JPH09285992A - ロボットの安全装置 - Google Patents
ロボットの安全装置Info
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- JPH09285992A JPH09285992A JP12649096A JP12649096A JPH09285992A JP H09285992 A JPH09285992 A JP H09285992A JP 12649096 A JP12649096 A JP 12649096A JP 12649096 A JP12649096 A JP 12649096A JP H09285992 A JPH09285992 A JP H09285992A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ロボットの可動部が人に一定以上強く接触す
ると直ちに可動部を停止させる安全装置の提供。 【解決手段】 ロボットに備えられモ−タ等により駆動
されて移動可能な可動部の表面または該可動部と協働し
て人を挟む構築物に流体が封入される膨縮自在の中空体
と該中空体内の流体の圧力または液位を検出するセンサ
とから成る検出装置または複数の接点を内蔵する板状ス
イッチを取付け、人が前記中空体または板状スイッチに
強く触れると前記ロボットの制御装置に働き掛けて可動
部を停止させる。また、ロボットア−ム先端の作業ツ−
ル取付部に人との接触により作業ツ−ル取付部側に向か
って変位可能に取付けられる作業ツ−ルと、可動部また
は作業ツ−ルに取付けられ可動部に対する作業ツ−ルの
変位を計測できるセンサと、該センサからの信号を前記
ロボットの制御装置に働き掛けて可動部および作業ツ−
ルの動作を停止させる手段とを備える。
ると直ちに可動部を停止させる安全装置の提供。 【解決手段】 ロボットに備えられモ−タ等により駆動
されて移動可能な可動部の表面または該可動部と協働し
て人を挟む構築物に流体が封入される膨縮自在の中空体
と該中空体内の流体の圧力または液位を検出するセンサ
とから成る検出装置または複数の接点を内蔵する板状ス
イッチを取付け、人が前記中空体または板状スイッチに
強く触れると前記ロボットの制御装置に働き掛けて可動
部を停止させる。また、ロボットア−ム先端の作業ツ−
ル取付部に人との接触により作業ツ−ル取付部側に向か
って変位可能に取付けられる作業ツ−ルと、可動部また
は作業ツ−ルに取付けられ可動部に対する作業ツ−ルの
変位を計測できるセンサと、該センサからの信号を前記
ロボットの制御装置に働き掛けて可動部および作業ツ−
ルの動作を停止させる手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットの安全装置に
関し、ロボットの可動部と人との接触による人の怪我を
防止する安全装置として利用される。
関し、ロボットの可動部と人との接触による人の怪我を
防止する安全装置として利用される。
【0002】
【従来の技術】ロボットの安全装置は、特開昭60−2
49592号公報の「ロボット暴走防止装置」や図7に
示すようにロボットを柵で囲み、運転中はロボットの作
動範囲内に人が近付けないようにされているものが知ら
れている。また、ロボットア−ムと人との接触による人
の怪我を防止する安全装置として特開昭61−6579
5号公報に「ロボットの安全装置」が開示されている。
49592号公報の「ロボット暴走防止装置」や図7に
示すようにロボットを柵で囲み、運転中はロボットの作
動範囲内に人が近付けないようにされているものが知ら
れている。また、ロボットア−ムと人との接触による人
の怪我を防止する安全装置として特開昭61−6579
5号公報に「ロボットの安全装置」が開示されている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の技
術は次のような欠点を有している。すなわち、前者は人
との接触を検出するにはあらゆる方向からの接触に対応
するためにロボットの周囲に沢山のア−ム付センサを取
付ける必要があるため構造が複雑で高価になる。
術は次のような欠点を有している。すなわち、前者は人
との接触を検出するにはあらゆる方向からの接触に対応
するためにロボットの周囲に沢山のア−ム付センサを取
付ける必要があるため構造が複雑で高価になる。
【0004】図7のものは、ロボットまたはロボットに
より加工されるワ−クを支持する治具装置、ワ−クの搬
送装置等の点検,修理またはロボットへのプログラム教
示等のため柵内に入りロボットの可動範囲内に入って作
業しなければならない場合があり、この際に誤操作やロ
ボットの暴走等によりロボットが人間に接触したり、ロ
ボットと治具装置、ロボットと搬送装置、ロボットと柵
等との間に挟まれて人間が怪我をする場合があった。
より加工されるワ−クを支持する治具装置、ワ−クの搬
送装置等の点検,修理またはロボットへのプログラム教
示等のため柵内に入りロボットの可動範囲内に入って作
業しなければならない場合があり、この際に誤操作やロ
ボットの暴走等によりロボットが人間に接触したり、ロ
ボットと治具装置、ロボットと搬送装置、ロボットと柵
等との間に挟まれて人間が怪我をする場合があった。
【0005】後者のものは、変形部材が形状記憶合金と
されており次のような欠点がある。精度良い形状記憶能
力を持たせるには熱処理の際の熱伝播が均一かつ迅速に
行われなければならない。このためには、変形部材の板
厚が薄く(2ミリメ−トル以下が要求される)体積が小
さいことが要求されるためハンドをロボットア−ムの先
端に支持できる限度の剛性を保有して形状を記憶させる
ことやハンドに作用する負荷の大きさに抗する剛性を保
有させる形状を記憶させること等は現実的には極めて困
難であり実用的でない。仮にそれを実現したとしても用
途が限定され汎用性がない。また、現実的には形状復元
精度が低いため変形部材を変形後形状記憶復元しても当
初の位置に復元しないのでプログラムのティ−チング修
正が必要になる。さらにまた、変形部材の変形率が大き
いと永久歪が残存するため繰り返し利用できない。ま
た、形状記憶合金その物が高価なので装置が高価にな
る。
されており次のような欠点がある。精度良い形状記憶能
力を持たせるには熱処理の際の熱伝播が均一かつ迅速に
行われなければならない。このためには、変形部材の板
厚が薄く(2ミリメ−トル以下が要求される)体積が小
さいことが要求されるためハンドをロボットア−ムの先
端に支持できる限度の剛性を保有して形状を記憶させる
ことやハンドに作用する負荷の大きさに抗する剛性を保
有させる形状を記憶させること等は現実的には極めて困
難であり実用的でない。仮にそれを実現したとしても用
途が限定され汎用性がない。また、現実的には形状復元
精度が低いため変形部材を変形後形状記憶復元しても当
初の位置に復元しないのでプログラムのティ−チング修
正が必要になる。さらにまた、変形部材の変形率が大き
いと永久歪が残存するため繰り返し利用できない。ま
た、形状記憶合金その物が高価なので装置が高価にな
る。
【0006】本発明は、上述従来の問題を解決すること
を課題としてなされたもので、ロボットの可動部が人に
一定以上強く接触すると直ちに可動部を停止させる安全
装置を提供し、安価で信頼性の高い安全装置により人の
ロボットとの接触による怪我を防止することを目的とす
る。
を課題としてなされたもので、ロボットの可動部が人に
一定以上強く接触すると直ちに可動部を停止させる安全
装置を提供し、安価で信頼性の高い安全装置により人の
ロボットとの接触による怪我を防止することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係わる請求項1のロボットの安全装置は、ロ
ボットに備えられモ−タ等により駆動されて任意の位置
に移動可能な可動部と、該可動部の表面または該可動部
と協働して人を挟む構築物に取付けられ流体が封入され
る膨縮自在の中空体と、該中空体内に封入される流体の
圧力または液位を検出するセンサと、該センサからの信
号を前記ロボットの制御装置に働き掛けて可動部を停止
させる手段とを備えたことを特徴とする。この際、前記
中空体はゴムやプラスチック等柔軟性のある材料で形成
すると可動部がどのような形状でも従順に取付けること
ができるので好ましい。
の本発明に係わる請求項1のロボットの安全装置は、ロ
ボットに備えられモ−タ等により駆動されて任意の位置
に移動可能な可動部と、該可動部の表面または該可動部
と協働して人を挟む構築物に取付けられ流体が封入され
る膨縮自在の中空体と、該中空体内に封入される流体の
圧力または液位を検出するセンサと、該センサからの信
号を前記ロボットの制御装置に働き掛けて可動部を停止
させる手段とを備えたことを特徴とする。この際、前記
中空体はゴムやプラスチック等柔軟性のある材料で形成
すると可動部がどのような形状でも従順に取付けること
ができるので好ましい。
【0008】また、請求項2のロボットの安全装置は、
ロボットに備えられモ−タ等により駆動されて任意の位
置に移動可能な可動部と、該可動部の表面または該可動
部と協働して人を挟む構築物に取付けられ複数の接点を
内蔵する板状スイッチと、該スイッチからの信号を前記
ロボットの制御装置に働き掛けて可動部を停止させる手
段とを備えたことを特徴とする。この際、前記スイッチ
は緩衝部材を介して前記可動部に取付けるほうが好まし
く、該緩衝部材は空気等流体が封入された膨縮自在の中
空体やゴム等の可撓性を有す弾性体,ウレタンフォ−ム
等の可撓性を有す発泡体が好ましい。また、板状スイッ
チはゴム等で成形され柔軟性を有す弾性体が好ましい。
ロボットに備えられモ−タ等により駆動されて任意の位
置に移動可能な可動部と、該可動部の表面または該可動
部と協働して人を挟む構築物に取付けられ複数の接点を
内蔵する板状スイッチと、該スイッチからの信号を前記
ロボットの制御装置に働き掛けて可動部を停止させる手
段とを備えたことを特徴とする。この際、前記スイッチ
は緩衝部材を介して前記可動部に取付けるほうが好まし
く、該緩衝部材は空気等流体が封入された膨縮自在の中
空体やゴム等の可撓性を有す弾性体,ウレタンフォ−ム
等の可撓性を有す発泡体が好ましい。また、板状スイッ
チはゴム等で成形され柔軟性を有す弾性体が好ましい。
【0009】さらにまた、請求項3のロボットの安全装
置は、ロボットに備えられモ−タ等により駆動されて任
意の位置に移動可能な作業ツ−ル取付部を有す可動部
と、作業ツ−ル取付部に人との接触により作業ツ−ル取
付部側に向かって変位可能に取付けられる作業ツ−ル
と、可動部または作業ツ−ルに取付けられ可動部に対す
る作業ツ−ルの変位を計測できるセンサと、該センサか
らの信号を前記ロボットの制御装置に働き掛けて可動部
および作業ツ−ルの動作を停止させる手段とを備えたこ
とを特徴とする。
置は、ロボットに備えられモ−タ等により駆動されて任
意の位置に移動可能な作業ツ−ル取付部を有す可動部
と、作業ツ−ル取付部に人との接触により作業ツ−ル取
付部側に向かって変位可能に取付けられる作業ツ−ル
と、可動部または作業ツ−ルに取付けられ可動部に対す
る作業ツ−ルの変位を計測できるセンサと、該センサか
らの信号を前記ロボットの制御装置に働き掛けて可動部
および作業ツ−ルの動作を停止させる手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】上記本発明の請求項1のロボットの安全装置
は、中空体のどの位置でも人が強く接触すると中空体が
圧縮されて中空体内の流体の圧力変化または液位変化が
起こり、この変化をセンサが検知しロボットの制御装置
に働き掛けてロボットの動作を直ちに停止させる。
は、中空体のどの位置でも人が強く接触すると中空体が
圧縮されて中空体内の流体の圧力変化または液位変化が
起こり、この変化をセンサが検知しロボットの制御装置
に働き掛けてロボットの動作を直ちに停止させる。
【0011】また、請求項2のロボットの安全装置は、
可動部に取付けられ複数の接点を内蔵する板状スイッチ
のどの位置でも人が強く接触すると複数の接点のうち何
れかの一か所以上の接点が解離または接触するとロボッ
トの動作を直ちに停止させる信号をロボットの制御装置
に出力する。
可動部に取付けられ複数の接点を内蔵する板状スイッチ
のどの位置でも人が強く接触すると複数の接点のうち何
れかの一か所以上の接点が解離または接触するとロボッ
トの動作を直ちに停止させる信号をロボットの制御装置
に出力する。
【0012】さらにまた、請求項3のロボットの安全装
置は、作業ツ−ルと治具装置等固定物との間に人が挟ま
れると、その抵抗により作業ツ−ルが作業ツ−ル取付部
側に移動して作業ツ−ル取付部または作業ツ−ルに取付
けられ作業ツ−ル取付部に対する作業ツ−ルの変位をセ
ンサが計測して、該センサがロボットの動作を直ちに停
止させる信号をロボットの制御装置に出力する。
置は、作業ツ−ルと治具装置等固定物との間に人が挟ま
れると、その抵抗により作業ツ−ルが作業ツ−ル取付部
側に移動して作業ツ−ル取付部または作業ツ−ルに取付
けられ作業ツ−ル取付部に対する作業ツ−ルの変位をセ
ンサが計測して、該センサがロボットの動作を直ちに停
止させる信号をロボットの制御装置に出力する。
【0013】
【実施例1】以下に本発明の望ましい実施例を図面に従
って説明するが、これにより本発明は何等限定されるも
のではない。
って説明するが、これにより本発明は何等限定されるも
のではない。
【0014】図1において、ロボット10のロボットア
−ム要所に各ロボットア−ムの作動範囲においてロボッ
トア−ム同士により押圧されないように安全装置1を構
成するゴム製の中空体2a,2b,2cが連通されて成
る中空体2が圧縮空気を注入されて装着されている。さ
らに、ロボットア−ム先端部11から作業ツ−ル取付部
としてのロボットア−ムの先端に取付けられた作業ツ−
ル12の表面にかけて長尺の前記同様の中空体3が圧縮
空気を注入されて多段に巻き着けられている。そして、
中空体2に取付けられて感圧部が中空部に臨まされ中空
体の中空部に封入される空気の圧力を検出できる圧力セ
ンサ4と圧力センサ4からの信号を受けるマルチアンプ
6とがケ−ブル4aを介して係合されると共に中空体3
に取付けられる同様の圧力センサ5とマルチアンプ6と
がケ−ブル5aを介して係合されている。
−ム要所に各ロボットア−ムの作動範囲においてロボッ
トア−ム同士により押圧されないように安全装置1を構
成するゴム製の中空体2a,2b,2cが連通されて成
る中空体2が圧縮空気を注入されて装着されている。さ
らに、ロボットア−ム先端部11から作業ツ−ル取付部
としてのロボットア−ムの先端に取付けられた作業ツ−
ル12の表面にかけて長尺の前記同様の中空体3が圧縮
空気を注入されて多段に巻き着けられている。そして、
中空体2に取付けられて感圧部が中空部に臨まされ中空
体の中空部に封入される空気の圧力を検出できる圧力セ
ンサ4と圧力センサ4からの信号を受けるマルチアンプ
6とがケ−ブル4aを介して係合されると共に中空体3
に取付けられる同様の圧力センサ5とマルチアンプ6と
がケ−ブル5aを介して係合されている。
【0015】マルチアンプ6はケ−ブル8を介してロボ
ットコントロ−ラ7と係合されており、圧力センサ4,
5の圧力検出信号をロボットコントロ−ラ7に送ること
ができる。また、ロボットコントロ−ラ7はケ−ブル9
を介してロボット10と係合されており、マルチアンプ
6から送られてくる圧力検出信号が設定圧力域から外れ
るとロボット10への電気供給を停止させてロボット1
0の動作を緊急停止させるよう制御回路が構成されてい
る。
ットコントロ−ラ7と係合されており、圧力センサ4,
5の圧力検出信号をロボットコントロ−ラ7に送ること
ができる。また、ロボットコントロ−ラ7はケ−ブル9
を介してロボット10と係合されており、マルチアンプ
6から送られてくる圧力検出信号が設定圧力域から外れ
るとロボット10への電気供給を停止させてロボット1
0の動作を緊急停止させるよう制御回路が構成されてい
る。
【0016】また、中空体2と圧縮空気供給装置17と
はリリ−フ弁13とチェック弁15を介してチュ−ブ1
4により連結されると共に中空体3と圧縮空気供給装置
17とはリリ−フ弁13とチェック弁16を介してチュ
−ブ14により連結され中空体2,中空体3にバックフ
ロ−できないように一定圧の空気が供給されている。
はリリ−フ弁13とチェック弁15を介してチュ−ブ1
4により連結されると共に中空体3と圧縮空気供給装置
17とはリリ−フ弁13とチェック弁16を介してチュ
−ブ14により連結され中空体2,中空体3にバックフ
ロ−できないように一定圧の空気が供給されている。
【0017】以上の構成において、その作用を説明する
と、ロボット10が動作中に中空体2または中空体3に
人が触れてこれら中空体2,3のどの部分でも強く押圧
されると中空体の空気収容部容積が減る一方、中空体内
の圧力が上がり所定の圧力以上に上昇すると圧力センサ
がこれを検出しマルチアンプ6を介してロボットコント
ロ−ラ7に働き掛けてロボット10を緊急停止させる。
と、ロボット10が動作中に中空体2または中空体3に
人が触れてこれら中空体2,3のどの部分でも強く押圧
されると中空体の空気収容部容積が減る一方、中空体内
の圧力が上がり所定の圧力以上に上昇すると圧力センサ
がこれを検出しマルチアンプ6を介してロボットコント
ロ−ラ7に働き掛けてロボット10を緊急停止させる。
【0018】なお、中空体2および中空体3の表面に市
販の電気式安全マット(沢山の接点を内蔵し可撓性を有
す板状のスイッチ)を貼付し電気式安全マットから伸び
る電線を直接ロボットコントロ−ラ7に接続してもよ
い。この際は圧力センサ、ケ−ブル4a,5a、マルチ
アンプ6を省略できる。
販の電気式安全マット(沢山の接点を内蔵し可撓性を有
す板状のスイッチ)を貼付し電気式安全マットから伸び
る電線を直接ロボットコントロ−ラ7に接続してもよ
い。この際は圧力センサ、ケ−ブル4a,5a、マルチ
アンプ6を省略できる。
【0019】上記構成の作用は、ロボット10が動作中
に中空体2または中空体3に貼付された安全マットのど
の部分でも人が強く触れると内蔵される接点が解離また
は接触して電気信号を発しロボットコントロ−ラ7に働
き掛けてロボット10を緊急停止させる。なお、中空体
2および中空体3の代わりにゴム等の可撓性を有す弾性
体,ウレタンフォ−ム等の可撓性を有す発泡体でもよ
い。このようにすると、ロボットア−ムが中空体や弾性
体または発泡体を介して人に衝突しても衝撃が吸収され
るのでダメ−ジが軽減できる効果がある。
に中空体2または中空体3に貼付された安全マットのど
の部分でも人が強く触れると内蔵される接点が解離また
は接触して電気信号を発しロボットコントロ−ラ7に働
き掛けてロボット10を緊急停止させる。なお、中空体
2および中空体3の代わりにゴム等の可撓性を有す弾性
体,ウレタンフォ−ム等の可撓性を有す発泡体でもよ
い。このようにすると、ロボットア−ムが中空体や弾性
体または発泡体を介して人に衝突しても衝撃が吸収され
るのでダメ−ジが軽減できる効果がある。
【0020】なお、人との接触を検出できるセンサとし
ての安全マットは前述のように中空体や弾性体または発
泡体を介さずに直接ロボットア−ムに装着してもよいこ
とは言うまでもない。
ての安全マットは前述のように中空体や弾性体または発
泡体を介さずに直接ロボットア−ムに装着してもよいこ
とは言うまでもない。
【0021】また、前述実施例の中空体はロボットア−
ム等可動部に取り付けるよう限定されるものではない。
すなわち、図5に示すようなガントリ−型ロボットにお
いてロボットの水平方向案内部40を支える複数の支柱
41,41のロボットとの対向部にも中空体2又は3
(又は安全マット)を取り付けて良いし、図7の柵のロ
ボットとの対向部に取り付けても良い。こうすると、ロ
ボットア−ム等可動部と支柱や柵等の固定部との間に人
が挟まれると前述実施例同様、ロボット10を緊急停止
させる作用を果たす。
ム等可動部に取り付けるよう限定されるものではない。
すなわち、図5に示すようなガントリ−型ロボットにお
いてロボットの水平方向案内部40を支える複数の支柱
41,41のロボットとの対向部にも中空体2又は3
(又は安全マット)を取り付けて良いし、図7の柵のロ
ボットとの対向部に取り付けても良い。こうすると、ロ
ボットア−ム等可動部と支柱や柵等の固定部との間に人
が挟まれると前述実施例同様、ロボット10を緊急停止
させる作用を果たす。
【0022】なお、上記支柱41や柵等の固定部に取付
ける中空体は図6に示すように、上部の断面が下部の断
面より小さくされた中空体の中空部に液体を入れ断面の
大きい下部が人の接触により圧縮されて液面が断面の小
さい上部に上昇してくると、図6−(a)のように非接
触で液面をセンサが検出するものや図6−(b)のよう
に中空部内にセンサを臨ませて液体に接触して液面の上
昇をセンサが検出するようにして、センサが液面を検出
すると前述実施例同様、ロボットコントロ−ラに働き掛
けてロボットを緊急停止させるようにしてもよい。
ける中空体は図6に示すように、上部の断面が下部の断
面より小さくされた中空体の中空部に液体を入れ断面の
大きい下部が人の接触により圧縮されて液面が断面の小
さい上部に上昇してくると、図6−(a)のように非接
触で液面をセンサが検出するものや図6−(b)のよう
に中空部内にセンサを臨ませて液体に接触して液面の上
昇をセンサが検出するようにして、センサが液面を検出
すると前述実施例同様、ロボットコントロ−ラに働き掛
けてロボットを緊急停止させるようにしてもよい。
【0023】
【実施例2】なお、ロボットア−ムの先端部、特には作
業ツ−ル部の人の接触に対する安全装置は図3に示すよ
うに、腕を伏せた態様の連結具20の底部をロボットア
−ム先端部11の先端に取付けてこの連結具20の凹部
にエアシリンダ21を取付け、エアシリンダ21の作動
により進退する出力軸21aの先端に作業ツ−ル取付板
22を連結し、圧縮空気供給装置17からチュ−ブ18
を通して供給される圧縮空気により出力軸21aが下方
に伸びるよう付勢させる。
業ツ−ル部の人の接触に対する安全装置は図3に示すよ
うに、腕を伏せた態様の連結具20の底部をロボットア
−ム先端部11の先端に取付けてこの連結具20の凹部
にエアシリンダ21を取付け、エアシリンダ21の作動
により進退する出力軸21aの先端に作業ツ−ル取付板
22を連結し、圧縮空気供給装置17からチュ−ブ18
を通して供給される圧縮空気により出力軸21aが下方
に伸びるよう付勢させる。
【0024】この作業ツ−ル取付板22は作業ツ−ル取
付板22から上方に伸び連結具20を貫通する一対のガ
イドピン23,23の軸方向に自在に進退できるように
されており、作業ツ−ル取付板22の下面に取付けられ
る一対の拡縮自在のチャック爪24a,24aを有す作
業ツ−ル24が受ける作業反力に対しては作業ツ−ル取
付板22がロボットア−ム11側に移動しないが人が挟
まれた抵抗には抗しきれず作業ツ−ル取付板22がロボ
ットア−ム11側に移動するようリリ−フ弁13により
エアシリンダ21に供給する圧縮空気の圧力が調整され
ている。
付板22から上方に伸び連結具20を貫通する一対のガ
イドピン23,23の軸方向に自在に進退できるように
されており、作業ツ−ル取付板22の下面に取付けられ
る一対の拡縮自在のチャック爪24a,24aを有す作
業ツ−ル24が受ける作業反力に対しては作業ツ−ル取
付板22がロボットア−ム11側に移動しないが人が挟
まれた抵抗には抗しきれず作業ツ−ル取付板22がロボ
ットア−ム11側に移動するようリリ−フ弁13により
エアシリンダ21に供給する圧縮空気の圧力が調整され
ている。
【0025】一方、ロボットア−ム先端部11には連結
具を介してロボットコントロ−ラと係合される変位セン
サ25を取付け、ガイドピン23の先端を介して検出す
る作業ツ−ル24の上下動変位が一定以上に達すると第
1実施例同様にロボットコントロ−ラに働き掛けてロボ
ットを緊急停止できるようにされている。
具を介してロボットコントロ−ラと係合される変位セン
サ25を取付け、ガイドピン23の先端を介して検出す
る作業ツ−ル24の上下動変位が一定以上に達すると第
1実施例同様にロボットコントロ−ラに働き掛けてロボ
ットを緊急停止できるようにされている。
【0026】この際の作用は、ロボットにより加工され
るワ−クを支持する治具装置やワ−クの搬送装置等と作
業ツ−ル24,作業ツ−ル取付板22との間に人が挟ま
れると、その抵抗に抗しきれずに後退する出力軸21a
と同期してガイドピン23が前記センサ25に接近す
る。この際、ガイドピン23が前記センサ25に一定以
上接近すると前記センサ25が図示しないアンプを介し
てロボットコントロ−ラ7に働き掛けてロボット10を
緊急停止させる。
るワ−クを支持する治具装置やワ−クの搬送装置等と作
業ツ−ル24,作業ツ−ル取付板22との間に人が挟ま
れると、その抵抗に抗しきれずに後退する出力軸21a
と同期してガイドピン23が前記センサ25に接近す
る。この際、ガイドピン23が前記センサ25に一定以
上接近すると前記センサ25が図示しないアンプを介し
てロボットコントロ−ラ7に働き掛けてロボット10を
緊急停止させる。
【0027】なお、人が挟まれて後退する作業ツ−ル取
付板22により押圧されて出力軸21aが縮まされると
エアシリンダ21内の空気圧は高く成ろうとするがリリ
−フ弁13の出口13aから高くなろうとする空気が排
出されるので、この空気の圧力を検出してその信号をロ
ボットコントロ−ラ7に働き掛けてロボット10を緊急
停止させてもよい。この際、緊急停止に要する反応時間
を短くするにはリリ−フ弁13をエアシリンダ21に可
及的に接近させるとよい。
付板22により押圧されて出力軸21aが縮まされると
エアシリンダ21内の空気圧は高く成ろうとするがリリ
−フ弁13の出口13aから高くなろうとする空気が排
出されるので、この空気の圧力を検出してその信号をロ
ボットコントロ−ラ7に働き掛けてロボット10を緊急
停止させてもよい。この際、緊急停止に要する反応時間
を短くするにはリリ−フ弁13をエアシリンダ21に可
及的に接近させるとよい。
【0028】
【実施例3】また、図4に示すように、前述作業ツ−ル
部の安全装置で示したロボットア−ム先端部11または
この先端部に取り付けられる作業ツ−ル24に変位自在
に取付けられて作業ツ−ル24を囲繞するカバ−を有す
安全装置30を配設するとさらに安全性が高められる。
部の安全装置で示したロボットア−ム先端部11または
この先端部に取り付けられる作業ツ−ル24に変位自在
に取付けられて作業ツ−ル24を囲繞するカバ−を有す
安全装置30を配設するとさらに安全性が高められる。
【0029】この安全装置30は、ロボットア−ム先端
部11の先端とこの先端に取り付けられる連結具200
(連結具20の変形種)により狭持されるウレタンゴム
製の断面L字状のリング状の基部32(図1に示す中空
体同様、圧力流体が充填されて張設される中空体でもよ
いし、塑性変形し易い部材でもよい)の外周に断面L字
状の透明のプラスチック製カバ−31を周設して作業ツ
−ル24や連結具200を囲繞し、ロボットア−ム先端
部11にブラケットを介して取付けられロボットコント
ロ−ラと係合される投光側光電センサ34の光軸と透明
のカバ−31の上面に取付けられるブラケットを介して
取付けられロボットコントロ−ラと係合される受光側光
電センサ33の光軸とを整合させて透明カバ−31の変
位により投光側光電センサ34の光軸と受光側光電セン
サ33の光軸とがずれるとロボットコントロ−ラに働き
掛けてロボットを緊急停止できるようにされている。な
お、孔31aは透明のカバ−31が変位しても変位セン
サ25と干渉しないようにされた逃げ孔である。
部11の先端とこの先端に取り付けられる連結具200
(連結具20の変形種)により狭持されるウレタンゴム
製の断面L字状のリング状の基部32(図1に示す中空
体同様、圧力流体が充填されて張設される中空体でもよ
いし、塑性変形し易い部材でもよい)の外周に断面L字
状の透明のプラスチック製カバ−31を周設して作業ツ
−ル24や連結具200を囲繞し、ロボットア−ム先端
部11にブラケットを介して取付けられロボットコント
ロ−ラと係合される投光側光電センサ34の光軸と透明
のカバ−31の上面に取付けられるブラケットを介して
取付けられロボットコントロ−ラと係合される受光側光
電センサ33の光軸とを整合させて透明カバ−31の変
位により投光側光電センサ34の光軸と受光側光電セン
サ33の光軸とがずれるとロボットコントロ−ラに働き
掛けてロボットを緊急停止できるようにされている。な
お、孔31aは透明のカバ−31が変位しても変位セン
サ25と干渉しないようにされた逃げ孔である。
【0030】この際の作用は、透明カバ−31に人が触
れて透明カバ−31が変位して受光側光電センサ33の
光軸が投光側光電センサ34の光軸からずれると前述同
様にロボットコントロ−ラに働き掛けてロボットを緊急
停止せせる。
れて透明カバ−31が変位して受光側光電センサ33の
光軸が投光側光電センサ34の光軸からずれると前述同
様にロボットコントロ−ラに働き掛けてロボットを緊急
停止せせる。
【0031】なお、上述実施例のいずれの変位センサも
渦電流式、レ−ザ−式、超音波式等の非接触式やダイヤ
ルゲ−ジ、リニアゲ−ジ、マイクロスイッチ、リミット
スイッチ等の接触式等、変位を検出できるセンサであれ
ばどのようなセンサでもよい。
渦電流式、レ−ザ−式、超音波式等の非接触式やダイヤ
ルゲ−ジ、リニアゲ−ジ、マイクロスイッチ、リミット
スイッチ等の接触式等、変位を検出できるセンサであれ
ばどのようなセンサでもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係わる動力
装置の安全装置によれば、ロボット等可動ユニットに備
えられモ−タ等により駆動されて任意の位置に移動可能
なロボットア−ム等可動部の表面に人と接触すると反応
する安全装置を取付け、該安全装置に人が触れるとロボ
ット等可動ユニットの制御装置に働き掛けてロボットア
−ム等可動部を緊急停止させるので、人の動力装置との
接触による怪我を防止出来るという優れた効果を奏す
る。
装置の安全装置によれば、ロボット等可動ユニットに備
えられモ−タ等により駆動されて任意の位置に移動可能
なロボットア−ム等可動部の表面に人と接触すると反応
する安全装置を取付け、該安全装置に人が触れるとロボ
ット等可動ユニットの制御装置に働き掛けてロボットア
−ム等可動部を緊急停止させるので、人の動力装置との
接触による怪我を防止出来るという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動力装置の安全装置の第1実施例を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図2】 図1のA−A断面視図である。
【図3】 本発明の動力装置の安全装置の第2実施例を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図4】 本発明の動力装置の安全装置の第3実施例を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図5】 本発明の動力装置の安全装置の他の態様例を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図6】 図5のセンサ部の態様例の一部を示す要部断
面図である。
面図である。
【図7】 従来の安全装置を示す平面図である。
1 安全装置 2,3
中空体 4,5 ケ−ブル
6 マルチアンプ 7 ロボットコントロ−ラ 8,9
ケ−ブル 10 ロボット 11 ロボ
ットア−ム先端部 12 作業ツ−ル 13 リリ
−フ弁 14 チュ−ブ 15,16 チェ
ック弁 17 圧縮空気供給装置 18 チュ
−ブ 20 連結具 21 エア
シリンダ 22 作業ツ−ル取付板 23 ガイ
ドピン 24 作業ツ−ル 25 変位
センサ 30 安全装置 31 透明
カバ− 32 基部 33 受光
側光電センサ 34 投光側光電センサ
中空体 4,5 ケ−ブル
6 マルチアンプ 7 ロボットコントロ−ラ 8,9
ケ−ブル 10 ロボット 11 ロボ
ットア−ム先端部 12 作業ツ−ル 13 リリ
−フ弁 14 チュ−ブ 15,16 チェ
ック弁 17 圧縮空気供給装置 18 チュ
−ブ 20 連結具 21 エア
シリンダ 22 作業ツ−ル取付板 23 ガイ
ドピン 24 作業ツ−ル 25 変位
センサ 30 安全装置 31 透明
カバ− 32 基部 33 受光
側光電センサ 34 投光側光電センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 ロボットに備えられモ−タ等により駆動
されて任意の位置に移動可能な可動部と、該可動部の表
面または該可動部と協働して人を挟む構築物に取付けら
れ流体が封入される膨縮自在の中空体と、該中空体内に
封入される流体の圧力または液位を検出するセンサと、
該センサからの信号を前記ロボットの制御装置に働き掛
けて可動部を停止させる手段とを備えたことを特徴とす
るロボットの安全装置 - 【請求項2】 ロボットに備えられモ−タ等により駆動
されて任意の位置に移動可能な可動部と、該可動部の表
面または該可動部と協働して人を挟む構築物に取付けら
れ複数の接点を内蔵する板状スイッチと、該スイッチか
らの信号を前記ロボットの制御装置に働き掛けて可動部
を停止させる手段とを備えたことを特徴とするロボット
の安全装置 - 【請求項3】 ロボットに備えられモ−タ等により駆動
されて任意の位置に移動可能な作業ツ−ル取付部を有す
可動部と、作業ツ−ル取付部に人との接触により作業ツ
−ル取付部側に向かって変位可能に取付けられる作業ツ
−ルと、可動部または作業ツ−ルに取付けられ可動部に
対する作業ツ−ルの変位を計測できるセンサと、該セン
サからの信号を前記ロボットの制御装置に働き掛けて可
動部および作業ツ−ルの動作を停止させる手段とを備え
たことを特徴とするロボットの安全装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12649096A JPH09285992A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ロボットの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12649096A JPH09285992A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ロボットの安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09285992A true JPH09285992A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14936506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12649096A Pending JPH09285992A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ロボットの安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09285992A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006044071A1 (de) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Roboter sowie Roboter-Schutzeinrichtung |
WO2016000005A1 (de) * | 2014-07-03 | 2016-01-07 | Blue Danube Robotics Og | Schutzverfahren und schutzvorrichtung für handhabungsgerät |
EP3061578A1 (de) * | 2015-02-25 | 2016-08-31 | KUKA Systems GmbH | Roboterwerkzeug, prozesseinrichtung und betriebsverfahren |
WO2017158120A1 (de) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e. V. | Schutzvorrichtung für einen effektor eines manipulators, vorrichtung zum manipulieren von werkstücken und verfahren zum betätigen einer vorrichtung zum manipulieren von werkstücken |
CN107538486A (zh) * | 2016-06-29 | 2018-01-05 | 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 | 一种关节力控制平台装置、方法及相关装置 |
DE102017108618A1 (de) * | 2017-04-21 | 2018-10-25 | Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. | Verfahren zum Betätigen eines Roboters |
DE102017111008B4 (de) | 2016-05-26 | 2021-11-18 | Fanuc Corporation | Roboter, der ein Werkzeug mit einem stossdämpfenden Element aufweist |
US11534929B2 (en) | 2016-03-11 | 2022-12-27 | Ricoh Company, Ltd. | Emergency stop pressure sensor, safety device, and safety system |
EP4069472A4 (en) * | 2019-12-05 | 2024-03-20 | Magna powertrain gmbh & co kg | METHOD AND CONFIGURATION IN THE CONTEXT OF BARRIER-FREE ROBOTICS |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP12649096A patent/JPH09285992A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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