JPH09269165A - 冷凍装置、マルチクーリングユニット及びクーラの除霜方法 - Google Patents

冷凍装置、マルチクーリングユニット及びクーラの除霜方法

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JPH09269165A
JPH09269165A JP10434296A JP10434296A JPH09269165A JP H09269165 A JPH09269165 A JP H09269165A JP 10434296 A JP10434296 A JP 10434296A JP 10434296 A JP10434296 A JP 10434296A JP H09269165 A JPH09269165 A JP H09269165A
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refrigerant
cooler
circuit
compressor
defrosting
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JP10434296A
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English (en)
Inventor
Masashi Yokoyama
誠志 横山
Minoru Kinoshita
実 木下
Hidenori Urakawa
秀則 浦川
Junichi Morita
淳一 森田
Hajime Kitauchi
肇 北内
Hiroshi Igawa
博 井川
Fumio Matsuoka
文雄 松岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備費が安価でクーラの除霜効率の良いマル
チクーリングユニットおよびその除霜方法を提供する。 【解決手段】 1台の圧縮機10によって並列運転され
る多数のクーラ12を循環連通する冷媒回路13にホッ
ト冷媒ガスを供給する除霜回路16を設け、冷媒回路1
3の各クーラ12への冷媒供給分岐点14bより上流側
にバルブキットB18を設け、分岐された冷媒供給回路
14aと冷媒戻り回路15、およびこの冷媒戻り回路1
5へのホット冷媒ガスを供給する除霜回路16とを動作
させるバルブキットA17を各クーラ12毎に設け、冷
却動作および除霜動作を切換えて行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍装置、大型
冷凍倉庫等に使用するマルチクーリングユニットおよび
その除霜方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17〜図19は従来の大型冷凍倉庫の
クーリングユニットを示すものであり、図17はクーラ
の配置図、図10はクーラの冷媒回路図、図11はクー
ラの部分詳細図である。図において、1は大型冷凍倉庫
の隔壁された複数の冷凍室、2は各冷凍室1に配設され
たクーリングユニットで、圧縮機3、凝縮器4、膨張弁
5およびクーラ6を連通して冷媒を循環させる冷媒管
7、液用電磁弁8、サーモバンク9、吸入圧力調整弁1
0、ホットガス用電磁弁11から構成されている。4a
は凝縮器4の外気ファン、6aはクーラ6で蛇行状に設
けられた冷媒管7の外周に微細間隔で装着された冷却フ
ィン、6bは内気ファンである。
【0003】次に、上記ユニットの動作について説明す
る。圧縮機3で圧縮された冷媒は高温高圧のホット冷媒
ガスとなり、凝縮器4において外気ファン4aで送風さ
れた外気と熱交換して液化する。この高圧の冷媒液は膨
張弁5で供給量制御を行うと共に低圧に減圧されてクー
ラ6に供給される。クーラ6において、上記減圧された
冷媒液は内気ファン6bによって送風された冷凍室1内
の空気と熱交換してガス化し、上記空気を冷風として冷
凍室1内に送風して貯蔵されている冷凍物を冷凍保存す
る。上記ガス化した低圧冷媒ガスは圧縮機3に吸入され
て再び上記サイクルを繰返す。この時、圧縮機3より吐
出された冷媒ガスはサーモバンク9を連通して凝縮器4
に流れ、サーモバンク9内に廃熱を蓄える。また、冷凍
室1内の温度が所定温度に達すると図示しない温度セン
サーの検知指令により圧縮機3の運転動作が停止し、液
用電磁弁8が閉止する。さらに、上記冷却運転を長時間
続行するとクーラ6の冷却管7および冷却フィン6aに
霜が生成し、クーラ6の熱交換効率が低下するので、定
期的に液用電磁弁8を閉じ、ホットガス電磁弁11を開
き、圧縮機3からのホット冷媒ガスをクーラ6へ供給
し、霜を溶かす。そして、このホット冷媒ガスはクーラ
6で冷却液化されるが、サーモバンク9に蓄えられた熱
により完全ガス化して圧縮機1へ吸入される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のクーリングユニ
ットは以上のように構成されており、各冷凍室1におい
て圧縮機3とクーラ6の配置は1:1となるので、高価
な圧縮機3が多数必要となり、設備費が増大していた。
また、クーラ6の除霜用として蓄熱のためのサーモバン
ク9がクーラ6と同数必要となって設備費が増し、か
つ、サーモバンク9の熱容量には限界があるなどの問題
点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、多数の圧縮機およびサーモバン
クを必要とせず、設備費が安価で除霜効率の良いマルチ
クーリングユニットを提供することを目的としており、
さらにこの装置に適した除霜方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る冷
凍装置は、冷媒回路のうちクーラと圧縮機とを連通する
冷媒戻り回路と、圧縮機の冷媒吐出側との間に除霜回路
を設けると共に、クーラの冷却動作時には凝縮器から膨
張弁を介して供給された冷媒がクーラから冷媒戻り回路
を通じて圧縮機に戻され、クーラ除霜動作時には圧縮機
から除霜回路を通じてクーラに冷媒ガスが供給されるよ
うにバルブ切換手段Aにより冷媒回路を切換動作させる
ものである。
【0007】請求項2の冷凍装置は、冷媒回路のうちク
ーラと圧縮機とを連通する冷媒戻り回路と、圧縮機の冷
媒吐出側との間に除霜回路を設けると共に、凝縮機出口
側とクーラとの間に冷媒流量を調整する低圧回路を設
け、低圧回路にバイパスするためのバルブ切換手段Bを
設けたものである。
【0008】請求項3のマルチクーリングユニットは、
高温高圧の冷媒ガスを吐出する圧縮機と、圧縮機からの
冷媒ガスを凝縮させる凝縮器と、凝縮器からの液状冷媒
が冷媒供給回路、膨張弁を介して並列的に供給される複
数のクーラと、クーラからの冷媒を圧縮機に戻す冷媒戻
り回路を備え、冷媒戻り回路と圧縮機の冷媒吐出側との
間に除霜回路を設け、クーラの冷却動作時には冷媒を冷
媒供給回路を介してクーラに供給すると共に冷媒戻り回
路を通じて圧縮機に戻し、クーラ除霜動作時には圧縮機
から除霜回路を通じてクーラに冷媒ガスを供給するよう
に冷媒供給回路、冷媒戻り回路、及び除霜回路を切換動
作するバルブ切換手段Aを設け、凝縮器出口側でかつ複
数のクーラへの冷媒供給分岐点より上流側に、冷媒流量
を調整する低圧回路にバイパスするためのバルブ切換手
段Bを設けたものである。
【0009】請求項4の発明は、上記複数のクーラを1
部屋内に分散して配置させた。
【0010】請求項5の発明は、上記複数のクーラを隔
離された部屋毎に分散して配置させた。
【0011】請求項6の発明は、膨張弁とクーラ間の冷
媒供給回路と、除霜回路との間に開閉制御可能なバルブ
を有するバイパス回路を設けた。
【0012】請求項7の発明は、凝縮器に大気中の空気
を送風するファンにおいて、いずれかのクーラの除霜動
作中には、ファンの回転数を低速回転するようにした。
【0013】請求項8のクーラの除霜方法は、クーラの
冷媒戻り回路側からホット冷媒ガスが供給される工程
と、上記クーラの冷媒供給回路側からホット冷媒ガスが
供給される工程からなる。
【0014】請求項9のマルチクーリングユニットにお
けるクーラの除霜方法は、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁
を介して並列的に接続された複数のクーラと、クーラか
らの冷媒を圧縮機に戻す冷媒戻り回路と、圧縮機からの
冷媒ガスをクーラに供給する除霜回路を備えたものにお
いて、除霜する所定のクーラへのホット冷媒ガスを供給
する工程と、上記工程と同時に冷却動作停止中のクーラ
の稼働を再開させ残りのクーラを稼働させる工程とから
なる。
【0015】請求項10のクーラの除霜方法は、冷媒戻
り回路からクーラへホット冷媒ガスを供給する工程と、
このホット冷媒ガス供給を停止させるホット冷媒ガス供
給中断工程と、上記停止期間中に上記ホット冷媒ガスが
変態した冷媒液をクーラから冷媒戻り回路にガス化させ
て流入させる冷媒ガス戻し工程とからなる。
【0016】請求項11のマルチクーリングユニットに
おけるクーラの除霜方法は、圧縮機と、凝縮器と、膨張
弁を介して並列的に接続された複数のクーラと、クーラ
からの冷媒を圧縮機に戻す冷媒戻り回路と、圧縮機から
の冷媒ガスをクーラに供給する除霜回路を備えたものお
いて、除霜するクーラへホット冷媒ガスを供給する工程
と、冷媒供給回路の冷媒を減圧させる低圧回路工程と、
上記ホット冷媒ガスのクーラでの液化工程と、液化され
た冷媒液を上記低圧回路によって他のクーラに供給する
冷媒供給工程とからなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1は実施の形態1によるマルチクーリ
ングユニットを示す冷媒回路図、図2は図1のマルチク
ーリングユニットの配置例を示す構成図である。図にお
いて、10は冷媒回路に圧縮した冷媒を供給する大型の
圧縮機であり、例えば大型冷凍倉庫の機械室に設置され
ている。11は当該大型冷凍倉庫の屋外、例えば屋上に
設置された大形の凝縮器であり、大気中の空気を送風す
る外気ファン11aが装着されている。12(12A,
12B,12C,…)は多数の冷凍室1に例えば1個ずつ
装着され内気ファン1012を有するクーラ、13aは
各冷凍室1の冷媒供給回路に接続されている膨張弁であ
る。
【0018】13は上記圧縮機10、凝縮器11、クー
ラ12および膨張弁13aを連通循環する冷媒回路であ
り、冷媒供給回路14(図の実線)および冷媒戻り回路
15(図の点線)から構成されている。冷媒供給回路1
4は冷媒供給分岐点14bから分岐冷媒供給回路14a
を介して各クーラ12(12A,12B,12C,…)に
連通され、冷媒戻り回路15は各クーラ12(12A,
12B,12C,…)から圧縮機10に連通されている。
16はホット冷媒ガス供給回路となる除霜回路(図の一
点鎖線)を示し、クーラ12(12A,12B,12C,
…)からの冷媒戻り回路15と圧縮機10の冷媒吐出側
の冷媒回路13とを分岐連通するように設けられ、冷媒
回路13側には共通の電磁弁16aが設けられている。
【0019】17(17A,17B,17C,…)は各ク
ーラ12(12A,12B,12C,…)毎に設けられた
バルブキットAである。このバルブキットAには、分岐
冷媒供給回路14aに電磁弁14c及び膨張弁13a
が、この電磁弁14c及び膨張弁13aのバイパス回路
14dに逆止弁14eが設けられ、また冷媒戻り回路1
5に電磁弁15aが設けられ、分岐された除霜回路16
毎に電磁弁16bが設けられている。また、上記除霜回
路16の上流側には除霜回路16を開閉する電磁弁16
aが設けられている。
【0020】18は冷媒供給回路14の凝縮器11と冷
媒供給分岐点14bの間に設けられたバルブキットBで
あり、このバルブキットBには、冷媒供給回路14の電
磁弁18aと、この電磁弁18aのバイパス回路となる
低圧回路18bに電磁弁18cと、ニードル弁からなる
流量調整弁18dとが設けられている。19は各冷凍室
1内に設けられた温度センサであり、この温度センサ1
9で検知された温度に基づき制御コントローラ100を
介して例えば分岐冷媒供給回路14aの電磁弁14cを
電気的に開閉制御する。100は制御コントローラであ
り、温度センサ19等からの情報を受けて、バルブキッ
トA及びバルブキットB内の各電磁弁、除霜回路16の
電磁弁16aを開閉制御する役割を果す。
【0021】次に、実施の形態1のマルチクーリングユ
ニットの動作について説明する。図3はクーラ12Bの
冷却動作を示す冷媒回路図、図4はクーラ12Bの除霜
動作を示す冷媒回路図、図5はクーラ12Bの冷却動作
及び除霜動作時の各電磁弁の開閉状態を示すタイミング
チャート図である。
【0022】まず、図3及び図5により、クーラ12B
の冷却動作について説明する。圧縮機10で圧縮された
冷媒は高温高圧のホット冷媒ガスとなり冷媒回路13に
よって凝縮器11へ送られる。そして、凝縮器11にお
いて上記冷媒ガスは外気ファン11aにより送風された
外気と熱交換されて液化する。なお、この場合、除霜回
路16の電磁弁16aは閉状態になっている。クーラ1
2A,12B,12C,…のいずれもが除霜動作を行って
いない場合は、バルブキット18の冷媒供給回路の電磁
弁18aが開、低圧回路の電磁弁18cが閉となってお
り、上記高圧の冷媒液は、冷媒供給回路14の開状態の
電磁弁18aを介して冷媒供給分岐点14bから各クー
ラの分岐冷媒供給回路14aに供給される。クーラ12
Bが冷却動作を行っている場合、バルブキット17Bの
電磁弁14cは開状態となっており、分岐冷媒供給回路
14aに供給された上記高圧冷媒液は開状態の電磁弁1
4cを経て膨張弁13aに供給される。そして膨張弁1
3aにより供給量制御が行われると共に低圧に減圧され
てクーラ12Bに供給される。クーラ12Bでは、内気
ファン1012によって送風された冷凍室内の空気と冷
却管および冷却フィンを介して熱交換されてガス化さ
れ、冷媒戻り回路15に戻される。クーラ12Bが冷却
動作を行っている時には、バルブキット17Bの冷媒戻
り回路の電磁弁15aが開状態、除霜回路の電磁弁16
bが閉状態となっているので、上記熱交換されたガスは
冷媒戻り回路15の開状態の電磁弁15aを介して圧縮
機10に戻される。一方、クーラ12Bで冷却された冷
凍室内の空気は、貯蔵されている冷凍物を冷凍保存す
る。また、冷凍室1内の温度が設定温度に達すると温度
センサー19の検知指令により、制御コントローラ10
0が分岐冷媒供給回路14aの電磁弁14cが閉動作
し、クーラ12Bへの冷媒の供給を停止する。また、冷
凍室1内の室温が上昇すると、温度センサー19の検知
指令により、制御コントローラ100が電磁弁14aが
開動作させて、冷媒を膨張弁13aを介してクーラ12
Bに供給して冷却動作を再開する。なお、上記ではクー
ラ12Bの冷却動作について説明したが、その他のクー
ラ12A,12C…でも同様である。
【0023】次に、図4及び図5により、クーラ12B
の除霜動作について説明する。上記冷却動作を長時間続
行するとクーラ12の冷却管および冷却フィンに霜状の
氷が生成付着する。この着霜は、過去のデータによりク
ーラ12の運転時間、又は温度センサー19のON動作
つまり分岐冷媒供給回路14aの電磁弁14cのON動
作時間によりその程度が推定判断される。上記多数のク
ーラ12のうち、いずれかのクーラ12Bの分岐冷媒供
給回路14aの電磁弁14cのON動作時間が所定の設
定値に達すると、着霜されたと判断し(図5のT1時
刻)、制御コントローラ100からの電気指令によりホ
ット冷媒ガス供給回路となる除霜回路16の電磁弁16
aが開動作する。更に、上記着霜したクーラ12Bにお
けるバルブキット17Bの分岐冷媒供給回路14aの電
磁弁14cと冷媒戻り回路15の電磁弁15aとが閉動
作され、分岐された除霜回路16の電磁弁16bが開動
作されてクーラ12Bの冷媒戻り回路15と回路接続す
る。これらの電磁弁の開閉制御により、圧縮機10から
吐出された高温高圧冷媒ガスの一部は冷媒供給回路13
から開状態の電磁弁16aを介して除霜回路16に導入
される。そして、上記ホット冷媒ガスはバルブキット1
7Bの開状態の電磁弁16bから着霜したクーラ12B
に供給されて、当該ガスの保有する高温熱で冷却管およ
び冷却フィンに付着した霜状の氷を溶融して除霜する。
上記除霜動作によってホット冷媒ガスは温度が低下して
液状となり分岐冷媒供給回路14aの逆止弁14eを介
して流出する。このように、他のクーラ12A,12
C,…の冷却動作を続行しながら、所定の着霜したクー
ラ12Bだけを除霜することができる。
【0024】上記除霜動作において、冷媒供給回路14
の低圧回路工程として、バルブキット18の電磁弁18
aを閉動作させると同時に低圧回路18bの電磁弁18
cを開動作させ、冷媒液を低圧回路18b側に供給す
る。そうすると、冷媒液は低圧回路18bの流量調整弁
18dで絞られ流量を減じ圧力が低下した状態で冷媒供
給回路14に戻される。このようにすると、上記除霜す
るクーラ12Bへのホット冷媒ガス供給工程と液化工程
によりホット冷媒ガスが除霜動作によって液化されて冷
媒液となり、この冷媒液が上記減圧された冷媒供給回路
14に流入容易になり、他の冷却動作するクーラに供給
する供給工程を形成して冷媒液を有効に利用することが
できる。
【0025】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図6〜図8について説明する。図6は実施の形態
2におけるクーラ12Cの除霜動作Aを示す冷媒回路
図、図7は同じく除霜動作Bを示す冷媒回路図、図8は
電磁弁の開閉制御を示すタイミングチャート図である。
図において、20はバルブキット17において分岐され
た除霜回路16の電磁弁16bの上流側と分岐冷媒供給
回路14aの膨張弁13aの下流側とに連通するバイパ
ス回路であり、このバイパス回路20には制御コントロ
ーラ100により開閉制御される電磁弁20aが設けら
れている。そして、バイパス回路20及び電磁弁20a
により、除霜回路16から供給されるホット冷媒ガスを
分岐冷媒供給回路14aを介してクーラ12へ供給する
回路が形成される。なお、その他の構成は上記実施の形
態1と同様なので説明を省略する。
【0026】次に、実施の形態2の除霜動作について、
クーラ12Cを例に説明する。本実施の形態の除霜動作
は、図6又は図8で示す前半段階の除霜動作Aと、図7
又は図8で示す後半段階の除霜動作Bに分けられる。ま
ず、除霜動作A(前半段階)では、上記実施の形態1と
同様にして、制御コントローラ100は、バルブキット
18の冷媒供給回路の電磁弁18aを閉に、低圧回路の
電磁弁18cを開にすると共に、ホット冷媒ガス供給回
路となる除霜回路16の電磁弁16aを開動作させる。
更に、上記着霜したクーラ12Cのバルブキット17C
の冷媒供給回路14aの電磁弁14cと冷媒戻り回路1
5の電磁弁15aとを閉動作し、除霜回路16の電磁弁
16bを開動作してクーラ12Cの冷媒戻り回路15と
接続する。この時、バイパス回路20の電磁弁20aは
閉状態である。上記電磁弁の開閉制御により、圧縮機1
0から吐出された高温高圧冷媒ガスの一部は冷媒供給回
路13から開状態の電磁弁16aを介して除霜回路16
に導入され、バルブキット17Bの開状態の電磁弁16
bから着霜したクーラ12Cに供給される。その結果、
ホット冷媒ガスの保有する高温熱で冷却管および冷却フ
ィンに付着した霜状の氷を溶融して除霜する。
【0027】次に、除霜動作B(後半段階)では、制御
コントローラ100は、クーラ12Cのバルブキット1
7Cにおける除霜回路16の電磁弁16bと分岐冷媒供
給回路14aの電磁弁14cとを閉動作し、バイパス回
路20の電磁弁20aと冷媒戻り回路15の電磁弁15
aとを開動作する。これによって、ホット冷媒ガスを分
岐冷媒供給回路14aからクーラ12に供給するホット
冷媒ガスバイパス供給工程が形成され、クーラ12Cを
冷媒供給回路側から除霜することができる。
【0028】本実施の形態2において、ホット冷媒ガス
によるクーラ12の除霜工程は、バルブキット17の電
磁弁開閉動作により、前半段階は冷媒戻り回路15から
ホット冷媒ガスがクーラ12に供給され、後半段階は分
岐冷媒供給回路14aからクーラ12に供給されること
となり、クーラ12の蛇行状に屈曲した長い冷却管に着
霜した氷をホット冷媒ガスを両側から供給して除霜する
ことができる。これにより、ホット冷媒ガスを一側から
のみ供給して除霜すると、この除霜動作によりホット冷
媒ガスが次第に冷却液化して除霜に要する時間が長くか
かることになるのが、ホット冷媒ガスをクーラの両側か
ら供給することにより除霜を短時間でしかも効率的に行
うことができるようになる。
【0029】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図9及び図10について説明する。図9は実施の
形態3による外気ファンを有する冷媒回路図、図10は
外気ファンの動作を示すタイミングチャート図である。
図において、11aは凝縮器11に取付けられた外気フ
ァンであり、図示しない変速モータ又は高速、低速の2
段速モータにより駆動されるようになっている。なお、
その他の構成は上記実施の形態1と同様なので説明を省
略する。
【0030】次に、実施の形態3の動作について説明す
る。クーラ12の冷却運転中は、ホット冷媒ガスを冷媒
液に迅速に変化させて供給する必要があるために、外気
ファン11aを高速回動させて、外気を凝縮器11に吹
き付けて熱交換を行っている。次に、いずれかのクーラ
12に着霜が検知されると、上記実施の形態1と同様
に、バルブキット18の電磁弁18aを閉に、低圧回路
の電磁弁18cを開にすると共に、除霜回路16の電磁
弁16aを開動作させる。更に、上記着霜したクーラ1
2のバルブキット17の冷媒供給回路14aの電磁弁1
4cと冷媒戻り回路15の電磁弁15aとを閉動作し、
除霜回路16の電磁弁16bを開動作させ、除霜回路1
6によって除霜動作がなされる。この際(図10の時刻
T1)、外気ファン11aの回転を低速回動に切換えて
凝縮器11への外気供給量を減少させる。これにより、
凝縮器11でのホット冷媒ガスの凝縮量が減少し、従っ
て冷媒液の供給も減少して、上記クーラ12の除霜動作
が容易となる。
【0031】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4を図について説明する。本実施の形態4のマルチク
ーリングユニットの構成は、上記実施の形態1〜3と同
様であるのでその説明を省略する。多数の冷凍室1内に
夫々配設されたクーラ12は、冷凍室1内に収納保存さ
れている冷凍貯蔵物に応じて冷却動作の続行または停止
のいずれかの状態にある。本実施の形態では、上記冷却
動作中のクーラ12のうち、いずれかのクーラ12が上
述の除霜運転に入ると、ホット冷媒ガスを供給する工程
と同時に、上記冷却動作停止中のクーラ12の冷却動作
を強制的にON指令させて、残りのクーラ12の全稼働
工程を形成させる。
【0032】図11のタイミングチャートにより、本実
施の形態4の動作を具体的に説明する。すなわち、時刻
T1までクーラ12A及びクーラ12Bは冷却動作を行
っており、クーラ12Cは冷却停止状態にあるとする。
そして、時刻T1においてクーラ12Bが除霜動作に入
ると同時に、それまで冷却停止中であったクーラ12C
を強制的に冷却動作に移行させる。なお、クーラ12A
はそのまま冷却動作を続行させる。
【0033】このように、除霜運転するクーラ12以外
の全てのクーラ12を冷却動作させることにより、これ
ら冷凍室1の室内熱を冷媒によって熱移動させ、圧縮機
10に戻る廃熱量を多くして、圧縮機10から吐出され
るホット冷媒ガスを高温にして上記除霜を更に容易にさ
せる。
【0034】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5を図について説明する。図12は本実施の形態5の
除霜動作を示す冷媒回路図であり、回路を構成する部分
は実施の形態1(図1,図2)と同様であるので説明を
省略する。図13は本実施の形態5の冷却及び除霜動作
を示すタイミングチャート図である。
【0035】実施の形態1と同様に、冷却動作中のクー
ラのうちいずれかのクーラ12Bが時刻T1で除霜運転
に入ると、ホット冷媒ガスが除霜回路16からバルブキ
ット17Bの電磁弁16bを介して分岐した冷媒戻り回
路15に運ばれ、この冷媒戻り回路15からクーラ12
内に供給されて除霜動作を行う。この状態を示したのが
図12の除霜動作1である。そして、上記除霜動作中
に、定期的に短時間例えば5〜10秒間(図13のΔT
時間)、バルブキット17Bの除霜回路16の電磁弁1
6bを閉動作すると同時に、冷媒戻り回路15の電磁弁
15aを開動作させる。この状態を示したのが図12の
除霜動作2である。上記設定時間ΔTが経過した後、再
び、バルブキット17Bの除霜回路16の電磁弁16b
を開動作に、冷媒戻り回路15の電磁弁15aを閉動作
に戻し、除霜動作1を行なう。
【0036】すなわち、本実施の形態5では、クーラ1
2の冷媒戻り回路15へのホット冷媒ガス供給工程によ
り除霜動作1を行ない、この除霜動作1中に定期的に短
時間ホット冷媒ガス供給中断工程を設けてこれを除霜動
作2とした。その結果、除霜動作1(ホット冷媒ガス供
給工程)では、ホット冷媒ガスがクーラ12の除霜によ
って放熱凝縮して液化し、この冷媒液がクーラ12内に
滞留して除霜を妨害することがあるが、除霜動作2(ホ
ット冷媒ガス供給中断工程)を設けることにより、上記
冷媒液を冷媒戻り回路15に戻すと共に、上記戻り回路
15内に残留するホット冷媒ガスでガス化させる冷媒ガ
ス戻り工程を形成し、全体として効率的な除霜動作を行
うことができる。
【0037】実施の形態6.以下、この発明の実施の形
態6を図について説明する。図14は本実施の形態6に
よるクーラ配置図であり、図15は図14の冷媒回路図
である。図において、22は大形の冷凍室であり、クー
ラ12が所定位置に分置されている。なお、その他の構
成は上記実施の形態と同様なので説明を省略する。上記
実施の形態では、各冷凍室1にクーラ12が設置されこ
れらのクーラ12が各冷凍室1を冷却していたが、本実
施の形態では、大形の冷凍室22に貯蔵された冷凍物
を、分置された複数のクーラ12により冷却させるよう
に構成する。そして、これらのクーラ12は設置場所、
例えば、入口近傍または冷凍物の出庫、入庫によって冷
却動作状態または冷却停止状態に制御される。そして、
上記いずれかのクーラ12が除霜時期に達すると、上記
実施の形態と同様に、着霜したクーラ12だけにホット
冷媒ガスを供給して除霜動作を行う。この際、他のクー
ラ12は上記除霜動作に関係なく冷却等の動作を継続し
ているので、大形冷凍室22内の貯蔵物の冷却を阻害す
ることはない。
【0038】その他の実施の形態.上記実施の形態にお
いては、圧縮機1台により冷媒を圧縮するものを示した
が、複数台の圧縮機を設けて負荷に応じて動作させても
良い。また、上記実施例では膨張弁13aとして機械式
の膨張弁を使用したが、電子式膨張弁を使用することも
可能であり、図16に示すように双方向流通可能な電子
膨張弁13bを使用すると逆止弁14eが不要となる効
果がある。なお、図16は電子式膨張弁13bを使用し
た場合のクーラ12の冷却時と除霜時の冷媒の流れを示
したものである。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、設備費
が安価で除霜効率の良い冷凍装置、マルチクーリングユ
ニットを提供することができ、特に高価な圧縮機、サー
モバンクを多数必要とせず効率的なクーラの除霜ができ
る。
【0040】またこの発明のマルチクーリングユニット
及びその除霜方法によれば、他のクーラの冷却動作を続
行しながら冷却効率を減ずることなく、所定のクーラの
み除霜することができる。
【0041】さらに、除霜するクーラから発生した冷媒
液を他のクーラに供給することにより冷却効率を向上さ
せることができる。
【0042】また、除霜時に圧縮機の起動・発停の必要
がなく、安定した冷却・除霜運転ができ、維持費が安価
となる。
【0043】また、クーラの除霜動作を効率的に行うこ
とができ、除霜に要する時間を短縮することができる。
【0044】特に、請求項9の発明によれば、クーラの
冷却運転による廃熱を除霜に利用するため、除霜時間が
短縮され省エネルギー化に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマルチクーリ
ングユニットを示す冷媒回路図である。
【図2】 実施の形態1によるクーラ配置図である。
【図3】 実施の形態1のクーラの冷却動作を示す冷媒
回路図である。
【図4】 実施の形態1のクーラの除霜動作を示す冷媒
回路図である。
【図5】 実施の形態1の各電磁弁の開閉状態を示すタ
イミングチャート図である。
【図6】 実施の形態2のクーラの除霜動作Aを示す冷
媒回路図である。
【図7】 実施の形態2のクーラの除霜動作Bを示す冷
媒回路図である。
【図8】 実施の形態2の各電磁弁の開閉状態を示すタ
イミングチャート図である。
【図9】 実施の形態3のマルチクーリングユニットの
冷媒回路図である。
【図10】 実施の形態3のタイミングチャート図であ
る。
【図11】 実施の形態4のタイミングチャート図であ
る。
【図12】 実施の形態5のクーラの除霜動作を示す冷
媒回路図である。
【図13】 実施の形態5のタイミングチャート図であ
る。
【図14】 実施の形態6によるクーラ配置図である。
【図15】 図14の冷媒回路図である。
【図16】 電子式膨張弁を使用した場合の冷媒の流れ
を示す図である。
【図17】 従来のクーラの配置図である。
【図18】 従来のクーラの冷媒回路図である。
【図19】 図18のクーラの部分詳細図である。
【符号の説明】
10 圧縮機、11 凝縮器、12(12A,12B,1
2C,…) クーラ、13 冷媒回路、13a 膨張
弁、13b 電子式膨張弁、14 冷媒供給回路、14
a 分岐冷媒供給回路、14c,15a,16a,16
b,18a,18c,20a 電磁弁、14d バイパ
ス回路、14e 逆止弁、15 冷媒戻り回路、16
除霜回路、17(17A,17B,17C,…) バルブ
キット、18 バルブキット、18b 低圧回路、18
d 流量調整弁、19 温度センサー、20 バイパス
回路、21 外気ファン、22 大形の冷凍室、100
制御コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 淳一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 北内 肇 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 井川 博 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 松岡 文雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と凝縮器と膨張弁とクーラとを連
    通循環する冷媒回路を備えた冷凍装置において、 上記冷媒回路のうちクーラと圧縮機とを連通する冷媒戻
    り回路と、圧縮機の冷媒吐出側との間に除霜回路を設け
    ると共に、 クーラの冷却動作時には凝縮器から膨張弁を介して供給
    された冷媒がクーラから上記冷媒戻り回路を通じて圧縮
    機に戻され、クーラ除霜動作時には圧縮機から上記除霜
    回路を通じてクーラに冷媒ガスが供給されるように冷媒
    回路を切換動作するバルブ切換手段Aを設けたことを特
    徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機と凝縮器と膨張弁とクーラとを連
    通循環する冷媒回路を備えた冷凍装置において、 上記冷媒回路のうちクーラと圧縮機とを連通する冷媒戻
    り回路と、圧縮機の冷媒吐出側との間に除霜回路を設け
    ると共に、 凝縮機出口側とクーラとの間に設けた冷媒流量を調整す
    る低圧回路にバイパスするためのバルブ切換手段Bを設
    けたことを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】 高温高圧の冷媒ガスを吐出する圧縮機
    と、圧縮機からの冷媒ガスを凝縮させる凝縮器と、凝縮
    器からの液状冷媒が冷媒供給回路、膨張弁を介して並列
    的に供給される複数のクーラと、クーラからの冷媒を圧
    縮機に戻す冷媒戻り回路を備えたマルチクーリングユニ
    ットにおいて、 冷媒戻り回路と圧縮機の冷媒吐出側との間に除霜回路を
    設け、 クーラの冷却動作時には冷媒を冷媒供給回路を介してク
    ーラに供給すると共に冷媒戻り回路を通じて圧縮機に戻
    し、クーラ除霜動作時には圧縮機から除霜回路を通じて
    クーラに冷媒ガスを供給するように冷媒供給回路、冷媒
    戻り回路、及び除霜回路を切換動作するバルブ切換手段
    Aを設け、 凝縮器出口側でかつ複数のクーラへの冷媒供給分岐点よ
    り上流側に、冷媒流量を調整する低圧回路にバイパスす
    るためのバルブ切換手段Bを設けたことを特徴とするマ
    ルチクーリングユニット。
  4. 【請求項4】 上記複数のクーラは1部屋内に分散して
    配置したことを特徴とする請求項3記載のマルチクーリ
    ングユニット。
  5. 【請求項5】 上記複数のクーラは隔離された部屋毎に
    分散して配置したことを特徴とする請求項3記載のマル
    チクーリングユニット。
  6. 【請求項6】 膨張弁とクーラ間の冷媒供給回路と、除
    霜回路との間に開閉制御可能なバルブを有するバイパス
    回路を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5の
    いずれか1項に記載の冷凍装置又はマルチクーリングユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 凝縮器に大気中の空気を送風するファン
    において、いずれかのクーラの除霜動作中には、上記フ
    ァンの回転数を低速回転するようにしたことを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の冷凍装
    置又はマルチクーリングユニット。
  8. 【請求項8】 冷媒供給回路から冷媒が供給されて冷却
    動作を行い、当冷媒が冷媒戻り回路から圧縮機に戻され
    るように構成されたクーラを除霜する方法であって、 上記クーラの冷媒戻り回路側からホット冷媒ガスが供給
    される工程と、上記クーラの冷媒供給回路側からホット
    冷媒ガスが供給される工程からなるクーラの除霜方法。
  9. 【請求項9】 圧縮機と、凝縮器と、膨張弁を介して並
    列的に接続された複数のクーラと、クーラからの冷媒を
    圧縮機に戻す冷媒戻り回路と、圧縮機からの冷媒ガスを
    クーラに供給する除霜回路を備えたマルチクーリングユ
    ニットにおけるクーラの除霜方法であって、 除霜する所定のクーラへのホット冷媒ガスを供給する工
    程と、上記工程と同時に冷却動作停止中のクーラの稼働
    を再開させ残りのクーラを稼働させる工程とからなるク
    ーラの除霜方法。
  10. 【請求項10】 冷媒供給回路から冷媒が供給されて冷
    却動作を行い、当冷媒が冷媒戻り回路から圧縮機に戻さ
    れるように構成されたクーラを除霜する方法であって、 冷媒戻り回路からクーラへホット冷媒ガスを供給する工
    程と、このホット冷媒ガス供給を停止させるホット冷媒
    ガス供給中断工程と、上記停止期間中に上記ホット冷媒
    ガスが変態した冷媒液をクーラから冷媒戻り回路にガス
    化させて流入させる冷媒ガス戻し工程とからなるクーラ
    の除霜方法。
  11. 【請求項11】 圧縮機と、凝縮器と、膨張弁を介して
    並列的に接続された複数のクーラと、クーラからの冷媒
    を圧縮機に戻す冷媒戻り回路と、圧縮機からの冷媒ガス
    をクーラに供給する除霜回路を備えたマルチクーリング
    ユニットにおけるクーラの除霜方法であって、 除霜するクーラへホット冷媒ガスを供給する工程と、冷
    媒供給回路の冷媒を減圧させる低圧回路工程と、上記ホ
    ット冷媒ガスのクーラでの液化工程と、液化された冷媒
    液を上記低圧回路によって他のクーラに供給する冷媒供
    給工程とからなるクーラの除霜方法。
JP10434296A 1996-03-29 1996-03-29 冷凍装置、マルチクーリングユニット及びクーラの除霜方法 Pending JPH09269165A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102506528A (zh) * 2011-11-09 2012-06-20 上海海洋大学 一种新型冷库融霜系统
JP2015148409A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 三菱電機株式会社 冷凍空調装置の直接膨張式クーラ用熱交換ユニット

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CN102506528A (zh) * 2011-11-09 2012-06-20 上海海洋大学 一种新型冷库融霜系统
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