JPH09280233A - ナット - Google Patents

ナット

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JPH09280233A
JPH09280233A JP11704996A JP11704996A JPH09280233A JP H09280233 A JPH09280233 A JP H09280233A JP 11704996 A JP11704996 A JP 11704996A JP 11704996 A JP11704996 A JP 11704996A JP H09280233 A JPH09280233 A JP H09280233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small piece
bolt
nut
small
screwed
Prior art date
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Pending
Application number
JP11704996A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Yamamoto
武男 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKEO KK
Original Assignee
TAKEO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TAKEO KK filed Critical TAKEO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルトへの着脱作業を手作業で行っても、作
業者に負担がかからず、ボルトへの着脱作業の作業性を
がすこぶる良好であり、しかも、その製造コストがさほ
ど高価とならないナットの提供 【構成】 ナットを内面にボルトに螺合する螺子を設け
た複数個の小片から構成し、該小片を適宜の間隔を介し
てボルトに螺合するするように配置し、荷重があると弾
性変形して各小片を螺合したボルトから離隔させる小片
連結体を各小片に接合或いは各小片と一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体材料をメッキす
るにつき、半導体材料を治具に仮止めする際等に好適な
ナットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クリーンルームにおいて半導体材
料をメッキする際には、電極等を備えたメッキ治具に多
数のボルトを突設し、ナットをボルトに螺合して半導体
材料をメッキ治具で挟圧することにより、半導体材料の
位置決めと仮止めを行っている。そして、メッキ終了後
は、ナットを一つ一つボルトから外して治具から半導体
材料を取り外している。
【0003】そして、このナットをボルトに螺合する作
業もナットをボルトから外す作業は、クリーンルーム内
の作業であるので電動工具の使用が難しく、このため、
この作業は、着脱するナットの数が多数であるにもかか
わらず、全て手作業で行っているのが実情である。
【0004】その結果、ナットのボルトへの着脱作業
は、作業者にとってはすこぶる負担の大きな作業であ
り、すこぶる作業性が悪い作業であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、ボ
ルトへの着脱作業を手作業で行っても、作業者に負担が
かからず、ボルトへの着脱作業の作業性をがすこぶる良
好であり、しかも、その製造コストがさほど高価となら
ないナットの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、本発明は、ナッ
トを内面にボルトに螺合する螺子を設けた複数個の小片
から構成し、該小片を適宜の間隔を介してボルトに螺合
するするように配置し、荷重があると弾性変形して各小
片を螺合したボルトから離隔させる小片連結体を各小片
に接合或いは各小片と一体に形成することにより、上記
の目的を達成したものである。
【0007】ナットの材質としては、小片の内面の螺子
の成形と、小片と小片連結体の一体成形とが同時にでき
ることから、プラスチックが望ましい。
【0008】本発明の実施に際しては、小片を2個と
し、かつ、小片連結体を各小片の左右両側において空間
が形成される略環状に形成し、小片の左右両側方向から
小片連結体に荷重を与えると小片連結体が弾性変形して
各小片を螺合したボルトから離隔させるようにすること
が望ましい。
【0009】もっとも、小片連結体を各小片の左右両側
において空間が形成される略環状に形成することが望ま
しい理由は、小片連結体を弾性変形させるについて、各
小片の左右両側方向から荷重を与えやすくし、また、小
さな荷重で小片連結体を弾性変形させることができるよ
うにするためである。
【0010】従って、各小片の左右両側に空間が形成さ
れるとしても、長円形のような荷重を与えにくく、ま
た、小さな荷重で小片連結体を弾性変形させにくい形状
は望ましくない。
【0011】尚、本発明は、小片連結体を有底筒状に形
成して袋ナットとして実施することが可能であることは
いうまでもない。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したから、小
片連結体にさして大きくない荷重を与えて弾性変形させ
れば小片が離隔するので、ボルトへの螺合も容易であ
り、ボルトへ螺合後、少々回動すれば半導体材料等を治
具等に圧締することができる。
【0013】また、ボルトから取り外すにしても、小片
連結体にさして大きくない荷重を与えて弾性変形させれ
ば小片が離隔し、ボルトとの螺合が解かれるので、その
ままボルトから抜き取ればよく、すこぶる簡単である。
【0014】そこで、ボルトへの着脱作業を工具を使用
しないで指先で行ったとしても、作業者にとって軽便な
作業となり、従来のナットの着脱作業と比較して、作業
性、作業効率が格段に良好である。しかも、その製造コ
ストはさほど高価とならない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0016】図1乃至図2を参照して説明すると、図例
のナットNは、全体をプラスチックで一体成形されてお
り、2個の小片1,1がボルト2の径に対応させて向き
合うように配置され、小片1,1の内面、即ち、対向面
にはボルト2の螺子に対応する螺子3を刻設され、小片
1,1と等しい高さを有する略環状の小片連結体4によ
り2個の小片1,1は連結され、かつ、各小片の左右両
側には空間5が形成されている。
【0017】図例のナットNをボルト2の螺子に螺合す
るについては、図3に示したように、小片1,1の左右
両側方向より指先等で小片連結体4に荷重を与える。そ
うすると小片連結体4は弾性変形し、そのため、小片
1,1は相互に離隔するから、この状態で小片1,1の
間にボルト2を挿通する。そして、小片連結体4への荷
重を解消すれば、小片連結体4と小片1,1は旧位置に
復し、小片1,1の螺子3はボルト2の螺子と螺合す
る。
【0018】図例のナットNを螺合したボルト2より取
り外すについては、ナットNを回動して取り外すことが
できるのはもとより、螺合するときと同様に、小片1,
1の左右両側方向より指先等で小片連結体4に荷重を与
えて小片連結体4を弾性変形させることにより小片1,
1を相互に離隔し、ボルト2より抜き取ることも可能で
ある。
【0019】図4及び図5を参照して、図例のナットN
の使用に最適な半導体材料のメッキ治具を説明すると、
次の通りである。
【0020】図示のメッキ治具は、上下左右に電極6を
備え、電極6に隣接してボルト2を突設した方形枠の上
方にフック7を延長形成したメッキ治具本体8と、メッ
キ治具本体8と略同形で、メッキ治具本体8の電極6と
ボルト2に対応させて電極9とボルト孔10を形成した
抑え板11とから成るものである。
【0021】上記のメッキ治具は、メッキ治具本体8に
半導体材料12を重畳し、更に、抑え板11を重畳し、
抑え板11のボルト孔10より外出したメッキ治具本体
8のボルト2に前記のナットNを螺合して使用する。こ
のため、メッキ治具本体8のボルト2には、半導体材料
12の厚さに対応する高さのスペーサ13が一体に形成
されている。
【0022】ナットNのボルト2への螺合は、指先で小
片連結体4を押圧して弾性変形させた状態でボルト2に
挿通し、抑え板11をおさえつけるようにして指先を小
片連結体4から離せばよい。その後、ナットNを回動さ
せれば、半導体材料12をメッキ治具本体8の電極6と
抑え板11の電極9に確りと接触した状態で位置決めで
きる。
【0023】メッキ作業終了後の半導体材料12の取り
出しは、ナットNの小片連結体4を指先で押圧して弾性
変形させ、その状態でボルト2より抜き取り、抑え板1
1を外して半導体材料12の取り出すことにより行う。
【0024】ナットNのボルト2への螺合とボルト2か
らの取外しは、このように指先で小片連結体4を軽く押
圧するだけでワンタッチで行うことができるので、ナッ
トを回動させてボルト2に着脱していた従来に比較して
作業者の負担がはなはだ軽く、疲労も少なく、作業性が
すこぶる良好で、作業効率もすこぶる良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の平面図
【図2】 図1の実施例のボルトに螺合した状態にお
ける縦断面図
【図3】 図1の実施例の小片連結体を弾性変形させ
た状態における縦断面図
【図4】 本発明を実施したメッキ治具の平面図
【図5】 図5のA−A線矢視拡大断面図
【符号の説明】
N ナット 1 小片 2 ボルト 3 螺子 4 小片連結体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の間隔を介してボルトを囲むように
    配置され、内面にボルトに螺合する螺子を設けた複数個
    の小片と、各小片に接合或いは各小片と一体に形成され
    ていて荷重による弾性変形により各小片を螺合したボル
    トから離隔させる小片連結体とを備えたことを特徴とす
    るナット。
JP11704996A 1996-04-15 1996-04-15 ナット Pending JPH09280233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11704996A JPH09280233A (ja) 1996-04-15 1996-04-15 ナット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11704996A JPH09280233A (ja) 1996-04-15 1996-04-15 ナット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09280233A true JPH09280233A (ja) 1997-10-28

Family

ID=14702167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11704996A Pending JPH09280233A (ja) 1996-04-15 1996-04-15 ナット

Country Status (1)

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JP (1) JPH09280233A (ja)

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