JP3018145U - 三面合体エアーテント - Google Patents

三面合体エアーテント

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JP3018145U
JP3018145U JP1995006105U JP610595U JP3018145U JP 3018145 U JP3018145 U JP 3018145U JP 1995006105 U JP1995006105 U JP 1995006105U JP 610595 U JP610595 U JP 610595U JP 3018145 U JP3018145 U JP 3018145U
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JP
Japan
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bag
tent
air
sided
bags
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Application number
JP1995006105U
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English (en)
Inventor
一夫 斉藤
Original Assignee
一夫 斉藤
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立や解体、また携帯や収納を容易にする
とともに、その使用範囲を広げる三面合体エアーテント
を提供することを目的とする。 【構成】 給気口から空気を注入することにより矩形状
に膨張し、全面に複数の湾曲部を形成する嚢袋の周囲
に、接合部材を設けた裾辺と、孔を穿孔したシート辺を
備え、該嚢袋を複数結合しテント本体とし、該テント本
体の両側開口部に、嚢袋の接合部材と結合する接合部材
を有する幕体を着脱自在に設置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気を注入し膨張させた嚢袋を複数結合することにより、居住性に 優れ、しかも組立て解体を容易とすることを特徴とした三面合体エアーテントに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、キャンプや登山等の屋外に設営されるテントは、複数のフレームを 連結して骨組みを形成し、防水加工を施した厚手のシートを覆い被せ、ロープを 用いて組み立てていた。 また、防水加工を施したグランドシート等をテント内に敷いて、雨水等の侵入 を防いでいた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記テントは、フレームの連結やシート地の被せ作業、またロープ張 り等の作業を必要とした。これらの作業は経験者にとっても煩わしく、また初心 者にとっては非常に困難なものであった。
【0004】 また、上記組立式テントは、複数本に及ぶフレームや厚手のシート、またロー プやグランドシート等の部品が必要となるので、嵩張るうえ全体の重量も重くな り携帯にも困難であった。
【0005】 更に、従来の組立式テントは、キャンプや登山等の野営にのみ使用されるので 、その使用範囲が限定されていた。
【0006】 本考案は、上記の点に鑑み、テントの組み立や解体、また携帯や収納を容易に するとともに、その使用範囲を広げることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を達成するために、給気口から空気を注入することにより 矩形状に膨張し、全面に複数の湾曲部を形成する嚢袋の周囲に接合部材を設けた 裾辺を設置し、該嚢袋の一側面に孔を穿孔したシート辺を備え、該嚢袋を三枚結 合し三角状のテント本体とし、該テント本体の両側開口部に、嚢袋の接合部材と 結合する接合部材を有する幕体を着脱自在に設置した。
【0008】 また、前記幕体に、面ファスナーを有する通風部と、該面ファスナーに係合す る面ファスナーを有する蓋部とからなる窓部を設置した。
【0009】
【作用】
本考案の三面合体エアーテントの作用および使用方法を図面に基づいて説明す る。
【0010】 フットポンプ等を使用して給気口9より外気を注入し、嚢袋10、20及び3 0を膨張させ屋根部、グランドシート部とし、各々をファスナー7及び釦8等の 結合部材で接合する。
【0011】 次に、幕40及び50をテント本体1の開口部にファスナー7及び釦8で接合 する。
【0012】 上記要領で組み立てた後、嚢袋のシート辺4を張った状態で保ち、該シート辺 4に穿孔されている孔3に固定釘2を打ち込む。 使用後は各々の嚢袋内の空気を排出して収納する。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0014】 1は、空気を注入し膨張させることによりその形状を呈する矩形状の嚢袋10 、20及び30を接合することにより構成されるテント本体である。
【0015】 前記嚢袋10、20及び30は同一形状であり、塩化ビニールなどの熱可塑性 樹脂からなり、接合部材であるファスナー7及び釦8で各々接合される。 また、嚢袋10、20及び30は、給気口9より外気を注入することにより膨 張して矩形状を呈するとともに、適宜間隔にシール部60が溶着されていること により、全面に複数の湾曲部5が形成される。
【0016】 前記嚢袋10、20及び30の縁部外周の一辺には、固定釘2等を打ち込むた めの孔3が穿設されている巾広状のシート辺4が、また縁部四面にはファスナー 7及び釦8である結合部材が設けられている裾辺6が設置されている。
【0017】 40及び50は、前記テント体1の両側面開口部に設けられる三角形状の幕体 で、該幕体40及び50の外周付近には、嚢袋10、20及び30の接合部材と 接合するファスナー7及び釦8が設けられている。 また、幕体40及び50の少なくとも一方(図中幕体40)には、窓部41が 設けられている。
【0018】 該窓部41には、縁部43に面ファスナー44を設置した矩形状の蓋部42と 、通風可能な網部45と該網部45の周辺に設置された面ファスナー47からな る通風部46が設けられている。 なお、蓋部42は、面ファスナー44及び47の作用によりワンタッチに着脱 ができる。
【0019】 次に、本考案の三面合体エアーテントの組立方法を図面に基づいて説明する。
【0020】 フットポンプ等を使用して給気口9より外気を注入し、嚢袋10、20及び3 0を膨張させ、いづれか1つ(図中10)をグランドシート役として地面上に敷 く。 この場合、嚢袋10には内部に空気が満たされているので、例えば雪上であっ ても冷気の伝達は極力削減することができる。また、地面に小石や砂利等の凹凸 があっても違和感を感じることがないので居住性に優れる。 なお、テントの床面は地面より高くなるため、雨水や虫類が侵入する心配もな い。
【0021】 嚢袋10の裾辺11と嚢袋20の裾辺21を、また嚢袋10の裾辺13と嚢袋 30の裾辺33とをファスナー7及び釦8で接合する。 また、嚢袋20の裾辺23と、嚢袋30の据辺31をファスナー7及び釦8で 接合するとともに、嚢袋30のシート辺35を嚢袋20に覆い被せて裾辺22及 び24に接合する。
【0022】 次に、幕体40の裾部41と嚢袋10の裾辺12を、幕体40の裾部42と嚢 袋20の裾辺22を、また幕体40の裾部43と嚢袋30の裾辺32とを各々フ ァスナー7及び釦8で接合する。 また、幕体50の裾部51と嚢袋10の裾辺14を、幕体50の裾部52と嚢 袋20の裾辺24を、また幕体50の裾部53と嚢袋30の裾辺34とを各々フ ァスナー7及び釦8で接合する。
【0023】 上記要領でテント本体1を組み立てた後、嚢袋20のシート辺25及び嚢袋1 0のシート辺15を張った状態で保ち、該シート辺25及び15に穿孔されてい る孔3に固定釘2を打ち込みテント本体1を固定する。 この場合、空気を注入した嚢袋10、20及び30は適宜な強度を有するため に、金属フレームやロープ等を使用しなくとも充分に強度を保持することができ る。
【0024】 なお、使用後は図6に示すように、空気を抜いて折り畳み袋体70等に収納す れば、非常にコンパクトになり携帯に優れる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の三面合体エアーテントは、上述の構成によ り以下に示す効果を奏するものである。 (1)フレームやロープ等の部材を必要としないので軽量化が実現できるととも に、注入した空気を排出すればコンパクトに収納できるため、持ち運びが非常に 容易となる。 (2)テントの床面は地面より高くなるため、雨水や虫類が侵入する虞がない。 (3)空気を注入し膨張させた嚢袋をグランドシートとして使用するので、雪上 や凹凸物がある場所でも心地よい居住性が得られる。 (4)通風部と蓋部に面ファスナーが設置されているので、テント内の換気及び 保温がワンタッチで行うことができる。 (5)屋根部とグランドシートを構成する嚢袋は、それぞれ同一の形状からなる ので、個別販売が可能となる。
【0026】 なお、屋根部とシート部を分解して単一で使用すれば、エアーマットや浮き袋 、またレジャーシートとして多目的に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の三面合体エアーテントの全体図を表
す。
【図2】本考案の三面合体エアーテントにおける嚢袋を
表す。
【図3】本考案の三面合体エアーテントにおける嚢袋の
A−A線断面図を表す。
【図4】本考案の三面合体エアーテントにおける嚢袋の
B−B線断面図を表す。
【図5】本考案の三面合体エアーテントの分解図を表
す。
【図6】本考案の三面合体エアーテントの収納状態を表
す。
【符号の説明】
1 テント本体 2 固定釘 3 孔 4 シート辺 5 湾曲部 6 裾辺 7 ファスナー 8 釦 9 給気口 10 嚢袋 20 嚢袋 30 嚢袋 40 幕体 50 幕体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気口から空気を注入することにより矩
    形状に膨張し、全面に複数の湾曲部を形成する嚢袋の周
    囲に接合部材を設けた裾辺を設置し、該嚢袋の一側面に
    孔を穿孔したシート辺を備え、該嚢袋を三枚結合し三角
    状のテント本体とし、該テント本体の両側開口部に、嚢
    袋の接合部材と結合する接合部材を有する幕体を着脱自
    在に設置したことを特徴とする三面合体エアーテント。
  2. 【請求項2】 前記幕体に、面ファスナーを有する通風
    部と、該面ファスナーに係合する面ファスナーを有する
    蓋部からなる窓部を設置した請求項1記載の三面合体エ
    アーテント。
JP1995006105U 1995-05-16 1995-05-16 三面合体エアーテント Expired - Lifetime JP3018145U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012057384A1 (ko) * 2010-10-29 2012-05-03 Lee Sang-Seouk 레저용 휴대용 침낭
CN107780702A (zh) * 2017-11-08 2018-03-09 镇江市华铖旅游用品有限公司 一种便携式旅游用充气帐篷

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