JPH09269934A - 共有メモリのデータ一致化方法および伝送システム - Google Patents

共有メモリのデータ一致化方法および伝送システム

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JPH09269934A
JPH09269934A JP8004896A JP8004896A JPH09269934A JP H09269934 A JPH09269934 A JP H09269934A JP 8004896 A JP8004896 A JP 8004896A JP 8004896 A JP8004896 A JP 8004896A JP H09269934 A JPH09269934 A JP H09269934A
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JP
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access
shared memory
control means
communication control
computer
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JP8004896A
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English (en)
Inventor
Shunji Inada
俊司 稲田
Makoto Ogura
小倉  真
Shizuya Watanabe
志津弥 渡辺
Masayuki Tanji
雅行 丹治
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】共有メモリ一致化のサイクリック通信で、同時
生保証データのみを送信し、ネットワーク負荷の低減と
システムの処理性能を向上する。 【解決手段】計算機5はシステムバス18で伝送装置2
と接続し、LAN1を介して同様の他計算機と相互接続
する。伝送装置2は通信制御手段11を有し、共有メモ
リ16の自エリアのデータを周期的にLAN1上に送信
し、また、LAN1から受信したデータを共有メモリ1
6の他の該当エリアに書込む。共有メモリアクセス制御
手段12は、計算機5と伝送装置2の共有メモリアクセ
ス要求を監視し、一方から同時性保証エリアに対するア
クセス要求があるとき、当該エリアに対し他方のアクセ
ス中は一方のアクセスを禁止する。他方のアクセス中で
なければ、アクセス中フラグ、アクセスエリア、同時性
フラグをセットして共有メモリアクセス要求を出力し、
内部バス調停手段13から許可されたとき、計算機5ま
たは通信制御手段14にアクセス許可を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は共有メモリを有する
伝送システムに関し、特に、共有メモリの内容を一致化
する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プラント制御システムなどでは、LAN
を介して相互に接続された伝送装置間で、装置内の共有
メモリの内容を周期的に送信して一致化する、サイクリ
ック通信が行なわれている。
【0003】従来のサイクリック通信では、伝送装置の
送信周期と上位計算機が共有メモリに書き込む周期は非
同期である。即ち、計算機や伝送装置が共有メモリをリ
ード/ライトする場合、1回のタイミングでアクセスす
るデータ単位より、共有メモリに不可分に割り当てられ
ているエリアのデータ長が大きいと、計算機がそのエリ
アに一連のデータを書き込んでいる途中に送信周期とな
り、伝送装置は当該エリアを読出してLAN1上へ送信
する。このため、受信側の共有メモリの該当エリアに
は、未更新のデータと更新済みのデータが混在し、デー
タの同時性が保証されなくなる。
【0004】特開平48306号公報に記載の伝送装置
では、計算機が共有メモリの所定エリアにデータを書き
込む場合、書込み中を示すフラグを立て、書き込み後に
リセットする。伝送装置はそのエリアを送信するとき、
上記フラグの状態を含んだフレームをLAN1上へ送信
し、受信側では上記フラグ状態とデータを共有メモリに
書込む。計算機が共有メモリのデータを読み出すとき
は、上記フラグの値から送信側の計算機が書込み途中で
あったか否か判定し、完全書き込みのデータのみを採用
するようにして、データの同時性保証する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
計算機が共有メモリのエリアに書込み途中でも、伝送装
置は送信周期になるとLAN上へ送信してしまう。この
ため、利用されない不良データの伝送により、LANの
伝送負荷を無駄に増大する問題がある。
【0006】また、受信側では受信したデータの内、同
時性を保証する必要のあるデータか否かの分別ができな
いため、全ての受信データを同時性保証データとして処
理するか、予め保証するデータのエリアをLAN内の全
ステーションに通知しておく必要が有る。前者の場合は
同時性が確保できないデータの廃棄と再取得が必要にな
り、受信側の処理負担が増大する。後者の場合はアプリ
ケーションやシステムの変更に柔軟に対応できない。
【0007】さらに、上記従来技術では、計算機と通信
制御手段の間でアクセスが競合する場合に、後発のアク
セスを優先させることについての考慮がない。このた
め、一致化データの更新タイミングが遅れる場合があ
り、プラントなどの制御性能などを低することがある。
【0008】本発明の目的は、従来技術の問題点を克服
し、データの同時性を保証でき、システムの処理性と信
頼性を向上できる、共有メモリのサイクリック通信方法
及び伝送システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の課題
は、伝送装置に接続された計算機をネットワークを介し
て相互に接続する伝送システムであって、各伝送装置に
設けられた共有メモリのデータを各伝送装置の通信制御
手段で周期的に送信して一致化する方法において、計算
機および通信制御手段による共有メモリのアクセス状態
を監視し、計算機または通信制御手段の一方が共有メモ
リの所定エリアをアクセス中は、他方による同一エリア
に対するアクセスを禁止することにより達成される。
【0010】前記所定エリアは、不可分のデータ単位の
データ長を有する。または、1回のタイミングで送信さ
れる伝送フレームに格納されるデータ範囲と相応する。
【0011】計算機または通信制御手段が共有メモリに
アクセスするときは、アクセス要求の出力前に、計算機
または通信制御手段によるアクセス中フラグ及びアクセ
スエリア情報をセットする。
【0012】前記アクセスエリア情報は、前記所定エリ
アの位置情報(例えば、メモリのアドレス範囲)と同時
性保証の有無を示すデータ種別含み、計算機および通信
制御手段が共有メモリにアクセスするときは、アクセス
要求の出力前に前記アクセスエリア情報を参照し、アク
セスするエリアが非同時性保証であれば直ちに、アクセ
ス要求を許可する。
【0013】また、計算機または通信制御手段が共有メ
モリの前記所定エリアに対するアクセスを許可されたと
きは、前記所定エリアにアクセスする。さらに、計算機
または通信制御手段が前記所定エリアに対するアクセス
を禁止されたときは、所定時間後にリトライする。
【0014】上記した本発明の他の課題は、共有メモリ
のデータ一致化方法において、通信制御手段は、送信周
期のタイマー通知を受信して共有メモリの同時性保証の
必要な所定エリアに対する読出し要求を行なう場合に、
アクセス要求の出力前にアクセス対象エリアの同時性保
証をセットし、前記読出し要求によるアクセス終了後、
前記アクセス対象エリアのデータと前記同時性保証のセ
ットを含むフレームを、ネットワーク上に送信すること
により達成される。
【0015】上記した本発明のさらに他の課題は、共有
メモリのデータ一致化方法において、通信制御手段また
は計算機の一方が、共有メモリ中の不可分のデータ単位
のデータ長に相当する所定エリアを読出し中に、他方か
ら同一エリアに対する書込み要求が出力された場合は、
前者のアクセスを中断して後者のアクセスを許可するこ
とにより達成される。
【0016】計算機が共有メモリの前記所定エリアを読
出し中に、通信制御手段から同一エリアに対する書込み
要求が出力された場合は、通信制御手段の送信周期が第
1の所定時間より短いときに計算機のアクセスを中断す
る。前記第1の所定時間は、前記所定エリアに対する計
算機のアクセス時間以下の値を設定される。
【0017】通信制御手段が共有メモリの前記所定エリ
アを読出し中に、計算機から同一エリアに対する書込み
要求が出力された場合は、通信制御手段の送信周期が第
2の所定時間より長いときに通信制御手段のアクセスを
中断する。前記第2の所定時間は、前記所定エリアに対
する計算機のアクセス時間以上の値を設定される。
【0018】なお、前記送信周期は、共有メモリの不可
分のデータのエリアに応じて設定することが可能であ
る。
【0019】上記共有メモリのデータ一致化方法を適用
可能にする本発明の伝送システムは、伝送装置にシステ
ムバスで接続された計算機をネットワークを介して相互
に接続し、各伝送装置は通信制御手段および共有メモリ
を有し、さらに、前記伝送装置に、計算機および通信制
御手段による共有メモリのアクセス状態と、計算機また
は通信制御手段がアクセス要求するエリアの同時性保証
の有無に応じて、アクセスの許容または禁止を制御する
共有メモリアクセス制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【0020】前記共有メモリアクセス制御手段は、アク
セスが競合する場合に通信制御手段の送信周期と所定値
の比較に基づいて、先発のアクセスを中断して後発のア
クセス要求を許可するか否かを判定することを特徴とす
る。
【0021】通信制御手段は、前記所定エリアを読出し
たデータと同時性保証フィールドをセットしたフレーム
をネットワークへ送信し、一方、ネットワークから受信
したフレームに同時性保証フィールドがセットされてい
れば、前記共有メモリアクセス制御手段に対して同時性
保証データであることを通知した後に、書き込みの要求
を行なうことを特徴とする。
【0022】計算機が前記共有メモリアクセス制御手段
から前記所定エリアへのアクセス要求を禁止される場合
に、計算機が他の制御を実行しながら前記アクセス要求
をリトライできるように構成されていることを特徴とす
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって詳細に説明する。
【0024】〔実施の形態1〕図2に、本発明を適用す
る伝送システムの構成を示す。本伝送システムでは、L
AN1を介して伝送装置2〜4を相互に接続し、伝送装
置2〜4には計算機5〜7をそれぞれ接続している。各
伝送装置には共有メモリが備えられている。
【0025】共有メモリには各計算機が書き込めるエリ
アが重複しないように予め割当てられている。各計算機
は共有メモリの割り当てられたエリアにプロセスデータ
等を書込み、各伝送装置は前記エリアに書き込まれたデ
ータを所定の送信周期で読出してLAN1上へ送信し、
LAN1から受信したデータを共有メモリの所定の位置
に書き込み、各伝送装置2〜4内の共有メモリの内容を
一致化する。各計算機は、受信データの書き込まれたエ
リアを適宜読出し、たとえばプラント制御や監視を分担
して実行する。
【0026】図3に、共有メモリを用いたサイクリック
通信の模式図を示す。図示例では、計算機5に共有メモ
リのエリアAとエリアB、計算機6にエリアCとエリア
D、計算機7にエリアEとエリアFが割り当てられてい
る。例えば、計算機5は共有メモリのエリアA(a番地
からa+i番地)、B(b番地からb+j番地)にプロ
セスデータ等を書込む。伝送装置2はエリアA、Bに書
き込まれたデータを所定の送信周期で読出し、フレーム
化してLAN1上へ送信する。
【0027】図4に、伝送フレームのフォーマットを示
す。伝送フレームはフレームの区切りを示すヘッダ部お
よびトレイラ部、フレームの宛先伝送装置のアドレスを
示す宛先アドレス(DA)部、自伝送装置のアドレスを
示す送信元アドレス(SA)部、データが同時性保証さ
れているか否かのデータ種別と共有メモリの格納位置お
よびデータ長を示すエリア情報及び共有データ部から構
成されている。図示例は、エリアA,Bの少なくとも一
方が同時性保証データで、アドレスの先頭から終りまで
不可分のデータが格納されている。
【0028】伝送装置2〜4は、共有メモリの自己に割
当てられたエリアのデータを読出し、伝送フレームを生
成するとき、DA部に全伝送装置宛の同報アドレス、S
A部に自伝送装置のアドレス、データ種別部に同時性保
証の要否、エリア情報部に共有メモリの格納位置とデー
タ長、共有データ部に共有メモリから読出したデータを
書き込む。たとえば、伝送装置2からLAN1上に送信
された伝送フレームは、伝送装置3、4にそれぞれ受信
される。伝送装置3、4は受信したフレームのエリア情
報に基づき、それぞれの共有メモリの該当エリアに書き
込む。
【0029】図1は、本実施形態による伝送装置の構成
図である。伝送装置2〜4は同じ構成となるので、以下
では伝送装置2について説明する。伝送装置2は通信制
御手段11、共有メモリアクセス制御手段12、内部バ
ス調停手段13、システムバスインタフェース手段(以
下システムバスI/F手段と略す)14、共有メモリ1
6、内部バス17から構成され、システムバス18を介
して計算機5に、通信制御手段11を介してLAN1に
接続される。共有メモリ16にはLAN1に接続された
伝送装置毎に、送信エリア、受信エリアを予め割り付け
てある。
【0030】計算機5は共有メモリ16をアクセスする
ときは、システムバスI/F手段14を介し共有メモリ
アクセス制御手段12に対して、アクセス種別、アクセ
スエリア及びアクセスエリアの送信周期を通知するとと
もに、共有メモリアクセス要求を出力する。通知される
アクセス種別には、書込み/読出しの別と、同時性を保
証するエリアに対するアクセスか否かが含まれる。計算
機5は共有メモリアクセス制御手段12からアクセス許
可が通知されると、共有メモリ16にアクセスし、エリ
アAあるいはエリアBに対するアクセスが完了したら、
アクセス要求およびアクセス種別、アクセスエリア等の
出力をリセットする。
【0031】通信制御手段11は、LAN1からフレー
ムを受信すると、フレームのDAをチェックし、自伝送
装置宛のフレームであればデータ種別およびエリア情報
を判定し、共有メモリアクセス制御手段12に対して、
データ種別およびエリア情報を通知するとともに、書込
みの共有メモリアクセス要求を出力する。通信制御手段
11は共有メモリアクセス制御手段12からアクセス許
可が通知されると、共有メモリ16の該当エリアに受信
データを書込み、書込みが完了したら書込みの共有メモ
リアクセス要求およびデータ種別およびエリア情報をク
リアする。
【0032】また、通信制御手段11は共有メモリ16
のエリアA、Bのデータを周期的にLAN1上に送信す
るため、共有メモリアクセス制御手段12に対してデー
タ種別およびエリア情報を通知するとともに、読出しの
共有メモリアクセス要求を出力する。共有メモリアクセ
ス制御手段12からアクセス許可が通知されると、共有
メモリ16のエリアA、Bからデータを読出して、その
データをフレームの共有データ部に書き込んで、LAN
1上に送信する。
【0033】共有メモリアクセス制御手段12は、計算
機5または通信制御手段11の共有メモリアクセス状態
(アクセス中か否か)及びデータ種別に応じて、共有メ
モリ16のアクセスを制御する。アクセスを許可する場
合、内部バス調停手段13に対して計算機5または通信
制御手段11の共有メモリアクセス要求を出力し、内部
バス調停手段13からアクセス許可が通知されると、計
算機5または通信制御手段11に対してアクセス許可を
通知する。内部バス調停手段13は、計算機5または通
信制御手段11からの共有メモリアクセスが同時に起こ
らないように、1回のタイミングでアクセスするデータ
単位に内部バス占有権の調停を行なっている。
【0034】図5、図6に、本実施形態による共有メモ
リアクセス制御の処理フローを示す。共有メモリアクセ
ス制御手段12は、計算機5および通信制御手段11か
らのアクセス要求を監視する(S101,S102)。
【0035】計算機5からのアクセス要求が有れば、そ
のアクセス要求が同時性保証エリアに対するものか否か
を判定する(S103)。同時性保証エリアに対するア
クセス要求であれば、通信制御手段11が同時性保証エ
リアをアクセス中であるか否か判定する(S104)。
アクセス中であれば、通信制御手段11がアクセス中の
エリアと計算機5のアクセス要求するエリアが一致する
か判定し(S105)、一致すればステップS104に
戻る。これにより、通信制御手段11が当該エリアのア
クセスを完了するまで、計算機のアクセスを許可しな
い。
【0036】ステップS104で、通信制御手段11が
同時性保証エリアをアクセス中でない場合、あるいは、
ステップS105で、通信制御手段11のアクセス中の
エリアと同じでない場合、計算機5がアクセス中である
ことを示す計算機アクセス中フラグ、計算機がアクセス
するエリア情報、アクセスするエリアが同時性保証エリ
アであることを示す同時性保証フラグをセットし(S1
06)、内部バス調停手段13に対して、共有メモリア
クセス要求を出力し(S107)、内部バス調停手段1
3からの許可を待つ(S108)。内部バス調停手段1
3へのアクセス要求と許可は1回のタイミングでアクセ
スされるデータ単位毎に行なわれる。
【0037】共有メモリアクセス許可が出力されたら、
システムバスI/F手段14に対し、共有メモリアクセ
ス許可を出力する(S109)。これにより、計算機5
はバスI/F手段14を介して共有メモリアクセス許可
を受取り、共有メモリ16に対してアクセスする。な
お、ステップS103で、計算機5からのアクセス要求
が同時性保証エリアに対するものでない場合は、直ちに
ステップS107に移行する。
【0038】ステップS102で、通信制御手段11か
ら共有メモリアクセス要求が有る場合、共有メモリアク
セス制御手段12は、図6に示すように、そのアクセス
要求が同時性保証エリアに対するものか否かを判定する
(S201)。同時性保証エリアに対するアクセス要求
であれば、計算機5がアクセス中かどうかを判定し(S
202)、アクセス中であれば、計算機5がアクセス中
のエリアと通信制御手段11からのアクセス要求のエリ
アが一致するか判定し(S203)、一致すればステッ
プS202に戻る。これにより、計算機5による当該エ
リアのアクセスが終了するまで、通信制御手段11の共
有メモリアクセスを許可しない。
【0039】ステップS202で、通信制御手段11か
らのアクセス要求時に計算機5がアクセス中でないと
き、あるいはステップS203で、計算機5のアクセス
中のエリアと通信制御手段11からのアクセス要求のエ
リアが不一致のとき、通信制御手段11が共有メモリ1
6をアクセス中であることを示すフラグとアクセスする
エリア情報をセットし(S204)、内部バス調停手段
13に対して共有メモリアクセス要求を出力し(S20
5)、内部バス調停手段13からの許可を待つ(S20
6)。共有メモリアクセス許可が出力されたら、通信制
御手段11に対し共有メモリアクセス許可を出力する
(S207)。通信制御手段11は共有メモリアクセス
許可を受取り、共有メモリ16に対しアクセスする。な
お、ステップ201で、同時性保証エリアに対するアク
セスでないときは、直ちに、ステップS205に移行す
る。
【0040】図7に、計算機による共有メモリアクセス
の処理フローを示す。計算機5は共有メモリ16にアク
セスする前に、アクセスエリアが同時性保証エリアか否
かを判定し(S301)、同時性保証エリアであれば共
有メモリアクセス制御手段12に対して、同時性保証要
求を通知し(S302)、アクセス要求エリアおよびア
クセス種別を通知し(S303)、アクセス要求を出力
し(S304)、アクセス許可を待つ(S305)。ア
クセスエリアが同時性保証エリアでないときは、直ちに
ステップS303に移行する。
【0041】共有メモリアクセス制御手段12からアク
セスが許可されると、共有メモリのアクセスエリアの先
頭番地からアクセスし(S306)、当該エリアに対す
るアクセスが完了するまで(S307)、ステップS3
03からの処理を繰り返す。アクセスが完了すると共有
メモリアクセス制御手段12に対するアクセス要求をリ
セットし(S308)、終了する。
【0042】図8に、通信制御手段による共有メモリア
クセスの処理フローを示す。通信制御手段11は、全エ
リア共通またはエリアにより異なる送信周期を計測する
タイマがタイムアウトしたとき、タイマ通知により送信
データの読出し要求を発生する。また、自伝送装置宛の
フレームを受信したときに、受信データの書込み要求を
発生する。これら共有メモリのアクセス要求によって本
処理が開始する。
【0043】まず、アクセス要求が送信データの読出し
要求/受信データの書き込み要求かを判定する(S40
1)。読出し要求であれば、同時性保証エリアに対する
アクセスか否かを判定し(S402)、同時性保証エリ
アに対するアクセスであれば、送信フレームの同時性保
証フィールドをセットし、共有メモリアクセス制御手段
12に対して同時性保証要求を通知する(S403)。
さらに、アクセス要求エリアとアクセス種別を通知し
(S404)、アクセス要求を出力し(S405)、ア
クセス許可を待つ(S406)。
【0044】一方、アクセス要求が受信データの書込み
要求であれば、受信フレームの同時性保証フィールドを
チェックし(S410)、同時性保証フレームであれ
ば、共有メモリアクセス制御手段12に対して同時性保
証要求を通知した後(S411)、ステップS404に
移行する。
【0045】共有メモリアクセス制御手段12から、共
有メモリアクセス許可が出力されると、共有メモリ16
の該当エリアを先頭番地からアクセスする(S40
7)。そして、共有メモリアクセス終了まで(S40
8)、ステップS406のアクセス要求からの処理を繰
り返す。アクセスが完了すると、共有メモリアクセス制
御手段12に対するアクセス要求をリセットする(S4
09)。
【0046】以上のような本実施形態によれば、共有メ
モリアクセス制御手段は、共有メモリの同時性を保証す
るエリアへのアクセス状態を監視し、計算機または通信
制御手段の一方が共有メモリの同時性を保証するエリア
にアクセス中は、他方の共有メモリの同一エリアに対す
るアクセスを禁止する。従って、共有メモリで同時性保
証の必要なエリアに対して、完全書き込みによるデータ
の一致化がはかられ、システムの信頼性を向上する。ま
た、無効データの送受信処理が回避されるので、サイク
リック通信によるネットワーク負荷が軽減でき、その分
システムの処理性を向上できる。
【0047】〔実施の形態2〕上記の実施の形態1で、
計算機5または通信制御手段11は、共有メモリアクセ
ス制御手段12に対しアクセス要求を出力したあと、ア
クセス許可を受け取るまで待機している。実施の形態2
では、この待機中に他の処理の実行を可能にしている。
【0048】図9に、本実施形態による共有メモリアク
セスの処理フローを示す。共有メモリアクセス制御手段
12は、計算機5または通信制御手段11のアクセス状
態を監視し、一方が共有メモリ16をアクセス中のと
き、アクセス中の共有メモリエリア情報を出力する。
【0049】図示のように、計算機5が共有メモリ16
にアクセスするとき、アクセス要求を出力する前に共有
メモリアクセス制御手段12からの共有メモリエリア情
報をリードし(S501)、通信制御手段11が同時性
保証の同一エリアをアクセス中であるか否かを判定し
(S502)、否であれば、図7に示した手順により共
有メモリアクセスを実行する(S503)。
【0050】一方、通信制御手段11が同時性保証の同
一エリアをアクセス中であれば、一旦、アクセスを中断
して、他の処理を実行する(S504)。この実行の終
了後あるいは、所定時間毎に実行中の他の処理に割込み
をかけ、ステップS501からの処理をリトライする。
【0051】これによれば、通信制御手段のアクセス中
により計算機の待機時間を有効に利用でき、システムの
処理性が向上できる。なお、上記では計算機によるアク
セスを説明したが、通信制御手段のアクセスの場合も同
様に行なえる。その結果、通信制御手段は計算機のアク
セス中による待機中に、たとえば、送信処理を一時中断
し、その間に受信処理を行なうことができる。
【0052】〔実施の形態3〕上記した実施の形態1、
2では、計算機または通信制御手段の一方がアクセス中
のとき、他方のアクセスを待たせたり中断し、先発アク
セスを続行している。しかし、先行アクセスを中断し
て、後発アクセスにアクセス許可を与えた方が都合のよ
い場合がある。
【0053】例えば、計算機が共有メモリの所定のエリ
アを読出し中に、通信制御手段から同一のエリアに対す
る書込み要求が出力された場合、この要求はLANから
当該エリアへの最新データを含むフレームを受信したこ
とに起因する。この場合、計算機の読出しているデータ
は既に古いデータであり、読出しを一旦中断し、最新デ
ータの書き込みを待って再読出しする方がベターであ
る。ただし、計算機のアクセス時間に比べ、当該エリア
の送信周期が短かくなるほど、計算機のアクセス中断が
頻発して、安定な読出しが困難になる。
【0054】また、通信制御手段が共有メモリの所定の
エリアを読出し中に、計算機から同一のエリアに対する
書込み要求が出力された場合、この要求は計算機から当
該エリアへの最新データの書き込みを意味する。この場
合も、通信制御手段の読出しアクセスを中断させ、最新
新データの書き込みを待って再読出しする方がベターで
ある。ただし、計算機のアクセス時間に比べ、当該エリ
アの送信周期が長くなるほど、次の送信周期まで各伝送
装置の共有メモリの当該エリアの内容が更新されず、古
いデータが残ったままになってしまう。
【0055】本実施形態では、上記のようなケースにお
ける長所と短所を場合分けし、極力、最新データによる
一化処理を優先して処理する。
【0056】図10、図11に、本実施形態による共有
メモリアクセスの処理フローを示す。共有メモリアクセ
ス制御手段12は、共有メモリのアクセス要求を監視
し、アクセス要求が発生すると、通信制御手段の書き込
み要求/読出し要求か、計算機の書き込み要求/読出し
要求か選別する(S601)。
【0057】通信制御手段の書き込み要求の場合は、計
算機が同一エリアを読出し中かチエックし(S60
2)、読出し中であれば、そのエリアの送信周期が時間
T1より短いか判定し(S603)、時間T1より短か
くなければ、計算機のあくせすを中断し(S605)、
通信制御手段のアクセスを開始する(S606)。一
方、そのエリアの送信周期が時間T1より短ければ、計
算機による当該エリアの読出しが終了するのを待って
(S604)、通信制御手段のアクセスを開始する。時
間T1は、当該エリアに対する計算機のアクセス時間を
基に、それより小さい値が設定されている。
【0058】通信制御手段の読出し要求の場合は、計算
機が同一エリアを書き込み中かチエックし(S60
7)、書き込み中でなければ通信制御手段のアクセスを
開始する。書き込み中であれば、計算機の同一エリアの
書き込み終了を待つ(S608)。
【0059】計算機の書き込み要求の場合は、図11の
(B)のフローに示すように、通信制御手段が同一エリ
アを読出し中かチエックする(S610)。読出し中で
あれば、そのエリアの送信周期が時間T2より長いか判
定し(S611)、時間T2より短ければ通信制御手段
のアクセスを中断し(S613)、計算機のアクセスを
開始する(S614)。一方、そのエリアの送信周期が
時間T2より長ければ、通信制御手段による当該エリア
の読出しが終了するのを待って(S612)、通信制御
手段のアクセスを開始する。時間T2は、当該エリアに
対する計算機のアクセス時間を基に、それより大きい値
が設定されている。
【0060】計算機の読出し要求の場合は、(C)のフ
ローに示すように、通信制御手段が同一エリアを書き込
み中かチエックし(S615)、書き込み中でなければ
計算機のアクセスを開始する。書き込み中であれば、通
信制御手段の同一エリアの書き込み終了を待つ(S60
8)。
【0061】これによれば、計算機と通信制御手段の間
で共有メモリの同一エリアに対するアクセスが競合した
場合に、アクセスの中断を頻発させたり、共有エリアの
更新周期を極端に遅延させることなく、極力、最新のデ
ータによる一致化を優先するように処理するので、シス
テムの処理性能を向上できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、共有メモリの同時性を
保証するエリアへのアクセス状態を監視し、計算機また
は通信制御手段の一方が共有メモリの同時性を保証する
エリアにアクセス中は他方の同一エリアに対するアクセ
スを禁止するので、完全書き込みによるデータの一致化
がはかられ、システムの信頼性を向上する。また、同時
性を欠いた不良データの送受信処理が回避されるので、
サイクリック通信によるネットワーク負荷が軽減でき
る。さらに、アクセス禁止中の待機中に、他の処理の実
行を可能にしているので、計算機ないしシステムの処理
性を向上できる。
【0063】本発明によれば、計算機と通信制御手段の
間で共有メモリの同一エリアに対するアクセスが競合し
た場合に、極力、最新のデータによる一致化を優先する
ように処理するので、システムの処理性能を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による伝送装置の構成図。
【図2】本発明を適用する伝送システムの全体構成図。
【図3】共有メモリ間のデータ伝送手順を説明する模式
図。
【図4】サイクリック通信における伝送フレームの一実
施形態によるフォーマット図。
【図5】共有メモリアクセス制御手段の計算機からのア
クセス要求受付時の動作の一例を示す処理フロー図。
【図6】共有メモリアクセス制御手段の通信制御手段ら
のアクセス要求受付時の動作の一例を示す処理フロー
図。
【図7】計算機による共有メモリアクセスの一例を示す
処理フロー図。
【図8】通信制御手段による共有メモリアクセスの一例
を示す処理フロー図。
【図9】実施形態2の例で、計算機による共有メモリア
クセスを示す処理フロー図。
【図10】実施形態3の例で、共有メモリアクセス制御
手段によるアクセス競合時の優先処理を示すフロー図。
【図11】実施形態3の例で、共有メモリアクセス制御
手段によるアクセス競合時の優先処理を示すフロー図。
【符号の説明】
1…LAN(ネットワーク)、2〜4…伝送装置、5〜
7…計算機、11…通信制御手段、12…共有メモリア
クセス制御手段、13…内部バス調停手段、14…シス
テムバスI/F手段、16…共有メモリ、17…内部バ
ス、18…システムバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹治 雅行 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送装置に接続された計算機をネットワ
    ークを介して相互に接続する伝送システムであって、各
    伝送装置に設けられた共有メモリのデータを各伝送装置
    の通信制御手段で周期的に送信して一致化する方法にお
    いて、 計算機および通信制御手段による共有メモリのアクセス
    状態を監視し、計算機または通信制御手段の一方が共有
    メモリの所定エリアをアクセス中は、他方による同一エ
    リアに対するアクセスを禁止することを特徴とする共有
    メモリのデータ一致化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記所定エリアは、不可分のデータ単位のデータ長を有
    し、通信制御手段によって伝送フレームに格納されるデ
    ータ範囲と相応することを特徴とする共有メモリのデー
    タ一致化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 計算機または通信制御手段が共有メモリにアクセスする
    ときは、アクセス要求の出力前に、計算機または通信制
    御手段によるアクセス中フラグ及びアクセスエリア情報
    をセットすることを特徴とする共有メモリのデータ一致
    化方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記アクセスエリア情報は、前記所定エリアの位置情報
    と同時性保証の有無を示すデータ種別を含み、計算機お
    よび通信制御手段が共有メモリにアクセスするときは、
    アクセス要求の出力前に前記アクセスエリア情報を参照
    し、アクセスするエリアが非同時性保証であればアクセ
    ス要求を許可することを特徴とする共有メモリのデータ
    一致化方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4において、 計算機または通信制御手段が前記所定エリアに対するア
    クセスを禁止されたときは、所定の時間後にリトライす
    ることを特徴とする共有メモリのデータ一致化方法。
  6. 【請求項6】 伝送装置に接続された計算機をネットワ
    ークを介して相互に接続する伝送システムであって、各
    伝送装置に設けられた共有メモリのデータを各伝送装置
    の通信制御手段で周期的に送信して一致化する方法にお
    いて、 通信制御手段は、送信周期のタイマー通知を受信して共
    有メモリの同時性保証の必要な所定エリアに対する読出
    し要求を行なう場合又は、ネットワークから同時性保証
    の自宛フレームを受信し共有メモリの書き込み要求を行
    なう場合に、アクセス要求の出力前にアクセス対象エリ
    アの同時性保証の有無を示すデータ種別をセットし、ア
    クセス要求が許可されると前記所定エリアにアクセスす
    ることを特徴とする共有メモリのデータ一致化方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 通信制御手段は、前記読出し要求によるアクセス終了
    後、前記アクセス対象エリアの全データと前記データ種
    別を含むフレームを、ネットワーク上に送信することを
    特徴とする共有メモリのデータ一致化方法。
  8. 【請求項8】 伝送装置に接続された計算機をネットワ
    ークを介して相互に接続する伝送システムであって、各
    伝送装置に設けられた共有メモリのデータを各伝送装置
    の通信制御手段で周期的に送信して一致化する方法にお
    いて、 通信制御手段または計算機の一方が、共有メモリ中の不
    可分のデータ単位のデータ長に相当する所定エリアを読
    出し中に、他方から同一エリアに対する書込み要求が出
    力された場合は、前者のアクセスを中断して後者のアク
    セスを許可することを特徴とする共有メモリのデータ一
    致化方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 計算機が共有メモリの前記所定エリアを読出し中に、通
    信制御手段から同一エリアに対する書込み要求が出力さ
    れた場合は、通信制御手段の送信周期が第1の所定時間
    より短いときに計算機のアクセスを中断するようにし、 前記第1の所定時間は、前記所定エリアに対する計算機
    のアクセス時間以下の値を設定されることを特徴とする
    共有メモリのデータ一致化方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、 通信制御手段が共有メモリの前記所定エリアを読出し中
    に、計算機から同一エリアに対する書込み要求が出力さ
    れた場合は、通信制御手段の送信周期が第2の所定時間
    より長いときに通信制御手段のアクセスを中断するよう
    にし、 前記第2の所定時間は、前記所定エリアに対する計算機
    のアクセス時間以上の値を設定されることを特徴とする
    共有メモリのデータ一致化方法。
  11. 【請求項11】 伝送装置にシステムバスで接続された
    計算機をネットワークを介して相互に接続し、各伝送装
    置は通信制御手段および共有メモリを有し、各通信制御
    手段が共有メモリの自割付けエリアのデータを周期的に
    送信して共有メモリの内容を一致化する伝送システムに
    おいて、 前記伝送装置に、計算機および通信制御手段による共有
    メモリのアクセス状態と、計算機または通信制御手段が
    アクセス要求するエリアの同時性保証の有無に応じて、
    当該アクセスの許容または禁止を制御する共有メモリア
    クセス制御手段を設けたことを特徴とする伝送システ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記共有メモリアクセス制御手段は、アクセスが競合す
    る場合に通信制御手段の送信周期と所定値の比較に基づ
    いて、先発のアクセスを中断して後発のアクセス要求を
    許可するか否かを判定することを特徴とする伝送システ
    ム。
  13. 【請求項13】 伝送装置にシステムバスで接続された
    計算機をネットワークを介して相互に接続し、各伝送装
    置は通信制御手段および共有メモリを有し、各通信制御
    手段が共有メモリの自割付けエリアのデータを周期的に
    送信して共有メモリの内容を一致化する伝送システムに
    おいて、 前記伝送装置に、計算機または通信制御手段のアクセス
    の競合を制御する共有メモリアクセス制御手段を設け、 計算機および通信制御手段から、前記共有メモリアクセ
    ス制御手段に対し共有メモリアクセス要求を出力し、共
    有メモリアクセス制御手段からアクセス許可を受け取っ
    てから共有メモリをアクセスするように構成し、 前記共有メモリアクセス制御手段は、計算機または通信
    制御手段が共有メモリの同時性を保証する所定エリアへ
    のアクセス状態を監視し、計算機が前記所定エリアに書
    込み中は通信制御手段の同一エリアからの読出しを禁止
    し、計算機が前記所定エリアから読出し中は通信制御手
    段の同一エリアからの書込みを禁止し、通信制御手段が
    前記所定エリアの書込み中は計算機の同一エリアからの
    読出しを禁止し、通信制御手段が前記所定エリアから読
    出し中は計算機の同一エリアからの書込みを禁止するこ
    とを特徴とする伝送システム。
  14. 【請求項14】 請求項11または12または13にお
    いて、 通信制御手段は、前記所定エリアを読出したデータと同
    時性保証フィールドをセットしたフレームをネットワー
    クへ送信し、一方、ネットワークから受信したフレーム
    に同時性保証フィールドがセットされていれば、前記共
    有メモリアクセス制御手段に対して同時性保証データで
    あることを通知した後に、書き込みの要求を行なうこと
    を特徴とする伝送システム。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至14において、 計算機が前記共有メモリアクセス制御手段から前記所定
    エリアへのアクセス要求を禁止される場合に、計算機が
    他の制御を実行しながら前記アクセス要求をリトライで
    きるように構成されていることを特徴とする伝送システ
    ム。
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