JPH09285799A - 排水リサイクルシステム及び洗車排水リサイクルシステム - Google Patents

排水リサイクルシステム及び洗車排水リサイクルシステム

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JPH09285799A
JPH09285799A JP8122560A JP12256096A JPH09285799A JP H09285799 A JPH09285799 A JP H09285799A JP 8122560 A JP8122560 A JP 8122560A JP 12256096 A JP12256096 A JP 12256096A JP H09285799 A JPH09285799 A JP H09285799A
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JP
Japan
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water
wall surface
sheet
recycling system
impurities
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Minoru Takei
稔 武井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】洗車後の排水などのように通常では再利用困難
な排水を浄化して、再利用可能な水として元の水利用設
備などに供給できるようにする。 【解決手段】 第1の水槽には洗車排水などのようにワ
ックス成分や化学洗剤成分などの非溶解成分及び溶解成
分の不純物を大量に含む排水が貯水される。第1の濾過
手段23は第1の水槽内22の排水に含まれる非溶解成
分の不純物を除去する。第2の濾過手段24はこの第1
の濾過手段によって非溶解成分の不純物の除去された水
からさらに溶解成分の不純物を除去し、第2の水槽25
に貯水する。第2の水槽には洗車排水に含まれていたワ
ックス成分や科学洗剤成分などの不純物の除去された洗
浄水が貯水されるので、この洗浄水を洗車設備などの水
利用設備に供給し再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】第1の発明は、不純物などを
含む排水を浄化して再利用する排水リサイクルシステム
に関する。第2の発明は、自動車等の洗車後の排水を再
利用する洗車排水リサイクルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】洗車後の排水には、ワックス成分や化学
洗剤成分などが大量に含まれているため、このような洗
車後の排水は凝集沈殿等の薬品処理を行った後に処理水
として下水道などに廃棄処分していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薬品処
理を行ったとはいえ、ワックス成分や化学洗剤成分など
を大量に含んだ排水、また薬品の残留した排水を廃棄す
るのは、海や河川を汚染するという環境破壊の点からも
問題であると共に地方自治体によっては、厳しい排水規
制を設けているため、廃棄処分すらできない場合もあ
る。また、最近では、水不足が深刻な問題となってお
り、洗車後の排水といえども廃棄処分すること自体に問
題があった。かっといって、このような排水は薬品が残
留していたり、中和処理によって塩分が生成されている
ため、再利用するのは極めて困難であった。
【0004】第1の発明は上述の点に鑑みてなされたも
のであり、洗車設備などの水利用設備から排出される洗
車後の排水などのように通常では再利用困難な排水を浄
化して、それを再利用可能な水として元の水利用設備又
は他の水利用設備などに供給することのできる排水リサ
イクルシステムを提供することを目的とする。第2の発
明は、洗車後の排水を浄化して、それを洗車用水として
再利用することのできる洗車排水リサイクルシステムを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る排水リ
サイクルシステムは、非溶解成分及び溶解成分の不純物
を含む排水を生成する水利用設備と、この水利用設備に
よって生成された前記排水を貯水する第1の水槽と、こ
の第1の水槽内の前記排水に含まれる前記非溶解成分の
不純物を除去する第1の濾過手段と、この第1の濾過手
段によって前記非溶解成分の不純物の除去された水から
さらに前記溶解成分の不純物を除去する第2の濾過手段
と、前記第1及び第2の濾過手段を通過した後の水を貯
水する第2の水槽と、この第2の水槽内の水を前記水利
用設備又は他の水利用設備に供給する水供給手段とを備
えたものである。第2の発明に係る洗車排水リサイクル
システムは、洗車設備から排出される洗車後の排水を油
成分と水成分に分離する油水分離槽から前記水成分のみ
を貯水する第1の水槽と、この第1の水槽内の水に含ま
れる非溶解成分の不純物を除去する第1の濾過手段と、
この第1の濾過手段によって前記非溶解成分の不純物の
除去された水からさらに溶解成分の不純物を除去する第
2の濾過手段と、前記第1及び第2の濾過手段を通過し
た後の水を貯水する第2の水槽と、この第2の水槽内の
水を洗車用水として前記洗車設備に供給する水供給手段
とを備えたものである。第1の水槽には洗車排水などの
ようにワックス成分や化学洗剤成分などを大量に含んだ
排水が貯水される。第1の濾過手段はこの排水から非溶
解成分の不純物を除去し、第2の濾過手段はこの第1の
濾過手段で濾過された水からさらに溶解成分の不純物を
除去する。これよって、第2の水槽には、洗車排水に含
まれていたワックス成分や科学洗剤成分などの不純物の
除去された洗浄水が貯水されるので、この洗浄水を洗車
設備などの水利用設備に供給することによって、従来不
可能とされていた洗車排水などの再利用を可能にするこ
とができ、水資源を有効に利用することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。本明細書中では、排水リサイクル
システムの一例として、洗車排水を浄化し、浄化後の水
を再び洗車用水として利用する洗車排水リサイクルシス
テムについて説明する。図1は、洗車排水リサイクルシ
ステムの全体構成を示す図である。図2は図1の洗車排
水リサイクルシステムのブロックフロー図である。本発
明の洗車排水リサイクルシステムは、洗車機排水槽(油
水分離槽)によって分離された水成分だけを貯水する原
水槽21及び原水貯槽22と、この原水貯槽22内の洗
車排水に含まれる非溶解成分の不純物を除去する精密濾
過機23と、この精密濾過機23によって非溶解成分の
不純物の除去された1次濾過水からさらに溶解成分の不
純物を除去する活性炭濾過機24と、この活性炭濾過機
24によって溶解成分の不純物の除去された2次濾過水
を洗車用水として貯水する処理水貯槽25から構成され
る。
【0007】油水分離槽(図示せず)は、洗車後の排水
を油成分と水成分とに分離するものであり、ガソリンス
タンド等に常設されているものである。原水槽21は地
上表面に配設された油水分離槽よりも低い地中に埋設さ
れており、油水分離槽によって分離された水成分のみを
貯水するものである。すなわち、原水槽21は油水分離
槽よりも低い地中内に埋設されているので、油水分離槽
によって分離された水成分だけが原水流入管28を介し
て自然にこの原水槽21内に流入するような構成になっ
ている。原水槽21内の水、すなわち油水分離槽から流
入した洗車排水は、原水ポンプ29と給水管37によっ
て地上に配設された原水貯槽22に吸い上げられる。給
水管37の途中には逆流防止弁30が設けられている。
また、原水槽21内には、防爆型の2接点レベルスイッ
チ36が設けられている。この2接点レベルスイッチ3
6は、原水槽21の貯水量(レベル)を検出するもので
ある。また、原水貯槽22には、貯槽内の水を原水槽2
1側に戻すための戻し排水管38が設けられている。な
お、油水分離槽から直接原水貯槽22内に水を送出する
ような構成にしてもよいことはいうまでもない。
【0008】原水貯槽22に貯水された洗車排水は、濾
過ポンプ39と濾過用給水管47によって吸い上げら
れ、給水調整弁48及び三方電動弁12を介して、精密
濾過機23内に送出される。助剤投入機26は、この濾
過用給水管47によって吸い上げられる水に対して所定
量(例えば1分間に6リットル程度)の濾過助剤を投入
するものである。なお、この助剤投入機26が作動する
のは、精密濾過機23の逆洗処理後、約20〜30秒程
度である。従って、通常の動作状態では、濾過用給水管
47を介して精密濾過機23に送出されるのは洗車排水
だけである。なお、濾過用給水管47の途中には逆流防
止弁60が設けられている。また、原水貯槽22内に
は、原水貯槽22内の貯水量(レベル)を検出するため
の2接点レベルスイッチ65が設けられている。
【0009】精密濾過機23は、濾過助剤によってプリ
コートを形成し、そのプリコートの濾過作用によって主
に濾過処理を行うものである。また、精密濾過機23は
非溶解成分の不純物の付着によって濾過能力が低下した
場合に逆洗処理にて不純物の付着したプリコート剤を除
去可能な構造をしており、逆洗処理後に再び新たなプリ
コートを形成することのできる逆洗処理可能な濾過機で
ある。精密濾過機23は、その処理能力に応じて同じ構
造のものが複数個設けられる。この実施の形態では二個
設けられており、各濾過機の下側の連結管は分岐管を介
して三方電動弁12に接続されている。三方電動弁12
と精密濾過機23とを接続する分岐管には精密濾過機2
3内の圧力を検出する圧力計49が設けられている。各
濾過機の上側の連結管は分岐管を介して三方電動弁32
に接続されている。精密濾過機23によって濾過された
水(1次濾過水)はこの三方電動弁32、瞬時流量計6
9及び積算流量計70を介して次段の活性炭濾過機24
に送出される。また、精密濾過機23には、ガソリンス
タンドなどに設置されたエアー源(エアーコンプレッ
サ)から電磁弁67及び三方電磁弁32を介して逆洗用
エアーが供給されるようになっている。精密濾過機23
は逆洗処理後の排水(不純物の付着したプリコート剤を
含む汚泥水)を三方電動弁12を介して汚泥貯槽27に
送出する。なお、この精密濾過機23の詳細構成につい
ては後述する。汚泥貯槽27は精密濾過機23の逆洗処
理によって排出された排水(汚泥水)を貯水するもので
あり、貯水された汚泥水は定期的に排出又は引き抜き処
分される。汚泥貯槽27では汚泥すなわち不純物の付着
したプリコート剤などは下側部分に堆積し、油成分は上
方に浮遊するので、汚泥貯槽27に流入した水をその中
間部分から原水貯槽22に戻すために、原水貯槽22と
汚泥槽27との仕切り部材の上側に両貯槽間を接続する
ための配管93が設けられている。
【0010】活性炭濾過機24は、粒状活性炭を主成分
とした溶解成分除去用の濾過機である。この活性炭濾過
機24も、その処理能力に応じて同じ構造のものが複数
個(この実施の形態では二個)設けられており、活性炭
濾過機24の下側連結管は分岐管を介して導入管77に
接続される。また、活性炭濾過機24の上側連結管は分
岐管を介して精密濾過機23からの1次濾過水を導入す
るようになっている。なお、活性炭濾過機24の上側連
結管と導入管77との間には濾過調整弁78を備えたバ
イパス管79が連結されている。このバイパス管79
は、活性炭濾過機24の濾過能力の低下によって2次濾
過水が極端に少なくなった場合に、活性炭濾過機24を
迂回させて精密濾過機23によって濾過された1次濾過
水を直接処理水貯槽25に導入するものである。濾過調
整弁78は、このバイパス管79を通過する水量を調整
するものである。なお、この活性炭濾過機24は従来か
ら周知のものを使用すればよいので、ここではその説明
は省略する。
【0011】精密濾過機23と活性炭濾過機24とを結
ぶ連結管の途中に設けられた瞬時流量計69、積算流量
計70及び圧力計75は活性炭濾過記24の濾過能力の
状態を判断するためのものである。瞬時流量計69は精
密濾過機23から活性炭濾過機24に供給される1次濾
過水の所定時間当たりの流量を計測するものである。積
算流量計70は活性炭濾過機24を交換してから今まで
に濾過処理した水量を示すものである。圧力計75は活
性炭濾過機24の入口に供給される1次濾過水の水圧を
検出するものである。これらの各計器の値によって、活
性炭濾過機24の濾過能力の現在の状態を知ることがで
き、その交換時期を把握することが可能となる。
【0012】処理水貯槽25は、精密濾過機23及び活
性炭濾過機24によって濾過された水を貯水するもので
ある。なお、前述のように、処理水貯槽25にはバイパ
ス管79を介して導入された精密濾過機23だけで濾過
された水を貯水することもあるし、市水給水栓から水道
水を貯水することもある。処理水貯槽25は約1. 5立
方メートル(1.5トン)の水を貯水可能な容積のもの
である。濾過された水を使用する水利用設備に応じた容
積のものを用いてもよいことはいうまでもない。また、
導入管77から直接水利用設備に濾過水を供給するよう
にしてもよい。なお、原水貯槽22及び処理水貯槽25
には、市水給水栓(通常の水道管)から水を給水するた
めの給水調整弁80及び給水電動弁86を備えた給水設
備が設けられている。ここでは、精密濾過機23、活性
炭濾過機24の濾過能力低下によって、処理水貯槽25
への濾過水の供給量が減少し、処理水貯槽25内の貯水
量が下限に達した場合や原水槽21から原水貯槽22へ
の被濾過水の供給量が減少し、原水貯槽22内の貯水量
が下限に達した場合には、この給水設備から水を供給す
る。なお、原水貯槽22内の貯水量の検出は、2接点レ
ベルスイッチ65によって行い、処理水貯槽25内の貯
水量の検出は、3接点レベルスイッチ87によって行
う。処理水貯槽25内の処理水は処理水圧送ポンプ88
によって洗車機、洗車用給水栓及び散水栓などの水利用
設備に送出される。処理水圧送ポンプ88は毎分50リ
ットルの水を送出する能力のものを用いる。従って、処
理水貯槽25が満水の場合には、約30分程度持続して
洗車用水を供給することができる。
【0013】次に、精密濾過機23の詳細構成について
説明する。図3は、精密濾過機23単体の構成を示す一
部断面図である。図4は図3の精密濾過機23の外観構
成を示す図である。図5は図3の精密濾過機23をA−
A線から見た断面図である。この精密濾過機23は、原
水貯槽22からの排水を本体内に取り込む流入口及び逆
洗エアーによって本体内から排出されるプリコート剤な
どを含む汚泥水を排出する排出口となる連結管11を下
側端部に有する円筒形状のケーシング1と、このケーシ
ング1の上側開放端にパッキング31を介して設けられ
た蓋3とから構成されている。連結管11は三方電動弁
12に接続されている。蓋3は逆洗エアーの流入口及び
1次濾過水の排出口となる連結管31を介して三方電動
弁32に接続されている。三方電動弁12は、原水貯槽
22側の連結管13及び汚泥貯槽27側の連結管14の
いずれか一方と連結管11とを選択的に切り換えて接続
するものである。三方電動弁32は、活性炭濾過機24
側の連結管33及び逆洗エアーのエアー源側の連結管3
4のいずれか一方と連結管31とを選択的に切り換えて
接続するものである。なお、図3では、図1で示した分
岐管を省略し、直接三方電動弁12及び32が連結管1
1及び31に接続されているように示してある。また、
図1では、連結管11、13、14、31、33及び3
4の符号は省略してある。
【0014】蓋3はケーシング1にヘルール35によっ
て密着固定されている。また、蓋3の内壁面には、4本
の等辺山形鋼41〜44の一端部が溶接接合されてい
る。等辺山形鋼41〜44は図5に示すように内側直角
部分がちょうど正方形となるように配置されている。等
辺山形鋼41〜44の内側直角部分によって形成された
正方形部分には、この正方形と同じ形状からなる複数枚
の合成樹脂シート51、52、53、・・・、5Nが積
層されている。合成樹脂シート51〜5Nは、互いの面
同士が密着して積層されている。すなわち、等辺山形鋼
41〜44は合成樹脂シート51〜5Nを保持するため
のシート保持部材として機能する。この等辺山形鋼41
〜44に保持されている合成樹脂シートは51〜5N
は、等辺山形鋼41〜44の内側面に沿って、その長手
方向に1枚1枚が自在に移動可能(摺動可能)となって
いる。この等辺山形鋼41〜44の他端部の内側直角部
分には、その長手方向に沿ってボルト61〜64の軸部
が溶接接合されている。なお、ボルト61〜64はボル
ト頭のないもので構成されている。支持台45はこれら
4つのボルト61〜64に対向した位置にそれぞれボル
ト穴を有し、それぞれのナット71〜74によって等辺
山形鋼41〜44の他端部にネジ止め固定されている。
【0015】押圧部材40は合成樹脂シート51〜5N
と同じ大きさの正方形状の板材から構成される。押圧部
材40は合成樹脂シート51〜5Nと同じように等辺山
形鋼41〜44のそれぞれの内側直角部分を摺動可能に
構成される。押圧部材40の一方の面は合成樹脂シート
5Nに密着接触しており、他方の面は圧縮円筒コイルバ
ネ46の一端に接触している。すなわち、押圧部材40
は圧縮円筒コイルバネ46によって一定荷重で蓋3の方
向に向かって押圧される。従って、合成樹脂シート51
〜5Nも同じ一定荷重で押圧されることになる。この時
の押圧力は圧縮円筒コイルバネ46のバネ定数を適宜選
択することによって調整可能である。例えば、圧縮コイ
ルバネ46は、ステンレス製のもので、2kg/mmの
バネ定数のものを使用すればよい。
【0016】合成樹脂シート51〜5Nは厚さ約0.2
〜0.3mmのポリプロピレン、ポリカーボネート、P
VC等の耐水性材質のものであり、積層状態において約
100Kgの押圧力に対して容易に変形しない適度の耐
圧性を有するもので構成されている。合成樹脂シート5
1〜5Nは図3に示すように正方形をしており、その中
央部分に円形状の開口を有する。例えば、合成樹脂シー
トが120mm四方の正方形の場合には、直径80mm
の円形状開口が設けれられる。合成樹脂シート51〜5
Nの片面には0.5μm〜0.1mmの凹凸がエンボス
加工により形成されている。この凹凸の大きさは濾過す
る液体に応じて適宜変更することによって、濾過能力を
調節することができる。合成樹脂シート51〜5Nの正
方形部分の4つの端面によって直方体壁面が形成され、
また、円形状開口部分の端面によって円筒状壁面が形成
される。この直方体壁面と円筒状壁面は合成樹脂シート
51〜5Nの互いの密着面によって分離されている。合
成樹脂シート51〜5Nがこのように円形状開口を有す
ることによって、積層された合成樹脂シート51〜5N
内にはあたかも円柱状の空洞すなわち液体流路が形成さ
れたようになる。この合成樹脂シート51〜5N内の液
体流路と蓋3の連結管31との間は何の障害物もなく接
続されている。
【0017】次に、図3の精密濾過機23を用いた洗車
排水リサイクルシステムの動作例について説明する。ま
ず、原水貯槽22側の連結管13と連結管11とが接続
されるように三方電動弁12を制御すると共に活性炭濾
過機24側の連結管33と連結管31とが接続されるよ
うに三方電動弁32を制御する。そして、濾過ポンプ3
9によって原水貯槽22内の原水を連結管11を介して
精密濾過機23内に流入させる。なお、濾過ポンプ39
が精密濾過機23内に送出する送水圧力は1平方センチ
メートル当たり約2.5〜3.0kgとする。このと
き、助剤投入機26を約20〜30秒程度動作させて、
原水と一緒に濾過助剤を精密濾過機23に供給する。
【0018】精密濾過機23内に流入した原水(濾過助
剤を含むもの)は、合成樹脂シート51〜5N自体が占
める空間及び合成樹脂シート51〜5N内に形成される
円柱状空間50を除く精密濾過機23内の全ての空間に
充満するようになる。濾過助剤を含む原水が精密濾過機
23内に充満すると、今度は各合成樹脂シート51〜5
Nの直方体状壁面の多数の間隙部分から合成樹脂シート
51〜5Nの円筒状壁面から円柱状空間50に向かって
原水が流入し始める。このとき、各合成樹脂シート51
〜5N間の間隙部分を通過するこのできない濾過助剤が
その合成樹脂シート51〜5Nの側壁面に堆積し、プリ
コートを形成する。このプリコートが形成された後は原
水に含まれる非溶解成分の不純物はこのプリコート表面
によって濾過され、濾過水だけが円柱状空間50に流れ
込むようになる。なお、各合成樹脂シート51〜5N間
の間隙部分から流入した濾過助剤も、合成樹脂シート5
1〜5Nの片面側に設けられた凹凸部分に保持され、そ
こでプリコートを形成する。
【0019】このようにして、原水に含まれる非溶解成
分すなわち浮遊する固体粒子は合成樹脂シート51〜5
N及び濾過助剤によって形成されたプリコートによって
除去される。このようにして固体粒子の除去された濾過
水は合成樹脂シート51〜5Nの円柱状空間50及び連
結管31、三方電動弁32、連結管33、瞬時流量計6
9、積算流量計70及び圧力計75を介して活性炭濾過
機24に送出される。そして、精密濾過機23によって
除去できなかった固体粒子及び溶解成分の不純物は後段
側の活性炭濾過機24にて除去され、濾過水として処理
水導入管77から処理水貯槽25に供給される。
【0020】このような濾過動作が長時間行われると、
精密濾過機23の合成樹脂シート51〜5Nの直方体状
壁面及び間隙部分に不純物が付着し、精密濾過機23の
濾過能力が低下する。この濾過能力の低下の度合いは、
圧力計49の示す数値によって容易に確認できる。すな
わち、濾過能力が高い場合には、圧力計49の示す値は
1平方センチメートル当たり約0.5kgと低い値であ
るが、濾過処理を行うとその稼働時間に応じて不純物が
プリコートに付着し濾過能力が低下する。従って、濾過
処理の稼働時間に応じて圧力計49の値は徐々に増加す
る。例えば、濾過ポンプ29の送出圧力の約80〜90
パーセントの値に達したら、濾過能力の限界とみなし、
精密濾過機23の逆洗処理を行うようにする。
【0021】次に、精密濾過機23の合成樹脂シート5
1〜5Nの直方体状壁面及び間隙部分に付着した不純物
をフリコートと一緒に除去する、いわゆる逆洗処理動作
について説明する。まず、前述の濾過処理を中止し、汚
泥貯槽27側の連結管14と精密濾過機23側の連結管
11とが接続されるように三方電動弁12を制御すると
共に逆洗エアー側の連結管34と精密濾過機23側の連
結管31とが接続されるように三方電動弁32を制御す
る。そして、エアー源によって圧縮された逆洗エアーを
連結管11を介して精密濾過機23内すなわち合成樹脂
シート51〜5N内の円柱状空間50に送出する。な
お、エアーコンプレッサが送出する気圧は1平方センチ
メートル当たり約4〜6kgとする。すなわち、濾過処
理時の濾過圧力よりも大きい気圧で逆洗処理すればよ
い。
【0022】合成樹脂シート51〜5N内の円柱状空間
50に圧縮された逆洗エアーが流入すると、円柱状空間
50及び精密濾過機23内に充満していた液体は、上述
の濾過処理の場合とは逆方向に流出するようになる。す
なわち、合成樹脂シート51〜5N内の円柱状空間50
に充満していた液体は合成樹脂シート51〜5Nの円筒
状壁面に多数存在する間隙を通過して合成樹脂シート5
1〜5Nの直方体状壁面から流出する。また、合成樹脂
シート51〜5N自体が占める空間及び合成樹脂シート
51〜5N内の円柱状空間50を除く精密濾過機内の空
間に充満していた液体は連結管11、三方電動弁11及
び連結管14を介して汚泥貯槽27に排出される。この
とき、押圧部材40には圧縮円筒コイルバネ46による
一定荷重が架かっているだけなので、合成樹脂シート5
1〜5N間の間隙は濾過処理の場合に比べて大きく開
く。すなわち、濾過処理の場合には、原水圧力が押圧部
材40にも架かっているため、合成樹脂シート51〜5
N間の間隙は大きくならなかったが、この逆洗処理の場
合には、上述のような理由から大きくなる。従って、合
成樹脂シート51〜51N間の凹凸部分に付着していた
プリコート及び不純物は液体の逆流出及び逆洗エアーの
排出に伴って容易に除去される。また、合成樹脂シート
51〜5N間の間隙が大きくなることによって、合成樹
脂シート51〜5Nの直方体状壁面に付着していたプリ
コート及び不純物も容易に剥離除去され、同じように液
体の逆流出や逆洗エアーの排出に伴って除去される。こ
のようにして、濾過処理によって合成樹脂シート51〜
5Nのプリコートに付着した非溶解成分の不純物はプリ
コート剤と共に容易に除去排出され、濾過処理前の元の
清浄な初期状態に復帰するようになる。
【0023】そして、再び原水貯槽22側の連結管13
と連結管11とが接続されるように三方電動弁12を制
御すると共に活性体濾過機24側の連結管33と連結管
31とが接続されるように三方電動弁32を制御する。
そして、濾過ポンプ39によって原水貯槽22内の原水
を連結管11を介して精密濾過機23内に流入させると
共に助剤投入機26を約20〜30秒程度動作させ、新
しいプリコートを精密濾過機23内の合成樹脂シート5
1〜5Nの側壁面に形成させる。このような逆洗処理を
行うことによって、精密濾過機23の濾過能力を初期状
態に復帰させることができる。なお、精密濾過機23の
逆洗処理に要する時間はほぼ4〜6分程度である。これ
だけの短時間で精密濾過機23を初期状態に復帰させる
ことができるのも、図3のような濾過機を使用している
からである。また精密濾過機23の逆洗処理の周期は、
大体2トン程度の洗車排水を処理する能力があるので、
数時間の周期で行えばよい。活性炭濾過機24は精密濾
過機23によって浄化された水の中から溶解成分だけを
除去するだけなので、大体半年から1年の周期で交換す
ればよい。これは洗車排水という非常に汚染された水に
ついての目安であり、もっと汚染度の低いものであれ
ば、逆洗の周期や交換の周期は長くすることが可能であ
る。なお、活性炭濾過機24については、逆洗処理を行
ったとしても溶解成分を除去することはできないので、
瞬時流量計69、積算流量計70及び圧力計75の値に
応じて適当な段階で活性炭濾過機24を交換する必要が
ある。
【0024】なお、上述の実施の形態では、精密濾過機
として図3〜図5のような逆洗処理可能なものを例に説
明したが、非溶解成分を除去可能な濾過機であれば、こ
れ以外のものを用いてもよいことはいうまでもない。ま
た、上述の実施の形態では、逆洗処理中は濾過処理を行
うことができないが、精密濾過機23は2本存在するの
で、いずれか一方を先に逆洗処理し、その後に他方の逆
洗処理を行う、すなわち異なる時間で交互に逆洗処理を
行うようにすれば、逆洗処理中でも濾過処理を継続して
行うことができる。また、同じように、活性炭濾過機2
4の交換の場合も、交互に交換すれば、濾過処理を中断
することなく交換を行うことができる。なお、水処理設
備の能力に応じて、各貯水槽や濾過機の能力を適宜設定
変更すればよいことはいうまでもない。また、汚泥貯槽
27の代わりに、濾布からなる袋状の濾過フィルタ(バ
ッグフィルタ)を用いて、水分だけを原水貯槽22側に
フィードバックするようにしてもよい。このようにする
ことによって、バッグフィルタに溜まった不純物又は不
純物の付着したプリコート剤を用意に廃棄処分すること
ができる。さらに、活性炭濾過機24には、繊維状活性
炭を用いてもよい。なお、図2に示したように、処理水
貯槽25から原水槽22へ処理水をフィードバックする
ように構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】第1の発明の排水リサイクルシステムに
よれば、洗車設備などの水利用設備から排出される洗車
後の排水などのように通常では再利用困難な排水を浄化
して、それを再利用可能な水として元の水利用設備又は
他の水利用設備などに供給することができるという効果
がある。第2の発明の洗車排水リサイクルシステムによ
れば、洗車後の排水を浄化して、それを洗車用水として
再利用することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 洗車排水リサイクルシステムの全体構成を示
す図。
【図2】 図1の洗車排水リサイクルシステムのブロッ
クフローを示す図。
【図3】 精密濾過機23単体の構成を示す一部断面
図。
【図4】 図3の精密濾過機23の外観構成を示す図。
【図5】 図3の精密濾過機23をA−A線から見た断
面図。
【符号の説明】
21…原水槽、22…原水貯槽、23…精密濾過機、2
4…活性炭濾過機、25…処理水貯槽、26…助剤投入
機、27…汚泥貯槽、28…原水流入管、30,60…
逆流防止弁、36、65…2接点レベルスイッチ、37
…給水管、38…戻し排水管、39…濾過ポンプ、47
…濾過用給水管、48…給水調整弁、49,75…圧力
計、67…電磁弁、69…瞬時流量計、70…積算流量
計、77…処理水導入管、78…濾過調整弁,79…バ
イパス管、80…給水調整弁、86…給水電動弁、88
…処理水圧送ポンプ、1…ケーシング、11,11a…
連結管、12…三方電動弁、13…原水槽側連結管、1
4…連結管、2…ゴムパッキング、3…蓋、31,31
a…連結管、32…三方電動弁、33…処理水槽側連結
管、34…逆洗エアー入口側連結管、35…ヘルール、
40…押圧部材、41〜44…等辺山形鋼、41c〜4
4c…丸形鋼、45…支持台、46…圧縮円筒コイルバ
ネ、50…円柱状空間、51〜5N…合成樹脂シート、
61〜64…ボルト、71〜〜74…ナット
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 29/46 B01D 29/46 A C02F 1/00 C02F 1/00 N L 1/28 1/28 D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非溶解成分及び溶解成分の不純物を含む
    排水を生成する水利用設備と、 この水利用設備によって生成された前記排水を貯水する
    第1の水槽と、 この第1の水槽内の前記排水に含まれる前記非溶解成分
    の不純物を除去する第1の濾過手段と、 この第1の濾過手段によって前記非溶解成分の不純物の
    除去された水からさらに前記溶解成分の不純物を除去す
    る第2の濾過手段と、 前記第1及び第2の濾過手段を通過した後の水を貯水す
    る第2の水槽と、 この第2の水槽内の水を前記水利用設備又は他の水利用
    設備に供給する水供給手段とを備えたことを特徴とする
    排水リサイクルシステム。
  2. 【請求項2】 洗車設備から排出される洗車後の排水を
    油成分と水成分に分離する油水分離槽から前記水成分の
    みを貯水する第1の水槽と、 この第1の水槽内の水に含まれる非溶解成分の不純物を
    除去する第1の濾過手段と、 この第1の濾過手段によって前記非溶解成分の不純物の
    除去された水からさらに溶解成分の不純物を除去する第
    2の濾過手段と、 前記第1及び第2の濾過手段を通過した後の水を貯水す
    る第2の水槽と、 この第2の水槽内の水を洗車用水として前記洗車設備に
    供給する水供給手段とを備えたことを特徴とする洗車排
    水リサイクルシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1の濾過手段は逆洗処理可能な濾
    過装置で構成され、前記第2の濾過手段は活性炭濾過装
    置で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    排水リサイクルシステム又は請求項2に記載の洗車排水
    リサイクルシステム。
  4. 【請求項4】 前記濾過装置は、 耐水性シートの面同士が密着するように積層されたもの
    であって、前記耐水性シート上の離れた位置に存在する
    少なくとも2つの端面によって形成される第1及び第2
    の積層体壁面を有するシート積層体と、 前記第1の積層体壁面に所定圧力の原水を供給すること
    によって、前記原水を前記耐水性シートの密着面間を通
    過させて前記第2の積層体壁面から流出させるように構
    成された原水処理手段と、 前記第2の積層体壁面に所定圧力の液体又は気体を供給
    することによって、前記液体又は気体を前記耐水性シー
    トの密着面間を通過させて前記第1の積層体壁面から流
    出させるように構成された逆洗処理手段とから構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の排水リサイク
    ルシステム又は請求項2に記載の洗車排水リサイクルシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記濾過装置は、 所定形状のシートの外側端面から離れた位置に設けられ
    た所定形状の開口部端面を有する耐水性シートの複数枚
    をその面同士が密着するように積層されたものであっ
    て、前記外側端面によって形成される第1の積層体壁面
    及び前記開口部端面によって形成される第2の積層体壁
    面を有するシート積層体と、 前記シート積層体の最下段の耐水性シートの内側端面に
    よって形成される開口部を塞ぐようにその最下段の耐水
    性シートの表面に密着して設けられた押圧部材と、 前記シート積層体の最上段の耐水性シート面に密着し、
    前記第2の積層体壁面及び前記押圧部材によって形成さ
    れる空間に対して流体を供給及び排出する第1の流路管
    を有する第1のケーシング部材と、 前記シート積層体を構成する耐水性シートに対して前記
    押圧部材を介して下から上に向かう方向に所定の押圧力
    を架ける押圧手段と、 前記シート積層体及び押圧部材を内部に含むように前記
    第1のケーシング部材に密着結合され、内部空間に対し
    て流体を供給及び排出する第2の流路管を有する第2の
    ケーシング部材と、 前記第2の流路管を介して前記第2のケーシング部材内
    に所定圧力の原水を供給することによって、前記原水を
    前記第1の積層体壁面の密着面間を通過させて前記第2
    の積層体壁面及び前記第1の流路管から流出させるよう
    に構成された原水処理手段と、 前記第1の流路管を介して前記第2の積層体壁面及び前
    記押圧部材によって形成される空間に所定圧力の液体又
    は気体を供給することによって、前記液体又は気体を前
    記第2の積層体壁面の密着面間を通過させて前記第1の
    積層体壁面及び第2の流路管を介して流出させるように
    構成された逆洗処理手段とから構成されることを特徴と
    する請求項1に記載の排水リサイクルシステム又は請求
    項2に記載の洗車排水リサイクルシステム。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003093802A (ja) * 2001-09-27 2003-04-02 Daicel Chem Ind Ltd 排水処理装置及びその運転方法
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