JPH09266079A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
- Publication number
- JPH09266079A JPH09266079A JP11182896A JP11182896A JPH09266079A JP H09266079 A JPH09266079 A JP H09266079A JP 11182896 A JP11182896 A JP 11182896A JP 11182896 A JP11182896 A JP 11182896A JP H09266079 A JPH09266079 A JP H09266079A
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- Japan
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- capacitor
- discharge lamp
- circuit
- high frequency
- power supply
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】商用電源電圧Eが印加された状態で放電灯FL
を着脱する場合、放電灯FLの接触ピンが照明器具に触
れても、点灯回路が故障しないようにする。 【解決手段】放電灯FL・バラストインダクタL・第1
コンデンサC2を含む直列回路に第2コンデンサC4を
直列に挿置する。第1コンデンサC2・第2コンデンサ
C4・放電灯FLの三者の相互配置を、第1コンデンサ
C2および第2コンデンサC4が放電灯FLの両側に位
置するように定める。
を着脱する場合、放電灯FLの接触ピンが照明器具に触
れても、点灯回路が故障しないようにする。 【解決手段】放電灯FL・バラストインダクタL・第1
コンデンサC2を含む直列回路に第2コンデンサC4を
直列に挿置する。第1コンデンサC2・第2コンデンサ
C4・放電灯FLの三者の相互配置を、第1コンデンサ
C2および第2コンデンサC4が放電灯FLの両側に位
置するように定める。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は放電灯着脱の際の大
地電位への短絡を防止し、もって信頼性取扱性の向上を
図った放電灯点灯装置に関するものである。
地電位への短絡を防止し、もって信頼性取扱性の向上を
図った放電灯点灯装置に関するものである。
【従来の技術】図2は従来のハーフブリッジ形インバー
タによる放電灯点灯装置である。図2装置においては、
商用電源電圧Eを全波整流器DSにより整流し、コンデ
ンサC1で平滑した直流電圧を、スイッチ素子Q1・Q
2等により高周波電力に変換し、その高周波電力をバラ
ストインダクタLを通して負荷である放電灯FLに供給
する。コンデンサC2はハーフブリッジ回路の高周波電
源用コンデンサであり、コンデンサC3は放電灯FLの
始動用コンデンサである。さらに、図2装置において
は、スイッチ素子Q1・Q2を制御する発振制御回路O
SCと放電灯FLの寿命を検知するための管電圧検出回
路DETを持っており、いずれも制御の容易性からハー
フブリッジ回路の(−)電位であるスイッチ素子Q2一
端に接続されている。
タによる放電灯点灯装置である。図2装置においては、
商用電源電圧Eを全波整流器DSにより整流し、コンデ
ンサC1で平滑した直流電圧を、スイッチ素子Q1・Q
2等により高周波電力に変換し、その高周波電力をバラ
ストインダクタLを通して負荷である放電灯FLに供給
する。コンデンサC2はハーフブリッジ回路の高周波電
源用コンデンサであり、コンデンサC3は放電灯FLの
始動用コンデンサである。さらに、図2装置において
は、スイッチ素子Q1・Q2を制御する発振制御回路O
SCと放電灯FLの寿命を検知するための管電圧検出回
路DETを持っており、いずれも制御の容易性からハー
フブリッジ回路の(−)電位であるスイッチ素子Q2一
端に接続されている。
【発明が解決しようとする課題】図2装置には次の問題
がある。放電灯FLを商用電源電圧Eが印加された状態
で着脱する場合がある。その際に、放電灯FLの上側あ
るいは下側の接触ピンが大地電位にアースされている照
明器具に触れてしまうことがある。今、図2の下側の接
触ピンが照明器具に接触したものとする。照明器具は商
用交流電源電圧Eの一端の大地電位にアースされている
ので、アース一交流電源電圧E−ヒューズFU−全波整
流器DS−放電灯FLの下側ピン−上側ピン−照明器具
−アースの閉回路が形成される。このため、ヒューズF
Uが溶断したり全波整流器DSなどの部品が故障するこ
とがある。次に、図2の上側の接触ピンが照明器具に接
触したものとする。この場合も前記とほぼ同様である
が、この場合は上側の接触ピンがコンデンサC2、C3
に挟まれた構成となっているため電流がほとんど流れ
ず、故障することはない。本発明の目的は、どちらの接
触ピンが照明器具に触れた場合であっても、回路が故障
しないようにすることである。
がある。放電灯FLを商用電源電圧Eが印加された状態
で着脱する場合がある。その際に、放電灯FLの上側あ
るいは下側の接触ピンが大地電位にアースされている照
明器具に触れてしまうことがある。今、図2の下側の接
触ピンが照明器具に接触したものとする。照明器具は商
用交流電源電圧Eの一端の大地電位にアースされている
ので、アース一交流電源電圧E−ヒューズFU−全波整
流器DS−放電灯FLの下側ピン−上側ピン−照明器具
−アースの閉回路が形成される。このため、ヒューズF
Uが溶断したり全波整流器DSなどの部品が故障するこ
とがある。次に、図2の上側の接触ピンが照明器具に接
触したものとする。この場合も前記とほぼ同様である
が、この場合は上側の接触ピンがコンデンサC2、C3
に挟まれた構成となっているため電流がほとんど流れ
ず、故障することはない。本発明の目的は、どちらの接
触ピンが照明器具に触れた場合であっても、回路が故障
しないようにすることである。
【課題を解決するための手段】放電灯のいずれの接触ピ
ンもコンデンサで挟まれる回路構成とする。このため
に、1個のコンデンサを追加するが、そのコンデンサの
静電容量を、すでに接続されているコンデンサの静電容
量よりも大きくする。放電灯の接触ピンが常にコンデン
サで挟み込まれると、どちらの接触ピンが照明器具に触
れた場合であっても、過大な電流が流れず、回路が故障
することはない。また、追加さえるコンデンサの静電容
量を大きくすると、通常動作時のその電圧が低くなり、
管電圧の検出回路の動作に影響を与えない。
ンもコンデンサで挟まれる回路構成とする。このため
に、1個のコンデンサを追加するが、そのコンデンサの
静電容量を、すでに接続されているコンデンサの静電容
量よりも大きくする。放電灯の接触ピンが常にコンデン
サで挟み込まれると、どちらの接触ピンが照明器具に触
れた場合であっても、過大な電流が流れず、回路が故障
することはない。また、追加さえるコンデンサの静電容
量を大きくすると、通常動作時のその電圧が低くなり、
管電圧の検出回路の動作に影響を与えない。
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1を使って
説明する。前記図2の部品符号をそのまま転用し、重複
する説明を適宜に割愛する。図1装置においても、商用
電源電圧Eを全波整流器DSにより整流した直流電圧を
スイッチ素子(スイッチング用トランジスタ)Q1・Q
2等により高周波電力に変換し、その高周波電力を電流
制限用インダクタLを通して放電灯FLに供給する。コ
ンデンサC2はハーフブリッジ回路の高周波電源用コン
デンサであり、コンデンサC3は放電灯FLの始動用コ
ンデンサである。さらに、スイッチ素子Q1・Q2を制
御する発振制御回路OSCと放電灯FLの寿命を検知す
るための管電圧検出回路DETを持っている。図1では
コンデンサC4が放電灯FLと整流された直流電圧の
(−)の間に接続される。さらにコンデンサC4の静電
容量はコンデンサC2・C3より十分大きなものとす
る。図1において、例えば放電灯FLの下側の接触ピン
が、大地電位に接続されている照明器具に触れた場合、
商用電源電圧Eは下側の接触ピン−C4−DS−FU間
に印加されるが、コンデンサC4により電流が流れず回
路を保護することができる。また、コンデンサC4の静
電容量がコンデンサC2・C3の静電容量より十分大き
くすれば、通常動作時にコンデンサC4に印加される電
圧は管電圧検出回路DETに影響を与えない程度に小さ
くすることができる。その場合のコンデンサC4の定格
電圧は低圧のもので十分となる。放電灯FLの上側の接
触ピンが照明器具に触れた場合は元からあるコンデンサ
C3によって保護される。本発明においては、コンデン
サC2・C4の配置等について補足する。上記説明にお
いては元からあるコンデンサをC2とし、本発明によっ
て新たに加えたコンデンサC4としたが、コンデンサC
2・C4は直列の関係であるので、この区別は重い意味
を持たない。説明の便宜上、コンデンサC2を際1コン
デンサ、コンデンサC4を第2コンデンサとする。本発
明においては、第1コンデンサC2・第2コンデンサC
4・放電灯FLの三者の相互配置を第1コンデンサC2
および第2コンデンサC4が放電灯FLの両側に位置す
るように定める。このようにすると、いずれかのコンデ
ンサC2またはC4が保護素子として機能する。商用電
源電圧Eのいずれが低圧側(設置側)か、放電灯FLの
いずれの接触ピンが照明器具に触れたかの区別如何に関
わらず、回路を保護することが可能となる。
説明する。前記図2の部品符号をそのまま転用し、重複
する説明を適宜に割愛する。図1装置においても、商用
電源電圧Eを全波整流器DSにより整流した直流電圧を
スイッチ素子(スイッチング用トランジスタ)Q1・Q
2等により高周波電力に変換し、その高周波電力を電流
制限用インダクタLを通して放電灯FLに供給する。コ
ンデンサC2はハーフブリッジ回路の高周波電源用コン
デンサであり、コンデンサC3は放電灯FLの始動用コ
ンデンサである。さらに、スイッチ素子Q1・Q2を制
御する発振制御回路OSCと放電灯FLの寿命を検知す
るための管電圧検出回路DETを持っている。図1では
コンデンサC4が放電灯FLと整流された直流電圧の
(−)の間に接続される。さらにコンデンサC4の静電
容量はコンデンサC2・C3より十分大きなものとす
る。図1において、例えば放電灯FLの下側の接触ピン
が、大地電位に接続されている照明器具に触れた場合、
商用電源電圧Eは下側の接触ピン−C4−DS−FU間
に印加されるが、コンデンサC4により電流が流れず回
路を保護することができる。また、コンデンサC4の静
電容量がコンデンサC2・C3の静電容量より十分大き
くすれば、通常動作時にコンデンサC4に印加される電
圧は管電圧検出回路DETに影響を与えない程度に小さ
くすることができる。その場合のコンデンサC4の定格
電圧は低圧のもので十分となる。放電灯FLの上側の接
触ピンが照明器具に触れた場合は元からあるコンデンサ
C3によって保護される。本発明においては、コンデン
サC2・C4の配置等について補足する。上記説明にお
いては元からあるコンデンサをC2とし、本発明によっ
て新たに加えたコンデンサC4としたが、コンデンサC
2・C4は直列の関係であるので、この区別は重い意味
を持たない。説明の便宜上、コンデンサC2を際1コン
デンサ、コンデンサC4を第2コンデンサとする。本発
明においては、第1コンデンサC2・第2コンデンサC
4・放電灯FLの三者の相互配置を第1コンデンサC2
および第2コンデンサC4が放電灯FLの両側に位置す
るように定める。このようにすると、いずれかのコンデ
ンサC2またはC4が保護素子として機能する。商用電
源電圧Eのいずれが低圧側(設置側)か、放電灯FLの
いずれの接触ピンが照明器具に触れたかの区別如何に関
わらず、回路を保護することが可能となる。
【発明の効果】本発明によると、商用電源電圧が印加さ
れた状態で放電灯を着脱する場合、放電灯の接触ピンが
過って照明器具に触れても、回路が故障しないので、信
頼性、取扱性の向上が図れる。
れた状態で放電灯を着脱する場合、放電灯の接触ピンが
過って照明器具に触れても、回路が故障しないので、信
頼性、取扱性の向上が図れる。
【第1図】 本発明にかかる放電灯点灯装置の回路図で
ある。
ある。
【第2図】 従来の放電灯点灯装置を示す回路図であ
る。
る。
E:商用電源電圧、DS:全波整流器、Q1・Q2:ス
イッチ素子、L:電流制限用インダクタ、FL:放電
灯、C1・C2・C3・C4:コンデンサ、OSC:発
振制御回路、DET:管電圧検出回路
イッチ素子、L:電流制限用インダクタ、FL:放電
灯、C1・C2・C3・C4:コンデンサ、OSC:発
振制御回路、DET:管電圧検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】商用交流電源を備え、前記商用交流電源電
圧を整流する整流電源を備え、前記整流電源出力を高周
波スイッチ素子を用い高周波電力に変換し交流負荷へ供
給するハーフブリッジ形インバータ回路を備え、前記交
流負荷は放電灯・バラストインダクタ・第1コンデンサ
を含む直列回路を有するものであり、前記放電灯の印加
電圧を検出する検出回路を備えた放電灯点灯装置におい
て、 前記直列回路に第2コンデンサを直列に挿置し、前記第
1コンデンサ・前記第2コンデンサ・前記放電灯の三者
の相互配置を前記第1コンデンサおよび前記第2コンデ
ンサが前記放電灯の両側に位置するように定めたことを
特徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11182896A JPH09266079A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11182896A JPH09266079A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266079A true JPH09266079A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14571194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11182896A Pending JPH09266079A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09266079A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111368A (en) * | 1997-09-26 | 2000-08-29 | Lutron Electronics Co., Inc. | System for preventing oscillations in a fluorescent lamp ballast |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP11182896A patent/JPH09266079A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6111368A (en) * | 1997-09-26 | 2000-08-29 | Lutron Electronics Co., Inc. | System for preventing oscillations in a fluorescent lamp ballast |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |