JPH09278330A - エレベータのドア開閉速度検出装置 - Google Patents

エレベータのドア開閉速度検出装置

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JPH09278330A
JPH09278330A JP8677696A JP8677696A JPH09278330A JP H09278330 A JPH09278330 A JP H09278330A JP 8677696 A JP8677696 A JP 8677696A JP 8677696 A JP8677696 A JP 8677696A JP H09278330 A JPH09278330 A JP H09278330A
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JP
Japan
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opening
door
closing speed
closing
door opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP8677696A
Other languages
English (en)
Inventor
Rei Ishida
礼 石田
Takeyoshi Ando
武喜 安藤
Satoru Fukuda
哲 福田
Takahiro Fujisawa
孝博 藤沢
Takashi Fujimoto
貴 富士本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication of JPH09278330A publication Critical patent/JPH09278330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア開閉速度の検出精度を向上できるととも
に、ドア開閉速度をドアの全工程に渡って検出できるエ
レベータのドア開閉速度検出装置の提供。 【解決手段】 長手方向に対して垂直かつ等間隔で2色
に色分けされるとともに、エレベータのドアに、このド
アの開閉方向に対して長手方向で装着される反射体1
と、この反射体1の色情報を読取り可能な位置に配設さ
れ、前記色情報をパルス信号に変換する非接触式の第1
のセンサ2aと、この第1のセンサ2aと異なる位置に
配設され、前記色情報をパルス信号に変換する非接触式
の第2のセンサ2bとを備え、反射体1の色情報をセン
サ2a、2bにより読取ってパルス信号に変換し、この
パルス信号に基づいてエレベータのドアの開閉速度およ
び開閉方向を検出する。 【効果】 各種診断を信頼性の高いものとすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、エレベータのドア
開閉速度検出装置に係り、特に、ドア開閉時に開閉速度
および開閉方向を検出して前記ドア開閉に関する各種診
断を可能にするエレベータのドア開閉速度検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にエレベータにあっては、エレベー
タのドア開閉速度を検出し、このドア開閉速度を基準値
と比較してドア開閉に関する各種診断を行うようになっ
ている。そして、従来のドア開閉速度の検出は、ローラ
式の速度センサを設け、この速度センサを作業者が持
ち、ローラをドアに押しつけ、この状態でドアを開閉す
ることにより、ドア開方向における速度、および、ドア
閉方向における速度をそれぞれ検出するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のものでは、作業者が速度センサを支持し、ローラを
ドアに接触させドア開閉速度の検出を行うため、前記ロ
ーラの押しつけ力が一定せず出力が不安定になるととも
に、ドアの振動がセンサに影響を及ぼし、正確なデータ
を得ることが困難となっている。また、前記ローラの径
のためドアの動き始めの位置と終わりの位置とで、前記
ローラをドアに接触させるのは不可能であり、したがっ
て、ドア開閉速度をドアの全工程に渡って検出すること
ができなかった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、ドア開閉速度の
検出精度を向上できるとともに、ドア開閉速度をドアの
全工程に渡って検出することのできるエレベータのドア
開閉速度検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、エレベータのドア開閉時に、開閉速度およ
び開閉方向を検出するエレベータのドア開閉速度検出装
置において、前記開閉速度を、前記ドアに対して非接触
式のセンサで検出する開閉速度検出手段と、前記開閉方
向を、前記ドアに対して非接触式の複数のセンサで検出
する開閉方向検出手段を備えた構成にしてある。
【0006】前記のように構成した本発明によれば、開
閉速度検出手段は、エレベータのドアに対して非接触式
なセンサによりドア開閉速度を検出する。このように、
前記センサはエレベータのドアに対して非接触式である
ため、ドア開閉速度の検出精度を向上できるとともに、
ドア開閉速度をドアの全工程に渡って検出することがで
きる。また、前記ドアに対して非接触式の1つのセンサ
でドア開閉方向を検出することは不可能であるため、非
接触式の複数のセンサのそれぞれにより検出された信号
を比較してドア開閉方向を検出し、前記開閉速度検出手
段により検出されたドア開閉速度が、ドア開方向による
ものか、あるいは、ドア閉方向によるものかを判断す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエレベータのドア
開閉速度検出装置の実施の形態を図に基づいて説明す
る。
【0008】図1は本発明のエレベータのドア開閉速度
検出装置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1の
ドア開閉速度検出装置に備えられる反射体を装着した状
態を示す乗かご内部の斜視図、図3は図1のドア開閉速
度検出装置に備えられるセンサから出力されるパルス信
号を示す説明図、図4は図3のパルス信号をドア開閉速
度に変換したものを示す説明図である。
【0009】本実施形態のドア開閉速度検出装置は図1
に示すように、長手方向に対して垂直かつ等間隔で2色
に色分けされるとともに、エレベータのドアに、このド
アの開閉方向に対して長手方向で装着される反射体1
と、この反射体1の色情報を読取り可能な位置に配設さ
れ、前記色情報をパルス信号に変換する非接触式の第1
のセンサ2aと、この第1のセンサ2aと異なる位置に
配設され、前記色情報をパルス信号に変換する非接触式
の第2のセンサ2bと、各センサからのパルス信号を収
集するデータ収集部3と、データ収集部3のデータ収集
における各種制御を行い、収集済データを読出し速度デ
ータに変換して表示、解析、診断を可能にするパソコン
4と、収集したデータを記憶する外部記憶部5とを備え
ている。
【0010】また、前記の反射板1は予め等間隔の帯を
印刷して2色に色分けされ、磁気によりエレベータのド
アに着脱可能に張り付られている。さらに、それぞれの
センサ2a、2bは図3に示すように反射板1の色のコ
ントラストに対して、1つの色に対してはHi電圧、も
う1つの色に対してはLo電圧をそれぞれパルス信号と
して出力する。これをデータ収集部3は、あらかじめ設
定されたサンプリング周期で一定時間収集し、保存す
る。データ収集部3の全ての動作は、パソコン4により
制御されており、収集したパルスデータはパソコン4の
指示により、パソコン4に読み出される。読み出された
パルスデータは、パソコン4上でサンプリング周期、反
射板1の帯幅などのサンプリング時の各種条件を用いて
速度データに変換し、画面表示、解析、診断などに使用
される。また、速度データは必要に応じてパソコンの外
部記憶部5に保存する。
【0011】本実施形態にあっては、第1のセンサ2a
および第2のセンサ2bの取付位置は、反射板1に印刷
されている帯の幅の50%分オフセットされているた
め、出力信号は、50%位相のずれた物となる。第1の
センサ2aの信号が第2のセンサ2bの信号より先に立
ち上がった場合は開き方向、第2のセンサ2bの信号が
第1のセンサ2aの信号より先に立ち上がった場合は、
閉じ方向にドアが移動しているとすると、図3における
Cの位置で開閉方向が反転していることが診断できる。
また、それぞれの信号のHiの時とLoの時のサンプリ
ング数をカウントし、その数値n1、n2とデータ収集
時のサンプリング周期と反射板1の帯の幅を用いること
で、その時のドア速度が求められる。そして、求められ
た数値を時間に対するドア開閉速度と、開閉方向のグラ
フとしてパソコン画面に表示し、これらのデータからエ
レベータのドア開閉時間t1、t2、ドア開閉最高速度
f1、f2および、加速度などを求め、基準値と比較す
ることによって、ドア開閉についての各種故障、予兆診
断を行なう。
【0012】本実施形態は以上のように構成ので、ドア
開閉速度の検出精度を向上できるとともに、ドア開閉速
度をドアの全工程に渡って検出することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、ド
ア開閉速度の検出精度を向上できるとともに、ドア開閉
速度をドアの全工程に渡って検出することができ、これ
によって、前記ドア開閉速度に基いて行なわれる各種診
断を信頼性の高いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータのドア開閉速度検出装置の
一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1のドア開閉速度検出装置に備えられる反射
体を装着した状態を示す乗かご内部の斜視図である。
【図3】図1のドア開閉速度検出装置に備えられるセン
サから出力されるパルス信号を示す説明図である。
【図4】図3のパルス信号をドア開閉速度に変換したも
のを示す説明図である。
【符号の説明】
1 反射体 2a 第1のセンサ 2b 第2のセンサ 3 データ収集部 4 パソコン 5 外部記憶部 6 ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 孝博 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 富士本 貴 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのドア開閉時に、開閉速度お
    よび開閉方向を検出するエレベータのドア開閉速度検出
    装置において、 前記開閉速度を、前記ドアに対して非接触式のセンサで
    検出する開閉速度検出手段と、前記開閉方向を、前記ド
    アに対して非接触式の複数のセンサで検出する開閉方向
    検出手段を備えたことを特徴とするエレベータのドア開
    閉速度検出装置。
  2. 【請求項2】 開閉速度検出手段は、長手方向に対して
    垂直かつ等間隔で2色に色分けされるとともに、エレベ
    ータのドアに、このドアの開閉方向に対して長手方向で
    装着される反射体と、この反射体の色情報を読取り可能
    な位置に配設され、前記色情報をパルス信号に変換する
    非接触式のセンサとを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のエレベータのドア開閉速度検出装置。
  3. 【請求項3】 開閉方向検出手段は、反射体の色情報を
    読取り可能な異なる位置にそれぞれ配設され、前記色情
    報をパルス信号に変換する2つの非接触式のセンサを備
    えたことを特徴とする請求項1、2記載のエレベータの
    ドア開閉速度検出装置。
  4. 【請求項4】 反射体は、エレベータのドアに着脱可能
    に装着されることを特徴とする請求項2、3記載のエレ
    ベータのドア開閉速度検出装置。
JP8677696A 1996-04-09 1996-04-09 エレベータのドア開閉速度検出装置 Pending JPH09278330A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302369A (ja) * 2001-04-04 2002-10-18 Mitsubishi Electric Corp エレベーターのドア制御装置及びその改修工法
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KR101100687B1 (ko) * 2009-05-28 2012-01-03 서울특별시도시철도공사 철도차량의 도어 개폐속도 측정 장치

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