JPH09270062A - 自動販売機及びその組立構造 - Google Patents

自動販売機及びその組立構造

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JPH09270062A
JPH09270062A JP7757396A JP7757396A JPH09270062A JP H09270062 A JPH09270062 A JP H09270062A JP 7757396 A JP7757396 A JP 7757396A JP 7757396 A JP7757396 A JP 7757396A JP H09270062 A JPH09270062 A JP H09270062A
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vending machine
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Masaru Tsunoda
勝 角田
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】透視性の前面扉を通じて販売商品を確認でき、
販売商品を商品搬出装置から直接に取り出すことができ
る自動販売機を提供する。 【解決手段】前面を開口した自動販売機本体11の内部
に商品搬出装置20を設置した自動販売機10におい
て、自動販売機本体11の前面開口に透視性部材で形成
された前面扉12を設置するとともに、商品搬出装置2
0を前面開口から挿入し自動販売機本体11内に設置し
た構造となっている。これにより、自動販売機本体11
の前面開口に設置された前面扉12を開放することによ
り、内部の商品搬出装置20が直接に露出するため、こ
の商品搬出装置20から販売商品を直接に取り出すこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶商品、瓶商品等
を1個ずつ搬出する商品搬出装置を組み付けた自動販売
機及びその組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として、サー
ペンタイン式の自動販売機が一般的である。このサーペ
ンタイン式の自動販売機は、その内部に上下に蛇行した
サーペンタインラックを複数配置し、このサーペンタイ
ンラックの搬出口にそれぞれソレノイド、モータ等で駆
動する搬出制御装置を設置している。そして、この各搬
出口から搬出された商品は例えば1箇所のシュートでま
とめられ、商品取り出し口に搬出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の自動販売機では、自動販売機本体の内部に設置され
た商品を外から視認できるものではないため、例えば商
品として瓶入り牛乳等が販売されているときは、販売さ
れる牛乳の鮮度等を直接に確認できず、販売商品の品質
を確認できないという問題点を有していた。
【0004】また、各コラムから搬出された商品は共通
の商品取り出し口に搬送された後に販売されるため、そ
の搬出経路が長く、その搬送途中で傷がつくおそれがあ
るし、搬出騒音も大きなものとなっていた。
【0005】更に、自動販売機本体はその設置される商
品搬出装置の形状、構造等に対応した固有のものを製作
する必要があり、設計を含めた製造期間が長期化し、ま
た、コストが割高なものとなっていた。
【0006】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、透
視性の前面扉を通じて販売商品を確認でき、販売商品を
商品搬出装置から直接に取り出すことができる自動販売
機を提供することにある。また、ショーケース構造の自
動販売機本体に操作部及び商品搬出装置を組み付けるこ
とにより簡単に自動販売機を組み立てることができる組
立構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、前面を開口した自動販売
機本体の内部に商品搬出装置を設置した自動販売機にお
いて、自動販売機本体の前面開口に透視性部材で形成さ
れた前面扉を設置するとともに、商品搬出装置は前面開
口から挿入し自動販売機本体内に設置した構造となって
いる。
【0008】この発明によれば、自動販売機本体の前面
開口に設置された前面扉を開放することにより、内部の
商品搬出装置が直接に露出するため、この商品搬出装置
から販売商品を直接に取り出すことができる。
【0009】請求項2の発明は、商品搬出装置の回転バ
ケットから次販売商品が露出し、この商品の露出部分を
透視性を有する前面扉を通じて視認できるため、販売商
品の品質等を購入前に確認できる。
【0010】請求項3の発明は、自動販売機本体がショ
ーケース構造となっているため、既存のショーケースに
操作部を組み付け、更にこの本体内に商品搬出装置を組
み付けることにより、自動販売機を組み立てることがで
き、設計が短時間でかつ簡単に製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1乃至図5の(a)(b)(c)(d)(e)
は本発明に係る自動販売機の一実施形態を示すもので、
図1は自動販売機の正面図、図2は自動販売機の側面断
面図、図3は自動販売機の組立方法を示す斜視図、図4
は商品搬出装置の取り付け状態を示す正面断面図、図5
は商品搬出装置の動作を示す平面断面図である。
【0012】この自動販売機10は、図1及び図2に示
すように、その自動販売機本体11を前面が開口した断
熱箱11aとこの断熱箱11aの下方の機械室11bで
構成し、その断熱箱11aの前面開口には透視ガラスで
形成された前面扉12を装着している。また、断熱箱1
1aの内側には通風ダクト13を構成するよう内箱14
を配置する一方、この断熱箱11a内を冷却する冷却装
置として、圧縮機15a、凝縮器15b、凝縮器用ファ
ン15c、蒸発器15d、庫内循環用ファン15e等の
冷却構成部品を有し、この蒸発器15d及び庫内循環用
ファン15eを通風ダクト13内に設置することによ
り、2点鎖線矢印で示すように冷気を庫内に循環し、庫
内冷蔵を行っている。
【0013】このように自動販売機本体11はその内部
に商品を配置するときは、ショーケースを構成するもの
であり、既存のショーケース(商品棚等を外したショー
ケース)をそのまま使用している。
【0014】次に、この自動販売機本体11内に上下2
段に設置された商品搬出装置20の構造を図2乃至図5
を参照して説明する。この商品搬出装置20は、多数の
商品Aを収容する商品収容ボックス21を有している。
この商品収容ボックス21は、仕切り板21aにより4
つの商品通路21bに仕切られ、各商品通路21bの前
側には商品Aの搬出口21cを形成している。また、こ
の商品収容ボックス21の前面には、図3に示すよう
に、商品取り出し口21dを有する前面パネル21eが
固着されている。更に、この商品収容ボックス21はそ
の搬出口21c側が下り勾配となるよう本体11に配置
されており、商品Aを搬出口21cに向かって押しだす
状態にしている。更にまた、この各搬出口21cには商
品Aを搬入及び搬出する回転バケット22を回転自在に
設定している。
【0015】この回転バケット22の構造を図4及び図
5を参照して説明する。この回転バケット22は、上下
を閉塞した円筒で形成したもので、その側面の半分を切
り欠き、各商品通路21bの商品Aを1個搬入及び搬出
できる大きさの開口22aを形成している。ここで、各
開口22aの開き方向は、360度を回転バケット22
の数(4個)で等分割した角度(90度)で順次ずらし
て配置している。
【0016】このような回転バケット22aの駆動手段
23は、駆動モータ23aと、この駆動モータ23aの
回転力を伝達するチェーン伝達機構23bとから構成さ
れている。チェーン伝達機構23bは、スプロケット2
3cが固着された回転軸23dを駆動モータ23aのギ
アボックス23e及び各回転バケット22の下面中央に
それぞれ連結している。そして、互いに隣接する各スプ
ロケット23cにエンドレスチェーン23fを掛け渡し
て、駆動モータ23aの回転力を回転バケット22aに
伝達している。ここで、駆動モータ23aの1回の回転
角度は各回転バケット22の回転角度と同様に90度と
なっており、これにより、各回転バケット22はそれぞ
れ90度ずつ回転することになる。
【0017】このように商品搬出装置20を構成するこ
とにより、図5の(a)(b)(c)(d)(e)に示すように各回転
バケット22を90度回転させる度に、各回転バケット
22から1個ずつ商品Aが搬出される。
【0018】以上のように自動販売機本体11及び商品
搬出装置20を構成しているが、この商品搬出装置20
を自動販売機本体11に取り付けるための構造として、
レール支持構造を採用している。このレール支持構造を
図3及び図4を参照して説明する。
【0019】即ち、この自動販売機本体11の両側内面
には受けレール31を設置している。この受けレール3
1は本体11の前後方向に延在してなるもので、その幅
方向中央に断面コ状の受け溝31aを形成するととも
に、この受け溝31aに沿って所定間隔をおいて案内ロ
ーラ31bを設置している。この案内ローラ31bの外
周面は受け溝31aの上面によりも多少突出するよう配
置されている。
【0020】他方、商品搬出装置20の商品収容ボック
ス21の両側外面には同じく前後方向に延在された挿入
レール32が設置されている。この挿入レール32は中
央を突出して挿入部32aを形成し、この挿入部32a
の下面が図4に示すように前記受けレール31の案内ロ
ーラ31bで摺動自在に支持されている。なお、この挿
入レール32には図3に示すように位置規制用のストッ
パローラ32bが取り付けられている。
【0021】続いて、販売制御を行う操作部40につい
て説明する。この操作部40は自動販売機本体11の側
面上部にはネジ等の締結具により設置されたもので、こ
の操作部40の前面には商品販売ボタン41、コインの
投入口42、コイン返却レバー43等を設置し、その内
部にはコインメック等の図示しない制御部品を搭載して
いる。
【0022】このような自動販売機10を構成する自動
販売機本体11、商品搬出装置20及び操作部40を組
み付けるときは、この自動販売機本体11を予め用意
し、この本体11の側面に操作部40をネジ止め等によ
り取り付ける。また、前面扉12を開放し、商品搬出装
置20を自動販売機本体11の前面開口を通じて内部に
に入れる。この内部に入れる時、挿入レール32を受け
レール31と対向させ、更に、挿入部32aの下面が案
内ローラ31bにのるように挿入する。これにより、商
品搬出装置20が後方に向かって摺動され自動販売機本
体11内に設置される。なお、このように設置された商
品搬出装置20は図示しないロック機構により固定され
る。
【0023】このように本実施形態によれば、ショーケ
ース構造の自動販売機本体11に商品搬出装置20及び
操作部40を組み付けることにより簡単に自動販売機1
0を製造できる。
【0024】また、回転バケット22に収容された次販
売商品は回転バケット22の開口22aから露出してお
り、この商品Aの露出部分を前面扉12を通じて視認で
きるため、この商品Aが例えば瓶入りの牛乳等のとき
は、その鮮度を確認できるし、また、この商品Aの外周
面に賞味期限が記載されているときは、商品購入前にそ
の賞味期限を確認できる。また、従来の自動販売機の如
く前面扉に商品サンプル室を設けることを要しない。
【0025】更に、商品Aを購入する時は前面扉12を
開き、この商品搬出装置20から商品Aを取り出すた
め、販売商品Aの搬出経路が極めて短く、販売商品Aの
傷つき等の問題がほとんど解消されるし、また、商品搬
送中の騒音も僅かなものとなる。
【0026】なお、この実施形態では回転バケット式の
商品搬出装置20を自動販売機本体11内に組み込んだ
例を説明したが、自動販売機本体11の前面開口から搬
入し得るものであれば、これに限るものではないことは
勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、自動販売機本体の前面開口に設置された前面扉
を開放することにより、内部の商品搬出装置が直接に露
出するため、この商品搬出装置から販売商品を直接に取
り出すことができ、商品搬出中の傷つきが著しく減少す
るし、また、騒音も僅かなものとなる。
【0028】請求項2の発明は、商品搬出装置の回転バ
ケットから次販売商品が露出し、この商品の露出部分を
透視性を有する前面扉を通じて視認できるため、販売商
品の鮮度、賞味期限等の品質を購入前に確認できる。
【0029】請求項3の発明は、自動販売機本体がショ
ーケース構造となっているため、既存のショーケースに
操作部を組み付け、更にこの本体内に商品搬出装置を組
み付けることにより完了し、設計が短時間でかつ簡単で
あり、製造コストが割安となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の正面図
【図2】本発明に係る自動販売機の側面断面図
【図3】本発明に係る自動販売機の組立方法を示す斜視
【図4】商品搬出装置の取り付け状態を示す正面断面図
【図5】商品搬出装置の動作を示す平面断面図
【符号の説明】
10…自動販売機、11…自動販売機本体、12…前面
扉、20…商品搬出装置、40…操作部、A…商品。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口した自動販売機本体の内部に
    商品搬出装置を設置した自動販売機において、 前記自動販売機本体の前面開口に透視性部材で形成され
    た前面扉を設置するとともに、前記商品搬出装置を該前
    面開口から挿入し該自動販売機本体内に設置したことを
    特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記商品搬出装置は次販売商品を収容し
    搬出制御する回転バケットを有し、該回転バケットの開
    口から商品の少なくとも一部が露出するよう形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前面開口に透視性部材で形成された前面
    扉を有するショーケース構造の自動販売機本体に、販売
    制御する操作部を組み付け、更に、商品を収容搬出する
    商品搬出装置を組み付けたことを特徴とする自動販売機
    の組立構造。
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