JPH09276889A - 膜分離活性汚泥処理槽の保守方法及び膜分離活性汚泥処理槽 - Google Patents
膜分離活性汚泥処理槽の保守方法及び膜分離活性汚泥処理槽Info
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- JPH09276889A JPH09276889A JP8118430A JP11843096A JPH09276889A JP H09276889 A JPH09276889 A JP H09276889A JP 8118430 A JP8118430 A JP 8118430A JP 11843096 A JP11843096 A JP 11843096A JP H09276889 A JPH09276889 A JP H09276889A
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- sludge treatment
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】膜分離活性汚泥処理槽の分離処理効率を充分に
高く保持しつつ、保守の容易化を可能とする膜分離活性
汚泥処理槽の保守方法を提供する。 【解決手段】曝気室13内に膜分離モジュ−ル2を浸漬
し、膜分離モジュ−ル2の直下に散気管32を配設した
膜分離活性汚泥処理槽の散気管32へのエア供給を中断
し、膜分離モジュ−ル2を槽1内に留めたままで散気管
32を槽外に取り出し、該散気管32を洗浄して散気流
量を回復させる。
高く保持しつつ、保守の容易化を可能とする膜分離活性
汚泥処理槽の保守方法を提供する。 【解決手段】曝気室13内に膜分離モジュ−ル2を浸漬
し、膜分離モジュ−ル2の直下に散気管32を配設した
膜分離活性汚泥処理槽の散気管32へのエア供給を中断
し、膜分離モジュ−ル2を槽1内に留めたままで散気管
32を槽外に取り出し、該散気管32を洗浄して散気流
量を回復させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膜分離活性汚泥処理
槽の保守方法に関し、家庭でのし尿及び雑排水等の生活
排水の浄化処理に有用なものである。
槽の保守方法に関し、家庭でのし尿及び雑排水等の生活
排水の浄化処理に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】下水道が完備していない地域での生活排
水の処理の現状は、宅地に埋設した曝気式浄化槽(単独
処理浄化槽)でし尿を処理し、台所や風呂場で発生する
雑排水については、無処理で側溝に放流しているケ−ス
が殆んどであり(国内でほぼ700万基以上)、側溝に
放流された雑排水が河川や湖沼に流入し、水源を汚染
し、飲料水の水質低下や浄水場での高度処理に伴うコト
トアップを招来している。而して、近来、各家庭で発生
する雑排水についても、各家庭で浄化処理することが要
請されている。
水の処理の現状は、宅地に埋設した曝気式浄化槽(単独
処理浄化槽)でし尿を処理し、台所や風呂場で発生する
雑排水については、無処理で側溝に放流しているケ−ス
が殆んどであり(国内でほぼ700万基以上)、側溝に
放流された雑排水が河川や湖沼に流入し、水源を汚染
し、飲料水の水質低下や浄水場での高度処理に伴うコト
トアップを招来している。而して、近来、各家庭で発生
する雑排水についても、各家庭で浄化処理することが要
請されている。
【0003】上記の曝気式浄化槽は、曝気室でし尿中の
有機物を微生物(活性汚泥)によって好気状態下で吸着
・代謝分解させ、微生物群を増殖し、この微生物増殖液
を沈殿分離室に導入し、沈殿分離(重力分離)による上
澄液を放流し、沈殿した汚泥を曝気室に返送し、余剰汚
泥を外部に取り出す構成とされている。この曝気式浄化
槽の性能アップのために、曝気室内に膜モジュ−ルを浸
漬して上記沈殿分離に代え膜分離を使用する浄化槽、す
なわち膜分離活性汚泥処理槽が開発されている。
有機物を微生物(活性汚泥)によって好気状態下で吸着
・代謝分解させ、微生物群を増殖し、この微生物増殖液
を沈殿分離室に導入し、沈殿分離(重力分離)による上
澄液を放流し、沈殿した汚泥を曝気室に返送し、余剰汚
泥を外部に取り出す構成とされている。この曝気式浄化
槽の性能アップのために、曝気室内に膜モジュ−ルを浸
漬して上記沈殿分離に代え膜分離を使用する浄化槽、す
なわち膜分離活性汚泥処理槽が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この膜分離活性汚泥処
理槽の散気管においては、微生物による好気分解のため
の酸素供給以外に、その噴出空気に基づく気液混合流で
膜分離モジュ−ルの膜面への汚泥付着を抑制し、その膜
の濾過抵抗の増大を抑えて濾過流束を可及的に初期値に
保持することが期待される。而るに、従来においては、
槽外に取出しての膜分離モジュ−ルの洗浄時に散気管を
洗浄しており、汚泥詰まりにより散気流量が低下しても
散気が続けられることが往々にしてあり、かかるもとで
は膜面への汚泥付着が速められ、膜分離モジュ−ルの洗
浄頻度の増大が余儀なくされる。そして、膜分離モジュ
−ルが大型であり、しかも膜面が内部に閉じ込められて
いてその洗浄に多くの時間や労力を必要とすることから
して、保守の困難化が否めない。
理槽の散気管においては、微生物による好気分解のため
の酸素供給以外に、その噴出空気に基づく気液混合流で
膜分離モジュ−ルの膜面への汚泥付着を抑制し、その膜
の濾過抵抗の増大を抑えて濾過流束を可及的に初期値に
保持することが期待される。而るに、従来においては、
槽外に取出しての膜分離モジュ−ルの洗浄時に散気管を
洗浄しており、汚泥詰まりにより散気流量が低下しても
散気が続けられることが往々にしてあり、かかるもとで
は膜面への汚泥付着が速められ、膜分離モジュ−ルの洗
浄頻度の増大が余儀なくされる。そして、膜分離モジュ
−ルが大型であり、しかも膜面が内部に閉じ込められて
いてその洗浄に多くの時間や労力を必要とすることから
して、保守の困難化が否めない。
【0005】本発明の目的は、膜分離活性汚泥処理槽の
分離処理効率を充分に高く保持しつつ、保守の容易化を
可能とする膜分離活性汚泥処理槽の保守方法及び膜分離
活性汚泥処理槽を提供することにある。
分離処理効率を充分に高く保持しつつ、保守の容易化を
可能とする膜分離活性汚泥処理槽の保守方法及び膜分離
活性汚泥処理槽を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る膜分離活性
汚泥処理槽の保守方法は、曝気室内に膜分離モジュ−ル
を浸漬し、膜分離モジュ−ルの直下に散気管を配設した
膜分離活性汚泥処理槽の散気管へのエア供給を中断し、
膜分離モジュ−ルは槽内に留めたままで散気管を槽外に
取り出し、該散気管を洗浄して散気流量を回復させるこ
とを特徴とする構成である。本発明に係る膜分離活性汚
泥処理槽は、上記の保守方法において使用する膜分離活
性汚泥処理槽であり、下端を曝気室底部に着脱可能で、
かつ回動可能に支承した給気用幹管部に散気管部を取付
けたことを特徴とする構成である。
汚泥処理槽の保守方法は、曝気室内に膜分離モジュ−ル
を浸漬し、膜分離モジュ−ルの直下に散気管を配設した
膜分離活性汚泥処理槽の散気管へのエア供給を中断し、
膜分離モジュ−ルは槽内に留めたままで散気管を槽外に
取り出し、該散気管を洗浄して散気流量を回復させるこ
とを特徴とする構成である。本発明に係る膜分離活性汚
泥処理槽は、上記の保守方法において使用する膜分離活
性汚泥処理槽であり、下端を曝気室底部に着脱可能で、
かつ回動可能に支承した給気用幹管部に散気管部を取付
けたことを特徴とする構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
おいて使用する膜分離活性汚泥処理槽を示す説明図、図
1の(ロ)は図1の(イ)におけるロ−ロ断面図であ
る。図1の(イ)及び図1の(ロ)において、1は地中
に埋設する処理槽であり、下端開放の隔壁11で嫌気室
12と曝気室13とに仕切ってある。14は嫌気室に設
けた排水導入口、15は曝気室の天井に設けたマンホ−
ル口、16はマンホ−ル蓋である。2は曝気室13内に
設置した膜分離モジュ−ルであり、図2に示すように、
下端にスカ−ト部21を有するフレ−ム20内に平膜エ
レメント22を複数枚並設し、平膜エレメント22,2
2相互間に被処理液流路間隙を確保してあり、膜分離モ
ジュ−ル全体が被処理液中に浸漬される。23は平膜エ
レメント22の濾過液取出支管、24は濾過液集合管、
25は濾過液取出幹管であり、図1に示すように、マン
ホ−ル蓋16から引出してある。
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
おいて使用する膜分離活性汚泥処理槽を示す説明図、図
1の(ロ)は図1の(イ)におけるロ−ロ断面図であ
る。図1の(イ)及び図1の(ロ)において、1は地中
に埋設する処理槽であり、下端開放の隔壁11で嫌気室
12と曝気室13とに仕切ってある。14は嫌気室に設
けた排水導入口、15は曝気室の天井に設けたマンホ−
ル口、16はマンホ−ル蓋である。2は曝気室13内に
設置した膜分離モジュ−ルであり、図2に示すように、
下端にスカ−ト部21を有するフレ−ム20内に平膜エ
レメント22を複数枚並設し、平膜エレメント22,2
2相互間に被処理液流路間隙を確保してあり、膜分離モ
ジュ−ル全体が被処理液中に浸漬される。23は平膜エ
レメント22の濾過液取出支管、24は濾過液集合管、
25は濾過液取出幹管であり、図1に示すように、マン
ホ−ル蓋16から引出してある。
【0008】図1の(イ)及び図1の(ロ)において、
31は給気用幹管部、32,…は散気管部であり、これ
らの散気管部32,…(孔あき管であり、例えばプラス
チックパイプが使用される)を給気用枝管部33に連結
し、この給気用枝管部33を給気用幹管部31を連結し
てある。30は曝気室13の底部に取付けた給気用幹管
部受台であり、この受台30に給気用幹管部31の下端
を着脱可能で、かつ回動可能に支承し、給気用幹管部3
1の上端をマンホ−ル蓋16から引出してある。而し
て、点線で示す、膜分離モジュ−ルの直下に位置してい
る散気管部を、マンホ−ル蓋16を開け、給気用幹管部
31を回動させることにより、実線で示すようにその直
下から取出し、更に、マンホ−ル口15の外部に給気用
幹管部31と共に搬出することができる。
31は給気用幹管部、32,…は散気管部であり、これ
らの散気管部32,…(孔あき管であり、例えばプラス
チックパイプが使用される)を給気用枝管部33に連結
し、この給気用枝管部33を給気用幹管部31を連結し
てある。30は曝気室13の底部に取付けた給気用幹管
部受台であり、この受台30に給気用幹管部31の下端
を着脱可能で、かつ回動可能に支承し、給気用幹管部3
1の上端をマンホ−ル蓋16から引出してある。而し
て、点線で示す、膜分離モジュ−ルの直下に位置してい
る散気管部を、マンホ−ル蓋16を開け、給気用幹管部
31を回動させることにより、実線で示すようにその直
下から取出し、更に、マンホ−ル口15の外部に給気用
幹管部31と共に搬出することができる。
【0009】図1の(イ)において、4は平膜エレメン
ト内を負圧化するために膜分離モジュ−ル2の濾過液取
出幹管25に連結した吸引ポンプ、5は散気管部32,
…に空気を供給するために給気用幹管部31,31に連
結したブロアである。
ト内を負圧化するために膜分離モジュ−ル2の濾過液取
出幹管25に連結した吸引ポンプ、5は散気管部32,
…に空気を供給するために給気用幹管部31,31に連
結したブロアである。
【0010】上記の膜分離活性汚泥処理槽では、給気用
幹管部と給気用枝管部と散気管部とからなる散気手段を
2基とし、かつ散気管部を2段にしているが、散気管部
を膜分離モジュ−ル直下のほぼ全域に配し得れば、1基
または3基以上で、かつ1段または3段以上とすること
もできる。
幹管部と給気用枝管部と散気管部とからなる散気手段を
2基とし、かつ散気管部を2段にしているが、散気管部
を膜分離モジュ−ル直下のほぼ全域に配し得れば、1基
または3基以上で、かつ1段または3段以上とすること
もできる。
【0011】上記の膜分離活性汚泥処理槽は家庭での生
活排水(し尿及び台所や浴室等からの雑排水)の浄化処
理に好適である。この浄化処理を行うには、図1におい
て、散気管部32,…を膜分離モジュ−ル2の直下に配
し、家庭排水を排水導入口14から嫌気室12に導入
し、狭雑物を分離すると共に汚水を安定化し、更に、曝
気室13内で散気管部32,…からのエアによる好気状
態下で汚水中の有機物を微生物(活性汚泥)によって吸
着・代謝分解させて微生物群を増殖していくと共に散気
管部32,…からの噴出エアに基づく気液混合流を膜分
離モジュ−ル2の平膜エレメント間の間隙に通過させて
膜面での汚泥付着を抑制し、同時に平膜エレメントの濾
過液側の負圧化による膜間差圧のもとで濾過を行わせて
曝気室13内の活性汚泥水から水を分離していく。而し
て、この濾過の進行と微生物群の増殖進行とにより活性
汚泥濃度が次第に増加していく。
活排水(し尿及び台所や浴室等からの雑排水)の浄化処
理に好適である。この浄化処理を行うには、図1におい
て、散気管部32,…を膜分離モジュ−ル2の直下に配
し、家庭排水を排水導入口14から嫌気室12に導入
し、狭雑物を分離すると共に汚水を安定化し、更に、曝
気室13内で散気管部32,…からのエアによる好気状
態下で汚水中の有機物を微生物(活性汚泥)によって吸
着・代謝分解させて微生物群を増殖していくと共に散気
管部32,…からの噴出エアに基づく気液混合流を膜分
離モジュ−ル2の平膜エレメント間の間隙に通過させて
膜面での汚泥付着を抑制し、同時に平膜エレメントの濾
過液側の負圧化による膜間差圧のもとで濾過を行わせて
曝気室13内の活性汚泥水から水を分離していく。而し
て、この濾過の進行と微生物群の増殖進行とにより活性
汚泥濃度が次第に増加していく。
【0012】この活性汚泥濃度の増加により、膜分離モ
ジュ−ルの膜面への活性汚泥の急速な付着進行が避けら
れず、やがては濾過流束が下限値に達し、膜面からの活
性汚泥ケ−クの除去が必要となる。この膜面への活性汚
泥の急速な付着進行の原因としては、上記した活性汚泥
濃度の増加以外に、散気管部32,…の汚泥詰まりによ
る散気流速低下で生じる汚泥付着抑制効果の減退もあ
り、濾過流速が下限値に達したときには、従来例では、
散気流速もかなり低下している。而るに、本発明に係る
膜分離活性汚泥処理槽の保守方法によれば、散気流速が
低下するまえに、膜分離モジュ−ル2を曝気室13内に
留めたままで散気管部32,…を曝気室13外に取出し
たのち洗浄することにより散気流量を回復でき、濾過流
束が下限値に達するのを遅らすことができるから、それ
だけ膜分離モジュ−ルを曝気室外に取り出しての洗浄頻
度を減少できる。
ジュ−ルの膜面への活性汚泥の急速な付着進行が避けら
れず、やがては濾過流束が下限値に達し、膜面からの活
性汚泥ケ−クの除去が必要となる。この膜面への活性汚
泥の急速な付着進行の原因としては、上記した活性汚泥
濃度の増加以外に、散気管部32,…の汚泥詰まりによ
る散気流速低下で生じる汚泥付着抑制効果の減退もあ
り、濾過流速が下限値に達したときには、従来例では、
散気流速もかなり低下している。而るに、本発明に係る
膜分離活性汚泥処理槽の保守方法によれば、散気流速が
低下するまえに、膜分離モジュ−ル2を曝気室13内に
留めたままで散気管部32,…を曝気室13外に取出し
たのち洗浄することにより散気流量を回復でき、濾過流
束が下限値に達するのを遅らすことができるから、それ
だけ膜分離モジュ−ルを曝気室外に取り出しての洗浄頻
度を減少できる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る膜分離活性汚泥処理槽の保
守方法によれば、膜分離モジュ−ルの槽外洗浄作業とは
独立して散気管を適時、槽外に取出して洗浄し、散気管
の散気流量をほぼ常時、所望の一定量に維持し得るか
ら、汚泥詰まりに基づく散気流量低下に伴う膜分離モジ
ュ−ルでの汚泥付着増速を排除し得、それだけ膜面での
汚泥付着進行を遅らせて膜分離モジュ−ルの洗浄頻度を
軽減できる。而して、散気管の槽外洗浄は、膜分離モジ
ュ−ルの槽外洗浄に較べて頗る容易であるから、膜分離
モジュ−ルの槽外洗浄頻度の軽減により膜分離活性汚泥
処理槽保守の容易化を図ることができる。
守方法によれば、膜分離モジュ−ルの槽外洗浄作業とは
独立して散気管を適時、槽外に取出して洗浄し、散気管
の散気流量をほぼ常時、所望の一定量に維持し得るか
ら、汚泥詰まりに基づく散気流量低下に伴う膜分離モジ
ュ−ルでの汚泥付着増速を排除し得、それだけ膜面での
汚泥付着進行を遅らせて膜分離モジュ−ルの洗浄頻度を
軽減できる。而して、散気管の槽外洗浄は、膜分離モジ
ュ−ルの槽外洗浄に較べて頗る容易であるから、膜分離
モジュ−ルの槽外洗浄頻度の軽減により膜分離活性汚泥
処理槽保守の容易化を図ることができる。
【図1】図1の(イ)は本発明に係る膜分離活性汚泥処
理槽を示す説明図、図1の(ロ)は図1の(イ)におけ
るロ−ロ断面図である。
理槽を示す説明図、図1の(ロ)は図1の(イ)におけ
るロ−ロ断面図である。
【図2】図2における膜分離モジュ−ルを示す説明図で
ある。
ある。
1 処理槽 13 曝気室 14 排水導入口 2 膜分離モジュ−ル 30 給気用幹管部受台 31 給気用幹管部 32 散気管部 33 給気用支管部 4 吸引ポンプ 5 ブロア
Claims (2)
- 【請求項1】曝気室内に膜分離モジュ−ルを浸漬し、膜
分離モジュ−ルの直下に散気管を配設した膜分離活性汚
泥処理槽の散気管へのエア供給を中断し、膜分離モジュ
−ルは槽内に留めたままで散気管を槽外に取り出し、該
散気管を洗浄して散気流量を回復させることを特徴とす
る膜分離活性汚泥処理槽の保守方法。 - 【請求項2】請求項1により保守される膜分離活性汚泥
処理槽であり、下端を曝気室底部に着脱可能で、かつ回
動可能に支承した給気用幹管部に散気管部を取付けたこ
とを特徴とする膜分離活性汚泥処理槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118430A JPH09276889A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 膜分離活性汚泥処理槽の保守方法及び膜分離活性汚泥処理槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118430A JPH09276889A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 膜分離活性汚泥処理槽の保守方法及び膜分離活性汚泥処理槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09276889A true JPH09276889A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14736459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8118430A Pending JPH09276889A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 膜分離活性汚泥処理槽の保守方法及び膜分離活性汚泥処理槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09276889A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001072643A1 (fr) * | 2000-03-27 | 2001-10-04 | Ebara Corporation | Procede et dispositif pour traiter des eaux usees |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP8118430A patent/JPH09276889A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001072643A1 (fr) * | 2000-03-27 | 2001-10-04 | Ebara Corporation | Procede et dispositif pour traiter des eaux usees |
US6824685B2 (en) | 2000-03-27 | 2004-11-30 | Ebara Corporation | Method and apparatus for treating waste water |
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