JPH09265440A - ネットワーク接続されたディジタル・コンピュータ・システム用のネットワーク通信サブシステム - Google Patents

ネットワーク接続されたディジタル・コンピュータ・システム用のネットワーク通信サブシステム

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JPH09265440A
JPH09265440A JP8323386A JP32338696A JPH09265440A JP H09265440 A JPH09265440 A JP H09265440A JP 8323386 A JP8323386 A JP 8323386A JP 32338696 A JP32338696 A JP 32338696A JP H09265440 A JPH09265440 A JP H09265440A
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JP
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driver
network
message
windows
computer system
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JP8323386A
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Michael D Melo
マイケル・ディ・メロ
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Sun Microsystems Inc
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Sun Microsystems Inc
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/102Program control for peripheral devices where the programme performs an interfacing function, e.g. device driver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
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    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/326Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the transport layer [OSI layer 4]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想86モードなどの基本オペレーティング
・システム、第2プロセッサ動作モード(特権モードま
たはユーザ・モードなど)上のセッション中の拡張オペ
レーティング・システム上でアプリケーション・プログ
ラムを処理する、ディジタル・コンピュータ・システム
用の新しい通信サブシステムを提供する。 【解決手段】 拡張オペレーティング・システム・セッ
ション中には、拡張オペレーティング・システムが、基
本オペレーティング・システムの少なくともいくつかの
選択された要素すなわち本発明に特に関連する通信ドラ
イバのいくつかを利用する。この通信サブシステムを用
いると、ディジタル・コンピュータ・システムは、それ
ぞれが一連のキャラクタを含むメッセージを、通信ネッ
トワークを介して転送できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全般的にはディジ
タル・コンピュータ・システムの分野に関し、具体的に
は、ネットワーク内で接続されたディジタル・コンピュ
ータ・システムに関連して使用するためのネットワーク
通信サブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近代の「企業」ディジタル・データ処理
システム、すなわち、ある会社のオフィス環境で使用す
るためのコンピュータ・システムでは、多数のパーソナ
ル・コンピュータ、ワークステーション、および、大容
量記憶装置、ネットワーク・プリンタ、公衆電話回線へ
のインターフェースなどの他の装置が、通常はコンピュ
ータ・ネットワークで相互接続される。パーソナル・コ
ンピュータとワークステーションは、個々のユーザによ
って、ネットワークの大容量記憶サブシステムに記憶さ
れる可能性があるデータおよびプログラムに関連する処
理を実行するのに使用される。このような配置では、パ
ーソナル・コンピュータまたはワークステーションは、
クライアントとして動作し、処理のためネットワーク大
容量記憶サブシステムからデータとプログラムをダウン
ロードする。さらに、パーソナル・コンピュータまたは
ワークステーションを用いると、処理済みのデータを、
記憶のためネットワーク大容量記憶サブシステムへ、印
刷のためネットワーク・プリンタへ、または公衆電話シ
ステムを介する伝送のため電話インターフェースへアッ
プロードすることができるようになる。このような配置
では、ネットワーク大容量記憶サブシステム、ネットワ
ーク・プリンタおよび電話インターフェースは、ネット
ワーク内のすべてのクライアントからの要求をサービス
するために使用可能であるから、サーバとして動作す
る。このような形でネットワークを編成することによっ
て、ネットワーク内のパーソナル・コンピュータおよび
ワークステーションのすべてが、サーバを簡単に使用で
きるようになる。このようなネットワークは、かなり広
い区域に広げることができ、パーソナル・コンピュータ
またはワークステーションは、電気配線または光ファイ
バなどの通信リンクによって相互接続される。
【0003】データ処理動作を実行する際に、コンピュ
ータ・システムは、アプリケーション・プログラムを利
用して、データベース管理、ワード・プロセッシング、
決算、プロセス制御および、オフィスまたは工場の環境
での他の多数の機能などの動作を実行する。アプリケー
ション・プログラムは、通常は、オペレーティング・シ
ステムを利用して、アプリケーション・プログラムを便
利に実行できる環境を提供し、また、さまざまなハード
ウェア要素の低水準制御などのシステム・サービスを提
供する。普及しているオペレーティング・システムの1
つ、すなわち、Microsoft Windows
(商標)(以下ではWindowsと呼称する)は、M
icrosoft社のMS−DOSオペレーティング・
システムと共に動作して、複数のアプリケーション・プ
ログラムを実行できる環境を提供する。Windows
オペレーティング・システムは、とりわけ、グラフィカ
ル・ユーザ・インターフェース(以下では「GUI」と
呼称する)ならびに、複数のアプリケーション・プログ
ラムを同時に実行できる、マルチタスク・オペレーティ
ング環境を提供する。Windowsセッションを開始
するには、操作員は、まずコンピュータ・システムの電
源を入れ、MS−DOSオペレーティング・システムを
ロードし、実行させ、MS−DOSから、コンピュータ
・システムにWindowsをロードし、実行させるこ
とができる。
【0004】通常のネットワーク通信では、複雑な多層
プロトコルが利用され、このプロトコルのさまざまな層
は、プロトコル・「スタック」に編成されるさまざまな
ドライバ・プログラムによって処理される。データは、
通常はメッセージの形でネットワークを介して送信さ
れ、メッセージのそれぞれには、送信したいデータとプ
ロトコル情報が含まれ、このプロトコル情報は、とりわ
け、宛先コンピュータ・システムを識別し、このデータ
を受け取り、処理するアプリケーションまたは他のプロ
グラムを識別するのに使用される。送信されるデータの
量に応じて、データは、一連のメッセージ・パケットで
送信される複数のブロックに分割される場合があり、1
つまたは複数のプロトコル層のドライバは、それぞれの
ブロックとメッセージを生成する責任を負い、また、受
信側コンピュータ・システムがすべてのパケットを受信
し、そのデータを処理する宛先のアプリケーション・プ
ログラムによる使用に適した順序でさまざまなパケット
のデータを組み立てたことを保証する責任を負う。これ
を達成するために、いくつかのプロトコル層のドライバ
は、宛先コンピュータ・システムがソース・コンピュー
タ・システムによって送信されたメッセージ・パケット
の完全な並びを受信したことを保証する必要が生じる場
合があり、この過程で、いくつかのメッセージ・パケッ
トが宛先で正しく受信されなかった場合には、ソース・
コンピュータ・システムが、それらのメッセージ・パケ
ットを再送信する必要が生じる。さらに、いくつかのプ
ロトコル層のドライバは、宛先コンピュータ・システム
がメッセージ・パケットを受信し、処理することができ
る速度より高速にソース・コンピュータ・システムがメ
ッセージ・パケットを送信しないようにするために、
「フロー制御」を実行する必要が生じる場合がある。さ
らに、最低水準プロトコル・レベルのドライバは、通常
は、上のレベルのドライバが生成したメッセージ・パケ
ットをネットワーク・ハードウェアに供給し、このネッ
トワーク・ハードウェアは、ネットワークの通信回線上
での送信用の信号を生成する。さらに、低水準ドライバ
は、ネットワーク・ハードウェアが受信したキャラクタ
を受け取り、これを上のレベルのドライバに供給する責
任も追う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、Windows
は、ネットワーク通信に関してはMS−DOSドライバ
を利用する。しかし、MS−DOSの低水準ドライバ
は、通常は、Windowsで使用された場合に非効率
的になる形で、ドライバ間でメッセージ・パケット・デ
ータを転送する。通常のMS−DOS低水準ドライバ
は、ドライバ間でキャラクタ単位でパケット・データを
転送するが、Windowsでは、ある個数のキャラク
タからなるバッファを単位として低水準ドライバにドラ
イバ間でメッセージ・パケット・データを転送させると
かなり効率的になるはずである。しかし、Window
sの低水準ドライバを、Windowsセッションの開
始時にMS−DOSドライバと単純に置換し、Wind
owsセッションの終了時にMS−DOS低水準ドライ
バに戻す場合には、問題が発生する。というのは、この
ような置換が、ネットワーク・ハードウェアの制御に関
連する望ましくない中断をもたらし、これがネットワー
クを介する通信に悪影響を及ぼす可能性があるからであ
る。
【0006】通常、コンピュータ・システムのプロセッ
サは、複数の動作モードの下で動作するという事実か
ら、もう1つの問題が生じる。Intel Corpo
ration社の8086プロセッサ系列(たとえば、
8086、8088、80286、80386、804
86および80586(商標「Pentium」)と称
するマイクロプロセッサが含まれる)のアーキテクチャ
を有するプロセッサは、パーソナル・コンピュータなど
のコンピュータ・システムに一般に使用されているが、
これらのプロセッサでは、プロセッサの動作モードに、
たとえば、特権モード、ユーザ・モードおよび「仮想8
6」動作モードが含まれる。MS−DOSオペレーティ
ング・システム上でMS−DOSアプリケーションを処
理している間は、プロセッサは、通常は仮想86動作モ
ードで動作しているが、Windowsセッション中
は、Windowsオペレーティング・システムとその
ドライバが特権動作モードで処理され、Windows
アプリケーション・プログラムがユーザ動作モードで処
理される。Windowsセッション中は、Windo
wsは、MS−DOSが提供する複数のサービスを使用
するが、これには、MS−DOSドライバによって提供
されるネットワーク通信サービスの一部が含まれる場合
がある。WindowsがMS−DOSドライバを使用
する時には、Windowsは、プロセッサの動作モー
ドを、特権動作モードまたはユーザ動作モードのいずれ
かである現在の動作モードから仮想86動作モードに切
り替え、MS−DOSドライバが終了した後に、プロセ
ッサの動作モードを仮想86モードから前のモードに戻
す。通常、このような動作モード切替は、長時間の処理
を必要とする可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
内で接続されたディジタル・コンピュータ・システム用
の新しい改良されたネットワーク通信サブシステムを提
供する。具体的には、本発明は、Microsoft社のMS−
DOSおよびWindowsオペレーティング・システ
ムと関連して使用する新しいネットワーク通信サブシス
テムを提供し、これは、Windowsセッションの開
始時にWindowsが初期設定される時に、Wind
owsセッション中にMS−DOS低水準ドライバの代
わりに使用されるWindows低水準ドライバのロー
ディングを提供して、ネットワーク・ハードウェアの制
御の望ましくない中断を回避し、これによって、ネット
ワークを介する通信に悪影響を及ぼさないようにする。
【0008】要約すると、本発明は、第1プロセッサ動
作モード(仮想86モードなど)の基本オペレーティン
グ・システム(MS−DOSオペレーティング・システ
ムなど)上と、第2プロセッサ動作モード(特権モード
またはユーザ・モードなど)上のセッション中の拡張オ
ペレーティング・システム(Windowsなど)の上
でアプリケーション・プログラムを処理する、ディジタ
ル・コンピュータ・システム用の新しい通信サブシステ
ムを提供する。拡張オペレーティング・システム・セッ
ション中には、拡張オペレーティング・システムが、基
本オペレーティング・システムの少なくともいくつかの
選択された要素すなわち本発明に特に関連する通信ドラ
イバのいくつかを利用する。この通信サブシステムを用
いると、ディジタル・コンピュータ・システムは、それ
ぞれが一連のキャラクタを含むメッセージを、通信ネッ
トワークを介して転送できるようになる。通信サブシス
テムには、両方が基本オペレーティング・システムの一
部を形成する高水準通信ドライバおよび基本低水準通信
ドライバと、拡張オペレーティング・システムの一部を
形成する拡張低水準通信ドライバが含まれる。高水準通
信ドライバと基本低水準通信ドライバは、プロトコル・
スタックの一部を形成し、これによって、ディジタル・
コンピュータ・システムが、基本オペレーティング・シ
ステムの制御下で、通信ネットワークを介するメッセー
ジの送受信を行う。メッセージ送信中は、高水準通信ド
ライバが、送信されるメッセージのキャラクタを送信の
ために基本低水準通信ドライバに反復的に供給し、メッ
セージ受信中は、基本低水準通信ドライバが、受信した
メッセージのキャラクタを高水準通信ドライバに反復的
に供給する。拡張オペレーティング・システム・セッシ
ョン中は、高水準通信ドライバと拡張低水準通信ドライ
バが、同様のプロトコル・スタックの少なくとも一部を
形成するが、キャラクタは、これらのドライバ間で、複
数キャラクタのバッファを使用して転送される。高水準
通信ドライバと拡張低水準通信ドライバは、キャラクタ
単位ではなく複数キャラクタ・バッファでメッセージの
キャラクタを転送するので、モード切替の回数が減り、
処理効率が高まる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に従って構成され
たコンピュータ・システム10を示す図である。図1を
参照すると、1実施形態のコンピュータ・システム10
には、プロセッサ・モジュール11と、キーボード12
Aまたはマウス12B(全体として操作員入力要素12
と称する)などの操作員入力要素およびビデオ表示装置
13などの操作員出力要素を含む操作員インターフェー
ス要素とが含まれる。この例のコンピュータ・システム
10は、通常のプログラム記憶式計算機アーキテクチャ
である。プロセッサ・モジュール11には、供給される
ディジタル・データに関連する処理動作と記憶動作を実
行する、たとえば、プロセッサと、メモリと、ディスク
またはテープ記憶要素(特に図示せず)などの大容量記
憶装置が含まれる。操作員入力要素12は、操作員が処
理のために情報を入力できるようにするために設けられ
る。ビデオ表示装置13は、操作員が処理のために入力
することのできるデータ、操作員が処理を制御するため
に入力することのできる情報ならびに処理中に生成され
た情報を含む、プロセッサ・モジュール11によって生
成された出力情報を画面上で操作員に対して表示するた
めに設けられる。プロセッサ・モジュール11は、さま
ざまなアプリケーション・プログラムの情報がさまざま
な「ウィンドウ」を使用して表示される、いわゆる「グ
ラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)」を
使用して、ビデオ表示装置13によって表示するための
情報を生成する。コンピュータ・システム10は、操作
員から入力情報を受け取るためのキーボード12Aやマ
ウス12B、操作員に出力情報を表示するためのビデオ
表示装置13などの具体的な構成要素を含むものとして
図示されているが、コンピュータ・システム10に、図
1に示された構成要素に追加してまたはこれの代わり
に、さまざまな構成要素を含めることができることを諒
解されたい。
【0010】さらに、プロセッサ・モジュール11に
は、全体を符号14によって識別される1つまたは複数
のネットワーク・インターフェースが含まれ、ネットワ
ーク・インターフェース14は、コンピュータ・ネット
ワーク内でコンピュータ・システム10を接続する通信
リンクに接続される。ネットワーク・インターフェース
14を用いると、コンピュータ・システム10は、ネッ
トワーク内の他のコンピュータ・システムとの間で情報
を送受できるようになり、情報を共用することが可能に
なる。さらに、プリンタ、ファクシミリ送受信装置、デ
ィジタル・オーディオ/ビデオ記憶配布装置などの装置
がネットワークに接続される場合には、そのネットワー
クに接続されたさまざまなコンピュータ・システムによ
ってこれらの装置を共用することができ、たとえば、ハ
ード・コピー形式で文書を印刷する、公衆電話システム
を介して文書のファクシミリを送信する、文書のファク
シミリを受信する、ディジタル・オーディオ・ビデオ情
報を送受信するといったことが可能になる。
【0011】通常通り、情報は、メッセージの形でネッ
トワークを介して送信され、各メッセージは、メッセー
ジ転送に使用される特定のプロトコルに依存する特定の
構造を有する。各メッセージは、通常は、通信リンクを
介して直列に送信される一連のキャラクタという形式で
ある。ネットワークでコンピュータ・システムを相互接
続する通信リンクには、通常通り、電線、光ファイバ、
またはコンピュータ・システム間で信号を担持するため
の他の媒体を含む適当な情報担持媒体を含めることがで
きる。
【0012】通常、通信は、ネットワーク上で、専用ネ
ットワーク・ハードウェア要素(ネットワーク・インタ
ーフェース14を含む)と、「ドライバ」と称する1つ
または複数のコンピュータ・プログラムの制御下にある
コンピュータ・システムのプロセッサ要素の組合せによ
って促進される。ネットワークを介してメッセージ・パ
ケットを送信するために、コンピュータ・プログラムを
用いて、プロセッサ要素が、そのネットワークに対して
選択されたプロトコルが必要とする構造に従ってメッセ
ージ・パケット・データを生成できるようにする。メッ
セージ・パケットには、通常は、一連のキャラクタが含
まれ、各キャラクタには、選択された数のディジタル・
データ・ビットが含まれる。メッセージ・パケットに
は、転送すべき特定の情報(一般に「メッセージ・デー
タ」と称する)ならびに、アドレッシング、プロトコル
および他の情報(一般に「プロトコル情報」と称する)
が含まれ、プロトコル情報は、ソース・コンピュータ・
システムから宛先コンピュータ・システムへのメッセー
ジ・データの転送と、転送された情報を使用するための
宛先コンピュータ・システムでの特定のプログラムとを
制御するのに使用される。ドライバ・プログラムは、プ
ロセッサ要素が、ネットワーク・ハードウェア要素にメ
ッセージ・パケットを構成するキャラクタを転送できる
ようにし、ネットワーク・ハードウェア要素は、プロセ
ッサ要素から受け取ったキャラクタを使用して、キャラ
クタを構成する連続するビットを表す特定の信号の生成
とネットワーク通信リンク上での送信を制御する。ネッ
トワーク上でメッセージを受信する際には、コンピュー
タ・システムのネットワーク・ハードウェア要素が、通
信リンクから連続するメッセージ・データ・ビットを表
す信号を受信し、これらを組み合わせてキャラクタに
し、このキャラクタをコンピュータ・システムの処理要
素に供給する。やはりドライバ・プログラムの制御の下
で、処理要素は、受け取ったメッセージ・キャラクタを
組み合わせてメッセージ・パケットにし、メッセージ・
パケットのプロトコル情報を使用して、そのメッセージ
・データを受け取り、処理する、宛先の特定のプログラ
ムを識別し、処理要素がこれらのプログラムの処理に関
連して使用するためにメッセージ情報を使用できるよう
にする。
【0013】通常、ネットワークに使用される通信リン
クには、メッセージ・パケットのデータをビット直列で
転送する単一の電線または光ファイバ・リンクが含まれ
る。メッセージ・パケットの送信中には、ドライバの制
御下にあるコンピュータ・システムの処理要素が、パケ
ットの連続するキャラクタをネットワーク・ハードウェ
ア要素に供給し、ネットワーク・ハードウェア要素は、
ネットワークの通信リンク上の信号としてキャラクタを
ビット直列で送信する。メッセージ・パケットの受信中
には、ネットワーク・ハードウェア要素が、メッセージ
・パケットを定義する信号を受信し、直列ビットとして
この信号を解釈し、連続して受信したビットを累積して
キャラクタにする。ネットワーク・ハードウェア要素
は、1キャラクタのビットのすべてを受信した時に、そ
のキャラクタを次の処理のために処理要素に供給するこ
とができる。
【0014】ネットワーク通信を制御するドライバ・プ
ログラムは、コンピュータ・システムの処理要素が転送
されたメッセージ・データを受け取れるようにし、送信
される1つまたは複数のメッセージ・パケットを生成す
るためにプロトコル情報を追加し、ネットワークの通信
リンクを介する送信のためにネットワーク・ハードウェ
ア要素にメッセージ・パケットの連続するキャラクタを
供給する。さらに、ネットワークを介して受信したパケ
ットに関連して、ドライバ・プログラムは、処理要素を
制御して、ネットワーク・ハードウェア要素から連続す
るキャラクタを受け取り、これらをバッファリングし
て、完全なメッセージ・パケットを形成する。バッファ
リングされたメッセージは、ドライバ・プログラムの制
御の下で処理されて、そのメッセージに含まれる情報を
受け取るアプリケーションまたは他のプログラムが判定
される。ドライバ・プログラムは、コンピュータ・シス
テムのメモリ資源の割振りを制御するメモリ管理プログ
ラムと共に、送受信中のメッセージ・パケットのバッフ
ァリングに使用されるメモリ・バッファの割振りを制御
する。
【0015】上で述べたネットワーク・ハードウェア要
素には、通常は、直列化機構/並列化機構要素と、信号
生成器/受信器要素が含まれる。直列化機構/並列化機
構要素は、キャラクタ・データを処理要素から並列形式
で受け取り、直列形式に変換して、信号生成器/受信器
要素に供給する。信号生成器/受信器要素は、直列化機
構/並列化機構要素から受け取る直列データ・ビットに
応答して、ネットワークに送信される信号を実際に生成
する。さらに、信号生成器/受信器要素は、信号をネッ
トワークから受信し、ディジタル・データ・ビットに変
換して、直列化機構/並列化機構要素に供給する。直列
化機構/並列化機構要素は、連続するデータ・ビットを
並列形式に累積して、処理要素に提供する。直列化機構
/並列化機構要素には、通常の「UART(Unive
rsal Asynchronous Receive
and Transmit、汎用非同期送受信器)」
40(図1には図示せず、図2を参照)を含めることが
できる。コンピュータ・システム10と共に使用される
信号生成器/受信器要素(ネットワーク・インターフェ
ース14によって表される)は、ネットワーク上の信号
を担持するのに使用される通信リンクの具体的なタイプ
ならびに、各データ・ビットの表現に選択された具体的
なコード化方式に依存する。
【0016】本発明は、Microsoft Corp
oration社のMS−DOSおよびWindows
オペレーティング・システム・プログラムと関連して使
用する、ネットワークを介するコンピュータ・システム
10による通信を容易にするための配置を提供する。背
景として、コンピュータ・システム10は、Windo
wsセッション中にMicrosoft社のMS−DO
Sオペレーティング・システム・プログラム(以下では
「MS−DOS」と呼称する)と共にMicrosof
tのWindowsを実行する。MS−DOSは、それ
用に記述されたアプリケーション・プログラム(以下で
は「MS−DOSアプリケーション・プログラム」と呼
称する)を実行できるオペレーティング環境を提供し、
特定のネットワーク・プロトコルに従ってネットワーク
上でメッセージを送受するためのドライバを含む複数の
オペレーティング・システム・サービスを提供する。さ
らに、Windowsは、それ用に記述されたアプリケ
ーション・プログラム(以下では「Windowsアプ
リケーション・プログラム」と呼称する)を実行できる
環境を提供し、とりわけ、グラフィカル・ユーザ・イン
ターフェース(「GUI」)と複数のWindowsア
プリケーション・プログラムを同時に実行できるマルチ
タスク環境を提供する。Windowsは、さらに、W
indowsセッション中にMS−DOS用に書かれた
アプリケーション・プログラム(以下、「MS−DOS
アプリケーション・プログラムと称する)を実行できる
環境を提供する。
【0017】処理動作中に、コンピュータ・システムの
プロセッサは、複数の動作モードの下で動作する。プロ
セッサがIntel Corporation社の80
86プロセッサ系列(たとえば、8086、8088、
80286、80386、80486および80586
(商標「Pentium」)と称するマイクロプロセッ
サが含まれる)のアーキテクチャを有する1実施形態で
は、プロセッサの動作モードに、たとえば、特権モー
ド、ユーザ・モードおよび「仮想86」動作モードが含
まれる。この実施形態では、プロセッサは、MS−DO
Sオペレーティング・システムとMS−DOSアプリケ
ーション・プログラムを仮想86モードで処理し、Wi
ndowsオペレーティング・システムとそのドライバ
を特権動作モードで処理し、Windowsアプリケー
ション・プログラムをユーザ動作モードで処理する。W
indowsセッション中は、Windowsは、MS
−DOSが提供する複数のサービスを使用するが、これ
には、MS−DOSドライバによって提供されるネット
ワーク通信サービスの一部が含まれる場合がある。Wi
ndowsがMS−DOSドライバを使用する時には、
Windowsは、プロセッサの動作モードを、特権動
作モードまたはユーザ動作モードのいずれかである現在
の動作モードから仮想86動作モードに切り替え、MS
−DOSドライバが終了した後に、プロセッサの動作モ
ードを仮想86モードから前のモードに戻す。通常、こ
のような動作モード切替は、長時間の処理を必要とする
可能性がある。
【0018】Windowsでは、Windowsを起
動する前に、コンピュータ・システム10がMS−DO
Sオペレーティング・システムの制御下にあることが必
要である。MS−DOSの初期設定時に、コンピュータ
・システムは、上で述べたようにMS−DOSアプリケ
ーション・プログラムと関連してネットワーク通信を制
御するMS−DOSネットワーク通信サブシステムを初
期設定する。さらに、その後にWindowsが初期設
定される時には、Windowsが、MS−DOSネッ
トワーク通信サブシステムの少なくとも一部と、Win
dowsセッション中のネットワーク通信を制御する追
加ドライバを含む、それ自体のWindowsネットワ
ーク通信システムを確立する。本発明は、MS−DOS
ネットワーク通信サブシステムからWindowsネッ
トワーク通信サブシステムへの遷移中に、ネットワーク
を介する通信に悪影響を及ぼす可能性があるネットワー
ク・ハードウェアの制御に関連する望ましくない中断が
生じないようにする。
【0019】具体的に言うと、MS−DOSネットワー
ク通信サブシステムとWindowsネットワーク通信
サブシステムには、複数の共通するドライバが含まれ
る。MS−DOSネットワーク通信サブシステムには、
MS−DOS上でのみ使用される、ネットワーク・ハー
ドウェア要素を直接に制御するドライバも含まれ、Wi
ndowsネットワーク通信サブシステムには、Win
dows初期設定中にロードされて、Windowsセ
ッション中にネットワーク・ハードウェア要素を直接に
制御する、対応するドライバが含まれる。Window
sドライバは、MS−DOSドライバが提供するものに
類似したサービスを提供するが、Windows上でM
S−DOSドライバより効率的な形で動作する。ネット
ワークを介する通信に悪影響を及ぼす可能性があるネッ
トワーク・ハードウェアの制御に関連する望ましくない
中断がなくなるようにするために、Windowsドラ
イバは、初期設定中に前にロードされたネットワーク・
ドライバ(すなわち、MS−DOS上とWindows
セッション中の両方で動作するドライバ)と通信して、
Windowsセッション中の通信に関連して使用され
る通信パラメータ情報を取得する。
【0020】本発明を、図2に示された機能ブロック図
と、図3ないし図8に示された流れ図に関連して説明す
る。図3〜6は、本発明に関連するMS−DOSネット
ワーク・ドライバ・プログラムの動作を示す図であり、
図7〜8は、本発明に関連するWindowsネットワ
ーク・ドライバ・プログラムの動作を示す図である。ま
ず図2を参照すると、この図には、コンピュータ・シス
テム10がMS−DOSオペレーティング・システムを
初期設定する時に確立されるMS−DOS「計算機」2
0の概略が示されている。MS−DOS計算機20は、
Windowsセッションの前にコンピュータ・システ
ム10がMS−DOSアプリケーション・プログラムを
処理する処理「環境」を表す。さらに、図2には、コン
ピュータ・システム10がWindowsアプリケーシ
ョン・プログラム31を処理する処理「環境」を表す複
数のWindows「仮想計算機」30(A)ないし3
0(W)(全体的には符号30(w)で表す)の概略が
示されている。Windowsは、Windows仮想
計算機30(w)を管理し、これにオペレーティング・
システム・プログラム・サービスを提供するシステム仮
想計算機32も提供する。
【0021】MS−DOS計算機20には、1つまたは
複数のMS−DOSアプリケーション・プログラム21
からのオペレーティング・システム・サービス呼出しを
受け取る複数の要素が含まれる。本発明に関して特に重
要なことは、オペレーティング・システム・プログラム
には、ネットワーク上の情報転送を容易にするドライバ
・プログラムのスタックが含まれることである。1実施
形態では、これらのネットワーク制御プログラムに、転
送制御プロトコル(TCP)ドライバ23、インターネ
ット・プロトコル(IP)ドライバ24、ポイント・ツ
ー・ポイント・プロトコル(PPP)ドライバ25およ
びMS−DOSネットワーク・ドライバ26が含まれ
る。TCPドライバ23、IPドライバ24およびPP
Pドライバ25によって、周知のネットワーク・プロト
コル、すなわち、TCP/IPプロトコルが実施され
て、ネットワーク上の信頼性のある情報転送がもたらさ
れる。MS−DOS計算機20は、ネットワーク上の情
報転送に関連するより高水準のプロトコル・サービスを
提供する他のドライバ22も利用できることを諒解され
たい。
【0022】ネットワークを介する別のコンピュータ・
システム10との情報転送を容易にするため、ドライバ
22ないし26は、なかんずく、通信セッション開始時
に他のコンピュータ・システムとの論理接続をオープン
し、メッセージ・フロー制御を提供し、送信されたメッ
セージが受信されるようにする。さらに、ドライバ22
ないし26は、ネットワークを介する送信のためアプリ
ケーション・プログラムから受け取ったメッセージ・デ
ータを、別々のメッセージ・パケットで送信される一連
のブロックに分割することができ、メッセージ・パケッ
ト内のデータは、受信された時に、受信側コンピュータ
・システムのアプリケーション・プログラムによる使用
のために選択された順序で組み立てられる。また、ドラ
イバ22ないし26は、たとえば、通信セッション中に
情報を転送しているMS−DOSアプリケーション・プ
ログラム21が、通信セッションが終了したことを示し
た時に、論理接続をクローズすることができる。コンピ
ュータ・システム10は、任意の時点で他のコンピュー
タ・システムとの複数の通信セッションをオープンする
ことができる。
【0023】ネットワーク上のメッセージ送信の場合、
スタック内のドライバ22ないし26のそれぞれは、よ
り高水準のドライバまたは送信用データを供給したMS
−DOSアプリケーション・プログラム21から受け取
ったメッセージ・データに関連して、プロトコルのうち
でそのドライバに関連する部分のプロトコル情報を追加
し、その情報をスタック内のより低水準のドライバに渡
して、さらに処理させる。PPPドライバ25は、メッ
セージ情報をバイト単位で直列にMS−DOSネットワ
ーク・ドライバ26に供給し、MS−DOSネットワー
ク・ドライバ26は、各バイトをUART40に供給す
る。UART40は、各バイトをビット直列にネットワ
ーク・インターフェース14に供給し、ネットワーク・
インターフェース14は、ネットワーク通信リンク上に
送信される信号を生成する。その一方で、ネットワーク
上のメッセージの受信に関連して、ネットワーク・イン
ターフェース14は、ネットワーク上のビットを受信
し、これらをUART40に供給し、UART40は、
ビットの並びをバイト形式に組み立てて、MS−DOS
ネットワーク・ドライバ26に供給する。MS−DOS
ネットワーク・ドライバ26は、UART40から連続
するバイトを受け取り、これをPPPドライバ25に供
給する。PPPドライバ25は、バイトをメッセージ・
パケットに組み立て、各メッセージ・パケットを処理し
て、送信側のコンピュータ・システムでPPPドライバ
によって追加されたPPP情報をすべて取り除き、処理
済みのメッセージ・パケットをより高水準のドライバ2
4ないし22に供給する。メッセージ・パケットを受け
取る列に含まれるドライバ24ないし22のそれぞれ
も、同様の形でパケットを処理して、データを受け取る
MS−DOSアプリケーション・プログラム21に、最
終的にパケット内のデータを供給する。
【0024】上で述べたように、Windowsは、W
indowsアプリケーション・プログラム31用の環
境を提供する1つまたは複数のWindows仮想計算
機30(w)を用意している。少なくとも、ネットワー
ク・プロトコル・ドライバであるドライバ22ないし2
6を含むMS−DOS計算機20のオペレーティング・
システムとドライバが、Windows仮想計算機30
(w)のそれぞれにマッピングされて、そこで処理され
るWindowsアプリケーション・プログラム31に
MS−DOSおよび他のサービスを与える。さらに、W
indowsは、Windows仮想計算機30(w)
を制御し、これにオペレーティング・システム・サービ
スを与えるシステム仮想計算機32を用意している。本
発明にとって特に重要なことに、システム仮想計算機3
2には、MS−DOSネットワーク・ドライバ26によ
って実行されるものに類似のサービス、特にWindo
wsセッション中に効率的な形でネットワーク・インタ
ーフェース14を介する送受信の制御を実行するWin
dowsネットワーク・ドライバ33が含まれる。具体
的に言うと、MS−DOSネットワーク・ドライバ26
が受信するバイトごとに現在のWindows動作モー
ドから仮想86モードへの切替と元のモードへの復帰が
必要になる、PPPドライバ25を用いるバイト単位の
メッセージ・データ転送ではなく、Windowsネッ
トワーク・ドライバ33は、複数バイト・バッファでP
PPドライバ25とデータを転送する。この場合、動作
モードの切り換えは、Windowsネットワーク・ド
ライバ33とPPPドライバ25の間でバッファを転送
する時に限って必要になる。したがって、Window
sネットワーク・ドライバ33を使用することによっ
て、通信中にプロセッサが実行する動作モード切替の数
が減り、処理効率のかなりの拡張が可能になる。
【0025】Windowsの初期設定中、特にWin
dowsネットワーク・ドライバ33の初期設定中に、
Windowsネットワーク・ドライバ33とPPPド
ライバ25が互いに通信し、その結果、Windows
ネットワーク・ドライバ33は、現在の動作情報を取得
できる。PPPドライバ25とWindowsネットワ
ーク・ドライバ33の間の通信によって、ネットワーク
上の情報転送に悪影響を及ぼす可能性があるUART4
0の制御の中断がなくなることが保証される。さらに、
Windowsネットワーク・ドライバ33は、UAR
T40の制御を引き受け、その結果、これによってネッ
トワーク・インターフェース14から受け取られるデー
タが、Windowsセッション中はMS−DOSネッ
トワーク・ドライバ26ではなくWindowsネット
ワーク・ドライバ33に渡されるようになる。Wind
owsネットワーク・ドライバ33の初期設定の後に、
Windowsネットワーク・ドライバ33は、Win
dowsセッション中のPPPドライバ25とUART
40の間の情報の情報転送を制御する。Windows
セッションの終了時に、PPPドライバ25とWind
owsネットワーク・ドライバ33が互いに通信し、W
indowsネットワーク・ドライバ33は、UART
40の制御をMS−DOSネットワーク・ドライバ26
に返し、その結果、UART40が受信するデータが、
MS−DOSネットワーク・ドライバ26に渡されるよ
うになる。Windowsセッションが終了した後は、
MS−DOSネットワーク・ドライバ26が、PPPド
ライバ25とUART40の間の情報転送を制御する責
任を負う。
【0026】PPPドライバ25とWindowsネッ
トワーク・ドライバ33によって実行される動作を、図
3〜図8に関連して説明する。図3〜図6は、PPPド
ライバ25によって実行される動作を示し、図7〜図8
は、Windowsネットワーク・ドライバ33によっ
て実行される動作を示す。PPPドライバ25は、Wi
ndows初期設定中にWindowsがWindow
sネットワーク・ドライバ33をロードできるようにす
る責任を負う。Windowsセッション開始時のWi
ndows初期設定中に、Windowsは、コンピュ
ータ・システム10で現在走行中のドライバおよび他の
プログラム(全体を「ドライバ」と呼称する)に、所定
のソフトウェア割込みを発行することによって、Win
dowsが初期設定を行うことを通知する。このソフト
ウェア割込みは、ソフトウェア割込みチェイン内のドラ
イバのすべてによって、順次受け取られ、処理される。
通知を受け取るドライバは、たとえば、Windows
環境で走行する必要がある「Windows仮想デバイ
ス・ドライバ(VxD)」と称する他のドライバについ
てWindowsに通知することができ、Window
sは、システム仮想計算機32にこのVxDをロード
し、実行することができる。コンピュータ・システム1
0を参照すると、PPPドライバ25は、Window
s初期設定通知を使用して、WindowsがWind
owsネットワーク・ドライバ33をロードしなければ
ならないことをWindowsに通知する。
【0027】PPPドライバ25およびWindows
ネットワーク・ドライバ33によって実行される多数の
動作で、MS−DOSオペレーティング・システムが提
供するソフトウェア割込み構造が利用される。説明を進
める前に、このソフトウェア割込み構造を解説すると有
用であろう。このソフトウェア割込み構造は、MS−D
OSオペレーティング・システムによって与えられる割
込みチェイン(「INT 2Fh」割込みチェインと称
する)を提供する。これには、他のプログラムにサービ
スを提供することができるドライバおよび他のプログラ
ムのためのエントリを含むか、または、コンピュータ・
システム内の特定のイベントの通知を受け取ってそれに
応答して特定の動作を実行する必要があるドライバおよ
び他のプログラムのためのエントリが含まれる。
【0028】INT 2Fh割込みは、INT 2Fh
割込みチェインにリンクされたドライバのサービスを得
るため、または、上で述べたようにイベント通知を提供
するために、どのプログラムからも発行できる。プログ
ラムは、INT 2Fhソフトウェア割込みを発行する
時に、INT 2Fh割込みチェインにリンクされたド
ライバのすべてによってサービスされる必要があるイベ
ントを識別する割込み識別子コードか、INT 2Fh
割込みチェインにリンクされた単一のドライバによって
実行される特定の動作を識別する割込み識別子コードを
INT 2Fh割込みと共に発行する。上で述べたよう
にWindowsが通知に使用するものなどのINT
2Fhソフトウェア割込みは、INT 2Fh割込みチ
ェインにリンクされたすべてのドライバによって受け取
られ、処理される必要があるが、特定のドライバによる
サービスの要求などの他のINT 2Fhソフトウェア
割込みは、そのドライバだけが受け取り、処理する。I
NT 2Fh割込みチェイン内のすべてのドライバによ
って受け取られ、処理されるINT 2Fh割込みに関
連して、オペレーティング・システムは、INT 2F
h割込みを受け取る時に、その割込みをINT 2Fh
割込みチェインの最初のドライバに委ね、そのドライバ
は、その割込みに関連して要求された動作を実行した後
に、INT2Fh割込みチェインにリンクされた次のド
ライバまたは他のプログラムにその割込みを渡す。IN
T 2Fh割込みチェインの最後のドライバが動作を完
了した時に、オペレーティング・システムは、INT
2Fh割込みを発行したプログラム(Windows通
知の場合ならばWindows)に制御を返す。
【0029】その一方で、特定のドライバによるサービ
スを要求するためのINT 2Fh割込みに関連して、
オペレーティング・システムは、やはりその割込みをI
NT2Fh割込みチェインの最初のドライバに委ね、こ
のドライバは、割込み識別子からこれに応答して動作を
実行する必要があるかどうかを判定し、そうである場合
には、その動作を実行して制御をオペレーティング・シ
ステム・プログラムに返す。しかし、INT 2Fh割
込みチェインの最初のドライバが、割込み識別子から、
そのINT 2Fh割込みに応答して動作を実行する必
要がないと判定した場合、そのドライバは、INT 2
Fh割込みチェインの次のドライバにこの割込みを渡
す。INT 2Fh割込みチェイン内で連続するドライ
バは、その割込みを処理するドライバに達するまでこの
処理を繰り返す。その割込みを処理するドライバは、割
込みを受け取った時に、割込みを処理し、オペレーティ
ング・システムに制御を返す。オペレーティング・シス
テムは、割込みを発行したプログラムに制御を返す。
【0030】上で述べたように、PPPドライバ25
は、Windowsの初期設定中にWindowsがW
indowsネットワーク・ドライバ33をロードでき
るようにする責任を負う。PPPドライバ25は、MS
−DOS初期設定時にINT2Fh割込みチェインにリ
ンクされ、Windows初期設定についてドライバに
通知するためWindowsが生成するINT 2Fh
割込みの受取時に、PPPドライバ25は、Windo
wsによるWindowsネットワーク・ドライバ33
のロードを容易にするための多数の動作を実行する。こ
の動作には、Windowsネットワーク・ドライバ3
3を構成する仮想デバイス・ドライバを含むコンピュー
タ・ファイルの位置を判定するためのコンピュータ・シ
ステムの大容量記憶サブシステムの探索と、突き止めら
れたコンピュータ・ファイルのパスおよびファイル名を
含むWindowsスタートアップ情報構造の生成が含
まれる。Windowsは、このスタートアップ情報構
造を使用して、仮想デバイス・ドライバをロードし、そ
の初期設定を開始する。
【0031】図3〜図6を参照して具体的に説明する
と、PPPドライバ25は、INT2Fh割込みを受け
取る時(ステップ100)に、まず割込み機能識別子を
使用して、それが実行しなければならない動作を判定す
る。具体的にWindowsの初期設定に関して、PP
Pドライバ25は、割込み機能識別子がWindows
初期設定割込み識別子であると判定した場合に(ステッ
プ101)、一連のステップを実行してスタートアップ
情報構造を生成し、INT 2Fh割込みチェインのド
ライバによって生成される一連のスタートアップ情報構
造にリンクする。まず、PPPドライバ25は、Win
dowsネットワーク・ドライバ33を構成する仮想デ
バイス・ドライバのファイルのパスを判定する(ステッ
プ102)。Windowsネットワーク・ドライバ3
3のファイルは、所定のファイル名を有し、ファイルの
パスを判定する際に、PPPドライバ25は、コンピュ
ータ・システムの大容量記憶サブシステムのディレクト
リから1つまたは複数のパスを探索して、パスのいずれ
かに所定のファイル名を有するファイルがあるかどうか
を判定する。1実施形態では、ステップ102を実行す
る際に、PPPドライバ25が、MS−DOSオペレー
ティング・システムによって維持されるマスタ環境ブロ
ックに含まれるパス情報ならびにWindowsネット
ワーク・ドライバ33のファイルを指す可能性があるパ
スを識別するために選択された省略時パス(Windo
wsプログラムを含むディレクトリやその選択されたサ
ブディレクトリなど)を使用する。
【0032】Windowsネットワーク・ドライバ3
3を含むパスを突き止めた後に、PPPドライバ25
は、スタートアップ情報構造を生成し、これをスタート
アップ情報構造チェインにリンクする。この動作の際
に、PPPドライバ25は、Windowsスタートア
ップ通知割り込み処理中にあるドライバによって生成さ
れた前のスタートアップ情報構造のポインタに対応する
次スタートアップ情報構造ポインタを生成し(ステップ
103)、ステップ102で生成されたWindows
ネットワーク・ドライバ33仮想デバイスドライバのフ
ァイルのパスおよびファイル名を生成する(ステップ1
04)。その後、PPPドライバ25は、INT 2F
h割込みを使用可能にして、INT 2Fh割込みチェ
インの次のドライバにこの割込みが渡されるようにし
(ステップ105)、リターンする(ステップ10
6)。
【0033】INT 2Fh割込みが、PPPドライバ
25を含む、INT 2Fh割込みチェインのすべての
ドライバによって処理された後のある時点で、Wind
owsは、Windowsスタートアップ中に生成され
たスタートアップ情報構造チェイン内のスタートアップ
情報構造の処理を開始する。その動作の際に、Wind
owsは、Windowsネットワーク・ドライバ33
を含む、チェイン内のスタートアップ情報構造内で識別
される仮想デバイス・ドライバのすべてをロードし、初
期設定する。Windowsネットワーク・ドライバ3
3の初期設定中に、Windowsネットワーク・ドラ
イバ33は、PPPドライバ25と通信して、Wind
owsネットワーク・ドライバ33がUART40を介
する通信の制御に使用するネットワーク通信パラメータ
・ブロックの位置を判定する。さらに、初期設定中に、
Windowsネットワーク・ドライバ33は、Win
dowsネットワーク・ドライバ33の動作状況に関す
る情報の取得、UART40のさまざまなレジスタのア
ドレスの判定、UART40によって生成される割込み
の制御などのためにWindowsアプリケーション・
プログラムが使用するコールバックのアドレスを初期設
定するなど、通常の動作を実行する。
【0034】図7〜8を参照してより具体的に説明する
と、初期設定中に、Windowsネットワーク・ドラ
イバ33は、まず、PPPドライバ25に対するINT
2Fh割込み呼び出しを生成し、発行する(ステップ
200)。このINT 2Fh割込み呼出しには、PP
Pドライバ25を識別するドライバ識別子と、PPPド
ライバ25が通信パラメータ・ブロックを指すポインタ
を提供できるようにするための仮想デバイス・ドライバ
初期設定割込み機能識別子が含まれる。Windows
は、このINT 2Fh割込み呼出しをINT 2Fh
割込みチェインの最初のドライバに渡し、INT 2F
h割込みチェインの各ドライバは、この割込みがPPP
ドライバ25に到達するまで次のドライバにこの割込み
を渡す。
【0035】PPPドライバ25は、INT 2Fh割
込みを受け取る時(図3、ステップ100)に、まず割
込み機能識別子を使用して、実行すべき動作を判定す
る。PPPドライバ25は、割込み機能識別子によって
仮想デバイス・ドライバ初期設定機能が識別されると判
定した場合(ステップ110)に、ステップ111に進
んで、Windowsネットワーク・ドライバ33に提
供するための通信パラメータ・ブロックを指すポインタ
を生成する。さらに、PPPドライバ25は、ドライバ
状態フラグを設定して、それ以降PPPドライバ25が
ネットワーク上の伝送に関してMS−DOSネットワー
ク・ドライバ26ではなくWindowsネットワーク
・ドライバ33にメッセージ・パケットを供給すること
を示すようにする(ステップ112)。その後、PPP
ドライバ25はリターンする(ステップ113)。
【0036】PPPドライバ25がINT 2Fh割込
みからリターンした後に、Windowsネットワーク
・ドライバ33は、通信パラメータ・ブロック・ポイン
タを保管し(図4、ステップ201)、この通信パラメ
ータ・ブロックから、入出力ベース・ポインタ、割込み
要求番号値およびボー・レート値を含むさまざまなパラ
メータ値を取り出す(ステップ202)。入出力ベース
・ポインタは、ネットワーク通信を含む、コンピュータ
・システムのプロセッサのアドレス空間内の、入出力動
作に使用されるブロックのベースを指す値を表す。入出
力ブロックには、たとえば、PPPドライバ25とWi
ndowsネットワーク・ドライバ33がお互いの間で
データを転送するのに使用する入出力バッファを指すポ
インタなどを含む、複数の要素が含まれる。さらに、入
出力ブロックには、UART40のレジスタが含まれ
る。これらの要素のすべてが、入出力ブロック・ベース
のベースから所定のオフセットにあるアドレスに関連付
けられ、Windowsネットワーク・ドライバ33
は、入出力ベース・ポインタを使用して、バッファおよ
びレジスタを指すポインタを生成し、保管する(ステッ
プ203)。
【0037】割込み要求番号は、ハードウェア割込みに
よって、ネットワーク・インターフェース14を介する
1キャラクタの成功裡の送信またはネットワーク・イン
ターフェース14からの1キャラクタの受信を含む、い
くつかの状態についてプロセッサに通知するための、U
ART40とコンピュータ・システムのプロセッサの間
の特定の電気接続に対応する。ハードウェア割込みの受
取に応答して、プロセッサは、割込みハンドラ・プログ
ラムを呼び出し、この割込みハンドラ・プログラムは、
その特定の割込みによって要求される選択された動作を
実行するために割込みを処理する。UART40によっ
て生成されたハードウェア割込みの場合、割込みハンド
ラ・プログラムに、Windowsネットワーク・ドラ
イバ33が含まれ、Windowsネットワーク・ドラ
イバ33は、呼び出された時に、UARTのレジスタを
読み取って、特定の割込みの原因を判定し、割込みの原
因に依存して選択される動作を実行する。たとえば、W
indowsネットワーク・ドライバ33は、UART
のレジスタから、ネットワークから1キャラクタを受信
したことが示されると判定した場合に、レジスタからそ
のキャラクタを取り出し、取り出されたキャラクタを入
出力バッファに転送することができる。その一方で、W
indowsネットワーク・ドライバ33は、UART
のレジスタから、1キャラクタの送信に成功し、送信の
ため次のキャラクタを受け取る状態になっていることが
示されると判定した場合に、入出力バッファに送信すべ
きキャラクタがあるならば、入出力バッファからキャラ
クタを取り出し、ネットワークへの送信のためにUAR
T40に供給することができる。入出力バッファに送信
すべきキャラクタがない場合、Windowsネットワ
ーク・ドライバ33は、その旨をUART40に通知す
ることができる。
【0038】どの場合でも、Windowsネットワー
ク・ドライバ33は、ステップ203の後に、プロセッ
サがUART40から割込みを受け取る時にWindo
wsネットワーク・ドライバ33を呼び出すように、プ
ロセッサの割込みハンドラを設定する(ステップ20
4)。さらに、Windowsネットワーク・ドライバ
33は、データ送信速度の設定を含む、UART40に
関連するいくつかの初期設定動作を実行し、リターンす
る(ステップ205)。その時点で、Windowsネ
ットワーク・ドライバ33は、UART40を介する送
信のためPPPドライバ25からデータを受け取ること
ができ、PPPドライバ25に供給されるデータをUA
RT40から受け取ることができる状態になっている。
【0039】上で述べたようにWindowsがWin
dowsネットワーク・ドライバ33を初期設定した後
のある時点で、Windowsは、INT 2Fh割込
みチェインにリンクされたドライバに、初期設定が完了
したことを通知するために、INT 2Fh割込みを発
行する。このINT 2Fh割込みには、Window
sがそれ自体およびスタートアップ情報構造で識別され
た仮想デバイス・ドライバのすべての初期設定を完了し
たことの通知として識別される割込み機能識別子が含ま
れる。上で述べた元々のINT 2Fh(すなわち、W
indowsが初期設定を開始したことを示す呼出し
(ステップ100ないし106))と同様に、PPPド
ライバ25は、INT 2Fh割込みを受け取り(ステ
ップ100)、まず割込み機能識別子を使用して、実行
すべき動作を判定する。PPPドライバ25は、割込み
機能識別子によってWindowsが初期設定を完了し
たことの通知が識別されると判定する場合(ステップ1
20)に、ステップ121に進んで、ドライバ状態フラ
グを設定して、それ以降PPPドライバ25がネットワ
ーク上の伝送に関してMS−DOSネットワーク・ドラ
イバ26ではなくWindowsネットワーク・ドライ
バ33にメッセージ・パケットを供給することを示すよ
うにする。その後、PPPドライバ25は、このINT
2Fh割込みをINT 2Fh割込みチェインの次の
ドライバに転送し、リターンする(ステップ122)。
【0040】INT 2Fh割込みの「Windows
初期設定完了」割込み機能(ステップ120ないしステ
ップ122)に関連してPPPドライバ25によって実
行される動作の後、PPPドライバ25は、ネットワー
クへの送信のためにWindowsネットワーク・ドラ
イバ33にデータを転送できる状態になっている。さら
に、Windowsネットワーク・ドライバ33は、P
PPドライバ25に転送するためにネットワークからデ
ータを受信できる状態になっている。ネットワークに送
信されるデータに関連して、PPPドライバ25は、バ
ッファにデータをロードし、Windowsネットワー
ク・ドライバ33への直接の呼出しを発行して、ネット
ワーク・インターフェース14を介する送信のためにU
ART40へ、1キャラクタずつバッファの内容を送
る。
【0041】その一方で、ネットワークからのデータの
受信に関連して、Windowsネットワーク・ドライ
バ33は、UART40から1キャラクタずつデータを
受け取り、これらをバッファにロードする。Windo
wsネットワーク・ドライバ33は、バッファにデータ
を累積し終えた時に、PPPドライバ25がその割込み
を処理するドライバとして識別されるINT 2Fh割
込みと、PPPドライバ25がバッファ内のデータを受
け取り、処理しなければならないことを示す割込み機能
識別子を発行する。このINT 2Fh割込みは、上で
説明したように処理され、PPPドライバ25は、IN
T 2Fh割込みを受け取る時に、この割込みを処理す
る。1実施形態では、Windowsネットワーク・ド
ライバ33が、INT 2Fh割込みと共にバッファ記
述子(バッファのベースを指すポインタとバッファの長
さを識別する長さ値を含む)も提供し、PPPドライバ
25は、処理のためIPドライバ24にこの記述子を渡
すことによって、割込みを効率的に処理する。
【0042】PPPドライバ25とWindowsネッ
トワーク・ドライバ33は、UART40を介するデー
タ送信およびUART40からのデータ受信を行うため
に、これらの動作を繰り返す。ある時点で、操作員がW
indowsセッションの終了を所望する時に、Win
dowsネットワーク・ドライバ33とPPPドライバ
25の両方が、一連の動作を実行して、Windows
セッションの前に存在した動作状態を復元する。セッシ
ョンの終了時に、Windowsは、Windowsが
終了することを仮想デバイス・ドライバに通知し、Wi
ndowsネットワーク・ドライバ33は、この通知を
受け取る時に(図8のステップ220)、UARTハー
ドウェア割込みに関連して処理される割込みハンドラと
してMS−DOSネットワーク・ドライバの割込みハン
ドラを復元し(ステップ221)、終了する(ステップ
222)。その後は、MS−DOSネットワーク・ドラ
イバ26が、UARTハードウェア割込みを受け取り、
処理する。
【0043】さらに、Windowsセッションの終了
時に、Windowsは、Windows終了割込み機
能を識別するINT 2Fh割込みを、INT 2Fh
割込みチェインに発行する。上で述べたように、INT
2Fh割込みチェインの各ドライバは、INT 2F
h割込みを受け取り、非Windows環境での走行に
備えるために所定の動作を実行し、INT 2Fh割込
みをINT 2Fh割込みチェインの次のドライバに渡
す。PPPドライバ25は、INT 2Fh割込みを受
け取る時(図3、ステップ100)に、まず割込み機能
識別子を使用して、実行すべき動作を判定する。PPP
ドライバ25は、割込み機能識別子からWindows
終了機能が識別されると判定する場合に(ステップ14
0)、ステップ141に進んで、ドライバ状態フラグを
設定して、それ以降のパケットがWindowsネット
ワーク・ドライバ33に供給されるのではなく、MS−
DOSネットワーク・ドライバ26に供給されるように
する(ステップ141)。さらに、PPPドライバ25
は、Windowsネットワーク・ドライバ33との通
信に使用した構造体をリセットする(ステップ14
2)。ステップ142の後に、PPPドライバ25は、
INT 2Fh割込みチェインの次のドライバにINT
2Fh割込みを渡し、リターンする(ステップ14
3)。
【0044】MS−DOSネットワーク・ドライバ26
は、この時点で、UART40からのハードウェア割込
みを処理しているので、UARTがネットワーク・イン
ターフェース14から受け取るキャラクタを受け取り、
Windowsセッションの前に行われたのと同様の形
でこれらのキャラクタをPPPドライバ25に渡すこと
を諒解されたい。同様に、MS−DOSネットワーク・
ドライバ26は、PPPドライバ25からネットワーク
へ送信するキャラクタを受け取り、Windowsセッ
ションの前に行われたのと同様の形でこれらをUART
40に供給する。したがって、MS−DOSネットワー
ク・ドライバ26は、再初期設定の必要がなく、Win
dowsセッションの前と同様の動作を継続するだけで
十分である。
【0045】本発明は、多数の利益をもたらす。具体的
に言うと、本発明は、Windowsセッションの開始
時にWindowsが初期設定される時に、Windo
wsセッション中にPPPドライバ25との効率的な通
信をもたらすためにMS−DOSネットワーク・ドライ
バ26の代わりに使用されるWindowsネットワー
ク・ドライバ33のローディングをもたらし、Wind
owsネットワーク・ドライバ33の初期設定が、ネッ
トワーク・ハードウェアの制御の望ましくない中断がな
い形で行われ、これによってネットワーク上の通信に悪
影響を及ぼさない、Microsoft社のMS−DO
SおよびWindowsオペレーティング・システムに
関連して使用するための新しいネットワーク通信サブシ
ステムを提供する。
【0046】前述の説明は、本発明の1実施形態に制限
されている。しかし、本発明の長所の一部またはすべて
を達成しつつ、本発明のさまざまな変形および修正を行
うことができることは明白である。これらおよびそのよ
うな変形および修正を、本発明の真の趣旨および範囲に
含まれるものとして包含することが、請求の範囲の目的
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるネットワーク通信サブシステム
を組み込んだコンピュータ・システムの例を示す図であ
る。
【図2】 図1に示されたネットワーク通信サブシステ
ムの理解に有用な、データ構造を示す図である。
【図3】 図2に示されたネットワーク通信サブシステ
ムの動作を理解するのに有用な流れ図である。
【図4】 図2に示されたネットワーク通信サブシステ
ムの動作を理解するのに有用な流れ図である。
【図5】 図2に示されたネットワーク通信サブシステ
ムの動作を理解するのに有用な流れ図である。
【図6】 図2に示されたネットワーク通信サブシステ
ムの動作を理解するのに有用な流れ図である。
【図7】 図2に示されたネットワーク通信サブシステ
ムの動作を理解するのに有用な流れ図である。
【図8】 図2に示されたネットワーク通信サブシステ
ムの動作を理解するのに有用な流れ図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム 11 プロセッサ・モジュール 12 操作員入力要素 12A キーボード 12B マウス 13 ビデオ表示装置 14 ネットワーク・インターフェース 20 MS−DOS計算機 21 MS−DOSアプリケーション・プログラム 22 他のドライバ 23 転送制御プロトコル(TCP)ドライバ 24 インターネット・プロトコル(IP)ドライバ 25 ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PP
P)ドライバ 26 MS−DOSネットワーク・ドライバ 30(A…W) Windows仮想計算機 30(w) Windows仮想計算機(全体) 31 Windowsアプリケーション・プログラム 32 システム仮想計算機 33 Windowsネットワーク・ドライバ 40 UART

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル・コンピュータ・システム
    が、第1プロセッサ動作モードでの基本オペレーティン
    グ・システム上でアプリケーション・プログラムを処理
    し、ディジタル・コンピュータ・システムがさらに、第
    2プロセッサ動作モードでの拡張オペレーティング・シ
    ステム・セッション中に拡張オペレーティング・システ
    ム上でアプリケーション・プログラムを処理し、前記拡
    張オペレーティング・システム・セッション中の拡張オ
    ペレーティング・システムが、基本オペレーティング・
    システムのうちの少なくともいくつかの選択された要素
    を利用するディジタル・コンピュータ・システムのため
    の、それぞれが一連のキャラクタを含むメッセージをデ
    ィジタル・コンピュータ・システムが通信ネットワーク
    を介して転送できるようにする通信サブシステムにおい
    て、 両方とも基本オペレーティング・システムの一部を形成
    する高水準通信ドライバおよび基本低水準通信ドライバ
    と、拡張オペレーティング・システムの一部を形成する
    拡張低水準通信ドライバとを含み、 高水準通信ドライバおよび基本低水準通信ドライバが、
    プロトコル・スタックの一部を形成し、これによって、
    ディジタル・コンピュータ・システムが、基本オペレー
    ティング・システムの制御の下にある間に、通信ネット
    ワークを介してメッセージを送受信し、メッセージ送信
    中には、高水準通信ドライバが、送信されるメッセージ
    のキャラクタを送信のため基本低水準通信ドライバに反
    復的に供給し、メッセージ受信中には、基本低水準通信
    ドライバが、受信されたメッセージのキャラクタを高水
    準通信ドライバに反復的に供給し、 高水準通信ドライバおよび拡張低水準通信ドライバが、
    拡張オペレーティング・システムの制御下のセッション
    中にディジタル・コンピュータ・システムが通信ネット
    ワークを介するメッセージの送受信に使用するもう1つ
    のプロトコル・スタックの少なくとも一部を形成し、メ
    ッセージ送信中には、高水準通信ドライバが、送信され
    るメッセージのうちの複数のキャラクタを含む送信バッ
    ファを送信のために拡張低水準通信ドライバに供給し、
    メッセージ受信中には、拡張低水準通信ドライバが、受
    信されるメッセージの複数のキャラクタを含む受信バッ
    ファを高水準通信ドライバに供給することを特徴とする
    通信サブシステム。
  2. 【請求項2】 ディジタル・コンピュータ・システム
    が、第1プロセッサ動作モードでの基本オペレーティン
    グ・システム上でアプリケーション・プログラムを処理
    し、ディジタル・コンピュータ・システムがさらに、第
    2プロセッサ動作モードでの拡張オペレーティング・シ
    ステム・セッション中に拡張オペレーティング・システ
    ム上でアプリケーション・プログラムを処理し、前記拡
    張オペレーティング・システム・セッション中の拡張オ
    ペレーティング・システムが、基本オペレーティング・
    システムのうち少なくともいくつかの選択された要素を
    利用し、通信サブシステムが、それぞれが一連のキャラ
    クタを含むメッセージをディジタル・コンピュータ・シ
    ステムが通信ネットワークを介して転送できるように
    し、通信サブシステムが、両方とも基本オペレーティン
    グ・システムの一部を形成する高水準通信ドライバおよ
    び基本低水準通信ドライバと、拡張オペレーティング・
    システムの一部を形成する拡張低水準通信ドライバとを
    含む、ディジタル・コンピュータ・システム用の通信サ
    ブシステムを動作させる方法において、 コンピュータ・システムが基本オペレーティング・シス
    テムの制御下にある間、高水準通信ドライバおよび基本
    低水準通信ドライバが、通信ネットワークを介してメッ
    セージを送受信できるようにし、メッセージ送信中は、
    高水準通信ドライバが、送信されるメッセージのキャラ
    クタを基本低水準通信ドライバに反復的に供給し、メッ
    セージ受信中は、基本低水準通信ドライバが受信するメ
    ッセージのキャラクタを高水準通信ドライバに反復的に
    供給するようにするステップと、 コンピュータ・システムが拡張オペレーティング・シス
    テムの制御下にある間に、高水準通信ドライバと拡張低
    水準通信ドライバが、通信ネットワークを介してメッセ
    ージを送受信できるようにし、メッセージ送信中は、高
    水準通信ドライバが、送信されるメッセージのうちの複
    数のキャラクタを含む送信バッファを送信のため拡張低
    水準通信ドライバに提供し、メッセージ受信中は、拡張
    低水準通信ドライバが、受信するメッセージの複数のキ
    ャラクタを含む受信バッファを高水準通信ドライバに提
    供するようにするステップとを含む方法。
  3. 【請求項3】 ディジタル・コンピュータ・システム
    が、第1プロセッサ動作モードでの基本オペレーティン
    グ・システム上でアプリケーション・プログラムを処理
    し、ディジタル・コンピュータ・システムがさらに、第
    2プロセッサ動作モードでの拡張オペレーティング・シ
    ステム・セッション中に拡張オペレーティング・システ
    ム上でアプリケーション・プログラムを処理し、前記拡
    張オペレーティング・システム・セッション中の拡張オ
    ペレーティング・システムが、基本オペレーティング・
    システムのうち少なくともいくつかの選択された要素を
    利用し、通信サブシステムが、それぞれが一連のキャラ
    クタを含むメッセージをディジタル・コンピュータ・シ
    ステムが通信ネットワークを介して転送できるようにす
    る、ディジタル・コンピュータ・システムと関連して使
    用するための通信サブシステム・コンピュータ・プログ
    ラム製品において、 両方とも基本オペレーティング・システムと関連して使
    用される、高水準通信ドライバ・プログラム・コード・
    デバイスおよび低水準通信ドライバ・プログラム・コー
    ド・デバイスと、拡張オペレーティング・システムと関
    連して使用される拡張低水準通信ドライバ・プログラム
    ・コード・デバイスとを含む、コンピュータ・システム
    可読コードを埋め込まれた、コンピュータ・システム使
    用可能媒体を含み、 高水準通信ドライバ・プログラム・コード・デバイスお
    よび基本低水準通信ドライバ・プログラム・コード・デ
    バイスが、基本オペレーティング・システムの制御下に
    ある間に、ディジタル・コンピュータ・システムが通信
    ネットワークを介してメッセージを送受信するためのプ
    ロトコル・スタックを形成し、メッセージ送信中は、基
    本低水準通信ドライバ・プログラム・コード・デバイス
    の制御下のコンピュータ・システムによる送信のため、
    高水準通信ドライバ・プログラム・コード・デバイスに
    よって、コンピュータ・システムが、送信されるメッセ
    ージのキャラクタを反復的に供給できるようになり、メ
    ッセージ受信中は、高水準通信ドライバ・プログラム・
    コード・デバイスの制御下での処理のため、基本低水準
    通信ドライバ・プログラム・コード・デバイスによっ
    て、コンピュータ・システムが、受信するメッセージの
    キャラクタを反復的に供給できるようになり、 高水準通信ドライバ・プログラム・コード・デバイスお
    よび拡張低水準通信ドライバ・プログラム・コード・デ
    バイスが、拡張オペレーティング・システムの制御下の
    セッション中に、ディジタル・コンピュータ・システム
    が通信ネットワークを介してメッセージを送受信するた
    めのもう1つのプロトコル・スタックの少なくとも一部
    を形成し、メッセージ送信中は、拡張低水準通信ドライ
    バ・プログラム・コード・デバイスの制御下のコンピュ
    ータ・システムによる送信のため、高水準通信ドライバ
    ・プログラム・コード・デバイスによって、コンピュー
    タ・システムが、送信されるメッセージのうちの複数の
    キャラクタを含む送信バッファを提供できるようにな
    り、メッセージ受信中は、高水準通信ドライバの制御下
    での処理のため、拡張低水準通信ドライバ・プログラム
    ・コード・デバイスによって、コンピュータ・システム
    が、受信されるメッセージの複数のキャラクタを含む受
    信バッファを提供できるようになる通信サブシステム・
    コンピュータ・プログラム製品。
JP8323386A 1995-11-24 1996-11-20 ネットワーク接続されたディジタル・コンピュータ・システム用のネットワーク通信サブシステム Pending JPH09265440A (ja)

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EP0776111A2 (en) 1997-05-28
CA2190910A1 (en) 1997-05-25
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US5802307A (en) 1998-09-01

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