JPH09271402A - かかと上げ - Google Patents

かかと上げ

Info

Publication number
JPH09271402A
JPH09271402A JP8119441A JP11944196A JPH09271402A JP H09271402 A JPH09271402 A JP H09271402A JP 8119441 A JP8119441 A JP 8119441A JP 11944196 A JP11944196 A JP 11944196A JP H09271402 A JPH09271402 A JP H09271402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot
heel
insole
laying
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8119441A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiko Fujisaki
トシ子 藤▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP8119441A priority Critical patent/JPH09271402A/ja
Publication of JPH09271402A publication Critical patent/JPH09271402A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 座る時でもいちいち脱がなくてもよく、か
つ、足に係止したままでも靴下等を履くことができる、
また、畳の上でも畳を痛めず履くことのできる、足の裏
に当てたり敷いたりしてつま先立ちの状態にするかかと
上げを提供する。 【解決手段】 足裏に当てたり敷いたりする敷き部1は
かかと部分が無く、両横に足に係止するための面ファス
ナー3の備えられた係止部2が設けられている。かかと
部分が無いので、必然的にかかとが上がってつま先立ち
の状態になるので姿勢が良くなり、足の筋肉も締まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足の裏に当てたり
敷いたりしてかかとを上げるかかと上げに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、かかとが上がった状態になるも
のとしては、ハイヒールやかかと部分の無いスリッパ等
のように履物になっているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかとを上げてつま先
立ちになると、足の筋肉が引き締まってシェィプアップ
に良いと言われるが、履物になっているのは、畳の上で
は使用に適さず、また、履いたままで座ったりするにも
邪魔なので、いちいち脱がなければならなかった。ま
た、履いた上から靴下等を履くこともできなかった。本
発明は、以上の欠点を解決するためになされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1では、足の裏に当てたり敷いたりするための敷き部を
設け、当該敷き部を足の裏に当てたり敷いたりした時に
かかとが上がった状態になることを特徴とするかかと上
げを提案する。また、本発明の請求項2では、請求項1
記載のかかと上げにおいて、前記敷き部に、足に係止す
るための係止部を設けたものを提案する。また、本発明
の請求項3では、請求項1、請求項2記載のかかと上げ
において、前記敷き部を足の裏に当てたり敷いたりした
ままで当該敷き部の上から、靴下を履くことのできる、
または、スリッパ等の履物を履くことのできるものを提
案する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1、請求項3記載
のかかと上げでは、例えば、敷き部を足のかかと部分に
当てないで、土踏まずから前方にかけての部分に当て、
上から靴下を履く。敷き部は靴下の中に入って押さえら
れるので歩いても落ちない。足のかかと部分の下に空間
ができて何も無い状態になるので、意識的にかかとを上
げて歩かなければならず、つま先立ちの状態になって足
の筋肉を引き締めシェイプアップになる。また、かかと
が上がってつま先立ちの状態になるので背筋が伸びて姿
勢がよくなり健康にも良い。畳の上も歩けるのは勿論、
履いたままで座っても邪魔にならないので、いちいち脱
いだりする面倒がなく、いつでもすぐにつま先立ちの状
態になれる。また、敷き部の余り高くないものではスリ
ッパやブーツ等の履物を履くこともできる。
【0006】また、請求項2、請求項3記載のかかと上
げでは、例えば、敷き部を足のかかと部分に当て、敷き
部に係止部として設けられた、面ファスナーの備えられ
たベルトを足首に回し、面ファスナーでベルトを閉じて
足に係止する。かかと部分に当てた敷き部でかかとが上
がるのでつま先立ちの状態になって足の筋肉が引き締ま
り、また、姿勢も良くなって健康にもよい。係止部で足
に係止されるので、靴下等を履かなくてもそのままで歩
け、また、スリッパ等と違って足に係止して装着される
のでぴったりフィットして、着けたままでも座り易い。
勿論、着けた上から靴下をはくこともでき、畳の上も畳
を痛めず歩ける。また、敷き部が余り高くないものでは
足に装着したままでスリッパやブーツ等の履物を履くこ
ともできる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の幾つかの実
施例を説明する。図1には実施例1の斜視を示し、図2
には同実施例の底面を示してある。本実施例では、足裏
に当てたり敷いたりする敷き部1にはかかと部分が無
く、土踏まずからつま先にかけての部分のみになってい
る。敷き部1には、足に係止して装着するための係止部
2が設けられている。係止部2は面ファスナー3を備え
たベルト状になっており、足の甲部分に渡して止め係止
する。敷き部1の底面にはゴムのイボ状の滑り止め5が
設けられている。敷き部1に足の前部を載せたら左右の
係止部2を足の甲に渡して面ファスナー3でしっかり合
わせて閉じ足に係止し装着する。面ファスナー3は長め
に設けられており左右の面ファスナー3の合わせ位置に
依って係止部2の長さが調節できるようになっている。
足に係止したままで座ることもできるので、立ったり座
ったりする度に履いたり脱いだりする面倒が要らずいつ
でもすぐにつま先立ちになれる。かかと部分が無いので
必然的にかかとを上げてつま先立ちの状態になるため姿
勢が良くなる上、足の筋肉も締まる。また、足に装着し
た上から靴下を履くこともできるので人に見られたくな
い時等に便利であり、足にぴったり係止される為そのま
ま座っても邪魔にならない。滑り止め5は設けないもの
でもよく、敷き部1の両面に設けたりしてもよい。面フ
ァスナー3の代わりに長さ調節のできるベルト接続具等
を用いてもよい。本発明は両足裏のそれぞれに当てたり
敷いたりして使用するものである。
【0008】図3には実施例2の斜視を示し、図4には
図3中の敷き部1の矢視を示し、図5は同実施例の上側
の敷き部1を後に開いた状態の側面を示してある。本実
施例では、敷き部1は2段に重なって設けられており、
敷き部1の左右には面ファスナー3を備えたベルト状の
係止部2が設けられている。上下の敷き部1の後部には
面ファスナー3が設けられており上側の敷き部1を後に
開いて倒した時に上下の敷き部1の後部に設けられた面
ファスナー3が合って隙間が閉まる。上側の敷き部1は
図5中で矢印のように開閉する。上側の敷き部1を後に
開いて倒した状態で使用することもでき、靴等の中敷き
としても使用できる。敷き部1の後部に面ファスナー3
を設けないものでもよく、上下の敷き部1を重ねた時に
上下の敷き部1がずれないように上下の敷き部1の合わ
さる面に滑り止めを設けたりしてもよい。また、上側で
なく下側の敷き部1を後に開けるようにしてもよく、下
側の敷き部1を後に開くようにした場合に、上下の敷き
部1を重ねた時に上下の敷き部1がずれたり離れたりし
ないように上下の敷き部1の合わさった面が閉じられる
ように、上下の敷き部1の合わさる面の両面に面ファス
ナーを設けたりしてもよい。また、開いた時に後になる
敷き部1にも足首に巻くようなベルト等を設けたりして
もよい。つま先立ちで疲れた時に上側の敷き部1を後に
開いて倒した状態で敷けば足が楽になる。上下の敷き部
1をそれぞれの部分に分離できるようにしてもよい。重
ねた敷き部1は足の前半分に当たる大きさである。
【0009】図6には実施例3の斜視を示し、図7には
同実施例を足8に付けたままでサンダル7を履いた状態
の斜視を示してある。本実施例では、かかと部分の無い
敷き部1は表側が布で中に粒状のプラスチックが入って
おり変形自在になっている。敷き部1には中に入ってい
るプラスチックの粒が移動して片寄らないように縫い目
状の中仕切り4が設けられている。敷き部1の両横には
足に係止して装着するための面ファスナー3を備えた伸
縮性のある布製の係止部2が設けられている。敷き部1
の中にプラスチックの粒が入っているので足裏の凹凸に
沿って自由に変形して足にフィットするため、足が疲れ
ず、足への感触も良く気持ちが良い。また、指圧効果も
ある。係止部2は伸縮性のある布製に限らず敷き部1も
布製に限らない。また、敷き部1の中に入っている粒状
のプラスチックの代わりに砂やハーブ等を入れてもよ
く、ハーブを入れたものでは、足のいやな臭いを予防し
て気持ち良く使用することができる。本実施例の敷き部
1は余り厚みがないものなので足8に係止したままでサ
ンダル7等の履物を履くこともできる。そのため、外出
時もかかとを上げてつま先立ちの状態で歩くことができ
る。足8のかかと部分の下には空間ができるが、サンダ
ル7が地面とかかとの間にあるので、かかとに傷が付く
心配もない。敷き部1が厚く、履物の履けないものでも
よい。
【0010】図8には実施例4の斜視を示し、図9には
同実施例を足8に係止した状態の側面を示し、図10に
は同実施例をスリッパ6に係止して履いた状態の側面を
示してある。本実施例では、敷き部1は硬めのウレタン
製で、足裏の土踏まずに当たる部分だけに設けられてい
る。敷き部1は、ほぼ三角柱を横にしたような形で前部
より後部の方が高くなっている。敷き部1には面ファス
ナー3の備えられた係止部2が設けられており、係止部
2で足8に装着したり、係止部2をスリッパ6の両側面
から底面に回すようにしてスリッパ6に装着することも
できる。係止部2で足8に装着してスリッパ6やサンダ
ル等を履くこともできる。係止部2はスリッパ6だけで
なくサンダル等にも係止して装着することができる。敷
き部1はウレタン製に限らず硬めのスポンジ等でもよ
く、ある程度の柔らかさのあるものでもよい。足8に装
着する時は勿論、スリッパ6やサンダル等に装着する場
合でも敷き部1を好みの位置に装着できるので、いろい
ろな足の大きさに対応でき便利である。
【0011】図11には実施例5の斜視を示し、図12
には同実施例の足8に係止した状態の側面を示してあ
る。本実施例では、敷き部1は足8の土踏まずに当たる
部分のみに設けられているもので、敷き部1は円柱を横
に倒したような形になっている。敷き部1には足8の甲
を入れて係止装着するためのゴムベルト状の係止部2
と、かかとに掛けて係止するためのゴムベルト状のかか
と係止部2bが設けられている。かかと係止部2bは左
右に設けられており面ファスナー3が備えられている。
左右の面ファスナー3をかかとの後で合わせて適宜位置
で止める。敷き部1は表側が布で中に粒状のプラスチッ
クが入っており変形自在になっている。粒状のプラスチ
ックの代わりにゼリー状のものや、冷蔵庫等で冷やして
繰り返し使用する冷却剤等を入れたりしてもよい。冷却
剤を入れたりしたものでは暑い時期に足裏を冷やして気
持ち良く使用することができる。かかと係止部2bに設
けられた面ファスナー3の代わりにボタンや長さ調節の
できるベルト接続具等でもよい。また、かかと係止部2
bは、左右それぞれに別れたものでなく、1本につなが
っているものでもよい。
【0012】図13には実施例6の足8に係止した状態
の側面を示してある。本実施例では、足の裏に当てたり
敷いたりするかかと部分の無い敷き部1には、足8に係
止するための係止部2が設けられている。係止部2は足
8の甲と足首を入れてぴったりフィットする伸縮性のあ
るサポーター状になっている。敷き部1、または、係止
部2に使い捨てカイロ等を入れられるようなポケットを
設けたりしてもよく、係止部2を敷き部1に着脱自在に
してもよい。
【0013】図14には実施例7の斜視を示し、図15
には図14中の敷き部1から内側の敷き部1bを外して
分離した状態を示してある。本実施例では、敷き部1は
かかととつま先に当たる部分が無いもので、両横に足や
履物に係止するための面ファスナー3のある係止部2が
設けられている。敷き部1は内側に、ほぼ三角柱を横に
したような形の敷き部1bが挟まれた形になっており、
敷き部1と内側の敷き部1bの面の合う部分にはそれぞ
れに面ファスナー3が設けられており、敷き部1と内側
の敷き部1bは着脱自在になっている。敷き部1から内
側の敷き部1bを外せば敷き部1は低くなり内側の敷き
部1bを入れれば敷き部1は高くなる。二通りの高さに
自在に変えることができるので好みの高さの方を選んで
使うことができ重宝である。
【0014】図16には実施例8の斜視を示し、図17
には同実施例の底面を示し、図18には同実施例を折り
畳んでスリッパ6に敷いて履いた状態の側面を示してあ
る。本実施例では、敷き部1は、かかと部分も有る足裏
全体に当たるようなほぼ平なもので、表側は布で中に粒
状のプラスチックが入っており変形自在になっている。
敷き部1の底面には面ファスナー3が設けられており、
かかと部分を折り込んだ時に合わさった面が閉じ合わさ
るようになっている。つま先立ちの状態にしたい時に
は、敷き部1のかかと部分を下前側に折り込むようにし
てかかと部分を無くし土踏まず部分を高くして敷く。敷
き部1には中のプラスチックの粒が移動して片寄らない
ように中仕切り4が設けられている。本実施例では係止
部が設けられていないのでスリッパ6やサンダル等に敷
いて使用する。全体を開いて平にすれば靴等の中敷きと
しても使用できる。また、2つ折りにしたり、平にした
りして靴下等の中に入れて敷くこともできる。粒状のプ
ラスチックの代わりに粒状の硬めのウレタン等を入れた
りしてもよい。敷き部1の底面には滑り止め5が施され
ている。
【0015】図19には実施例9の縦断面を示してあ
る。本実施例では、ジャージー製の靴下カバー2cの内
部底面の中程には、靴下カバー2cと同素材のポケット
状の敷き部入れ9が設けられている。敷き部入れ9に敷
き部1を入れて靴下カバー2cを履く。敷き部入れ9は
土踏まず部分から前方にかけて設けられており、足を入
れて履いた時に、かかとの下部分に空間ができるように
なる。そのため、意識的にかかとを上げて履かなければ
ならず、つま先立ち状態になって足の筋肉が締まる。ま
た、つま先立ちになるので背筋が伸びて姿勢も良くな
る。敷き部1は敷き部入れ9に出し入れ自由になってい
るので、敷き部1を取り出した靴下カバー2cは普通の
靴下カバーとして使える。敷き部入れ9から取り出した
敷き部1は別に使える。足に係止するための係止部が靴
下カバー2cとなっている。敷き部入れ9は靴下カバー
2cと同素材にしないものでもよく、メッシュ等にして
もよい。
【0016】図20には実施例10の斜視を示し、図2
1には同実施例の使用例の側面を示してある。本実施例
では、敷き部1は中にパンヤがきっちり詰まった布製
で、土踏まずから後ろにかけてのかかと部分だけに設け
られており、敷き部1にはかかとに掛けるようにして係
止するためのかかと係止部2bが設けられている。かか
と係止部2bの上部には、足8の足首に巻いて係止する
ためのベルト状の係止部2が設けられている。
【0017】また、係止部2の両端には、ベルト状の係
止部2を閉めて止めるための面ファスナー3が設けられ
ている。面ファスナー3は長めに設けられており、ベル
ト状の係止部2の長さが調節できるようになっている。
敷き部1がかかとの下になってかかとを上げるので、つ
ま先立ちの状態になり足の筋肉が締まる。その上、姿勢
も良くなる。本実施例のものを足8に着けて家の中を歩
いても、畳やじゅうたん等を痛めることもないので安心
して歩くことができる。
【0018】図22には実施例11の斜視を示し、図2
3には同実施例の使用例の側面を示してある。本実施例
では、敷き部1は表面に厚地の布が張られたゴム製で、
かかと部分のみに設けられている。敷き部1の上方に
は、足8を入れて係止するための係止部2が設けられて
いる。係止部2は伸縮性のあるサポーター状になってお
り、足8を入れて装着する。サポーター状の係止部2は
足8のかかと部分も覆うようにしたものでもよく、足8
が蒸れないようにメッシュ状にしたりしてもよい。敷き
部1のゴムを柔らかめの弾性のあるものにした場合は足
8への感触も良く疲れない
【0019】図24には実施例12の縦断面を示し、図
25には同実施例の靴下2dの敷き部入れ9から敷き部
1を取り出して分離した状態の縦断面を示してある。本
実施例では、足に係止するための係止部として靴下2d
が設けられており、靴下2dには、内部底面の土踏まず
からかかとにかけて、ポケット状の敷き部入れ9が靴下
2dに一体に設けられている。敷き部1を敷き部入れ9
の中に入れてかかと部分を高くする。敷き部1は表側が
吸湿性のある布製で中には吸湿性や消臭性のある活性炭
等が入っており、足の臭いや蒸れを防ぐ。敷き部1を取
り出した靴下2dは普通の靴下として使用できる。ま
た、敷き部1は硬めのスポンジ製等にしてもよい。ま
た、家庭にあるスポンジ等をかかとの形に切ったりした
ものを入れて使えるように、敷き部入れ9を設けた靴下
2dだけのものでもよい。
【0020】図26には実施例13の縦断面を示し、図
27には同実施例の敷き部入れ9部分の拡大縦断面を示
し、図28には同実施例の靴下2dの敷き部入れ9から
敷き部1を取り出して分離した状態の縦断面を示してあ
る。本実施例では、足に係止するための係止部として、
敷き部入れ9のある靴下2dが設けられており、敷き部
入れ9に敷き部1を入れてかかと部分を高くする。敷き
部入れ9は靴下2dに一体形成で設けられており、靴下
2dの敷き部入れ9部分の外側に敷き部1を出し入れす
るための開閉部がある。敷き部入れ9から敷き部1を取
り出した靴下2dは普通の靴下として使用できる。敷き
部入れ9は靴下2dのかかと部分に設けられており、靴
下2dの敷き部入れ9部分の外側の開閉部分を図27中
で矢印のように引っ張って開け、敷き部1を出し入れす
る。敷き部入れ9のある靴下2dは伸縮性のあるナイロ
ン製で、敷き部1はウレタン製になっている。また、敷
き部入れ9は靴下2dに一体形成でないものでもよく、
敷き部入れ9のある靴下2dはナイロン製に限らず、綿
や毛糸等でもよく、敷き部1は布側地の中にプラスチッ
クの粒の入った変形自在のもの等でもよい。
【0021】図29には実施例14の縦断面を示してあ
る。本実施例では、足に着用するための係止部として、
敷き部入れ9の設けられた靴下2dが設けられている。
敷き部入れ9は靴下2dの内側底面の前後2箇所に設け
られており、ポケット状になっている。前部分に設けら
れた敷き部入れ9は足の土踏まずから前にかけて設けら
れており、後部分に設けられた敷き部入れ9は足の土踏
まずから後にかけてのかかと部分に設けられている。
【0022】また、敷き部9に入れる敷き部1は、足の
土踏まずから前の部分にも、かかと部分にも、どちらに
も合うもので、足のかかと部分の下に空間を作ってつま
先立ちになりたい時は、敷き部1を前部分の敷き部入れ
9に入れ、かかとの下に敷いてかかとを上げたい時には
敷き部1を後部分の敷き部入れ9に入れて使用する。敷
き部入れ9から敷き部1を取り出した靴下2dは普通の
靴下として使用できる。また、敷き部入れ9を靴下2d
に着脱自在にしてもよい。
【0023】図30には実施例15の斜視を示し、図3
1には同実施例を土踏まずの部分に当てて普通の靴下2
dを履いた状態の一部切欠断面を示し、図32には同実
施例を足8のかかと部分に敷いてブーツ10を履いた状
態の一部切欠断面を示してある。本実施例では、足の裏
に当て敷いてかかとを上げた状態にするための、前部が
低く後部が高くなった形の敷き部1が設けられている。
敷き部1は足8の足裏の全体にではなく、ほぼ半分位や
3分の1位の部分に当てて敷く大きさになっている。本
実施例の敷き部1は足8の土踏まずから前にかけての部
分に敷いても、かかと部分に敷いても使えるものであ
る。敷き部1を普通の靴下2dの中に入れたりブーツ1
0のかかと部分等に入れたりして使用する。敷き部1は
表側が目のつんだ布製になっており、中に桧の木屑粉が
入っている。桧は香りも良く、殺菌作用もあると言われ
るので気持ち良く使える。また、桧に限らず、粒状のプ
ラスチック等を入れたものでもよく、全体をゴムやプラ
スチック製等のものにしてもよい。また、足8の土踏ま
ずから前の部分だけに使えるものでもよく、かかと部分
だけに使えるものでもよい。敷き部1の両面に滑り止め
を施したりしてもよい。
【0024】図33には実施例16の側面を示し、図3
4には図33中のA−A断面を示し、図35には同実施
例の側面の縦断面を示し、図36には同実施例を足8の
かかと部分に敷いて、その上から普通の靴下2dを履
き、ブーツ10を履いた状態の一部切欠断面を示してあ
る。本実施例では、足のかかと部分に当てて敷くための
敷き部1は硬さのあるスポンジ製で、足裏に接触する部
分が、足にぴったりフィットするように、足裏の形に沿
った曲面になっている。本実施例のものは足の土踏まず
から後にかけてのかかと部分に当てて敷くもので、靴下
の中に入れたり、ブーツ等のかかと部分に敷いたりして
かかとを上げる。また、敷き部1を足の裏全体を載せて
敷くものにしてもよい。素材はスポンジに限らず表側に
布等を張ったゴム等のものにしてもよい。また、本実施
例のものに、足に係止するためのベルト状等の係止部を
設けたりしてもよい。ブーツ10等の中に入れて使える
もので係止部が無いものの場合には、敷き部1を足裏に
当てて靴下2dを履いてからブーツ10等の履物を履く
ようにすれば、履物を脱いだ時でもそのままの状態で室
内でも使えるため煩わしさがない。
【0025】図37には実施例17を足8に係止して普
通の靴下2dを履いた状態の一部切欠断面を示してあ
る。本実施例では、足8の足裏に敷いてかかとを上げる
ための敷き部1は、足裏全体に当たるように設けられて
おり、土踏まずから後にかけてのかかと部分が斜めに高
くなっており、かかとが上がるようになっている。敷き
部1の前部の方には足8の甲部分を入れて足8に係止す
るためのゴムベルト状の係止部2が設けられており、敷
き部1の後部の方には足8のかかと部分に掛けるように
して係止するためのゴムベルト状のかかと係止部2bが
設けられている。敷き部1は弾性のあるスポンジ製で、
足を載せても沈み過ぎない程度の硬さのあるものになっ
ている。係止部2やかかと係止部2bを設けないもので
もよく、また、敷き部1は表側が布で中にプラスチック
の粒等が入っているような柔軟性のあるものでもよい。
係止部2やかかと係止部2bがあるので靴下2d等を履
かなくても使用できる。
【0026】図38には実施例18の側面を示してあ
る。本実施例では、足の裏に当てたり敷いたりしてつま
先立ちの状態にするための敷き部1は、足裏全体の大き
さに設けられており、足の土踏まずから前にかけて当た
る部分が斜めに高くなっている。斜めに高くなっている
部分は土踏まず部分の前方が低く後方が高くなってい
る。そのため、足を載せた時に足の土踏まず部分が高く
なって、足のかかとの下部分に空間ができる。足のかか
との下部分に空間ができて何も無い状態になるので、必
然的にかかとを上げたつま先立ち状態になり、足の筋肉
を引き締め、背筋も伸びる。敷き部1は表側がタオル地
で中にきっちりとナイロン綿の詰められたもので、足に
優しく感触もよい上、汗も吸い取る。また、汚れたら洗
うこともできる。足に係止する係止部がないので、スリ
ッパ等に敷いたりして使用する。また、敷き部1の前半
部分に係止部を設けたりしたものでもよく、土踏まずか
ら前にかけての部分だけのものでもよい。家庭にある普
通のスリッパ等に敷いて使用できるので重宝である。
【0027】以上で具体的実施例の説明を終えるが、本
発明は上記実施例に限られるものではなく、公知技術等
を用いて種々の態様をとりえる。例えば、素材は種々の
ものがあり、敷き部の形や高さも種々ある。また、敷き
部に足指を入れる足指入れを設けたりしてもよく、係止
部を敷き部に着脱自在にしてもよい。また、実施例9、
12、14で敷き部入れを靴下カバーや靴下の外側底面
に設けてもよく、実施例9、12、13、14で靴下の
代わりにストッキングやタイツ等に敷き部入れを設けて
もよい。靴下を履いた上から当てたり敷いたりできるの
は勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明を使用ずれば、家の中でも外で
も、また、畳の上でも、どこでも使用できるので、気軽
な気分でかかとを上げてつま先立ちになれ、足の筋肉を
引き締めてシェィプアップに良い。その上、座った時で
も足に係止したままでよいので、いちいち着脱する面倒
がなく、また、足に敷いた上から靴下やスリッパ等の履
物を履くことのできるものでは便利である。更に好みの
位置に係止したり敷いたりできるのでフィット感があ
り、また、洗えるものでは清潔で気持ち良く使える。さ
らに、携帯もし易いので旅行先で使うこともでき重宝で
ある。また、かかとの下に敷いてかかとを上げるもので
は、シェィプアップの為だけでなく、背を高く見せるこ
ともでき、靴の中等に入れて使えるものでは、高い靴を
履かなくても、また、室内でも同じ身長の高さに見せる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の斜視図である。
【図2】実施例1の底面図である。
【図3】実施例2の斜視図である。
【図4】図3中の敷き部の矢視図である。
【図5】実施例2の上側の敷き部を開いた状態の側面図
である。
【図6】実施例3の斜視図である。
【図7】実施例3の使用時の斜視図である。
【図8】実施例4の斜視図である。
【図9】実施例4の使用時の側面図である。
【図10】実施例4の使用時の側面図である。
【図11】実施例5の斜視図である。
【図12】実施例5の使用時の側面図である。
【図13】実施例6の使用時の側面図である。
【図14】実施例7の斜視図である。
【図15】図14中の敷き部から内側の敷き部を外した
状態の分解図である。
【図16】実施例8の斜視図である。
【図17】実施例8の底面図である。
【図18】実施例8の使用時の側面図である。
【図19】実施例9の縦断面図である。
【図20】実施例10の斜視図である。
【図21】実施例10の使用時の側面図である。
【図22】実施例11の斜視図である。
【図23】実施例11の使用時の側面図である。
【図24】実施例12の縦断面図である。
【図25】実施例12の分解縦断面図である。
【図26】実施例13の縦断面図である。
【図27】実施例13の敷き部入れ部分の拡大縦断面図
である。
【図28】実施例13の分解縦断面図である。
【図29】実施例14の縦断面図である。
【図30】実施例15の斜視図である。
【図31】実施例15の使用時の一部切欠断面図であ
る。
【図32】実施例15の使用時の一部切欠断面図であ
る。
【図33】実施例16の側面図である。
【図34】図33中のA−A断面図である。
【図35】実施例16の縦断面図である。
【図36】実施例16の使用時の一部切欠断面図であ
る。
【図37】実施例17の使用時の一部切欠断面図であ
る。
【図38】実施例18の側面図である。
【符号の説明】
1,1b 敷き部 2 係止部 2b かかと係止部 2c 靴下カバー 2d 靴下 3 面ファスナー 4 中仕切り 5 滑り止め 6 スリッパ 7 サンダル 8 足 9 敷き部入れ 10 ブーツ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足の裏に当てたり敷いたりするための敷
    き部を設け、当該敷き部を足の裏に当てたり敷いたりし
    た時にかかとが上がった状態になることを特徴とするか
    かと上げ。
  2. 【請求項2】 前記敷き部に、足に係止するための係止
    部を設けた請求項1記載のかかと上げ。
  3. 【請求項3】 前記敷き部を足の裏に当てたり敷いたり
    したままで当該敷き部の上から、靴下を履くことのでき
    る、または、スリッパ等の履物を履くことのできる請求
    項1、請求項2記載のかかと上げ。
JP8119441A 1996-04-06 1996-04-06 かかと上げ Withdrawn JPH09271402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8119441A JPH09271402A (ja) 1996-04-06 1996-04-06 かかと上げ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8119441A JPH09271402A (ja) 1996-04-06 1996-04-06 かかと上げ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09271402A true JPH09271402A (ja) 1997-10-21

Family

ID=14761497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8119441A Withdrawn JPH09271402A (ja) 1996-04-06 1996-04-06 かかと上げ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09271402A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046460A (ja) * 2008-08-23 2010-03-04 Tatsuya Rokusha 履物
JP2020130865A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 社会医療法人蘇西厚生会 まつなみリサーチパーク インソール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046460A (ja) * 2008-08-23 2010-03-04 Tatsuya Rokusha 履物
JP2020130865A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 社会医療法人蘇西厚生会 まつなみリサーチパーク インソール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5553399A (en) Lightweight footwear article providing improved traction
US6532689B1 (en) Slipper
US20060053654A1 (en) Therapeutic slipper
WO2009097642A1 (en) Sock
AU2012306650A1 (en) Barefoot shoe
US20140345162A1 (en) Footwear system
US8615905B1 (en) Massaging footwear
US20080184593A1 (en) Insole covering
US20190239572A1 (en) Nonslip hosiery
US5891067A (en) Walking cast with a removable sole and method of making
JPH09271402A (ja) かかと上げ
JP2001309801A (ja) 履物及び履物用中敷
JP3501367B2 (ja) 調整可能な脚部保護用具
JPH10155504A (ja) スリッパ底構造
US20150335099A1 (en) Memory sneaker
KR20110002513A (ko) 깔창덮개
JP4294766B2 (ja) 患足、健足それぞれ片足ずつ選べる靴
US20120317834A1 (en) Bowling sandal
KR100775730B1 (ko) 통풍성이 좋은 슬리퍼 겸용 건강 신발
KR200495829Y1 (ko) 기능성 신발
JP3092188U (ja) 足 袋
KR200414208Y1 (ko) 통풍성이 좋은 슬리퍼 겸용 건강 신발
KR200448212Y1 (ko) 부츠
JP6429213B2 (ja) 室内用履物
JP3200664U (ja) 足用装着具

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701