JPH09278739A - 淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、脂肪酸アルキルエステルおよびその製造法 - Google Patents

淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、脂肪酸アルキルエステルおよびその製造法

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JPH09278739A
JPH09278739A JP8978896A JP8978896A JPH09278739A JP H09278739 A JPH09278739 A JP H09278739A JP 8978896 A JP8978896 A JP 8978896A JP 8978896 A JP8978896 A JP 8978896A JP H09278739 A JPH09278739 A JP H09278739A
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fatty acid
alkyl ester
acid alkyl
alkanol
sulfofatty
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JP8978896A
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Keiko Arai
恵子 新井
Kunihiko Kanae
邦彦 金江
Tetsuo Tano
哲雄 田野
Kazuo Nagaai
一雄 永合
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも製造工程を増やすことなく、かつ
漂白工程を省略またはその条件を緩和して製造すること
のできる白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アルキルエ
ステル塩とその製造法を提供する。 【解決手段】 脂肪酸アルキルエステルを製造する際の
水素化反応の反応温度を150℃以下として、ヨウ素価
が0.03以下で、かつ炭素数6〜20のアルカノール
含有量が200ppm以下の脂肪酸アルキルエステルを
製造し、この脂肪酸アルキルエステルから白色に近い淡
色のα−スルホ脂肪酸アルキルエステルを製造し、さら
にこれを中和して色調の良好なα−スルホ脂肪酸アルキ
ルエステル塩を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯や洗浄剤、特に
繊維洗浄用洗剤の分野において有用である、パーム油な
どの動植物系油脂に由来する白色に近い淡色なα−スル
ホ脂肪酸アルキルエステル塩と、その原料である脂肪酸
アルキルエステルおよびこれらの製造法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩
は、その用途のひとつとして界面活性剤があり、特にそ
の洗浄力が高く、生分解性が良好で、環境に対する影響
が少ないことから洗濯や洗浄剤、特に繊維洗浄用洗剤材
料としての性能が高く評価されている。このα−スルホ
脂肪酸アルキルエステル塩は、脂肪酸エステルをスルホ
ン化してα−スルホ脂肪酸アルキルエステルとし、つい
でこれをアルカリによって中和することによって得られ
る。
【0003】しかし、動植物系油脂(以下油脂と略記す
る。)から常法によって製造した脂肪酸エステルを、前
処理を行わずにSO3などのスルホン化剤でスルホン化
すると暗褐色のα−スルホ脂肪酸アルキルエステルが得
られ、このためこのα−スルホ脂肪酸アルキルエステル
のアルカリ中和後に得られるα−スルホ脂肪酸アルキル
エステル塩も着色したものが得られる。そして、高度の
スルホン化を望む程その着色が著しくなる傾向がある。
このように着色したα−スルホ脂肪酸アルキルエステル
塩は、特に繊維洗浄用剤用として好ましいものではな
い。
【0004】前記着色原因のひとつは、脂肪酸アルキル
エステルの出発原料である油脂由来の不純物である。特
にこの着色には不飽和結合物質が関係していることは公
知であり、通常は、脂肪酸アルキルエステルを水素化す
ることにより、そのヨウ素価を5以下、好ましくは2以
下、実際には0.1〜0.5としたものをα−スルホ脂
肪酸アルキルエステル塩の原料として用いることが多
い。この水素化は、従来ラネー型金属触媒などの水素触
媒存在下、反応温度150〜200℃の条件で行われ
る。しかし、この程度に前記ヨウ素価を低減したのみで
は、望まれる白色に近い色調良好なα−スルホ脂肪酸ア
ルキルエステルを得ることは困難であることから、さら
にに脂肪酸アルキルエステルの品質、精製の研究が行わ
れている。また一方ではスルホン化後の工程で漂白が行
われている。
【0005】脂肪酸アルキルエステルの品質、精製の研
究においては、不飽和結合物質以外の着色原因物質の低
減方法として、以下のような処理を行うことによってα
−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の着色を低減できる
という報告がある。すなわち、欧州特許第005472
4においては、脂肪酸グリセリド含有量を蒸留によって
0.3〜0.5重量%の量にした脂肪酸アルキルエステ
ルをスルホン化に使用することで淡色のα−スルホ脂肪
酸エステルが製造できるとしている。 また、特開平5
−1021では、脂肪酸アルキルエステルをアルカリ触
媒下で蒸留してその脂肪酸グリセリド含量を0.2重量
%以下とし、かつヨウ素価が0.1以下である脂肪酸ア
ルキルエステルを用いる方法が報告されている。その他
に、特開平5−505816では、そのオキソ化合物の
含有量を蒸留工程で無機酸もしくは無機酸とグリセロー
ルの部分エステル化を導入し、その後無機固体に吸着さ
せる方法で0.05重量%以下に減少させ、さらに不飽
和化合物量を0.05重量%以下に減少させた脂肪酸ア
ルキルエステルをスルホン化すると、淡色のα−スルホ
脂肪酸エステル塩が得られるとしている。
【0006】また、前記漂白方法として、過酸化水素で
の酸漂白(米国特許第3,159,657号など)と、
2段階(複合)漂白(米国特許第3,452,064号
など)の2通りの方法が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
脂肪酸アルキルエステルの品質、精製の研究において報
告されている方法は、不飽和結合物質低減のための処理
(水素化反応)以外に、さらに上述のような処理を行う
必要があり、製造工程が複雑になり、コストの増大を伴
うという問題がある。また、高度にスルホン化された生
成物の漂白は、工業化のレベルまで至るに粘度、副生成
物などの諸問題を抱え、その解決のためにさらに漂白
剤、漂白条件と数多くの検討を重ねてきているが、未だ
不充分である。本発明は、前記事情に艦がみてなされた
もので、従来よりも製造工程を増やすことなく、かつ漂
白工程を省略またはその条件を緩和して製造することの
できる白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アルキルエス
テル塩とその製造法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、脂肪酸アルキルエステル中のアルカノールが色
調の改善を妨害している物質であることを見いだし、本
発明を完成するに至った。すなわち、アルカノール含有
量が200ppm以下の脂肪酸アルキルエステルからα
−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩を製造することによ
り、前記課題を解決することができる。さらに、そのヨ
ウ素価が0.03以下であり、かつアルカノール含有量
が200ppm以下である脂肪酸アルキルエステルを用
いることもできる。また、前記脂肪酸アルキルエステル
は、粗脂肪酸アルキルエステルから反応温度150℃以
下の水素化反応を経て製造するか、脂肪酸から反応温度
150℃以下の水素化反応の後エステル化して製造する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の特徴のひとつである脂肪
酸アルキルエステル(スルホン化原料)は、下記一般式
(I)で表され、そのアルカノール含有量が200pp
m以下のものである。このアルカノール含有量は少ない
程好ましいが、通常10〜200ppmの範囲であれば
許容される。 (R:炭素数6〜20、好ましくは10〜18の直鎖な
いしは分岐のアルキル基またはアルケニル基 R’:炭素数1〜6、好ましくは1〜4の直鎖ないしは
分岐のアルキル基)
【0010】ここでアルカノールとは、炭素数6〜20
の直鎖ないしは分岐のアルキル基またはアルケニル基を
もつ1級もしくは2級のモノアルコールまたはジアルコ
ールとする。また、この脂肪酸アルキルエステル(スル
ホン化原料)のヨウ素価は0.03以下であると好まし
い。このヨウ素価は低い程好ましいが、通常0.002
〜0.03の範囲のものであれば許容される。
【0011】前記脂肪酸アルキルエステル(スルホン化
原料)は、牛脂、魚油などから誘導される動物系油脂、
ヤシ油、パ−ム油、大豆油などから誘導される植物系油
脂、α−オレフィンのオキソ法から誘導される合成脂肪
酸アルキルエステルなどのいずれでもよく、特に限定は
されないが、パーム油由来の飽和脂肪酸をその脂肪酸組
成の主体としているものであると好ましい。このような
ものとして具体的には、例えばラウリン酸メチル、エチ
ルまたはプロピル、パルミチン酸メチルまたはエチル、
ステアリン酸メチルまたはエチル、硬化牛脂脂肪酸メチ
ルまたはエチル、硬化魚油脂肪酸メチルまたはエチル、
ヤシ油脂肪酸メチルまたはエチル、パ−ム油脂肪酸メチ
ルまたはエチル、パ−ム核油脂肪酸メチルまたはエチル
などをあげることができ、これらの脂肪酸アルキルエス
テルは単独でも混合物で使用してもよい。
【0012】以下、油脂から前記条件を満足する脂肪酸
アルキルエステル(スルホン化原料)(以下スルホン化
原料と略記することがある。)を製造し、このスルホン
化原料をスルホン化して下記一般式(II)で表される
α−スルホ脂肪酸アルキルエステルとし、さらにα−ス
ルホ脂肪酸アルキルエステル塩を製造する方法を工程順
に説明する。 (R:炭素数6〜20、好ましくは10〜18の直鎖な
いしは分岐のアルキル基またはアルケニル基 R’:炭素数1〜6、好ましくは1〜4の直鎖ないしは
分岐のアルキル基)
【0013】すなわち、前記スルホン化原料は、以下の
A法またはB法によって製造することができる。 (A法)油脂を、炭素数1〜6のアルコールでエステル
交換するか、あるいはこの油脂をケン化した後、前記ア
ルコールによってエステル化して粗脂肪酸アルキルエス
テルを得る。ついで、この粗脂肪酸アルキルエステルを
蒸留して低級エステル化反応生成物を除去し、必要に応
じて各脂肪酸成分に分溜し、脂肪酸組成を調整し、さら
に水素化してスルホン化原料を得る。 (B法)油脂を加水分解して脂肪酸とし、この脂肪酸を
水素化した後、炭素数1〜6のアルコールにてエステル
化する。このエステル化反応物を蒸留して低級エステル
化反応生成物を除去し、必要に応じて各脂肪酸成分に分
溜してスルホン化原料を得る。
【0014】前記A法およびB法における水素化反応
は、いずれもラネー型金属触媒などの水素触媒下、粗脂
肪酸アルキルエステルまたは脂肪酸中の不飽和結合に対
して過剰モルの水素を用い、反応温度150℃以下、好
ましくは60〜130℃の条件で行う。このとき圧力は
1〜10kg/cm2・Gとされる。この水素化反応の
反応方法は回分、連続のいずれでもよい。このように、
水素化反応温度を従来の150〜200℃より低く設定
し、マイルドな条件で水素化することにより、スルホン
化原料中のアルカノール含有量を200ppm以下とす
ることができる。また、出発物質である油脂としては動
物系油脂、植物系油脂のいずれでもよいが、特にパーム
油からなり、不飽和結合物質が少ないものであると好ま
しい。
【0015】ついで、前記スルホン化原料から以下の工
程を経てα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩を製造す
る。すなわち、前記スルホン化原料(脂肪酸アルキルエ
ステル)にスルホン化剤を導入し、その後熟成してスル
ホン化を完結させた後、このスルホン化熟成物を炭素数
1〜6のアルコールでエステル化後、このエステル化物
(α−スルホ脂肪酸アルキルエステル)を常法により中
和し、白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アルキルエス
テル塩を得る。このとき、前記中和の前後に必要に応じ
て漂白を行ってもよい。
【0016】前記スルホン化剤の導入は、例えば不活性
ガスで1.5〜10vol%に希釈した無水硫酸を1.
0〜2.0倍モル用いて、通常50〜100℃の反応温
度で行う。前記不活性ガスとしては窒素または脱湿した
空気が好適に用いられる。スルホン化の方法は特に限定
せず、薄膜式スルホン化方法、槽型スルホン化方法など
いずれも採用可能である。このスルホン化剤の導入後の
熟成は、このスルホン化剤導入物を反応温度50〜10
0℃で、5〜120分間撹拌して行われ、スルホン化熟
成物を得る。
【0017】このスルホン化熟成物のエステル化は、ス
ルホン化熟成物に対して0.5〜4重量%の炭素数1〜
6のアルコールを加え、反応温度50〜100℃、時間
5〜60分間の条件で行うのが好ましい。このエステル
化は、スルホン化熟成物(α−スルホ脂肪酸アルキルエ
ステル)の含量を向上させるために行われるが、必ずし
も必須ではなく、前記スルホン化熟成物を中和し、α−
スルホ脂肪酸アルキルエステル塩とすることも可能であ
る。前記中和の条件は特に限定せず、常法により中和す
ることができるが、このエステル化物とアルカリとの反
応混合液が、酸性あるいは弱いアルカリ性の範囲で行わ
れることが好ましく、強アルカリ性下で行われるとエス
テル結合が切断されやすくなる恐れがある。前記アルカ
リとしては、例えばアルカリ金属水酸化物、アンモニ
ア、エタノ−ルアミンなどが用いられ、一般にナトリウ
ム、カリウムを用いる。
【0018】また、前記中和の前後に必要に応じて行う
ことのできる漂白は、20〜40%の過酸化水素水溶液
をα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩(最終生成物)
に対して過酸化水素として0.1〜3重量%を用いて、
反応温度50〜140℃、0.5〜72時間の条件で行
うと好ましい。
【0019】このように、アルカノール含有量が200
ppm以下で、かつより好ましくはヨウ素化が0.03
以下である脂肪酸アルキルエステル(スルホン化原料)
を用いることにより、白色に近い淡色のα−スルホ脂肪
酸アルキルエステルを製造でき、この結果として色調良
好な白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アルキルエステ
ル塩を製造することができる。このスルホン化原料中の
着色原因物質であるアルカノールは、油脂由来の不純物
であり、従来であれば蒸留などによって除去することが
考えられる。しかしながら、これでは製造工程が増え、
新たな装置も必要となり、製造コストの増加を伴うこと
になる。実際、上述のような条件を満足する低ヨウ素価
で、アルカノール含有量の低い、高度に精製された脂肪
酸アルキルエステルは市販されているが、高価であり、
このようなものを用いると原料コストが増加する。
【0020】これに対し、本発明では、水素化反応の反
応温度を150℃以下、好ましくは60〜130℃とす
ることのみによって、一段階でヨウ素価が0.03以下
と低く、かつアルカノール含有量が200ppm以下で
あるスルホン化原料を得ることができるため、特に製造
工程を増やす必要がない。これは、通常の高温の水素化
反応温度(150〜200℃)では、水素による過剰な
還元反応で前記脂肪酸あるいは脂肪酸アルキルエステル
からアルカノールが生成してしまうのに対し、前記マイ
ルドな温度条件であればアルカノールの生成を抑えるこ
とが可能となるからである。
【0021】すなわち、従来行われている水素化反応の
温度条件を好ましい範囲に設定するのみで、最終的に白
色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アルキルエステルを経
てα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩を製造すること
ができる。この結果、漂白工程を省略またはその条件を
緩和できるので、製造コストを低減でき、かつこの漂白
中の副生物の生成を抑制し、品質の向上を図ることがで
きる。
【0022】本発明の実施の態様をまとめると、次のよ
うになる。 本発明において、アルカノールとは、炭素数6〜2
0の直鎖ないしは分岐のアルキル基またはアルケニル基
をもつ1級もしくは2級のモノアルコールまたはジアル
コールである。 本発明において、脂肪酸アルキルエステル(スルホ
ン化原料)は、下記一般式(I)で表され、そのアルカ
ノール含有量が200ppm以下のもので、さらに好ま
しくは、そのヨウ素価が0.03以下のものである。ま
た、パーム油由来の飽和脂肪酸をその脂肪酸組成の主体
としているものであると好ましい。 (R:炭素数6〜20、好ましくは10〜18の直鎖な
いしは分岐のアルキル基またはアルケニル基 R’:炭素数1〜6、好ましくは1〜4の直鎖ないしは
分岐のアルキル基)
【0023】 前記脂肪酸アルキルエステル(スルホ
ン化原料)は、油脂をエステル交換するか、油脂をけん
化した後エステル化して得られた粗脂肪酸アルキルエス
テルから水素化反応を経て製造するか、油脂を加水分解
して得られた脂肪酸から水素化反応の後エステル化して
製造することができる。前記水素化反応は、ラネー型金
属触媒などの水素触媒下、不飽和結合に対して過剰モル
の水素を用い、反応温度150℃以下、好ましくは60
〜130℃の条件で行うと好ましい。また、このときの
圧力は、1〜10kg/cm2・Gとされる。また、出
発物質である油脂は限定しないが、パーム油からなり、
不飽和結合物質が少ないものであると好ましい。
【0024】 前記スルホン化原料(脂肪酸アルキル
エステル)にスルホン化剤を導入し、その後熟成してス
ルホン化を完結させた後、このスルホン化熟成物を炭素
数1〜6のアルコールでエステル化後、常法により中和
し、白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アルキルエステ
ル塩を得る。このとき、前記中和の前後に必要に応じて
漂白を行ってもよい。また、前記エステル化は、必ずし
も必須ではなく、前記スルホン化熟成物を中和し、α−
スルホ脂肪酸アルキルエステル塩とすることも可能であ
る。
【0025】 前記スルホン化剤の導入は、例えば不
活性ガスで1.5〜10vol%に希釈した無水硫酸を
1.0〜2.0倍モル用いて、通常50〜100℃の反
応温度で行う。 前記スルホン化剤導入物の熟成は、反応温度50〜
100℃で、5〜120分間撹拌して行う。 前記スルホン化熟成物のエステル化は、スルホン化
熟成物に対して0.5〜4重量%の炭素数1〜6のアル
コールを加え、反応温度50〜100℃、時間5〜30
分間の条件で行うのが好ましい。 前記エステル化物を、酸性あるいは弱アルカリ性下
でアルカリにって中和するとα−スルホ脂肪酸アルキル
エステル塩が得られる。 前記漂白は、20〜40%の過酸化水素水溶液をα
−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩(最終生成物)に対
して過酸化水素として0.1〜3重量%を用いて、反応
温度50〜140℃、時間0.5〜72時間の条件で行
うと好ましい。
【0026】
【実施例】以下実施例を示して詳細に説明する。 (実施例1〜4、比較例1〜2)通常α−スルホ脂肪酸
アルキルエステル塩の原料として用いられている程度の
ヨウ素価(ヨウ素価:0.12または0.43)の市販
の脂肪酸メチルエステル用いて、上述のようにしてα−
スルホ脂肪酸メチルエステル塩(製品)を製造した。こ
のとき、油脂由来の不純物として確認されているグリセ
リンまたはアルカノール(1−テトラデカノールまたは
1−ヘキサデカノール)を前記脂肪酸メチルエステルに
添加してスルホン化原料とし、これら添加物(不純物)
の製品色調に対する影響を検討した。
【0027】すなわち、流下型薄膜反応器を用い、スル
ホン化剤として窒素ガスで10%に希釈したSO3ガス
を、反応モル比(SO3/飽和脂肪酸エステル)1.
2、反応温度80℃の条件にて前記スルホン化原料をス
ルホン化し、さらに80℃で60分間熟成した。このと
きスルホン化率は98%であった。ついで、このスルホ
ン化熟成物100重量部に対して、メタノールを1重量
部添加し、80℃、30分間の条件でエステル化し、水
酸化ナトリウム水溶液にて常法により中和した。この中
和物水溶液に、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩10
0重量部に対して35%過酸化水溶液を5.72重量部
導入した後、80℃、2時間の条件で漂白を行い、製品
(α−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩)とし
た。
【0028】この製品の色調を、製品濃度5%の水溶液
として、40mm光路長で、No.42ブルーフィルタ
ーを用い、Klett Summerson社製の光度
計で測定した。製品としてはこの値が50以下であると
望ましい。前記スルホン化原料を構成する脂肪酸メチル
エステルおよび添加物と、製品色調の測定結果を表1、
2に合わせて示す。表1、2中に示した脂肪酸メチルエ
ステルのアルカノール含有量およびグリセリン含有量は
ガスクトマトグラフィーで測定した値である。
【0029】表1、2の結果より、スルホン化原料中の
グリセリンは製品色調に対して大きな影響はないことが
わかった。また、脂肪酸メチルエステルのヨウ素価が高
い程着色しやすいが、このヨウ素価が同じ場合には、ア
ルカノールが200ppmよりも多い場合(比較例1、
2)に製品が着色しやすく、漂白の効果も小さくなるこ
とがわかった。
【0030】(実施例5〜7、比較例3〜5)上述の結
果より、アルカノールが存在することによって製品が着
色しやすくなることは確認されたものの、従来用いられ
ている程度のヨウ素価の脂肪酸メチルエステルからは、
要求される色調(50以下)を満足するα−スルホ脂肪
酸メチルエステルナトリウム塩を製造することができな
かったので、さらにヨウ素価が低い2種類の市販の脂肪
酸メチルエステル(ヨウ素価:0.01、0.03)ま
たはこれらを混合してヨウ素価を調整したもの(ヨウ素
価:0.02)を用い、実施例1と同様にしてα−スル
ホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩を製造した。この
ときアルカノール(5−デカノールまたは1−テトラデ
カノールまたは1−ヘキサデカノール)をスルホン化原
料中のアルカノール含有量が200ppmを越えるよう
に添加し、これら各種アルカノールの製品色調に対する
影響を調べた。
【0031】製造条件と製品色調の測定結果を表2、3
にあわせて示す。すなわち、アルカノール含有量の低い
実施例5〜7のいずれにおいても、好ましい50以下の
色調を有する製品を得ることができた。これに対し、ア
ルカノールを添加した比較例3〜5においては、アルカ
ノールの種類に関係なく、着色しやすく、いずれの色調
も50を越える値となった。このように実施例1〜7お
よび比較例1〜5の結果より、スルホン化原料中のアル
カノールが製品色調に大きな影響をおよぼし、このアル
カノール含有量を低減し、かつ好ましくはヨウ素価を
0.03以下にすることで、色調良好な製品(α−スル
ホ脂肪酸アルキルエステル塩)を製造できることがわか
った。
【0032】(実施例8)油脂から脂肪酸メチルエステ
ルを合成し、これをスルホン化原料として、α−スルホ
脂肪酸メチルエステルナトリウム塩を合成した。すなわ
ち、パーム油とヤシ油を混合した油脂をメチルアルコー
ルでエステル交換して得たパーム脂肪酸メチルエステル
を分溜し、各々の脂肪酸組成の炭素鎖長がC12,C14
16,C18飽和型とC18不飽和型の粗脂肪酸メチルエス
テルを得た。ついで、これらをC14:20,C16:6
5,C18不飽和型:15重量%の割合で混合した粗脂肪
酸メチルエステル混合物を水素化した。この水素化反応
はラネーニッケル触媒下で不飽和結合に対する水素を
5.0モル比で、反応温度100℃、圧力5.0kg/
cm2・Gの条件で行った。この水素化反応後、得られ
た生成物をスルホン化原料として、実施例1と同様の操
作でα−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩を製
造した。 (実施例9〜11、比較例6)実施例8において、粗脂
肪酸メチルエステル混合物の組成比(炭素鎖長C18に関
しては不飽和型の粗脂肪酸メチルエステルを用いてい
る。)と、水素化反応温度をかえてスルホン化原料と
し、α−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリウム塩を製
造した。
【0033】表5に、実施例8〜11および比較例6の
スルホン化原料の製造条件と、製品色調の測定結果を示
す。表5より、水素化反応温度が100〜145℃の範
囲である実施例8〜11においては、その脂肪酸組成に
関わらず、ヨウ素価が0.01または0.02と低く、
かつアルカノールが200ppm以下のスルホン化原料
を得ることができ、これらのスルホン化原料をスルホン
化して得られたα−スルホ脂肪酸メチルエステルナトリ
ウム塩(製品)は、いずれも製品として好ましい50以
下の色調を有していた。
【0034】これに対し、水素化反応温度が165℃で
ある比較例6においては、スルホン化原料のヨウ素価は
0.01となったが、そのアルカノール含有量は150
0ppmと大幅に増加し、このスルホン化原料から製造
した製品の色調も50を越える値であった。特に、その
脂肪酸組成が同様であり、水素化反応温度が異なる実施
例8、10および比較例6を比較すると、この水素化反
応温度が、100、130、165℃と上昇するのに伴
い、アルカノール含有量も20、100、1500pp
mと増加していることから、この水素化反応温度がアル
カノール含有量に大きく影響していることが明かであ
る。
【0035】上述の結果より、スルホン化原料(脂肪酸
アルキルエステル)中のアルカノールの製品色調に対す
る影響が確認され、そのアルカノール含有量が200p
pmで、かつヨウ素価が0.03以下であるスルホン化
原料を用いると、色調50以下の好ましいα−スルホ脂
肪酸アルキルエステル塩(製品)が製造できることがわ
かった。また、前記脂肪酸アルキルエステル(スルホン
化原料)は、この脂肪酸アルキルエステルを製造する際
の水素化反応温度を従来よりも低い100〜150℃の
範囲で設定すればそのヨウ素価を従来と同程度にまで低
減することができ、かつアルカノール含有量を200p
pm以下とすることができ、このようなスルホン化原料
から色調50以下の白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸
アルキルエステル塩を製造することができることが明か
となった。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、脂肪酸アルキルエステル(スルホン化原料)中のア
ルカノールがα−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の着
色の原因であることを見いだし、そのアルカノール含有
量が200ppm以下である脂肪酸アルキルエステル
(スルホン化原料)を用いることにより、α−スルホ脂
肪酸アルキルエステル塩の着色を抑制することができ
る。また、この脂肪酸アルキルエステル(スルホン化原
料)として、アルカノール含有量が200ppm以下
で、かつヨウ素価が0.03以下のものを用いると、前
記効果が大きくなり、製品として要求される色調を十分
に満足する白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アルキル
エステル塩を製造することができる。
【0037】また、脂肪酸アルキルエステルを製造する
際の水素化反応温度を150℃以下、好ましくは60〜
130℃とすることのみによって、ヨウ素価が低く、か
つアルカノール含有量が200ppm以下である前記脂
肪酸アルキルエステル(スルホン化原料)を得ることが
でき、最終的に白色に近い淡色のα−スルホ脂肪酸アル
キルエステル塩を製造することができる。したがって、
製造工程を増やす必要なく、α−スルホ脂肪酸アルキル
エステルの着色が抑制され、結果としてα−スルホ脂肪
酸アルキルエステル塩の着色が抑制されることから、ス
ルホン化後の漂白工程を省いたり、この漂白条件を従来
よりもマイルドにすることが可能となるので、製造コス
トを低減し、かつこの漂白中の副生物の生成を抑制する
ことができる。
【0038】
【表1】 *1)パステルM−14 : パーム油およびヤシ油由
来。ライオンオレオケミカル社製。 *2)脂肪酸組成 : 脂肪酸メチルエステルの脂肪酸
組成の炭素鎖長。 *3)アルカノール : 原料に見合う炭素鎖長のアル
カノールであった。 *4)添加量 : 脂肪酸メチルエステルに対する添加
量。 *5)グリセリン : 添加物として加えたグリセリン
は坂本薬品工業社製化粧品用。 *6)スルホン化原料中のアルカノール量 : スルホ
ン化原料を構成する脂肪酸メチルエステル中のアルカノ
ールと添加物として加えたアルカノールの合計量。
【0039】
【表2】 *1)パステルM−16 : パーム油およびヤシ油由
来。ライオンオレオケミカル社製。 *2)脂肪酸組成 : 脂肪酸メチルエステルの脂肪酸
組成の炭素鎖長。 *3)アルカノール : 原料に見合う炭素鎖長のアル
カノールであった。 *4)添加量 : 脂肪酸メチルエステルに対する添加
量。 *5)スルホン化原料中のアルカノール量 : スルホ
ン化原料を構成する脂肪酸メチルエステル中のアルカノ
ールと添加物として加えたアルカノールの合計量。
【0040】
【表3】 *1)パステルM−12 : パーム油およびヤシ油由
来。ライオンオレオケミカル社製。 *2)パステルM-12 91% パステルM-14 9% : パステルM-12 91%とパステ
ルM-14 9%を混合した。 *3)脂肪酸組成 : 脂肪酸メチルエステルの脂肪酸
組成の炭素鎖長。 *4)アルカノール量 : 原料に見合う炭素鎖長のア
ルカノールであった。 *5)添加量 : 脂肪酸メチルエステルに対する添加
量。 *6)スルホン化原料中のアルカノール量 : スルホ
ン化原料を構成する脂肪酸メチルエステル中のアルカノ
ールと添加物として加えたアルカノールの合計量。
【0041】
【表4】 *1)メチルエステル: パーム油およびヤシ油由来。
ユニケマ社製。 *2)脂肪酸組成 : 脂肪酸メチルエステルの脂肪酸
組成の炭素鎖長の組成。 *3)アルカノール : 原料に見合う炭素鎖長のアル
カノールであった。 *4)添加量 : 脂肪酸メチルエステルに対する添加
量。 *5)スルホン化原料中のアルカノール量 : スルホ
ン化原料を構成する脂肪酸メチルエステル中のアルカノ
ールと添加物として加えたアルカノールの合計量。
【0042】
【表5】 *1)脂肪酸組成 : 粗脂肪酸メチルエステルの各脂
肪酸組成の混合割合。
フロントページの続き (72)発明者 永合 一雄 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数6〜20のアルカノール含有量が
    200ppm以下の脂肪酸アルキルエステルからα−ス
    ルホ脂肪酸アルキルエステル塩を製造することを特徴と
    する淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の製造
    法。
  2. 【請求項2】 ヨウ素価が0.03以下で、かつ炭素数
    6〜20のアルカノール含有量が200ppm以下の脂
    肪酸アルキルエステルからα−スルホ脂肪酸アルキルエ
    ステル塩を製造することを特徴とする淡色α−スルホ脂
    肪酸アルキルエステル塩の製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の淡色α−
    スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の製造法において、脂
    肪酸アルキルエステルとして、粗脂肪酸アルキルエステ
    ルから反応温度150℃以下の水素化反応を経て製造さ
    れたものか、脂肪酸から反応温度150℃以下の水素化
    反応の後エステル化して製造されたものを用いることを
    特徴とする淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩の
    製造法。
  4. 【請求項4】 炭素数6〜20のアルカノール含有量が
    200ppm以下の脂肪酸アルキルエステルから製造さ
    れたことを特徴とする淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエ
    ステル塩。
  5. 【請求項5】 粗脂肪酸アルキルエステルから反応温度
    150℃以下の水素化反応を経て製造された脂肪酸アル
    キルエステルまたは、脂肪酸から反応温度150℃以下
    の水素化反応の後エステル化して製造された脂肪酸アル
    キルエステルであって、ヨウ素価が0.03以下で、か
    つ炭素数6〜20のアルカノール含有量が200ppm
    以下である脂肪酸アルキルエステル。
JP8978896A 1996-04-11 1996-04-11 淡色α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、脂肪酸アルキルエステルおよびその製造法 Withdrawn JPH09278739A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5538236B2 (ja) * 2008-12-02 2014-07-02 ライオン株式会社 α−スルホ脂肪酸アルキルエステル(塩)製造用の脂肪酸アルキルエステルの選定方法、反応生成物の着色度の予測方法、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル(塩)の製造方法

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JP5538236B2 (ja) * 2008-12-02 2014-07-02 ライオン株式会社 α−スルホ脂肪酸アルキルエステル(塩)製造用の脂肪酸アルキルエステルの選定方法、反応生成物の着色度の予測方法、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル(塩)の製造方法

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