JPH09274690A - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JPH09274690A
JPH09274690A JP8178296A JP8178296A JPH09274690A JP H09274690 A JPH09274690 A JP H09274690A JP 8178296 A JP8178296 A JP 8178296A JP 8178296 A JP8178296 A JP 8178296A JP H09274690 A JPH09274690 A JP H09274690A
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JP
Japan
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signal
transmission
ultrasonic
unit
transmitting
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JP8178296A
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English (en)
Inventor
Junichi Katsuse
準一 勝瀬
Takashi Kawai
崇史 川井
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Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視体と被監視体間の監視距離を広く選択設
定でき、簡単な構成で遮蔽物の影響を受けずに、監視体
と被監視体間が所定の監視距離を越える的確に警報を発
する警報装置を提供する。 【解決手段】 旅行者21が携帯する第1の送受信ユニ
ットTRU1のID設定回路1で旅行鞄20の識別信号
が設定された超音波送信信号が、超音波送信部3cから
送信され、旅行鞄20に取り付けた第2の送受信ユニッ
トTRU2の超音波受信部4dで受信され、制御部2d
が検出した識別信号に対応する送信信号が超音波送信部
3dから送信され、第1の送受信ユニットTRU1の超
音波受信部4cで受信され、制御部2cにより、識別信
号がID設定回路1で設定した識別信号と一致し、且つ
受信信号強度が予め設定した基準強度以下であると判定
されると振動部5が駆動され、旅行者21に、旅行鞄2
0の置き忘れ或いは他の旅行者による取り違えの通報が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被監視体が所定の
領域から逸脱すると警報が発せられる警報装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の旅行者が、それぞれ同種同色の旅
行鞄を持って旅行し、待合室などで、つい自分の旅行鞄
と他人の旅行鞄を取り違えたりすることがあり、また、
旅行者が旅行鞄を待合室などに置き忘れたまま、次の目
的地に出発しようとすることがある。このような場合の
旅行鞄の置き忘れや取り違えを防ぐために、固有のIC
カードを挿入しないで旅行鞄の把手を持ち上げると、電
磁結合検知回路の検知によって警報を発するようにする
方法、あるいは、赤外線による光検知方式によって、被
監視旅行鞄に固有の識別信号に基づく光信号を検知する
ことにより、被監視旅行鞄と監視者間の距離が所定距離
を越えると警報が発せられる監視装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のICカードによ
る電磁結合検知方式では、旅行鞄の取り違えを防止する
ことは可能になるが、旅行者の旅行鞄の置き忘れに対す
る警報は行われない。前述の光検知方式によると、監視
者である旅行者が被監視旅行鞄から所定距離離れると警
報が発せられるので、旅行者の被監視旅行鞄の置き忘れ
の警報を行うことが可能になる。しかし、前述の光検知
方式によると、監視をする旅行者と被監視旅行鞄との間
に遮蔽物が存在すると、警報動作が不能になるという問
題がある。この問題を解決するために、マイクロ波を使
用する無線機を取り付けることも考えられるが、電波法
上の制約を受けることになり、製造コスト上でも問題が
生じる。
【0004】本発明は、前述したようなこの種の警報装
置の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、監
視体と被監視体間の監視距離を広範囲に選択設定するこ
とができ、簡単な構成で遮蔽物の影響を受けずに、監視
体と被監視体との距離が所定の監視距離を越えたことを
検知して、的確に警報を発する警報装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、第1の送受信ユニットが取
り付けられた監視体によって、第2の送受信ユニットが
取り付けられた被監視体が、前記監視体に対して所定の
領域内に位置することが監視され、前記監視体と前記被
監視体との距離が、予め設定した所定距離を越えると警
報が発せられる警報装置であり、前記第1の送受信ユニ
ットには、前記被監視体に固有の識別信号を設定する識
別信号設定手段と、該識別信号設定手段が設定した識別
信号に対応する超音波送信信号を送信する超音波送信手
段と、外部からの超音波送信信号を受信する超音波受信
手段と、該超音波受信信号の受信信号から識別信号を検
出する第1の検出手段と、該第1の検出手段が検出した
識別信号と、前記識別信号設定手段で設定した識別信号
との一致を判定する判定手段と、該判定手段で識別信号
の一致が判定された超音波受信信号の強度が、所定の基
準強度よりも低いことを検出する強度検出手段と、該強
度検出手段の検出によって警報を発する警報手段とが設
けられ、前記第2の送受信ユニットには、超音波送信信
号を受信する超音波受信手段と、該超音波受信手段が受
信した受信信号の識別信号を検出する第2の検出手段
と、該第2の検出手段が検出した識別信号に対応する超
音波送信信号を送信する超音波送信手段とが設けられて
いることを特徴とするものである。
【0006】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、前記第1の送受信ユニットには、該第
1の送受信ユニットからの超音波送信信号の送信から、
送信される超音波送信信号に対応して、前記第2の送受
信ユニットから送信される超音波送信信号の前記第1の
送受信ユニットでの受信までの所要時間に基づいて、前
記監視体と前記被監視体との距離を演算する演算手段
と、該演算手段が演算した距離を表示する表示手段とが
設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]本発明の第1の実施形態を、監視体が
旅行者で被監視体が旅行鞄の場合について、図1及び図
2を参照して説明する。図1は本実施形態の構成を示す
ブロック図、図2は図1の第1の送受信ユニットの要部
の構成を示す回路図である。
【0008】本実施形態は、図1に示すように、旅行鞄
20に第2の送受信ユニットTRU2が取り付けられて
おり、この第2送信ユニットTRU2では、全体の動作
を制御する制御部2dに、超音波送信信号を受信する超
音波受信部4dと、制御部2dが検出した識別信号に基
づく送信信号を送信する超音波送信部3dとが接続さ
れ、バッテリー6dから、制御部2d、及び超音波受信
部4dに電圧が供給され、バッテリー6dから昇圧回路
8を介して超音波送信部3dに電圧が供給されている。
【0009】一方、図1に示すように、旅行者21が携
帯する第1の送受信ユニットTRU1では、全体の動作
を制御する制御部2cに、超音波送信信号を受信する超
音波受信部4c、旅行鞄20に固有の識別信号を設定す
るディップスイッチを含むID設定回路1、及び第2の
送受信ユニットTRU2が取り付けられた旅行鞄20
が、第1の送受信ユニットTRU1を携帯した旅行者2
1から所定距離離れると、旅行者21に対して振動によ
る警報を発する振動部5が接続され、バッテリー6cか
らスイッチ10を介して、振動部5、超音波受信部4
c、制御部2c及びID設定回路1に電圧が供給され、
バッテリー6cから昇圧回路8を介して、超音波送信部
3cに電圧が供給されている。
【0010】第1の送受信ユニットTRU1の超音波受
信部4cでは、図2に示すように、超音波受信センサ1
1の出力端子にアンプ12が接続され、アンプ12の出
力端子がダイオード13の陽極側に接続され、ダイオー
ド13の陰極側は、差動増幅器16の非反転入力端子に
接続され、差動増幅器16の反転入力端子とアース間に
は、基準強度を設定する参照電圧を供給する基準電圧源
15が、タイオード13と差動増幅器16との接続部と
アース間には、コンデンサ14がそれぞれ接続されてい
る。そして、差動増幅器16の出力端子が制御部2cに
接続され、この制御部2cには、ID設定回路1と駆動
回路7とが接続され、駆動回路7には振動部5が接続さ
れている。
【0011】このような構成の本実施形態の動作を説明
する。旅行者は、携帯する第1の送受信ユニットTRU
1のID設定回路1を操作して、監視する旅行鞄20に
固有の識別信号を設定し、識別信号が設定された第1の
送送信ユニットTRU1をポケットなどに収納し、第2
の送受信ユニットTRU2を旅行鞄20に固定する。第
1の送受信ユニットTRU1では、スイッチ10の投入
によつて、バッテリー6cからスイッチ10を介して、
ID設定回路1、制御部2c、振動部5及び超音波受信
部4cに電圧が供給され、バッテリー6cの電圧が、ス
イッチ10を介し、昇圧回路8で昇圧されて超音波送信
部3cに供給され、ID設定回路1により設定された識
別信号が制御部2cに取込まれ、制御部2cの制御によ
って超音波送信部3cが作動する。そして、超音波送信
部3cからは、例えば80KHzの超音波送信信号が、
設定された識別信号に対応するON−OFF波形で、所
定の送信時間の送信と所定の休止期間の休止とが繰り返
される間歇的な送信状態で送信される。同時に、超音波
受信部4cは、制御部2cの制御によって、超音波送信
部3cと同期して間歇的に受信状態に設定される。
【0012】第2の送受信ユニットTRU2では、バッ
テリー6dから超音波受信部4d、及び制御部2dに電
圧が供給され、バッテリー6dの電圧が昇圧回路8で昇
圧されて超音波送信部3dに供給されており、制御部2
dの制御によって、超音波受信部4dと超音波送信部3
dとは、第1の送受信ユニットTRU1の送受信状態へ
の間歇的な設定動作に同期して、それぞれ受信状態と送
信状態に間歇的に設定される。この間歇受信動作時に、
超音波受信部4dが超音波送信信号を受信すると、制御
部2dが受信信号の識別信号を検出し、制御部2dの指
令によつて超音波送信部3dから、制御部2dが検出し
た識別信号に対応する超音波送信信号が送信される。
【0013】■一方、第1の送受信ユニットTRU1に
おいて、間歇受信動作時に、図2に示す超音波受信部4
cの超音波受信センサ11が、超音波信号を受信する
と、受信信号はアンプ12で増幅整形され、ダイオード
13とコンデンサ14を介して、差動増幅器16の非反
転入力端子に入力され、その信号レベルが、差動増幅器
16の反転入力端子に基準電圧源15を介して設定され
る基準強度の信号レベルを越えると、差動増幅器16か
ら制御部2cに入力されるレベル信号の論理値が“1”
となる。この場合、第1の送受信ユニットTRU1と第
2の送受信ユニットTRU2との距離が4mを越える
と、差動増幅器16の非反転入力端子の信号レベルが、
反転入力端子に設定される基準信号レベル以下となり、
差動増幅器16から制御部2cに入力されるレベル信号
の論理値が“0”となる。また、制御部2cにはアンプ
12の出力信号が入力され、制御部2cによって、入力
された受信信号がID設定回路1で設定された識別信号
のON−OFF波形と一致するか否かが判定される。
【0014】制御部2cによって、超音波受信部4cで
受信された超音波信号の識別信号が、ID設定回路1で
設定された識別信号に一致すると判定され、差動増幅器
16からのレベル信号の論理値が“0”で、受信強度が
基準信号レベル以下であると判定されると、制御部2c
によって駆動回路7を介して振動部5が振動し、第1の
送受信ユニットTRU1を携帯する旅行者21に振動部
5の振動で警報が発せられる。
【0015】この振動警報により、旅行者21は旅行鞄
20を待合室に忘れたままで、旅行鞄20から4m離れ
た位置まで来たことを知り、待合室に旅行鞄20を取り
に戻って、旅行鞄20の置き忘れを防止することが可能
になる。また、待合室で仮眠中に、他の旅行者が誤って
旅行鞄20を4m移動すると振動部5が作動し、旅行者
21は振動警報により目覚めて、他の旅行者の旅行鞄の
取り違えを知り、その旅行者に取り違えを通告すること
が可能になる。
【0016】このように、本実施の形態によると、電波
法上の規制を受けて製造コスト上でも問題がある無線機
を使用せず、超音波通信方式を使用することによつて、
電磁結合方式での検知距離上の問題や、光方式での遮蔽
物による検知不能の問題を解決することが可能になる。
そして、警報検知距離を20cm〜20mと広い範囲に
条件に応じて設定して、遮蔽物による検知不能事故なし
に、第1の送受信ユニットTRU1を携帯する旅行者2
1と、第2の送受信ユニットTRU2が取り付けられた
旅行鞄20との距離が所定距離を越えると、このことが
旅行者21に振動部5の振動によって確実に通報され、
旅行鞄20の置き忘れや取り違えを的確に知ることが可
能になる。また、本実施形態は構成が簡単で小型化さ
れ、第1の送受信ユニットTRU1と第2の送受信ユニ
ットTRU2とが、同期して間歇的に動作するので、バ
ッテリー6c、6dが無駄な消費を避けて有効に利用さ
れ、不使用時にはスイッチ10を遮断して、さらに消費
電力の削減が可能になる。なお、本実施形態に示した
他、本発明に係る警報装置に対しては、振動部5の代わ
りに、ブザー等の音を発する手段を用い、音により警報
を発するように、構成する等、種々の変形が可能であ
る。また、第1の送受信ユニットTRU1から第2の送
受信ユニットTRU2に対して、ディップスイッチの設
定値を送信し、第2の送受信ユニットTRU2が送信す
る識別信号の波形を変更するように構成してもよい。ま
た、使用者の操作に応じて、第1の送受信ユニットTR
U1から第2の送受信ユニットTRU2に対して、超音
波の送信を停止することを指示する制御信号を送出可能
として、第2の送受信ユニットTRU2がこの制御信号
を受信した場合には、超音波の送信を停止するように構
成してもよい。
【0017】[第2実施形態]本発明の第2の実施形態
を、図3を参照して説明する。図3は本実施形態の構成
を示すブロック図である。
【0018】本実施形態では、旅行者21が携帯する第
1の送受信ユニットTRU1Aは、すでに第1の実施の
形態で説明した第1の送受信ユニットTRU1に対し
て、制御部2fが、第1の送受信ユニットTRU1Aの
送信から、該送信信号に対応する第2の送受信ユニット
TRU2からの送信信号の第1の送受信ユニットTRU
1Aでの受信までの時間から、第1の送受信ユニットT
RU1Aと第2の送受信ユニツトTRU2との距離を演
算する機能を有し、図3に示すように、制御部2fには
演算した距離が表示される表示器9が接続され、バッテ
リー6cから表示器9に電圧が供給されている。また、
本実施形態では、制御部2fは、ID設定回路1で設定
された複数の識別信号に対して、順次超音波送信部3c
での送信動作を制御する機能と、超音波受信部4cでの
受信信号の識別信号を、順次判定する機能とを有してい
る。本実施形態のその他の部分の構成は、すでに説明し
た第1の実施の構成と同一である。
【0019】このような構成の本実施形態では、旅行者
21が携帯する第1の送受信ユニットTRU1Aにおい
て、すでに説明した第1実施形態の場合と同様にして、
超音波送信信号が受信されるが、制御部2fによって、
受信信号の識別信号が、ID設定回路1で設定した識別
信号と一致すると判定されると、制御部2fが距離の演
算を行う。この演算では、第1の送受信ユニットTRU
1Aの送信から、該送信に対応する第2の送受信ユニッ
トTRU2からの送信の第1の送受信ユニットTRU1
Aでの受信までの時間が検出され、制御部2fではこの
時間に基づいて、第1の送受信ユニットTRU1Aか
ら、第2の送受信ユニットTRU2までの距離を演算す
る。そして、制御部2fによって、表示器9に演算され
た距離が表示される。
【0020】また、本実施形態では、ID設定回路1で
複数の旅行鞄20a〜20nに設定した複数の識別信号
について、制御部2fの制御によって、それぞれ対応す
る送信信号を超音波送信部3cから順次送信し、超音波
受信部4cの受信信号から、制御部2fによつて、識別
信号の一致と強度が順次判定され、対象となる旅行鞄に
ついて、振動部5による振動警報が行われる。また、制
御部2fによって、各旅行鞄20a〜20nに対応する
旅行者21との距離がそれぞれ演算され、表示器9で
は、それぞれの旅行鞄20a〜20nに対応した距離の
表示が行われる。本実施の携帯のその他の動作は、すで
に説明した第1の実施の携帯の動作と同一である。
【0021】このように、本実施形態によると、特に、
旅行者21の携帯する第1の送受信ユニットTRU1A
によって、複数の旅行鞄20a〜20nと旅行者21と
の距離がそれぞれ所定距離である4mを越えると、第1
の送受信ユニットTRU1Aの振動部5により旅行者2
1に振動警報が発せられるので、旅行者21は、複数の
旅行鞄20a〜20nのそれぞれに対して、置き忘れ事
故や他の旅行者による旅行鞄の取り違え事故の発生を的
確に把握し、これらの事故を完全に防止することが可能
になる。同時に、旅行者21は、各旅行鞄20a〜20
nとの距離を常に表示器9上で確認監視して、複数の旅
行鞄の監視を行うことが可能になる。本実施形態のその
他の効果は、すでに説明した第1実施形態の効果と同一
である。
【0022】なお、各実施形態では、被監視体が旅行鞄
で、監視体が旅行者である場合を説明したが、本発明は
これらの実施形態に限定されるものではなく、例えば、
被監視体を飼い犬とし、監視体をその飼い主とすること
ができる。この場合に、図1においては、飼い主が第1
の送受信ユニットTRU1を携帯し、飼い犬の首輪に第
2の送受信ユニットRTU2を取り付けて置くと、公園
などで飼い犬を自由に運動させ、予め設定した所定距離
(例えば20m)を越えて犬が離れたことを、飼い主は
振動部5の振動で知り、飼い犬を呼び戻して安全に飼い
犬に運動をさせることが可能になる。この場合、図3に
おいては、飼い主が第1の送受信ユニットTRU1Aを
携帯し、飼い犬の首輪に第2の送受信ユニットTRU2
を取り付けて置き、公園等で飼い犬を自由に運動させる
際に、飼い主は表示器9で常に飼い犬の距離を確認で
き、飼い犬が所定距離離れると、飼い主は振動部5の振
動でそのことを知り、飼い犬を呼び戻して安全に飼い犬
に運動をさせることが可能になる。
【0023】同様にして、被監視体を幼児とし、監視体
を母親として、本発明を幼児とその監視をする母親に適
用することにより、公園などで母親が幼児を自由に安全
に遊ばせることが可能になる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、監視体に
取り付けられた第1の送受信ユニットでは、識別信号設
定手段により、被監視体に固有の識別信号が設定され、
超音波送信手段により、識別信号に対応する超音波送信
信号が送信され、この超音波送信信号は、被監視体に取
り付けられた第2の送受信ユニットの超音波受信手段に
よって受信され、制御部の制御によって、検出された識
別信号に対応する送信信号が、第2の送受信ユニットの
超音波送信手段から送信され、この送信信号が、第1の
送受信ユニットの超音波受信手段で受信され、判定手段
によつて、受信信号から検出された識別信号が、識別信
号設定手段で設定された識別信号と一致すると判定さ
れ、且つ受信信号の強度が予め設定した強度よりも低い
ことが検出手段で検出されると、警報手段によって警報
が発せられるので、監視体と被監視体との距離が、予め
設定した所定距離を越えると、監視体に対して的確に警
報が発せられ、監視体が被監視体の所定の領域からの逸
脱を遮蔽物の影響を受けずに高精度で監視することが可
能になる。請求項2記載の発明によると、請求項1記載
の発明で得られる効果に加えて、第1の送受信ユニット
の演算手段によって、第1の送受信ユニットからの送信
信号の送信から、当該送信信号に対応して第2の送受信
ユニットから送信される送信信号の第1の送受信ユニッ
トでの受信までの所要時間に基づいて、監視体と被監視
体との距離が演算され、演算した距離が第1の送信ユニ
ットの表示手段に表示されるので、監視体で監視体と被
監視体との距離を常に把握することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】■図1の第1の送受信ユニットの要部の構成を
示す回路図である。
【図3】本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ID設定回路 2c、2d、2f、2g 制御部 3c、3d、3f、3g 超音波送信部 4c、4d、4f、4g 超音波受信部 5 振動部 6c、6d、6f、6g バッテリー 8 昇圧回路 20 旅行鞄 21 旅行者 TRU1、TRU1A 第1の送受信ユニット TRU2 第2の送受信ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の送受信ユニットが取り付けられた監
    視体によって、第2の送受信ユニットが取り付けられた
    被監視体が、前記監視体に対して所定の領域内に位置す
    ることが監視され、前記監視体と前記被監視体との距離
    が、予め設定した所定距離を越えると警報が発せられる
    警報装置であり、 前記第1の送受信ユニットには、前記被監視体に固有の
    識別信号を設定する識別信号設定手段と、 該識別信号設定手段が設定した識別信号に対応する超音
    波送信信号を送信する超音波送信手段と、 外部からの超音波送信信号を受信する超音波受信手段
    と、 該超音波受信信号の受信信号から識別信号を検出する第
    1の検出手段と、 該第1の検出手段が検出した識別信号と、前記識別信号
    設定手段で設定した識別信号との一致を判定する判定手
    段と、 該判定手段で識別信号の一致が判定された超音波受信信
    号の強度が、所定の基準強度よりも低いことを検出する
    強度検出手段と、 該強度検出手段の検出によって警報を発する警報手段と
    が設けられ、 前記第2の送受信ユニットには、超音波送信信号を受信
    する超音波受信手段と、 該超音波受信手段が受信した受信信号の識別信号を検出
    する第2の検出手段と、 該第2の検出手段が検出した識別信号に対応する超音波
    送信信号を送信する超音波送信手段とが設けられている
    ことを特徴とする警報装置。
  2. 【請求項2】前記第1の送受信ユニットには、該第1の
    送受信ユニットからの超音波送信信号の送信から、送信
    される超音波送信信号に対応して、前記第2の送受信ユ
    ニットから送信される超音波送信信号の前記第1の送受
    信ユニットでの受信までの所要時間に基づいて、前記監
    視体と前記被監視体との距離を演算する演算手段と、 該演算手段が演算した距離を表示する表示手段とが設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の警報装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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