JPH09271024A - 動画像情報伝送方法及び装置 - Google Patents

動画像情報伝送方法及び装置

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JPH09271024A
JPH09271024A JP9032001A JP3200197A JPH09271024A JP H09271024 A JPH09271024 A JP H09271024A JP 9032001 A JP9032001 A JP 9032001A JP 3200197 A JP3200197 A JP 3200197A JP H09271024 A JPH09271024 A JP H09271024A
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JP
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memory
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JP9032001A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sato
力 佐藤
Tadayoshi Nakayama
忠義 中山
Koji Takahashi
宏爾 高橋
Tomohiko Sasaya
知彦 笹谷
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な演算処理等を必要とせずに、簡単な方
法で動画像情報を迅速に伝送することを目的とする。 【解決手段】 動画像情報を入力し、入力された動画像
情報に対応して夫々が異なる周波数帯域を有する複数種
の量子化データを発生し、発生された複数種の量子化デ
ータを一旦保持する保持しておき、発生された前記複数
種の量子化データのうちの何れの量子化データを伝送デ
ータとして伝送するかを評価し、一旦保持されている量
子化データの中から前記評価結果に対応した量子化デー
タを伝送データとして伝送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される動画像
情報を量子化し、伝送データを生成し、伝送する動画像
情報伝送方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば情報圧縮伝送方式において
時間軸変換帯域圧縮方式(Time AxisTransformation、
以下、TATと記す)が発表されているが、このTAT
方式は情報信号の帯域圧縮を行う場合において、情報信
号の粗密が場所により異なることを利用して情報信号を
圧縮し伝送する方式である。
【0003】図2は一次元的な信号の処理においてTA
T方式を用いた場合の原理を示したものである。
【0004】図2において、まず、原信号は点線にて示
す如く所定の情報量毎に分割し、分割されたグループ毎
に情報が粗であるか密であるかを判別する。そして、密
と判断されたグループにおいては原信号をサンプリング
して得たデータの全てを伝送データとして伝送し、粗と
判断されたグループに於いては全てのデータ中の一部の
みを伝送データとし、他を間引きデータとして伝送しな
いものとする。なお、図中の○印で示したものが伝送さ
れるデータ(伝送データ)で×印で示したものが伝送さ
れないデータ(間引きデータ)である。
【0005】これら○印で示された伝送データを一定間
隔で伝送することにより、単位時間当りに伝送されるデ
ータの数は減少し、伝送情報信号の帯域が圧縮される。
【0006】以上の様にして伝送されたデータは復号時
に伝送されなかった間引きデータを伝送された伝送デー
タを用いて近似的に復元し補間データ(図中の●印)を
得る。なお、この補間データは情報が粗な部分に対応し
ており、間引きデータに極めて近似されたデータとして
復元される為、全てのデータを伝送した場合に比べ実質
的な情報量が変化せず、情報信号の伝送帯域については
大幅に圧縮されたことになる。
【0007】この時各グループに於いて全てのデータを
伝送するか、データの一部を伝送するかの判定は原信号
の詳細さを調べて決定され、この判定情報は伝送モード
情報信号として同時に伝送される。
【0008】また、画像情報信号の場合は、水平方向の
サンプリング間隔だけでなく、垂直方向のサンプリング
間隔を変え、二次元的に処理する様にすることにより、
画像情報の伝送帯域を圧縮することができる。
【0009】画像情報信号の様な二次元的に信号を処理
する場合には一画面をm×n個のサンプリングポイント
毎のグループに分割し、各グループに対して画像の粗密
の状態を判別する。そして、密と判断されたグループに
おいては該サンプリングポイントの全てをサンプリング
して得られたデータを伝送データとして伝送し、粗と判
断されたグループにおいては該サンプリングポイントの
一部のみをサンプリングして得られたデータを伝送デー
タとして伝送し、他を間引きデータとして伝送しないも
のとする。
【0010】ここで、該サンプリングポイントの全てを
サンプリングする場合をEモード、該サンプリングポイ
ントの一部のみをサンプリングする場合をCモードと呼
ぶとすると、各サンプリングモードにおける伝送される
サンプリングポイントと、伝送されないサンプリングポ
イントとの関係は図3に示した様になる。
【0011】図3は4×4個のサンプリングポイントに
おけるEモードとCモードのサンプリングパターンを示
したもので(a)がEモード、(b)がCモードを示してい
る。
【0012】伝送する画像情報の一画面を画面の左上よ
り右下に順に4×4個のサンプリングポイントのグルー
プに分割して行き、各グループ毎に画像の粗密に応じ
て、上記の様な2種のサンプリングモードを選択し、選
択されたサンプリングモードに応じてサンプリングを行
なう。
【0013】図4は上記の方法によりNTSC方式の1
フィールドのテレビ画面を4×4個のサンプリングポイ
ント毎のグループに分割し、各ブロックに対して図3に
示したEモード及びCモードのサンプリングモードを割
り当てた図である。なお、○印は伝送されるサンプリン
グポイント、×印は伝送されないサンプリングポイント
である。
【0014】この様にしてサンプリングされる各サンプ
リングポイントのデータを一定の間隔で伝送することに
より伝送帯域が圧縮され伝送されることになる。
【0015】なお、伝送されないサンプリングポイント
については復号時に近傍の伝送されたサンプリングポイ
ントのデータを用いて近似的に復元される為、全てのデ
ータを伝送した場合に比べ実質的な情報量が変化せず、
情報信号の伝送帯域については大幅に圧縮されたことに
なる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様な情報圧縮伝送方式を用いて情報の伝送を行った場
合、Cモード等のサンプリングポイントの一部のみをサ
ンプリングして伝送された情報データは復号時には伝送
されない情報データを該伝送された情報データを利用し
て補間処理を行うことにより復号しているので、情報の
劣化を免れることが出来なかった。特に細かい情報の場
合には該サンプリングポイントをサンプリングする際に
該サンプリングポイント間の相関性が弱い為、復号時に
は複雑な補間処理を行わなければならなかった。
【0017】また、上述の様な情報圧縮伝送方式を用い
て画像情報信号の伝送を行う場合には、一画面をm×n
個のサンプリングポイント毎のグループに分割し、各グ
ループに対して画像の粗密の状態を判別し、密と判断さ
れたグループにおいては該サンプリングポイントの全て
をサンプリングして得られたデータを伝送データとして
伝送し、粗と判断されたグループにおいては該サンプリ
ングポイントの一部のみをサンプリングして得られたデ
ータを伝送データとして伝送し、他を間引きデータとし
て伝送しないものとしており、その判定及び伝送データ
の作成に複雑な演算が必要で時間がかかってしまうとい
った問題があった。
【0018】本発明は斯かる事情に鑑みて為されたもの
で、複雑な演算処理等を必要とせず、簡単な方法で動画
像情報を迅速に伝送することが出来る動画像情報伝送方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の動画像情報伝送
方法は、入力される動画像情報を量子化し、伝送データ
を生成し、伝送する方法であって、動画像情報を入力
し、入力された動画像情報に対応して夫々が異なる周波
数帯域を有する複数種の量子化データを発生する量子化
データ発生ステップと、前記量子化データ発生ステップ
において発生される複数種の量子化データを一旦保持す
る保持ステップと、前記量子化データ発生ステップにお
いて発生される複数種の量子化データのうちの何れの量
子化データを伝送データとして伝送するかを評価する評
価ステップと、前記保持ステップにおいて一旦保持され
ている量子化データの中から前記評価ステップにおける
評価結果に対応した量子化データを伝送データとして伝
送する伝送ステップとを備える様にしたものである。
【0020】また、本発明の動画像情報伝送装置は、入
力される動画像情報を量子化し、伝送データを生成し、
伝送する装置であって、動画像情報を入力し、入力され
た動画像情報に対応して夫々が異なる周波数帯域を有す
る複数種の量子化データを発生する量子化データ発生手
段と、前記量子化データ発生手段において発生される複
数種の量子化データを一旦保持する保持手段と、前記量
子化データ発生手段において発生される複数種の量子化
データのうちの何れの量子化データを伝送データとして
伝送するかを評価する評価手段と、前記保持手段におい
て一旦保持されている量子化データの中から前記評価手
段における評価結果に対応した量子化データを伝送デー
タとして伝送する伝送手段とを備えたものである。
【0021】(作用)上述の様にしたことにより、複雑
な演算処理等を必要とせず、簡単な方法で動画像情報を
迅速に伝送することが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に基づき説
明する。
【0023】本発明の一実施例として本発明をVTRに
適用した場合を例として説明する。なお、ここではNT
SC方式の1フィールドのテレビ画面を複数のグループ
に分割する際、その1グループを4×4個のサンプリン
グポイントとするものである。
【0024】図1は本発明をVTRの記録系に適用した
場合の概略構成を示す図である。
【0025】図1において、入力されたアナログの1フ
ィールド分のビデオ信号はA/D変換器1によってディ
ジタルビデオ信号に変換され、フィールドメモリ2、プ
リフィルタ3、モード判定回路4に供給される。
【0026】フィールドメモリ2には該ディジタルビデ
オ信号が1フィールド分の全サンプリングポイント情
報、つまりEモードのディジタルビデオ信号として記憶
される。
【0027】プリフィルタ3では該Eモードのディジタ
ルビデオ信号の高周波成分を除去する二次元的なローパ
スフィルタで、該Eモードのディジタルビデオ信号を平
均化するものである。そして該プリフィルタ3により平
均化された図3(a)に示す様なEモードのディジタルビ
デオ信号を間引き回路5で図3(b)に示す様に1/4個
のサンプルポイントを持つCモードのディジタルビデオ
信号に間引く処理が行われるものである。そして間引き
回路5において上記の様に処理されたCモードのディジ
タルビデオ信号はモード判別回路4、フィルタメモリ6
に供給される。
【0028】フィルタメモリ6には上記のCモードのデ
ィジタルビデオ信号が記憶される。
【0029】モード判定回路4にはEモードとCモード
のディジタルビデオ信号が入力されており、Cモードの
ディジタルビデオ信号に対して補間処理を行った後、1
グループ毎にEモードのディジタルビデオ信号による画
像信号と、補間処理されたCモードのディジタルビデオ
信号による画像信号とを比較して、その誤差情報を一端
記憶しておき、誤差の大きさが大きい場合にはEモー
ド、小さい場合にはCモードを所定の割合で該グループ
に割り当て、そのモード情報信号を発生する。つまり、
このモード情報信号は1フィールドの画面上の密な部分
のグループにはEモード、粗の部分のグループにはCモ
ードのモード情報信号が対応する様に発生される。
【0030】また、1フィールド分のビデオ信号の伝送
時間を等しくする為、Cモードで伝送するグループ数と
Eモードで伝送するグループ数との比を一定にしておく
必要がある。
【0031】本実施例では一画面上において分割されて
いる全グループについてCモードによりサンプリングを
行い、更に前述の方法により画像の密な部分については
Eモードによりサンプリングを行うものとする。
【0032】以上の場合において、例えば伝送帯域の圧
縮率を全体で1/2にしようとした場合は、Eモードに
割り当てられるグループの数を全体の1/4とすれば良
い。そして各グループに対してモード情報信号を割り当
てる際に記憶されている全グループの誤差情報を誤差の
大きい順に並べ、上位1/4のグループに対してEモー
ドが割り当てられる様な閾値を設定し、この閾値と該誤
差情報とを比較して、閾値よりも誤差情報が大きい場合
にはEモードを割り当てれば上記の割合にてEモードと
Cモードが伝送され、伝送帯域の圧縮率が全体で1/2
となる。
【0033】以上の様にモード判定回路4において発生
されたモード情報信号はモードメモリ7に記憶される。
【0034】図5は上述の様にして設定されたモード情
報信号の画面上の配置例を示したもので、この様に配置
されたモード情報信号に応じて伝送されるべきサンプリ
ングポイントの画面上の配置は図6に示す様になる。
【0035】しかしながら前述の様に実際に伝送される
のは図7に示す様な画面について各グループのCモード
サンプリングポイントの情報と、図8に示す様なEモー
ドと設定されたグループの全サンプリングポイントの情
報で、それぞれがフィルタメモリ6、フィールドメモリ
2から後述するメモリ制御回路8により読み出され、図
9に示す様に例えば、1フィールド期間の前半に1フィ
ールド分のCモードのサンプリングポイントの情報、後
半に1フィールド分のEモードのサンプリングポイント
の情報という様に分割された形で伝送される。
【0036】図7及び図8を見てもわかる様にEモード
が割り当てられたグループでは全サンプリングポイント
の情報が伝送される為、一次元的に見ると1つのグルー
プにおいてEモードの伝送帯域はCモードの伝送帯域の
4倍となるが、1フィールド画面においてEモードとC
モードの割り当てられる割合が1:4であるので、サン
プル情報を一定の速度で等間隔に送る様にすれば、上記
の様に伝送された場合でも1フィールドの前半と後半で
の伝送帯域は等しくなる。
【0037】ここでメモリ制御回路8の動作について図
10に示したメモリ制御回路の動作フローチャートを用
いて説明する。
【0038】前述の様にフィルタメモリ6、フィールド
メモリ2にサンプリングポイントの情報信号の書き込み
が完了するとメモリ制御回路8により該メモリの読み出
しが開始される。
【0039】まず、メモリ制御回路8において、1フィ
ールド分の全グループにおけるCモードのサンプリング
ポイントの情報信号が記憶されているフィルタメモリ6
に対して読み出しアドレス信号が発生され、発生された
該アドレス信号を用いてフィルタメモリ6のアドレスが
指定されて、Cモードのサンプリングポイントの情報信
号が読み出され切換えスイッチ9に供給される。なお、
メモリ制御回路8には同期信号発生回路10において発
生された同期信号が入力されており、この同期信号に同
期して該アドレスがカウントアップされ、そのアドレス
により1/2フィールド期間中に順次Cモードのサンプ
リングポイントの情報信号が書き込み時の2倍の速度で
読み出されて行く。
【0040】また、該同期信号は1/2フィールド期間
中に全Cモードのサンプリングポイントの情報信号が読
み出される様な周波数のパルス信号である。
【0041】ところで、該メモリ制御回路8では前述の
様にフィルタメモリ6からのCモードのサンプリングポ
イントの情報信号の読み出しが行われている期間中、モ
ードメモリ7に記憶されているモード情報信号の読み出
しが行なわれる。このモード情報信号はメモリ制御回路
8にも供給されている。そしてメモリ制御回路8はフィ
ールドメモリ2に記憶されている全サンプリングポイン
トの情報信号のうち、Eモードに指定されているグルー
プを構成しているサンプリングポイントの情報信号のア
ドレスを検出する為、Eモード検出器とアドレスカウン
タとカウンタメモリを備えており、該アドレスカウンタ
をモードメモリ7の読み出しクロックに同期してカウン
トアップして行き、該Eモード検出器においてEモード
のモード情報信号を検出した時のアドレスカウンタのカ
ウント値をカウンタメモリに記憶しておく。そして該フ
ィルタメモリ6からのCモードのサンプリングポイント
の情報信号の読み出しが終了すると該カウンタメモリに
記憶されているアドレスに従ってフィールドメモリ2か
らEモードのサンプリングポイントの情報信号が連続的
に読み出され切換えスイッチ9に供給される。なお、こ
のフィールドメモリ2からのEモードのサンプリングポ
イントの情報信号の読み出しはやはり1/2フィールド
期間で終了する。
【0042】以上の様にしてフィルタメモリ6、フィー
ルドメモリ2から読み出されたCモード及びEモードの
サンプリングポイントの情報信号は切換えスイッチ9に
より図9に示した様な形でD/A変換器11に出力され
る。なお、切換えスイッチ9の動作は該メモリ制御回路
8により制御されており、Cモードのサンプリングポイ
ントの情報信号の読み出し期間には図示のC側に、Eモ
ードのサンプリングポイントの情報信号の読み出し期間
には図示のE側に接続される。
【0043】そして、切換えスイッチ9から出力された
前記出力はD/A変換器11によりアナログ信号に変換
された後、ローパスフィルタ12において帯域制限され
た後、該モード情報信号と共に記録部13において記録
される。
【0044】以上の様に画像情報信号は分割された全グ
ループについてのCモードのサンプリングポイントの情
報信号と、Eモードに設定されたグループについてのE
モードのサンプリングポイントの情報信号とに分割され
て伝送される為、復号時にはCモードのサンプリングポ
イントの情報信号はモード情報信号を必要とせずに復号
出来る。つまり、伝送路中で該モード情報信号が誤った
場合でもCモードのサンプリングポイントの情報信号に
より復号が可能となる。
【0045】図11は本発明をVTRの再生系に適用し
た場合の概略構成を示す図である。以下図11を用いて
再生時の動作について説明する。
【0046】図11において再生部14で再生された画
像情報信号、モード情報信号はそれぞれA/D変換器1
5、モード誤り検出訂正回路19に入力される。
【0047】画像情報信号はA/D変換器15によりア
ナログ信号からディジタル信号に変換され、スイッチ1
6に入力される。スイッチ16には再生部14において
再生された同期信号が入力されており、このスイッチ1
6により図9の様に記録されている該ディジタルの画像
情報信号をCモードとEモードのサンプリングポイント
の情報信号に分離し、それぞれをCモードメモリ17と
Eモードメモリ18とに記憶する。該スイッチ16の切
換え動作は該同期信号に同期して1/2フィールド期間
毎に図中のC側からE側へ切換わる。
【0048】一方再生されたモード情報信号はモード誤
り検出回路19を介してモードメモリ20に記憶され
る。該モード誤り検出回路19では再生されたモード情
報信号のうちEモードの信号の数を検出し、その数をカ
ウントする。該Eモードが割り当てられる1フィールド
中のグループの数は記録時に予め決められている為、再
生時にEモードの数をカウントし、予め決められた数と
一致した時は誤りなしと判断し、一致しなかった時は誤
りがあると判断される。
【0049】このモード誤り検出回路19においてモー
ド情報信号に誤り有りと判断された場合、モード誤り検
出回路19からは誤り検出信号がモード変換回路21に
入力され、モード変換回路21ではモードメモリ20に
記憶されているモード情報信号を読み出し、該信号を全
てCモードの信号に変換し出力する。また、モード誤り
検出回路19においてモード情報信号に誤りがないと判
断された時は該モードメモリ20から読み出された信号
はそのままの状態でモード変換回路21を介して出力さ
れる。
【0050】以上の様にしてモード変換回路21から出
力されたモード情報信号は読み出し制御回路22に入力
され、該読み出し制御回路22では入力されたモード情
報信号に応じてCモードメモリ17及びEモードメモリ
18からおのおの記憶されている画像情報信号を読み出
す。そしてCモードメモリ17から読み出されたCモー
ドのサンプリングポイントの情報はCモード補間回路2
3において伝送されなかったサンプリングポイントの情
報を伝送されたサンプリングポイントの情報を用いて補
間してから、Eモードのサンプリングポイントの情報は
そのままフィールドメモリ24に記憶される。
【0051】そして、1フィールド分の画像情報信号が
フィールドメモリ24に記憶された後、読み出し制御回
路22からの制御信号によりフィールドメモリ24に記
憶されている画像情報信号が読み出され、D/A変換器
25においてアナログのビデオ信号に変換された後に出
力される。
【0052】以上、ここまで本発明の一実施例として本
発明をVTRに適用した場合を例として説明して来た
が、本発明はビデオディスク装置等、他の記録再生装
置、あるいは通信装置等にも適用することが出来る。
【0053】また、実施例中では1グループを4×4個
のサンプリングポイントとして一画面を分割したが、本
発明はこれ以上のグループ構成にも適用出来るものであ
る。
【0054】また、本件出願人による特願60−148
11の実施例として開示されている記録システムに本発
明を適用することにより、基本画素データを発生させる
際、各ブロックの全画素データの帯域制限を行った後、
該基本画素データを間引くことにより発生させ、該基本
画素データと追加画素データとを分離して記録し、再生
を行う際、再生時にモード判定信号等が誤りやドロップ
アウト等により正常に再生されず基本画素データだけを
用いて復元を行った場合においても更に画質の劣化を抑
えることも出来る様になる。
【0055】以上の様に本発明によりVTRの記録再生
において、サンプリングポイントの一部しか伝送しない
場合において復号時の情報の劣化を抑え、更に伝送路中
でモード情報信号に誤りを生じても少なくとも一部の画
像サンプリング信号は伝送される為、伝送される情報の
劣化を最小限に抑えることが可能となった。
【0056】
【発明の効果】以上説明して来た様に本発明により、複
雑な演算処理等を必要とせず、簡単な方法で動画像情報
を迅速に伝送することが出来る動画像情報伝送方法及び
装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として本発明をVTRの記録
系に適用した場合の概略構成図である。
【図2】一次元的な信号の処理においてTAT方式を用
いた場合の原理図である。
【図3】(a)は4×4個のサンプリングポイントにおけ
るEモードのサンプリングパターン、(b)はCモードの
サンプリングパターンを夫々示した図である。
【図4】NTSC方式の1フィールドのテレビ画面を4
×4個のサンプリングポイント毎のグループに分割し、
各グループに対してEモード及びCモードのサンプリン
グモードを割り当てた場合を示した図である。
【図5】モード情報信号の画面上の配置例を示した図で
ある。
【図6】図5の様に配置したモード情報信号に応じて伝
送されるべきサンプリングポイントの画面上の配置を示
した図である。
【図7】画面上のサンプリングポイントにおいてCモー
ドのサンプリングポイントの配置を示した図である。
【図8】画面上のサンプリングポイントにおいてEモー
ドのサンプリングポイントの配置を示した図である。
【図9】EモードとCモードのサンプリングポイントの
情報信号の伝送形態を示した図である。
【図10】図1のメモリ制御回路の動作フローチャート
を示した図である。
【図11】図1の再生系の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
2,24 フィールドメモリ 3 プリフィルタ 4 モード判定回路 5 間引き回路 6 フィルタメモリ 7,20 モードメモリ 8 メモリ制御回路 9,16 切換えスイッチ 13 記録部 14 再生部 17 Cモードメモリ 18 Eモードメモリ 19 モード誤り検出回路 21 モード変換回路 22 読み出し制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/92 H04N 5/92 H (72)発明者 笹谷 知彦 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地キヤ ノン株式会社玉川事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される動画像情報を量子化し、伝送
    データを生成し、伝送する方法であって、 動画像情報を入力し、入力された動画像情報に対応して
    夫々が異なる周波数帯域を有する複数種の量子化データ
    を発生する量子化データ発生ステップと、 前記量子化データ発生ステップにおいて発生される複数
    種の量子化データを一旦保持する保持ステップと、 前記量子化データ発生ステップにおいて発生される複数
    種の量子化データのうちの何れの量子化データを伝送デ
    ータとして伝送するかを評価する評価ステップと、 前記保持ステップにおいて一旦保持されている量子化デ
    ータの中から前記評価ステップにおける評価結果に対応
    した量子化データを伝送データとして伝送する伝送ステ
    ップとを備えたことを特徴とする動画像情報伝送方法。
  2. 【請求項2】 入力される動画像情報を量子化し、伝送
    データを生成し、伝送する装置であって、 動画像情報を入力し、入力された動画像情報に対応して
    夫々が異なる周波数帯域を有する複数種の量子化データ
    を発生する量子化データ発生手段と、 前記量子化データ発生手段において発生される複数種の
    量子化データを一旦保持する保持手段と、 前記量子化データ発生手段において発生される複数種の
    量子化データのうちの何れの量子化データを伝送データ
    として伝送するかを評価する評価手段と、 前記保持手段において一旦保持されている量子化データ
    の中から前記評価手段における評価結果に対応した量子
    化データを伝送データとして伝送する伝送手段とを備え
    たことを特徴とする動画像情報伝送装置。
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JP (1) JPH09271024A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005053163A1 (ja) * 2003-11-26 2005-06-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 信号処理装置

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WO2005053163A1 (ja) * 2003-11-26 2005-06-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 信号処理装置

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