JPH09278288A - 金属管巻回体 - Google Patents

金属管巻回体

Info

Publication number
JPH09278288A
JPH09278288A JP9451696A JP9451696A JPH09278288A JP H09278288 A JPH09278288 A JP H09278288A JP 9451696 A JP9451696 A JP 9451696A JP 9451696 A JP9451696 A JP 9451696A JP H09278288 A JPH09278288 A JP H09278288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal tube
cap
pipe
outside
heat transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9451696A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Miyauchi
淳 宮内
Shinji Koiso
信二 小磯
Fumio Takahashi
文夫 高橋
Haruo Kono
晴夫 幸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Shindoh Co Ltd filed Critical Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Priority to JP9451696A priority Critical patent/JPH09278288A/ja
Publication of JPH09278288A publication Critical patent/JPH09278288A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属管内の気体の密封性が損なわれることが
なく、また、管内の気体が膨張・収縮しても外部の空気
が管内に吸い込まれることがなく、よって管内の変色等
を確実に防止することが可能な金属管巻回体を提供す
る。 【解決手段】 糸巻き状に巻回される伝熱管P(金属
管)の開口端部22に取り付けられる封止用キャップ2
3を、弾性変形可能な軟質材によって端部22が圧入可
能な有底円筒状に形成するとともに、このキャップ23
により密封された伝熱管Pの内部を、大気圧よりも減圧
された状態とする。さらにキャップ23に、伝熱管Pの
内部が外部よりも高圧状態にあるときには内部からの気
体の流出を許容し、かつ伝熱管Pの内部が外部よりも低
圧状態にあるときには外部からの気体の流入を拘束する
弁機構31,41を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、適当長さに切断さ
れて各種熱交換器の伝熱管等に用いられる長尺の金属管
を、輸送・保管等のために糸巻き状に巻回してなる金属
管巻回体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調装置や冷凍機等の熱交換器に蒸発管
または凝縮管として用いられる金属製の伝熱管において
は、近年その熱交換効率を高めるために、金属管の内周
面に多数の溝を形成したり、あるいはこの内周面に多数
のフィンを形成して、これらのフィンの間に溝が画成さ
れるようにした、いわゆる内面溝付き伝熱管が普及しつ
つある。そして、この種の内面溝付き伝熱管は、従来主
としてシームレス管の内部にフローティングプラグを通
すことにより管内周面に溝を転造するようにして製造さ
れていたが、最近になって、溝やフィンの設計自由度が
高くて熱交換効率の良い伝熱管が得られることから、長
尺の金属板条材の一方の面に溝付きロールによる転造に
よって溝やフィンを形成し、この一方の面が内側を向く
ように板条材を幅方向に丸め込んでその両側縁部を突き
合わせ、しかる後この両側縁部を誘導電流により加熱し
て溶接し、管状に成形する、いわゆる電縫管方式を用い
た方法が採られるようになってきている。
【0003】図10は、このような電縫管方式による内
面溝付き伝熱管の製造工程を示すものであり、アンコイ
ラ1から連続的に繰り出された板条材Tは、押さえロー
ル2を経て溝付きロール3とフラットロール4の間を通
され、この溝付きロール3に形成された螺旋溝が転写さ
れることにより、板状材Tの一方の面に溝が連続的に転
造されることとなる。そして、こうして溝加工された板
条材Tは、ロール5を経て複数対のフォーミングロール
6の間を通されることにより、上記一方の面が内側を向
くようにその幅方向に徐々に丸め込まれて、両側縁部が
対向した断面C字型に湾曲成形され、さらにローリング
セパレータ7によって上記側縁部間の間隙が一定に保た
れた上で、誘導加熱コイル8による誘導電流によって該
側縁部が加熱され、次いでスクイズロール9によって押
圧されて上記両側縁部が溶接され、内面に溝が形成され
た略円管状の伝熱管Pに成形される。さらに、こうして
溶接された伝熱管Pは、その外周面にはみ出したビード
がビードカッター10により切削され、次いで冷却槽1
1により強制冷却された後、サイジングロール12によ
り所定径まで縮径されてラフコイラ13に巻き取られて
ゆく。
【0004】次に、こうしてラフコイラ13に巻き取ら
れた伝熱管Pは、図11に示すような探傷装置14によ
る検査工程に送られる。この検査工程において伝熱管P
は、ラフコイラ13から巻きほどかれた後、ストレート
ナ15に通されて直線状に延ばされ、上記探傷装置14
に送り出されて傷等の欠陥の有無が検査される。そし
て、この検査工程を通過した伝熱管Pは、ガイドロール
16を経て整列巻きコイル17に整列巻きされて糸巻き
状に巻回され、さらにHeガスリーク検査、焼鈍、最終
検査等の工程を経て巻回された状態のまま梱包され、出
荷される。ここで、このように整列巻きコイル17に巻
回された伝熱管Pの内部には、上記焼鈍の工程において
雰囲気ガスとして用いられたDxガス(H2とCOとの
混合ガス)やN2ガスが封入された状態となっている。
これは、伝熱管Pの内部が空気にさらされて酸化したり
することにより変色するのを防ぐためであり、巻回され
た伝熱管Pの開口端部には、上記ガスを密封するための
硬質ビニール製のキャップが嵌め込まれて取り付けられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つのコイ
ル17に巻回される伝熱管Pの長さは通常数千メートル
にも及ぶため、巻回された伝熱管Pの外部の温度変化に
伴う管内の気体の圧力の変動はきわめて大きなものとな
る。特に、上述のような内面溝付き伝熱管Pにあって
は、熱交換効率を高めるために形成された上記溝によ
り、巻回体の外部の温度が僅かに上昇・降下しただけで
も、管内の気体はその圧力が大幅に増減することとな
り、膨張あるいは収縮しようとする。ところがその一方
で、この管内の気体を密封するための上記キャップは、
硬質ビニールにより形成されたものが伝熱管Pの端部に
嵌め込まれているだけであるので、例えば巻回体の輸送
や保管の間に外気温が上昇して管内の気体が膨張した場
合には、このキャップと伝熱管Pの端部外周面との間に
極僅かな隙間が生じて、この隙間から膨張した気体が外
部に漏れ出してしまう。そして、その後に外気温が降下
すると、管内外の圧力差により上記隙間を通して管内に
空気が吸い込まれてしまい、これによって管内部に変色
が生じてしまうおそれがあった。
【0006】本発明は、このような背景のもとになされ
たものであって、上述の溝付き伝熱管のような金属管に
おいても、多少の外部の温度変化では管内の気体の密封
性が損なわれることがなく、また、かかる温度変化によ
ってたとえ管内の気体が膨張・収縮しても外部の空気が
管内に吸い込まれることがなく、よって管内の変色等を
確実に防止することが可能な金属管巻回体を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、まず本発明の請求項1に係
る金属管巻回体は、金属管の開口端部に取り付けられる
封止用キャップを弾性変形可能な軟質材によって形成し
たことを特徴とするものであり、このような構成を採る
ことにより、キャップを金属管に強く密着させて、外部
温度の変動などによりキャップと金属管との間に上述の
ような隙間が生じるのを防ぎ、管内の密封性を維持する
ことが可能となる。
【0008】また、本発明の請求項2に係る金属管巻回
体は、封止用キャップにより密封された金属管の内部
を、大気圧よりも減圧された状態とすることを特徴とす
るものであり、このような構成を採ることにより、管内
外に圧力差が生じた際に、この圧力差によってキャップ
が金属管の開口端部に吸い付けられた状態となるため管
の密封性が向上するとともに、外部の気温が多少上昇し
ても管内の気体が膨張するのを抑えてキャップと金属管
端部との間に隙間が生じるのを防止することが可能とな
る。ここで、このような構成を採った場合、上記封止用
キャップを、弾性変形可能な軟質材によって金属管の端
部が圧入可能な有底円筒状に形成するとともに、その底
部の少なくとも周縁部分を、該周縁部分に近接する他の
部分よりも薄肉に形成することにより、金属管端部を圧
入することでキャップの円筒部分が金属管の端部外周面
に圧接されて密着するとともに、キャップ底部の周縁部
分が大きく弾性変形して金属管の開口端部に張り付くよ
うにキャップの底部が該端部を密封するするので、管内
部への空気の浸入をより確実に防止することができる。
【0009】一方、本発明の請求項4に係る金属管巻回
体は、金属管の開口端部に取り付けられる封止用キャッ
プに、金属管の内部が外部よりも高圧状態にあるときに
は内部からの気体の流出を許容し、かつ金属管の内部が
外部よりも低圧状態にあるときには外部からの気体の流
入を拘束する弁機構を備えたことを特徴とするものであ
る。従って、この弁機構により、管外部の温度変化に伴
い管内の圧力が上昇した場合には、管内の気体が弁機構
を介して外部に排出されるため、キャップと管の端部外
周面との間に隙間が形成されたりすることがない一方、
管内の圧力が降下して外部より低圧状態となった場合に
外部の空気が管内に流入するのを防ぐことができる。
【0010】ここで、かかる弁機構として一つには、上
記封止用キャップを弾性変形可能な軟質材によって上記
金属管の端部が圧入可能な有底円筒状に形成するととも
に、上記弁機構を、この封止用キャップの底部に形成さ
れ、上記金属管の内部が外部よりも高圧状態にあるとき
に該封止用キャップの弾性変形により開口し、かつ該金
属管の内部が外部よりも低圧状態にあるときには閉塞す
る貫通孔によって構成することができ、かかる構成を採
った場合には、管の外部温度の上昇により管内部が高圧
状態となったときには貫通孔が開口して管内の気体を排
出する一方、管内が低圧状態にあるときには貫通孔が閉
塞して空気の流入を防止する。なお、かかる構成を採る
場合、上記貫通孔を金属管の外部側から内部側に向けて
縮径するように形成することにより、管内が高圧になっ
たときには、この貫通孔を速やかに開口させて気体の排
出を図ることができる一方、管内がより低圧となったと
きにも、キャップの弾性変形により貫通孔の管外部側の
拡径した部分が収縮して閉塞されるので、外部からの空
気の流入をより確実に防止することが可能となる。
【0011】他方、上記弁機構としては、上記封止用キ
ャップを弾性変形可能な軟質材によって上記金属管の端
部が圧入可能な有底円筒状に形成するとともに、上記弁
機構を、金属管の内部が外部よりも高圧状態にあるとき
に封止用キャップの弾性変形によって金属管の端部外周
面と封止用キャップの円筒部内周面との間に画成され、
かつ金属管の内部が外部よりも低圧状態にあるときには
閉塞される流路によって構成することもできる。しかる
に、このような構成を採った場合においても、管の外部
温度の上昇により管内部が高圧状態となったときには、
金属管の端部外周面と封止用キャップの円筒部内周面と
の間に上記流路が開口して管内の気体を排出する一方、
管内が低圧状態にあるときにはこの流路が閉塞されるの
で、外部からの空気の流入を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の第1
の実施形態を示すものである。本実施形態における金属
管は、上記図10および図11に示した製造・検査工程
を経て得られる内面溝付き伝熱管Pであり、かかる伝熱
管Pが整列巻きコイル17に糸巻き状に多重に整列巻き
されて巻回され、本実施形態の巻回体21が形成されて
いる。ここで、伝熱管Pの材質としては、一般的なリン
脱酸銅(例えば、JIS1220合金)や、無酸素銅、
銅合金、またはアルミニウムやアルミニウム合金、ある
いは鋼材など、種々の材質を用いることができる。ま
た、かかる伝熱管Pは、その外径が数mmから十数mm、あ
るいはそれ以上のものまで種々の寸法のものがあり、こ
の外径寸法に応じて一つのコイル17に数百mから通常
2千m程度、あるいはそれ以上の長さの伝熱管Pが巻回
されている。そして、この巻回された伝熱管Pの両開口
端部22(一方の端部は図示略)には、封止用のキャッ
プ23が取り付けられている。
【0013】このキャップ23は、塩化ビニール、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタン等
の軟質ビニール樹脂、天然ゴムや合成ゴムなど、弾性変
形可能な軟質材により、図2に示すように伝熱管Pの外
部側に向けて凸状に膨らんだ底部24と、この底部24
の周縁部分24Aに連続する円筒部25とからなる有底
円筒状に一体形成されている。ここで、本実施形態で
は、このキャップ23の上記底部24は、円筒部25の
中心軸Oを中心とする略円錐面状に形成されることによ
り、上述の通り管外部側に向けて膨らむように形成され
ている。また、この底部24の管外部側を向く円錐面2
4Bがなすテーパ角αは、管内部側を向く円錐面24C
がなすテーパ角βよりも小さく設定されており、これに
より該底部24は中心軸O側から周縁部分24A側に向
かうに従い漸次薄肉となるように形成されている。な
お、上記円錐面24B,24Cの中心軸Oの周辺部分は
球面状に形成されている。
【0014】一方、キャップ23の上記円筒部25は、
その内周面25Aの内径が伝熱管Pの外径よりも、この
外径に応じて0.05mm〜0.6mmの範囲で小さくなるよ
うに形成されている。また、この内周面25Aが中心軸
Oに平行に形成されているのに対し、円筒部25の外周
面25Bは底部24側(管外部側)から離間するに従っ
て中心軸O側に向かうテーパ面状に形成されており、こ
れによりこの円筒部25は、底部24側に向かうに従っ
て漸次厚肉となるように形成されることとなる。なお、
この円筒部25において最も厚肉となる底部24側の部
分の肉厚Tは、この底部24の上記周縁部分24Aの肉
厚tよりも大きくなるように設定されている。また、円
筒部25の外周面25Bの中心軸Oに対するテーパ角γ
は、本実施形態では1°程度となるように設定されてい
る。さらに、このキャップ23の底部24と円筒部25
とは、上記円錐面24Bと外周面25Bとが、また上記
円錐面24Cと内周面25Aとが、それぞれ断面円弧状
の曲面によって滑らかに連なるように形成されており、
肉厚tとなる底部24の上記周縁部分24Aが、キャッ
プ23において該周縁部分24Aに近接する他の部分に
対し最も薄肉となるようになされている。
【0015】しかるに、本実施形態では、このように構
成されたキャップ23が、コイル17に巻回された伝熱
管Pの開口端部22に取り付けられている。ここで、上
述のようにキャップ23の円筒部25の内径が伝熱管P
の外径より小さく設定されているため、キャップ23を
取り付ける際に伝熱管Pの開口端部22は円筒部25を
押し広げてキャップ23に圧入された状態となり、これ
によってキャップ23は、その円筒部25の内周面25
Aを伝熱管Pの開口端部22の外周面22Aに密着さ
せ、かつ底部24の上記円錐面24Cを上記開口端部2
2の端面22Bに当接させるようにして上記開口端部2
2に取り付けられる。そして、本実施形態では、このキ
ャップ23によって開口端部22が封止された状態にお
いて、伝熱管Pの内部には、上述したDxガスやN2
ス等の管内部に変色を生じさせることのない気体が封入
されており、かつその圧力は大気圧よりも減圧された状
態とされている。
【0016】ここで、このようにコイル17に巻回され
た伝熱管Pの内部を大気圧より減圧された状態とするに
は、一つに、上述した伝熱管Pの製造・検査工程におけ
る焼鈍工程において、雰囲気ガスとして用いられたDx
ガスが内部に残留し、かつ高温の状態である伝熱管Pの
開口端部22に上記キャップ23を取り付けて伝熱管P
を密封し、しかる後、かかる伝熱管Pの巻回体21を常
温にまで冷却すればよい。また、最終検査後の伝熱管P
の巻回体21を、上記DxガスやN2ガス等が充填され
た減圧室等に装入してから、キャップ23により開口端
部22を密封するようにしてもよい。さらに、巻回され
た伝熱管Pの開口端部22から上記ガスを伝熱管Pの内
部に供給して充填し、次いで一方の開口端部22をキャ
ップ23で密封するとともに、他方の開口端部22から
伝熱管Pの内部を真空引きして減圧状態とし、しかる後
この他方の開口端部22をキャップ23で密封するよう
にしてもよい。なお、こうして減圧状態とされた伝熱管
Pの内部圧力は、常温において0.60〜0.99気圧
の範囲に設定されるのが望ましい。
【0017】しかるに、このようにして内部が減圧状態
とされた伝熱管Pの巻回体21においては、当該巻回体
21が大気圧下におかれると、伝熱管Pの開口端部22
に取り付けられたキャップ23は、管内外の圧力差によ
って開口端部22側に吸い付けられ、この開口端部22
をより強く密封することになる。このため、外部の空気
が管内に浸入するのを確実に防止することができ、これ
により管内に変色が発生するような事態を未然に防止す
ることが可能となる。また、このように伝熱管P内を予
め大気圧より減圧された状態とすることにより、巻回体
21の外部の温度が多少上昇したとしても、この伝熱管
P内の減圧状態を維持して内部の気体の膨張を抑えるこ
とができ、このため、従来のように管内部の気体の膨張
によりキャップ23と伝熱管Pとの間に隙間が生じるよ
うな事態をも防止して、この隙間から流入した空気によ
り管内が変色することも防ぐことができる。
【0018】さらに、本実施形態では上記キャップ23
が弾性変形可能な軟質材により形成されており、従って
伝熱管Pの内部が減圧された状態とされることにより、
このキャップ23が弾性変形して開口端部22に強く密
着することとなり、伝熱管Pの密封性を一層向上させる
ことができる。また、本実施形態では、上述のようにキ
ャップ23が、伝熱管Pの開口端部22が圧入可能な有
底円筒状に形成されているので、開口端部22の圧入の
際のキャップ23の弾性変形に伴い、その円筒部25の
内周面25Aが伝熱管Pの開口端部22の外周面22A
に強く圧接させられる。しかも、このキャップ23の底
部24は、その上記周縁部分24Aが該周縁部分24A
に近接する他の部分よりも薄肉となるように形成されて
いるため、伝熱管Pの内部が減圧されることによってこ
の底部24の周縁部分24Aが他の部分よりも大きく弾
性変形し、これにより図3に示すように上記底部24が
伝熱管Pの内部側に引き込まれるようにして凹み、開口
端部22の端面22Bに張り付いて強く密着することと
なる。
【0019】従って本実施形態によれば、このようなキ
ャップ23の底部24および円筒部25の弾性変形によ
り、伝熱管Pの密封性をさらに向上させて外部からの空
気の流入をより確実に防ぐことができ、その結果、管内
の変色をさらに確実に防止することが可能となる。特に
これは、巻回体21を形成する金属管が本実施形態のよ
うに熱交換のための伝熱管Pであって、しかもその熱交
換効率を高めるために内部に溝が形成された内面溝付き
伝熱管である場合など、外部の温度の変動に伴う内部の
気体の圧力の変化が大きい場合などに有効である。
【0020】また、このような構成を採ることにより、
たとえ巻回体21の外部の温度が上昇して伝熱管P内の
気体が膨張しても、キャップ23は伝熱管Pの内部側に
凹んでいた底部24が外部側に凸となる元の形状に戻る
だけであるため、その密封性が損なわれるような事態を
防ぐことができ、従って長期に亙って安定的に管内の変
色を防止することが可能となる。さらに本実施形態で
は、キャップ23の円筒部25の外周面25Bが底部2
4側から離間するに従い中心軸O側に向かうテーパ面状
に形成されることにより、この円筒部25はキャップ2
3の開口部側に向かうに従い漸次薄肉となるように形成
されることとなる。このため、円筒部25においては上
記開口部側が最も弾性変形し易くなり、伝熱管Pの開口
端部22のキャップ23への圧挿入が容易であるという
利点が得られる。
【0021】なお、上述のように、巻回された伝熱管P
の内部を大気圧よりも減圧された状態とする場合、伝熱
管Pの内部の減圧が不十分で、内部圧力と大気圧との差
が小さすぎると、巻回体21の外部の温度が上昇したと
きの伝熱管P内部の気体の膨張を抑えきれなくなって、
場合によってはキャップ23がずれたり脱落したりする
おそれが生じるため、好ましくない。また、その一方
で、伝熱管Pの内部の圧力は、当該巻回体21の保管や
輸送の際に想定される外部温度の変動範囲内においてそ
の密封性が維持されるように減圧されていれば十分であ
り、それより伝熱管Pの内部圧力を小さくしすぎても不
経済であるとともに、管内外の圧力差による弾性変形が
大きくなりすぎてキャップ23の損傷を招いてしまうお
それも生じる。このため、減圧される伝熱管Pの内部圧
力は、上述のように0.60〜0.99気圧の範囲に設
定されるのが望ましい。また、キャップ23の材質とし
て上述のような軟質ビニール材を用いる場合などには、
透明あるいは半透明のものを採用することにより、キャ
ップ23の破損など何らかの理由で万一管内に変色が生
じても、これをキャップ23越しに目視によって確認す
ることができるという利点も得られる。
【0022】次に、図4ないし図6は、本発明の第2の
実施形態を示すものであり、図1ないし図3に示した第
1の実施形態と共通する部分については、同一の符号を
配して説明を省略する。この第2の実施形態において
は、巻回された伝熱管P(金属管)の開口端部22に取
り付けられる封止用のキャップ23に、伝熱管Pの内部
が外部よりも高圧状態にあるときには内部からの気体の
流出を許容し、かつ伝熱管Pの内部が外部よりも低圧状
態にあるときには外部からの気体の流入を拘束する弁機
構31が備えられており、特に、このキャップ23が、
上記第1の実施形態と同様に弾性変形可能な軟質材によ
って伝熱管Pの開口端部22が圧入可能な有底円筒状に
形成されているとともに、上記弁機構31が、このキャ
ップ23の底部24に形成され、伝熱管Pの内部が外部
よりも高圧状態にあるときにキャップ23の弾性変形に
より開口し、かつ該伝熱管Pの内部が外部よりも低圧状
態にあるときには閉塞する貫通孔32により構成されて
いることを特徴としている。
【0023】ここで、この貫通孔32は、本実施形態で
はキャップ23の底部24に、上記中心軸Oに沿って形
成されており、しかも伝熱管Pの外部側の部分が、外部
側から内部側に向けて漸次縮径するように形成されてい
る。なお、この底部24に形成された貫通孔32の管内
部側の部分は、キャップ23に針を突き通すなどするこ
とにより材料を除去することなく貫設されており、伝熱
管Pの内外の圧力が平衡している状態においては、キャ
ップ23の弾力により図4に示すように閉塞されるよう
になされている。そして、この状態から、伝熱管Pの外
部の温度上昇等に伴い、管内の気体の圧力が増大して外
部よりも高圧状態となると、キャップ23の弾性力に抗
して管内気体が膨張して、図5に示すようにキャップ2
3の底部24を押し広げるように弾性変形させ、これに
より上記貫通孔32が開口させられる。すると、この開
口した貫通孔32から管内部の高圧状態の気体が排出さ
れ、これに伴い伝熱管Pの内外は再び圧力が平衡した状
態となり、キャップ23の底部24が収縮して貫通孔3
2が閉塞され、密封状態が維持されることとなる。
【0024】一方、伝熱管Pの外部の温度が低下するな
どして管内の圧力が外部に対して減少すると、内外の圧
力差によりキャップ23の底部24は、上記第1の実施
形態の図3に示した場合と同様に、伝熱管Pの内部側に
向かって凹むように弾性変形する。ところが、この底部
24は上述のように管の外部側に向けて凸状に膨らむよ
うに形成されており、このような底部24が管内部側に
向けて凹むことで上記貫通孔32はより強く閉塞され、
密封性が維持される。しかも本実施形態では、平衡状態
において貫通孔32の管外部側が内部側に向けて縮径す
るように形成されており、この貫通孔32の管外部側の
部分が、底部24が凹んだ状態では図6に示すように縮
径せしめられて閉塞することになるので、たとえ底部2
4の変形によって図示のように貫通孔32の管内部側の
部分が開口したとしても、密封性が損なわれることはな
い。
【0025】このように、上記第2の実施形態において
は、弾性変形可能なキャップ23に形成された貫通孔3
2によって弁機構31が構成されることにより、伝熱管
Pの内部が高圧状態となったときには、貫通孔32を開
口させて内部の膨張した気体を排出し、かかる膨張気体
によってキャップ23と開口端部22との間に隙間が形
成されるのを防ぐことができる。その一方で、逆に伝熱
管Pの内部が低圧状態となったときには、貫通孔32の
閉塞状態を維持して外部からの空気の流入を防止するこ
とができるので、結果的にこの第2の実施形態において
も、管内に変色が生じるのを防ぐという第1の実施形態
と同様の効果を得ることができる。また、この第2の実
施形態においては、巻回された伝熱管Pの外部温度の変
動に伴う管内外の圧力差に従ってキャップ23が弾性変
形することにより、自動的に上記弁機構31が機能する
こととなる。しかも、一旦外部温度が上昇して貫通孔3
2から管内の膨張した気体が排出された後に、外部温度
が低下して管内の気体が収縮すると、この排出された気
体分だけ伝熱管Pの内部は減圧された状態となるため、
この第2の実施形態によれば、特に減圧のための装置等
を要さずとも第1の実施形態と同様の状態を得ることが
可能となる。
【0026】他方、図7ないし図9は本発明の第3の実
施形態を示すものであり、この第3の実施形態において
は、その弁機構41が、伝熱管Pの内部が外部よりも高
圧状態にあるときにキャップ23の弾性変形により伝熱
管Pの開口端部22の外周面22Aとキャップ23の円
筒部25の内周面25Aとの間に画成され、かつ伝熱管
Pの内部が外部よりも低圧状態にあるときには閉塞され
る流路42によって構成されていることを特徴とする。
ここで、このような流路42が画成されるようにするに
は、図7ないし図9に示すようにキャップ23の円筒部
25の周方向の一部分(図7および図8においては上側
部分25C)の肉厚TCを他の部分(下側部分25D)
の肉厚TDよりも小さくなるように形成し、この上側部
分25Cにおいてキャップ23の円筒部25に弾性変形
が生じやすくなるようにすればよい。
【0027】しかるに、このように構成された第3の実
施形態によれば、伝熱管Pの外部温度の上昇に伴い管内
の圧力が増加して内部気体が膨張すると、その圧力によ
ってキャップ23の円筒部25の弾性変形し易く構成さ
れた上記上側部分25Cが膨らみ、この上側部分25C
の内周面25Aと伝熱管Pの開口端部22の外周面22
Aとの間に、伝熱管Pの内部と外部とを連通する上記流
路42が画成される。そして、この流路42を介して、
高圧となった膨張気体が伝熱管Pの内部から外部に排出
される。一方、伝熱管Pの外部温度の降下に伴い管内の
圧力が低下すると、キャップ23の弾力により、膨らん
でいた円筒部25の上記上側部分25Cが収縮して、そ
の内周面25Aが伝熱管Pの開口端部22の外周面に密
着し、上記流路42を閉塞する。また、これと同時に、
管内外の圧力差によってキャップ23の底部24が第1
の実施形態の場合と同様に伝熱管Pの開口端部22に張
り付いて管内部側に凹むように密着し、これらによって
外部からの空気の流入が拘束されて密封性が維持され
る。
【0028】従って、この第3の実施形態においても、
上記第1、第2の実施形態と同様に、伝熱管Pとキャッ
プ23との間に外部から伝熱管P内への空気の流入路と
なるような通路が形成されるのを防ぐことができ、管内
の変色を未然に防止することが可能となる。また、この
第3の実施形態においても、巻回された伝熱管Pの外部
の温度の変動に伴って自動的に上記弁機構41が機能し
て、内部の気体の排出および開口端部22の密封が行わ
れるとともに、一旦外部温度が上昇して気体が排出され
た後に温度が降下して開口端部22が密封されると、伝
熱管P内は減圧された状態となるので、上記第2の実施
形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この第
3の実施形態においては、同じ弁機構を備えるにして
も、第2の実施形態の弁機構31のようにキャップ23
の底部24に貫通孔32を形成するような加工を施す必
要がなく、上述のように円筒部25の上側部分25Cが
薄肉となるように形成したキャップ23を伝熱管Pの開
口端部22に取り付けるだけでよいので、キャップ23
の加工工程の簡略化を図ることができるという利点も得
られる。
【0029】なお、上記各実施形態においては、いずれ
も糸巻き状に巻回される金属管として内面溝付き伝熱管
Pを用いた場合について説明したが、本発明における金
属管がこのようなもののみに限定されることはなく、溝
が形成されていない伝熱管やその他の金属管の巻回体に
本発明を適用することも、勿論可能である。また、上記
各実施形態において封止用のキャップ23はいずれも有
底円筒状に形成されていたが、例えばその底部24の管
内部側を向く円錐面24Cに、封止すべき金属管の開口
端部22に圧入可能な円柱状あるいは円筒状等の凸部を
形成すれば、この凸部が管の開口端部22の内周面に密
着することにより、上述した作用効果とも相俟って一層
の密封性の向上を図ることが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る金属管巻回体によれば、キャップを金属管の開口
端部に強く密着させてその密封性を確実に維持すること
ができる。また請求項2に係る金属管巻回体によれば、
キャップが金属管の開口端部に吸い付けられた状態とし
て密封性の向上を図るとともに、外部温度が多少上昇し
ても管内の気体の膨張を抑えることができる。さらに本
発明の請求項4に係る金属管巻回体によれば、キャップ
に備えられた弁機構により、外部温度が上昇した際には
管内部の高圧気体を外部に排出できる一方、外部温度が
低下した場合に外部の気体が管内に吸い込まれるのは防
止することができる。従って、本発明によれば、巻回体
の輸送や保管の際、特に金属管の内部が外部に対して低
圧となった場合に、キャップと金属管との間に画成され
た隙間から外部の空気が管内に浸入するのを未然に防止
することができ、このような空気の浸入によって管内が
変色してしまうような事態を長期に渡って防ぐことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す伝熱管Pの巻回
体21の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の管内外の圧力が平衡
した状態における開口端部22およびキャップ23の断
面図である。ただし、図2ないし図9において伝熱管P
内の溝は図示が略されている。
【図3】本発明の第1の実施形態の管内部が管外部より
も低圧となった状態における開口端部22およびキャッ
プ23の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す、管内外の圧力
が平衡した状態における開口端部22およびキャップ2
3の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の管内部が管外部より
も高圧となった状態における開口端部22およびキャッ
プ23の断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の管内部が管外部より
も低圧となった状態における開口端部22およびキャッ
プ23の断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す、管内外の圧力
が平衡した状態における開口端部22およびキャップ2
3の、(イ)は中心軸Oに沿った断面図、(ロ)は
(イ)におけるZZ断面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態の管内部が管外部より
も高圧となった状態における開口端部22およびキャッ
プ23の、(イ)は中心軸Oに沿った断面図、(ロ)は
(イ)におけるZZ断面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態の管内部が管外部より
も低圧となった状態における開口端部22およびキャッ
プ23の中心軸Oに沿った断面図である。
【図10】第1ないし第3の実施形態における金属管と
しての内面溝付き伝熱管Pの製造工程を示す図である。
【図11】第1ないし第3の実施形態における金属管と
しての内面溝付き伝熱管Pの検査工程を示す図である。
【符号の説明】
21 巻回体 22 巻回された伝熱管Pの開口端部 22A 開口端部22の外周面 22B 開口端部22の端面 23 キャップ 24 キャップ23の底部 24A 底部24の周縁部分 25 キャップ23の円筒部 25A 円筒部25の内周面 31,41 弁機構 32 貫通孔 P 伝熱管(金属管) O キャップ23の中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 幸野 晴夫 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の金属管を糸巻き状に巻回してなる
    金属管巻回体であって、上記金属管の開口端部には封止
    用キャップが取り付けられており、この封止用キャップ
    が弾性変形可能な軟質材により形成されていることを特
    徴とする金属管巻回体。
  2. 【請求項2】 長尺の金属管を糸巻き状に巻回してなる
    金属管巻回体であって、上記金属管の開口端部には封止
    用キャップが取り付けられるとともに、この封止用キャ
    ップにより密封された上記金属管の内部が、大気圧より
    も減圧された状態とされていることを特徴とする金属管
    巻回体。
  3. 【請求項3】 上記封止用キャップは弾性変形可能な軟
    質材によって上記金属管の端部が圧入可能な有底円筒状
    に形成されているとともに、その底部の少なくとも周縁
    部分は、該周縁部分に近接する他の部分よりも薄肉に形
    成されていることを特徴とする請求項2に記載の金属管
    巻回体。
  4. 【請求項4】 長尺の金属管を糸巻き状に巻回してなる
    金属管巻回体であって、上記金属管の開口端部には封止
    用キャップが取り付けられており、この封止用キャップ
    には、上記金属管の内部が外部よりも高圧状態にあると
    きには内部からの気体の流出を許容し、かつ該金属管の
    内部が外部よりも低圧状態にあるときには外部からの気
    体の流入を拘束する弁機構が備えられていることを特徴
    とする金属管巻回体。
  5. 【請求項5】 上記封止用キャップは弾性変形可能な軟
    質材によって上記金属管の端部が圧入可能な有底円筒状
    に形成されているとともに、上記弁機構は、この封止用
    キャップの底部に形成され、上記金属管の内部が外部よ
    りも高圧状態にあるときに該封止用キャップの弾性変形
    により開口し、かつ該金属管の内部が外部よりも低圧状
    態にあるときには閉塞する貫通孔によって構成されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の金属管巻回体。
  6. 【請求項6】 上記貫通孔は、上記金属管の外部側から
    内部側に向けて縮径するように形成されていることを特
    徴とする請求項5に記載の金属管巻回体。
  7. 【請求項7】 上記封止用キャップは弾性変形可能な軟
    質材によって上記金属管の端部が圧入可能な有底円筒状
    に形成されているとともに、上記弁機構は、上記金属管
    の内部が外部よりも高圧状態にあるときに上記封止用キ
    ャップの弾性変形によって上記金属管の端部外周面と上
    記封止用キャップの円筒部内周面との間に画成され、か
    つ該金属管の内部が外部よりも低圧状態にあるときには
    閉塞される流路によって構成されていることを特徴とす
    る請求項4に記載の金属管巻回体。
JP9451696A 1996-04-16 1996-04-16 金属管巻回体 Withdrawn JPH09278288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9451696A JPH09278288A (ja) 1996-04-16 1996-04-16 金属管巻回体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9451696A JPH09278288A (ja) 1996-04-16 1996-04-16 金属管巻回体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09278288A true JPH09278288A (ja) 1997-10-28

Family

ID=14112499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9451696A Withdrawn JPH09278288A (ja) 1996-04-16 1996-04-16 金属管巻回体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09278288A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322540A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Air Water Inc ガス管およびガス管の配管方法
JP2015042552A (ja) * 2013-08-24 2015-03-05 古河電気工業株式会社 コイル梱包体、及びコイル体の梱包方法
JP2016037997A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 トヨタ自動車株式会社 キャップ
JP2022540381A (ja) * 2019-07-03 2022-09-15 カン、スージャエ 配管シール装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322540A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Air Water Inc ガス管およびガス管の配管方法
JP2015042552A (ja) * 2013-08-24 2015-03-05 古河電気工業株式会社 コイル梱包体、及びコイル体の梱包方法
JP2016037997A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 トヨタ自動車株式会社 キャップ
JP2022540381A (ja) * 2019-07-03 2022-09-15 カン、スージャエ 配管シール装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6418909B2 (en) Low cost hydraulic damper element and method for producing the same
US7703503B2 (en) Heat pipe heat exchanger and method of fabricating the same
EP0696718A1 (en) Heat transfer tube
EP0499257A2 (en) Heat-transfer small size tube and method of manufacturing the same
US7849915B2 (en) Heat exchange tube having multiple fluid paths
JPH09278288A (ja) 金属管巻回体
JP2008121934A (ja) プレートフィンチューブ熱交換器およびその製造方法
US4546819A (en) Double wall heat exchanger
US4321963A (en) Single layer volute heat exchanger
JP2006162100A (ja) 高圧冷媒用内面溝付伝熱管
JP2007132592A (ja) 二重管式熱交換器及びその製造方法
EP0754520B1 (en) Baffle for a header in a heat exchanger
JP4222261B2 (ja) アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器
US3527293A (en) Vented duplex tube assembly
JP2008267791A (ja) 漏洩検知管およびそれを用いた熱交換器
US5275234A (en) Split resistant tubular heat transfer member
US20070266730A1 (en) Refrigerant Distributor and Method for Manufacturing the Same
EP3376138B1 (en) Air conditioner
JP2006090416A (ja) 樹脂管の接続構造
US5483809A (en) Process for bending a metal tube to a small radius of curvature and a bent metal tube
US4349950A (en) Heat exchanger and method of making
JPH10238640A (ja) パイプ型逆止弁
US8251101B2 (en) Refrigerant piping unit and method of manufacturing pipe for the same
JPS5818086A (ja) 二重管式熱交換器
US3064608A (en) Method for manufacturing a receiver for refrigeration systems or the like

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701