JPH0928430A - ペンダントヘッド着脱金具 - Google Patents
ペンダントヘッド着脱金具Info
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- JPH0928430A JPH0928430A JP20284695A JP20284695A JPH0928430A JP H0928430 A JPH0928430 A JP H0928430A JP 20284695 A JP20284695 A JP 20284695A JP 20284695 A JP20284695 A JP 20284695A JP H0928430 A JPH0928430 A JP H0928430A
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- pendant
- pendant head
- metal fitting
- head
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ペンダントヘッドのシャカ玉(雄)の柄を、
金具の一方端に付設された中空状のペンダントヘッド係
止部(雌)の長手方向の一側面と底面に切られたスロッ
ト溝に案内することによりペンダントヘッドを該金具に
自在に着脱することができる係止部材と、鎖貫通口を自
在に形成することができる開閉式バチカン部材とを有す
るペンダントヘッド着脱金具。 シャカ玉(雄)の柄を
平板状、すなわちその断面形状を矩形に成形し、前記係
止部(雌)の溝の幅に対して短辺の長さをこれより小
に、そして長辺の長さをこれより大にすることにより、
表裏あるペンダントヘッドの回動を防止するようにす
る。 【効果】 要すれば、鎖とペンダントヘッドの着脱およ
びペンダントヘッドからの宝石の着脱を使用者が自分の
手で簡単にすることができ、そして平板状柄の採用によ
り、表裏あるペンダントヘッドの表は維持される。
金具の一方端に付設された中空状のペンダントヘッド係
止部(雌)の長手方向の一側面と底面に切られたスロッ
ト溝に案内することによりペンダントヘッドを該金具に
自在に着脱することができる係止部材と、鎖貫通口を自
在に形成することができる開閉式バチカン部材とを有す
るペンダントヘッド着脱金具。 シャカ玉(雄)の柄を
平板状、すなわちその断面形状を矩形に成形し、前記係
止部(雌)の溝の幅に対して短辺の長さをこれより小
に、そして長辺の長さをこれより大にすることにより、
表裏あるペンダントヘッドの回動を防止するようにす
る。 【効果】 要すれば、鎖とペンダントヘッドの着脱およ
びペンダントヘッドからの宝石の着脱を使用者が自分の
手で簡単にすることができ、そして平板状柄の採用によ
り、表裏あるペンダントヘッドの表は維持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はペンダントヘッド着脱
金具、更に詳しくは鎖に装着すべきペンダントヘッドを
本金具を介して簡単、容易かつ自在に着脱して交換する
ことができる金具に関する。
金具、更に詳しくは鎖に装着すべきペンダントヘッドを
本金具を介して簡単、容易かつ自在に着脱して交換する
ことができる金具に関する。
【0002】
【従来の技術】ペンダントは装着者の首回りを飾る鎖と
これに懸吊するペンダントヘッドからなるのが通常であ
る。ペンダントヘッドの主役は宝石であるが、直接これ
を鎖に懸吊できないので、両者を結合する媒体が必要と
なる。従来からこの媒体物は金属で製作され、宝石を拘
持する部材のストッパ−と鎖を掛ける部材のバチカンか
らなり、両部材は一体に成形され、そして鎖に固着する
もの、掛着するもの等種々のものがある。鎖に固着する
ものは、鎖とペンダントヘッドを常に一体として取り扱
わねばならない。掛着するものは、鎖とペンダントヘッ
ドが離脱してペンダントとして機能半減するのを防止す
るため、鎖の両端に離脱止めが施してあるのが普通であ
る。
これに懸吊するペンダントヘッドからなるのが通常であ
る。ペンダントヘッドの主役は宝石であるが、直接これ
を鎖に懸吊できないので、両者を結合する媒体が必要と
なる。従来からこの媒体物は金属で製作され、宝石を拘
持する部材のストッパ−と鎖を掛ける部材のバチカンか
らなり、両部材は一体に成形され、そして鎖に固着する
もの、掛着するもの等種々のものがある。鎖に固着する
ものは、鎖とペンダントヘッドを常に一体として取り扱
わねばならない。掛着するものは、鎖とペンダントヘッ
ドが離脱してペンダントとして機能半減するのを防止す
るため、鎖の両端に離脱止めが施してあるのが普通であ
る。
【0003】これを要するに、鎖とペンダントヘッド
は、宝石を取りつけたペンダントヘッドと鎖は一体不離
とするのが通常であった。ペンダントはこれをつける人
の趣味感を満足させる装飾品であるから、そのときの目
的、雰囲気、気分等により違った宝石をつけたい時があ
る。そのような時、今までは鎖と宝石を取りつけたペン
ダントヘッドとは一体であるのが通常であったので、別
の違ったペンダントをつけざるをえなかった。このた
め、あらゆる場合の要求に応えるためには、完成品とし
てのペンダントを多種類用意しておく必要があった。
は、宝石を取りつけたペンダントヘッドと鎖は一体不離
とするのが通常であった。ペンダントはこれをつける人
の趣味感を満足させる装飾品であるから、そのときの目
的、雰囲気、気分等により違った宝石をつけたい時があ
る。そのような時、今までは鎖と宝石を取りつけたペン
ダントヘッドとは一体であるのが通常であったので、別
の違ったペンダントをつけざるをえなかった。このた
め、あらゆる場合の要求に応えるためには、完成品とし
てのペンダントを多種類用意しておく必要があった。
【0004】しかしながら、ペンダントの主役はこれに
取り付けるペンダントヘッドの宝石とその造作であり、
同じ鎖に違った種類と造作の宝石のペンダントヘッドを
色々と変え、簡単に取り付けて使用できれば便利であ
り、着用者も満足する。鎖は繰り返し使用することがで
きるので、違った種類と造作の宝石のペンダントヘッド
を多種類用意して簡便に交換することによりその時の気
分や、必要と要求の変化に適切に対応することができ、
それだけ使用者の趣味感を満足させる度合いを大きくす
ることことができる。
取り付けるペンダントヘッドの宝石とその造作であり、
同じ鎖に違った種類と造作の宝石のペンダントヘッドを
色々と変え、簡単に取り付けて使用できれば便利であ
り、着用者も満足する。鎖は繰り返し使用することがで
きるので、違った種類と造作の宝石のペンダントヘッド
を多種類用意して簡便に交換することによりその時の気
分や、必要と要求の変化に適切に対応することができ、
それだけ使用者の趣味感を満足させる度合いを大きくす
ることことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情を背景にしてなされたもので、その目的は、要すれ
ば同じ鎖に違った種類と造作の宝石を有するペンダント
ヘッドを色々と変えて使用することができる、すなわ
ち、鎖とペンダントヘッドの着脱およびペンダントヘッ
ドからの宝石の着脱を使用者が自分の手で簡単にするこ
とができ、そして表裏のあるペンダントヘッドの表面を
維持できる金具を提供することにある。
事情を背景にしてなされたもので、その目的は、要すれ
ば同じ鎖に違った種類と造作の宝石を有するペンダント
ヘッドを色々と変えて使用することができる、すなわ
ち、鎖とペンダントヘッドの着脱およびペンダントヘッ
ドからの宝石の着脱を使用者が自分の手で簡単にするこ
とができ、そして表裏のあるペンダントヘッドの表面を
維持できる金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、この目的は、ペ
ンダントヘッドを自在に着脱することができる係止部材
と、および鎖貫通口を自在に形成することがでる開閉式
バチカン部材とを有する金具により達成することができ
る。
ンダントヘッドを自在に着脱することができる係止部材
と、および鎖貫通口を自在に形成することがでる開閉式
バチカン部材とを有する金具により達成することができ
る。
【0007】次に、この目的は、前記係止部材が、
(イ)該ペンダントヘッドに突設されたペンダントヘッ
ド係止用柄付きシャカ玉(雄)と、(ロ)金具土台体の
一方端部に付設された中空状の構造体であって、前記シ
ャカ玉の柄を案内するスロット溝が長手方向の一側面お
よび底面に切られており、そして該底面で前記柄付きシ
ャカ玉を支えることができる、中空状のペンダントヘッ
ド係止部(雌)と、の組合わせにより機能する請求項1
記載の金具により好ましく達成することができる。
(イ)該ペンダントヘッドに突設されたペンダントヘッ
ド係止用柄付きシャカ玉(雄)と、(ロ)金具土台体の
一方端部に付設された中空状の構造体であって、前記シ
ャカ玉の柄を案内するスロット溝が長手方向の一側面お
よび底面に切られており、そして該底面で前記柄付きシ
ャカ玉を支えることができる、中空状のペンダントヘッ
ド係止部(雌)と、の組合わせにより機能する請求項1
記載の金具により好ましく達成することができる。
【0008】また、この目的は、前記ペンダントヘッド
係止用柄付きシャカ玉(雄)の柄が、その断面形状を矩
形に成形し、前記ペンダントヘッド係止部(雌)のスロ
ット溝の幅に対して短辺の長さをこれより小に、そして
長辺の長さをこれより大にすることによりペンダントヘ
ッドの回動を防止し、ペンダントヘッドの表裏の逆転が
ない請求項2記載の金具により好ましく達成することが
できる。
係止用柄付きシャカ玉(雄)の柄が、その断面形状を矩
形に成形し、前記ペンダントヘッド係止部(雌)のスロ
ット溝の幅に対して短辺の長さをこれより小に、そして
長辺の長さをこれより大にすることによりペンダントヘ
ッドの回動を防止し、ペンダントヘッドの表裏の逆転が
ない請求項2記載の金具により好ましく達成することが
できる。
【0009】
【作用】上記の構成をとることにより、請求項1の発明
では、ペンダントヘッドをそれに自在に着脱することが
でき、かつ鎖をそれに自在に貫通させて該鎖に懸吊する
ことができるので、同じ鎖に違った種類と造作の宝石を
有するペンダントヘッドを色々と変えて使用することが
できる。すなわち、鎖とペンダントヘッドの着脱および
ペンダントヘッドからの宝石の着脱を使用者が自分の手
で簡単にすることができる。
では、ペンダントヘッドをそれに自在に着脱することが
でき、かつ鎖をそれに自在に貫通させて該鎖に懸吊する
ことができるので、同じ鎖に違った種類と造作の宝石を
有するペンダントヘッドを色々と変えて使用することが
できる。すなわち、鎖とペンダントヘッドの着脱および
ペンダントヘッドからの宝石の着脱を使用者が自分の手
で簡単にすることができる。
【0010】請求項2の発明では、該ペンダントヘッド
に突設された柄付きシャカ玉(雄)を、本金具の一方端
に付設された中空状の構造体であって、前記シャカ玉の
柄を案内するスロット溝が長手方向の一側面および底面
に切らられており、そして該底面で前記柄付きシャカ玉
を支えることができる、中空状のペンダントヘッド係止
部(雌)と組合わせることによってペンダントヘッドを
本金具に係止することができ、そして該組合わせを解く
ことによりペンダントヘッドを本金具から外すことがで
きる。
に突設された柄付きシャカ玉(雄)を、本金具の一方端
に付設された中空状の構造体であって、前記シャカ玉の
柄を案内するスロット溝が長手方向の一側面および底面
に切らられており、そして該底面で前記柄付きシャカ玉
を支えることができる、中空状のペンダントヘッド係止
部(雌)と組合わせることによってペンダントヘッドを
本金具に係止することができ、そして該組合わせを解く
ことによりペンダントヘッドを本金具から外すことがで
きる。
【0011】請求項3の発明では、前記ペンダントヘッ
ド係止用柄付きシャカ玉(雄)の柄の断面形状が矩形に
成形され、前記ペンダントヘッド係止部(雌)のスロッ
ト溝の幅に対して短辺の長さがこれより小に、そして長
辺の長さがこれより大に成形されているので、矩形の対
角線の長さが邪魔になり、ペンダントヘッドは回動でき
ず、従って、ペンダントヘッドの表裏が逆転することは
ない。
ド係止用柄付きシャカ玉(雄)の柄の断面形状が矩形に
成形され、前記ペンダントヘッド係止部(雌)のスロッ
ト溝の幅に対して短辺の長さがこれより小に、そして長
辺の長さがこれより大に成形されているので、矩形の対
角線の長さが邪魔になり、ペンダントヘッドは回動でき
ず、従って、ペンダントヘッドの表裏が逆転することは
ない。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に限られるも
のではない。
詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に限られるも
のではない。
【0013】図1は金具1(バチカン部材3が閉じた状
態)の背面図、図2は同上の平面図、そして図3は同上
の正面図である。本発明の構成を説明する都合上、図1
を背面図としたが、装身具として着用するためには図1
の背面を表になるようにし、ここに宝石をちりばめても
よい。実際、宝石を3個埋め込んだものを試作した。こ
の面に宝石がなくても、面を美麗に装飾加工すれば、装
身具の一部として十分その機能を発揮することができ
る。図2以下は金具1の構成を示すものである。これら
の構成部品が取りつけられた面(図2の平面図に示す
面)は、これを人目に曝すのを避け、この面を裏にして
使用する。金具1は、金具土台体2の一方端部のジャ−
ナルを介して回動自在に取りつけられたバチカン部材3
と、バチカン部材3固定用球頭状突起5と、および金具
土台体2の他方端部に形成されたペンダントヘッド係止
部(雌)6とからなる。バチカン部材3が球頭状突起5
により固定されると、バチカン部材3の湾曲部と金具土
台体2で鎖を通す、本来の意味のバチカンである貫通口
7の空間が形成される。この貫通口7に鎖を通して使用
する。鎖の太さに対応できるようにバチカン部材3の湾
曲の曲率に余裕を持たせた。金具1の形状、大きさを変
えれば鎖の多様性に対応することができる。
態)の背面図、図2は同上の平面図、そして図3は同上
の正面図である。本発明の構成を説明する都合上、図1
を背面図としたが、装身具として着用するためには図1
の背面を表になるようにし、ここに宝石をちりばめても
よい。実際、宝石を3個埋め込んだものを試作した。こ
の面に宝石がなくても、面を美麗に装飾加工すれば、装
身具の一部として十分その機能を発揮することができ
る。図2以下は金具1の構成を示すものである。これら
の構成部品が取りつけられた面(図2の平面図に示す
面)は、これを人目に曝すのを避け、この面を裏にして
使用する。金具1は、金具土台体2の一方端部のジャ−
ナルを介して回動自在に取りつけられたバチカン部材3
と、バチカン部材3固定用球頭状突起5と、および金具
土台体2の他方端部に形成されたペンダントヘッド係止
部(雌)6とからなる。バチカン部材3が球頭状突起5
により固定されると、バチカン部材3の湾曲部と金具土
台体2で鎖を通す、本来の意味のバチカンである貫通口
7の空間が形成される。この貫通口7に鎖を通して使用
する。鎖の太さに対応できるようにバチカン部材3の湾
曲の曲率に余裕を持たせた。金具1の形状、大きさを変
えれば鎖の多様性に対応することができる。
【0014】図4は金具1(バチカン部材3が開いた状
態)の平面図、図5は同上の正面図、そして図6は同上
の左側面図である。バチカン部材3はジャ−ナル4を軸
支点として矢印A←→Bのように、金具土台体2に対し
て180°内任意の角度に回動する。バチカン部材3は
金属製例えば銅合金線条材を用い、これを瓢箪形に成形
し、底部をジャ−ナル4で回動自在に軸支し、頂部は一
本に連結して突出させてペンダントヘッド係止部(雌)
6の蓋の役割を果たすようにした。瓢箪形の頂部10に
近い膨らみ部分の空間が、バチカン部材3の固定口16
を形成する。すなわち、バチカン部材3が矢印A←→B
のBの方に回動し、若干径の大きい球頭状突起5に達す
ると、バチカン部材3の弾性力により固定口16は拡大
し、球頭状突起5を両側から挟み込んで金具土台体2に
至り、支柱18を挟持した状態で、バチカン部材3は金
具土台対2に固定される。同時に、バチカン部材3の頂
部10は、ペンダントヘッド係止部(雌)6のソケット
中空部8の蓋をすることとなる。これにより、ペンダン
トヘッドがソケット中空部8から脱落することが防止さ
れる。
態)の平面図、図5は同上の正面図、そして図6は同上
の左側面図である。バチカン部材3はジャ−ナル4を軸
支点として矢印A←→Bのように、金具土台体2に対し
て180°内任意の角度に回動する。バチカン部材3は
金属製例えば銅合金線条材を用い、これを瓢箪形に成形
し、底部をジャ−ナル4で回動自在に軸支し、頂部は一
本に連結して突出させてペンダントヘッド係止部(雌)
6の蓋の役割を果たすようにした。瓢箪形の頂部10に
近い膨らみ部分の空間が、バチカン部材3の固定口16
を形成する。すなわち、バチカン部材3が矢印A←→B
のBの方に回動し、若干径の大きい球頭状突起5に達す
ると、バチカン部材3の弾性力により固定口16は拡大
し、球頭状突起5を両側から挟み込んで金具土台体2に
至り、支柱18を挟持した状態で、バチカン部材3は金
具土台対2に固定される。同時に、バチカン部材3の頂
部10は、ペンダントヘッド係止部(雌)6のソケット
中空部8の蓋をすることとなる。これにより、ペンダン
トヘッドがソケット中空部8から脱落することが防止さ
れる。
【0015】図7は、ペンダントヘッド係止部(雌)6
の斜視図である。係止部(雌)6は金具土台体2の他方
端(一方端はジャ−ナル4)に付設され、主要要素はソ
ケット中空部8とスロット溝9である。スロット溝9は
係止部(雌)6の、金具土台体2に対向する壁面中央縦
長に形設され、スロット溝9の中央線と係止部(雌)6
の中央軸線を含む同一断面上を、スロット溝9と同じ幅
で、係止部(雌)6の底面まで延設されている。ソケッ
ト中空部8は、便宜上断面形状を正方形として作図した
が、中空であれば円、楕円等の何れでもよい。
の斜視図である。係止部(雌)6は金具土台体2の他方
端(一方端はジャ−ナル4)に付設され、主要要素はソ
ケット中空部8とスロット溝9である。スロット溝9は
係止部(雌)6の、金具土台体2に対向する壁面中央縦
長に形設され、スロット溝9の中央線と係止部(雌)6
の中央軸線を含む同一断面上を、スロット溝9と同じ幅
で、係止部(雌)6の底面まで延設されている。ソケッ
ト中空部8は、便宜上断面形状を正方形として作図した
が、中空であれば円、楕円等の何れでもよい。
【0016】図8は、ペンダントヘッドの一例を示す説
明図である。ペンダントヘッドの宝石11の上部にはか
さ12を取り付け、これに支柱13を立設し、そしてそ
の頂部にペンダントヘッド係止用のシャカ玉14を付設
した。シャカ玉14は球頭状で柄が付いており、球頭状
突起5と同様の構成である。このシャカ玉14をペンダ
ントヘッド係止部(雌)6のソケット中空部8(図7)
の上部から挿入する。そして支柱13をペンダントヘッ
ド係止部(雌)6の長手方向に対し直角に保ちながら、
支柱13をスロット溝9に沿ってシャカ玉14の挿入を
続ける。やがてシャカ玉14はソケット中空部8の底面
に当接して止まる。ペンダントヘッド係止部(雌)6の
底面には、スロット溝9と同じ幅の溝が延設されている
ので支柱13をこの溝の方に回して、シャカ玉14を底
面に着座させる。シャカ玉14の直径はスロット溝9の
幅より大きいので、スロット溝9から外れることはな
い。これでペンダントヘッドの金具1への取り付けを終
わる。取りはずしはこの逆を行う。
明図である。ペンダントヘッドの宝石11の上部にはか
さ12を取り付け、これに支柱13を立設し、そしてそ
の頂部にペンダントヘッド係止用のシャカ玉14を付設
した。シャカ玉14は球頭状で柄が付いており、球頭状
突起5と同様の構成である。このシャカ玉14をペンダ
ントヘッド係止部(雌)6のソケット中空部8(図7)
の上部から挿入する。そして支柱13をペンダントヘッ
ド係止部(雌)6の長手方向に対し直角に保ちながら、
支柱13をスロット溝9に沿ってシャカ玉14の挿入を
続ける。やがてシャカ玉14はソケット中空部8の底面
に当接して止まる。ペンダントヘッド係止部(雌)6の
底面には、スロット溝9と同じ幅の溝が延設されている
ので支柱13をこの溝の方に回して、シャカ玉14を底
面に着座させる。シャカ玉14の直径はスロット溝9の
幅より大きいので、スロット溝9から外れることはな
い。これでペンダントヘッドの金具1への取り付けを終
わる。取りはずしはこの逆を行う。
【0017】図9は、金具1の装着状況を示す説明図で
ある。ペンダントヘッドの宝石11は、かさ12と支柱
13を介してシャカ玉14がペンダントヘッド係止部
(雌)6の底面で溝を通して係止されている。支柱13
はペンダントヘッド着用中の回動が許容される場合は、
スロット溝9の幅より小なる直径の円柱等が用いられ
る。回動が許されず、着用中ペンダントヘッドの表を維
持したいときは、支柱13を平たいものにする。すなわ
ち、支柱13の断面形状が矩形で、一辺の長さをスロッ
ト溝9の幅より小に、他の一辺の長さをそれより大にと
る。このように構成することにより、支柱13の断面形
状の矩形の長辺をスロット溝9の壁面に平行になるよう
に導入すれば、この支柱13はスロット溝9を通過する
ことはできる。しかし、支柱13の断面形状の矩形の対
角線がスロット溝9の幅に邪魔されて回動することがで
きず、着用中のペンダントヘッドの宝石11の表は維持
される。バチカン部材3の頂部10はソケット中空部8
の解放面の直近上部にあってこれを蓋するので、ペンダ
ントヘッドは容易に脱落することはない。ここで鎖貫通
口7に鎖15を通せば、ペンダントとして使用に供する
ことができる状態になる。ペンダントヘッドを外すとき
は、バチカン部材3の固定口16による球頭状突起5お
よび支柱18の挟持を、バチカン部材3の頂部10を持
ち上げることによって解き、挿入時と反対の方法と手順
で、支柱13をスロット溝9に案内させれば容易に外す
ことができる。
ある。ペンダントヘッドの宝石11は、かさ12と支柱
13を介してシャカ玉14がペンダントヘッド係止部
(雌)6の底面で溝を通して係止されている。支柱13
はペンダントヘッド着用中の回動が許容される場合は、
スロット溝9の幅より小なる直径の円柱等が用いられ
る。回動が許されず、着用中ペンダントヘッドの表を維
持したいときは、支柱13を平たいものにする。すなわ
ち、支柱13の断面形状が矩形で、一辺の長さをスロッ
ト溝9の幅より小に、他の一辺の長さをそれより大にと
る。このように構成することにより、支柱13の断面形
状の矩形の長辺をスロット溝9の壁面に平行になるよう
に導入すれば、この支柱13はスロット溝9を通過する
ことはできる。しかし、支柱13の断面形状の矩形の対
角線がスロット溝9の幅に邪魔されて回動することがで
きず、着用中のペンダントヘッドの宝石11の表は維持
される。バチカン部材3の頂部10はソケット中空部8
の解放面の直近上部にあってこれを蓋するので、ペンダ
ントヘッドは容易に脱落することはない。ここで鎖貫通
口7に鎖15を通せば、ペンダントとして使用に供する
ことができる状態になる。ペンダントヘッドを外すとき
は、バチカン部材3の固定口16による球頭状突起5お
よび支柱18の挟持を、バチカン部材3の頂部10を持
ち上げることによって解き、挿入時と反対の方法と手順
で、支柱13をスロット溝9に案内させれば容易に外す
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金具によ
れば、要すれば、鎖とペンダントヘッドの着脱およびペ
ンダントヘッドからの宝石の着脱を使用者が自分の手で
簡単にすることができ、そして表裏のあるペンダントヘ
ッドの表面を維持できる金具を提供することができる。
れば、要すれば、鎖とペンダントヘッドの着脱およびペ
ンダントヘッドからの宝石の着脱を使用者が自分の手で
簡単にすることができ、そして表裏のあるペンダントヘ
ッドの表面を維持できる金具を提供することができる。
【図1】金具1(バチカン部材3が閉じた状態)の背面
図である。
図である。
【図2】金具1(バチカン部材3が閉じた状態)の平面
図である。
図である。
【図3】金具1(バチカン部材3が閉じた状態)の正面
図である。
図である。
【図4】金具1(バチカン部材3が開いた状態)の平面
図である。
図である。
【図5】金具1(バチカン部材3が開いた状態)の正面
図である。
図である。
【図6】金具1(バチカン部材3が開いた状態)の左側
面図である。
面図である。
【図7】ペンダントヘッド係止部(雌の役割)6の斜視
図である。
図である。
【図8】ペンダントヘッドの一例を示す説明図である。
【図9】金具1の装着状況を示す説明図である。
1 金具 2 金具土台体 3 バチカン部材 4 バチカン部材3支持用ジャ−ナル 5 バチカン部材3固定用球頭状突起 6 ペンダントヘッド係止部(雌) 7 バチカン(鎖を掛けるところ) 8 ペンダントヘッド係止部(雌)6のソケット中空部 9 ペンダントヘッド係止部(雌)6のスロット溝 10 バチカン部材3の頂部 11 ペンダントヘッドの宝石 12 ペンダントヘッドのかさ 13 ペンダントヘッドのかさ12用支柱 14 ペンダントヘッドのシャカ玉 15 鎖 16 バチカン部材3の固定口 18 バチカン部材3固定用球頭状突起5の支柱
Claims (3)
- 【請求項1】 ペンダントヘッドを自在に着脱すること
ができる係止部材と、および鎖貫通口を自在に形成する
ことがでる開閉式バチカン部材とを有するペンダントヘ
ッド着脱金具(以下、金具という。)。 - 【請求項2】 前記係止部材が、(イ)該ペンダントヘ
ッドに突設されたペンダントヘッド係止用柄付きシャカ
玉(雄の役割)と、(ロ)金具土台体の一方端部に付設
された中空状の構造体であって、前記シャカ玉の柄を案
内するスロット溝が長手方向の一側面および底面に切ら
れており、そして該底面で前記柄付きシャカ玉を支える
ことができる、中空状のペンダントヘッド係止部(雌の
役割)と、の組合わせにより機能する請求項1記載の金
具。 - 【請求項3】 前記ペンダントヘッド係止用柄付きシャ
カ玉(雄)の柄が、その断面形状を矩形に成形し、前記
ペンダントヘッド係止部(雌)のスロット溝の幅に対し
て短辺の長さをこれより小に、そして長辺の長さをこれ
より大にすることによりペンダントヘッドの回動を防止
し、ペンダントヘッドの表裏の逆転がない請求項2記載
の金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20284695A JPH0928430A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | ペンダントヘッド着脱金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20284695A JPH0928430A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | ペンダントヘッド着脱金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0928430A true JPH0928430A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16464169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20284695A Pending JPH0928430A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | ペンダントヘッド着脱金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0928430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006198003A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Ikeda Enterprise Kk | ペンダントトップ |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP20284695A patent/JPH0928430A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006198003A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Ikeda Enterprise Kk | ペンダントトップ |
JP4594747B2 (ja) * | 2005-01-18 | 2010-12-08 | 池田エンタープライズ株式会社 | ペンダントトップ |
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