JPH09277758A - カードを一体的に組み込んだ連続フォーム - Google Patents
カードを一体的に組み込んだ連続フォームInfo
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- JPH09277758A JPH09277758A JP11326396A JP11326396A JPH09277758A JP H09277758 A JPH09277758 A JP H09277758A JP 11326396 A JP11326396 A JP 11326396A JP 11326396 A JP11326396 A JP 11326396A JP H09277758 A JPH09277758 A JP H09277758A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】連続フォームに会員証などの各種カードを剥離
可能に組み合わせ一括的に取り扱い得るようになし、且
つ情報処理可能になすこと。 【解決手段】連続印字処理が可能な連続フォーム１と、
連続フォームの裏面１ｂの単位フォーム域６内に取り付
けられる横寸法Ｘ1 、縦寸法Ｙ1 の裏当て構造体２とか
らなり、裏当て構造体は、連続フォームの裏面に第１の
接着剤層１２を介して貼り合わされる透明シート層１３
と、透明シート層に第２の接着剤層１４を介して貼り合
わされる貼付紙１５とからなり、裏当て構造体の面域内
に、横寸法Ｘ2(X2<X1)、縦寸法Ｙ2(Y2<Y1)のカード形成
領域１６を、連続フォームの表面側から貼付紙の表面に
達するダイカット１７によって区画形成してなり、カー
ド形成領域を前記透明シート層と第２の接着剤層との間
で剥離可能になしたカードを一体的に組み込んだ連続フ
ォーム。
可能に組み合わせ一括的に取り扱い得るようになし、且
つ情報処理可能になすこと。 【解決手段】連続印字処理が可能な連続フォーム１と、
連続フォームの裏面１ｂの単位フォーム域６内に取り付
けられる横寸法Ｘ1 、縦寸法Ｙ1 の裏当て構造体２とか
らなり、裏当て構造体は、連続フォームの裏面に第１の
接着剤層１２を介して貼り合わされる透明シート層１３
と、透明シート層に第２の接着剤層１４を介して貼り合
わされる貼付紙１５とからなり、裏当て構造体の面域内
に、横寸法Ｘ2(X2<X1)、縦寸法Ｙ2(Y2<Y1)のカード形成
領域１６を、連続フォームの表面側から貼付紙の表面に
達するダイカット１７によって区画形成してなり、カー
ド形成領域を前記透明シート層と第２の接着剤層との間
で剥離可能になしたカードを一体的に組み込んだ連続フ
ォーム。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、特定の情報を処
理してなる会員証、招待券、身分証明証などの各種カー
ドと、該カードの処理情報に対応する特定の情報を処理
してなる送り状あるいは案内状などの情報処理シートと
を一括して取り扱い得るように、カードと情報処理シー
トとをコンピュータ装置等における連続印字処理システ
ムに適合するように一体的に形成した連続フォームとし
て構成し、カードを連続フォームから剥離可能なものと
したカードを一体的に組み込んだ連続フォームに関する
ものである。
理してなる会員証、招待券、身分証明証などの各種カー
ドと、該カードの処理情報に対応する特定の情報を処理
してなる送り状あるいは案内状などの情報処理シートと
を一括して取り扱い得るように、カードと情報処理シー
トとをコンピュータ装置等における連続印字処理システ
ムに適合するように一体的に形成した連続フォームとし
て構成し、カードを連続フォームから剥離可能なものと
したカードを一体的に組み込んだ連続フォームに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、経済流通あるいは情報処
理の多様化にともない種々の分野において多様化したカ
ードが利用されている。これらのカードは、その使用目
的に応じて予め特定の情報が処理されており、製作者側
から使用者側に渡される際に、一般的には、該カードの
処理情報に対応する特定の情報を処理してなる情報処理
シートを添えた状態で一括して取り扱われている。
理の多様化にともない種々の分野において多様化したカ
ードが利用されている。これらのカードは、その使用目
的に応じて予め特定の情報が処理されており、製作者側
から使用者側に渡される際に、一般的には、該カードの
処理情報に対応する特定の情報を処理してなる情報処理
シートを添えた状態で一括して取り扱われている。
【０００３】この種のカード発行システムにおいては、
製作者側では、カードの情報処理を行い、さらにこれに
対応する情報処理シートの情報処理を行って、カードと
情報処理シートとを対応させて取り扱わなければならな
いという作業的な困難性を有している。
製作者側では、カードの情報処理を行い、さらにこれに
対応する情報処理シートの情報処理を行って、カードと
情報処理シートとを対応させて取り扱わなければならな
いという作業的な困難性を有している。
【０００４】従来、この種のカード発行システムでは、
たとえば、以下に示すような構成のものが採用されてい
る。従来、耐久性を持たせたカードを付加したカード一
体型フォームを製造する際には、図４Ａに示すもののよ
うに、コンピュータ装置等による連続印字処理が可能な
連続台紙２１に対し、その表面側２１ａに、合成紙系も
しくはＰＥＴ系のカード形成部材２２を貼り合わせた構
造のものとして提供されている。
たとえば、以下に示すような構成のものが採用されてい
る。従来、耐久性を持たせたカードを付加したカード一
体型フォームを製造する際には、図４Ａに示すもののよ
うに、コンピュータ装置等による連続印字処理が可能な
連続台紙２１に対し、その表面側２１ａに、合成紙系も
しくはＰＥＴ系のカード形成部材２２を貼り合わせた構
造のものとして提供されている。
【０００５】図４Ａに示す従来のカード付き連続フォー
ムにおけるカード形成部材２２は、以下に示すような積
層構造体のものからなっている。カード形成部材２２
は、例えばポリエチレンテレフタレート等の自己粘着性
を有するシート材であって、互いに気密的に粘着し、対
向する各粘着面２３Ａ、２４Ａに沿って剥離可能な第１
のプラスチックベースシート層２３および第２のプラス
チックベースシート層２４と、当該カード形成部材２２
を連続台紙２１上に貼り合わせるべく第１のプラスチッ
クベースシート層２３の裏面２３Ｂに設けた第１の接着
剤層２５と、第２のプラスチックベースシート層２４の
表面側２４Ｂに、第２の接着剤層２６を介して接着され
るオーバーラミネートシート層２７とを備えている。
ムにおけるカード形成部材２２は、以下に示すような積
層構造体のものからなっている。カード形成部材２２
は、例えばポリエチレンテレフタレート等の自己粘着性
を有するシート材であって、互いに気密的に粘着し、対
向する各粘着面２３Ａ、２４Ａに沿って剥離可能な第１
のプラスチックベースシート層２３および第２のプラス
チックベースシート層２４と、当該カード形成部材２２
を連続台紙２１上に貼り合わせるべく第１のプラスチッ
クベースシート層２３の裏面２３Ｂに設けた第１の接着
剤層２５と、第２のプラスチックベースシート層２４の
表面側２４Ｂに、第２の接着剤層２６を介して接着され
るオーバーラミネートシート層２７とを備えている。
【０００６】このカード形成部材２２は、前記オーバー
ラミネートシート層２７と、前記第２のプラスチックベ
ースシート層２４を通して所定形状のカード体２８を区
画形成するダイカットライン２９を設けてなり、前記ダ
イカットライン２９に沿って前記カード体２８を剥がし
取り可能になしてある。前記カード形成部材２における
オーバーラミネートシート層２７の表面側２７Ａは、コ
ンピュータ装置等における連続印字処理システムによる
印字面を構成するものである。
ラミネートシート層２７と、前記第２のプラスチックベ
ースシート層２４を通して所定形状のカード体２８を区
画形成するダイカットライン２９を設けてなり、前記ダ
イカットライン２９に沿って前記カード体２８を剥がし
取り可能になしてある。前記カード形成部材２における
オーバーラミネートシート層２７の表面側２７Ａは、コ
ンピュータ装置等における連続印字処理システムによる
印字面を構成するものである。
【０００７】図４Ａに示すような従来の構造のカード付
き連続フォームは、連続フォームの表面側、即ち印字面
側にカード形成部材２２による凹凸が発生するため、例
えばＮＩＰ（ノンインパクトプリンタ）等で印字した場
合、プリントドラムを破損させる危険性、さらには連続
フォームの搬送時においてカードが脱落してしまうなど
の問題点を有していた。
き連続フォームは、連続フォームの表面側、即ち印字面
側にカード形成部材２２による凹凸が発生するため、例
えばＮＩＰ（ノンインパクトプリンタ）等で印字した場
合、プリントドラムを破損させる危険性、さらには連続
フォームの搬送時においてカードが脱落してしまうなど
の問題点を有していた。
【０００８】一方また、従来の他の方法として、図４Ｂ
に示すもののように、コンピュータ装置等による連続印
字処理が可能な連続台紙３１に対し、その裏面側３１ａ
のカード構成部に透明ＰＥＴ材３２を貼り付け、ダイカ
ット止め加工３３（ダイカット止め加工とは、カット部
分３３ａと、概して点状の非カット部分３３ｂとによっ
て構成される）を施し、カード一体型フォームの製造を
行っている。
に示すもののように、コンピュータ装置等による連続印
字処理が可能な連続台紙３１に対し、その裏面側３１ａ
のカード構成部に透明ＰＥＴ材３２を貼り付け、ダイカ
ット止め加工３３（ダイカット止め加工とは、カット部
分３３ａと、概して点状の非カット部分３３ｂとによっ
て構成される）を施し、カード一体型フォームの製造を
行っている。
【０００９】図４Ｂに示すような従来の構造のカード一
体型フォームの場合は、連続フォームの表面側は概して
平滑であるため、ＮＩＰによる印字適性はあるが、ダイ
カット止め３３に沿ってカード３４を連続台紙３１から
取り外す際、ダイカット止め３３における非カット部分
３３ｂが綺麗に切離することができず、カード３４の体
裁を損ねるという問題を有していた。
体型フォームの場合は、連続フォームの表面側は概して
平滑であるため、ＮＩＰによる印字適性はあるが、ダイ
カット止め３３に沿ってカード３４を連続台紙３１から
取り外す際、ダイカット止め３３における非カット部分
３３ｂが綺麗に切離することができず、カード３４の体
裁を損ねるという問題を有していた。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のカード
発行システムにおけるカード並びに台紙の組み合わせ構
成は、上記するようなものが開発され提供されてきてい
るものの、そのそれぞれは、いずれも一長一短を有する
ものであって、製作者側並びに使用者側の双方において
合理的でかつ都合良いカード発行システムにおけるカー
ド並びに台紙の組み合わせ構成の開発が要望されてい
る。
発行システムにおけるカード並びに台紙の組み合わせ構
成は、上記するようなものが開発され提供されてきてい
るものの、そのそれぞれは、いずれも一長一短を有する
ものであって、製作者側並びに使用者側の双方において
合理的でかつ都合良いカード発行システムにおけるカー
ド並びに台紙の組み合わせ構成の開発が要望されてい
る。
【００１１】そこで、この発明は、従来の上記するカー
ド発行システムにおけるカード並びに台紙の組み合わせ
構成にみられる欠点ないしは問題点を解消しようとする
ものであり、特定の情報を処理してなるカードと、該カ
ードの処理情報に対応する特定の情報を処理してなる情
報処理シートとを一括して取り扱い得るように、情報処
理シートをコンピュータ装置等における連続印字処理シ
ステムに適合するように形成した連続フォームとして、
連続フォームの印字面側を平滑に構成し、且つカードを
連続フォームに一体的に組み込み、該連続フォームから
容易に且つ綺麗に剥離可能になしたカードを一体的に組
み込んだ連続フォームを提供することにある。
ド発行システムにおけるカード並びに台紙の組み合わせ
構成にみられる欠点ないしは問題点を解消しようとする
ものであり、特定の情報を処理してなるカードと、該カ
ードの処理情報に対応する特定の情報を処理してなる情
報処理シートとを一括して取り扱い得るように、情報処
理シートをコンピュータ装置等における連続印字処理シ
ステムに適合するように形成した連続フォームとして、
連続フォームの印字面側を平滑に構成し、且つカードを
連続フォームに一体的に組み込み、該連続フォームから
容易に且つ綺麗に剥離可能になしたカードを一体的に組
み込んだ連続フォームを提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、コンピュータ装
置などによるデータ印字処理が可能であり、印字送り長
さ方向に所定の間隔をおいて設けた横断ミシン目線によ
って単位フォームを区画形成してなる連続フォームと、
前記連続フォームの裏面側であって、各単位フォーム域
毎に予め定められた領域部分に対して取り付けられる横
寸法Ｘ1 、縦寸法Ｙ1 でなる裏当て構造体とからなり、
前記裏当て構造体は、前記連続フォームの裏面に第１の
接着剤層を介して貼り合わされる透明シート層と、前記
透明シート層の他方の面に第２の接着剤層を介して貼り
合わされる貼付紙とからなり、前記連続フォームの裏面
側に取り付けられる裏当て構造体の面域内に、横寸法Ｘ
2(X2<X1)、縦寸法Ｙ2(Y2<Y1)でなるカード形成領域を、
前記連続フォームの表面側から前記貼付紙の表面に達す
るダイカットによって区画形成してなり、前記連続フォ
ームの表面側であって、前記単位フォーム域毎に、前記
カード形成領域およびその残余領域に対応印字処理が可
能な印字部を備え、前記カード形成領域を前記透明シー
ト層と前記第２の接着剤層との間で剥離可能になしたカ
ードを一体的に組み込んだ連続フォームを構成するもの
である。
的を達成するにあたって、具体的には、コンピュータ装
置などによるデータ印字処理が可能であり、印字送り長
さ方向に所定の間隔をおいて設けた横断ミシン目線によ
って単位フォームを区画形成してなる連続フォームと、
前記連続フォームの裏面側であって、各単位フォーム域
毎に予め定められた領域部分に対して取り付けられる横
寸法Ｘ1 、縦寸法Ｙ1 でなる裏当て構造体とからなり、
前記裏当て構造体は、前記連続フォームの裏面に第１の
接着剤層を介して貼り合わされる透明シート層と、前記
透明シート層の他方の面に第２の接着剤層を介して貼り
合わされる貼付紙とからなり、前記連続フォームの裏面
側に取り付けられる裏当て構造体の面域内に、横寸法Ｘ
2(X2<X1)、縦寸法Ｙ2(Y2<Y1)でなるカード形成領域を、
前記連続フォームの表面側から前記貼付紙の表面に達す
るダイカットによって区画形成してなり、前記連続フォ
ームの表面側であって、前記単位フォーム域毎に、前記
カード形成領域およびその残余領域に対応印字処理が可
能な印字部を備え、前記カード形成領域を前記透明シー
ト層と前記第２の接着剤層との間で剥離可能になしたカ
ードを一体的に組み込んだ連続フォームを構成するもの
である。
【００１３】さらに、この発明では、前記裏当て構造体
における前記第１の接着剤層と前記透明シート層とが、
一方の面に粘着剤層を備えた透明フィルムラベルによっ
て構成されるものからなり、前記透明フィルムラベルを
前記粘着剤層を介して前記連続フォームの裏面側に貼り
合わせてなる構成を含むものでもある。
における前記第１の接着剤層と前記透明シート層とが、
一方の面に粘着剤層を備えた透明フィルムラベルによっ
て構成されるものからなり、前記透明フィルムラベルを
前記粘着剤層を介して前記連続フォームの裏面側に貼り
合わせてなる構成を含むものでもある。
【００１４】さらにまた、この発明では、前記連続フォ
ームの裏面側であって、前記各単位フォーム域における
カード形成領域毎に、所望の伝達情報を予め印刷処理に
よって表示形成してなる構成を含み、前記各カード形成
領域毎に、前記ダイカットに隣接して前記第２の接着剤
層の一部を部分的に除去してなる構成をも含むものでも
ある。
ームの裏面側であって、前記各単位フォーム域における
カード形成領域毎に、所望の伝達情報を予め印刷処理に
よって表示形成してなる構成を含み、前記各カード形成
領域毎に、前記ダイカットに隣接して前記第２の接着剤
層の一部を部分的に除去してなる構成をも含むものでも
ある。
【００１５】
【実施例の説明】以下、この発明になるカードを一体的
に組み込んだ連続フォームについて、図面に示す具体的
な実施例にもとづいて詳細に説明する。図１は、この発
明になるカードを一体的に組み込んだ連続フォームの具
体的な第１の実施例を示す概略的な斜視図であり、図２
は、この発明になるカードを一体的に組み込んだ連続フ
ォームの具体的な第２の実施例を示す概略的な斜視図で
あり、図３Ａは、図１におけるＡ−Ａ線に沿った断面を
特に厚さ方向に拡大して示すＡ−Ａ線拡大断面図であ
り、図３Ｂは、カード体Ｃを剥離した状態を示すＡ−Ａ
線拡大断面図である。
に組み込んだ連続フォームについて、図面に示す具体的
な実施例にもとづいて詳細に説明する。図１は、この発
明になるカードを一体的に組み込んだ連続フォームの具
体的な第１の実施例を示す概略的な斜視図であり、図２
は、この発明になるカードを一体的に組み込んだ連続フ
ォームの具体的な第２の実施例を示す概略的な斜視図で
あり、図３Ａは、図１におけるＡ−Ａ線に沿った断面を
特に厚さ方向に拡大して示すＡ−Ａ線拡大断面図であ
り、図３Ｂは、カード体Ｃを剥離した状態を示すＡ−Ａ
線拡大断面図である。
【００１６】この発明になるカードを一体的に組み込ん
だ連続フォームは、連続フォーム１と、裏当て構造体２
との組み合わせによって構成される。この発明におい、
前記連続フォーム１は、コンピュータ装置等における連
続印字処理システムに適合するように、その送り長さ方
向に沿った両側にマージナルホール列３、３と、当該マ
ージナルホール列３、３の内側に沿ったマージナルホー
ル列切離ライン４、４と、送り方向に所定の間隔をおい
て設けた横断ミシン目線５とを備えており、前記マージ
ナルホール列切離ライン４、４と、前記横断ミシン目線
５、５とにより単位フォーム６をそれぞれ区画形成す
る。
だ連続フォームは、連続フォーム１と、裏当て構造体２
との組み合わせによって構成される。この発明におい、
前記連続フォーム１は、コンピュータ装置等における連
続印字処理システムに適合するように、その送り長さ方
向に沿った両側にマージナルホール列３、３と、当該マ
ージナルホール列３、３の内側に沿ったマージナルホー
ル列切離ライン４、４と、送り方向に所定の間隔をおい
て設けた横断ミシン目線５とを備えており、前記マージ
ナルホール列切離ライン４、４と、前記横断ミシン目線
５、５とにより単位フォーム６をそれぞれ区画形成す
る。
【００１７】前記連続フォーム１は、その表面１ａに対
して、連続印字処理システムによって対応印字処理が可
能である印字部を形成する。前記連続フォーム１におけ
る印字部は、図１に示す第１の実施例のものにあって
は、前記単位フォーム６毎に、前記連続フォーム１の印
字送り長さ方向に平行する第１の印字処理帯域７および
第２の印字処理帯域８とによって構成される。図に示す
例において、前記第１の印字処理帯域７は、当該連続フ
ォーム１への直接的な情報印字欄９を含み、前記第２の
印字処理帯域８は、後述する裏当て構造体２を取り付け
るための裏当て構造体取り付け領域部分１０を含むもの
からなっている。図１に示す第１の実施例において、参
照符号１１は、前記単位フォーム６を二つ折りにするた
めの折畳み線を示すものである。
して、連続印字処理システムによって対応印字処理が可
能である印字部を形成する。前記連続フォーム１におけ
る印字部は、図１に示す第１の実施例のものにあって
は、前記単位フォーム６毎に、前記連続フォーム１の印
字送り長さ方向に平行する第１の印字処理帯域７および
第２の印字処理帯域８とによって構成される。図に示す
例において、前記第１の印字処理帯域７は、当該連続フ
ォーム１への直接的な情報印字欄９を含み、前記第２の
印字処理帯域８は、後述する裏当て構造体２を取り付け
るための裏当て構造体取り付け領域部分１０を含むもの
からなっている。図１に示す第１の実施例において、参
照符号１１は、前記単位フォーム６を二つ折りにするた
めの折畳み線を示すものである。
【００１８】一方、この発明において、前記裏当て構造
体２は、概して、横寸法Ｘ1 、縦寸法Ｙ1 でなる積層構
造体のものからなっている。前記裏当て構造体２は、前
記連続フォーム１の裏面１ｂに第１の接着剤層１２を介
して貼り合わされる透明シート層１３と、前記透明シー
ト層１３の他方の面１３ｂに第２の接着剤層１４を介し
て貼り合わされる貼付紙１５とからなっている。
体２は、概して、横寸法Ｘ1 、縦寸法Ｙ1 でなる積層構
造体のものからなっている。前記裏当て構造体２は、前
記連続フォーム１の裏面１ｂに第１の接着剤層１２を介
して貼り合わされる透明シート層１３と、前記透明シー
ト層１３の他方の面１３ｂに第２の接着剤層１４を介し
て貼り合わされる貼付紙１５とからなっている。
【００１９】この発明において、前記透明シート層１３
は、その一例において、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）等の自己粘着性を有するシート材によって構
成されるものであり、第１の接着剤層１２を介して前記
連続フォーム１の裏面１ｂに対して貼り合わされる。
は、その一例において、ポリエチレンテレフタレート
（ＰＥＴ）等の自己粘着性を有するシート材によって構
成されるものであり、第１の接着剤層１２を介して前記
連続フォーム１の裏面１ｂに対して貼り合わされる。
【００２０】前記裏当て構造体２における前記第１の接
着剤層１２と前記透明シート層１３とは、一方の面に粘
着剤層を備えた透明フィルムラベルによって構成される
ものをも含み、この透明フィルムラベルを粘着剤層を介
して前記連続フォーム１の裏面側１ｂに貼り合わせたも
のであってもよい。
着剤層１２と前記透明シート層１３とは、一方の面に粘
着剤層を備えた透明フィルムラベルによって構成される
ものをも含み、この透明フィルムラベルを粘着剤層を介
して前記連続フォーム１の裏面側１ｂに貼り合わせたも
のであってもよい。
【００２１】さらに、この発明では、前記連続フォーム
１の裏面側１ｂに取り付けられる裏当て構造体２の面域
内に対し、横寸法Ｘ2 （この横寸法Ｘ2 は、前記裏当て
構造体２の横寸法Ｘ1 より小さい、即ちＸ2 ＜Ｘ1 であ
る）、縦寸法Ｙ2 （この縦寸法Ｙ2 は、前記裏当て構造
体２の縦寸法Ｙ1 より小さい、即ちＹ2 ＜Ｙ1 である）
でなるカード形成領域１６を区画形成するためのダイカ
ット１７が設けられている。
１の裏面側１ｂに取り付けられる裏当て構造体２の面域
内に対し、横寸法Ｘ2 （この横寸法Ｘ2 は、前記裏当て
構造体２の横寸法Ｘ1 より小さい、即ちＸ2 ＜Ｘ1 であ
る）、縦寸法Ｙ2 （この縦寸法Ｙ2 は、前記裏当て構造
体２の縦寸法Ｙ1 より小さい、即ちＹ2 ＜Ｙ1 である）
でなるカード形成領域１６を区画形成するためのダイカ
ット１７が設けられている。
【００２２】前記ダイカット１７は、前記連続フォーム
１の表面側１ａから前記貼付紙１５の表面１５ａに達す
るものからなっている。前記カード形成領域１６は、前
記ダイカット１７に沿って前記透明シート層１３と前記
第２の接着剤層１４との間で剥離可能になっている。
１の表面側１ａから前記貼付紙１５の表面１５ａに達す
るものからなっている。前記カード形成領域１６は、前
記ダイカット１７に沿って前記透明シート層１３と前記
第２の接着剤層１４との間で剥離可能になっている。
【００２３】この発明において、前記連続フォーム１の
裏面側１ｂであって、前記各単位フォーム域６における
カード形成領域１６毎に、所望の伝達情報等１８が予め
印刷処理によって表示形成してある。
裏面側１ｂであって、前記各単位フォーム域６における
カード形成領域１６毎に、所望の伝達情報等１８が予め
印刷処理によって表示形成してある。
【００２４】さらに、この発明では、前記各カード形成
領域１６毎に、前記ダイカット１７に隣接して前記第２
の接着剤層１４の一部を部分的に除去しておくことがで
き、それによって、前記カード形成領域１６部分の剥離
作業を容易にする。
領域１６毎に、前記ダイカット１７に隣接して前記第２
の接着剤層１４の一部を部分的に除去しておくことがで
き、それによって、前記カード形成領域１６部分の剥離
作業を容易にする。
【００２５】一方、この発明になるカードを一体的に組
み込んだ連続フォームは、以下に示すような手順に沿っ
て形成される。まず、周知の手順に従って、例えば、図
１あるいは図２に示すような態様の連続フォーム１が所
望の印刷工程を経て準備される。次いで、前記連続フォ
ーム１の裏面側１ｂに対し、その各単位フォーム６にお
ける裏当て構造体取付け部位に第１の接着剤層１２が塗
布され、第１の接着剤層１２を介して透明シート層１３
が貼り合わされる。この場合、別の実施例にあっては、
第１の接着剤層１２および透明シート層１３の構成に代
えて、一方の面に粘着剤層を備えた透明フィルムラベル
を、粘着剤層を介して前記連続フォーム１の裏面側１ｂ
に貼り合わせたものであってもよい。
み込んだ連続フォームは、以下に示すような手順に沿っ
て形成される。まず、周知の手順に従って、例えば、図
１あるいは図２に示すような態様の連続フォーム１が所
望の印刷工程を経て準備される。次いで、前記連続フォ
ーム１の裏面側１ｂに対し、その各単位フォーム６にお
ける裏当て構造体取付け部位に第１の接着剤層１２が塗
布され、第１の接着剤層１２を介して透明シート層１３
が貼り合わされる。この場合、別の実施例にあっては、
第１の接着剤層１２および透明シート層１３の構成に代
えて、一方の面に粘着剤層を備えた透明フィルムラベル
を、粘着剤層を介して前記連続フォーム１の裏面側１ｂ
に貼り合わせたものであってもよい。
【００２６】前記連続フォーム１の裏面側１ｂに第１の
接着剤層１２を介して貼り合わせた透明シート層１３の
裏面１３ｂに、あるいは前記透明フィルムラベルに第２
の接着剤層１４を塗布形成し、前記第２の接着剤層１４
を介して貼付紙１５を貼り合わせる。
接着剤層１２を介して貼り合わせた透明シート層１３の
裏面１３ｂに、あるいは前記透明フィルムラベルに第２
の接着剤層１４を塗布形成し、前記第２の接着剤層１４
を介して貼付紙１５を貼り合わせる。
【００２７】しかる後、前記連続フォーム１の表面側１
ａから前記貼付紙１５の表面１５ａに達するダイカット
１７を形成して、前記カード形成領域１６を区画形成す
る。このダイカット１７によって、前記カード形成領域
１６は、前記透明シート層１３と前記第２の接着剤層１
４との間で剥離可能であり、剥離操作によって、カード
体Ｃを単位フォーム６から分離させることができるよう
になっている。
ａから前記貼付紙１５の表面１５ａに達するダイカット
１７を形成して、前記カード形成領域１６を区画形成す
る。このダイカット１７によって、前記カード形成領域
１６は、前記透明シート層１３と前記第２の接着剤層１
４との間で剥離可能であり、剥離操作によって、カード
体Ｃを単位フォーム６から分離させることができるよう
になっている。
【００２８】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明のカードを一
体的に組み込んだ連続フォームは、構造が極めて簡単な
ものであって、既存の各種加工処理装置に対して変更な
く適用することができるものであり、それらの点におい
て製造が容易であり、かつ多量生産に適合するなど、経
済的にも極めて有利に作用するものといえる。
体的に組み込んだ連続フォームは、構造が極めて簡単な
ものであって、既存の各種加工処理装置に対して変更な
く適用することができるものであり、それらの点におい
て製造が容易であり、かつ多量生産に適合するなど、経
済的にも極めて有利に作用するものといえる。
【００２９】さらに、この発明になるカードを一体的に
組み込んだ連続フォームは、製作者側においては、カー
ドへの情報処理並びに単位フォームへの情報処理を、一
致対応させて同時的に処理することができる点、印字面
が平滑であるのでＮＩＰ印字処理適性に優れたものであ
る点、カード裏面に透明フィルムを貼り付けてあるので
紙カードに比べて高級感があり、耐久性に優れている
点、カードと単位フォームとが一体となっているので特
定の情報ごとに対応させてマッチング処理する必要がな
い点等において極めて有効に作用するものといえる。
組み込んだ連続フォームは、製作者側においては、カー
ドへの情報処理並びに単位フォームへの情報処理を、一
致対応させて同時的に処理することができる点、印字面
が平滑であるのでＮＩＰ印字処理適性に優れたものであ
る点、カード裏面に透明フィルムを貼り付けてあるので
紙カードに比べて高級感があり、耐久性に優れている
点、カードと単位フォームとが一体となっているので特
定の情報ごとに対応させてマッチング処理する必要がな
い点等において極めて有効に作用するものといえる。
【図１】図１は、この発明になるカードを一体的に組み
込んだ連続フォームの具体的な第１の実施例を示す概略
的な斜視図である。
込んだ連続フォームの具体的な第１の実施例を示す概略
的な斜視図である。
【図２】図２は、この発明になるカードを一体的に組み
込んだ連続フォームの具体的な第２の実施例を示す概略
的な斜視図である。
込んだ連続フォームの具体的な第２の実施例を示す概略
的な斜視図である。
【図３】図３Ａは、図１におけるＡ−Ａ線に沿った断面
を特に厚さ方向に拡大して示すＡ−Ａ線拡大断面図であ
り、図３Ｂは、カード体Ｃを剥離した状態を示すＡ−Ａ
線拡大断面図である。
を特に厚さ方向に拡大して示すＡ−Ａ線拡大断面図であ
り、図３Ｂは、カード体Ｃを剥離した状態を示すＡ−Ａ
線拡大断面図である。
【図４】図４は、従来のカード付き連続フォームの異な
る具体例を示すものであって、図４Ａは、その第１の従
来例を示す概略的な拡大断面図であり、図４Ｂは、第２
の従来例を示す概略的な斜視図である。
る具体例を示すものであって、図４Ａは、その第１の従
来例を示す概略的な拡大断面図であり、図４Ｂは、第２
の従来例を示す概略的な斜視図である。
１ 連続フォーム ２ 裏当て構造体 ３、３ マージナルホール列 ５、５ 横断ミシン目線 ６ 単位フォーム ７ 第１の印字処理帯域 ８ 第２の印字処理帯域 ９ 情報印字欄 １０ 裏当て構造体取り付け領域部分 １２ 第１の接着剤層 １３ 透明シート層 １４ 第２の接着剤層 １５ 貼付紙 １６ カード形成領域 １７ ダイカット １８ 所望の伝達情報
Claims (4)
- 【請求項１】 コンピュータ等によるデータ印字処理が
可能であり、印字送り長さ方向に所定の間隔をおいて設
けた横断ミシン目線によって単位フォームを区画形成し
てなる連続フォームと、 前記連続フォームの裏面側であって、各単位フォーム域
毎に予め定められた領域部分に対して取り付けられる横
寸法Ｘ1 、縦寸法Ｙ1 でなる裏当て構造体とからなり、 前記裏当て構造体は、前記連続フォームの裏面に第１の
接着剤層を介して貼り合わされる透明シート層と、前記
透明シート層の他方の面に第２の接着剤層を介して貼り
合わされる貼付紙とからなり、 前記連続フォームの裏面側に取り付けられる裏当て構造
体の面域内に、横寸法Ｘ2(X2<X1)、縦寸法Ｙ2(Y2<Y1)で
なるカード形成領域を、前記連続フォームの表面側から
前記貼付紙の表面に達するダイカットによって区画形成
してなり、 前記連続フォームの表面側であって、前記単位フォーム
域毎に、前記カード形成領域およびその残余領域に対応
印字処理が可能な印字部を備え、 前記カード形成領域を前記透明シート層と前記第２の接
着剤層との間で剥離可能になしたことを特徴とするカー
ドを一体的に組み込んだ連続フォーム。 - 【請求項２】 前記裏当て構造体における前記第１の接
着剤層と前記透明シート層とが、一方の面に粘着剤層を
備えた透明フィルムラベルによって構成されるものから
なり、前記透明フィルムラベルを前記粘着剤層を介して
前記連続フォームの裏面側に貼り合わせてなることを特
徴とする請求項１に記載のカードを一体的に組み込んだ
連続フォーム。 - 【請求項３】 前記連続フォームの裏面側であって、前
記各単位フォーム域におけるカード形成領域毎に、所望
の伝達情報を予め印刷処理によって表示形成してなるこ
とを特徴とする請求項１または請求項２に記載のカード
を一体的に組み込んだ連続フォーム。 - 【請求項４】 前記各カード形成領域毎に、前記ダイカ
ットに隣接して前記第２の接着剤層の一部を部分的に除
去してなることを特徴とする請求項１〜請求項３に記載
のカードを一体的に組み込んだ連続フォーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11326396A JPH09277758A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | カードを一体的に組み込んだ連続フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11326396A JPH09277758A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | カードを一体的に組み込んだ連続フォーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09277758A true JPH09277758A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14607737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11326396A Pending JPH09277758A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | カードを一体的に組み込んだ連続フォーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09277758A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7045034B2 (en) * | 1999-10-13 | 2006-05-16 | Malessa Partners, L.L.C. | Integrated forms and method of making such forms |
| US7153556B2 (en) | 1999-10-13 | 2006-12-26 | Malessa Partners, L.L.C. | Integrated forms and method of making such forms |
| US7473452B2 (en) | 1999-10-13 | 2009-01-06 | Malessa Partners, L.L.C. | Integrated forms and method of making such forms |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP11326396A patent/JPH09277758A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7045034B2 (en) * | 1999-10-13 | 2006-05-16 | Malessa Partners, L.L.C. | Integrated forms and method of making such forms |
| US7153556B2 (en) | 1999-10-13 | 2006-12-26 | Malessa Partners, L.L.C. | Integrated forms and method of making such forms |
| US7473452B2 (en) | 1999-10-13 | 2009-01-06 | Malessa Partners, L.L.C. | Integrated forms and method of making such forms |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050413 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A521 | Written amendment |
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Effective date: 20060117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |