JPH09272300A - 立体像形成カード - Google Patents
立体像形成カードInfo
- Publication number
- JPH09272300A JPH09272300A JP8282896A JP8282896A JPH09272300A JP H09272300 A JPH09272300 A JP H09272300A JP 8282896 A JP8282896 A JP 8282896A JP 8282896 A JP8282896 A JP 8282896A JP H09272300 A JPH09272300 A JP H09272300A
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- JP
- Japan
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- dimensional image
- image forming
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯性に優れたカード形状であって、現実的
で複雑な立体像を安価に構成する。 【解決手段】 祭壇カード１の領域２ａでは、複数の切
り絵が、例えばレーザカッタにより不要部分をカットす
ることにより形成されている。複数の切り絵は、信仰対
象である複数の仏像等からなる仏像部１１と、仏像部１
１が祭られる台座を立体形成する台座部１２と、前記仏
像部１１の回りに設けられる装飾部１３と、前記仏像部
１１の影となる影部１４とから構成されるこの仏像部１
１、台座部１２及び装飾部１３には信仰の象徴であるシ
ンボルマーク１５が複数形成されている。シンボルマー
ク１５は、略車輪形状の外周に複数の突起部１５ａが形
成された形状であって、シンボルマーク１５の上部側だ
けの突起部１５ａが前記領域２ａから切り放されてい
る。
で複雑な立体像を安価に構成する。 【解決手段】 祭壇カード１の領域２ａでは、複数の切
り絵が、例えばレーザカッタにより不要部分をカットす
ることにより形成されている。複数の切り絵は、信仰対
象である複数の仏像等からなる仏像部１１と、仏像部１
１が祭られる台座を立体形成する台座部１２と、前記仏
像部１１の回りに設けられる装飾部１３と、前記仏像部
１１の影となる影部１４とから構成されるこの仏像部１
１、台座部１２及び装飾部１３には信仰の象徴であるシ
ンボルマーク１５が複数形成されている。シンボルマー
ク１５は、略車輪形状の外周に複数の突起部１５ａが形
成された形状であって、シンボルマーク１５の上部側だ
けの突起部１５ａが前記領域２ａから切り放されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は立体像形成カード、
更に詳しくは立体像となる平面像の形成部分に特徴のあ
る立体像形成カードに関する。
更に詳しくは立体像となる平面像の形成部分に特徴のあ
る立体像形成カードに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えば絵本等においては、本
を開くことにより絵本の内容、例えば動物等が立体的に
飛び出す、いわゆる飛び出し絵本と呼ばれるものがあ
る。この飛び出し絵本では、像を構成するための複数の
構成部材を、開くページの上下に切り張りすることで、
像を立体化している。
を開くことにより絵本の内容、例えば動物等が立体的に
飛び出す、いわゆる飛び出し絵本と呼ばれるものがあ
る。この飛び出し絵本では、像を構成するための複数の
構成部材を、開くページの上下に切り張りすることで、
像を立体化している。
【０００３】一方、例えば宗教においては、祭壇等を用
いて宗教儀式が行われている。この祭壇は、宗教上特別
の意味を持ち、信仰者たちが集まる、いわゆる教会等だ
けでなく、各信仰者の自宅にもおかれることが多く、自
宅に設けた祭壇により日々の信仰活動が行われる。
いて宗教儀式が行われている。この祭壇は、宗教上特別
の意味を持ち、信仰者たちが集まる、いわゆる教会等だ
けでなく、各信仰者の自宅にもおかれることが多く、自
宅に設けた祭壇により日々の信仰活動が行われる。
【０００４】このように、祭壇は信仰者にとっては重要
なものであるので、例えば旅行時においても必要とする
要求があるが、実際には持ち歩くことができないため、
簡易的に祭壇を象徴化したものをもつことで、代用して
いるのが現状である。
なものであるので、例えば旅行時においても必要とする
要求があるが、実際には持ち歩くことができないため、
簡易的に祭壇を象徴化したものをもつことで、代用して
いるのが現状である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、より現実的な
祭壇を携帯することが可能となるように、上記の飛び出
し絵本の如く紙等で折り畳んで構成する祭壇が考えられ
るが、従来の飛び出し絵本の手法では、切り張りを行い
像を構成するため複雑な形状の立体像を実現することは
できない。
祭壇を携帯することが可能となるように、上記の飛び出
し絵本の如く紙等で折り畳んで構成する祭壇が考えられ
るが、従来の飛び出し絵本の手法では、切り張りを行い
像を構成するため複雑な形状の立体像を実現することは
できない。
【０００６】つまり、宗教用の祭壇として利用する場
合、安価に構成しようとすると構成部材の少ない陳腐な
祭壇となり、また、より現実に近い祭壇を実現しようと
しても、従来の飛び出し絵本の手法では形状に限界があ
るばかりでなく、安価に構成することができないといっ
た問題がある。
合、安価に構成しようとすると構成部材の少ない陳腐な
祭壇となり、また、より現実に近い祭壇を実現しようと
しても、従来の飛び出し絵本の手法では形状に限界があ
るばかりでなく、安価に構成することができないといっ
た問題がある。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、携帯性に優れたカード形状であって、現実的で
複雑な立体像を安価に構成することのできる立体像形成
カードを提供することを目的としている。
であり、携帯性に優れたカード形状であって、現実的で
複雑な立体像を安価に構成することのできる立体像形成
カードを提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の立体像形成カー
ドは、切り込みにより形成された複数の平面像を備えた
板状部材より構成される。
ドは、切り込みにより形成された複数の平面像を備えた
板状部材より構成される。
【０００９】本発明の立体像形成カードでは、前記板状
部材を、前記平面像に対して所定の谷折り及び山折りを
行うことで折り畳み、折り畳んだ前記板状部材を直角に
開くことで、前記平面像を前記板状部材より突出させて
立体像を形成する。
部材を、前記平面像に対して所定の谷折り及び山折りを
行うことで折り畳み、折り畳んだ前記板状部材を直角に
開くことで、前記平面像を前記板状部材より突出させて
立体像を形成する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
の実施の形態について述べる。
【００１１】図１ないし図４は本発明の一実施の形態に
係わり、図１は仏像を平面像として備えた立体像形成カ
ードの構成を示す構成図、図２は図１の立体像形成カー
ドに用いられる紙の構成を示す構成図、図３は図１の立
体像形成カードの作用を説明する第１の説明図、図４は
図１の立体像形成カードの作用を説明する第２の説明図
である。
係わり、図１は仏像を平面像として備えた立体像形成カ
ードの構成を示す構成図、図２は図１の立体像形成カー
ドに用いられる紙の構成を示す構成図、図３は図１の立
体像形成カードの作用を説明する第１の説明図、図４は
図１の立体像形成カードの作用を説明する第２の説明図
である。
【００１２】本実施の形態の立体像形成カードとしての
祭壇カード１では、図２に示すように、略長方形状の紙
２の長手方向に２分割した一方の側に後述する手法によ
り像を形成する。像が形成される斜線で示す領域２ａ
は、約半分の端部側側面が切り取られ、略Ｔ字形状を成
している。また、紙２の他方の側の領域２ｂでは、領域
２ａと領域２ｂの境で紙２を折り返した際に領域２ａの
端面角部３ａが入り込むことのできる切り込み３ｂが設
けられており、端面角部３ａを切り込み３ｂに装着する
ことで紙２を帯状に形成し、紙２を領域２ａと領域２ｂ
の境で折り畳んだ際に、領域２ａと領域２ｂとの間に袋
状の空間が形成されるようになっており、領域２ａと領
域２ｂとの間に色紙５が挿入できるようになっている。
祭壇カード１では、図２に示すように、略長方形状の紙
２の長手方向に２分割した一方の側に後述する手法によ
り像を形成する。像が形成される斜線で示す領域２ａ
は、約半分の端部側側面が切り取られ、略Ｔ字形状を成
している。また、紙２の他方の側の領域２ｂでは、領域
２ａと領域２ｂの境で紙２を折り返した際に領域２ａの
端面角部３ａが入り込むことのできる切り込み３ｂが設
けられており、端面角部３ａを切り込み３ｂに装着する
ことで紙２を帯状に形成し、紙２を領域２ａと領域２ｂ
の境で折り畳んだ際に、領域２ａと領域２ｂとの間に袋
状の空間が形成されるようになっており、領域２ａと領
域２ｂとの間に色紙５が挿入できるようになっている。
【００１３】前記領域２ａでは、図１に示すように、複
数の切り絵が、例えばレーザカッタ（図示せず）により
不要部分をカットすることにより形成されている。この
複数の切り絵は、信仰対象である複数の仏像等からなる
仏像部１１と、この仏像部１１が祭られる台座を立体形
成する台座部１２と、前記仏像部１１の回りに設けられ
る装飾部１３と、前記仏像部１１の影となる影部１４と
から構成される。
数の切り絵が、例えばレーザカッタ（図示せず）により
不要部分をカットすることにより形成されている。この
複数の切り絵は、信仰対象である複数の仏像等からなる
仏像部１１と、この仏像部１１が祭られる台座を立体形
成する台座部１２と、前記仏像部１１の回りに設けられ
る装飾部１３と、前記仏像部１１の影となる影部１４と
から構成される。
【００１４】この仏像部１１、台座部１２及び装飾部１
３には信仰の象徴であるシンボルマーク１５が複数形成
されている。このシンボルマーク１５は、例えば略車輪
形状の外周に複数の突起部１５ａが形成された形状であ
って、レーザカッタを用いることで、シンボルマーク１
５の上部側だけの突起部１５ａが前記領域２ａから切り
放されている。なお、このような複雑なカットは、上述
したようにレーザカッタにより実現できる。
３には信仰の象徴であるシンボルマーク１５が複数形成
されている。このシンボルマーク１５は、例えば略車輪
形状の外周に複数の突起部１５ａが形成された形状であ
って、レーザカッタを用いることで、シンボルマーク１
５の上部側だけの突起部１５ａが前記領域２ａから切り
放されている。なお、このような複雑なカットは、上述
したようにレーザカッタにより実現できる。
【００１５】そして、このようにレーザカッタで形成さ
れた複数の切り絵、すなわち複数のシンボルマーク１５
を含む仏像部１１、台座部１２、装飾部１３及び影部１
４に対して、紙２の領域２ａを、図１における一点破線
に沿って山折りし、また破線に沿って谷折りすること
で、領域２ａを２つ折りにする。
れた複数の切り絵、すなわち複数のシンボルマーク１５
を含む仏像部１１、台座部１２、装飾部１３及び影部１
４に対して、紙２の領域２ａを、図１における一点破線
に沿って山折りし、また破線に沿って谷折りすること
で、領域２ａを２つ折りにする。
【００１６】つまり、紙２は、まず領域２ａと領域２ｂ
の境で折り畳まれ端面角部３ａを切り込み３ｂに装着
し、領域２ａと領域２ｂとの間に色紙５を挿入し、さら
に領域２ｂと共に領域２ａを２つ折りすることで、４つ
折りにされたカードとなる。
の境で折り畳まれ端面角部３ａを切り込み３ｂに装着
し、領域２ａと領域２ｂとの間に色紙５を挿入し、さら
に領域２ｂと共に領域２ａを２つ折りすることで、４つ
折りにされたカードとなる。
【００１７】この結果、図３に示すように、２つ折りに
した領域１ａの一方である端部側を下にし、他方を直角
に立たせることにより、仏像部１１及び台座部１２が垂
直に立っている領域１ａより飛び出した立体像を形成す
ることになる。
した領域１ａの一方である端部側を下にし、他方を直角
に立たせることにより、仏像部１１及び台座部１２が垂
直に立っている領域１ａより飛び出した立体像を形成す
ることになる。
【００１８】また、上述したように、領域１ａと領域１
ｂとの間には色紙５が挿入されるので、図４に示すよう
に、影部２が色紙５の色により仏像部１１の影を表現す
ることができ、より立体感を与えるようになっている。
ｂとの間には色紙５が挿入されるので、図４に示すよう
に、影部２が色紙５の色により仏像部１１の影を表現す
ることができ、より立体感を与えるようになっている。
【００１９】さらに、シンボルマーク１５の上部側だけ
の突起部１５ａが前記領域１ａから切り放されているの
で、複雑な形状のシンボルマーク１５も垂直に立たせる
ことができる。
の突起部１５ａが前記領域１ａから切り放されているの
で、複雑な形状のシンボルマーク１５も垂直に立たせる
ことができる。
【００２０】このように本実施の形態の祭壇カード１で
は、普段は４つ折りにして携帯し、必要に応じて２つ折
りにした領域１ａを開くことで、容易に携帯でき、かつ
レーザカッタによる複雑で崇高さを備えた仏壇を立体化
することができる。
は、普段は４つ折りにして携帯し、必要に応じて２つ折
りにした領域１ａを開くことで、容易に携帯でき、かつ
レーザカッタによる複雑で崇高さを備えた仏壇を立体化
することができる。
【００２１】なお、本実施の形態では、祭壇を立体化す
る祭壇カードを例に説明したが、これに限らず、種々の
平面像をレーザカッタにより形成することで立体像を形
成することができるので、用途に応じた立体像をカード
内に収納することができることはいうまでもない。
る祭壇カードを例に説明したが、これに限らず、種々の
平面像をレーザカッタにより形成することで立体像を形
成することができるので、用途に応じた立体像をカード
内に収納することができることはいうまでもない。
【００２２】また、紙に平面像を形成するとしたが、こ
れに限らず、復元力を有する板状部材ならば同様な作用
・効果を得ることができる。
れに限らず、復元力を有する板状部材ならば同様な作用
・効果を得ることができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の立体像形成
カードによれば、切り込みにより形成された複数の平面
像を備えた板状部材を、平面像に対して所定の谷折り及
び山折りを行うことで折り畳み、折り畳んだ板状部材を
直角に開くことで、平面像を板状部材より突出させて立
体像を形成するので、携帯性に優れ、現実的で複雑な立
体像を安価に構成することができるという効果がある。
カードによれば、切り込みにより形成された複数の平面
像を備えた板状部材を、平面像に対して所定の谷折り及
び山折りを行うことで折り畳み、折り畳んだ板状部材を
直角に開くことで、平面像を板状部材より突出させて立
体像を形成するので、携帯性に優れ、現実的で複雑な立
体像を安価に構成することができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施の形態に係る仏像を平面像とし
て備えた立体像形成カードの構成を示す構成図
て備えた立体像形成カードの構成を示す構成図
【図２】図１の立体像形成カードに用いられる紙の構成
を示す構成図
を示す構成図
【図３】図１の立体像形成カードの作用を説明する第１
の説明図
の説明図
【図４】図１の立体像形成カードの作用を説明する第２
の説明図
の説明図
１…祭壇カード ２…紙 ２ａ、２ｂ…領域 ３ａ…端面角部 ３ｂ…切り込み ５…色紙 １１…仏像部 １２…台座部 １３…装飾部 １４…影部 １５…シンボルマーク
Claims (6)
- 【請求項１】 切り込みにより形成された複数の平面像
を備えた板状部材を、前記平面像に対して所定の谷折り
及び山折りを行うことで折り畳み、 折り畳んだ前記板状部材を直角に開くことで、前記平面
像を前記板状部材より突出させて立体像を形成すること
を特徴とする立体像形成カード。 - 【請求項２】 前記平面像はレーザカッタによる切り込
みにより形成され、 前記板状部材は紙であることを特徴とする請求項１に記
載の立体像形成カード。 - 【請求項３】 前記平面像は、前記紙を２分割した一方
の側に形成され、 前記紙を、２分割された前記紙の両端部を接続すること
で帯状に形成し、帯状の前記紙内に色紙を挿入したこと
を特徴とする請求項２に記載の立体像形成カード。 - 【請求項４】 前記平面像は、複数の仏像を含むことを
特徴とする請求項２または３に記載の立体像形成カー
ド。 - 【請求項５】 前記平面像は、前記仏像の影となる影像
を含むことを特徴とする請求項４に記載の立体像形成カ
ード。 - 【請求項６】 前記平面像は、前記仏像の信仰を象徴す
るシンボルマークを含むことを特徴とする請求項４に記
載の立体像形成カード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8282896A JPH09272300A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 立体像形成カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8282896A JPH09272300A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 立体像形成カード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09272300A true JPH09272300A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13785268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8282896A Pending JPH09272300A (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 立体像形成カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09272300A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100984190B1 (ko) * | 2010-03-30 | 2010-09-28 | 최명규 | 명화 조형물 제조방법 및 그 명화 조형물 |
| JP2020508908A (ja) * | 2017-02-27 | 2020-03-26 | アンザ、ピエルフランチェスコ | ３次元効果を伴うあらかじめ決定された画像を再現するように構成される物品、及び、前記物品を製造するための方法 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP8282896A patent/JPH09272300A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100984190B1 (ko) * | 2010-03-30 | 2010-09-28 | 최명규 | 명화 조형물 제조방법 및 그 명화 조형물 |
| JP2020508908A (ja) * | 2017-02-27 | 2020-03-26 | アンザ、ピエルフランチェスコ | ３次元効果を伴うあらかじめ決定された画像を再現するように構成される物品、及び、前記物品を製造するための方法 |
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