JPH09268807A - エアー注入式クッションマットを使用したテント - Google Patents
エアー注入式クッションマットを使用したテントInfo
- Publication number
- JPH09268807A JPH09268807A JP11406996A JP11406996A JPH09268807A JP H09268807 A JPH09268807 A JP H09268807A JP 11406996 A JP11406996 A JP 11406996A JP 11406996 A JP11406996 A JP 11406996A JP H09268807 A JPH09268807 A JP H09268807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tent
- cushion mat
- air
- mat
- frame side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tents Or Canopies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアーを注入するクッションマットを使
用して、組み立や解体、また携帯や収納を容易にする一
人用のテントを提供することを目的とする。 【解決手段】 エアーを注入することにより矩形状に膨
張するクッションマットを底部とし、該クッションマッ
トの長手方向縁部にシート辺を設けて三角形状のテント
体を形成し、該テント体の両開口部に、角度保持機構と
接続具及び、保持具とで構成された折畳自在の枠体部を
設置した。
用して、組み立や解体、また携帯や収納を容易にする一
人用のテントを提供することを目的とする。 【解決手段】 エアーを注入することにより矩形状に膨
張するクッションマットを底部とし、該クッションマッ
トの長手方向縁部にシート辺を設けて三角形状のテント
体を形成し、該テント体の両開口部に、角度保持機構と
接続具及び、保持具とで構成された折畳自在の枠体部を
設置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアー注入式クッ
ションマットとシート辺とからなるテント本体と、該テ
ント本体の両開口部に、角度保持機構と接続具及び保持
具を設置した枠体部を設置したエアー注入式クッション
マットを使用したテントに関するものである。
ションマットとシート辺とからなるテント本体と、該テ
ント本体の両開口部に、角度保持機構と接続具及び保持
具を設置した枠体部を設置したエアー注入式クッション
マットを使用したテントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、キャンプや登山等で屋外に野
営する場合、一般に市販されている組立式テントが利用
されている。該組立式テントは、複数のフレームを連結
して骨組みを形成し、防水加工を施した厚手のシートを
覆い被せ、ロープを用いて安定保持させる構造である。
営する場合、一般に市販されている組立式テントが利用
されている。該組立式テントは、複数のフレームを連結
して骨組みを形成し、防水加工を施した厚手のシートを
覆い被せ、ロープを用いて安定保持させる構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記組立式テ
ントは、フレームの連結やシート地の被せ作業、またロ
ープ張り等の作業を必要とした。これらの作業は経験者
でも煩わしく、また初心者に於ては非常に困難なもので
あった。その上、複数本のフレームやロープ等の部品が
必要となるので、収納や携帯の面でも問題があった。
ントは、フレームの連結やシート地の被せ作業、またロ
ープ張り等の作業を必要とした。これらの作業は経験者
でも煩わしく、また初心者に於ては非常に困難なもので
あった。その上、複数本のフレームやロープ等の部品が
必要となるので、収納や携帯の面でも問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、テントの組立て
や解体、また携帯や収納を容易にすると共に、製造コス
トや部材を最小限に削減するテントを提供することを目
的とする。
や解体、また携帯や収納を容易にすると共に、製造コス
トや部材を最小限に削減するテントを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエアー注入式ク
ッションマットを使用したテントは、上記課題を達成す
るために、エアーを注入することにより矩形状に膨張す
るクッションマットを底部とし、該クッションマットの
長手方向縁部にシート辺を設けて三角形状のテント体を
形成し、該テント体の両開口部に、角度保持機構と接続
具及び、保持具とで構成された折畳自在の枠体部を設置
した。
ッションマットを使用したテントは、上記課題を達成す
るために、エアーを注入することにより矩形状に膨張す
るクッションマットを底部とし、該クッションマットの
長手方向縁部にシート辺を設けて三角形状のテント体を
形成し、該テント体の両開口部に、角度保持機構と接続
具及び、保持具とで構成された折畳自在の枠体部を設置
した。
【0006】上記構成により、組立てに必要なフレーム
やロープ等の部品を必要とせず、ワンタッチで組立てた
解体ができるので、短時間でテントの組立てや解体が実
現でき、また、収納や携帯が容易となり、更に製造コス
トの削減も可能となる。
やロープ等の部品を必要とせず、ワンタッチで組立てた
解体ができるので、短時間でテントの組立てや解体が実
現でき、また、収納や携帯が容易となり、更に製造コス
トの削減も可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明のエアー注入式クッ
ションマットを使用したテントを図1乃至図3に基づい
て説明する。
ションマットを使用したテントを図1乃至図3に基づい
て説明する。
【0008】テント体1は、底部に配置するクッション
マット2と、屋根部に配置するシート辺3及び枠体部1
0とで構成され、組立時には大人一人が寝返りできる空
間を有する三角形の筒状となる。
マット2と、屋根部に配置するシート辺3及び枠体部1
0とで構成され、組立時には大人一人が寝返りできる空
間を有する三角形の筒状となる。
【0009】前記クッションマット2は、塩化ビニール
などの熱可塑性樹脂からなり、エアーを注入すると、全
面に複数の湾曲部5が形成される。また、エアーを注入
したクッションマット2は適宜の厚さを有するので、快
適なクッション性を有し、保温や断熱の効果があると共
に、雨水や虫類等の侵入を防ぐこともできる。
などの熱可塑性樹脂からなり、エアーを注入すると、全
面に複数の湾曲部5が形成される。また、エアーを注入
したクッションマット2は適宜の厚さを有するので、快
適なクッション性を有し、保温や断熱の効果があると共
に、雨水や虫類等の侵入を防ぐこともできる。
【0010】シート辺3は防水加工が施されており、前
記クッションマット2の長手方向の両縁部6に接続され
ている。また、前記シート辺3は、テント体1を三角形
状に形成した場合は屋根部分になる。
記クッションマット2の長手方向の両縁部6に接続され
ている。また、前記シート辺3は、テント体1を三角形
状に形成した場合は屋根部分になる。
【0011】10は、前記テント体1の両開口部4に内
設される三角形状の枠体部である。該枠体部10は金属
性または硬質合成樹脂等の素材で構成されており、一角
に角度保持機構11を設置し、他の角部分に接続具12
と接続具13が設置されている。また、前記角度保持機
構11と対向する枠辺14の中央部分には、枠辺14を
折曲自在とする保持具15が設けられている。
設される三角形状の枠体部である。該枠体部10は金属
性または硬質合成樹脂等の素材で構成されており、一角
に角度保持機構11を設置し、他の角部分に接続具12
と接続具13が設置されている。また、前記角度保持機
構11と対向する枠辺14の中央部分には、枠辺14を
折曲自在とする保持具15が設けられている。
【0012】前記角度保持機構11は調節部18を回転
させ締込むことにより、枠体部10の三角形の形状を補
強することができ、締込みを弛めれば容易に折曲するこ
とができる効果を有する。
させ締込むことにより、枠体部10の三角形の形状を補
強することができ、締込みを弛めれば容易に折曲するこ
とができる効果を有する。
【0013】枠辺16と枠辺14との接続部分には、折
曲自在のヒンジ状の接続具12が、枠辺14と枠辺17
との接続部分には、同構造の接続具13が設置されてい
る。また、枠辺14の中央部分は接続ピン19を有する
保持具15が設置されており、収納時には中央部分で折
曲される。
曲自在のヒンジ状の接続具12が、枠辺14と枠辺17
との接続部分には、同構造の接続具13が設置されてい
る。また、枠辺14の中央部分は接続ピン19を有する
保持具15が設置されており、収納時には中央部分で折
曲される。
【0014】20は、周囲に面ファスナー22を有する
三角形状の幕体で、該幕体20の略中央には、網部23
と蓋部24からなる通風用の窓21が設置されている。
また、前記幕体20に設置された面ファスナー22を、
テント本体1の開口部4に設置された面ファスナー(図
示せず)に押圧することにより、テント本体1にワンタ
ッチで着脱することができる。
三角形状の幕体で、該幕体20の略中央には、網部23
と蓋部24からなる通風用の窓21が設置されている。
また、前記幕体20に設置された面ファスナー22を、
テント本体1の開口部4に設置された面ファスナー(図
示せず)に押圧することにより、テント本体1にワンタ
ッチで着脱することができる。
【0015】次に、本発明のエアー注入式クッションマ
ットを使用したテントの組立方法及び使用方法を説明す
る。
ットを使用したテントの組立方法及び使用方法を説明す
る。
【0016】クッションマット2にエアーを注入し矩形
状に膨張させ、該クッションマット2長手方向の両縁部
6にシート辺3を設置する。前記クッションマット2を
地面上に敷いて底部とし、該クッションマット2の両開
口部4側に内設された枠体部10の枠辺16を、角度保
持機構11を中心に扇状に上昇させる。
状に膨張させ、該クッションマット2長手方向の両縁部
6にシート辺3を設置する。前記クッションマット2を
地面上に敷いて底部とし、該クッションマット2の両開
口部4側に内設された枠体部10の枠辺16を、角度保
持機構11を中心に扇状に上昇させる。
【0017】上記状態で枠辺16を上昇させると、中央
部分より折曲されていた枠辺14が直線状となる。この
時、角度保持機構11の調節部18を締込み、三角形の
形状を補強するとともに、枠辺14を保持具15により
直線状に保持してテント体1を三角形の筒状に形成す
る。
部分より折曲されていた枠辺14が直線状となる。この
時、角度保持機構11の調節部18を締込み、三角形の
形状を補強するとともに、枠辺14を保持具15により
直線状に保持してテント体1を三角形の筒状に形成す
る。
【0018】三角形状となったテント体1の両開口部4
に幕体20を設置する。
に幕体20を設置する。
【0019】使用後は、図2の(a)及び(b)に示す
ように、調節部18の締込みを弛め、枠辺14を中央部
分より内側へ折曲して折り畳む。そして、クッションマ
ット2の空気を排出しながら枠体部10を中心として巻
き込む。
ように、調節部18の締込みを弛め、枠辺14を中央部
分より内側へ折曲して折り畳む。そして、クッションマ
ット2の空気を排出しながら枠体部10を中心として巻
き込む。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のエア
ー注入式クッションマットを使用したテントは、上述の
構成により以下に示す効果を奏するものである。 (1)テント体は、枠体部を操作するだけでワンタッチ
に組み立及び収納ができる。 (2)テント体の内部は、大人一人が寝返りをすること
ができる程度の必要最小限の広さとしたので、非常にコ
ンパクトに収納できるとともに、材料費の削減と軽量化
が実現できる。 (3)テント体の床面は地面より高くなるため、雨水や
虫類等が侵入する虞がない。 (4)空気を注入し膨張させたクッションマットを使用
するので、保温及び断熱効果があり、雪上や凹凸物があ
る場所でも心地よい居住性が得られる。 (5)幕に網体を有する窓部を着脱自在に設置したの
で、テント体内の換気及び保温が容易にできる。 (6)テント体を小型の三角形の筒体としたので安定性
に優れる。 (7)クッションマット単独で使用すれば、花見等には
レジャーマットとして、また浜辺においてはビーチマッ
トとして多目的に使用できる。
ー注入式クッションマットを使用したテントは、上述の
構成により以下に示す効果を奏するものである。 (1)テント体は、枠体部を操作するだけでワンタッチ
に組み立及び収納ができる。 (2)テント体の内部は、大人一人が寝返りをすること
ができる程度の必要最小限の広さとしたので、非常にコ
ンパクトに収納できるとともに、材料費の削減と軽量化
が実現できる。 (3)テント体の床面は地面より高くなるため、雨水や
虫類等が侵入する虞がない。 (4)空気を注入し膨張させたクッションマットを使用
するので、保温及び断熱効果があり、雪上や凹凸物があ
る場所でも心地よい居住性が得られる。 (5)幕に網体を有する窓部を着脱自在に設置したの
で、テント体内の換気及び保温が容易にできる。 (6)テント体を小型の三角形の筒体としたので安定性
に優れる。 (7)クッションマット単独で使用すれば、花見等には
レジャーマットとして、また浜辺においてはビーチマッ
トとして多目的に使用できる。
【図1】本発明のエアー注入式クッションマットを使用
したテントの全体図を表す。
したテントの全体図を表す。
【図2】本発明のエアー注入式クッションマットを使用
したテントの枠体部を表す。
したテントの枠体部を表す。
【図3】本発明のエアー注入式クッションマットを使用
したテントの使用状態を表す。
したテントの使用状態を表す。
1 テント体 2 クッションマット 3 シート辺 4 開口部 5 湾曲部 6 縁部 10 枠体部 11 角度保持機構 12 接続具 13 接続具 14 枠辺 15 保持具 16 枠辺 17 枠辺 18 調節部 19 ピン 20 幕体 21 窓 22 面ファスナー 23 網部
Claims (1)
- 【請求項1】 エアーを注入することにより矩形状に膨
張するクッションマットを底部とし、該クッションマッ
トの長手方向縁部にシート辺を設けて三角形状のテント
体を形成し、該テント体の両開口部に、角度保持機構と
接続具及び、保持具とで構成された折畳自在の枠体部を
設置したことを特徴とするエアー注入式クッションマッ
トを使用したテント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11406996A JPH09268807A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | エアー注入式クッションマットを使用したテント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11406996A JPH09268807A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | エアー注入式クッションマットを使用したテント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09268807A true JPH09268807A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14628267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11406996A Pending JPH09268807A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | エアー注入式クッションマットを使用したテント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09268807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016199087A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 有限会社大久保製作所 | 自転車用チャイルドシートカバーの内張りメッシュシート |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP11406996A patent/JPH09268807A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016199087A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 有限会社大久保製作所 | 自転車用チャイルドシートカバーの内張りメッシュシート |
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