JPH09285968A - 混合液供給装置とそれを有する半導体の研磨装置及び混合液供給方法と半導体の研磨方法 - Google Patents

混合液供給装置とそれを有する半導体の研磨装置及び混合液供給方法と半導体の研磨方法

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JPH09285968A
JPH09285968A JP3636097A JP3636097A JPH09285968A JP H09285968 A JPH09285968 A JP H09285968A JP 3636097 A JP3636097 A JP 3636097A JP 3636097 A JP3636097 A JP 3636097A JP H09285968 A JPH09285968 A JP H09285968A
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polishing
pipe
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mixing section
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JP3636097A
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Haruki Noujiyou
治輝 能條
Renpei Nakada
錬平 中田
Kiyotaka Kawashima
清隆 川島
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Ebara Corp
Toshiba Corp
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Ebara Corp
Toshiba Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】研磨液供給装置内で、研磨液の詰まりや変質が
生じていた。 【解決手段】第1、第2のパイプ34、37の送出口は、第
3のパイプ31の一端部に接続される。第3のパイプの一
端部は第1、第2のパイプの内径の和と略同一の内径を
有し、第3のパイプの他端部は一端部と略同一の内径を
有している。第1、第2の溶液は第3のパイプの内部で
混合されて研磨液23とされ、第3のパイプの他端部から
ポリッシング・パッド13上に送出される。この研磨液の
流速は第1、第2の溶液の流速と略等しく、研磨液の詰
まりや変質を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体ウ
ェーハの表面を平坦化する化学的機械研磨(Chemical M
echanical Polishing )(以下、CMPと記す)技術に
係わり、特に、研磨剤と化学薬品の混合液を研磨パッド
に供給する供給装置及びその供給方法ならびにこの混合
液供給装置または供給方法を用いた半導体基板の研磨装
置および研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高密度化・微細化に
伴い、種々の微細加工技術が研究・開発されている。な
かでも、CMP技術は、層間絶縁膜の平坦化、プラグ(p
lug)の形成、埋め込み金属配線の形成や、埋め込み素子
分離などを行う際にはかかすことのできない、必須の技
術となっている。
【0003】図4は、半導体装置の製造に用いられるC
MP装置の概略構成を示すものである。すなわち、ポリ
ッシング・テーブル101は軸102を中心に図示矢印
方向に回転できるようになっており、その上面にはポリ
シング・パッド103が貼付されている。前記ポリッシ
ング・テーブル101の上方で、前記ポリッシング・テ
ーブル101の中心から外れた位置には、半導体ウェー
ハを保持するウェーハ・キャリア104が配置されてい
る。このウェーハ・キャリア104は軸105を中心に
図示矢印方向に回転できるようになっている。
【0004】ウェーハ・キャリア104は軸105に設
けられている。このウェーハ・キャリア104は上記ポ
リッシング・テーブル101の半径よりも小さな直径を
有するとともに、例えば真空チャック有している。半導
体ウェーハ106はウェーハ・キャリア104の下面に
前記真空チャックにより保持される。ウェーハ・キャリ
ア104に保持された半導体ウェーハ106の被研磨面
は、前記ポリッシング・パッド103の表面と接触する
ように、一定の圧力で押圧される。
【0005】また、上記ポリッシング・テーブル101
の上方には、貯蔵タンク107が設けられ、この貯蔵タ
ンク107内にはあらかじめ調整された研磨液109が
貯蔵されている。この貯蔵タンク107内の研磨液10
9は、ポンプ(P)108及びパイプ110を通してポ
リッシング・パッド103の表面に送出される。このパ
イプ110の先端は、ポリッシング・パッド103の中
心近傍で、かつ、ウェーハ106が接触する位置より上
流側の位置に配置されている。
【0006】上記構成のCMP装置によりウェーハをポ
リッシングする場合、まず、ポリッシング・テーブル1
01を軸102を中心として、一方向に所定の回転数に
より一定の速度で回転させる。この状態において、ポリ
ッシング・テーブル101のウェーハ106が接触する
位置より上流側に、パイプ110を介して貯蔵タンク1
07内に貯蔵されている研磨液109が供給される。
【0007】この後、ウェーハ・キャリア104を軸1
05を中心として、一方向に所定の回転数により一定の
速度で回転させながら降下させ、さらに、半導体ウェー
ハ106の被研磨面をポリッシング・パッド103の研
磨面に所定の圧力により接触させる。半導体ウェーハ1
06の被研磨面は、研磨液109を介在させた状態でポ
リッシング・パッド103の研磨面と摺接され、徐々に
研磨されて平坦化される。
【0008】しかしながら、上記構成のCMP装置にお
いては、あらかじめ調整した研磨液109を貯蔵タンク
107内に貯蔵し、その貯蔵タンク107内からパイプ
110を介して供給するようにしているため、次のよう
な問題点があった。
【0009】すなわち、従来のCMP装置では、例えば
研磨粒子を水などの溶液中に化学物質を添加して懸濁さ
せた研磨液109が一般に使用されている。このため、
時間の経過に伴って、貯蔵タンク107内で研磨粒子が
凝集あるいは沈殿し、この凝集あるいは沈殿した研磨粒
子によってパイプ110内が詰まったり、化学物質の反
応あるいは分解が進み過ぎて研磨液109の特性が変化
するという問題があった。
【0010】例えば1次粒径(初期の粒径)の平均が約
0.05μmのSiO2 と、過酸化水素とを混合した研
磨液109の場合、貯蔵タンク107内における、初期
のSiO2 の2次粒径は平均0.3μm程度である。し
かし、累積貯蔵時間が0.5時間を経過した後のSiO
2 の2次粒径は平均0.7μm程度にまで成長し、10
%程度研磨粒子が沈殿していた。このため、分解の速度
が比較的速い過酸化水素は、1日で10%程度が無駄に
消費されてしまう。
【0011】したがって、凝集あるいは沈殿した研磨粒
子によってパイプ110内が詰まったり、化学物質の反
応あるいは分解によって研磨液109が変質するのを防
ぎ、常に、粒子径や濃度などが安定した状態の研磨液1
09を供給する必要がある。このためには、長時間貯蔵
されないように研磨液109を頻繁に交換するか、また
は、研磨液109を少量ずつ調整して貯蔵タンク107
内に貯蔵するようにすればよい。しかし、この作業は煩
雑であり、実用的ではない。しかも、研磨液109の安
定性を維持するため、研磨液の交換の頻度を多くする
と、作業のたびにCMP装置を停止しなければならな
い。したがって、CMP装置の稼働率を著しく低下さ
せ、製造効率向上を妨げる原因となる。
【0012】このような問題を解決する方法としては、
研磨粒子を懸濁させた溶液と化学物質を添加させた溶液
とを別々にポリッシング・パッド上に供給し、ポリッシ
ング・パッド上において混合して研磨液を生成する方法
が考えられる。しかし、この方法の場合、研磨粒子を懸
濁させた溶液と化学物質を添加させた溶液とを、十分に
混合させることができない。このため、安定した状態の
研磨液を供給することが難しく、研磨液の濃度のばらつ
きにより、研磨の均一性を損なう結果となる。
【0013】図5は、USP 5,407,526に開
示された他のCMP装置の例を概略的に示すものであ
る。このCMP装置において、貯蔵タンク202は研磨
粒子を懸濁させた溶液201を貯蔵し、貯蔵タンク20
4は化学物質を添加させた溶液203を貯蔵する。上記
貯蔵タンク202内からポンプ205により汲み出さ
れ、パイプ206に供給される溶液201と、上記貯蔵
タンク204内からポンプ207により汲み出され、パ
イプ208を介して供給される溶液203は混合部20
9において混合される。この混合部209で生成された
研磨液210はポリッシング・パッド103上に供給さ
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のCM
P装置によれば、混合部209にて研磨液210を生成
した後にポリッシング・パッド103の表面に供給して
いる。このため、研磨液を交換するための煩雑な作業を
必要とせず、稼働率の低下といった問題は改善できる。
しかし、研磨液210を混合部209にて生成している
ため、混合部209内で研磨液210が停滞することが
懸念される。すなわち、混合部209は溶液201と溶
液203とを十分に混合するため、排出口の直径が混合
部209の内径に比べて小さくされている。したがっ
て、研磨液210が混合部209内に停滞し、研磨粒子
の凝集あるいは沈殿が発生する。このため、混合部20
9内が詰まったり、化学物質の反応あるいは分解による
研磨液210の変質を完全に防ぐことができないという
不具合を有していた。
【0015】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、混合液の
停滞を防止でき、研磨粒子の凝集あるいは沈殿によるパ
イプの詰まりや化学物質の反応あるいは分解による混合
液の変質を防ぐことが可能な混合液供給装置とそれを有
する半導体の研磨装置及び研磨液供給方法と半導体の研
磨方法を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の混合液供給装
置は、研磨粒子を含む第1の溶液を送出する送出口を有
する第1のパイプと、化学物質を含む第2の溶液を送出
する送出口を有する第2のパイプと、前記第1、第2の
パイプの各送出口が一端部に接続され、前記一端部の内
径とほぼ同一の内径を有する他端部を有し、この他端部
から前記第1、第2の溶液を混合して生成した混合液を
送出する混合部とを具備し、前記混合部の前記一端部の
内径は前記第1、第2のパイプの内径の合計と略等しく
設定されている。
【0017】この発明の半導体装置の研磨装置は、表面
にポリシング・パッドが設けられたポリッシング・テー
ブルと、前記ポリシング・パッドに接触される被研磨部
材を保持し、前記ポリッシング・テーブルに対して相対
的に移動する保持体と、研磨粒子を含む第1の溶液を収
容する第1の収容部と、化学物質を含む第2の溶液を収
容する第2の収容部と、一端部が前記第1の収容部に接
続された第1のパイプと、前記第1のパイプの中間部に
設けられ、前記第1の収容部内の第1の溶液を送出する
ポンプと、一端部が前記第2の収容部に接続された第2
のパイプと、前記第2のパイプの中間部に設けられ、前
記第2のパイプ内に流れる第2の溶液の流量を制御する
液体マスフロー装置と、前記第1、第2のパイプの各他
端部が一端部に接続され、前記一端部の内径とほぼ同一
の内径を有する他端部を有し、この他端部から前記第
1、第2の溶液が混合された混合溶液を送出する混合部
とを具備し、前記混合部の前記一端部の内径は前記第
1、第2のパイプの他端部の内径の合計と略等しく設定
されている。
【0018】この発明の混合液供給方法は、研磨粒子を
含む第1の溶液および化学物質を含む第2の溶液を混合
部に導入する工程と、前記混合部において、前記第1の
溶液および前記第2の溶液を混合して混合液を生成する
工程と、前記混合液を前記混合部から導出する工程を具
備し、前記導出する工程において、前記混合液の導出流
量は前記混合部に導入した前記第1の溶液および前記第
2の溶液とほぼ同じ流量であることを特徴とする。
【0019】この発明の半導体基板の研磨方法は、研磨
粒子を含む第1の溶液および化学物質を含む第2の溶液
を混合部に導入する工程と、前記混合部において、前記
第1の溶液および前記第2の溶液を混合して混合液を生
成する工程と、前記混合液を前記混合部から半導体基板
を研磨するポリッシング・パッド上に導出する工程とを
具備し、前記導入工程において、前記混合液の導出流量
は前記混合部に導入した前記第1の溶液および前記第2
の溶液とほぼ同じ流量であることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、混合液を停滞すること
なく供給できる。このため、混合液をスムーズに供給す
ることが可能となり、研磨粒子の凝集あるいは沈殿によ
る混合液の詰まりや化学物質の反応あるいは分解による
混合液の変質を防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態に係わるCMP装置の概略構成を示すもので
ある。
【0022】すなわち、ポリッシング・テーブル11は
600mm以上の半径を有し、軸12を中心に図示矢印
方向に通常20r.p.m〜100r.p.m(最大で
200r.p.m)の回転数で定速回転できるようにな
っている。このポリッシング・テーブル11の上面には
ポリッシング・パッド13が貼付されている。このポリ
ッシング・パッド13は、平板状の研磨部材であり、例
えばポリエーテル系ポリウレタンやポリエステル系ポリ
ウレタン、または、ポリアミド系ポリウレタなどの合成
繊維、もしくは、合成樹脂で固められた不織布や織布、
あるいは、直径が+μm〜数mm程度の独立気泡を有す
る発泡ポリウレタン樹脂などで形成されている。
【0023】ポリッシング・テーブル11の上方で、ポ
リッシング・テーブル11の中心から外れた位置には半
導体ウェーハを保持するウェーハ・キャリア14が配置
されている。このウェーハ・キャリア14は、その半径
が200mm程度とされ、軸15を中心に図示矢印方向
に通常20r.p.m〜100r.p.m(最大で20
0r.p.m)の回転数で定速回転できるようになって
いる。このウェーハ・キャリア14は図示せぬ真空チャ
ックを有している。研磨対象物としての半導体ウェーハ
(半導体基板)16はウェーハ・キャリア14の下面
に、真空チャックにより保持される。ウェーハ・キャリ
ア14はポリッシング・テーブル11の表面に対して昇
降可能に設けられている。半導体ウェーハ16を研磨加
工する際、ウェーハ・キャリア14に保持された半導体
ウェーハ16は、通常100gf/cm2 〜500gf
/cm2 (最大で1kgf/cm2 )の圧力でポリッシ
ング・パッドに押圧される。この押圧時の圧力は、前記
軸15に設けられた図示せぬエアシリンダに供給される
圧縮空気により制御できるようになっている。
【0024】上記ポリッシング・テーブル11の上方に
は、例えば水にAl23 などの研磨粒子を懸濁させて
なる第1の溶液21を貯蔵する第1の貯蔵タンク32
と、水に過酸化水素などの化学物質を添加させてなる第
2の溶液22を貯蔵する第2の貯蔵タンク35が設けら
れている。第1の貯蔵タンク32の底部には、第1のパ
イプ34の一端が接続され、この第1のパイプ34の他
端は混合部を構成する第3のパイプ31の一端に接続さ
れている。また、この第1のパイプ34の中間部には、
第1の貯蔵タンク32内の第1の溶液21を送出するポ
ンプ(P)33が設けられている。
【0025】また、前記第2の貯蔵タンク35の上部に
は、例えばN2 ガスまたはHeガスなどの不活性ガスを
導入するための導入パイプ38が設けられている。第2
の貯蔵タンク35の第2の溶液はこのガスの圧力に応じ
て、貯蔵タンク35から送出される。前記第2の貯蔵タ
ンク35の底部には、第2のパイプ37の一端が接続さ
れている。この第2のパイプ37の中間部には、液体マ
スフロー装置36が設けられている。この液体マスフロ
ー装置36は、前記ガスの圧力に応じて、貯蔵タンク3
5から第2のパイプ37に送出された第2の溶液22の
流量を微細に制御するものである。
【0026】前記第1、第2のパイプ34、37の他端
は第3のパイプ31の一端に接続されている。この第3
のパイプ31の他端は、ポリッシング・パッド13の中
心近傍で、かつ、ウェーハ16が接触する位置より上流
側の位置に配置されている。この第3のパイプ31は、
第1、第2のパイプ34、37によって導入された第
1、第2の溶液21、22を、ポリッシング・パッド1
3の直上で混合して研磨液23を生成するとともに、ポ
リッシング・パッド13に供給する。
【0027】前記第1のパイプ34は、例えば1/4イ
ンチ程度の直径を有し、前記ポンプ33によって送出さ
れた第1の溶液21を、略50ml/min〜数l/m
in程度の流量で、第3のパイプ31に供給できる。前
記第2のパイプ37は、例えば1/4インチ程度の径を
有し、前記液体マスフロー装置36によって送出された
第2の溶液22を、5ml/min〜20ml/min
程度の流量で、第3のパイプ31に供給できる。
【0028】パイプ31の断面積(直径)は、前記第
1、第2のパイプ34,37の断面積(直径)の合計よ
りも大きい、例えば1/2インチ程度に設定されてい
る。したがって、50ml/min〜500ml/mi
n程度の流量の研磨液23を、上記第1,第2の溶液2
1,22の導入流速とほぼ同一の流速で導出できる。
【0029】また、前記第3のパイプ31は、その長さ
が例えば1m以下とされ、第1、第2のパイプ34、3
7の開口方向は、第3のパイプ31の長手方向と一致さ
れている。
【0030】なお、前記液体マスフロー装置36は、周
知の構成であり、前記第2のパイプ37と連通された第
1の通路36a、この第1の通路36aに設けられた弁
36b、前記第1の通路36aから分岐れた第2の通路
36cを有している。この第2の通路36cには、第2
の通路36cに流れる溶液に熱を供給する熱源36dが
設けられるとともに、この溶液の温度を検出する検出器
36eが設けられている。これら熱源36d、検出器3
6eは制御部36fに接続されている。この制御部36
fは検出器36eによって検出された比熱に応じて、前
記第1の通路36aに流れる溶液の流量を検出する。こ
の検出した流量と予め設定された流量に応じて前記弁3
6bの開口径を制御することにより、前記第1の通路3
6aに流れる溶液の流量を制御する。
【0031】このように、第2のパイプ37に流れる第
2の溶液22の流量を液体マスフロー装置36により制
御することにより、第2の溶液22の流量を正確に制御
できる。また、液体マスフロー装置36は、ポンプ33
とは異なり送出する溶液に脈動が発生しない。したがっ
て、N2 ガスまたはHeガスの圧力を4kg/cm2
度とすることで、第2の溶液22の流量を5ml/mi
n程度に正確に制御できる。このように、少量の溶液を
正確に制御できるため、第2の溶液22を高濃度で使用
することが可能であり、第2の溶液22の使用量を抑え
て補充の頻度を軽減できる。
【0032】しかも、低濃度の第2の溶液を使用する場
合、所定の濃度の研磨液を生成するために第1の溶液に
対する第2の溶液の量を多くする必要がある。これに対
して、この実施例の場合、高濃度の第2の溶液を使用す
るため、所定の濃度の研磨液を生成する際に、第1の溶
液に対する第2の溶液22の量を削減できる。このた
め、研磨液全体の濃度の変化を防止でき、研磨のばらつ
きを防止できる。
【0033】また、液体マスフロー装置36の採用によ
り、第2のパイプ37内に供給される溶液22の流量を
少なくでき、第2のパイプ37の直径を第1のパイプ3
4に比べて小さくできる場合には、第3のパイプ31の
直径を第1のパイプ34の直径と同程度とすることもで
きる。
【0034】このように、第1、第2のパイプ34,3
7内にそれぞれ供給される第1、第2の溶液21,22
の流量に応じて、第3のパイプ31の径を第1、第2の
パイプ34,37と少なくとも同等か、もしくは、それ
以上の太さを有して構成することにより、研磨液23を
第1、第2の溶液21,22の流速とほぼ同等の流速に
て供給することが可能となる。上述したように、第2の
溶液の量は、第1の溶液の量に比べて少ないため、研磨
液23の流速は第1の溶液の流速とほぼ等しくなる。
【0035】しかも、第3のパイプ31の他端31aの
内径を、一端側の内径と同じかそれ以上とした場合、研
磨液23が第3のパイプ31の途中で停滞しない。この
ため、研磨液23をポリッシング・パッド13上へより
スムーズに供給できるとともに、第3のパイプ31内に
おける研磨粒子の凝集あるいは沈殿による研磨液の詰ま
りや化学物質の反応あるいは分解による研磨液の変質を
防止できる。
【0036】次に、このような構成のCMP装置におけ
る研磨方法について説明する。なお、ここでは被研磨膜
としてのタングステン膜を研磨し、埋め込み型の金属配
線を形成する場合について説明する。
【0037】まず、ポリッシング・テーブル11を、2
0r.p.m〜100r.p.mの回転数により定速回
転させる。第1の貯蔵タンク32内には、1次粒径の平
均が0.05μm程度とされたAl23 の研磨粒子が
水に懸濁された第1の溶液21が貯蔵され、第2の貯蔵
タンク35内には水に過酸化水素が添加された第2の溶
液22が貯蔵されている。前記第1の貯蔵タンク32内
に貯蔵された第1の溶液21は、ポンプ33により18
0ml/min程度の流量で第1のパイプ34を通して
第3のパイプ31に供給され、前記第2の貯蔵タンク3
5内に貯蔵された第2の溶液22は、液体マスフロー装
置36により20ml/min程度の流量で第2のパイ
プ37を通して第3のパイプ31に供給される。第1、
第2の溶液は第3のパイプ31内にて十分に混合され、
研磨液23が生成される。この研磨液23は第3のパイ
プ31の他端31aから、ポリッシング・パッド13の
回転中心の近傍で、前記半導体ウェーハ16が接する位
置より上流側に供給される。この時、研磨液23は、第
3のパイプ31の途中で停滞することなく、第1、第2
の溶液21、22の導入流量(または導入流速)とほぼ
同じ流量(または流速)を保って、第3のパイプ31の
他端31aからポリッシング・パッド13上に供給され
る。
【0038】一方、ウェーハ・キャリア14の下面に
は、研磨加工に供される半導体ウェーハ16が保持され
る。図2(a)は半導体ウェーハ16の断面を示してい
る。この半導体ウェーハ16において、例えばシリコン
基板16a上にはプラズマCVD法により、絶縁膜とし
てのシリコン酸化膜16bが1.3μmほどの厚さで形
成されている。このシリコン酸化膜16bには、通常の
フォトリソグラフィ法およびエッチング法により、幅が
0.3μm〜1μmの範囲で、深さがそれぞれ0.4μ
mの溝16cが形成されている。前記シリコン酸化膜1
6b上には、前記溝16c内を埋め込むように、熱CV
D法により0.8μm厚のタングステン膜16dが形成
されている。
【0039】前記ウェーハ・キャリア14は20r.
p.m〜100r.p.mの回転数により定速回転させ
ながら降下され、半導体ウェーハ16の被研磨面を30
0gf/cm2 程度の圧力により押圧して、ポリッシン
グ・パッド13の研磨面に接触させる。このようにし
て、ウェーハ・キャリア14により保持された半導体ウ
ェーハ16が研磨加工される。すなわち、前記研磨液2
3をポリッシング・パッド13と半導体ウェーハ16と
の間に介在させた状態で、半導体ウェーハ16の被研磨
面がポリッシング・パッド13の研磨面と繰り返し摺接
される。これにより、タングステン膜16dは徐々に研
磨されて平坦化される。この結果、図2(b)に示すよ
うに、被研磨面の溝16c以外の部分に存在するタング
ステン膜16dはシリコン酸化膜16b上からすべて除
去され、埋め込み型のタングステン配線16eが形成さ
れる。
【0040】こうして、所定の時間にわたって研磨が行
われた後、ウェーハ・キャリア14が上昇され、半導体
ウェーハ16がポリッシング・パッド13から引き離さ
れることにより、研磨加工が終了される。
【0041】この研磨加工に用いられた研磨液23の、
Al23 の研磨粒子の2次粒径は、第1の溶液21を
第1の貯蔵タンク32内にて1ヵ月ほど貯蔵した後にお
いても、平均で0.3μm程度であった。また、第2の
貯蔵タンク35内にて1ヵ月ほど貯蔵した第2の溶液2
2の、過酸化水素の分解も2%程度であった。このた
め、研磨液23の安定性を容易に維持することが可能と
なり、研磨液を煩雑に交換する必要がない。したがっ
て、CMP装置の稼働率が上り、製造効率の向上を図る
ことができる。
【0042】上述したように、この実施の形態では第3
のパイプ31の一端側の内径面積と同じかそれ以上の内
径面積を有する他端31aより、研磨液23を送出する
ようにしている。このため、研磨液23を第3のパイプ
31内に停滞させることなく送出できるため、研磨液2
3をスムーズに供給することが可能となる。したがっ
て、十分に混合された研磨液23を安定に供給できるた
め、研磨レートのばらつきを小さく抑えることが可能と
なる。しかも、研磨液23の停滞による、研磨粒子の凝
集あるいは沈殿または化学物質の反応あるいは分解を防
ぐことが可能であるため、研磨液23の詰まりや変質を
防止でき、常に、半導体ウェーハ16の被研磨面を高い
平坦性をもって均一に研磨できる。
【0043】なお、上記実施の形態は、研磨液23の生
成および供給に第3のパイプ31を用いる場合について
説明した。しかし、この発明はこれに限定されるもので
はない。
【0044】図3(a)はこの発明の第2の実施の形態
を示すものである。図3(a)は前記第3のパイプ31
に代えて、漏斗41を用いている。この漏斗41は導出
部が前記第1、第2のパイプ34、37の内径の和と同
等か、それ以上の内径を有し、導入部が前記導出部より
も十分大きな内径を有している。
【0045】このような構成の漏斗41によっても、研
磨液23を漏斗41内に停滞させることなく送出でき
る。したがって、十分に混合された研磨液23を安定に
供給できるため、研磨レートのばらつきを小さく抑える
ことが可能となる。しかも、研磨液23の停滞による、
研磨粒子の凝集あるいは沈殿または化学物質の反応ある
いは分解を防ぐことが可能であるため、研磨液23の詰
まりや変質を防止でき、常に、半導体ウェーハの被研磨
面を高い平坦性をもって均一に研磨できる。
【0046】また、図3(b)に示すように、漏斗41
の内側に、螺旋状の凸部、又は凹部からなる流路41a
を設け、第1、第2の溶液21,22の攪拌を促進させ
ることにより、十分に混合された研磨液23の供給が可
能となる。また、前記第3のパイプ31の内面に、同様
に、螺旋状の流路を設けてもよい。
【0047】さらに、研磨粒子としてはAl23 に限
らず、例えば、SiO2 やCeO2、SiNなどを適用
することもできる。また、化学物質としては過酸化水素
に限らず、例えば、スラリーの凝集を防ぐ界面活性剤、
酸(acid)、アルカリ(base)などを適用する
こともできる。
【0048】さらに、この発明は、埋め込み型の金属配
線を形成する場合のほか、層間絶縁膜の平坦化、プラグ
形成や埋め込み型の素子分離の形成などにも同様に適用
できる。
【0049】また、この発明は、被研磨膜としてのタン
グステン膜を研磨する以外に、例えば、Ti、TiN、
Al、Cu、Ag、Au、ポリシリコン、SiN、また
は、SiO2 などを研磨する場合にも適用可能である。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、混合液の停滞を防止でき、研磨粒子の凝集あるいは
沈殿によるパイプの詰まりや化学物質の反応あるいは分
解による混合液の変質を防ぐことが可能な混合液供給装
置とそれを有する半導体の研磨装置及び研磨液供給方法
と半導体の研磨方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の第1の実施の形態に係わる
CMP装置を概略的に示す構成図。
【図2】図2(a)(b)は、図1に示すCMP装置を
用いた研磨方法を説明するために示す半導体ウェーハの
概略断面図。
【図3】図3(a)は、この発明の第2の実施の形態に
係わるCMP装置を概略的に示す構成図、図3(b)
は、図3(a)に示す漏斗の変形例を示す上面図。
【図4】図4は、従来のCMP装置の概略構成図。
【図5】図5は、従来のCMP装置の他の例を示す概略
構成図。
【符号の説明】
11…ポリッシング・テーブル、 13…ポリッシング・パッド、 14…ウェーハ・キャリア、 16…半導体ウェーハ 21、22…第1、第2の溶液、 32、35…第1、第2の貯蔵タンク、 34、37、31…第1、第2、第3のパイプ、 36…液体マスフロー装置、 41…漏斗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 清隆 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨粒子を含む第1の溶液を送出する送
    出口を有する第1のパイプと、 化学物質を含む第2の溶液を送出する送出口を有する第
    2のパイプと、 前記第1、第2のパイプの各送出口が一端部に接続さ
    れ、前記一端部の内径とほぼ同一の内径を有する他端部
    を有し、この他端部から前記第1、第2の溶液を混合し
    て生成した混合液を送出する混合部とを具備し、 前記混合部の前記一端部の内径は前記第1、第2のパイ
    プの内径の合計と略等しく設定されていることを特徴と
    する混合液供給装置。
  2. 【請求項2】 表面にポリシング・パッドが設けられた
    ポリッシング・テーブルと、 前記ポリシング・パッドに接触される被研磨部材を保持
    し、前記ポリッシング・テーブルに対して相対的に移動
    する保持体と、 研磨粒子を含む第1の溶液を収容する第1の収容部と、 化学物質を含む第2の溶液を収容する第2の収容部と、 一端部が前記第1の収容部に接続された第1のパイプ
    と、 前記第1のパイプの中間部に設けられ、前記第1の収容
    部内の第1の溶液を送出するポンプと、 一端部が前記第2の収容部に接続された第2のパイプ
    と、 前記第2のパイプの中間部に設けられ、前記第2のパイ
    プ内に流れる第2の溶液の流量を制御する液体マスフロ
    ー装置と、 前記第1、第2のパイプの各他端部が一端部に接続さ
    れ、前記一端部の内径とほぼ同一の内径を有する他端部
    を有し、この他端部から第1、第2の溶液が混合された
    混合溶液を送出する混合部とを具備し、 前記混合部の前記一端部の内径は前記第1、第2のパイ
    プの他端部の内径の合計と略等しく設定されていること
    を特徴とする半導体装置の研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記混合部から送出される混合液の流量
    は、前記混合部に供給される第1、第2の溶液の合計の
    流量にほぼ等しく設定されていることを特徴とする請求
    項1又は2のいずれか1つに記載の混合液供給装置又は
    半導体装置の研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記混合部は、一端部の内径と他端部の
    内径が略等しい第3のパイプによって構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれか1つに記載の
    混合液供給装置又は半導体装置の研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記混合部は、前記第1、第2の溶液が
    供給される一端部及び前記混合液を送出する他端部を有
    し、前記他端部は前記第1、第2のパイプの内径の和と
    略等しい内径を有し、前記一端部は前記他端部の内径以
    上の内径を有する漏斗によって構成されていることを特
    徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の混合液供給
    装置又は半導体装置の研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記漏斗は、螺線状の流路を有すること
    を特徴とする請求項5記載の混合液供給装置又は半導体
    装置の研磨装置。
  7. 【請求項7】 前記第2のパイプに接続され、前記第2
    のパイプに流れる第2の溶液の流量を制御する液体マス
    フロー装置を有することを特徴とする請求項1記載の混
    合液供給装置。
  8. 【請求項8】 前記液体マスフロー装置は、前記第2の
    溶液の流量を前記第1の溶液の流量のほぼ十分の一に設
    定することを特徴とする請求項2又は7のいずれか1つ
    に記載の混合液供給装置又は半導体装置の研磨装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の収容部に接続され、前記第2
    の収容部内に前記第2の溶液を送出するためのガスを導
    入する導入手段を有することを特徴とする請求項2記載
    の半導体装置の研磨装置。
  10. 【請求項10】 研磨粒子を含む第1の溶液および化学
    物質を含む第2の溶液を混合部に導入する工程と、 前記混合部において、前記第1の溶液および前記第2の
    溶液を混合して混合液を生成する工程と、 前記混合液を前記混合部から導出する工程を具備し、 前記導出する工程において、前記混合液の導出流量は前
    記混合部に導入した前記第1の溶液および前記第2の溶
    液とほぼ同じ流量であることを特徴とする混合液供給方
    法。
  11. 【請求項11】 研磨粒子を含む第1の溶液および化学
    物質を含む第2の溶液を混合部に導入する工程と、 前記混合部において、前記第1の溶液および前記第2の
    溶液を混合して混合液を生成する工程と、 前記混合液を前記混合部から半導体基板を研磨するポリ
    ッシング・パッド上に導出する工程とを具備し、 前記導入工程において、前記混合液の導出流量は前記混
    合部に導入した前記第1の溶液および前記第2の溶液と
    ほぼ同じ流量であることを特徴とする半導体基板の研磨
    方法。
  12. 【請求項12】 前記導出工程における混合液の導出速
    度は、前記第1の溶液の導入流速と同じ流速であること
    を特徴とする請求項10又は11のいずれか1つに記載
    の混合液供給方法又は半導体装置の研磨方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の溶液の流量は、前記第1の
    溶液の流量のほぼ十分の一に設定されていることを特徴
    とする請求項10又は11のいずれか1つに記載の混合
    液供給方法又は半導体装置の研磨方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の溶液は、Al23 、Ce
    2 、SiN、または、SiO2 のいずれか一つを水に
    懸濁させた水溶液であることを特徴とする請求項10又
    は11のいずれか1つに記載の混合液供給方法又は半導
    体装置の研磨方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の溶液は、酸化剤、酸、アル
    カリ、あるいは、界面活性剤のいずれか一つを水に添加
    した水溶液であることを特徴とする請求項10又は11
    のいずれか1つに記載の混合液供給方法又は半導体装置
    の研磨方法。
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