JPH09270090A - 分散した情報の検出方法 - Google Patents

分散した情報の検出方法

Info

Publication number
JPH09270090A
JPH09270090A JP9948996A JP9948996A JPH09270090A JP H09270090 A JPH09270090 A JP H09270090A JP 9948996 A JP9948996 A JP 9948996A JP 9948996 A JP9948996 A JP 9948996A JP H09270090 A JPH09270090 A JP H09270090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
physical quantity
information
detecting
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9948996A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Nakamura
晃之 中村
Satoru Yamamoto
哲 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP9948996A priority Critical patent/JPH09270090A/ja
Publication of JPH09270090A publication Critical patent/JPH09270090A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ分岐部をセンサー毎に必要とせ
ず、複数の物理量センサーからの分散した情報を光ファ
イバを用いて伝送し、これを識別して検出する新規な情
報検出方法を提供する。 【解決手段】 複数の物理量センサー14a,14b,
14c,・・・で検出した分散した情報の検出方法にお
いて、光ファイバ12に予め光信号を伝搬させると共
に、物理量センサーからの信号を受けて動作する振動・
衝撃印加装置13a,13b,13c,・・・で光ファ
イバに振動や衝撃を印加し、光ファイバの伝搬光の状態
変化を検出装置10,11の信号処理装置で検出するこ
とにより、複数の物理量センサーの信号を識別して位置
検出およびその情報検出を行うことを特徴とする分散し
た情報の検出方法である。上記振動・衝撃印加装置とし
てハンマ,コイル等による機械的あるいは電気的衝撃装
置、また、圧電振動子,磁歪振動子や電歪振動子等によ
る機械的振動装置により印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のセンサー
からの分散した情報を、光ファイバを用いてそれぞれ確
実に識別して検出することができる検出方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、分散した情報を光伝送してそれら
の情報を検出する方式には、例えば、複数箇所における
温度、湿度等の物理量を計測する光ファイバを使用した
多点計測システム等があり、それらの分散した情報を透
過形時分割多重信号方式を用いてそれぞれ区別して検出
するものが数多く提案されている。以下、このような透
過形時分割多重信号方式の一例を図面を参照して説明す
る。
【0003】図17は、従来の透過形時分割多重方式を
用いた物理量多点計測装置における一例の構成を示すブ
ロック図であり、図18は図17に示す物理量多点計測
装置による受信パルス波形例を示す波形図である。即
ち、図17において、物理量多点計測装置4は主に光パ
ルス発生器1,受光器2,信号処理装置3から構成され
る。そして、複数の物理量センサー51,52,53,
・・・がそれぞれ並列の光ファイバ6a,6bに分器岐
部7a1 ,7a2 ,7a3 ・・・および7b1 ,7b2
,7b3 ・・・を介して光ファイバ6c,6dにより
それぞれ接続され、光ファイバ6a,6bの一端は上記
物理量多点計測装置4内の光パルス発生器1および受光
器2にそれぞれ接続されて構成されている。
【0004】即ち、上記物理量多点計測装置は、2本の
光ファイバ6a,6bの経路中に所定の間隔をおいて相
対応する多数の光分岐部7a1 ,7b1 ,7a2 ,7b
2 ,・・・を設け、上記相対応する光分岐部の間には、
各物理量センサー51,52,53,・・・を並列に接
続して構成されている。また、光ファイバ6aの一端
は、多点計測装置4の光パルス発生器1に接続され、こ
の光パルス発生器1は光パルスを発生させる。他方の光
ファイバ6bの一端は、多点計測装置4の受光器2に接
続される。そして、光パルス発生器1から発生した光パ
ルスは、光ファイバ6aを通過し、光分岐部7a1 ,7
a2 ,・・・で分岐され、物理量センサー51,52,
・・・を通過して光分岐部7b1 ,7b2 ,・・・を経
て、光ファイバ6bを通って受光器2に入力する。
【0005】このようにして、多点計測装置4の受光器
2においては、各物理量センサー51,52・・・のそ
れぞれがその位置に対応して一定の遅延時間を持つこと
になり、この遅延時間毎に識別して受光パルスを検出す
るものである。
【0006】これらの受光パルスは、光ファイバ6a,
6b中および光分岐部7a1 ,7b1 ,・・・による光
損失が当然に含まれており、これらは各物理量センサー
51,52,・・・にて計測する物理量には無関係な一
定値であるから、これを多点計測装置4の信号処理装置
3により補正し、図18に示すような時系列パルス列が
得られる。即ち、多点計測装置4の受光器2に入力する
各物理量センサー51,52,・・・からの出力パルス
信号8とバックグランドノイズ9との連続した受信信号
の波形であり、これから各物理量センサー51,52,
・・・の情報を識別して得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の多点計測装置は、光ファイバに設置する光分岐部を
多数必要とし、この光分岐部での損失のために信号光が
減衰し、このため測定センサー数を多くできないという
問題点があった。また、光分岐部の端子部に光ファイバ
を接続しなければならないため、接続作業に手間がかか
るという問題点もあった。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、光ファイバ分岐部をセンサー毎に必要とせず、
分散した情報を光ファイバを用いて伝送し、これを識別
して検出する新規な情報検出方法を提供することを目的
とする。
【0009】上記目的を達成するため、この発明は分散
した情報を光ファイバを介して伝送し、その情報を識別
して検出する方法において、光ファイバに予め光信号を
伝搬させると共に、物理量センサーからの信号を受けて
駆動する振動・衝撃印加装置で光ファイバに外部からの
振動や衝撃を印加し、光ファイバの伝搬光の状態変化を
生じさせ、これを検出することにより各々の物理量セン
サーからの情報を識別して検出する新規な方法である。
【0010】従って、分散した情報検出装置からの出力
を受け、光ファイバに外部からの振動や衝撃を印加する
ことにより、光ファイバの伝搬光の状態に時間変化ある
いは周波数パターンを発生させ、光ファイバの一端に接
続した光源と、光ファイバの他端に接続した受光・信号
処理部とを用い、光ファイバを伝搬してきた光の状態の
時間変化あるいはその周波数パターンを測定し、分散し
た情報検出装置(物理量センサー)の位置および情報
(物理量)を識別して確実に検出することができる。
【0011】この点を改めて箇条書きにすると、次のよ
うになる。 この発明は、光ファイバの伝搬光の状態の時間変化を
検出することにより、情報検出装置(物理量センサー)
の物理情報を検出するものである。 この発明は、光ファイバの伝搬光の状態の周波数パタ
ーンを検出することにより、情報検出装置(物理量セン
サー)の物理情報を検出するものである。 この発明は、光伝送方法が振動や衝撃などの機械的振
動による光ファイバ内の伝搬光の状態変化を伝送する方
式である。 この発明は、光ファイバに印加する振動が圧電振動
子、磁歪振動子や電歪振動子などによる機械的振動であ
ってもよい。 この発明は、光ファイバに印加する振動や衝撃が電流
あるいは磁界であってもよい。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の物理
量センサーで検出した分散した情報の検出方法におい
て、光ファイバに予め光信号を伝搬させると共に、物理
量センサーからの信号を受けて動作する振動・衝撃印加
装置で上記光ファイバに振動や衝撃を印加し、光ファイ
バの伝搬光の状態変化を検出装置の信号処理装置で検出
することにより、複数の物理量センサーの識別あるいは
位置検出およびその情報検出を行うことを特徴とする分
散した情報の検出方法である。また、光ファイバにおけ
る伝搬光の状態を、時間変化を基に検出することによ
り、複数の物理量センサーの各々の位置を求める分散し
た情報の検出方法であり、光ファイバにおける伝搬光の
状態を、その伝搬光の周波数やパターンを検出すること
により、複数の物理量センサーの各々の物理情報を検出
する分散した情報の検出方法である。そして、光ファイ
バに印加させる振動が、圧電振動子,磁歪振動子や電歪
振動子などによる機械的振動である分散した情報の検出
方法であり、光ファイバに機械的振動を印加させる場
合、振動子の駆動周波数(発振周波数)を上記振動子の
駆動電流が最大でなく、振動子の出力が極大となる周波
数領域を使用する分散した情報の検出方法であり、光フ
ァイバに印加させる振動や衝撃が、電流あるいは磁界で
ある分散した情報の検出方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明の
分散した情報の検出方法の実施の形態を説明する。図1
は、一実施例の分散した情報の検出方法を説明するため
のブロック図である。即ち、分散した情報の検出方法に
適用される検出装置は主検出装置10と副検出装置11
が一本の光ファイバ12で接続され、その光ファイバ1
2には振動・衝撃印加装置13a,13b,13c,・
・・が間隔を開けて取り付けられる。上記振動・衝撃印
加装置13a,13b,13c,・・・は、振動・衝撃
印加装置13a,13b,13c,・・・とそれぞれ光
ファイバ15を介して接続される物理量センサー14
a,14b,14c,・・・で検出される信号を受け、
光ファイバ12に振動や衝撃を与えるように形成され
る。従って、上記物理量センサー14a,14b,14
c,・・・には、振動・衝撃印加装置13a,13b,
13c,・・・に検出出力を送る機構を有しているもの
を用いる。
【0014】上記光ファイバ12はコア,クラッドおよ
びクラッドに密着した被覆を有する心線であってもよ
い。また、光ファイバの機械的強度を増すために心線に
ビニルや金属などによる被覆を施したケーブル状態のも
のであってもよい。心線の場合には振動・衝撃印加装置
からの信号を受け易いが機械的強度が弱く、一方、ケー
ブルの場合には振動・衝撃印加装置からの信号を多少受
けにくくなるが、機械的強度は強いという特徴があり、
それぞれの用途に応じて使い分けるとよい。
【0015】振動・衝撃印加装置13a,13b,13
c,・・・は、物理量センサー14a,14b,14
c,・・・からの検知出力を信号伝送線15を介してそ
れぞれ受け、例えば、光ファイバ12に印加するものが
振動の場合には、圧電振動子,電歪振動子,磁歪振動子
などであり、光ファイバ12に印加するものが衝撃の場
合には、ハンマのような形状物で光ファイバ12に機械
的な振動,衝撃を印加するものである。
【0016】まず、振動・衝撃印加装置13a,13
b,13c,・・・が光ファイバに衝撃を印加する場
合、光ファイバの伝搬光を検出することにより、主検出
装置10で物理量センサー14a,14b,14c,・
・・の位置およびその物理量情報を検出することについ
て図2に基づいて説明する。図2は図1に示した主検出
装置10および副検出装置11を詳細に示すブロック図
である。即ち、主検出装置10において、光源16は直
線偏波出力で波長λ1 の連続発光動作を行うものであ
り、その出射光は光方向性結合器20,光分波器21を
介して光ファイバ12の一端(図2の左端)から入射さ
せ、光ファイバ12の他端(図2の右端)から副検出装
置11に出射するようになっている。副検出装置11に
おいて、主検出装置10からの光は、光分波器28,光
方向性結合器27を経由して、偏光ビームスプリッタ2
6に到達する。この偏光ビームスプリッタ26では、入
射光が偏波軸に直交するP偏光とS偏光とに分けられ、
それぞれO/E変換器24およびO/E変換器25に入
射させて電気信号に変換される。このときの出力波形を
図3(d),図3(e)の波形図に示す。即ち、図2に
示した副検出装置11のO/E変換器24,25のそれ
ぞれの出力波形である。
【0017】一方、副検出装置11において、光源23
は直線偏波出力で波長λ1 の連続発光動作を行うもので
あり、この光源23の出射光は光方向性結合器27,光
分波器28を介して光ファイバ12の一端から主検出装
置10に出射するようになっている。この副検出装置1
1からの出射光は、主検出装置10の光分波器21,光
方向性結合器20を経由して偏光ビームスプリッタ19
に到達する。偏光ビームスプリッタ19では入射光が偏
波軸に直交するP偏光とS偏光とに分けられ、それぞれ
O/E変換器17およびO/E変換器18に入射して電
気信号に変換される。この時の出力波形を図3(a),
(b)の波形図に示す。即ち、図2に示した主検出装置
10のO/E変換器17,18のそれぞれの出力波形で
ある。
【0018】通常は、主検出装置10の光源16および
副検出装置11の光源23の出力が一定であるので、各
O/E変換器17,18,24,25の出力は時間的に
一定である。このとき、振動・衝撃印加装置13a,1
3b,13c,・・・が光ファイバに衝撃を印加する場
合における物理量センサー14a,14b,14c,・
・・の位置検出について次に説明する。
【0019】今、主検出装置10と副検出装置11の距
離をL0 とする。主検出装置10からLX の距離にある
物理量センサー14aの位置を求める場合、時刻t1
振動・衝撃印加装置13aで衝撃を印加したとすると、
光ファイバ12中の伝搬光の偏波状態が乱される。即
ち、偏波軸が一定の方向を向いていたのが、衝撃により
偏波軸が回転したり、偏波の向きにより位相が変化す
る。即ち、副検出装置11に向かい光ファイバ12中を
光速c(約2×108 m/s)で伝搬する光に偏波状態
の変動をもたらす。従って、振動・衝撃印加装置13a
から(L0 −LX )だけ離れた副検出装置11内のO/
E変換器24とO/E変換器25の出力はt1 から次の
(1)式で示される時刻t2 だけ後の時刻に振動・衝撃
印加装置13aで印加した衝撃に相当する波形で変化す
ることになる。
【0020】t2 =(L0 −LX )/c・・・(1) t1 =LX /c ・・・(2)
【0021】副検出装置11内の波形判定部29では、
O/E変換器24の出力S24(t)とO/E変換器25
の出力S25(t)とを用いて、例えば次の(3)式を用
いて合成した図3(f)に示される出力S2 (t)を求
め、この合成波形S2 (t)が予め設定しておいた閾値
thを超えた時刻t2 として求める。図3(f)は副検
出装置11の両変換器24,25の合成波形である。こ
こで、閾値Vthは光ファイバ12への外乱による衝撃・
振動による偏波変動の影響や温度による変動の影響を除
去するために設定した値である。
【0022】 S2 (t)=√{S24(t)2 +S25(t)2 }・・・(3)
【0023】副検出装置11で求めた時刻情報は、伝送
信号処理部30,波長λ2 の光を射出する伝送用光源3
1,光分波器28,光ファイバ12,主検出装置10の
光分波器21,O/E変換器32を経由して検出部33
に送られる。
【0024】一方、主検出装置10内の波形判定部22
では、図3(a)に示すO/E変換器17の出力S17
(t)と図3(b)に示すO/E変換器18の出力S18
(t)を用い、例えば、次の(4)式を用いて合成した
図3(c)に示す出力S1(t)を求め、この合成波形
S1(t)が予め設定しておいた閾値Vthを超えた時刻
1 として求め、検出部33に出力する。
【0025】 S1 (t)=√{S17(t)2 +S18(t)2 }・・・(4)
【0026】検出部33では時刻t1 ,t2 を上記
(1)式,(2)式とを変形して求められる次の(5)
式に代入することにより、検出した偏波変動が発生した
位置LX、即ち、物理量センサー14aの位置が求めら
れる。なお、主検出装置10内の符号34は物理量セン
サーの位置(センサー識別)および物理情報の表示装置
である。
【0027】 LX ={c×(t1 −t2 )+L0 }/2・・・(5)
【0028】ここで、物理量センサーの位置が求められ
ることは、例えば、同じ物理量を測定している場合で
も、上記求められる物理量センサーの位置によって区別
することが可能であることを示しており、また、追加設
置する物理量センサーの位置を予め把握しておかなくと
も、後でその位置を把握することができる。このよう
に、各種物理量センサーの位置を検出した後、その各々
の物理量センサーの情報(センサー出力値)は次のよう
にして求められる。
【0029】例えば、センサー情報が接点信号でドアあ
るいはバルブ等の開閉を検出あるいは監視する場合に
は、物理量センサーの情報は次のようにして求められ
る。即ち、物理量センサー14aの出力を受け、振動・
衝撃印加装置13aで光ファイバ12に衝撃を印加した
場合の偏波変動の検出波形は、図4(a)に示すように
ほぼ同じ周波数で振動し減衰する。実線と点線の違い
は、振動・衝撃印加装置が印加する衝撃度合いの違いに
よって生じるものであり、これを周波数領域に変換する
と、図4(b)に示すように周波数の違ったところに出
力を得ることができる。このため、図4(a)の強度S
(t)をFFT等の信号処理などで周波数領域に変換す
ると、図4(b)のようになる。この図4(b)におい
て、振動・衝撃印加装置13aが印加する衝撃度合によ
り周波数シフトすることを利用し、このとき、一方の周
波数の場合をオンの状態、もう一方の周波数の場合をオ
フ状態と予め設定しておけば、その情報が得られること
になり、また、ドアあるいはバルブ等の開閉の監視が可
能となる。
【0030】以上の動作は他の物理量センサー14b,
14c,・・・においても同様であり、物理量センサー
14a,14b,14c,・・・の出力を受け、振動・
衝撃印加装置13a,13b,13c,・・・で光ファ
イバ12に衝撃を印加した場合も、上記(5)式を利用
して各々の物理量センサーの位置の検出およびその物理
量情報(物理量を周波数に対応させる)を検出すること
ができる。また、例えば、このことは、光ファイバを用
いて多数のドアやバルブ等の開閉を一括して監視するこ
とができるといえる。
【0031】ここまでの第1実施例では、振動・衝撃印
加装置13a,13b,13c,・・・で光ファイバ1
2に印加する衝撃はハンマ等による機械的振動を印加し
た場合について説明したが、その他、図11に示すよう
に物理量センサー14a,14b,・・・からの出力を
受け、電流を流すコイル35a,35b,・・・を光フ
ァイバ12に巻き付けても、コイル35a,35b,・
・・に流れる電流により発生する磁界により光ファイバ
12中を通る搬送光の偏波面がファラデー効果により回
転し、これを主検出装置10および副検出装置11で検
出することにより、各々の物理量センサー14a,14
b,・・・の位置およびその情報を検出することができ
る。図11(b),(c)は、衝撃電流を光ファイバ1
2に流すときの断面構造図である。即ち、図11(b)
に示すように光ファイバ心線12の周りにコイル35を
直接巻き付ける構造や、図11(c)に示すように光フ
ァイバ心線12の被覆(ナイロン,ビニル,SUS,ア
ルミニウム等)36した状態の上にコイル35を巻き付
ける構造でも上記各々の物理量センサー14a,14
b,・・・の位置およびその情報を検出することができ
る。この場合、ケーブル化した光ファイバを用いても、
被覆がビニルのような非磁性体であれば心線の場合と同
じ感度で信号を印加することができるという特徴があ
る。
【0032】以上の第1,第2実施例では、振動・衝撃
印加装置が光ファイバに衝撃を印加する場合における物
理量センサーの位置およびその情報を検出する例につい
て説明した。このような振動・衝撃印加装置の衝撃を使
う代わりに、一定周波数や予め定めた規則に従って周波
数が変化する振動を光ファイバに印加することにより、
物理量センサーの位置およびその情報を検出することが
できる。
【0033】以下、この第3実施例について図12のブ
ロック図に基づいて説明する。光源側装置100と検出
装置110は1本の光ファイバ12で接続され、その光
ファイバ12には振動・衝撃印加装置13a,13b,
13c,・・・が間隔を置いて取り付けられる。振動・
衝撃印加装置13a,13b,13c,・・・は、振動
・衝撃印加装置13a,13b,13c,・・・とこれ
に光ファイバ15を介して接続される物理量センサー1
4a,14b,14c,・・・で検出される信号を受
け、光ファイバ12に振動や衝撃を与えるように形成さ
れる。上記物理量センサー14a,14b,14c,・
・・は、先の例と同様に振動・衝撃印加装置13a,1
3b,13c,・・・に検知出力を送る機構を有してい
るものを用いる。振動・衝撃印加装置13a,13b,
13c,・・・が振動を印加する場合には、圧電振動子
や磁歪振動子が使用される。この圧電振動子や磁歪振動
子の光ファイバへの取付構造は、例えば、図13(a)
に示すように、光ファイバ12の周囲を固定治具37で
囲むようにボルトによる固定あるいは接着剤等による固
定で装着し、さらに、振動・衝撃印加装置である圧電振
動子や磁歪振動子13を固定治具37にボルトによる固
定あるいは接着剤等による固定で装着するとよい。ま
た、光ファイバ12の周囲が図11(c)に示すように
ナイロン,ビニル,SUS,アルミニウム等で被覆36
がなされた状態であってもよい。この場合の構成を図1
3(b)に示す。即ち、被覆36がなされた心線12の
周囲を固定治具37で囲むようにボルトによる固定ある
いは接着剤等による固定で装着し、さらに、振動・衝撃
印加装置である圧電振動子や磁歪振動子13を固定治具
37にボルトによる固定あるいは接着剤等による固定で
装着するのである。
【0034】振動・衝撃印加装置13a,13b,13
c,・・・で光ファイバ12に振動を印加する場合で
は、物理量センサー14a,14b,14c・・・の出
力を受けて動作する電気的発振回路の出力を光ファイバ
12に取り付けた圧電振動子や磁歪振動子13等により
機械振動に変換し、光ファイバ12に取り付けた圧電振
動子や磁歪振動子13の機械的振動によりその衝撃を印
加するものと同様に光ファイバ12中を伝搬する光の偏
波面や位相を変調することにより行うことができる。
【0035】電気的発振回路13a,13b,13c,
・・・の発振周波数は、図14に示すように物理量セン
サー14a,14b,14c,・・・毎に異なる値
0,,f1 ,f2 ,・・fn にすることにより、物理量
センサー14a,14b,14c,・・・の識別が可能
なようにしておく。これにより、例えば周波数f2 のと
ころに出力がでれば、物理量センサー14cであること
が分かる。即ち、物理量センサー14a,14b,14
c,・・・の出力を受けて動作する電気的発振回路13
a,13b,13c,・・・の出力に応じて予め決めら
れた周波数変化パターンに従った周波数で変化させるこ
とにより、物理量センサー14a,14b,14c,・
・・の情報が検出することが可能なようにしておくので
ある。
【0036】物理量センサー14a,14b,14c,
・・・の情報を検出する周波数変化パターンとしては、
周波数変調振幅AS を物理量センサーの出力値に対応し
た値とし、n番目の物理量センサーの周波数をfn
(t)を次の(7)式のようにしたり、変調角速度ωS
を物理量センサーの出力値に対応した値とし、n番目の
物理量センサーの周波数をfn (t)を次の(8)式の
ようにしたりすることで、各物理量センサー14a,1
4b,14c,・・・の情報を検出することができる。
ただし、nは物理量センサーの総数(0,1,2,・・
・n),AS は物理量センサーの出力値に応じた周波数
変調幅,ωS は物理量センサーの出力値に応じた変調角
速度である。
【0037】 fn (t)=fn +AS ・Sin(ω・t)・・・(7) fn (t)=fn +A・Sin(ωS ・t)・・・(8)
【0038】次に、振動・衝撃印加装置13a,13
b,13c,・・・が光ファイバ12に与えた振動によ
る光ファイバ12内の伝搬光の偏波検出により、主検出
装置で振動を印加した物理量センサーの位置およびその
物理量情報を検出する方法について説明する。即ち、光
源装置100の光源16から光ファイバ12に連続光を
入射させておく。検出装置110内の偏光ビームスプリ
ッタ19により二つの偏光成分に分けた後、O/E変換
器17,18により偏光成分毎に電気信号に変換する。
検出装置110の波形判定部22では二つのO/E変換
器17,18の出力より得られる信号を周波数領域に変
換した信号が図14に示すように得られる。図14のf
0,1 ,f2 ・・・fn は予め物理量センサー14a,
14b,14c,・・・毎に決めておいた光ファイバ1
2に与える振動・衝撃印加装置13a,13b,13
c,・・・である圧電振動子や磁歪振動子の駆動周波数
(発振周波数)であり、この波形判定部22で物理量セ
ンサー14a,14b,14c,・・・の識別あるいは
位置検出を行うことができる。その後、検出部33では
物理量センサー14a,14b,14c,・・・の出力
を受けて動作する電気的発振回路13a,13b,13
c,・・・の出力に応じて、予め決められた周波数変化
パターンに従った周波数で変化させることにより、例え
ば、3番目の物理量センサー14cの物理量を周波数変
調振幅値で検出する場合、図5(a)に示すようにfX
(X=3)の振幅AS に従って物理量センサー14cの
出力が対応しており、振幅AS を検出することにより3
番目の物理量センサー14cの物理量を図5(b)に従
って測定することができる。また、3番目の物理量セン
サー14cの物理量を周波数角速度で検出する場合、図
6(a)に示すようにfX (X=3)の変調角速度ωS
に従って図6(b)に示されるように物理量センサーの
出力に対応しており、変調角速度ωS を検出することに
より3番目の物理量センサー14cの物理量を測定する
ことができる。なお、検出装置110内の符号34は物
理量センサーの位置(センサー識別)およびその物理情
報の表示装置である。
【0039】図10は、光ファイバに圧電振動子で振動
を印加した場合の圧電振動子の印加駆動電流と出力の周
波数特性の実験結果である。この図は駆動周波数に対す
る光ファイバ検出出力および駆動電流の特性を示してい
る。即ち、周波数Aでは出力が極大を示すが駆動電流は
最大値を示すのに対し、周波数Bでは出力が極大を示す
が駆動電流は小さい値となっている。従って、周波数B
のように出力が極大を示し、駆動電流が小さい周波数領
域で用いれば、消費電力を小さい状態でも大き信号を得
ることができる。従って、振動子の駆動周波数は、その
振動子の出力の極大点が存在する領域で使用することが
望ましい。
【0040】以上の動作は、他の物理量センサーにおい
ても同様であり、物理量センサー14a,14b,14
c,・・・の出力を受け振動・衝撃印加装置13a,1
3b,13c,・・・で光ファイバ12に振動を印加し
た場合も各々の物理量センサーの識別(位置検出)およ
びその物理情報を検出することができる。また、例え
ば、このことは、上述したように光ファイバを用いて、
多数のドアやバルブ等の開閉を一括して監視することが
できるだけでなく、多数の温度,湿度等のセンサー出力
を検出することができ、しかも一括での監視所等での監
視することがが可能である。
【0041】図7および図8に基づいて第4実施例を説
明する。即ち、この場合、検出装置10´に接続された
光ファイバ12において、他端の光ファイバ12に折返
部35を形成して折り返し、検出装置10´に接続する
ように構成される。図8に検出装置10´の詳細を示す
ように、検出装置10´は、一方の光ファイバ12に光
源16を接続し、他方の折り返した光ファイバに偏光ビ
ームスプリッタ19,O/E変換器17,18で構成し
た分散した情報の光伝送方法を適用した検出装置であ
り、分散した情報の位置およびその物理情報を検出する
ことができる。このとき、光ファイバ折返部35で余長
として長さLαの光ファイバを構成しておくと、2組の
偏波変動波形を分離することが容易となり、位置および
情報検出が容易となる。
【0042】振動・衝撃印加装置13a,13b,13
c,・・・によって光ファイバ12に印加された衝撃に
よる搬送光の偏波変動波形(O/E変換装置17,18
の出力結果)は図9に示されるようになり、衝撃印加位
置LX は次の(9)式のように求めることができる。即
ち、図9は図8に示した検出装置10´の両O/E変換
装置17,18の合成波形を示した波形図である。この
構成では、検出装置10´を光ファイバ12の一方のみ
に設置すればよいという利点があるが、2組の偏波変動
波形を区別することが難しい場合には、光ファイバ12
の両端に光源と受光・信号処理部を用いたほうが好まし
い。
【0043】 LX ={c×(t1 −t2 )+2×L0 +Lα}/2・・・(9)
【0044】振動・衝撃印加装置13a,13b,13
c,・・・によって印加された振動による光ファイバの
偏波変動波形の波形判定部22での出力結果は、上記し
た図14に示すようになり、各々の物理量センサー14
a,14b,14c,・・・の物理量を識別することが
可能であり、検出部33では物理量センサー14a,1
4b,14c,・・・の出力を受けて動作する電気的発
振回路13a,13b,13c,・・・の出力に応じ
て、予め決められた周波数変化パターンに従った周波数
で変化させることにより物理量センサー14a,14
b,14c,・・・の情報が検出することが可能なよう
にしておいたことにより、図5(a),(b)あるいは
図6(a),(b)に示すように周波数変調振幅値AS
あるいは周波数変調角速度ωS を検出し、その物理量情
報を識別して検出することができる。
【0045】分散した情報を1カ所で監視する場合、図
7,図8で示した例の他に、図15に示すような実施例
も考えられる。作用および検出方法等は図12で説明し
た第3実施例と同様である。異なる点は全体構成で検出
装置10´の反対側に成端箱38を設けており、この成
端箱38内部には光サーキュレータ39および反射板4
0で構成されている点である。このことは、1カ所の検
出装置即ち1カ所の監視所で監視が可能である利点を有
し、また、2本の光ファイバが離れた箇所であっても、
上記成端箱38を設けることにより各々の物理量センサ
ー14a,14b,14c,14dの識別およびその物
理情報を検出することができる。
【0046】さらに、他の例として複数の光分岐器を必
要とするが、図16に示すように光ファイバ12を梯子
形の構成にしても、各々の物理量センサー14a,14
b,14c,・・・の識別および物理情報を検出するこ
とができる。この場合、図17に示した従来例と異な
り、一つの梯子枝に複数の物理量センサーを取り付けた
り、往路および復路の光ファイバ6a,6bの途中にも
物理量センサーを取り付けることも可能である。
【0047】この発明の分散した情報の検出方法は、多
数のバルブやドアの開閉検知等の接点情報の検出および
監視に適用可能であり、例えば、原子力装置内の通常人
の入れない箇所のバルブ開閉を1本の光ファイバで一括
監視することが可能となり、また、温度,湿度,圧力等
のセンサーの識別および物理情報を検出することが可能
であり、分散したあらゆるセンサー情報の監視などに適
用することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の分散し
た情報の検出方法によれば、光ファイバに予め光信号を
伝搬させると共に、情報検出装置(物理量センサー等の
計測装置等)の出力を受けて動作する振動・衝撃印加装
置で振動や衝撃を印加させ、光ファイバの伝搬光の状態
変化を検出することにより、分散した情報検出装置(物
理量センサー)の位置および情報(物理量)を検出する
ことができるので、構成が簡単で集中監視所等で一括し
て物理量センサーの識別および物理量を検出して監視等
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の分散した情報の検出方法に適用され
る装置の概略構成を示す説明図、
【図2】図1の検出装置の詳細を示すブロック図、
【図3】(a),(b)は、図2の主検出装置のO/E
変換器の出力波形を示す波形図、(c)は主検出装置の
両O/E変換器の合成出力波形を示す波形図、(d),
(e)は図2の副検出装置のO/E変換器の出力波形を
示す波形図、(f)は副検出装置の両O/E変換器の合
成出力波形を示す波形図、
【図4】(a)は光ファイバに衝撃を印加したときの出
力波形を示し、(b)はそれを周波数変換したときの波
形図、
【図5】(a),(b)は、物理量センサーの情報を検
出するための周波数変化パターンの内、物理量センサー
出力値に応じて周波数変調振幅を変化させる方式を示す
説明図、
【図6】(a),(b)は、物理量センサーの情報を検
出するための周波数変化パターンの内、物理量センサー
出力値に応じて変調角速度を変化させる方式を示す説明
図、
【図7】第4実施例の分散した情報の検出方法に適用さ
れる装置の概略構成を示す説明図、
【図8】図7の検出装置の詳細を示すブロック図、
【図9】図7の検出装置の両O/E変換器の合成波形を
示す波形図、
【図10】光ファイバに圧電振動子で振動を印加した場
合の圧電振動子の印加駆動電流と出力の周波数特性の関
係を示す実験結果を示すグラフ、
【図11】(a),(b),(c)は、第2実施例の衝
撃電流を光ファイバに流すときの構成図、
【図12】第3実施例の分散した情報の検出方法に適用
される装置の概略構成を示す説明図、
【図13】(a),(b)は、振動・衝撃装置が光ファ
イバに振動を印加する場合の圧電振動子や磁歪振動子の
取り付け例を示す正面図、
【図14】図12に示す検出装置内の波形判定部で得ら
れた出力の周波数分布を示すグラフ、
【図15】第5実施例の分散した情報の検出方法に適用
される装置の概略構成を示す説明図、
【図16】第6実施例の分散した情報の検出方法に適用
される装置の概略構成を示す説明図、
【図17】従来の透過形時分割多重信号方式を用いた物
理量多点計測装置の構成を示すブロック図、
【図18】図17の物理量多点計測装置による受信パル
スの波形図である。
【符号の説明】
10,10´ 主検出装置 11 副検出装置 12 光ファイバ 13,13a,13b,13c,・・・ 振動・衝撃印
加装置 14a,14b,14c,・・・ 物理量センサー 15 光ファイバ 16,23,31 光源 17,18,24,25 O/E変換器 19,26 偏光ビームスプリッタ 20,27 光方向性結合器 21,28 光分波器 22,29 波形判定部 33 検出部 34 表示装置 35 光ファイバ折返部 38 成端箱 39 光サーキュレータ 40 反射板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の物理量センサーで検出した分散し
    た情報の検出方法において、光ファイバに予め光信号を
    伝搬させると共に、物理量センサーからの信号を受けて
    動作する振動・衝撃印加装置で上記光ファイバに振動や
    衝撃を印加し、光ファイバの伝搬光の状態変化を検出装
    置の信号処理装置で検出することにより、複数の物理量
    センサーの信号を識別して位置検出およびその情報検出
    を行うことを特徴とする分散した情報の検出方法。
  2. 【請求項2】 光ファイバにおける伝搬光の状態を、時
    間変化を基に検出することにより、複数の物理量センサ
    ーの各々の位置を求める請求項1記載の分散した情報の
    検出方法。
  3. 【請求項3】 光ファイバにおける伝搬光の状態を、そ
    の伝搬光の周波数やパターンを検出することにより、複
    数の物理量センサーの各々の物理情報を検出する請求項
    1記載の分散した情報の検出方法。
  4. 【請求項4】 光ファイバに印加させる振動が、圧電振
    動子,磁歪振動子や電歪振動子などによる機械的振動で
    あることを特徴とする請求項1から請求項3いずれかに
    記載された分散した情報の検出方法。
  5. 【請求項5】 光ファイバに機械的振動を印加させる場
    合、振動子の駆動周波数(発振周波数)を上記振動子の
    駆動電流が最大でなく、振動子の出力が極大となる周波
    数領域を使用することを特徴とする請求項4記載の分散
    した情報の検出方法。
  6. 【請求項6】 光ファイバに印加させる振動や衝撃が、
    電流あるいは磁界である請求項1から請求項4いずれか
    に記載された分散した情報の検出方法。
JP9948996A 1996-03-29 1996-03-29 分散した情報の検出方法 Pending JPH09270090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9948996A JPH09270090A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 分散した情報の検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9948996A JPH09270090A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 分散した情報の検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09270090A true JPH09270090A (ja) 1997-10-14

Family

ID=14248725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9948996A Pending JPH09270090A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 分散した情報の検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09270090A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116119A2 (en) * 2009-04-07 2010-10-14 Qinetiq Limited Remote sensing
WO2020111260A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 日本電気株式会社 光ファイバセンシング拡張装置及び光ファイバセンシングシステム
WO2020163572A1 (en) * 2019-02-06 2020-08-13 Nec Laboratories America, Inc. Uni-directional signal transmit method using distributed fiber sensing
CN112857555A (zh) * 2021-01-15 2021-05-28 北京博感光科科技有限公司 一种采集地下传感器数据的装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116119A2 (en) * 2009-04-07 2010-10-14 Qinetiq Limited Remote sensing
WO2010116119A3 (en) * 2009-04-07 2011-04-14 Qinetiq Limited Fibre optic distributed acoustic sensing of remote sensor signals
GB2480991A (en) * 2009-04-07 2011-12-07 Qinetiq Ltd Fibre Optic Distributed acoustic sensing of remote sensor signals
US8661907B2 (en) 2009-04-07 2014-03-04 Optasense Holdings Ltd. Remote sensing
GB2480991B (en) * 2009-04-07 2014-10-15 Optasense Holdings Ltd Remote Sensing
WO2020111260A1 (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 日本電気株式会社 光ファイバセンシング拡張装置及び光ファイバセンシングシステム
CN113167604A (zh) * 2018-11-30 2021-07-23 日本电气株式会社 光纤传感扩展装置和光纤传感系统
JPWO2020111260A1 (ja) * 2018-11-30 2021-10-14 日本電気株式会社 光ファイバセンシング拡張装置及び光ファイバセンシングシステム
CN113167604B (zh) * 2018-11-30 2023-11-28 日本电气株式会社 光纤传感扩展装置和光纤传感系统
WO2020163572A1 (en) * 2019-02-06 2020-08-13 Nec Laboratories America, Inc. Uni-directional signal transmit method using distributed fiber sensing
JP2022510595A (ja) * 2019-02-06 2022-01-27 エヌイーシー ラボラトリーズ アメリカ インク 分布型フィバセンシングを用いた単方向信号伝送方法
CN112857555A (zh) * 2021-01-15 2021-05-28 北京博感光科科技有限公司 一种采集地下传感器数据的装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6456381B1 (en) Apparatus for and method of using optical interference of light propagating through an optical fiber loop
US4818064A (en) Sensor array and method of selective interferometric sensing by use of coherence synthesis
US6667935B2 (en) Apparatus and method for processing optical signals from two delay coils to increase the dynamic range of a sagnac-based fiber optic sensor array
CA1229674A (en) Fiber optic sensor for detecting very small displacements of a surface
JPH0783792A (ja) 光ファイバの擾乱の発生を検出する装置
KR20060123703A (ko) 최소로 관입하는 섬유 식별을 위한 방법, 장치 및 시스템
KR20070095909A (ko) 네트워크 평가 방법
US20210364702A1 (en) System and method for optically reading a sensor array
CA2457531C (en) Two delay coil sagnac-based sensor array
JP2975969B2 (ja) 光ファイバ通信システムと光ファイバ変調器
JP3386966B2 (ja) 架空送電線の事故検出位置標定システム
JPH09270090A (ja) 分散した情報の検出方法
US9506779B2 (en) Optical waveguide system for interrogating a plurality of sensor nodes wherein a location of the received input signal is determined
US20040247223A1 (en) System and method for multiplexing optical sensor array signals
JP3357623B2 (ja) 光ファイバ干渉型センサ、光ファイバ干渉型信号検出方法、光ファイバ干渉型振動センサ、光ファイバ干渉型振動検出方法、光ファイバケーブル対照方法、光ファイバ心線対照方法及び光ファイバ通話方法
WO2020178976A1 (ja) センサ信号処理装置およびセンサ信号処理方法
US6990260B2 (en) Extended intensity-based optical sensor
JP3455656B2 (ja) 事故鉄塔位置標定システム
JPH112572A (ja) 光ファイバを用いた物理量計測方法及び計測装置
JPS61144566A (ja) 超音波発生用電磁音響トランスデユーサ
JP2001041817A (ja) 光ファイバ干渉型センサおよび光ファイバ干渉型信号検出方法
JP2002107181A (ja) 光ファイバ干渉型センサ及び光ファイバ干渉型信号検出方法、光ファイバ干渉型振動センサ及び振動検出方法、光ファイバケーブル対照方法
AU2002324652B2 (en) Two delay coil Sagnac-based sensor array
Deng et al. Multi-channel quasi-distributed acoustic sensing based on spatial division multiplexing and time-gated OFDR
GB2087545A (en) Interferometer