JPH09272070A - 電動ステープラーにおける紙押え装置 - Google Patents

電動ステープラーにおける紙押え装置

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JPH09272070A
JPH09272070A JP8513596A JP8513596A JPH09272070A JP H09272070 A JPH09272070 A JP H09272070A JP 8513596 A JP8513596 A JP 8513596A JP 8513596 A JP8513596 A JP 8513596A JP H09272070 A JPH09272070 A JP H09272070A
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JP
Japan
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paper
needle
piece
storage frame
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP8513596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Matsukawa
松川健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PLUS KOGYO KK
Original Assignee
PLUS KOGYO KK
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Publication date
Application filed by PLUS KOGYO KK filed Critical PLUS KOGYO KK
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Publication of JPH09272070A publication Critical patent/JPH09272070A/ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 綴り針が紙を貫通する直前に紙を針収納枠と
台枠とで挾持するようにして紙の位置決めをし、次段の
綴り針の紙に対する貫通動作が円滑に行えるようにし
て、総じて紙の綴り込み操作を確実に行うことのできる
電動ステープラーを提供する。 【解決手段】 モータ1に連けいして揺動する駆動片7
の一端に縦動駒14を枢着し、該縦動駒14に針圧下板
16を吊設し、該針圧下板16によって針収納枠4に装
填した綴り針の針収納枠より1本宛押し出して、針収納
枠4と、該針収納枠4と後端側において互いに回動自在
に枢着した基台2との間に介在させた紙を綴るようにし
た電動ステープラーに係り、針収納枠4と基台2との間
に復帰ばね19を介在させ、この復帰ばね19より強い
ばね圧を備えたコイルばね17を針収納枠4に立設し、
該コイルばね17を押圧する押下部片14aを縦動駒1
4に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータに連けいして揺
動する駆動片の一端に縦動駒を枢着し、該縦動駒に吊設
した針圧下板によって針収納枠に装填した綴り針を針収
納枠より1本宛押し出して、針収納枠と、該針収納枠と
後端側において互いに回動自在に枢着した基台との間に
介在させた紙を綴るようにした電動ステープラーの紙押
え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータに連けいして揺動する駆動片の一
端に縦動駒を枢着し、該縦動駒に吊設した針圧下板によ
って針収納枠に装填した綴り針を針収納枠より1本宛押
し出して、針収納枠と、該針収納枠と後端側において回
動自在に枢着した基台との間に介在させた紙を綴るよう
にした電動ステープラーは、例えば、実開昭63−19
3669号公報に所載の通り公知である。
【0003】この電動ステープラーは、針収納枠と基台
との間に紙を挿入すると、挿入方向に装置したスイッチ
片が作動して、モータを作動させ、モータの作動によっ
て駆動片を動作させて縦動駒を降下させ、この結果、綴
り針によって紙の綴り操作が行われるようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例はそれなりに紙
の綴り作業を行うことができるが、綴り作業中、紙の位
置決めが自動的に行われないため、指先で定位置を確保
しておかねばならず、作業性に欠ける。
【0005】なお、紙押えがあるものとして特開平5−
84675号公報が開示されているが、該公報には、紙
押えがどのような技術内容に基づいて電動ステープラー
に設けられているか明確に認識できる説明、図面がな
い。
【0006】いずれにしても、本発明は、綴り針が紙を
貫通する直前に紙を針収納枠と台枠とで挾持するように
して紙の位置決めをし、次段の綴り針の紙に対する貫通
動作が円滑に行えるようにして、総じて紙の綴り込み操
作を確実に行うことのできる電動ステープラーを提供す
ることを目的として創案したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】モータに連けいして揺動
する駆動片の一端に縦動駒を枢着し、該縦動駒に針圧下
板を吊設し、該針圧下板によって針収納枠に装填した綴
り針の針収納枠より1本宛押し出して、針収納枠と、該
針収納枠と後端側において互いに回動自在に枢着した基
台との間に介在させた紙を綴るようにした電動ステープ
ラーにおいて、針収納枠と基台との間に復帰ばねを介在
させ、この復帰ばねより強いばね圧を備えたコイルばね
を針収納枠に立設し、該コイルばねを押圧する押下部片
を縦動駒に設けた構成とする。
【0008】
【作用】モータを動作させて揺動片を動作させると、縦
動駒は降下し、該降下に伴って縦動駒に設けた押下部片
がコイルばねを押圧する。コイルばねは復帰ばねより強
い弾性を備えているため、コイルばねを介して押圧され
た針収納は基台との枢着部を中心に回動、すなわち、針
収納枠の先端側は降下し、針収納枠と基台との間に介在
した紙を押圧し、この結果、紙は針収納枠と台枠とで押
えらえ(挾持され)る。そして、針圧下板によって針収
納枠に装填した綴り針中の先順位のものが針収納枠より
押し出され、その先端が紙を貫通して基台(の針受盤)
に当って折れ曲がり紙の綴り操作が行われる。
【0009】
【実施例】図面は本発明に係る電動ステープラーにおけ
る紙押え装置の一実施例を示し、図1は一部欠截正面
図、図2は図1の一部拡大図、図3は図2の平面図、図
4は針収納枠の先端側の平面図、図6は要部材の分解斜
視図である。
【0010】図中、1はモータで、モータ1には、該モ
ータ1と同様に、基台2に立設した基枠3に針収納枠4
の上方において支持させた、大小の歯車よりなる歯車群
5を連けいさせ、該歯車群5の最終段の歯車5′の片面
にローラ6を回動自在に枢着し、該ローラ6を駆動片7
の一端側に設けた案内長孔8に係合してある。
【0011】駆動片7の前記一端側に対応する他の一端
側は、前記基枠3の先端側に縦設した、狭い部分9bと
該狭い部分9bに後端が連通する広い部分9aとから成
る案内間隙9に係合して基枠3に組付けてある。すなわ
ち、駆動片7は、案内間隙9の狭い部分9bに係合した
中間部に長孔10を備え、該長孔10に貫通させた支軸
11の両端を、基枠3の狭い部分9b部の上縁に設けた
切欠12に受支させて、支軸11を支点に揺動可能にし
て基枠3に組付けてある。
【0012】なお、図示13は、支軸11と該支軸11
の端部直下にして基枠3に突設したピン14との間に張
設したコイルスプリングで、このコイルスプリング13
によって駆動片7の揺動中、切欠12より支軸11が外
れないようになっている。
【0013】狭い部分9bを通じて、案内間隙9の広い
部分9aに係合した駆動片7の前記他の一端には、縦動
駒14を相対的に回動自在に枢着してある。
【0014】縦動駒14は、案内間隙9の広い部分9a
に係合した主体部14bに、狭い部分9bに係合した押
下部片14aを突設して構成し、案内間隙9に縦動可能
に係合して前記基枠3に組付けたもので、主体部14b
には、前記針収納枠4の先端側に設けた針抜き孔15に
挿脱して綴り針を1本宛押し出す針圧下板16を吊設し
てある。
【0015】案内間隙9の狭い部分9bに案内されて縦
動する、縦動駒14に設けた押下部片14aの直下にコ
イルばね17を配し、コイルばね17は、針収納枠4の
先端側に突設した支持片18に支持させて針収納枠4上
に立設し、針収納枠4と前記基台2との間に介在させた
復帰ばね19(実施例は板ばねで構成するがコイルばね
で構成しても良い)よりも強いばね圧を備えている。
【0016】なお、コイルばね17は、案内間隙9の狭
い部分9bを構成する側壁を部分的に円弧状に切削して
設けた係合間隙20に係合させて針収納枠4上に突設し
たもので、このコイルばね17を支持する前記支持片1
8には、針収納枠4に組付けた針押し21を針収納枠4
の前方方向に移動するように付勢するスプリング22の
中間部を係止させてある。
【0017】また、針収納枠4は、後端部において基台
2に立設した支承部片23に回動自在に枢着され、綴り
込み紙を綴り針で綴り込む際、前記復帰ばね19に抗し
て回動するようになっており、また、操作片24を押圧
することによって針収納枠4を構成する針台25が前方
に突出して綴り針の装填作業を行えるようになってい
る。
【0018】しかして、針収納枠4と基台2のそれぞれ
の先端部で構成される挿入間隙26に紙を挿入すると、
紙の端部が図示省略したスイッチ片を押圧し、この結
果、モータ1が動作して、歯車群5が従動し、歯車群5
の最終段の歯車5′が回動する。
【0019】歯車5′の回動によって、歯車5′に備え
たローラ6は案内長孔8に縁部に沿って相対的に移動す
ることになり、このため駆動片7は押圧され、支軸11
を支点にして図1の図面上、反時計方向に揺動(回動)
する。
【0020】駆動片7には縦動駒14を枢着してあるの
で、縦動駒14は案内間隙9に沿って降下し、案内間隙
9の狭い部分9bに係合した縦動駒14の押下部片14
aは、針圧下板16が綴り針を押圧する前に、コイルば
ね17に接触してこれを押圧し、この結果、針収納枠4
は復帰ばね19に抗して先端側が回動降下し(基台2側
に近接し)、挿入間隙26に挿入された紙を押圧し、基
台2に押え付け、基台2で挾持し、この動作に続いて、
針圧下板16が綴り針を針抜き孔15より押出し、押し
出された針は紙を貫いてその先端が基台2に設けた針受
盤27に当って屈曲して紙を綴り、次いで、縦動駒14
は針圧下板16を伴って上昇し、押下部片14aはコイ
ルばね17より離れて原位置に復帰し、針収納枠4も復
帰ばね19の付勢によって原位置に復帰する。これらの
動作は、歯車5′が1回転することによって行われる。
【0021】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
綴り針により紙を綴る前に紙を押えて位置決めするから
綴り針による綴り作業を円滑かつ正確に行うことがで
き、また、紙の綴り込み枚数が多くとも、コイルばねを
介して針収納枠は降下して紙を挾持するから、コイルば
ねが綴り込み枚数に応じて変形し、針収納枠による紙の
挾持を確実に行わせ、次段の綴り込み動作を不都合なく
行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部欠截正面図。
【図2】図1の一部拡大図。
【図3】図2の平面図。
【図4】針収納枠の先端側の平面図。
【図5】要部材の分解斜視図。
【符号の説明】
1 モータ 2 基台 4 針収納枠 7 駆動片 14 縦動駒 14a 押下部片 16 針圧下板 18 コイルばね
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】なお、図示13は、支軸11と該支軸11
の端部直下にして基枠3に突設したピン34との間に張
設したコイルスプリングで、このコイルスプリング13
によって駆動片7の揺動中、切欠12より支軸11が外
れないようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】一部欠截正面図。
【図2】図1の一部拡大図。
【図3】図2の平面図。
【図4】針収納枠の先端側の平面図。
【図5】要部材の分解斜視図。
【符号の説明】 1 モータ 2 基台 4 針収納枠 7 駆動片 14 縦動駒 14a 押下部片 16 針圧下板 17 コイルばね
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに連けいして揺動する駆動片の一
    端に縦動駒を枢着し、該縦動駒に針圧下板を吊設し、該
    針圧下板によって針収納枠に装填した綴り針の針収納枠
    より1本宛押し出して、針収納枠と、該針収納枠と後端
    側において互いに回動自在に枢着した基台との間に介在
    させた紙を綴るようにした電動ステープラーにおいて、
    針収納枠と基台との間に復帰ばねを介在させ、この復帰
    ばねより強いばね圧を備えたコイルばねを針収納枠に立
    設し、該コイルばねを押圧する押下部片を縦動駒に設け
    た、紙押え装置。
JP8513596A 1996-04-08 1996-04-08 電動ステープラーにおける紙押え装置 Pending JPH09272070A (ja)

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JP8513596A JPH09272070A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 電動ステープラーにおける紙押え装置

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JPH09272070A true JPH09272070A (ja) 1997-10-21

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ID=13850216

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JP8513596A Pending JPH09272070A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 電動ステープラーにおける紙押え装置

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