JPH03155817A - 油物鍋の消火用蓋

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、天ぷら鍋等に代表される油物鍋の蓋に関し、
その構造の特徴によって有事における火炎の瞬時消火作
用をもつ産業上の利用分野に属する。

（ロ）従来の技術従来、油物鍋の火災に対する処置は・加外的な方法が最
も一般的で、その代表的なものに消火剤の投与がある。

消火剤の投与方法については最も原始的な手動方法と、
消火器等を使った強制投与、センサー等の感知によって
落下する自動投与に区分される。

しかし、いず°れも油物鍋そのものには防火対策がなく
１本発明の提案も・こうした従来の技術と比較して新規
に提案するものである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明は・従来の消火方法と比較して検討すれば９手動
性を有する加外的なものであるが・その実施方法につい
ていくつかの相違点がある。

（１）消火器等の取扱いの不慣れによって生ずる事故。

（２）緊急時における消火剤の配置場所の不認識。

（３）緊急時におけるセンサー等の不感知（こよる事故
。

（４）消火後における消火剤等の後始末の不便性。

（５）消火器等の故障０等である。

（ニ）発明が解決しようとするための手段本発明は・前
述の問題を解決するため、油物鍋の蓋に消火装置を施し
０手動操作でワンタッチ消火できるようにした。

（ホ）作用本発明による消火作用は、油物鍋の油によって生じる強
い火炎や熱風が・油物鍋の蓋の内側の網によって吸収さ
れ、さらに網と蓋との間に設けた間隙によって瞬間酸欠
作用が生じ・消火作用が生じる。

（へ）実施例以下本発明を１実施例として説明する。

（１）本発明の主要構成は・油物鍋の蓋（１）と、網（
２）と・接続金具（３）と１間隙（７）を構成して成り
立つ。

（２）網（２）は、原則として不燃性の細目状の網を用
い・鉄やステンレス製のものが好ましい。

（３）網目の形状は、２履程度の細目構成のものを実施
すれば良い。

（４）網（２）と油物鍋の蓋（１）との間に設ける間隙
（７）は・最も重要なポイントであるが、実験上有効な
空間は実施例図の通りである。

（５）接続金具（３）による網（２）の接続方法や１位
置は・本発明の構成目的を達成できる範囲で実施できる
。

（６）網（２）の構成目的を達成する範囲で・不燃性の
板状に細目の穴を無数に設けて代用することもできる。

（７）網は１枚使用でも良いが、２．３枚重ねて複数に
して使用することもできる。

（ト）発明の効果以上のごとく本発明は構成されており・これを実施せん
とする者は、つぎのごとき効果がある。

（１）最も簡便な方法で曲物火災から、生命や財産を保
護することができる。

（２）構造が簡単で、産業上量産に適しており・経済性
がある。

（３）反斜炎が全くなく、婦女子等にも容易に実施でき
る。

（４）強力な炎と熱風を吸収する作用があり。

蓋に操作用の取手等を取りつける必要がない。

（５）ワンタッチで瞬時に消火できる。

（６）消火動作等によって油物鍋の周辺が汚れることが
ない。

（７）網は特別に形成する必要はなく・市販の網で充分
使用できる。

（８）従来の油物鍋の蓋に容易に装着できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は・油物鍋に本発明の油物鍋の蓋を装着できると
した１実施例を示す分解斜視図。第２図は油物鍋の蓋の縦断面図。第３図は、従来の蓋によって消火する際に見られる火炎
現象と本発明によって実施された火炎現象を比較した斜
視図。（１）は油物鍋の蓋（２）は網（３）は接続金具）は油物鍋）は火炎）は油）は間隙

【特許請求の範囲】蓋の下面に細目に構成した不燃性の網を一定の間隙をもつて装着せしめることにより、油物鍋の有
事における火炎等を瞬時に消火できることを特徴として
構成された、油物鍋の消火用蓋。