JPH09282902A - ペンライトなどの発光具 - Google Patents

ペンライトなどの発光具

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JPH09282902A
JPH09282902A JP8122638A JP12263896A JPH09282902A JP H09282902 A JPH09282902 A JP H09282902A JP 8122638 A JP8122638 A JP 8122638A JP 12263896 A JP12263896 A JP 12263896A JP H09282902 A JPH09282902 A JP H09282902A
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JP
Japan
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light emitting
battery
spring
grip
conductive film
Prior art date
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Pending
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JP8122638A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kosugi
昌弘 小杉
Shiro Ujihara
史郎 氏原
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Yamato Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Yamato Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチの構造を可及的に簡素化して外形を小
型にすると共に、廉価に製造できるペンライトなどの発
光具を得ることを目的とするものである。 【構成】半透明な筒体からなる発光筒20と、グリップ
筒30とを分離可能にねじ結合し、両筒の間に導電膜を
一面に形成した電気基板40を配し、その電気基板に発
光素子41を取り付けると共に、前記電気基板の導電膜
42に面してバネ51によって電気基板側へ弾発される
電源電極(電池50の陽極、バネ51の電極端)を配す
ることによって、前記電気基板をスイッチの一部として
利用するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯形の発光具に関
するもので、特に、持つ者の被視認性を増すべく用いら
れる、いわゆるペンライトあるいはチアライトなどの発
光具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の器具は夜間に行われるコ
ンサートやゲームにおいて、観客が声援を送る用に供せ
られ、これを点灯し手で振りかざして会場を盛り上げる
のに用いられている。そこで、そのような用途に対し、
機能的には十分な被視認性を持つ明るさと、その明るさ
を数時間に亘って保ち得る電源、および取扱いの容易さ
のため小型軽量であることが要求される。他方、その用
途が、催し物会場のムードを盛り上げるものであるた
め、会場で極めて多量に販売され、かつ、それを可能に
するため極度に廉価に製造されるべきことが要求され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種発光具は、電池と電球との間に独立したスイッチ
を備えていたので、換言すれば、スイッチ箱を備えてい
たので装置が大型化となった。また、このような不具合
を解消するべく、スイッチ箱を省略してスイッチの電極
を発光筒とグリップ筒とをねじで連結し、そのネジを締
めたり緩めたりすることによって前記電極を断続させる
ことも行われたが、依然としてスイッチ専用の電極を残
していたので、構造が複雑となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、半透明
な筒体からなる発光筒と、手で持つためのグリップ筒と
を分離可能にねじ結合し、両筒の間に平面部に導電膜を
形成した電気基板を挟持し、その電気基板の発光筒側に
発光素子を取り付けると共に、グリップ筒側には前記電
気基板の導電膜に面してバネによって電気基板側へ弾発
される電源電極を配したものである。具体的には、前記
グリップ筒には電池が収容され、その電池の一極が前記
バネによって前記電気基板の導電膜に直面すると共に、
前記電池の他極に接続された短絡片の他端が前記導電膜
に直面してしている。また、前記グリップ筒には電池が
収容され、そのグリップ筒と電池との間に前記バネが介
装されている。さらに、前記電源電極の一極は電池の陽
極であり、他極は電池の陰極に連結することによって解
決される。
【0005】
【作用】発光素子は電気基板に取り付けられており、電
気基板を発光筒と、グリップ筒との間に挟持することに
よって発光素子が発光筒内に固定される。電気基板はバ
ネに弾発されて移動可能に支持されており、かつ、電源
に通じる一方の電極はこれに追随するも他方は追随せ
ず、電気基板が移動したとき回路が遮断される、すなわ
ち、電気基板がスイッチの一極をなしている。電気基板
に電源電極を押圧するバネは、電池を保持するためのバ
ネと共用され、いずれか一方が省略されている。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1、図2中、10はこの発明に係るペンライト
などの発光具であり、具体的にはチアライトである。チ
アライト10は、コンサートその他の催し場において、
会場を暗くしてこれを振ることによって雰囲気を盛り上
げようとするものである。この実施例において、発光具
10たるチアライトは半透明な筒体からなる発光筒20
と、手で握られ、あるいは把持されるグリップ部30a
が形成されたグリップ筒30を有する。両筒20、30
はそれらに形成した雌ねじ21と雄ねじ31とによって
相互に分離可能に連結されている。なお、雌ねじ21と
雄ねじ31とはネジ山あるいはピッチ径にいずれかに僅
かの締め代が設けてあり、両者間にがたつきを無くする
と共に、両筒間の回動を生じないようにしてある。
【0007】前記発光筒20は射出成形された乳白色で
半透明の合成樹脂によって中空の棒状に成形されてい
る。そして、図3で示すように、その一端が半球状をな
す比較的薄肉の底部22と、底部22に連なる直管部2
3からなる発光部20aと、前記直管部23から外径が
膨大して肉厚とされた開口部24とを有する。また、開
口部24の内側には段部25を残して前記雌ねじ21が
やゝ大径に形成されている。よって、発光部20aの内
側に何らかの光源から光が投射されると、その光は前記
発光部20aを通過して外部へ放散されるが、その際、
発光部20aの内部で乱反射し全体を略一様な明るさで
光らせる。
【0008】グリップ筒30は使用する者によって把持
される部分をなし、同時に電池ケースをなしている。す
なわち、グリップ筒30は発光筒20と同材質で作ら
れ、図4で示すように、一端に円板状の底部32を有す
る円筒部33と、外方に膨大して径を増した円錐状部3
4を有する。円錐状部34は端部へ向けて外径が膨大し
て厚肉とされると共に、その端部には段部35によって
小径にされた部分に前記雄ねじ31が設けられている。
グリップ筒30の内径は円筒部33から円錐状部34に
至るまで、一連の円孔とされ、かつ単三乾電池の外径よ
りやゝ大径とされている。なお、仮想線で示した15は
シール用として一般に使用されるOリングであり、前記
雄ねじ31の外周に嵌合されていて、発光筒20とグリ
ップ筒30との間のねじを緩めたとき、両者間にガタつ
きを生じないように図6の態様で使用される。なお、こ
のOリング15は、発明の構成上で必須の要件ではな
く、雄ねじ31と雌ねじ21との隙間を適度に設定する
ことによって省略される。また、16は発光具10を着
衣に固定するための周知のクリップである。
【0009】それら発光筒20とグリップ筒30との内
部には、図2で示すようち、発光素子41を支持する円
板状の電気基板40と、前記発光素子41に給電する電
池として2個の単三乾電池50、50が収められてい
る。電池50は背面を金属製のバネ51によって弾発さ
れ、その陽極が前方の電気基板40に押し当てられてい
る。また、この実施例で示すバネ51はコイルバネから
なり、その上端部が電池50の陰極を支持すると共に、
下端部はグリップ筒30の底部32によって支承されて
いる。また、バネ51の下端部では前記バネ51をなす
素線51aが外周方向へ引き出され、そこから上方へ向
けて折り曲げられ、その上端部が180゜折り曲げられ
てグリップ筒30の開口端部に引っかけられて支持され
ている。すなわち、前記素線の部分が電池40の陰極を
グリップ筒30の開口端部36へ引き出すための短絡片
をなしている。かくて、開口端部36には電源電極たる
電池50の陽極が直接に、また、陰極がバネ51の素線
51aによって電気基板40の一側と対向する位置まで
引出されている。
【0010】こゝで、前記電気基板40と電池50とを
連結する電気回路には開閉するためのスイッチSが介装
されている。スイッチSは前記電気基板40と短絡片た
るバネ51の素線51aとを接触させ、あるいは離隔さ
せることによって導通遮断する構成となっている。電気
基板40は絶縁材からなり、その一方の面に図5(a)
で示す回路が、他方の面に同図(b)で示す回路がそれ
ぞれ銅メッキされた導電膜42によって形成されてお
り、その導電膜42が前記電気回路の一部をなしてい
る。
【0011】導電膜42は前記電池50の陽極に当接す
る中心部45と、バネ51に当接する周辺の環状部4
6、および2個の発光素子41のための端子47a、4
7bとをなしている。発光素子41のための一方の端子
47a、47aには発光素子41の各導線41aがハン
ダ付けされており、かつ、図5(b)で示すように、裏
面において連結回路44により相互に連結されている。
また、他方の端子47bは共に前記環状部46に接続さ
れている。端子48a、48bは前記2個の端子47
a、47bの間に配置された安定抵抗器49のための端
子48a、48bであり、一方の端子48aは前記連結
回路44と、また、他方の端子48bは前記中心部45
とにそれぞれ連結されている。
【0012】電気基板40は以上のように構成されてい
るので、これを電池50と共に発光筒20とグリップ筒
30との間に収め、両筒を雌ねじ21と雄ねじ31とに
よって緊密に螺着すれば、電気基板40は発光筒側の段
部25によって背面が支承され、前面が前記中心部45
においてバネ51により 電池50が押し付けられてい
るので、その位置が固定される。また、電気基板40の
環状部46にはバネ51の素線51aが当接し回路が導
通して発光素子41に通電され発光する。また、この位
置から雌ねじ21と雄ねじ31とを半回転、あるいはそ
れ以上に緩めると発光筒20とグリップ筒30とが軸方
向に離隔し、電気基板40は電池50を介してバネ51
によって押され、発光筒20と共に後退してグリップ筒
30から離隔する。その結果、電気基板40とバネの素
線51aとが分離し回路が遮断され発光素子41への通
電が断たれる。また、雌ねじ21と雄ねじ31との間に
は多少の締め代が設けてあるので、両ねじ21、31は
その緩めた位置が安定に保持される。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、発光
具10のスイッチの一極として、発光素子を支持した電
気基板を利用するので、部品が少なくなり軽量で、か
つ、外形を小型にすることができる。また、光源として
発光素子を用いたので、スイッチSを流れる接点電流が
少ないので、電気基板に設けた導電膜をスイッチの一極
として使用しても十分な耐久性を保持できるなどの効果
がある。なお、発光筒20とグリップ筒30との間にO
リングを介装すれば、両筒を締めたり緩めたりしても両
筒の間に隙間を生ぜず外観が変化しない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面はこの発明の一実施例を示すチアライトの
正面図である。
【図2】その縦断面図である。
【図3】図2中の発光筒20を拡大して示す拡大縦断面
図である。
【図4】図2中のグリップ筒30を拡大して示す拡大縦
断面図である。
【図5】電気基板を示すもので、(a)はその一面を、
(b)は他面をそれぞれ示す正面図である。
【図6】他の実施例を示す図1相当の正面図である。
【符号の説明】
10・・・・ペンライトなどの発光具(チアライト) 15・・・・Oリング 16・・・・
クリップ 20・・・・発光筒 20a・・・
発光部 21・・・・雌ねじ 22・・・・
底部 23・・・・直管部 24・・・・
開口部 25・・・・段部 30・・・・
グリップ筒 30a・・・グリップ部 31・・・・
雄ねじ 32・・・・円板状の底部 33・・・・
円筒部 34・・・・円錐状部 35・・・・
段部 36・・・・開口端部 40・・・・
電気基板 41・・・・発光素子 41a・・・
導線 42・・・・導電膜 44・・・・
連結回路 45・・・・中心部 46・・・・
環状部 47・・・・端子 48・・・・
端子 49・・・・安定抵抗器 50・・・・
電池(単三乾電池) 51・・・・バネ 51a・・・
素線 S・・・・スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半透明な筒体からなる発光筒と、手で持つ
    ためのグリップ筒とを分離可能にねじ結合し、両筒の間
    に平面部に導電膜を形成した電気基板を挟持し、その電
    気基板の発光筒側に発光素子を取り付けると共に、グリ
    ップ筒側には前記電気基板の導電膜に面してバネによっ
    て電気基板側へ弾発される電源電極を配してなるペンラ
    イトなどの発光具。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記グリップ筒には電
    池が収容され、その電池の一極が前記バネによって前記
    電気基板の導電膜に直面すると共に、前記電池の他極に
    接続された短絡片の他端が前記導電膜に直面して配され
    ているペンライトなどの発光具。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記グリップ筒には電
    池が収容され、そのグリップ筒と電池との間に前記バネ
    が介装されているペンライトなどの発光具。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記電源電極の一極は
    電池の陽極であり、他極は電池の陰極に連結された短絡
    片であるペンライトなどの発光具。
JP8122638A 1996-04-18 1996-04-18 ペンライトなどの発光具 Pending JPH09282902A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446627Y1 (ko) * 2007-10-20 2009-11-16 이준헌 영상출사기능을 갖는 필기구
WO2013014909A1 (ja) 2011-07-22 2013-01-31 株式会社ラパンクリエイト 発光装置
JP2014032959A (ja) * 2012-07-09 2014-02-20 Ruifan Japan Ltd 棒状ライト

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