JPH09265032A - コネクタ付き光ファイバケーブル - Google Patents
コネクタ付き光ファイバケーブルInfo
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- JPH09265032A JPH09265032A JP8074892A JP7489296A JPH09265032A JP H09265032 A JPH09265032 A JP H09265032A JP 8074892 A JP8074892 A JP 8074892A JP 7489296 A JP7489296 A JP 7489296A JP H09265032 A JPH09265032 A JP H09265032A
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- JP
- Japan
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- connector
- optical fiber
- optical
- fiber cable
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コネクタ付き光ファイバケーブルの湾曲布設
時に、収納部内に収納したテープファイバや光コネクタ
に応力が作用する場合があり、光伝送特性に影響を与え
る懸念があった。 【解決手段】 複数のMTコネクタ54を支持する複数
のユニット100を、球状の軸87と支承部88とから
なるボール型ジョイントを介して直列に連結してなるコ
ネクタホルダ60を収納部50aに収納して、収納部5
0aの湾曲に追従してコネクタホルダ60が屈曲するよ
うにしたので、湾曲布設時においてもMTコネクタ54
等を光信号伝送特性に影響を与えることなく安定に保護
することができる。
時に、収納部内に収納したテープファイバや光コネクタ
に応力が作用する場合があり、光伝送特性に影響を与え
る懸念があった。 【解決手段】 複数のMTコネクタ54を支持する複数
のユニット100を、球状の軸87と支承部88とから
なるボール型ジョイントを介して直列に連結してなるコ
ネクタホルダ60を収納部50aに収納して、収納部5
0aの湾曲に追従してコネクタホルダ60が屈曲するよ
うにしたので、湾曲布設時においてもMTコネクタ54
等を光信号伝送特性に影響を与えることなく安定に保護
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末から導出した
光ファイバが光コネクタで成端されてなるコネクタ付き
光ファイバケーブルに関する。
光ファイバが光コネクタで成端されてなるコネクタ付き
光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】端末から導出した光ファイバ心線が光コ
ネクタで成端されてなるコネクタ付き光ファイバケーブ
ルは、光ファイバ心線および光コネクタを端末に装着し
た保護具によって収納保護した上、ウインチ等で牽引布
設することが一般的である。図10に示すように、例え
ば、光通信網を布設する際、中央の主局1からの光ファ
イバケーブル2は、地下管路3内を通して、あるいは電
柱4に架設して、需要先の自宅5またはビル6まで布設
される。
ネクタで成端されてなるコネクタ付き光ファイバケーブ
ルは、光ファイバ心線および光コネクタを端末に装着し
た保護具によって収納保護した上、ウインチ等で牽引布
設することが一般的である。図10に示すように、例え
ば、光通信網を布設する際、中央の主局1からの光ファ
イバケーブル2は、地下管路3内を通して、あるいは電
柱4に架設して、需要先の自宅5またはビル6まで布設
される。
【0003】図11に示すように、例えば、光ファイバ
ケーブル2を電柱4、4・・上に架空布設する際には、
光ファイバケーブル2の先端に取り付けられた牽引具8
の先端に連結された牽引ロープ9を、ウィンチ10によ
って捲き取ることにより、牽引方向の反対側(図中左
側)に設置したケーブルドラム13から光ファイバケー
ブル2を捲き出して布設する。
ケーブル2を電柱4、4・・上に架空布設する際には、
光ファイバケーブル2の先端に取り付けられた牽引具8
の先端に連結された牽引ロープ9を、ウィンチ10によ
って捲き取ることにより、牽引方向の反対側(図中左
側)に設置したケーブルドラム13から光ファイバケー
ブル2を捲き出して布設する。
【0004】牽引経路の必要箇所には、金車15、15
・・を設置し、光ファイバケーブル2をこれら金車1
5、15・・に挿通して牽引することにより、光ファイ
バケーブル2が許容曲げ半径以上に曲がり、光ファイバ
ケーブル2内の光ファイバに損傷を与えることを防止す
る。図12は、光ファイバケーブル2が曲げられて布設
される部分に用いられる金車15の構造を示す。金車1
5は、複数のローラ17を一定の曲率を持たせて配置し
た布設用の工具であり、光ファイバケーブル2は、この
ローラ17の上面を移動して布設される。
・・を設置し、光ファイバケーブル2をこれら金車1
5、15・・に挿通して牽引することにより、光ファイ
バケーブル2が許容曲げ半径以上に曲がり、光ファイバ
ケーブル2内の光ファイバに損傷を与えることを防止す
る。図12は、光ファイバケーブル2が曲げられて布設
される部分に用いられる金車15の構造を示す。金車1
5は、複数のローラ17を一定の曲率を持たせて配置し
た布設用の工具であり、光ファイバケーブル2は、この
ローラ17の上面を移動して布設される。
【0005】ところで、架空布設されるコネクタ付き光
ファイバケーブルは、該光ファイバケーブル2に並行し
て取り付けた支持線を牽引して布設することが多い。図
13は、従来のコネクタ付き光ファイバケーブルを示
す。図において、コネクタ付き光ファイバケーブルは、
光ファイバケーブル2の端末から導出されたテープファ
イバTおよび該テープファイバTを成端する光コネクタ
Cとを収納する収納部20と、先端に牽引用の牽引金具
21が固定された前記支持線22とを具備している。
ファイバケーブルは、該光ファイバケーブル2に並行し
て取り付けた支持線を牽引して布設することが多い。図
13は、従来のコネクタ付き光ファイバケーブルを示
す。図において、コネクタ付き光ファイバケーブルは、
光ファイバケーブル2の端末から導出されたテープファ
イバTおよび該テープファイバTを成端する光コネクタ
Cとを収納する収納部20と、先端に牽引用の牽引金具
21が固定された前記支持線22とを具備している。
【0006】前記収納部20は、プラスチック等で形成
された柔軟性を有する円筒形の収納ホース23と、該収
納ホース23の牽引方向先端部を密閉する先端キャップ
24と、収納ホース23の牽引方向後端部に位置し、収
納ホース23内に光ファイバケーブル2を挿通させて密
閉するエンドキャップ25と、先端キャップ24の牽引
方向前方に突設され、支持線22に作用する牽引力を光
ファイバケーブル2のテンションメンバ26に伝達する
ためのアイナット28とを備えている。光ファイバケー
ブル2から導出されたテンションメンバ26は、前記収
納ホース23の中心軸線上に配置された連結棒32と連
結されている。連結棒32の先端は先端キャップ24の
牽引方向先端側の固定ナット27を介して突設状態に取
り付けられたアイナット28と連結されている。アイナ
ット28は、結束バンド29によって前記牽引用支持線
22と連結されている。
された柔軟性を有する円筒形の収納ホース23と、該収
納ホース23の牽引方向先端部を密閉する先端キャップ
24と、収納ホース23の牽引方向後端部に位置し、収
納ホース23内に光ファイバケーブル2を挿通させて密
閉するエンドキャップ25と、先端キャップ24の牽引
方向前方に突設され、支持線22に作用する牽引力を光
ファイバケーブル2のテンションメンバ26に伝達する
ためのアイナット28とを備えている。光ファイバケー
ブル2から導出されたテンションメンバ26は、前記収
納ホース23の中心軸線上に配置された連結棒32と連
結されている。連結棒32の先端は先端キャップ24の
牽引方向先端側の固定ナット27を介して突設状態に取
り付けられたアイナット28と連結されている。アイナ
ット28は、結束バンド29によって前記牽引用支持線
22と連結されている。
【0007】収納ホース23としては、螺旋状の硬質P
VCとバインド層として用いられる軟質PVCとによっ
て構成されたものが多用される。PVCで形成された収
納ホース23は表面の摩擦抵抗が大きいので、該収納ホ
ース23に収納するテープファイバTや光コネクタC
は、表面の滑り性の良い不織布に包んで収納される。こ
うすることにより、テープファイバTや光コネクタCが
収納ホース23内面に引っ掛かって損傷することが防止
される。先端キャップ24はABS(acrylonitrile-bu
tadiene-styrene copolymer)製、エンドキャップ25
は合成ゴム製とされている。先端キャップ24は、外面
視円錐台状に形成され、金車15等を通過する時に生じ
る抵抗を軽減するようになっている。また、収納ホース
23および先端キャップ24の側面には、前記支持線2
2が密接して取り付けられている。
VCとバインド層として用いられる軟質PVCとによっ
て構成されたものが多用される。PVCで形成された収
納ホース23は表面の摩擦抵抗が大きいので、該収納ホ
ース23に収納するテープファイバTや光コネクタC
は、表面の滑り性の良い不織布に包んで収納される。こ
うすることにより、テープファイバTや光コネクタCが
収納ホース23内面に引っ掛かって損傷することが防止
される。先端キャップ24はABS(acrylonitrile-bu
tadiene-styrene copolymer)製、エンドキャップ25
は合成ゴム製とされている。先端キャップ24は、外面
視円錐台状に形成され、金車15等を通過する時に生じ
る抵抗を軽減するようになっている。また、収納ホース
23および先端キャップ24の側面には、前記支持線2
2が密接して取り付けられている。
【0008】一方、収納ホース23の内部には、テープ
ファイバTを保持する複数個の金属製保持板30、30
および複数の合成ゴム製の光コネクタホルダ31、31
・・が配置されている。光コネクタホルダ31は、収納
ホース23の内径よりやや小さい外径の円盤状の部材で
あって、中心軸線が中央部に貫通された連結棒32によ
って収納ホース23の軸線とほぼ一致するようにして支
持されている。テープファイバTを成端する光コネクタ
Cは、光コネクタホルダ31、31・・に形成された凹
部(図示されていない)に嵌合されて保持されるように
なっている。テープファイバTや光コネクタCは光コネ
クタホルダ31ごと不織布で包んで、収納ホース23内
に収納される。
ファイバTを保持する複数個の金属製保持板30、30
および複数の合成ゴム製の光コネクタホルダ31、31
・・が配置されている。光コネクタホルダ31は、収納
ホース23の内径よりやや小さい外径の円盤状の部材で
あって、中心軸線が中央部に貫通された連結棒32によ
って収納ホース23の軸線とほぼ一致するようにして支
持されている。テープファイバTを成端する光コネクタ
Cは、光コネクタホルダ31、31・・に形成された凹
部(図示されていない)に嵌合されて保持されるように
なっている。テープファイバTや光コネクタCは光コネ
クタホルダ31ごと不織布で包んで、収納ホース23内
に収納される。
【0009】テープファイバTには、他の光ファイバと
の接続の失敗に備える、あるいは将来の接続替えに備え
るなどを見込んだ通常1m程度の余長部T’が確保され
る。収納ホース23内において余長T’は、保持板3
0、30に保持されている。
の接続の失敗に備える、あるいは将来の接続替えに備え
るなどを見込んだ通常1m程度の余長部T’が確保され
る。収納ホース23内において余長T’は、保持板3
0、30に保持されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記コネク
タ付き光ファイバケーブルの場合、支持線22とテンシ
ョンメンバ26とをアイナット28および結束バンド2
9を介して連結しているので、構造が複雑になるととも
に、アイナット28や結束バンド29が金車15に引っ
掛かって金車15の通過時の牽引抵抗が増大するといっ
た不満があった。また、保護用の部材を設置して、収納
ホース23の湾曲時にテープファイバTや光コネクタC
に応力が作用することを防止して光伝送特性に影響を与
えないようにするが、収納部20の組立工数の増大する
おそれがあるので、これらテープファイバTや光コネク
タCを保護する簡便な手段が求められていた。収納部2
0内に収納するテープファイバTの心数を増加すると、
収納部20に多数の光コネクタホルダ31を設置するこ
とになるため、場合によっては収納ホース23の変形抵
抗が増大して湾曲布設時の牽引抵抗を増大する可能性も
あるから、前記簡便な保護手段の開発によって収納ホー
ス23の変形抵抗が低下して湾曲布設時の牽引抵抗が軽
減されることが期待されている。
タ付き光ファイバケーブルの場合、支持線22とテンシ
ョンメンバ26とをアイナット28および結束バンド2
9を介して連結しているので、構造が複雑になるととも
に、アイナット28や結束バンド29が金車15に引っ
掛かって金車15の通過時の牽引抵抗が増大するといっ
た不満があった。また、保護用の部材を設置して、収納
ホース23の湾曲時にテープファイバTや光コネクタC
に応力が作用することを防止して光伝送特性に影響を与
えないようにするが、収納部20の組立工数の増大する
おそれがあるので、これらテープファイバTや光コネク
タCを保護する簡便な手段が求められていた。収納部2
0内に収納するテープファイバTの心数を増加すると、
収納部20に多数の光コネクタホルダ31を設置するこ
とになるため、場合によっては収納ホース23の変形抵
抗が増大して湾曲布設時の牽引抵抗を増大する可能性も
あるから、前記簡便な保護手段の開発によって収納ホー
ス23の変形抵抗が低下して湾曲布設時の牽引抵抗が軽
減されることが期待されている。
【0011】この発明は、以上のような背景の下になさ
れたもので、湾曲布設時の牽引抵抗が小さく、しかも光
ファイバや光コネクタを湾曲布設時に悪影響を与えるこ
となく保護して収納することができる収納部を有するコ
ネクタ付き光ファイバケーブルを提供することを目的と
した。
れたもので、湾曲布設時の牽引抵抗が小さく、しかも光
ファイバや光コネクタを湾曲布設時に悪影響を与えるこ
となく保護して収納することができる収納部を有するコ
ネクタ付き光ファイバケーブルを提供することを目的と
した。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のコネクタ付き光ファイバケーブルでは、端末か
ら導出した光ファイバが光コネクタで成端されてなるコ
ネクタ付き光ファイバケーブルであって、光ファイバケ
ーブル本体と、光ファイバケーブル本体の端末から導出
された光ファイバを成端する光コネクタおよび光ファイ
バの余長を収納する収納部とを具備し、前記収納部が、
筒状の弾性体からなる収納ホースと、該収納ホースの内
側に配置されて、光コネクタを保持するコネクタホルダ
とを備えてなり、前記コネクタホルダが、光コネクタを
保持する保持手段および連結手段をそれぞれ有する複数
のユニットを複数直列に連結してなることを前記課題の
解決手段とした。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載のコネクタ付き光ファイバケーブルでは、端末か
ら導出した光ファイバが光コネクタで成端されてなるコ
ネクタ付き光ファイバケーブルであって、光ファイバケ
ーブル本体と、光ファイバケーブル本体の端末から導出
された光ファイバを成端する光コネクタおよび光ファイ
バの余長を収納する収納部とを具備し、前記収納部が、
筒状の弾性体からなる収納ホースと、該収納ホースの内
側に配置されて、光コネクタを保持するコネクタホルダ
とを備えてなり、前記コネクタホルダが、光コネクタを
保持する保持手段および連結手段をそれぞれ有する複数
のユニットを複数直列に連結してなることを前記課題の
解決手段とした。
【0013】請求項2記載のコネクタ付き光ファイバケ
ーブルでは、連結手段がコネクタホルダ相互を球面支承
するボール型ジョイントであることを前記課題の解決手
段とした。
ーブルでは、連結手段がコネクタホルダ相互を球面支承
するボール型ジョイントであることを前記課題の解決手
段とした。
【0014】以下、本発明の作用を説明する。請求項1
記載のコネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納
部に収納する光ファイバの心数に対応して適宜数のユニ
ットを連結することにより、これら光ファイバの光コネ
クタを効率良く保持する。この時、収納心数が少なけれ
ば連結するユニット数を減少して収納部を軽量化、小型
化することが可能である。反対に収納心数が多い場合に
は、ユニットの連結数を増大することにより、多数の光
コネクタを整理して収納することができる。また、ユニ
ットは、収納ホースの軸線方向に沿って直列に連結され
るので、収納部を大型化すること無く、多数の光コネク
タを効率良く収納することができる。
記載のコネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納
部に収納する光ファイバの心数に対応して適宜数のユニ
ットを連結することにより、これら光ファイバの光コネ
クタを効率良く保持する。この時、収納心数が少なけれ
ば連結するユニット数を減少して収納部を軽量化、小型
化することが可能である。反対に収納心数が多い場合に
は、ユニットの連結数を増大することにより、多数の光
コネクタを整理して収納することができる。また、ユニ
ットは、収納ホースの軸線方向に沿って直列に連結され
るので、収納部を大型化すること無く、多数の光コネク
タを効率良く収納することができる。
【0015】請求項2記載のコネクタ付き光ファイバケ
ーブルによれば、湾曲布設時に収納ホースが湾曲するに
伴って、ボール型ジョイントを介して連結されたユニッ
トの対が相対回動することにより、コネクタホルダ全体
が収納ホースの湾曲に追従して屈曲する。その結果、コ
ネクタホルダは、たとえ収納ホースの全長にわたって延
在するように配置した場合でも、収納ホースの湾曲時の
湾曲抵抗を生じる心配が無く、湾曲布設時の牽引力の増
大を抑えることができる。しかも、常時収納ホースの軸
線に沿ってして収納ホース内面との距離の変動が少ない
ので、保持した光コネクタおよび該光コネクタによって
成端された光ファイバを収納ホースとの間に挟み込んだ
り、収納部内に収納した光ファイバの余長を押圧してそ
の湾曲半径を規定以下に縮小させること等が防止され、
これら光コネクタや光ファイバの光伝送特性を安定に維
持することができる。
ーブルによれば、湾曲布設時に収納ホースが湾曲するに
伴って、ボール型ジョイントを介して連結されたユニッ
トの対が相対回動することにより、コネクタホルダ全体
が収納ホースの湾曲に追従して屈曲する。その結果、コ
ネクタホルダは、たとえ収納ホースの全長にわたって延
在するように配置した場合でも、収納ホースの湾曲時の
湾曲抵抗を生じる心配が無く、湾曲布設時の牽引力の増
大を抑えることができる。しかも、常時収納ホースの軸
線に沿ってして収納ホース内面との距離の変動が少ない
ので、保持した光コネクタおよび該光コネクタによって
成端された光ファイバを収納ホースとの間に挟み込んだ
り、収納部内に収納した光ファイバの余長を押圧してそ
の湾曲半径を規定以下に縮小させること等が防止され、
これら光コネクタや光ファイバの光伝送特性を安定に維
持することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明のコネクタ付き光
ファイバケーブルの一実施例を、図1から図9を参照し
て説明する。図中、符号50は本実施例のコネクタ付き
光ファイバケーブルである。
ファイバケーブルの一実施例を、図1から図9を参照し
て説明する。図中、符号50は本実施例のコネクタ付き
光ファイバケーブルである。
【0017】本実施例のコネクタ付き光ファイバケーブ
ル50は、図1に示すように、光ファイバケーブル本体
51(以下「ケーブル本体」)と、該ケーブル本体51
に並行して取り付けられ、ケーブル本体51の端末近傍
に配置された先端が牽引されることによりケーブル本体
51の牽引布設時の牽引張力を負担するメッセンジャワ
イヤ52(支持線)と、ケーブル本体51の端末から導
出された光ファイバテープ心線(以下「テープ心線」)
53を成端するMTコネクタ(光コネクタ。Mecha
nically Transferable)54およ
びテープ心線53の余長55を収納する収納部50aと
を具備している。
ル50は、図1に示すように、光ファイバケーブル本体
51(以下「ケーブル本体」)と、該ケーブル本体51
に並行して取り付けられ、ケーブル本体51の端末近傍
に配置された先端が牽引されることによりケーブル本体
51の牽引布設時の牽引張力を負担するメッセンジャワ
イヤ52(支持線)と、ケーブル本体51の端末から導
出された光ファイバテープ心線(以下「テープ心線」)
53を成端するMTコネクタ(光コネクタ。Mecha
nically Transferable)54およ
びテープ心線53の余長55を収納する収納部50aと
を具備している。
【0018】収納部50aは、円筒状の弾性体からなる
収納ホース56と、収納ホース56の牽引方向先端を封
止する先端キャップ57と、収納ホース56の牽引方向
後端を封止しケーブル本体51を収納ホース56内に導
入するエンドキャップ58とを備えている。
収納ホース56と、収納ホース56の牽引方向先端を封
止する先端キャップ57と、収納ホース56の牽引方向
後端を封止しケーブル本体51を収納ホース56内に導
入するエンドキャップ58とを備えている。
【0019】収納ホース56は、PVC.(poly viny
l cloride)等の柔軟性を有する材料で形成されてい
る。収納ホース56の牽引方向後端(図1左側)でケー
ブル本体51の端末から導出されたテープ心線53は、
その途中が収納ホース56の牽引方向先端で湾曲されて
牽引方向後端に向けてターンされている。余長55が長
い場合には、収納ホース56の先端でターンした部分よ
り先端側を収納ホース56の後端で牽引方向先端方向に
向けてターンさせ、以下収納ホース56内でターンを繰
り返すことにより最終的に収納ホース56の先端でター
ンさせる。そして、収納ホース56の先端から後端に向
けて延びるテープ心線53の先端に装着されたMTコネ
クタ54を、収納ホース56の中央部に配置したコネク
タホルダ60にクランプ保持する。
l cloride)等の柔軟性を有する材料で形成されてい
る。収納ホース56の牽引方向後端(図1左側)でケー
ブル本体51の端末から導出されたテープ心線53は、
その途中が収納ホース56の牽引方向先端で湾曲されて
牽引方向後端に向けてターンされている。余長55が長
い場合には、収納ホース56の先端でターンした部分よ
り先端側を収納ホース56の後端で牽引方向先端方向に
向けてターンさせ、以下収納ホース56内でターンを繰
り返すことにより最終的に収納ホース56の先端でター
ンさせる。そして、収納ホース56の先端から後端に向
けて延びるテープ心線53の先端に装着されたMTコネ
クタ54を、収納ホース56の中央部に配置したコネク
タホルダ60にクランプ保持する。
【0020】コネクタホルダ60は、全体が発泡ポリエ
チレン等の高い弾力性を有する材料で形成された3つの
ユニット100(後に詳述)を、収納ホース56のほぼ
軸線に沿って直列に配列した構成になっている。
チレン等の高い弾力性を有する材料で形成された3つの
ユニット100(後に詳述)を、収納ホース56のほぼ
軸線に沿って直列に配列した構成になっている。
【0021】図2は、収納ホース56の内部に収納する
部品を示す分解斜視図である。図において、コネクタホ
ルダ60の長手方向両端部のユニット100は、コネク
タホルダ60を収納ホース56の軸線上に保持するため
のホルダ支持部材60aとブラケット82を介して連結
されている。ホルダ支持部材60aは、収納ホース56
の内径よりやや小さい半径で湾曲する円筒状外周面を有
する円板であって、それぞれの中心軸線を収納ホース5
6の軸線と一致させて収納ホース56内に配置される。
両端のユニット100は、それぞれホルダ支持部材60
aの中心軸線上に固定されているので、ホルダ支持部材
60aの外側に収納ホース56を被せるだけで、ブラケ
ット82との連結位置が収納ホース56の軸線上に保持
される。各ホルダ支持部材60aには、テープ心線53
を挿通するための心線挿通穴60bが軸方向に沿って貫
通されている。
部品を示す分解斜視図である。図において、コネクタホ
ルダ60の長手方向両端部のユニット100は、コネク
タホルダ60を収納ホース56の軸線上に保持するため
のホルダ支持部材60aとブラケット82を介して連結
されている。ホルダ支持部材60aは、収納ホース56
の内径よりやや小さい半径で湾曲する円筒状外周面を有
する円板であって、それぞれの中心軸線を収納ホース5
6の軸線と一致させて収納ホース56内に配置される。
両端のユニット100は、それぞれホルダ支持部材60
aの中心軸線上に固定されているので、ホルダ支持部材
60aの外側に収納ホース56を被せるだけで、ブラケ
ット82との連結位置が収納ホース56の軸線上に保持
される。各ホルダ支持部材60aには、テープ心線53
を挿通するための心線挿通穴60bが軸方向に沿って貫
通されている。
【0022】図3は、牽引方向後方に配置されるホルダ
支持部材60aを示す側断面図である。前記ホルダ支持
部材60aには、ケーブル本体51の端末から露出させ
たテンションメンバ61の先端の先端に固定されたテン
ションメンバ固定部材60cが嵌合されるテーパ穴60
dが、該ホルダ支持部材60aの中央部を軸線方向に貫
通して形成されている。テンションメンバ固定部材60
cは、楔形の部材であって、前記テーパ穴60dに先端
が牽引方向後方(図3左側)になるようにして嵌合され
ている。前記ホルダ支持部材60aの牽引方向前面側
(図3右側)には、ブラケット82が取り付けられ、該
ブラケット82を介して直列の一端部のユニット100
の端部が取り付けられている。一方、牽引方向前側のホ
ルダ支持部材60a(図2参照)には、ブラケット82
を介して直列の他端部のユニット100の端部が取り付
けられている。
支持部材60aを示す側断面図である。前記ホルダ支持
部材60aには、ケーブル本体51の端末から露出させ
たテンションメンバ61の先端の先端に固定されたテン
ションメンバ固定部材60cが嵌合されるテーパ穴60
dが、該ホルダ支持部材60aの中央部を軸線方向に貫
通して形成されている。テンションメンバ固定部材60
cは、楔形の部材であって、前記テーパ穴60dに先端
が牽引方向後方(図3左側)になるようにして嵌合され
ている。前記ホルダ支持部材60aの牽引方向前面側
(図3右側)には、ブラケット82が取り付けられ、該
ブラケット82を介して直列の一端部のユニット100
の端部が取り付けられている。一方、牽引方向前側のホ
ルダ支持部材60a(図2参照)には、ブラケット82
を介して直列の他端部のユニット100の端部が取り付
けられている。
【0023】図4は、牽引方向後方に配置されるホルダ
支持部材60aの牽引方向前方に向けられるブラケット
取付面83の近傍を示す。該ブラケット取付面83に
は、ブラケット82の端部に突設した係合爪84を係止
する一対の係止爪85が突設され、これら係止爪85の
嵌の間のスリット86を介して係止爪85の内側(図4
紙面奥側)に挿入された前記係合爪84をブラケット取
付面83との間にクランプして係止するようになってい
る(図3参照)。係止爪85と係合した係合爪84は、
ホルダ支持部材60aの軸線回りに回動することによ
り、係止爪84との係合を解除してホルダ支持部材60
aから離脱することができる。なお、係止爪85と係合
した係合爪84は、係止爪85と対向面53との間のク
ランプ力によって容易には回動しないようになってい
る。
支持部材60aの牽引方向前方に向けられるブラケット
取付面83の近傍を示す。該ブラケット取付面83に
は、ブラケット82の端部に突設した係合爪84を係止
する一対の係止爪85が突設され、これら係止爪85の
嵌の間のスリット86を介して係止爪85の内側(図4
紙面奥側)に挿入された前記係合爪84をブラケット取
付面83との間にクランプして係止するようになってい
る(図3参照)。係止爪85と係合した係合爪84は、
ホルダ支持部材60aの軸線回りに回動することによ
り、係止爪84との係合を解除してホルダ支持部材60
aから離脱することができる。なお、係止爪85と係合
した係合爪84は、係止爪85と対向面53との間のク
ランプ力によって容易には回動しないようになってい
る。
【0024】図3に示すように、前記ブラケット82の
牽引方向前方に向けられる面には、ユニット100の端
部に突設した球状の軸87を回転自在に支持する支持部
88が突設されている。ブラケット82は、直列の端部
のユニット100を、支持部88の内側(図3左側)に
嵌め込んだ軸83を中心として旋回自在に支持するよう
になっている。軸87は、中央部に形成したスリット8
9によって断面寸法が増減可能な半割り状に形成され、
支持部88の奥側に押し込むことに支持部88の内側に
嵌め込まれ、かつ嵌め込まれた後に自身の弾性力でほぼ
元の断面寸法を回復して支持部88と係合して、容易に
引き抜かれないようになっている。なお、軸87は、支
持部88に対して手動で強く引くことにより、支持部8
8との係合を手動で解除することができる。
牽引方向前方に向けられる面には、ユニット100の端
部に突設した球状の軸87を回転自在に支持する支持部
88が突設されている。ブラケット82は、直列の端部
のユニット100を、支持部88の内側(図3左側)に
嵌め込んだ軸83を中心として旋回自在に支持するよう
になっている。軸87は、中央部に形成したスリット8
9によって断面寸法が増減可能な半割り状に形成され、
支持部88の奥側に押し込むことに支持部88の内側に
嵌め込まれ、かつ嵌め込まれた後に自身の弾性力でほぼ
元の断面寸法を回復して支持部88と係合して、容易に
引き抜かれないようになっている。なお、軸87は、支
持部88に対して手動で強く引くことにより、支持部8
8との係合を手動で解除することができる。
【0025】支持部88には、ユニット100の旋回角
度を一定の範囲で規制する規制突起89が突設されてい
る。規制突起89は、図3および図5に示すように、ユ
ニット100の端部に軸87と平行に突設された一対の
規制フランジ90の間に挿入され、かつユニット100
の端部に形成された当接面91に先端が近接して配置さ
れ、規制フランジ90や当接面91と当接することによ
り、ユニット100の収納ホース56の軸線に対する傾
斜を最大15度に規制している。なお、軸87およびブ
ラケット82は、請求項2記載のボール型ジョイントを
構成する。
度を一定の範囲で規制する規制突起89が突設されてい
る。規制突起89は、図3および図5に示すように、ユ
ニット100の端部に軸87と平行に突設された一対の
規制フランジ90の間に挿入され、かつユニット100
の端部に形成された当接面91に先端が近接して配置さ
れ、規制フランジ90や当接面91と当接することによ
り、ユニット100の収納ホース56の軸線に対する傾
斜を最大15度に規制している。なお、軸87およびブ
ラケット82は、請求項2記載のボール型ジョイントを
構成する。
【0026】以下、図3および図5を参照してユニット
100を詳細に説明する。ユニット100は、断面長方
形の概略角柱状であって、断面長方形の短辺に対応する
両側面92にMTコネクタ54をクランプする溝62が
二つずつ開口されている。ユニット100の長辺に対応
する側面93には発泡ポリエチレン製のシート94(図
2参照)が貼着され、前記溝62の該側面93に開口す
る部分が閉塞されている。ユニット100の長手方向一
端部には球状の軸87が突設され、他端部には他のユニ
ット100等が有する軸87を回転自在に支承する支承
部95が形成されている。支承部95の外側には、該支
承部95と軸87を介して連結されたユニット100等
の部品との相対旋回角度を一定の範囲に規制する規制突
起96が突設されている。最も牽引方向先端側に配置さ
れるユニット100の支承部95には、先端側に配置さ
れたホルダ支持部材60aに支持されたブラケット82
の軸87が嵌め込まれる(図示せず)。
100を詳細に説明する。ユニット100は、断面長方
形の概略角柱状であって、断面長方形の短辺に対応する
両側面92にMTコネクタ54をクランプする溝62が
二つずつ開口されている。ユニット100の長辺に対応
する側面93には発泡ポリエチレン製のシート94(図
2参照)が貼着され、前記溝62の該側面93に開口す
る部分が閉塞されている。ユニット100の長手方向一
端部には球状の軸87が突設され、他端部には他のユニ
ット100等が有する軸87を回転自在に支承する支承
部95が形成されている。支承部95の外側には、該支
承部95と軸87を介して連結されたユニット100等
の部品との相対旋回角度を一定の範囲に規制する規制突
起96が突設されている。最も牽引方向先端側に配置さ
れるユニット100の支承部95には、先端側に配置さ
れたホルダ支持部材60aに支持されたブラケット82
の軸87が嵌め込まれる(図示せず)。
【0027】なお、ユニット100は、直列に連結され
たユニット100のいずれかの端部に新規にユニット1
00を連結することにより、コネクタホルダ60の収納
心数を容易に増大することができる。この時、ホルダ支
持部材60aの離間距離を拡げる必要があるが、牽引方
向先端側のホルダ支持部材60aのみを移動して、先端
側端部にあるユニット100の支承部95にブラケット
82の軸87を嵌め込むだけで良いので、ユニット10
0の増設作業を簡便に行うことができる。また、コネク
タホルダ60は、軸方向寸法が短いユニットを多数連結
するほど、収納ホース56が湾曲した時の収納ホース5
6の中心軸線からの変位が少なくなり、湾曲布設時の収
納部50aの変形抵抗を減少することができる。軸87
および支承部88は、請求項1記載の連結手段として機
能する。
たユニット100のいずれかの端部に新規にユニット1
00を連結することにより、コネクタホルダ60の収納
心数を容易に増大することができる。この時、ホルダ支
持部材60aの離間距離を拡げる必要があるが、牽引方
向先端側のホルダ支持部材60aのみを移動して、先端
側端部にあるユニット100の支承部95にブラケット
82の軸87を嵌め込むだけで良いので、ユニット10
0の増設作業を簡便に行うことができる。また、コネク
タホルダ60は、軸方向寸法が短いユニットを多数連結
するほど、収納ホース56が湾曲した時の収納ホース5
6の中心軸線からの変位が少なくなり、湾曲布設時の収
納部50aの変形抵抗を減少することができる。軸87
および支承部88は、請求項1記載の連結手段として機
能する。
【0028】溝62には、4心テープ心線53を成端す
るMTコネクタ54が、例えば図6に示すように樹脂製
の複数の部品97a、97bからなる保持キャップ97
によって5個積層してひとまとめにしたブロックとして
挿入される。したがって、一つの溝62で20心分、一
つのユニット100で80心分、コネクタホルダ60全
体で240心分の光ファイバに対応することができる。
MTコネクタ54を複数一括して保持する手段として
は、例えば、出願人が先に出願した特願平7年3337
83記載の保持具を適用することができる。溝62は、
請求項1記載の保持手段として機能する。
るMTコネクタ54が、例えば図6に示すように樹脂製
の複数の部品97a、97bからなる保持キャップ97
によって5個積層してひとまとめにしたブロックとして
挿入される。したがって、一つの溝62で20心分、一
つのユニット100で80心分、コネクタホルダ60全
体で240心分の光ファイバに対応することができる。
MTコネクタ54を複数一括して保持する手段として
は、例えば、出願人が先に出願した特願平7年3337
83記載の保持具を適用することができる。溝62は、
請求項1記載の保持手段として機能する。
【0029】図2中符号80は保護ライナーである。保
護ライナー80は、ポリエチレン繊維で織成したシート
であって、筒状に丸めて収納ホース56内に収納され、
収納ホース56内のケーブル本体51から導出したテー
プ心線53が布線される領域全体を外側から覆うように
なっている。収納ホース56に収納した保護ライナー8
0は、平面状に拡がろうとする復元力によって収納ホー
ス56内面に密接した状態を維持する。保護ライナー8
0の表面は滑らかに形成されて摩擦抵抗が小さくなって
いるので、保護ライナー80に当接するテープ心線53
やホルダ支持部材60a等は保護ライナー80に当接し
ても滑動して引っ掛かりを生じることが無い。また、保
護ライナー80は、図示しない固定手段で収納ホース5
6と固定されて、収納ホース56の軸方向への相対的な
ズレや周方向へのねじれが防止されている。保護ライナ
ー80としては、細い繊維を細かいピッチで編み込んで
あるものが望ましい。なお、保護ライナー80を構成す
る合成繊維としては、一定の強度を持ちしかも表面が滑
らかなものであればポリエチレン繊維に限定されず、ナ
イロン繊維等の各種組成からなる合成繊維を適用するこ
とも可能である。
護ライナー80は、ポリエチレン繊維で織成したシート
であって、筒状に丸めて収納ホース56内に収納され、
収納ホース56内のケーブル本体51から導出したテー
プ心線53が布線される領域全体を外側から覆うように
なっている。収納ホース56に収納した保護ライナー8
0は、平面状に拡がろうとする復元力によって収納ホー
ス56内面に密接した状態を維持する。保護ライナー8
0の表面は滑らかに形成されて摩擦抵抗が小さくなって
いるので、保護ライナー80に当接するテープ心線53
やホルダ支持部材60a等は保護ライナー80に当接し
ても滑動して引っ掛かりを生じることが無い。また、保
護ライナー80は、図示しない固定手段で収納ホース5
6と固定されて、収納ホース56の軸方向への相対的な
ズレや周方向へのねじれが防止されている。保護ライナ
ー80としては、細い繊維を細かいピッチで編み込んで
あるものが望ましい。なお、保護ライナー80を構成す
る合成繊維としては、一定の強度を持ちしかも表面が滑
らかなものであればポリエチレン繊維に限定されず、ナ
イロン繊維等の各種組成からなる合成繊維を適用するこ
とも可能である。
【0030】図2中符号81はケーブルクランプを示
す。ケーブルクランプ81は、ケーブル本体51のシー
スの外側に装着された半割り円筒状の部材であり、収納
部50aを解体してケーブル本体51をクロージャに挿
通した時に該クロージャ内の固定金具で固定されること
により、ケーブル本体51の端末をクロージャの目的位
置に固定するものである。ケーブルクランプ81は、ケ
ーブル本体51の径とクロージャの固定金具の寸法に対
応した形状に形成され、クロージャの固定金具で固定す
るだけで、ケーブル本体51の端末がクロージャに固定
されるようになっている。また、ケーブルクランプ81
は収納部50aの解体時に解体されずにケーブル本体5
1の端末に装着したままケーブル本体51の端末ととも
にクロージャ内に挿入、固定されるようになっている。
す。ケーブルクランプ81は、ケーブル本体51のシー
スの外側に装着された半割り円筒状の部材であり、収納
部50aを解体してケーブル本体51をクロージャに挿
通した時に該クロージャ内の固定金具で固定されること
により、ケーブル本体51の端末をクロージャの目的位
置に固定するものである。ケーブルクランプ81は、ケ
ーブル本体51の径とクロージャの固定金具の寸法に対
応した形状に形成され、クロージャの固定金具で固定す
るだけで、ケーブル本体51の端末がクロージャに固定
されるようになっている。また、ケーブルクランプ81
は収納部50aの解体時に解体されずにケーブル本体5
1の端末に装着したままケーブル本体51の端末ととも
にクロージャ内に挿入、固定されるようになっている。
【0031】図1に示すように、収納ホース56の側部
には、メッセンジャワイヤ52が並行して取り付けられ
ている。メッセンジャワイヤ52はタイラップ63によ
って収納ホース56と固定され、収納ホース56と一体
的に湾曲するようになっている。メッセンジャワイヤ5
2の先端は先端キャップ57の後述する頂部64にほぼ
揃えられ、先端キャップ57より牽引方向前方に突設さ
れたプーリングアイ65を介して牽引されるようになっ
ている。なお、メッセンジャワイヤ52は、先端キャッ
プ57やエンドキャップ58ともタイラップ63で固定
されている。ここで、タイラップ63は、メッセンジャ
ワイヤ52と収納部50aとを固定する固定手段として
機能する。
には、メッセンジャワイヤ52が並行して取り付けられ
ている。メッセンジャワイヤ52はタイラップ63によ
って収納ホース56と固定され、収納ホース56と一体
的に湾曲するようになっている。メッセンジャワイヤ5
2の先端は先端キャップ57の後述する頂部64にほぼ
揃えられ、先端キャップ57より牽引方向前方に突設さ
れたプーリングアイ65を介して牽引されるようになっ
ている。なお、メッセンジャワイヤ52は、先端キャッ
プ57やエンドキャップ58ともタイラップ63で固定
されている。ここで、タイラップ63は、メッセンジャ
ワイヤ52と収納部50aとを固定する固定手段として
機能する。
【0032】先端キャップ57は、プラスチック等の弾
力性を有する材料からなり、図1および図7に示すよう
に、牽引方向先端に向けられた頂部64を通る軸線がメ
ッセンジャワイヤ52と近接される稜線66を形成し、
頂部64から離間するにしたがって前記稜線66からの
突出量が増大する概略円錐状のテーパ部67を主体とし
て構成されている。稜線66は、収納ホース56の軸線
と平行に配置される。先端キャップ57の稜線66の近
傍には、メッセンジャワイヤ52を両側から挟み込む支
持線ガイドレール68が突設されている。先端キャップ
57の中央部外面には、タイラップ63が係合される係
合溝69が先端キャップ57の周方向に延在されてい
る。先端キャップ57の後端は、収納ホース56の牽引
方向先端と嵌合して固定され、さらに防水テープ(図示
せず)を外側に巻装することによって、水密性が維持さ
れるようになっている。
力性を有する材料からなり、図1および図7に示すよう
に、牽引方向先端に向けられた頂部64を通る軸線がメ
ッセンジャワイヤ52と近接される稜線66を形成し、
頂部64から離間するにしたがって前記稜線66からの
突出量が増大する概略円錐状のテーパ部67を主体とし
て構成されている。稜線66は、収納ホース56の軸線
と平行に配置される。先端キャップ57の稜線66の近
傍には、メッセンジャワイヤ52を両側から挟み込む支
持線ガイドレール68が突設されている。先端キャップ
57の中央部外面には、タイラップ63が係合される係
合溝69が先端キャップ57の周方向に延在されてい
る。先端キャップ57の後端は、収納ホース56の牽引
方向先端と嵌合して固定され、さらに防水テープ(図示
せず)を外側に巻装することによって、水密性が維持さ
れるようになっている。
【0033】エンドキャップ58は、図1および図8に
示すように、プラスチック等の弾力性を有する材料から
なり、牽引方向後方に向けられる頂部76から離間する
にしたがって該頂部76を通りメッセンジャワイヤ52
と近接される稜線74からの突出量が増大する概略円錐
台状に形成され、断面方向中央部にケーブル本体51が
挿通されるケーブル挿通穴71が前記稜線74と平行な
軸線を以て貫通されている。エンドキャップ58は、稜
線74が収納ホース56の軸線と平行になるようにして
配置されている。エンドキャップ58の一側部には、ケ
ーブル挿通穴71にケーブル本体51を挿入するための
スリット72が形成されている。そしてエンドキャップ
58は、タイラップ63でメッセンジャワイヤ52と固
定された時に、ケーブル挿通穴71に挿入されたケーブ
ル本体51と密接して、ケーブル挿通穴71を水密に封
止するようになっている。
示すように、プラスチック等の弾力性を有する材料から
なり、牽引方向後方に向けられる頂部76から離間する
にしたがって該頂部76を通りメッセンジャワイヤ52
と近接される稜線74からの突出量が増大する概略円錐
台状に形成され、断面方向中央部にケーブル本体51が
挿通されるケーブル挿通穴71が前記稜線74と平行な
軸線を以て貫通されている。エンドキャップ58は、稜
線74が収納ホース56の軸線と平行になるようにして
配置されている。エンドキャップ58の一側部には、ケ
ーブル挿通穴71にケーブル本体51を挿入するための
スリット72が形成されている。そしてエンドキャップ
58は、タイラップ63でメッセンジャワイヤ52と固
定された時に、ケーブル挿通穴71に挿入されたケーブ
ル本体51と密接して、ケーブル挿通穴71を水密に封
止するようになっている。
【0034】エンドキャップ58の中央部外面には、タ
イラップ63と係合する係合溝73がその周方向に沿っ
て延在されている。また、エンドキャップ58の一側部
の稜線74の近傍には、メッセンジャワイヤ52をその
両側部から挟み込む支持線ガイドレール75が突設され
ている。エンドキャップ58の牽引方向先端は、収納ホ
ース56の牽引方向先端と嵌合して固定され、さらに防
水テープ(図示せず)を外側に巻装することによって、
水密性が維持されるようになっている。
イラップ63と係合する係合溝73がその周方向に沿っ
て延在されている。また、エンドキャップ58の一側部
の稜線74の近傍には、メッセンジャワイヤ52をその
両側部から挟み込む支持線ガイドレール75が突設され
ている。エンドキャップ58の牽引方向先端は、収納ホ
ース56の牽引方向先端と嵌合して固定され、さらに防
水テープ(図示せず)を外側に巻装することによって、
水密性が維持されるようになっている。
【0035】以下、本実施例の作用および効果を説明す
る。前記コネクタ付き光ファイバケーブル50は、先端
キャップ57の頂部64がメッセンジャワイヤ52とほ
ぼ接する位置にあるので、例えば図12記載の金車15
の通過時に収納部50aが滑らかに金車15内に導か
れ、金車15を構成する部材と引っ掛かること無く金車
15を通過することができる。また、金車15の通過時
には収納ホース56に加えて先端キャップ57およびエ
ンドキャップ58も変形するので、収納部50aが比較
的小さい半径で湾曲する場合であっても牽引抵抗をほと
んど増大させることなく効率良く通過させることができ
る。金車15の通過後には、先端キャップ57およびエ
ンドキャップ58がともに自身の弾力性で元の形状に復
元する。
る。前記コネクタ付き光ファイバケーブル50は、先端
キャップ57の頂部64がメッセンジャワイヤ52とほ
ぼ接する位置にあるので、例えば図12記載の金車15
の通過時に収納部50aが滑らかに金車15内に導か
れ、金車15を構成する部材と引っ掛かること無く金車
15を通過することができる。また、金車15の通過時
には収納ホース56に加えて先端キャップ57およびエ
ンドキャップ58も変形するので、収納部50aが比較
的小さい半径で湾曲する場合であっても牽引抵抗をほと
んど増大させることなく効率良く通過させることができ
る。金車15の通過後には、先端キャップ57およびエ
ンドキャップ58がともに自身の弾力性で元の形状に復
元する。
【0036】収納ホース56が湾曲した時には、コネク
タホルダ60の両端のユニット100のホルダ支持部材
60aと連結された端部がそれぞれホルダ支持部材60
aによって収納ホース56の軸線上に保持されるととも
に、図9に示すように、コネクタホルダ60がユニット
100同士の連結部分で屈曲するので、収納ホース56
の軸線からずれる方向へのコネクタホルダ60の変位は
微小に抑えられる。したがって、コネクタホルダ60
は、常時収納ホース56の軸線に沿って保持されるの
で、例えばテープ心線53やMTコネクタ54を収納ホ
ース56との間に挟み込んだり、テープ心線53の余長
55の湾曲半径を極端に小さくしてしまうといった心配
が無く、テープ心線53やMTコネクタ54の光信号伝
送特性を安定維持することができ、牽引布設後のコネク
タ付き光ファイバケーブル50の信頼性が向上する。ま
た、ユニット100とブラケット82との間およびユニ
ット100同士の間がいずれも滑らかに回転してコネク
タホルダ60全体が容易に屈曲するので、収納部50a
全体の湾曲の抵抗力が小さくなり、金車15等の湾曲布
設部分に収納部50aを通過させる時でも収納部50a
全体がスムーズに湾曲して、牽引抵抗をほとんど増大さ
せることなく牽引布設を効率良く実施することができ
る。
タホルダ60の両端のユニット100のホルダ支持部材
60aと連結された端部がそれぞれホルダ支持部材60
aによって収納ホース56の軸線上に保持されるととも
に、図9に示すように、コネクタホルダ60がユニット
100同士の連結部分で屈曲するので、収納ホース56
の軸線からずれる方向へのコネクタホルダ60の変位は
微小に抑えられる。したがって、コネクタホルダ60
は、常時収納ホース56の軸線に沿って保持されるの
で、例えばテープ心線53やMTコネクタ54を収納ホ
ース56との間に挟み込んだり、テープ心線53の余長
55の湾曲半径を極端に小さくしてしまうといった心配
が無く、テープ心線53やMTコネクタ54の光信号伝
送特性を安定維持することができ、牽引布設後のコネク
タ付き光ファイバケーブル50の信頼性が向上する。ま
た、ユニット100とブラケット82との間およびユニ
ット100同士の間がいずれも滑らかに回転してコネク
タホルダ60全体が容易に屈曲するので、収納部50a
全体の湾曲の抵抗力が小さくなり、金車15等の湾曲布
設部分に収納部50aを通過させる時でも収納部50a
全体がスムーズに湾曲して、牽引抵抗をほとんど増大さ
せることなく牽引布設を効率良く実施することができ
る。
【0037】また、収納ホース56の湾曲に伴って収納
部50a内に収納したテープ心線53やホルダ支持部材
60aは、保護ライナー80の内面と滑動しつつ当接位
置を変動するので、収納ホース56と相対変位しても適
切な収納位置に滑らかに移動し、引っ掛かり等による影
響が作用しない。その結果、コネクタ付き光ファイバケ
ーブル50の牽引布設中に収納部50aに収納したテー
プ心線53が保護されて、光伝送特性が安定に維持され
る。また、保護ライナー80によって収納ホース56と
収納部50a内の部品との摩擦が減少するので、湾曲布
設時には収納ホース56が速やかに湾曲し、収納部50
aが金車15等の湾曲布設部分を通過する時の牽引抵抗
の増大を抑えることができる。
部50a内に収納したテープ心線53やホルダ支持部材
60aは、保護ライナー80の内面と滑動しつつ当接位
置を変動するので、収納ホース56と相対変位しても適
切な収納位置に滑らかに移動し、引っ掛かり等による影
響が作用しない。その結果、コネクタ付き光ファイバケ
ーブル50の牽引布設中に収納部50aに収納したテー
プ心線53が保護されて、光伝送特性が安定に維持され
る。また、保護ライナー80によって収納ホース56と
収納部50a内の部品との摩擦が減少するので、湾曲布
設時には収納ホース56が速やかに湾曲し、収納部50
aが金車15等の湾曲布設部分を通過する時の牽引抵抗
の増大を抑えることができる。
【0038】コネクタ付き光ファイバケーブル50の牽
引布設が完了したら収納部50aを解体するが、この
時、収納ホース56を引き抜くだけで保護ライナー80
も収納ホース56と一体的に引き抜かれるので、解体作
業の能率が向上する。また、MTコネクタ54はユニッ
ト100ごとに整理して収納部50a内に収納され、収
納ホース56の除去後にも各ユニット100に安定に保
持されるので、目的のMTコネクタ54の位置が分かり
易く、クロージャの内部等でMTコネクタ54同士を光
接続する作業の能率が向上する。
引布設が完了したら収納部50aを解体するが、この
時、収納ホース56を引き抜くだけで保護ライナー80
も収納ホース56と一体的に引き抜かれるので、解体作
業の能率が向上する。また、MTコネクタ54はユニッ
ト100ごとに整理して収納部50a内に収納され、収
納ホース56の除去後にも各ユニット100に安定に保
持されるので、目的のMTコネクタ54の位置が分かり
易く、クロージャの内部等でMTコネクタ54同士を光
接続する作業の能率が向上する。
【0039】また、コネクタ付き光ファイバケーブル5
0の組み立て時には、収納ホース56をコネクタホルダ
60に被せるようにして装着するだけで、保護ライナー
80が収納ホース56と一体的に装着されるので、組み
立ての途中でテープ心線53に折れ曲がり等を生じるこ
となく目的位置に配置することができ、組み立て作業の
能率が向上する。前記の結果、布設したコネクタ付き光
ファイバケーブル50の張り替えなどの際に収納ホース
56を再度現場で取り付ける作業も簡便かつ確実に行う
ことができる。
0の組み立て時には、収納ホース56をコネクタホルダ
60に被せるようにして装着するだけで、保護ライナー
80が収納ホース56と一体的に装着されるので、組み
立ての途中でテープ心線53に折れ曲がり等を生じるこ
となく目的位置に配置することができ、組み立て作業の
能率が向上する。前記の結果、布設したコネクタ付き光
ファイバケーブル50の張り替えなどの際に収納ホース
56を再度現場で取り付ける作業も簡便かつ確実に行う
ことができる。
【0040】なお、コネクタホルダを構成するユニット
の形状は、図示したものに限定されない。また、一つの
コネクタホルダを構成するユニットは、全て同等の構成
である必要性は無い。
の形状は、図示したものに限定されない。また、一つの
コネクタホルダを構成するユニットは、全て同等の構成
である必要性は無い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のコ
ネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納部に収納
する光ファイバの心数に対応して適宜数のユニットを連
結することにより、これら光ファイバの光コネクタを整
理して効率良く保持することができる。特に、複数のユ
ニットを収納ホースの軸線方向に沿って直列に連結した
場合には、多数の光コネクタを収納部を大型化すること
無く、効率良く収納することができるといった優れた効
果を奏する。
ネクタ付き光ファイバケーブルによれば、収納部に収納
する光ファイバの心数に対応して適宜数のユニットを連
結することにより、これら光ファイバの光コネクタを整
理して効率良く保持することができる。特に、複数のユ
ニットを収納ホースの軸線方向に沿って直列に連結した
場合には、多数の光コネクタを収納部を大型化すること
無く、効率良く収納することができるといった優れた効
果を奏する。
【0042】請求項2記載のコネクタ付き光ファイバケ
ーブルによれば、湾曲布設時に収納ホースが湾曲するに
伴って、ボール型ジョイントを介して連結されたユニッ
トの対が相対回動することにより、コネクタホルダ全体
が収納ホースの湾曲に追従して屈曲し、収納ホースの湾
曲時の湾曲抵抗を生じる心配が無いので、湾曲布設時の
牽引力の増大を抑えることができる。しかも、常時収納
ホースの軸線に沿って延在して収納ホース内面との距離
の変動が少ないので、保持した光コネクタおよび該光コ
ネクタによって成端された光ファイバを収納ホースとの
間に挟み込んだり、収納部内に収納した光ファイバの余
長を押圧してその湾曲半径を規定以下に縮小させること
等が防止され、これら光コネクタや光ファイバの光伝送
特性を安定に維持することができ、牽引布設後の光ファ
イバや光コネクタ等の光部品の信頼性が向上するといっ
た優れた効果を奏する。
ーブルによれば、湾曲布設時に収納ホースが湾曲するに
伴って、ボール型ジョイントを介して連結されたユニッ
トの対が相対回動することにより、コネクタホルダ全体
が収納ホースの湾曲に追従して屈曲し、収納ホースの湾
曲時の湾曲抵抗を生じる心配が無いので、湾曲布設時の
牽引力の増大を抑えることができる。しかも、常時収納
ホースの軸線に沿って延在して収納ホース内面との距離
の変動が少ないので、保持した光コネクタおよび該光コ
ネクタによって成端された光ファイバを収納ホースとの
間に挟み込んだり、収納部内に収納した光ファイバの余
長を押圧してその湾曲半径を規定以下に縮小させること
等が防止され、これら光コネクタや光ファイバの光伝送
特性を安定に維持することができ、牽引布設後の光ファ
イバや光コネクタ等の光部品の信頼性が向上するといっ
た優れた効果を奏する。
【図1】 本発明のコネクタ付き光ファイバケーブルの
一実施例を示す概略構成図である。
一実施例を示す概略構成図である。
【図2】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルの収
納部を示す分解斜視図である。
納部を示す分解斜視図である。
【図3】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用されるコネクタホルダを示す部分拡大側断図である。
用されるコネクタホルダを示す部分拡大側断図である。
【図4】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用されるブラケットを示す正面図である。
用されるブラケットを示す正面図である。
【図5】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用されるコネクタホルダを示す斜視図である。
用されるコネクタホルダを示す斜視図である。
【図6】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用される保持キャップを示す分解斜視図である。
用される保持キャップを示す分解斜視図である。
【図7】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用される先端キャップを示す斜視図である。
用される先端キャップを示す斜視図である。
【図8】 図1のコネクタ付き光ファイバケーブルに使
用されるエンドキャップを示す斜視図である。
用されるエンドキャップを示す斜視図である。
【図9】 本発明のコネクタ付き光ファイバケーブルの
作用を示す図であって、コネクタホルダ近傍を示す側断
面図である。
作用を示す図であって、コネクタホルダ近傍を示す側断
面図である。
【図10】 光加入者線路の一例を示す全体図である。
【図11】 光ファイバケーブルの架空布設作業を示す
全体図である。
全体図である。
【図12】 光ファイバケーブル布設時に用いられる金
車の一例を示す正面図である。
車の一例を示す正面図である。
【図13】 従来のコネクタ付き光ファイバケーブルを
示す正断面図である。
示す正断面図である。
50…コネクタ付き光ファイバケーブル、50a…収納
部、53…光ファイバ(テープ心線)、54…光コネク
タ(MTコネクタ)、55…余長、56…収納ホース、
60…コネクタホルダ、62…保持手段(溝)、87…
連結手段(軸)、88…連結手段(支持爪)、95…連
結手段(支承部)、100…ユニット。
部、53…光ファイバ(テープ心線)、54…光コネク
タ(MTコネクタ)、55…余長、56…収納ホース、
60…コネクタホルダ、62…保持手段(溝)、87…
連結手段(軸)、88…連結手段(支持爪)、95…連
結手段(支承部)、100…ユニット。
Claims (2)
- 【請求項1】 端末から導出した光ファイバ(53)が
光コネクタ(54)で成端されてなるコネクタ付き光フ
ァイバケーブル(50)であって、 光ファイバケーブル本体(51)と、 光ファイバケーブル本体の端末から導出された光ファイ
バを成端する光コネクタおよび光ファイバの余長(5
5)を収納する収納部(50a)とを具備し、 前記収納部が、筒状の弾性体からなる収納ホース(5
6)と、該収納ホースの内側に配置されて、光コネクタ
を保持するコネクタホルダ(60)とを備えてなり、 前記コネクタホルダが、光コネクタを保持する保持手段
(62)および連結手段(87、88、95)をそれぞ
れ有する複数のユニット(100)を複数直列に連結し
てなることを特徴とするコネクタ付き光ファイバケーブ
ル。 - 【請求項2】 連結手段がコネクタホルダ相互を球面支
承するボール型ジョイントであることを特徴とする請求
項1記載のコネクタ付き光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8074892A JPH09265032A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8074892A JPH09265032A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09265032A true JPH09265032A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13560495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8074892A Pending JPH09265032A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | コネクタ付き光ファイバケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09265032A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022138951A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 住友電気工業株式会社 | コネクタ付きケーブル |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP8074892A patent/JPH09265032A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022138951A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 住友電気工業株式会社 | コネクタ付きケーブル |
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