JPH09271525A - 油鍋消火設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天ぷら鍋やフライパンなどの油に引火した際
消火器を取りに行く事なく、早く消火する事が出来又消
火後もきれいである。最大の目的は、無人の状態でも作
動消火する。 【構成】 取り付け部（１）の中心部やや上に引っ掛け
棒（２）を付けその先に引っ掛け部（３）を設ける。吊
る下げ紐（５）の片方に消火剤（６）を付けもう片方に
引っ掛けフック（４）を付け引っ掛け部（３）に引っ掛
ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は天ぷら鍋やフライパン
などの油に引火した際に、無人の状態にあっても作動消
火するための油鍋消火設備に、関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、消火器という人が手をくださ
なければ消火出来ない消火設備があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）消火器本体が重く、安全ピンやグリップが固く子
供や御年寄りによる消火は困難という欠点があった。 （ロ）キッチンなどで無人の状態で引火した際はどうす
る、事も出来ない欠点があった。 （ハ）消火後大変散らかる欠点があった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】取り付け部（１）の中心
部やや上に引っ掛け棒（２）を付けその先に引っ掛け部
（３）を設ける。吊る下げ紐（５）の片方に消火剤
（６）を付けもう片方に引っ掛けフック（４）を付け引
っ掛け部（３）に引っ掛けた事を特徴とした油鍋消火設
備。

【０００５】

【作用】取り付け部（１）を両面テープや磁石又、ネジ
釘などで壁面（８）に固定し、引っ掛け棒（２）を伸ば
し引っ掛け部（３） （３）に消火剤（６）の付いた
引っ掛けフック（４）を引っ掛け部（３）に引っ掛け、
消火剤（６）が油鍋の真上にくる様に（２）を調整す
る。

【０００６】

【地施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）取り付け部（１）を両面テープや磁石又はネジ釘
などで壁面（８）に固定する、引っ掛け棒（２）は伸び
縮みする様なアンテナ、みたいな物にする。引っ掛け部
（３） （３）に引っ掛けフック（４）を引っ掛け
て、吊る下げ紐（５）の下部に消火剤（６）を設ける。
設備（１）（２）（３）（４）（５）（７）は不燃性の
物が望ましい。 （ロ）消火剤（６） （６）を包む物は、油や水を吸
いにくくそして燃えやすい物で発火と同時に包む物も燃
え、（６）が落下し消火する様、設備を設ける。本発明
は以上のような構造で使用後は《（４）（５）（６）》
一体を取り外し引っ掛け棒（２）を縮ませ、左右どちら
かにふって収納する。又、バネ（７）が引っ張り作用が
あり、取り付け部（１）引っ掛け棒（２）の接点の、左
右前方向の窪みにロックされて使用時に発火した際、火
力にて移動する事がない。尚、上部（９）ダクト、天井
から不燃性の紐を吊るし取り付け部を作り《（４）
（５）（６）》一体を吊る下げる。

【０００７】

【発明の効果】設備をセットさえしておけば、無人でも
消火し設備のセットも簡単です。又、安価でキッチンを
従来の消火器に比べ消火の際汚さない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図 本発明の使用状態を示す斜視図

【図２】本発明の他の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１ 取り付け部 ２ 引っ掛け棒 ３ 引っ掛け部 ４ 引っ掛けフック ５ 吊る下げ紐 ６ 消火剤 ７ バネ ８ 壁面 ９ 上部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】取り付け部（１）の中心部やや上に引っ掛
   け棒（２）を付けその先に引っ掛け部（３）を設ける。
   吊る下げ紐（５）の片方に消火剤（６）を付けもう片方
   に引っ掛けフック（４）を付け引っ掛け部（３）に引っ
   掛けた事を特徴とした油鍋消火設備。