JPH09285321A - ピアッシング装置 - Google Patents

ピアッシング装置

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Publication number
JPH09285321A
JPH09285321A JP9881496A JP9881496A JPH09285321A JP H09285321 A JPH09285321 A JP H09285321A JP 9881496 A JP9881496 A JP 9881496A JP 9881496 A JP9881496 A JP 9881496A JP H09285321 A JPH09285321 A JP H09285321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stud
catch
holder
case body
piercing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9881496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nishihara
正博 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO SAIKEN SHIYORI KIKO KK
Original Assignee
TOKYO SAIKEN SHIYORI KIKO KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9881496A priority Critical patent/JPH09285321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実にピアッシングを希望する個所にピアッ
シングを行うことができる上に、ピアッシングの際に細
菌が附着してしまう心配のない衛生的なピアッシング装
置を提供する。 【解決手段】 ケース本体と、このケース本体内に所定
の間隔を置いて一方向に摺動附勢されつつ収装された一
対のピストンと、この各ピストンを係脱可能に係止する
係止手段と、前記各ピストンの先端側のケース本体に着
脱自在に取り付けられたところの前記ピストンと軸芯を
共通にして、スタッドを保持させたスタッド保持具と、
前記ケース本体に摺動かつ係止可能に取り付けられた挟
持部材と、この挟持部材の前記各スタッドと対向する位
置に取り外し自在に収装させたキャッチと、前記ケース
本体に前記各スタッド保持具と挟持部材の一対づつ個別
に或は同時に覆うために着脱自在に取り付けられたカバ
ー体とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくに人間の耳
にピアッシングをする際に用いて好適なピアッシング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のピアッシング装置とし
て、図10乃至図12に示されたものが公知である。こ
の公知のものは略々ピストル型を呈しており、握部21
を片手に持ち、もう一方の手で摘22aを持ってピスト
ン22をスプリング23の弾力に抗して引き、係止部材
24で係止させた後、銃身に該当する装着台25上に、
スタッド26、キャッチ27装着してあるカセット28
を装填させる。次いで、カセット28のスタッド26と
キャッチ27の間に耳たぶを挟み、引き鍵29を引く
と、キャッチ27を装着した部分30がスタッド26を
装着した部分31側へスライドしつつ、係止部材24に
よるピストン22の係止が引き鍵29と一緒に摺動する
解離部材32によって外され、ピストン22が勢い良く
飛び出してスタッド26をキャッチ27に向けて発射す
るので、その勢いによってスタッドが耳を貫通してピア
ッシング用の孔が開けられるのと同時に、その先端がキ
ャッチ27の図示してない孔に嵌入し弾性保持片26
a,26aで保持されることになる。そのままピアッシ
ング装置をスタッドの発射方向に対して直角方向に引く
と、耳には該耳を貫通してその先端をキャッチ27に嵌
入させたスタッド26とキャッチ27が残り、片方の耳
に対するピアッシングが終了する。もう一方の耳へのピ
アッシングは再度ピストン22を引いて係止部材24で
係止させた後、使用済みのカセット28を装着台25よ
り取り外し、新しいカセット28を装着台25へ装着さ
せ、上述したのと同じことを繰り返すことによって行う
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来公知のもの
は、ピストル型であるため扱い易い利点はあるが、構造
が複雑で高価であり、耳を予め挟んで位置を定め、カセ
ットが動かないようにしてからスタッドを発射するので
はなく、発射直前に耳を挟む構造であるため、どうして
も恐怖心から手許が狂い易いという問題がある他、装着
台へカセットを装着する際に指で摘むことから、その際
に細菌が附着する恐れがあり、ピアッシング後に孔を開
けた部分が化膿し易いという問題があった。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的は、確実にピアッシングを希望する個所に
ピアッシングを行うことができる上に、ピアッシングの
際に細菌が附着してしまう心配のない衛生的なピアッシ
ング装置を提供せんとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、ケース本体と、このケース本体内に
所定の間隔を置いて一方向に摺動附勢されつつ収装され
た一対のピストンと、この各ピストンを係脱自在に係止
する係止手段と、前記各ピストンの先端側のケース本体
に着脱自在に取り付けられたところの前記ピストンと軸
芯を共通にして、スタッドを保持させたスタッド保持具
と、前記ケース本体に摺動かつ係止可能に取り付けられ
た挟持部材と、この挟持部材の前記各スタッドと対向す
る位置に取り外し自在に収装させたキャッチと、前記ケ
ース本体に前記各スタッド保持具と挟持部材との一対づ
つを個別に或は同時に覆うために着脱自在に取り付けら
れたカバー体とで構成したものである。
【0006】
【作用】カバー体をケース本体より取り外すと、挟持部
材とスタッド保持具が露出し、それぞれには既にキャッ
チとスタッドが装填されており、ピストンは附勢力に抗
して引かれた状態で係止手段によって係止されている。
図9に示したように、ケース体を手で持って、挟持部材
とスタッド保持具の間に耳を入れ、ピアッシングしたい
位置に定める。そして、挟持部材を指で引いて耳を挟持
部材とスタッド保持具との間で挟んで固定した後に、係
止手段によるピストンに対する係止を解くと、ピストン
は附勢力により急激に押し出され、スタッドに衝突して
これを発射するので、該スタッドは耳に孔を開けつつキ
ャッチに先端を嵌入させて停止する。この際に、スタッ
ドの頭部を保持している保持片は割れて頭部の通過を許
容する。そして、スタッドはその先端でキャッチ押え片
を割って飛び散らせ、或は押してキャッチのキャッチ保
持部がこの解離を容易とするものである。すると通常
は、スタッドは既にスタッド保持具より脱出しており、
キャッチは挟持部材より一方向へ外れる構成であるの
で、挟持部材を若干手許に戻してピアッシング装置をス
タッドの発射方向に対して直角方向へずらすと、スタッ
ドとキャッチだけが耳に残り、ピアッシングは完了す
る。もう一方の耳に対しては、もう一方のカバー体を取
り外し、上述したように操作してピアッシングを行うも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図6はこの発明の一実施
例を示し、ケース本体1内部の両側部に設けたシリンダ
ー部2,2内には、一対のピストン3,3がスプリング
4,4によって一方向へ摺動附勢されて収装されてい
る。この各ピストン3は通常時においては各スプリング
4の弾力に抗して係止手段5,5によって係止されてい
る。この係止手段5,5は、とくに図5と図6に示した
ように、各ピストン3の腹部に設けた係合部3a,3a
を係止する弾性係止片6,6と、この弾性係止片6,6
を揺動させて係合部3a,3aに対する係止を解除する
発射釦7,7から構成されている。尚、この係止手段
5,5は発射釦7を押せば、ピストン3に対する弾性係
止片6の係止が解除されるので、操作が簡単であり、手
許が狂わないという利点があるが、これは一例であって
実施例のものに限定されない。要するに、ピストンをス
プリングの弾力に抗して係止し、これを解離することの
できるものであれば足りるのであり、さまざまな公知構
成の係止手段に代えることができる。
【0008】ケース本体1の各ピストン3の先端と対向
する位置には、スタッド保持具8,8がその軸芯部に設
けた挿通孔8a,8aを各ピストン3の発射方向と一致
させて着脱自在に取り付けられている。このスタッド保
持具8,8内部には、挿通孔8a,8aに頭部9a,9
aを臨ませてスタッド9,9が、とくに図3と図5に示
したように、保持片8a,8aによって保持されつつ装
填されている。尚、このスタッド9,9が装填された部
分に設けられた溝8c,8cは、後述するように各ピス
トン3を発射し終わった後で、スタッド7の頭部9a,
9aがスタッド保持具8,8内にとどまっている場合
に、該スタッド保持具8,8よりスタッド9,9を外し
易くするためのものである。また、各ピストン3の先端
は、発射前には、各スタッド保持具8の挿通孔へは嵌入
していず、とくに図3と図5に示したように、ケース本
体1に設けた発射口10,10にその先端をのぞかせて
いる。
【0009】ケース本体1内部中央には、とくに図3と
図4に示したように、仕切壁11を挟んで一対の挟持部
材12,12が、その先端側をケース本体1より突出さ
せて摺動可能に取り付けられている。この各挟持部材1
2のケース本体1側の端部一側には、調節歯13が設け
られ、ケース本体1より突出した係止片14,14と着
脱自在に係合している。各挟持部材12のケース本体1
より突出している側の先端には、それぞれスタッド保持
具8,8の方向へ曲げてキャッチ保持部15,15が設
けられており、このキャッチ保持部15,15には、キ
ャッチ16,16がそれぞれスタッド保持具8,8をケ
ース本体1より外せる方向に、同じく外れるように収装
され、とくに図6に示したようにその中心部に設けた係
合孔16aをスタッド9の先端と対向させている。この
キャッチ16,16は弾性を有するキャッチ保持片15
a,15aにより自然落下しないようにキャッチ保持部
15,15へ保持されている。尚、このキャッチ16,
16はとくに図7と図8に示したように、スタッドと同
じく、医療用ステンレススチールに24金をプレート加
工して成るものであり、円盤部16bと、この円盤部1
6bの中心部に設けられた係合孔16aと、円盤部16
bの両側より係合孔16a側へカールさせた弾性片16
c,16cより構成され、円盤部16bに打ち込まれて
係合孔16aを貫通したスタッド9を弾性保持するよう
に工夫されている。この各挟持部材12,12は、ケー
ス本体1外へ突出させた調節釦17,17で摺動させ、
キャッチ保持部15,15とスタッド保持具8,8との
距離を限定範囲において自在に調節することができるよ
うになっている。尚、この各挟持部材12,12は、実
施例のもののように別々にしなくとも、これを一体のも
のとしても良い。そして、18,18はカバー体であ
り、各々ケース本体1に着脱自在に装着させることによ
り、スタッド保持具8,8とキャッチ保持部15,15
上を覆うようになっている。
【0010】尚、カバー体18,18はこれを1個とし
て、両方のスタッド保持具8,8とキャッチ保持部1
5,15を同時に覆うように構成することもできる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
挟持部材によってスタッド保持具とキャッチ保持部の間
にピアッシングをする耳の位置を挟むことができるの
で、安定して位置が狂う恐れが少ない上に、使用時には
スタッド保持具やキャッチ保持部には一切手を触れるこ
とがないことから、スタッドやキャッチに雑菌が附着す
る心配がなく、ピアッシング後に化膿する恐れがなく衛
生的であるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るピアッシング装置の斜視図であ
る。
【図2】カバー体を外して見た図1のピアッシング装置
の一部分解斜視図である。
【図3】図1に示したピアッシング装置の使用前の平面
断面図である。
【図4】図1に示したピアッシング装置の使用後の平面
断面図である。
【図5】図1に示したピアッシング装置の使用前の側断
面図である。
【図6】図1に示したピアッシング装置の使用後の側断
面図である。
【図7】キャッチの斜視図である。
【図8】キャッチの断面図である。
【図9】図1に示したピアッシング装置の使用例を説明
するための説明図である。
【図10】従来公知のピアッシング装置の斜視図であ
る。
【図11】図8に示したピアッシング装置の使用前の側
断面図である。
【図12】図8に示したピアッシング装置の使用後の側
断面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 シリンダー部 3 ピストン 4 スプリング 5 係止手段 8 スタッド保持具 9 スタッド 12 挟持部材 15 キャッチ保持部 16 キャッチ 17 調節釦 18 カバー体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、このケース本体内に所定
    の間隔を置いて一方向に摺動附勢されつつ収装された一
    対のピストンと、この各ピストンを係脱可能に係止する
    係止手段と、前記各ピストンの先端側のケース本体に着
    脱自在に取り付けられたところの前記ピストンと軸芯を
    共通にして、スタッドを保持させたスタッド保持具と、
    前記ケース本体に摺動かつ係止可能に取り付けられた挟
    持部材と、この挟持部材の前記各スタッドと対向する位
    置に取り外し自在に収装させたキャッチと、前記ケース
    本体に前記各スタッド保持具と挟持部材の一対づつ個別
    に或は同時に覆うために着脱自在に取り付けられたカバ
    ー体とで構成したことを特徴とする、ピアッシング装
    置。
JP9881496A 1996-04-19 1996-04-19 ピアッシング装置 Pending JPH09285321A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9881496A JPH09285321A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 ピアッシング装置

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JP9881496A JPH09285321A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 ピアッシング装置

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JPH09285321A true JPH09285321A (ja) 1997-11-04

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