JPH09282178A - アセンブラ変換装置 - Google Patents

アセンブラ変換装置

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JPH09282178A
JPH09282178A JP11197496A JP11197496A JPH09282178A JP H09282178 A JPH09282178 A JP H09282178A JP 11197496 A JP11197496 A JP 11197496A JP 11197496 A JP11197496 A JP 11197496A JP H09282178 A JPH09282178 A JP H09282178A
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JP
Japan
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address
memory
language
level
intermediate language
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Application number
JP11197496A
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English (en)
Inventor
Shinya Kawada
信哉 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力系統シミュレータなどの分野では、シミ
ュレーションケースごとに高速処理のディジタル制御部
のプログラム変更をする頻度が高いため、高効率なプロ
グラム自動作成機能が要求されている。 【解決手段】 アセンブル対象の数式またはFORTR
ANなどの高級プログラム言語アルゴリズムを、最初
に、原始的中間言語に変換するとともにそのデータの属
性を指定するファイルを作成する(ステップ10)。次
に、4レベルにメモリ番地の割付をするとともに、番地
の入れ換えをして中間言語の最適化をはかり(ステップ
11)、最適化された中間言語をニーモニック言語に変
換し、汎用のクロス・アセンブラ変換をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数式または高級言
語プログラムをアセンブルするアセンブラ変換装置に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般産業用のプログラ
マブルコントローラなどのマイコンを内蔵した汎用のデ
ィジタル制御装置では、アプリケーションに合わせた制
御機能をプログラムして使用するため、高効率なプログ
ラム自動作成能力が要求されている。たとえば、電力系
統シミュレータなどの分野では、シミュレーションケー
スごとに高速処理のディジタル制御部を変更するなどの
プログラム変更頻度が高いため、その要望は特に大きか
った。とくに、高速シミュレーション条件などからリア
ルタイムで制御演算模擬を高速に実行しようとすると、
マイコン計算能力の限界まで要求されることがある。
【0003】また、プログラムの入れ換えが可能な汎用
マイコン(プログラマブルコントローラ)は、プログラ
ムダウンロード(切換)でハードウエア的機能や性能を
変える方法が普及している。しかしこれらの汎用マイコ
ンは、予め、高度な人間自身の最適化テクニックによっ
て作られたできあいのプログラムを選択するか、また
は、目的によりできあいのサブルーチンを組み合わせる
ため、変換効率の悪いコンパイリングプログラムしか得
られなかった。そこで、近年、電力系統シミュレータな
どの高機能な制御を検討する上で、作業時間的リアルタ
イム性やソフト作業コストの面から、全自動であってし
かも高効率にアセンブルすることのできるアセンブラ変
換装置の出現が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、本発明は、オンチップメモリと外部専用メモ
リを備えたCPU回路向に実行させる原理数式または原
理高級言語プラグラムを原始的中間言語に一旦変換する
とともに変換したデータを入力、出力、変数、仮変数の
いずれかの属性に指定して属性指定ファイルを作成す
る。次いで、レベル1の番地割付として、中間言語と属
性指定ファイルにもとづいて属性が入力または出力の変
換データに対して外部専用メモリの番地を割付ける。次
にレベル2の番地割付として、実在のレジスタを最大限
に使用するように中間言語の最適組み換えをするととも
に実在レジスタの割付をする。次にレベル3の番地割付
として、属性指定ファイルにもとづいて属性が定数また
は仮変数の変換データに対して、内部のオンチップメモ
リの番地の割付をする。次にレベル4の番地割付とし
て、レベル3の番地割付でオンチップメモリに割り付け
られずに残った定数または仮変数の変換データに対し
て、外部専用メモリの番地の割付をする。さらに、レベ
ル3、4の番地割付で番地が割り付けられた定数または
仮変数の変換データに対して、メモリアクセス回数が最
少でありかつアクセス時間が最短となるようにメモリお
よび番地を相互に組み換えて最適化する。ここで、最適
化がすんだ中間言語をニーモニック言語に書き換え、さ
らに、書き換えられたニーモニック言語をクロスアセン
ブラを用いて計算機プログラムに変換する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明に係るアセンブラ変換装置
の実施形態の構成を示す図である。図中の1は、装置本
体であり、入力画面部2と入力操作部3とからなる。本
体1は伝送ライン4を介して汎用制御マイコン本体6に
接続されている。本体1からはアセンブルプログラム5
がマイコン本体6へ送られる。マイコン本体6は被制御
装置8に対して制御指令信号7を出力し、被制御装置8
からはマイコン本体6へ検出信号が入力される。
【0006】図2は、図1の本体1の内部構成を示す図
である。図において、18はCPU専用回路部であり、
外部入出力メモリ25を介してシステムバス27に接続
されている。CPU専用回路部18には、CPUチップ
19が内部バス26を介して外部専用メモリ24に接続
されており、外部専用メモリ24と外部入出力メモリ2
5とは連続した領域により形成されている。また、CP
Uチップ19は、CPUレジスタ21とALU22とオ
ンチップメモリ23とにより構成され、さらにCPUレ
ジスタ21とALU22とによりプログラミングモデル
20が形成されている。
【0007】なお、ここでプログラムモデル20は、C
PU固有の命令処理構造に依存するレジスタの使用制限
などをする。CPUレジスタ21は、CPUチップ19
の計算処理上の直端の数ワード程度のメモリであって、
最もアクセス時間が短い。オンチップメモリ23は、C
PUチップ19内にある数百〜数Kワード程度のデータ
メモリであって、二番目にアクセス時間が短い。外部専
用メモリ24は、CPUチップ19の外部に付属する容
量の大きいワードデータメモリであって、三番目にアク
セス時間が短い。
【0008】外部入出力メモリ25は、CPU専用回路
部18の外部に位置して、システムバス27などと相互
接続され制御データの入出力に用いられ、アクセス時間
が最も長いメモリである。この発明では、CPUプログ
ラムの計算効率最適化のため、これらのメモリおよびレ
ジスタを効率のよい命令の使用法(CPUの命令処理構
造に依存)を実現するため、アクセス動作的に近くに配
置されてアクセス時間の短いメモリについての使用割合
を高めるようにしたものである。
【0009】図3は、本発明の実施形態におけるアセン
ブル処理の概要を示すフローチャートである。図示され
るように、アセンブル対象の数式またはFORTRAN
などの高級プログラム言語を、最初に原始的中間言語に
変換するとともにそのデータの属性を指定するファイル
を作成する(ステップ10)。次に、4レベルにメモリ
番地の割付をするとともに、番地の入れ換えをして中間
言語の最適化をはかる(ステップ11)。ここで、レベ
ル1としては、外部入出力メモリの番地を割付る(ステ
ップ12)。レベル2としては、CPUレジスタを割り
付ける(ステップ13)。レベル3としては、オンチッ
プメモリを割り付ける(ステップ14)。レベル4とし
ては、外部専用メモリを割り付ける(ステップ15)。
次に、最適化された中間言語をニーモニック言語に変換
し(ステップ16)、さらに、汎用のクロス・アセンブ
ラ変換をして終了する(ステップ17)。
【0010】図4は、ステップ11において実行される
中間言語の最適化を模式的に示した説明図である。ここ
では、先ず、変換対象の数式又は高級言語を、最も単純
なプロセッサ(例えば、1個のALUと2組のレジスタ
からなるプロセッサ)を前提とした仮想CPU28と具
体的番地の無い変数名の集合と考えた仮想メモリ29と
のやりとりに分解している。
【0011】図5は、図3に対応した具体的な変換例を
示す説明図である。最初の原始的中間言語変換では、中
間言語に変換すると同時に、次に示すデータ属性をそれ
ぞれ指定して(矢印34)、ファイルを作成する。 入力:システムバスからの制御入力データ 定数:プログラム上、常に常駐している定数データ 出力:システムバスへ出力する制御計算データ 仮変数:仮想メモリ上へのデータの仮置きなど中間言語
生成や最適化の過程で生じる計算途中データ
【0012】次いで、この中間言語とデータ属性指定フ
ァイルをもとに、次の4レベルメモリ番地割付を行う。 (レベル1) データ属性指定ファイルの“入力”、
“出力”の属性に分類されたデータに外部入出力メモリ
の実番地割り付けを行う(矢印35)。 (レベル2) プログラミングモデルに従い実在のレジ
スタを最大限に使用するように、実在レジスタの割付と
中間言語の最適組み換えを行う。 (レベル3) 残された仮想メモリ(実番地又は実レジ
スタ割付のされていない。)変数であるデータ属性指定
の“定数”と“仮変数”につていて、オンチップメモリ
の実番地割付を行う(矢印36)。 (レベル4) 第1回目のレベル3での割付で残された
“定数”と“仮変数”について、外部専用メモリの実番
地割付を行う(矢印37)。
【0013】最後に、最少メモリアクセス回数頻度アル
ゴリズムと最少アクセス時間アルゴリズムとの最適化ア
ルゴリズムにより、レベル3およびレベル4の番地組換
え、またレベル間の組換えを行って最適化を行う。終了
後、最終的に実レジスタ又は実メモリ番地が組込まれた
中間言語をニーモニック言語書き換えを行う。次に、上
汎用クロスアセンブリングにより最適アセンブラプログ
ラムを得る。この実施形態では、当初の効果として、全
自動の最適化アセンブラが行える。さらに付加される効
果として、CPUのプログラミングモデルやニーモニッ
クテーブルまたはクロスアセンブラ部分の登録システム
データを変更することにより、他のCPUへのアプリケ
ーションプログラム適用など汎用・標準適用化が計れ
る。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、原始
プログラムをいったん原始的中間言語に変換し、その属
性に応じてメモリの割付をするとともに、メモリアクセ
ス回数が最少でありかつアクセス時間が最短となるよう
にメモリおよび番地を相互に組み換えることにより最適
化されてアセンブルの効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアセンブラ変換装置の実施形態の
構成を示す図である。
【図2】図1の本体の内部構成を示す図である。
【図3】実施形態におけるアセンブル処理の概要を示す
フローチャートである。
【図4】実施形態における中間言語の最適化を模式的に
示した説明図である。
【図5】実施形態における具体的な変換例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 入力画面部 3 入力操作部 4 伝送ライン 5 アセンブルプログラム 6 汎用制御マイコン本体 7 制御指令信号 8 被制御装置 18 CPU専用回路部 19 CPUチップ 20 プログラミングモデル 21 CPUレジスタ 22 ALU 23 オンチップメモリ 24 外部専用メモリ 25 外部入出力メモリ 26 内部バス 27 システムバス 28 仮想CPU 29 仮想メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンチップメモリと外部専用メモリを備
    えたCPU回路向に実行させる原理数式または原理高級
    言語プラグラムを原始的中間言語に一旦変換するととも
    に変換したデータを入力、出力、変数、仮変数のいずれ
    かの属性に指定して属性指定ファイルを作成する手段
    と、 中間言語と属性指定ファイルにもとづいて属性が入力ま
    たは出力の変換データに対して外部専用メモリの番地割
    付をするレベル1の番地割付手段と、 実在のレジスタを最大限に使用するように中間言語の最
    適組み換えをするとともに実在レジスタの割付をするレ
    ベル2の番地割付手段と、 属性指定ファイルにもとづいて属性が定数または仮変数
    の変換データに対して、内部のオンチップメモリの番地
    割付をするレベル3の番地割付手段と、 レベル3の番地割付でオンチップメモリに割り付けられ
    ずに残った定数または仮変数の変換データに対して、外
    部専用メモリの番地割付をするレベル4の番地割付手段
    と、 レベル3、4の番地割付で番地が割り付けられた定数ま
    たは仮変数の変換データに対して、メモリアクセス回数
    が最少でありかつアクセス時間が最短となるようにメモ
    リおよび番地を相互に組み換える手段と、 メモリおよび番地の割付および組み換えがすんだ中間言
    語をニーモニック言語に書き換える手段と、 書き換えられたニーモニック言語をクロスアセンブラを
    用いて計算機プログラムに変換する手段と、 を備えたことを特徴とするアセンブラ変換装置。
JP11197496A 1996-04-09 1996-04-09 アセンブラ変換装置 Pending JPH09282178A (ja)

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JP11197496A JPH09282178A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 アセンブラ変換装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11197496A JPH09282178A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 アセンブラ変換装置

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JPH09282178A true JPH09282178A (ja) 1997-10-31

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ID=14574804

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JP11197496A Pending JPH09282178A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 アセンブラ変換装置

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