JPH09281098A - 洗浄液の洗浄力評価方法 - Google Patents

洗浄液の洗浄力評価方法

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JPH09281098A
JPH09281098A JP8086309A JP8630996A JPH09281098A JP H09281098 A JPH09281098 A JP H09281098A JP 8086309 A JP8086309 A JP 8086309A JP 8630996 A JP8630996 A JP 8630996A JP H09281098 A JPH09281098 A JP H09281098A
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修治 青山
Noboru Kagami
登 加々美
Motoi Kobayashi
基 小林
Noriyasu Nishiyama
徳康 西山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】食品その他の加工や生産のための設備を清掃す
るのに使用された回収洗浄液の残存洗浄力を、人手を掛
けることなく迅速に、かつ高い信頼性で測定する方法を
提供する。 【解決手段】本発明の洗浄液の洗浄力評価方法は、アル
カリ洗浄剤を含有する洗浄液の洗浄力を評価するに当た
り、洗浄液の吸光度と電気伝導度とを測定し、吸光度を
電気伝導度で除した劣化指標値を得、劣化指標値を寿命
終了時指標基準値と比較するか、劣化指標値と寿命終了
時指標基準値の比率を算出して1と比較するか、アルカ
リ洗浄剤について求めておいた劣化指標値と洗浄液のM
/P比との関数に基づいて劣化指標値からM/P比換算
値を求め、M/P比換算値を寿命終了時M/P比基準値
と比較するか、又はM/P比換算値と寿命終了時M/P
比基準値の比率を算出して1と比較することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品工業、医薬工
業、紙パルプ工業などの化学的処理を伴う各種の生産設
備を清掃するに際して発生する洗浄液の残存洗浄力を評
価する方法に関し、特に使用後の洗浄液を再生して使用
するか、或いは廃棄して更新した洗浄液を使用するなど
の処理方針の判断資料を得るための、洗浄液の洗浄力評
価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食品、医薬、紙パルプなどを生産する設
備は、原料を流体状で処理して製品とすることが多いた
めに、通常は化学工学的な工程を実施するに適した装
置、例えば原料貯蔵装置、搬送装置、加熱装置、冷却装
置、加圧装置、混合や分離等を含む加工処理装置、充填
装置などのほか、これらの装置を接続するための配管装
置などで構成されているものである。そしてこのような
生産設備を稼働するときには、仕込まれた原料は設備内
を移動しながら各種の処理を受けるために、成分の変性
や析出、気泡等の混入、流動状態の変動などによって各
装置の内部に汚れが付着し易い。
【0003】これらの汚れは装置の能力低下や、品質の
ばらつき、或いは製品の汚染などに繋がるので、汚れの
付着に応じて、又は定期的に装置内部を洗浄するなどの
方法で清掃するのが一般的である。しかし対象の装置が
小規模であれば、構成する機器を分解して洗浄すること
が容易であるが、大規模な装置となると、機器を分解洗
浄することは容易でない。従って洗浄のための時間や労
力を省くために、界面活性剤や溶剤などを含む洗浄液を
装置内の機器等に充満させて循環し、機器の内部に付着
した汚れなどを剥離除去する方法が行われている。
【0004】上記のように装置を解体することなく、装
置を構成する機器の内部を洗浄液の循環によって清浄化
する定置洗浄方法(以下、Cleaning in Place の略語で
あるCIPと呼ぶ。)によれば、大量の洗浄液を循環使
用して洗浄することによって溶解し剥離した汚れは、洗
浄液と共に装置の外に排出される。そして、汚れの程度
の少ない洗浄液はその一部が廃棄されるが、残りは装置
の濯ぎ水などとともに清水や洗浄剤を追加して組成を再
調整し、汚れが蓄積して使用に耐えなくなるまで繰り返
して使用されるのが普通であった。
【0005】ところで、食品工業などにおける有機物を
取り扱う設備の清掃に用いられる洗浄液は、界面活性剤
や溶剤、PH調整剤などを配合した、市販のアルカリ洗
浄剤の水溶液が利用されることが多い。かかるアルカリ
系洗浄液を用いて処理装置内部の汚れを洗浄すると、洗
浄剤として有効なアルカリ成分の量、即ちP−アルカリ
度が低下する一方で、汚れに由来するアルカリ成分が加
わって全アルカリ成分の量、即ちM−アルカリ度が増加
する。そこで一般的には、残存洗浄能力の指標として、
M−アルカリ度とP−アルカリ度の比(M/P比)を用
いることが推奨されている。
【0006】しかしM/P比を求めるには、洗浄液の試
料に試薬を加えてM−アルカリ度とP−アルカリ度の測
定を行い、これらの測定値から算出する方法によるため
に、人手と時間がかかるほか、測定結果の信頼度を高め
るためには分析回数を多くする必要があり、更に測定頻
度を高めるには限度があるという問題があった。そし
て、洗浄液の汚れの度合いを調べるためには、洗浄液の
光透過度を測定する方法や、電気伝導度を測定する方法
などを応用することも考えられるが、これらは自動化が
可能で比較的に簡便ではあるものの、洗浄液の残存洗浄
力を判断するには必ずしも有効とは言えなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、食品
その他の加工や生産のための設備を清掃するのに使用さ
れた回収洗浄液を、その残存洗浄力が無くなるまで有効
に利用することができるようにするために、洗浄液の残
存洗浄力を人手を掛けることなく迅速に測定する方法を
提供しようとするものであり、更にはかかる洗浄液の残
存洗浄力を高い信頼性で測定する方法を提供することを
目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
とができる本発明の洗浄液の洗浄力評価方法は、アルカ
リ洗浄剤を含有する洗浄液の洗浄力を評価するに当た
り、前記洗浄液の吸光度と電気伝導度とを測定し、前記
吸光度を前記電気伝導度で除した劣化指標値を得、前記
劣化指標値を寿命終了時指標基準値と比較することを特
徴とする。
【0009】また、上記の目的を達成することができる
本発明の洗浄液の洗浄力評価方法は、アルカリ洗浄剤を
含有する洗浄液の洗浄力を評価するに当たり、前記洗浄
液の吸光度と電気伝導度とを測定し、前記吸光度を前記
電気伝導度で除した劣化指標値を得、前記劣化指標値と
寿命終了時指標基準値の比率を算出し1と比較すること
を特徴とするものであってもよい。
【0010】更に上記の目的を達成することができる本
発明の洗浄液の洗浄力評価方法は、アルカリ洗浄剤を含
有する洗浄液の洗浄力を評価するに当たり、前記洗浄液
の吸光度と電気伝導度とを測定し、前記吸光度を前記電
気伝導度で除した劣化指標値を得、あらかじめ前記洗浄
液について求めておいた前記劣化指標値と前記洗浄液の
M/P比との関数に基づいて前記劣化指標値からM/P
比換算値を求め、前記M/P比換算値を寿命終了時M/
P比基準値と比較することを特徴とするものであっても
よい。
【0011】そしてまた、上記の目的を達成することが
できる本発明の洗浄液の洗浄力評価方法は、アルカリ洗
浄剤を含有する洗浄液の洗浄力を評価するに当たり、前
記洗浄液の吸光度と電気伝導度とを測定し、前記吸光度
を前記電気伝導度で除した劣化指標値を得、あらかじめ
前記洗浄液について求めておいた前記劣化指標値と前記
洗浄液のM/P比との関数に基づいて前記劣化指標値か
らM/P比換算値を求め、前記M/P比換算値と寿命終
了時M/P比基準値の比率を算出し1と比較することを
特徴とするものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる洗浄液
は、界面活性剤や溶剤、PH調整剤などを配合したアル
カリ性の水溶液が好ましく、市販のアルカリ洗浄剤の水
溶液を利用することができる。かかるアルカリ系洗浄液
は、主設備に付帯して設けられたCIP設備の中の洗浄
液貯留タンク内で調製され、食品処理設備などの内部の
汚れを洗浄するために循環して使用されるが、汚れを含
んで劣化した洗浄液は洗浄液貯留タンクに回収して一時
貯留される。そして必要に応じてスラッジの沈澱分離や
濾過、更に洗浄剤の濃度を調整するなどして再生し、反
復使用される。
【0013】こうして洗浄操作を反復して行うと、洗浄
液貯留タンク内の洗浄液には次第に汚れが蓄積する。そ
こで、従来は手作業で分析操作を行うことによりM/P
比を測定して、この値が洗浄液の寿命基準値、例えば
1.1以上となったときに、洗浄液を廃棄するようにし
ていた。これに対して本発明においては、洗浄液に含ま
れる有機性の汚れ、即ちBODに対する指標として吸光
度を測定するが、ここでの吸光度は、洗浄液中の汚れ物
質の光吸収スペクトルに応じて、特徴的な吸収波長の光
を用いて測定することが好ましい。かかる測定に用いる
光として通常は紫外線を用いることができるが、可視
光、又は赤外線などであってもよい。
【0014】また洗浄液の洗浄力、即ち水酸基濃度に対
する指標として電気伝導度を測定する。こうして得られ
た吸光度の測定値や電気伝導度の測定値は、いずれも洗
浄液中に含まれる洗浄剤の組成、汚れ物質の種類、及び
洗浄液自体の濃度等によって夫々異なる値を示すから、
測定試料の希釈度や測定条件などを常に一定にしておく
必要があることは、言うまでもない。
【0015】ところで、こうした吸光度測定値や電気伝
導度測定値とM/P比との間には相関関係がないが、吸
光度測定値を電気伝導度測定値で除して求めた劣化指標
値とM/P比との間には、明瞭な相関があることが初め
て見出された。そこで本発明は、この新しい知見に基づ
いて、無人でも自動測定が可能な吸光度と、同じく無人
でも自動測定が可能な電気伝導度とを組み合わせること
によって、吸光度測定値と電気伝導度測定値とから自動
的に演算することが可能な劣化指標値を用いて、次のよ
うにして洗浄液の残存洗浄力を評価することとした。
【0016】すなわち、まず洗浄力を測定しようとする
アルカリ系洗浄液のM/P比が、寿命終了時のM/P比
基準値、例えば1.1に達したときの劣化指標値(吸光
度測定値を電気伝導度測定値で除した指標値)をあらか
じめ求めておく。そしてこの劣化指標値を寿命終了時指
標基準値としておき、洗浄液貯留タンク内の洗浄液につ
いて測定して得た劣化指標値と比較して、残存洗浄力が
あるか、それとも寿命が終了したかを判定する。
【0017】また、上記の劣化指標値と寿命終了時指標
基準値の比率、即ち劣化指標値/寿命終了時指標基準
値、又は寿命終了時指標基準値/劣化指標値を算出し
て、この比率と1を比較することにより、残存洗浄力が
あるか、それとも寿命が終了したかを判定するようにし
てもよい。この場合、劣化指標値/寿命終了時指標基準
値が1より小さいときは、未だ洗浄力が残存しているこ
とを示し、(1−劣化指標値/寿命終了時指標基準値)
の値は残存洗浄力の割合を示すことが、理解されよう。
【0018】或いは又、上記と同様にして洗浄力を測定
しようとするアルカリ系洗浄液の、吸光度測定値を電気
伝導度測定値で除した劣化指標値と、その劣化指標値に
対応するM/P比とをあらかじめ測定することにより、
M/P比と上記劣化指標値との関数を求めておく。そし
て、洗浄液貯留タンク内の洗浄液について測定して得た
劣化指標値を、この関数に代入することによってM/P
比換算値を求め、あらかじめ設定しておいた寿命終了時
M/P比基準値、例えば1.1と比較することにより、
残存洗浄力があるか、それとも寿命が終了したかを判定
する方法を採ってもよい。
【0019】更には、上記のようにして洗浄液の劣化指
標値から求めたM/P比換算値と、寿命終了時M/P比
基準値の比率、即ちM/P比換算値/寿命終了時M/P
比基準値、又は寿命終了時M/P比基準値/M/P比換
算値を算出して、この比率と1を比較することにより、
残存洗浄力があるか、それとも寿命が終了したかを判定
する方法を採るようにしてもよい。
【0020】本発明において、吸光度測定値を電気伝導
度測定値で除した劣化指標値からM/P比値への換算
は、グラフなどを用いて行うこともできるが、機械によ
って自動的に行うこともできる。また、劣化指標値又は
M/P比換算値と、寿命終了時指標基準値又は寿命終了
時M/P比基準値との比較は、作業者が読み取ることに
よって行うこともできるが、機械によって自動的に行う
こともでき、更にその結果を警報信号として出力し、或
いはバルブなどの運転操作信号として出力することもで
きる。
【0021】そして更に、劣化指標値と寿命終了時指標
基準値の比率の算出、又はM/P比換算値と寿命終了時
M/P比基準値の比率の算出は、機械によって自動的に
行うことができる。そして得られた比率と1との比較
は、作業者が読み取ることによって行うこともできる
が、機械によって自動的に行うこともできる。そして、
上記の比率と1との比較に際して、その差を求めて残存
洗浄力の有無、或いは残存洗浄力の余裕度などを判断す
ることは、作業者が行うことができるが、機械によって
自動的に行うこともでき、更にその結果を警報信号とし
て出力し、或いはバルブなどの運転操作信号として出力
することもできる。
【0022】
【実施例】本発明の洗浄液の洗浄力評価方法を、乳加工
設備の内部を清掃洗浄する例によって説明する。牛乳、
並びにコーヒー牛乳の殺菌設備と洗浄液貯留タンクとの
間を、水酸化ナトリウムの2%水溶液からなる洗浄液を
循環させることによって、殺菌設備内部の汚れを洗浄
し、汚れを含んで劣化した洗浄液を洗浄液貯留タンクに
回収した。このようにして回収したそれぞれの洗浄液に
ついて、紫外線吸光度(無次元数)と電気伝導度(μS
/cm)、並びにM−アルカリ度(mg/l)とP−アルカリ
度(mg/l)を測定した。
【0023】なお、上記の紫外線吸光度の測定に当たっ
て、汚れが多い洗浄液では光の吸光度が大きくなり過ぎ
て直接の測定ができなくなるので、洗浄液を清水で10
倍に希釈した測定試料について吸光度を測定する方法
で、精度の高い測定値を得た。そして、希釈しない洗浄
液について測定した電気伝導度の値で、この紫外線吸光
度の値を除した劣化指標値(MΩcm)を算出した。
【0024】次に、前記のM−アルカリ度とP−アルカ
リ度の測定値から計算されたM/P比に対して、前記の
劣化指標値を表示して散布図を作成した(図1)。この
散布図は、牛乳の殺菌設備の洗浄液の劣化指標値と、コ
ーヒー牛乳の殺菌設備の洗浄液の劣化指標値とが、いず
れも同じ回帰直線、即ち
【数1】y=0.2005x−0.2008 但し、xはM/P比、yは劣化指標値であり、r=0.
91である。に従って、M/P比と高い相関を示してい
る。
【0025】図1の回帰直線から、洗浄液の寿命終了時
M/P比基準値を、例えば1.08とすると、洗浄液の
劣化度劣化指標値は約0.016となり、何れの洗浄液
も同じ寿命終了時指標基準値:0.016に基づいて、
その残存洗浄力の判断が可能であることが分かった。
【0026】
【発明の効果】本発明の洗浄液の洗浄力評価方法によれ
ば、同じアルカリ洗浄剤を含む洗浄液の使用に伴う洗浄
力の低下を、人手を掛けることなく自動的に評価するこ
とができる。そして、洗浄液の洗浄能力測定を高頻度
で、或いは連続的に行うことにより、測定精度を更に高
めることが可能であり、各種生産設備を洗浄清掃する作
業を経済的にかつ効率的に実施することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】牛乳の殺菌設備の洗浄液と、コーヒー牛乳の殺
菌設備の洗浄液についての、M/P比と本発明による劣
化指標値との相関関係を示す散布図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 基 東京都練馬区南大泉4−30−35−207 (72)発明者 西山 徳康 東京都八王子市初沢町1227−4 高尾パー クハイツA1424

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ洗浄剤を含有する洗浄液の洗浄
    力を評価するに当たり、前記洗浄液の吸光度と電気伝導
    度とを測定し、前記吸光度を前記電気伝導度で除した劣
    化指標値を得、前記劣化指標値を寿命終了時指標基準値
    と比較することを特徴とする洗浄液の洗浄力評価方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ洗浄剤を含有する洗浄液の洗浄
    力を評価するに当たり、前記洗浄液の吸光度と電気伝導
    度とを測定し、前記吸光度を前記電気伝導度で除した劣
    化指標値を得、前記劣化指標値と寿命終了時指標基準値
    との比率を算出し1と比較することを特徴とする洗浄液
    の洗浄力評価方法。
  3. 【請求項3】 アルカリ洗浄剤を含有する洗浄液の洗浄
    力を評価するに当たり、前記洗浄液の吸光度と電気伝導
    度とを測定し、前記吸光度を前記電気伝導度で除した劣
    化指標値を得、あらかじめ前記洗浄液について求めてお
    いた前記劣化指標値と前記洗浄液のM/P比との関数に
    基づいて前記劣化指標値からM/P比換算値を求め、前
    記M/P比換算値を寿命終了時M/P比基準値と比較す
    ることを特徴とする洗浄液の洗浄力評価方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ洗浄剤を含有する洗浄液の洗浄
    力を評価するに当たり、前記洗浄液の吸光度と電気伝導
    度とを測定し、前記吸光度を前記電気伝導度で除した劣
    化指標値を得、あらかじめ前記洗浄液について求めてお
    いた前記劣化指標値と前記洗浄液のM/P比との関数に
    基づいて前記劣化指標値からM/P比換算値を求め、前
    記M/P比換算値と寿命終了時M/P比基準値との比率
    を算出し1と比較することを特徴とする洗浄液の洗浄力
    評価方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002025256A1 (en) * 2000-09-25 2002-03-28 Scania Cv Ab (Publ) Method to determine the corrosion protection in engine coolants
JP2003290731A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Dainippon Printing Co Ltd 配管洗浄方法及び配管洗浄装置
CN107209108A (zh) * 2015-01-12 2017-09-26 艺康美国股份有限公司 用于维持传感器准确度的设备、系统和方法

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