JPH09265702A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH09265702A
JPH09265702A JP7455096A JP7455096A JPH09265702A JP H09265702 A JPH09265702 A JP H09265702A JP 7455096 A JP7455096 A JP 7455096A JP 7455096 A JP7455096 A JP 7455096A JP H09265702 A JPH09265702 A JP H09265702A
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JP
Japan
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clamp
magnetic disk
disk
hub
head
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JP7455096A
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Makoto Nagahiro
真 長廣
Toshiaki Kojima
利昭 小島
Masahiko Sega
雅彦 瀬賀
Tomio Suzuki
冨男 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスク装置の小型、薄型化に有効で、作
業性がよく信頼性が高いディスククランプおよびヘッド
クランプ構造を提供する。 【解決手段】皿バネ状としたディスククランプ3および
ヘッドクランプ10をハブ2およびピボットベアリング
7に圧入することにより固定する。圧入によって弾性変
形した皿バネの復元力により、磁気ディスク1およびヘ
ッドアーム6を押し付け、均一かつ十分な軸力でクラン
プを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置に
係り、装置の小型、薄型化に有効でかつ作業効率がよく
信頼性の高い、磁気ディスクおよびヘッドアームのクラ
ンプ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクをハブに固定する方法とし
て従来より用いられてきた方法としては、例えば、特開
平6−60513の中で従来例として用いられているね
じ締め方式クランプ(特開平6−60513図9)など
がある。この方式では磁気ディスクを固定するディスク
クランプをハブ上面に切ったねじ穴にねじにより締結す
る方法が用いられている。しかし、この方法ではハブの
上でディスククランプが積層される構造となっており、
さらにディスククランプの上にねじ頭が入るスペースが
必要であり、装置の小型化に不利な構造である。磁気デ
ィスク装置は近年より一層の小型、薄型化かつ大容量化
が求められており、このような構造が採用できなくなり
つつある。
【0003】そこで、小型、薄型化を達成する方法とし
て、例えば、特開平6−60513(以下第一の従来例
と呼ぶ)および特開平4−349265(以下第二の従
来例と呼ぶ)に示される方法が知られている。
【0004】第一の従来例においては、薄いリング状の
クランプをハブの上面に設けた突起に圧入する構造と
し、装置の薄型化を達成している。
【0005】第二の従来例においては、ディスクをハブ
に装着固定することにより、クランプ部材や、ねじを削
除し、装置の薄型化を達成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例に示す方法にお
いては次のような問題点がある。
【0007】1.8インチ5mm、3.3mm厚用等に
代表される薄型ハードディスク装置においては、物理的
スペース上の制約により、機構部の構造により一層の省
スペース化が求められている。ディスククランプ構造部
に注目してみると、クランプ部はほんの僅かなスペース
しか許されていない。そこで、この限られたスペース
で、充分かつ安定したクランプ力を発生させるようなク
ランプ方法を提供することが必要である。
【0008】第一の従来例ではクランプ部材の内周側は
ハブ上部に設けた突起部に圧入して固定されるため、そ
の高さ(ディスクの積層方向)は突起部の位置で決ま
る。一方磁気ディスクを押さえる外周側の高さはディス
クの高さで決まる。ディスクの高さは積層されるディス
クやスペーサの高さ公差の累積でばらつく。このためク
ランプ部材のたわみ量もばらつき、安定したクランプ力
が得られない。あるいは安定したクランプ力を得るため
にはディスククランプのばね定数を低く設定する必要が
あり、十分なクランプ力が得られなくなる。また、クラ
ンプ構造に要するスペースも大きくなっており、充分な
省スペース化が図られていない。
【0009】第二の従来例ではディスクを接着剤で固定
するため、ディスクの交換は困難である。磁気ディスク
装置においては、製造工程において十分な性能が得られ
ないなどのため装置の手直しをする際には、ディスクの
交換が必要な場合が起こり得るが、この構造では手直し
が難しい。
【0010】本発明の目的は第一及び第二の従来例にお
ける問題点を回避しつつ、装置の小型、薄型化に有効な
磁気ディスク、およびヘッドアームの固定方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、本発明ではクランプ部材として非固定部材の外径よ
りも僅かに小さな内径をもった皿バネを用い、これを圧
入することによって固定する構造とする。あるいは、さ
らに圧入される部材(ハブあるいはピボットベアリン
グ)に皿バネを引っ掛けるるための溝を設けた構造とす
る。あるいは、クランプ部材である皿バネの内径側に、
1箇所または複数の箇所にてスリットを入れた構造とす
る。あるいは、クランプ部材である皿バネの内径側に、
3箇所または3つ以上の箇所にて突起を設けた構造とす
る。本クランプ部材はヘッドクランプおよびディスクク
ランプに適用可能であり、この2つのクランプを同一寸
法にできれば原価低減にもなる。
【0012】皿バネをハブあるいはピボットベアリング
に圧入することによって、被固定部材を軸方向に押し付
ける力が作用する。これにより十分な押付け力が得ら
れ、ネジなどの固定部材が必要ないため、装置の薄型化
が図れる。また、圧入される側に皿バネを引っ掛けるた
めの溝を設ければ、最低限の押し付け力を安定して確保
することができ、かつ作業性が良い。また、クランプ部
材である皿バネの内径側に、1箇所または複数の箇所に
てスリットを入れた構造とすることによって圧入がしや
すくなる。さらに、ディスクを交換する際にも、スリッ
ト部に工具を引っ掛けるなどして円板を容易に取り外す
ことができ、作業性がよい。また、クランプ部材である
皿バネの内径側に、3箇所または3つ以上の箇所にて突
起を設けた構造とすることによって圧入がしやすくな
る。さらに、ディスクを交換する際にも、皿バネとハブ
あるいはピボットベアリングの隙間部に工具を引っ掛け
るなどして円板を容易に取り外すことができ、作業性が
よい。さらに、圧入による締め付け力が各突起に均等に
配分されるため、クランプ力の円周方向のばらつきを抑
える効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施例
について説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す磁気ディス
ク装置の側面図であり図2は上面図である。
【0015】まず、磁気ディスクの構造について説明す
る。
【0016】情報を記録する磁気ディスク1はハブ2に
ディスククランプ3によって固定される。ハブ2はスピ
ンドルベアリング18を介してスピンドルシャフト16
に回転自在に支持されている。ハブ2にはモータロータ
17が取り付けられており、モータロータ17に相対し
て設置されたステータ4にモータケーブル15を介して
電流を流すことにより、磁気ディスク1を所定の回転数
で回転させる。磁気ディスク1上には磁気ヘッド5があ
り、磁気ディスク1に対する情報の書き込みおよび読み
出しを行う。磁気ヘッド5はヘッド支持バネ19を介し
てヘッドアーム6に取り付けられている。ヘッドアーム
6はコイルホルダ9とともにピボットベアリング7にヘ
ッドクランプ10により固定される。コイルホルダ9に
はコイル8が取り付けられており、コイル8に相対して
磁気回路11が設置される。FPC14を介してコイル
8に電流を流すことにより、コイル8に推力を発生させ
る。この推力によりヘッドアーム6をピボットベアリン
グ7を軸として回転させ、磁気ヘッド5を磁気ディスク
1の半径方向に移動させる。
【0017】図3(a)はディスククランプ3の上面図
であり、図3(b)はディスククランプ3断面図であ
り、その径は磁気ディスク1側302が大きく、反磁気
ディスク側301が小さい皿バネ形状となっており、内
径面の磁気ディスク側303にてハブ2と接触する。
【0018】図4は図1のディスククランプ部の拡大図
であり、図3(a)(b)に示すディスククランプ3が
取り付けられた状態を示す。
【0019】図4にて、クランプ部分の詳細について説
明する。
【0020】ハブ2は磁気ディスク1を支持する為の外
径の大きい部分があり、その上に磁気ディスク1を搭載
する。その上からディスククランプ3を挿入する。ディ
スククランプ3は皿バネ状になっており、かつ径の小さ
い301側の寸法はハブ2上部の挿入部の外径寸法より
小さくしておき、ハブ2に対してディスククランプ3
を、ディスククランプ3が押し付け力によって図4の如
く弾性変形するまで圧入することにより、磁気ディスク
1を軸方向に押し付けるとともに、ハブ2に固定する。
固定された状態ではディスククランプ3はハブ2と締め
合っている内径面の磁気ディスク側303から、半径方
向の力をうけ、またディスククランプ3自身の復元力に
よって、磁気ディスク側302において磁気ディスク1
を押し付ける方向に力が働く。皿バネの材質は例えばバ
ネ用ステンレス鋼等を用いるとよい。
【0021】ここで、ディスククランプ3に必要なクラ
ンプ力を求めてみる。磁気ディスク1の質量をM
(g)、暴走時の衝撃による加速度をFc(G)、ディ
スククランプ3と磁気ディスク1の静摩擦係数をμとお
くと、衝撃によって磁気ディスク1が動かないために
は、クランプ力P(kgf)が次の式を満たすことが必
要である。
【0022】
【数1】
【0023】いま、モデルとして厚さ5mmの1.8イ
ンチディスクを用いた磁気ディスク装置を例に上げる
と、M=1.6g、Fc=1000G(最悪値)、μ=
0.1(最悪値)であり、(数1)より、クランプ力P
は16kgf以上を満たすことが必要である。同時に、
皿バネが永久変形をしないよう、応力σはバネ用ステン
レス鋼の耐力である100kg/mm2以下であること
が必要である。
【0024】図4ではハブ2には磁気ディスク1が1枚
だけ搭載されているが、搭載される磁気ディスク1は複
数枚であってもよい。複数枚の磁気ディスク1を搭載す
る場合には従来の磁気ディスク装置と同様に磁気ディス
クと磁気ディスク1のあいだにスペーサリングを介在さ
せて積層し、最上面の磁気ディスクの上に図4と同様の
ディスククランプ3を固定し、磁気ディスク1を固定す
る。ここでは薄型1.8インチディスク装置について考
えるため、磁気ディスク1の枚数は最大で2枚とした。
【0025】磁気ディスク1が2枚のディスク装置につ
いて考えた場合、暴走時の衝撃によって動こうとする質
量は、磁気ディスク1二枚分とスペーサリングの合計質
量となる。いま、スペーサリングの質量を0.53gと
すると、衝撃によって磁気ディスク1が動かないために
は、(数1)より、クランプ力Pは37.3kgf以上
を満たすことが必要である。同時に、皿バネが永久変形
をしないよう、応力σはバネ用ステンレス鋼の耐力であ
る100kg/mm2以下であることが必要である。
【0026】また、ディスククランプ3には寸法上の制
限がある。図5のようなディスククランプ構造のモデル
を考えると、高さ方向は装置の高さを大きくしないため
にディスククランプ3の寸法はハブ2の高さH以下に抑
える必要があり、半径方向についてはデータ面を侵害し
ないよう、ハブ2の最大径位置R以内に抑える必要があ
る。今回考えている磁気ディスク装置のディスククラン
プ構造としては、最大でもR=1.15mm、H=0.
85mmを満たさなければならず、これをモデルとした
皿バネによるディスククランプの実施例を示すこととし
た。
【0027】一般的な皿バネの構造のモデルを図6に示
す。皿バネの外径D、内径d、単体たわみδs、単体自
由高さhs、単体全高Hs、板厚Tとすると、たわみδ
sによるクランプ力Pは次の式によって求められる。
【0028】
【数2】
【0029】また、応力σは次の式によって求められ
る。
【0030】
【数3】
【0031】なお、皿バネの材質は、バネ用ステンレス
SUS301−CSP−Hを用いており、耐力は100
kgf/mm2である。
【0032】いま、D=13.7mm、d=12.3m
m、T=0.7mmという皿バネを用い、高さ方向のた
わみをδs=0.05mmとすると、たわみによるクラ
ンプ力Pは(数2)によって42.2kgfと求めら
れ、2枚円板時の必要クランプ力37.3kgf以上を
満たしている。また、応力σ=97.9kgf/mm2
となり、バネ用ステンレス鋼の耐力である100kgf
/mm2以下を満たしている。
【0033】図7は、平板円板によるディスククランプ
(以下、円板クランパと呼ぶ)構造のモデルである。図
5の皿バネによるクランプ構造と比較するため、同じ寸
法条件下でのクランプ構造とした。磁気ディスク1のク
ランプ材として皿バネを用いず、円板クランパ701を
ハブ2に圧入し、クランプスペーサ702を配置するこ
とによって円板クランパ701を弾性変形させ、クラン
プ力を発生させている。なお、円板クランパ701の材
質は、ステンレスSUS303とし、耐力は21kgf
/mm2である。
【0034】一般的に、円板クランパ701のような形
状における、外周に加わる荷重Pおよび応力σと外周に
おけるたわみ量wの関係は、外径を2a、内径を2b、
板厚h、縦弾性係数E、ポアソン比νとすると、次の式
のように表される。
【0035】
【数4】
【0036】いま、外径を13.7mm、内径を12m
m、板厚を最大限厚くして0.7mm、クランプスペー
サ702の高さを0.018mmとしたところ、クラン
プ力P=9.68kgf、応力σ=20.6kgf/m
2となり、2枚円板時の必要クランプ力37.3kg
f以上を大きく下回っている。クランプ力Pを上げるに
はクランプスペーサ702の高さを増やして円板クラン
パ701の変形量を増やすしかないが、これ以上クラン
プスペーサ702の高さを増やすと応力σがステンレス
SUS303の耐力である21kgf/mm2を越えて
しまい、円板クランパ701が永久変形してしまう。ま
た、クランプスペーサ702という部品が新たに必要と
なるのでコスト的にも不利である。
【0037】以上のことより、充分なクランプ力を確保
するためには皿バネによるディスククランプが最適であ
るということが分かる。
【0038】図8は図1のヘッドクランプ10部分の拡
大図である。ピボットベアリングのスリーブ801にヘ
ッドアーム6およびコイルホルダ9を積層し、その上か
ら図4のディスククランプ3と同様に皿バネ状にしたヘ
ッドクランプ10を圧入により、スリーブ801に固定
する。図8では2本のヘッドアーム6を取り付けている
が、磁気ディスク1の枚数が複数枚の場合には、それに
みあった本数のヘッドアーム6を搭載する。また、通常
はヘッドアーム6、コイルホルダ9をピボットベアリン
グ7にヘッドクランプ10にて予め固定しておき、この
磁気ヘッド組立体をベース12に取り付け、磁気ディス
ク組立体に対して挿入する(ローディングと呼ぶ)方法
がとられるため、ヘッドクランプ10の挿入方向は図8
とは逆に図の下から上に向けて取り付ける構造としても
よい。
【0039】ローディングを装置のベース12上で行う
場合には、ベース12上で磁気ディスク1の横にヘッド
アーム6(磁気ディスク5を含む)が待避できるスペー
スを確保する必要があり、その部分には部品実装ができ
ないため、空間を有効に利用できない。また、ローディ
ングをベース12の外部で行い、ローディングされた状
態でベース12に固定する方法も用いられているが、組
立の為の治工具が複雑になり、作業工数も増加する。こ
れに対し、図1のようにヘッドアームを積層する構造と
すると、ヘッドアーム6と磁気ディスク1を交互に積層
して組立てることが可能となり、従来のローディング方
法での問題点を解決できる。ただし、このような組立方
法を採用するにあたっては、磁気ヘッド5の信号線をF
PC14に接続する方法(はんだ付けやコネクタなど)
を確立する必要がある。
【0040】図9は本発明の第三の実施例を示す磁気デ
ィスク装置のディスククランプ構造である。本図では図
4に対し、ハブに皿バネを引っ掛ける溝201が設けて
あるほかは図4と同様の構造である。このような形状と
した場合にも図4のディスククランプ3と同様のクラン
プ性能が得られ、最低限の押し付け力を安定して確保す
ることができ、かつ作業性が良い。
【0041】図10は本発明の第四の実施例を示す磁気
ディスク装置のディスククランプ構造に用いるディスク
クランプである。
【0042】本図のディスククランプ202は、図3の
ディスククランプ3に対し、皿バネの内周側に1箇所ま
たは複数の箇所にスリット203があることを特徴とし
ており、これをハブ2圧入して磁気ディスク1を固定す
る。圧入の際、皿バネにスリット203があり、このス
リット203が押し付け力によって広がることにより、
通常よりも小さな圧入力で圧入することができ、作業性
が向上する。また、磁気ディスク1を交換する際にも、
スリット203に工具を引っ掛けるなどして円板を容易
に取り外すことができ、作業性がよい。
【0043】図11は本発明の第五の実施例を示す磁気
ディスク装置のディスククランプ構造に用いるディスク
クランプである。
【0044】本図のディスククランプ204は、図3の
ディスククランプ3に対し、皿バネの内周側に3箇所ま
たは3つ以上の箇所に突起205があることを特徴とし
ており、これをハブ2に圧入して磁気ディスク1を固定
する。圧入の際、皿バネに突起205があり、ハブ2と
皿バネの接触箇所が限定されることによって、圧入がし
やすくなる。さらに、磁気ディスク1を交換する際に
も、皿バネとハブ2の隙間部に工具を引っ掛けるなどし
て円板を容易に取り外すことができ、作業性がよい。さ
らに、圧入による締め付け力が各突起に均等に配分され
るため、クランプ力の円周方向のばらつきを抑える効果
がある。
【0045】なお、図9〜図11はディスククランプの
構造として示したが、これらはどれもヘッドクランプの
構造としても適用できる。
【0046】
【発明の効果】本発明により、省スペースでかつ十分か
つ安定した軸力が得られるディスククランプおよびヘッ
ドクランプ方式が達成され、小型、薄型かつ信頼性の高
い磁気ディスク装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の側
面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の上
面図である。
【図3】(a)本発明の一実施例を示す磁気ディスク装
置のディスククランプ上面図である。(b)本発明の一
実施例を示す磁気ディスク装置のディスククランプ断面
図である。
【図4】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置のデ
ィスククランプ部拡大図である。
【図5】皿バネによるディスククランプ構造のモデルで
ある。
【図6】皿バネの構造のモデルである。
【図7】円板クランパによるディスククランプ構造のモ
デルである。
【図8】本発明の第二の実施例を示す磁気ディスク装置
のヘッドクランプ部拡大図である。
【図9】本発明の第三の実施例を示すディスククランプ
構造である。
【図10】本発明の第四の実施例を示すディスククラン
プである。
【図11】本発明の第五の実施例を示すディスククラン
プである。
【符号の説明】
1…磁気ディスク、2…ハブ、 3…ディスクク
ランプ、301…ディスククランプの反磁気ディスク
側、302…ディスククランプの磁気ディスク側、30
3…ディスククランプ内径面の磁気ディスク側、4…ス
テータ、5…磁気ヘッド、 6…ヘッドアーム、7…ピ
ボットベアリング、8…コイル、 9…コイルホル
ダ、10…ヘッドクランプ、11…磁気回路、 12…
ベース、 13…カバー、14…FPC、15…モー
タケーブル、16…スピンドルシャフト、 17…モー
タロータ、18…スピンドルベアリング、 19
…ヘッド支持バネ、201…皿バネ用の溝、 202
…スリット付き皿バネ、203…皿バネのスリット、2
04…突起付き皿バネ、205…皿バネの突起、701
…円板クランパ、702…クランプスペーサ、801…
スリーブ、 802…ベアリング、 803…ピボッ
トシャフト。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 冨男 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記録する磁気ディスクと、該磁気デ
    ィスクを回転可能に支持するハブと、該ハブに前記磁気
    ディスクを固定するディスククランプと、前記ハブに回
    転力を与えるスピンドルモータと、前記磁気ディスクに
    対して情報の読み書きを行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッ
    ドを支持するヘッドアームと、該ヘッドアームを支持し
    前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクの約半径方向に移動
    可能にするピボットベアリングと、前記ヘッドアームと
    ともに前記ピボットベアリングに支持されるコイルおよ
    びコイルホルダと、該コイルホルダおよび前記ヘッドア
    ームを前記ピボットベアリングに固定するヘッドクラン
    プと、前記コイルに相対して設置されコイルに駆動力を
    与える磁気回路と、該磁気回路、前記ピボットベアリン
    グ、前記ハブを支持するベースと、該ベースの開口部を
    覆い内部を外気から遮断するカバーからなる磁気ディス
    ク装置の、前記ディスククランプおよび前記ヘッドクラ
    ンプの何れかまたは両方において、内径面の径を、被固
    定部材側(前記磁気ディスクおよび前記ヘッドアームと
    前記コイルホルダの何れかまたは両方を意味する)を大
    きく、反対側を小さくなるような皿バネをクランプ部材
    として用い、かつ前記クランプ部材(前記ディスククラ
    ンプおよび前記ヘッドクランプの何れかまたは両方を意
    味する)を前記ハブまたは前記ピボットベアリングに圧
    入することによって被固定部材を固定することを特徴と
    する磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記クランプ部材の圧入において、非固定
    部材を、皿バネを引っ掛けるための溝をもつ構造とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記クランプ部材である皿バネの内径面
    に、1箇所または複数の箇所においてスリットを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記クランプ部材である皿バネの内径面
    に、3箇所または3つ以上の箇所において突起を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】パッケージを含めた装置高さが5mm以下
    であることを特徴とする請求項1〜6に記載の磁気ディ
    スク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7215509B2 (en) * 2003-08-11 2007-05-08 Seagate Technology Llc Pop-on disc clamp for a data storage device
US7260886B2 (en) 2004-11-24 2007-08-28 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Fastening a magnetic disk to a hub structure

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