JPH09276587A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH09276587A
JPH09276587A JP8089175A JP8917596A JPH09276587A JP H09276587 A JPH09276587 A JP H09276587A JP 8089175 A JP8089175 A JP 8089175A JP 8917596 A JP8917596 A JP 8917596A JP H09276587 A JPH09276587 A JP H09276587A
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motor
frame
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connector
side connector
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JP8089175A
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English (en)
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Shigemitsu Suzuki
重光 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性吊持された槽の位置を偏位させることも
なく電装部品の電気接続が簡単に行え、組立て性やサー
ビス性を向上させた洗濯機を提供する。 【解決手段】 外箱22内に弾性吊持機構25によって
吊持された水受け槽26に、モータ33を金属製のモー
タフレーム31に取着した状態で取り付けると共に、モ
ータ33への電気接続をモータフレーム31に固定した
フレーム側コネクタ39に、外箱22内を引き回した本
体側リード線47の先端に設けた本体側コネクタ50を
差し込むことで行うようにしており、これによりモータ
33と本体側リード線47との電気接続が簡単に行え、
弾性吊持された水受け槽26を電気接続の際に偏位させ
てしまうこともなく、またモータ33の交換が生じた場
合においても簡単に交換でき、修理等が容易なものとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性吊持された槽
にモータ等の電装部品を取り付けるようにして構成され
た洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、例えば脱水兼用洗濯機にお
いては外箱内に水受け槽を弾性吊持し、吊持された水受
け槽の外底部に水受け槽内に収納された洗濯兼脱水槽や
撹拌体を回転駆動するモータや減速機構部等を取り付
け、さらに排水弁を開閉駆動する弁駆動装置を取り付け
て構成される。
【0003】以下、従来例について図12を参照して説
明する。図12は断面図で、図12(a)は脱水兼用洗
濯機の断面図、図12(b)は部分断面図である。
【0004】図12において、1は洗濯機であり、2は
外箱、3はトップカバー、4は弾性吊持機構5により外
箱2内に吊持された水受け槽、6は洗濯兼脱水槽、7は
撹拌体、8は水受け槽4の外底部に配設されたモータ、
9は同じく水受け槽4の外底部に配設され洗濯兼脱水槽
6及び撹拌体7にモータ8の回転を伝達する減速機構部
である。さらに、図示しないが水受け槽4の外底部には
排水弁や排水ホース等が配設されている。
【0005】また、10はトップカバー3内に設けられ
た図示しない制御部や電源部に接続された本体側リード
線であり、11はモータ8や図示しないモータ駆動用コ
ンデンサ、弁駆動装置などの電装部品の電装部側リード
線であり、12は本体側リード線10と電装部側リード
線11の結線部で、13は結線部12を外箱2の内面に
固定する固定金具である。そして本体側リード線10
は、通常外箱2の内面に沿って水受け槽4の外底部近傍
まで引き回され、電装部側リード線11の対応するもの
と結線され、束ねテーピングを施し、結線部12の防水
処理等を行って、固定金具13をねじ14で外箱2に固
定することによって外箱2の内面に固定処理されてい
る。
【0006】しかしながら上記の従来技術においては、
本体側リード線10と電装部側リード線11の結線し、
束ねた後に結線部12を外箱2の内面に固定処理するの
に手間がかかるばかりか、テーピングを施したり防水処
理等を行う際には各リード線10,11を束ね太くなっ
たリード線束が固く、ごわごわしてくせが付いているた
めに取り扱い難く、組み立て、特に結線作業が容易では
なく、また弾性吊持機構5により吊持されている水受け
槽4を所定の位置から横方向に偏位させてしまうことが
ある。さらに、モータ8等の故障時にはリード線束をほ
ぐし、故障部品の交換を行った後に、再び結線や束ね、
テーピング等をやり直すことになり、修理等の作業がや
り難くサービス性に劣るものとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
弾性吊持された槽を所定の位置から偏位させることなく
配線や結線作業が容易に行え、また修理作業等が簡単に
行えるサービス性の向上した洗濯機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の洗濯機は、外箱
内に弾性吊持された槽に電装部品を取り付けてなる洗濯
機において、電装部品が槽に固定された金属製フレーム
に取着された状態で槽に取り付けられていると共に、電
装部品への電気接続がフレームに固定された接続具を介
してなされるものであることを特徴とするものであり、
さらに、槽に取り付ける全ての電装部品が、フレームに
取着されていることを特徴とするものであり、さらに、
接続具が、複数の電装部品に接続するためのリード線を
それぞれ分岐して延出させていることを特徴とするもの
であり、さらに、接続具が、アース極を備えていると共
に該アース極がフレームに導通するように接続されてい
ることを特徴とするものであり、さらに、アース極が、
接続具のケース外面に露出した外面電極に導通している
と共に、該接続具をフレームに固定することによって該
フレームに導通するものであることを特徴とするもので
あり、また、外箱内に弾性吊持された槽に電装部品を取
り付けてなる洗濯機において、電装部品が槽に固定され
た非金属製フレームに取着された状態で槽に取り付けら
れていると共に、電装部品への電気接続を行う接続導体
及び接続具がフレームに一体に成形されていることを特
徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】先ず、第1の実施形態を図1乃至図3によ
り説明する。図1は脱水兼用洗濯機の断面図であり、図
2はモータを取着したフレームの斜視図であり、図3は
要部を分解して示す斜視図である。
【0011】図1乃至図3において、21は洗濯機であ
り、これは外箱22の上端部に図示しない洗濯物出入口
を有するトップカバー23が設けられており、下端部に
は底部4隅部に脚部24が設けられている。そしてトッ
プカバー23には、図示しないが洗濯行程を制御する制
御部が前部に設けられていると共に、洗濯物出入口を開
閉する蓋が設けられている。
【0012】そして外箱22の内部には、外箱22の内
上部に上端が支持されるようにして複数の弾性吊持機構
25が設けられており、さらに弾性吊持機構25によっ
て水受け槽26が弾性吊持されている。また水受け槽2
6内には洗濯兼脱水槽27が回転可能に収納されてお
り、洗濯兼脱水槽27の内底部には撹拌体28が配設さ
れている。なお、洗濯兼脱水槽27の上端部にはバラン
スリング29が設けられており、周壁には多数の脱水孔
30が穿設されている。
【0013】一方、水受け槽26の外底部には金属製の
モータフレーム31が取り付けられており、このモータ
フレーム31の水受け槽26に取り付けた際の下面に設
けられたモータ取付台座32に、鋼板製ケースのモータ
33が取着されている。さらに水受け槽26の外底部に
はモータフレーム31に設けられた機構部取付凹所34
の取付孔35を介するようにして、減速機構部36が取
り付けられている。
【0014】またモータフレーム31の下面の片側部分
には、モータフレーム31に形成されたねじ孔37にね
じ38を螺着することにより、接続具であるフレーム側
コネクタ39が固定されており、さらにモータフレーム
31の下面の片側部分には、モータ用コンデンサ40が
ねじ38により固定されている。そしてモータ33のリ
ード線41及びモータ用コンデンサ40のリード線42
が、フレーム側コネクタ39の対応する端子43に接続
されている。なお、フレーム側コネクタ39をねじ止め
する際、フレーム側コネクタ39のアース端子43eに
接続されたアースリード線44の先端のラグ板45がモ
ータフレーム31に固定され、アース端子43eがモー
タフレーム31に導通した状態になっている。さらにモ
ータ33のリード線41は、モータフレーム31の一部
を切り起こして形成された固定爪46を用いて中間部分
の動きが制限されるようになっている。
【0015】また一方、トップカバー23内に設けられ
た図示しない制御部や電源部に接続された本体側リード
線47は、1本に束ねられて外箱22の内面に沿って水
受け槽26の外底部近傍に先端部分が位置するように引
き回され、固定金具48を外箱22の内面にねじ49で
固定することによって外箱22の内面に固定処理されて
いる。そして、本体側リード線47の先端には本体側コ
ネクタ50が設けられており、この本体側コネクタ50
をフレーム側コネクタ39に差し込むことによって、モ
ータフレーム31上の電装部品のモータ33等と制御部
や電源部とが接続される。
【0016】このように構成されたものの組み立ては、
図2に示すように予めモータフレーム31上にモータ3
3及びフレーム側コネクタ39、モータ用コンデンサ4
0を取着しておくと共に、リード線41,42のフレー
ム側コネクタ39の対応する端子43に接続しておく。
そして、このモータ33等の取着されたモータフレーム
31を水受け槽26の外底部に取り付け、その後、本体
側リード線47が内面に固定された外箱22の内部に水
受け槽26を弾性吊持する。続いてフレーム側コネクタ
39に本体側リード線47の先端の本体側コネクタ50
を差し込み、電装部品のモータ33等と制御部や電源部
との接続を完了する。
【0017】また、このような構成であるので、本体側
リード線47とモータ33等のリード線41,42の結
線作業や束ね作業の必要がなくなり、また、これらの作
業を外箱22の内部に水受け槽26を弾性吊持させた状
態で行わなくてもよく、単にフレーム側コネクタ39に
本体側コネクタ50を差し込むだけで接続が完了し、手
間がかからず組立て性が向上する。さらに、作業にとも
ない水受け槽26を所定の位置から偏位させてしまうよ
うなこともない。またさらに、モータ33の故障時には
リード線41をフレーム側コネクタ39の端子43から
外し、モータ33取り替えた後に再びリード線41をフ
レーム側コネクタ39の端子43に接続するだけでよ
く、リード線束をほぐしたり、故障部品の交換を行った
後に再び結線し束ねたり等する面倒な作業がなくなり、
修理等の作業がやり易くサービス性が向上したものとな
る。
【0018】次に、第2の実施形態を図4及び図5によ
り説明する。本実施形態は上記第1の実施形態とモータ
を取着したモータフレームの構成が異なるもので、異な
る点について説明する。図4はモータを取着したフレー
ムの平面図であり、図5は要部を分解して示す斜視図で
ある。
【0019】図4及び図5において、51は金属製のモ
ータフレームで、洗濯機の図示しない外箱の内部に弾性
吊持機構によって吊持された水受け槽の外底部に取り付
けられる。そして、モータフレーム51の水受け槽に取
り付けた際の下面には、ケースを合成樹脂モールドによ
って形成したモータ52がねじ53によって取着されて
おり、さらに同じ下面に減速機構部54がねじ53によ
って取り付けられている。
【0020】またモータフレーム51の下面の片側部分
には、モータフレーム51を部分的に切り起こすことに
よって1対の取付片55が形成されていて、この一対の
取付片55の弾性力によって接続具であるフレーム側コ
ネクタ56が挟持され固定されている。フレーム側コネ
クタ56は、ケース外面にアース極に導通する外面電極
57が露出しており、外面電極57部分で挟持されるこ
とによって外面電極57と取付片55が接触し、フレー
ム側コネクタ56のアース極はモータフレーム51に導
通する。さらにフレーム側コネクタ56からはモータ用
リード線58及びコンデンサ用リード線59が、フレー
ム側コネクタ56内で分岐されて延出しており、各リー
ド線58,59の先端部にはモータ用コネクタ60と、
コンデンサ用プラグ61が設けられている。なお、モー
タ用リード線58は、モータフレーム51の一部を切り
起こして形成された固定片46を用いて中間部分の動き
が制限されるようになっている。
【0021】一方、モータ52にはモータ側コネクタ6
2が設けられていて、このモータ側コネクタ62にモー
タ用コネクタ60が差し込まれている。また、モータフ
レーム51の下面の片側部分には、モータ用コンデンサ
63がねじ38により固定されており、モータ用コンデ
ンサ63に設けられた端子ピン64にはコンデンサ用プ
ラグ61が差し込まれている。これによりモータ52と
モータ用コンデンサ63がそれぞれフレーム側コネクタ
56の対応する部分に接続される。そして、フレーム側
コネクタ56には図示しないトップカバー内に設けられ
た制御部や電源部に接続された本体側リード線47の先
端に設けられた本体側コネクタ50が差し込まれる。こ
の差し込みにより、モータフレーム51上の電装部品の
モータ52等と制御部や電源部とが接続される。
【0022】また、洗濯機の組み立てに際しては、図4
に示すように予めモータフレーム51上にモータ52及
び減速機構部54、フレーム側コネクタ56、モータ用
コンデンサ63を取着しておくと共に、モータ52のモ
ータ側コネクタ62にモータ用コネクタ60を差し込
み、モータ用コンデンサ63の端子ピン64にコンデン
サ用プラグ61を差し込み接続しておく。そして、この
モータ52等の取着されたモータフレーム51を水受け
槽の外底部に取り付け、その後、本体側リード線47が
内面に固定処理された外箱の内部に水受け槽を弾性吊持
する。続いてフレーム側コネクタ56に本体側リード線
47の本体側コネクタ50を差し込み、電装部品のモー
タ52等と制御部や電源部との接続を完了する。
【0023】このように本実施形態は構成されているの
で、上記第1の実施形態と同様に、本体側リード線47
とモータフレーム51上のモータ52等の電装部品との
接続が、水受け槽の位置を偏位させることもなく、手間
が掛からずに簡単に行える。また、モータ52等の交換
も容易なものとなりサービス性が向上する。
【0024】次に、第3の実施形態を図6乃至図8によ
り説明する。本実施形態は上記第1の実施形態とモータ
を取着したモータフレームの構成が異なるもので、異な
る点について説明する。図6はモータを取着したフレー
ムの平面図であり、図7はコネクタ部材の平面図であ
り、図8は要部の変形形態を示す斜視図である。
【0025】図6及び図7において、71は金属製のモ
ータフレームで、洗濯機の図示しない外箱の内部に弾性
吊持機構によって吊持された水受け槽の外底部に取り付
けられる。そして、モータフレーム71の水受け槽に取
り付けた際の下面には、水受け槽の外底部に取り付けら
れる全ての電装部品と、各機構部分が取着されている。
すなわち、モータフレーム71には、ケースを合成樹脂
モールドによって形成したモータ52がねじ53によっ
て取着されており、また減速機構部54がねじ53によ
って取り付けられており、さらに排水弁機構72とギヤ
ードモータでなる弁モータ73がねじ53によって取着
されている。またさらに、モータフレーム71には、部
分的に切り起こされた1対の取付片55によってコネク
タ部材74のフレーム側コネクタ75が挟持されてお
り、またモータ用コンデンサ63がねじ38により固定
されている。
【0026】フレーム側コネクタ75は、ケース外面に
アース極に導通する外面電極57が露出しており、外面
電極57部分で挟持されることによって外面電極57と
取付片55が接触し、フレーム側コネクタ75のアース
極はモータフレーム71に導通する。さらにフレーム側
コネクタ75からはモータ用リード線58及びコンデン
サ用リード線59、弁モータ用リード線76が、フレー
ム側コネクタ75内で分岐されて延出しコネクタ部材7
4を構成されており、各リード線58,59,76の先
端部にはモータ用コネクタ60と、コンデンサ用プラグ
61、弁モータ用コネクタ77が設けられている。な
お、モータ用リード線58、コンデンサ用リード線5
9、弁モータ用リード線76は、モータフレーム71の
一部を切り起こして形成された固定片46を用いて中間
部分の動きが制限されるようになっている。
【0027】一方、モータ52に設けられたモータ側コ
ネクタ62にはモータ用コネクタ60が差し込まれ、モ
ータ用コンデンサ63に設けられた端子ピン64にはコ
ンデンサ用プラグ61が差し込まれている。そして弁モ
ータ73には弁モータ側コネクタ78が設けられてい
て、この弁モータ側コネクタ78に弁モータ用コネクタ
77が差し込まれている。これによりモータ52とモー
タ用コンデンサ63、弁モータ73がそれぞれフレーム
側コネクタ75の対応する部分に接続される。そして、
フレーム側コネクタ75には図示しないトップカバー内
に設けられた制御部や電源部に接続された本体側リード
線79の先端に設けられた本体側コネクタ80が差し込
まれる。この差し込みにより、モータフレーム71上の
電装部品のモータ52や弁モータ73等と制御部や電源
部とが接続される。
【0028】また、洗濯機の組み立てに際しては、図6
に示すように予めモータフレーム71上にモータ52及
び減速機構部54、フレーム側コネクタ75、モータ用
コンデンサ63、さらに排水弁機構72及び弁モータ7
3を取着しておくと共に、モータ52のモータ側コネク
タ62にモータ用コネクタ60を差し込み、モータ用コ
ンデンサ63の端子ピン64にコンデンサ用プラグ61
を差し込み、弁モータ側コネクタ78に弁モータ用コネ
クタ77が差し込み接続しておく。そして、このモータ
52等の取着されたモータフレーム71を水受け槽の外
底部に取り付け、その後、本体側リード線79が内面に
固定処理された外箱の内部に水受け槽を弾性吊持する。
続いてフレーム側コネクタ75に本体側リード線79の
本体側コネクタ80を差し込み、電装部品のモータ52
等と制御部や電源部との接続を完了する。
【0029】このように本実施形態は構成されているの
で、上記第1の実施形態と同様に、の作用、効果を有す
ると共に、モータフレーム71上に予め水受け槽の外底
部に取り付けられる全ての電装部品等が取着されている
ので、より一層組み立てに手間が掛からず、またサービ
ス性が良好なものとなる。
【0030】なお、図8に変形形態として示すように、
ケースを合成樹脂モールドによって形成したモータ52
に替えて鋼板製ケースのモータ33を用いてもよく、こ
の場合には、予めリード線41の片端をフレーム側コネ
クタ75の対応する極に、コンデンサ用プラグ61を先
端に有するコンデンサ用リード線59や弁モータ用コネ
クタ77を先端に有する弁モータ用リード線76と共に
それぞれ接続し、合成樹脂によるモールドによって一体
に成形し、各リード線41,59,76が分岐されて延
出するようにしておく。この後、リード線41の他端を
モータ33の所定の端子部に接続し、フレーム側コネク
タ75がリード線41によってモータ33に接続されて
いる状態にする。そしてモータフレーム71上にフレー
ム側コネクタ75を備えたモータ33を取着した後、上
記の本実施形態と同様に構成するようにしてもよい。
【0031】次に、第4の実施形態を図9乃至図11に
より説明する。図9は脱水兼用洗濯機の断面図であり、
図10はモータを取着するフレームの分解斜視図であ
り、図11はコネクタ部材の斜視図である。
【0032】図9乃至図11において、81は洗濯機で
あり、これは外箱22の上端部にトップカバー23が設
けられ、下端部の4隅部に脚部24が設けられており、
またトップカバー23には、図示しない制御部や洗濯物
出入口を開閉する蓋が設けられている。そして外箱22
の内部には、弾性吊持機構25によって水受け槽26が
弾性吊持されている。また水受け槽26内には洗濯兼脱
水槽27が回転可能に収納され、洗濯兼脱水槽27の内
底部には撹拌体28が配設されている。なお、洗濯兼脱
水槽27の上端部にはバランスリング29が設けられ、
周壁には多数の脱水孔30が穿設されている。
【0033】一方、水受け槽26の外底部には合成樹脂
製のモータフレーム82が取り付けられており、このモ
ータフレーム82のモータ取付孔83には水受け槽26
に取り付けた際の下面側にケースを合成樹脂モールドに
よって形成したモータ84が、ねじ53をねじ孔85に
螺着することによって取着されている。さらに水受け槽
26の外底部にはモータフレーム82に設けられた取付
孔86を介するようにして、減速機構部36が取り付け
られている。
【0034】また、モータフレーム82にはコネクタ部
材87が一体化するように成形されている。すなわち、
コネクタ部材87はフレーム側コネクタ88に、予めモ
ータ用コネクタ89とコンデンサ用コネクタ90の各々
を、モータ用リード線91及びコンデンサ用リード線9
2によって接続したもので、モータフレーム82の成形
時に一体となるようにモールドされる。そして、コネク
タ部材87のフレーム側コネクタ88は、モータフレー
ム82の1つの隅角部の端面に接続口が位置するように
設けられ、モータ用コネクタ89とコンデンサ用コネク
タ90は、それぞれの接続口がモータフレーム82の下
面側の所定の位置に設けられている。
【0035】一方、モータ84にはリード線93にモー
タ側コネクタ94が設けられており、モータ側コネクタ
94はモータ用コネクタ89に差し込まれている。また
コンデンサ用コネクタ90にはモータ用コンデンサ95
が端子ピンを差し込むことによって取り付けられてい
る。これによりモータ84とモータ用コンデンサ95が
それぞれフレーム側コネクタ88の対応する部分に接続
される。そして、フレーム側コネクタ88にはトップカ
バー23内に設けられた制御部や電源部に接続された本
体側リード線47の先端に設けられた本体側コネクタ5
0が差し込まれる。この差し込みにより、モータフレー
ム82上の電装部品のモータ84等と制御部や電源部と
が接続される。
【0036】このように構成されたものの組み立ては、
図10に示すように予めコネクタ部材87を一体にモー
ルドしたモータフレーム82上に、電装部品のモータ8
4及びモータ用コンデンサ95等を取着しておくと共
に、モータ側コネクタ94をモータ用コネクタ89に差
し込み接続しておく。そして、このモータ84等の取着
されたモータフレーム82を水受け槽26の外底部に取
り付け、その後、本体側リード線47が内面に固定され
た外箱22の内部に水受け槽26を弾性吊持する。続い
てフレーム側コネクタ88に本体側リード線47の先端
の本体側コネクタ50を差し込み、電装部品のモータ8
4等と制御部や電源部との接続を完了する。
【0037】このように本実施形態は構成されているの
で、上記第1の実施形態と同様に、の作用、効果を有す
ると共に、モータフレーム82に予め71上に予めコネ
クタ部材87を一体モールドしているので、より一層組
み立てに手間が掛からず、また信頼性の高い接続が確保
でき、さらに脱水運転時に水受け槽26が揺動するなど
して生じるリード線類によりモータフレームを叩く叩音
の発生の虞が解消される。そしてモータ84等の電装部
品の交換が容易となり、サービス性が著しく向上する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、電装部品の電気接続が弾性吊持された槽を所定
の位置から偏位させる虞もなく簡単に行え、また修理作
業等が簡単になり、組立て性やサービス性が向上する等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るモータを取着し
たフレームの斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における要部を分解し
て示す斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るモータを取着し
たフレームの平面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における要部を分解し
て示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るモータを取着し
たフレームの平面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態におけるコネクタ部材
の平面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る要部の変形形態
を示す斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す断面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態に係るモータを取着
するフレームの分解斜視図である。
【図11】本発明の第4の実施形態におけるコネクタ部
材の斜視図である。
【図12】従来例の断面図で、図12(a)は脱水兼用
洗濯機の断面図、図12(b)は部分断面図である。
【符号の説明】
22…外箱 25…弾性吊持機構 26…水受け槽 31,51,71,82…モータフレーム 33,52,84…モータ5 39,56,75,88…フレーム側コネクタ 40,63,95…モータ用コンデンサ電装部品 41,42…リード線 43e…アース端子 44…アースリード線 47,79…本体側リード線 50,80…本体側コネクタ 55…取付片 57…外面電極 58,91…モータ用リード線 59,92…コンデンサ用リード線 73…弁モータ 74,87…コネクタ部材 76…弁モータ用リード線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に弾性吊持された槽に電装部品を
    取り付けてなる洗濯機において、前記電装部品が前記槽
    に固定された金属製フレームに取着された状態で前記槽
    に取り付けられていると共に、前記電装部品への電気接
    続が前記フレームに固定された接続具を介してなされる
    ものであることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 槽に取り付ける全ての電装部品が、フレ
    ームに取着されていることを特徴とする請求項1記載の
    洗濯機。
  3. 【請求項3】 接続具が、複数の電装部品に接続するた
    めのリード線をそれぞれ分岐して延出させていることを
    特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 接続具が、アース極を備えていると共に
    該アース極がフレームに導通するように接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 アース極が、接続具のケース外面に露出
    した外面電極に導通していると共に、該接続具をフレー
    ムに固定することによって該フレームに導通するもので
    あることを特徴とする請求項4記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 外箱内に弾性吊持された槽に電装部品を
    取り付けてなる洗濯機において、前記電装部品が前記槽
    に固定された非金属製フレームに取着された状態で前記
    槽に取り付けられていると共に、前記電装部品への電気
    接続を行う接続導体及び接続具が前記フレームに一体に
    成形されていることを特徴とする洗濯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523052A (ja) * 2006-01-13 2009-06-18 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 位置変更式の制御部付き洗濯器機及びデュアル洗濯器機
JP2016202678A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP2019209190A (ja) * 2019-09-19 2019-12-12 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

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