これらの溝17 、18に複数のボール19、20が装着されて、ボールベアリングが構成されて いる。
【0018】 これらのボール19、20の上にゴムコット21が装着された回転セル22が かぶせられ、ボール19は回転セル22の溝23に嵌合されている。
【0019】 さらに、アーバー14の端部24に溝が形成され、この溝にリングバネ25が 装着されている。
【0020】 そして、アーバー14の端部24にキャップ26が装着されると、リングバネ 25はキャップ26の溝にも挿入されることによりキャップ26はアーバー14 の端部に24から外れなくなる。
【0021】 このキャップ26の一端には、回転セル22の内径より僅かに小さい径の鍔2 7が形成されている。
【0022】 このように構成されたされた本実施例のキャッパー型トップローラでは、回転 セル22をアーバー14に装着した状態でキャップ26を引っ張ると、キャップ 26だけが簡単に外れるので、アーバー14の周囲の回転セル22の内側から給 油することができる。
【0023】 その後、キャップ26をアーバー14の端部24に装着すると、キャップ26 の鍔27によって給油された潤滑油は漏れることはない。
【0024】
以上説明したように本考案のキャッパー型トップローラは、ボールベアリング により回転セルを支持するとともに回転セルを外れるないように構成し、さらに 、アーバーの端部に回転セルの内径より僅かに小さい鍔を設けたキャップを装着 することにより、鍔によって潤滑油漏れがないようにし、又、簡単にキャップが 外れるので、給油が容易であり、構成が簡単でコストも安いという利点がある。
【図1】本考案の1実施例のキャッパー型トップローラ
の一部断面平面図である。
の一部断面平面図である。
【図2】本考案を使用しない従来のキャッパー型トップ
ローラの一部断面平面図である。
ローラの一部断面平面図である。
14 アーバー 15 支承部 16 シールリング 17、18 溝 19、20 ボール 21 ゴムコット 22 回転セル 23 溝 24 端部、 25 リングバネ、 26 キャップ
Claims (1)
- 【請求項1】 アーバーの支承部の端部にシールリング
を固着し、前記アーバーの支承部と段違いに形成された
軸受部に2列の溝を設け、該溝にそれぞれ複数のボール
を嵌合してベアリングを構成するとともに、これらのベ
アリングに回転セルをかぶせ、一方の列のボールベアリ
ングを前記回転セルの溝に嵌合して回転セルの抜け止め
に使用し、かつ、前記アーバーの端部に、前記回転セル
の内径よりわずかに小さい径の鍔を設けたキャップを装
着したことを特徴とするキャッパー型トップローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP403891U JPH09285U (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | キャッパー型トップローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP403891U JPH09285U (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | キャッパー型トップローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285U true JPH09285U (ja) | 1997-05-20 |
Family
ID=11573792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP403891U Pending JPH09285U (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | キャッパー型トップローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09285U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0214375B2 (ja) * | 1985-03-07 | 1990-04-06 | Seizo Myata |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP403891U patent/JPH09285U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0214375B2 (ja) * | 1985-03-07 | 1990-04-06 | Seizo Myata |
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