JPH09280998A - 光ファイバの引張試験方法 - Google Patents
光ファイバの引張試験方法Info
- Publication number
- JPH09280998A JPH09280998A JP11120796A JP11120796A JPH09280998A JP H09280998 A JPH09280998 A JP H09280998A JP 11120796 A JP11120796 A JP 11120796A JP 11120796 A JP11120796 A JP 11120796A JP H09280998 A JPH09280998 A JP H09280998A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tensile
- stress
- optical fiber
- time
- recorded
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- Pending
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- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバの引張試験によって得られるデー
タを有効に利用できるようにする。 【解決手段】 光ファイバ１を一定の速度Ｖで引っ張
り、時間を横軸上にとり、所定の時間間隔ｔ0 をおいた
各時刻ｔ0 ，…Ｎｔ0 における引張応力の大きさを縦軸
上に記入してその光ファイバ１についての応力−引張量
曲線を確定するとともに、先行した引張試験における最
大応力値より大きい最大応力値を次々に記録することを
特徴とする光ファイバの引張試験方法である。
タを有効に利用できるようにする。 【解決手段】 光ファイバ１を一定の速度Ｖで引っ張
り、時間を横軸上にとり、所定の時間間隔ｔ0 をおいた
各時刻ｔ0 ，…Ｎｔ0 における引張応力の大きさを縦軸
上に記入してその光ファイバ１についての応力−引張量
曲線を確定するとともに、先行した引張試験における最
大応力値より大きい最大応力値を次々に記録することを
特徴とする光ファイバの引張試験方法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は光ファイバの引張
試験方法に関するものである。
試験方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１についてまず光ファイバの引張強度
の基本的な測定方法を説明する。マンドレル２は固定さ
れており、これに対してマンドレル３はモータ６によっ
て回転される送りねじ軸５によってマンドレル２から離
れる方向に引き寄せられる。このときロードセルのよう
な引張力測定器４を中間に介在させて光ファイバ１にか
かる引張力をこの引張力測定器４によって測定するので
ある。
の基本的な測定方法を説明する。マンドレル２は固定さ
れており、これに対してマンドレル３はモータ６によっ
て回転される送りねじ軸５によってマンドレル２から離
れる方向に引き寄せられる。このときロードセルのよう
な引張力測定器４を中間に介在させて光ファイバ１にか
かる引張力をこの引張力測定器４によって測定するので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの基本
的な測定方法では、単に個々の被検体の光ファイバの引
張強さを測定できるだけであって、その測定結果を今後
の光ファイバの強度改善等に利用できるよう系統的なも
のではない欠点があった。
的な測定方法では、単に個々の被検体の光ファイバの引
張強さを測定できるだけであって、その測定結果を今後
の光ファイバの強度改善等に利用できるよう系統的なも
のではない欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項１の発明
によるその解決手段は、光ファイバを一定の速度で引っ
張り、時間、すなわちこの場合歪み量を横軸上にとり、
所定の時間間隔をおいた各時刻における引張応力の大き
さを縦軸上に記入して該光ファイバについての応力−歪
曲線を確定するとともに、先行した引張試験における最
大応力値より大きい最大応力値を次々に記録することを
特徴とする光ファイバの引張試験方法である。
解決するためになされたものであって、請求項１の発明
によるその解決手段は、光ファイバを一定の速度で引っ
張り、時間、すなわちこの場合歪み量を横軸上にとり、
所定の時間間隔をおいた各時刻における引張応力の大き
さを縦軸上に記入して該光ファイバについての応力−歪
曲線を確定するとともに、先行した引張試験における最
大応力値より大きい最大応力値を次々に記録することを
特徴とする光ファイバの引張試験方法である。
【０００５】
【発明の実施の形態】図２および図３についてこの発明
の一実施例を説明する。従来技術に関してすでに説明ず
みの事項は省略することにする。
の一実施例を説明する。従来技術に関してすでに説明ず
みの事項は省略することにする。
【０００６】図２に示すように、引張力測定器４、つま
りロードセルにはここで検出した電圧を増幅するアンプ
つまりロードセル増幅器７を設け、これに続いてこの電
圧出力をディジタル値に変換するＡ／Ｄ変換器８を接続
し、このディジタル値を中央演算処理装置９に導くよう
な制御回路を構成しておく。なお回路では測定された引
張力は必要に応じて光ファイバ１の断面積で除した応力
値を示すようにしておくものとする。
りロードセルにはここで検出した電圧を増幅するアンプ
つまりロードセル増幅器７を設け、これに続いてこの電
圧出力をディジタル値に変換するＡ／Ｄ変換器８を接続
し、このディジタル値を中央演算処理装置９に導くよう
な制御回路を構成しておく。なお回路では測定された引
張力は必要に応じて光ファイバ１の断面積で除した応力
値を示すようにしておくものとする。
【０００７】光ファイバ１を引っ張るためのモータＭは
適宜の遅い速度で一定回転させるようにし、適宜の小さ
い時間間隔ｔ0 、たとえば１０ｍsec を単位としてこの
時刻ごとに引張力測定器４からの信号を記録するように
する。つまり光ファイバ１はゆっくり引っ張られ、この
単位時間間隔ｔ0 をもって順次時刻ｔ0 ，２ｔ0 ，…ご
との応力値が測定記録されてゆくのである。これによっ
て図３に示す応力−引張量曲線が描かれることになる。
適宜の遅い速度で一定回転させるようにし、適宜の小さ
い時間間隔ｔ0 、たとえば１０ｍsec を単位としてこの
時刻ごとに引張力測定器４からの信号を記録するように
する。つまり光ファイバ１はゆっくり引っ張られ、この
単位時間間隔ｔ0 をもって順次時刻ｔ0 ，２ｔ0 ，…ご
との応力値が測定記録されてゆくのである。これによっ
て図３に示す応力−引張量曲線が描かれることになる。
【０００８】時間の経過とともに当然応力値は増大し、
ある時刻Ｎｔ0 において急激な応力値の減少が起こる。
図３のグラフ上この点をＰとすると、このＰ点において
光ファイバ１が破断したと考えられる。このときの最大
引張量、ここでは時間ｔ0 をモードとした値の最大数Ｎ
が記録され、またこの直前に示した最大応力値も記録さ
れる。
ある時刻Ｎｔ0 において急激な応力値の減少が起こる。
図３のグラフ上この点をＰとすると、このＰ点において
光ファイバ１が破断したと考えられる。このときの最大
引張量、ここでは時間ｔ0 をモードとした値の最大数Ｎ
が記録され、またこの直前に示した最大応力値も記録さ
れる。
【０００９】光ファイバ１の破断が生じた場合は直ちに
次回の引張試験の準備が自動的になされ、その準備が終
わり次第次の引張試験が開始される。こうして次の引張
試験についても応力−引張量曲線が得られ、その破断に
至った最大引張量、たとえば時間ｔ0 をモードとした値
（Ｎ＋１）が記録されるのである。
次回の引張試験の準備が自動的になされ、その準備が終
わり次第次の引張試験が開始される。こうして次の引張
試験についても応力−引張量曲線が得られ、その破断に
至った最大引張量、たとえば時間ｔ0 をモードとした値
（Ｎ＋１）が記録されるのである。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、このように製造され
た光ファイバについて引張試験が次々と実施され、その
数多い試験における応力−引張量曲線が毎回得られ、ま
た最新の最大引張量（最大応力値）も自動的に記録され
るので、光ファイバの特性の改善などを含む研究開発に
多大の利便をもたらす効果がある。
た光ファイバについて引張試験が次々と実施され、その
数多い試験における応力−引張量曲線が毎回得られ、ま
た最新の最大引張量（最大応力値）も自動的に記録され
るので、光ファイバの特性の改善などを含む研究開発に
多大の利便をもたらす効果がある。
【図１】この発明の方法を実施するための装置を示す簡
略図である。
略図である。
【図２】この発明の方法を実施するときの制御回路を示
すブロック線図である。
すブロック線図である。
【図３】光ファイバの応力−引張量曲線の一例を示すグ
ラフである。
ラフである。
１ 光ファイバ ２ 固定側マンドレル ３ 可動側マンドレル ４ 引張力測定器 ５ 送りねじ軸 ６ モータ ７ ロードセル増幅器 ８ Ａ／Ｄ変換器 ９ 中央演算処理装置
Claims (1)
- 【請求項１】 光ファイバ（１）を一定の速度（Ｖ）で
引っ張り、時間を横軸上にとり、所定の時間間隔
（ｔ0 ）をおいた各時刻（ｔ0 ，…Ｎｔ0 ）における引
張応力の大きさを縦軸上に記入して該光ファイバ（１）
についての応力−歪曲線を確定するとともに、先行した
引張試験における最大応力値より大きい最大応力値を次
々に記録することを特徴とする光ファイバの引張試験方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11120796A JPH09280998A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 光ファイバの引張試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11120796A JPH09280998A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 光ファイバの引張試験方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09280998A true JPH09280998A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14555242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11120796A Pending JPH09280998A (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 光ファイバの引張試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09280998A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998045676A1 (de) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und vorrichtung zur zugprüfung von verspleissten fasern in faserspleissgeräten |
| WO2002073259A3 (en) * | 2001-03-13 | 2003-09-04 | 3M Innovative Properties Co | Apparatus and method for filament tensioning |
| CN102401768A (zh) * | 2011-11-25 | 2012-04-04 | 广州奥鑫通讯设备有限公司 | 一种用于光纤耦合器耦合区在线张力筛选的机构 |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP11120796A patent/JPH09280998A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998045676A1 (de) * | 1997-04-04 | 1998-10-15 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und vorrichtung zur zugprüfung von verspleissten fasern in faserspleissgeräten |
| WO2002073259A3 (en) * | 2001-03-13 | 2003-09-04 | 3M Innovative Properties Co | Apparatus and method for filament tensioning |
| US6665483B2 (en) | 2001-03-13 | 2003-12-16 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for filament tensioning |
| CN102401768A (zh) * | 2011-11-25 | 2012-04-04 | 广州奥鑫通讯设备有限公司 | 一种用于光纤耦合器耦合区在线张力筛选的机构 |
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