JPH09264196A - 車両の気体燃料充填装置 - Google Patents

車両の気体燃料充填装置

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JPH09264196A
JPH09264196A JP9916396A JP9916396A JPH09264196A JP H09264196 A JPH09264196 A JP H09264196A JP 9916396 A JP9916396 A JP 9916396A JP 9916396 A JP9916396 A JP 9916396A JP H09264196 A JPH09264196 A JP H09264196A
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filling
fuel
gas
vehicle
valve
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JP9916396A
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Tadamasa Maeda
忠政 前田
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の気体燃料充填装置において、充填終了
後に気体燃料が大気に放出するのを防止し、また、気体
燃料が無駄になるのを防止する。 【構成】 気体燃料のガス容器への充填終了後に充填ホ
ース内の気体燃料をエンジン側に導く圧抜き機構を充填
ホースに連絡して設け、圧抜き機構には気体燃料を吸着
する燃料吸着器を設けるとともに燃料吸着器からエンジ
ンへの気体燃料を調整する圧抜きバルブを設け、圧抜き
バルブをエンジンの運転状態に応じて作動する制御部を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の気体燃料
充填装置に係り、特に充填終了後に気体燃料が大気に放
出するのを防止し得る車両の気体燃料充填装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両においては、気体燃料であるCNG
(圧縮天然ガス)を燃料とする天然ガスエンジンを搭載
した気体燃料車両である天然ガス自動車(NGV)があ
る。
【0003】図5に示す如く、天然ガス自動車(以下
「車両」という)402にあっては、気体燃料を貯留す
る2つのガス容器404、404が設置されている。こ
のガス容器404、404には、容器元弁406、40
6が設けられ、一側のガス供給管408を介してエンジ
ン(図示せず)が連絡し、他側のガス充填管410に逆
止弁412と燃料充填弁414と充填口416とが設け
られている。
【0004】この車両402のガス容器404、404
には、気体燃料給油所(ガススタンド)418からCN
Gが充填される。
【0005】この気体燃料給油所418にあっては、貯
留タンク(図示せず)の気体燃料が、圧縮機420によ
って蓄ガス器422に送給され、そして、ディスペンサ
ユニット424を経て充填ホース426から充填ディス
ペンサ428に至る。この充填ディスペンサ428は、
車両402の充填口416に接続される。
【0006】ディスペンサユニット424には、フロー
メータ430と充填遮断弁432と流量制御弁434と
過充填防止装置436とが設けられている。
【0007】また、充填ホース426には、圧抜きライ
ンを構成するように、三方弁438を設け、この三方弁
438にはディスペンサユニット424を経て圧抜きホ
ース440が接続されている。
【0008】これにより、車両402のガス容器40
4、404にCNGを充填する場合には、充填ホース4
26の先端の充填ディスペンサ428を充填口416に
接続(クイックカップリング)し、気体燃料給油所41
8側から200〓/〓2 の圧力でCNGを圧送し、この
CNGをガス容器404、404に充填させている。
【0009】そして、CNGの充填終了後に、充填ディ
スペンサ428を充填口416から切り離さなければな
らないが、充填ホース426内の気体燃料が200〓/
2と高圧になっているので、このままでは、充填ディ
スペンサ428を充填口416から切り離せない。
【0010】そこで、CNGの充填終了後には、先ず、
三方弁438を作動して充填ホース424を経て圧抜き
ホース440から大気に放出し、次いで、充填ホース4
26内の圧力を大気圧とした後に、充填ディスペンサ4
28を充填口416から切り離している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、気体
燃料充填装置にあっては、充填ディスペンサを充填口か
ら切り離すために、充填ホース内の気体燃料(CNG)
を大気に放出しているので、大気汚染の原因になるとと
もに、気体燃料が無駄になるという不都合があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、気体燃料給油所の充填ホ
ースの先端側の充填ディスペンサを気体燃料車両の充填
口に接続し、前記気体燃料給油所の気体燃料を前記気体
燃料車両のガス容器に充填させる車両の気体燃料充填装
置において、気体燃料の前記ガス容器への充填終了後に
前記充填ホース内の気体燃料をエンジン側に導く圧抜き
機構を前記充填ホースに連絡して設け、この圧抜き機構
には気体燃料を吸着する燃料吸着器を設けるとともにこ
の燃料吸着器から前記エンジンへの気体燃料を調整する
圧抜きバルブを設け、この圧抜きバルブを前記エンジン
の運転状態に応じて作動する制御部を設けたことを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明は、気体燃料の充填終了
後に、充填ホース内の気体燃料を圧抜き機構に導いて燃
料吸着器に吸着させるので、充填ホース内の気体燃料を
大気に放出させることがなく、充填ディスペンサを充填
口から切り離すことができ、よって、大気汚染を防止す
ることができ、環境上有利とする。
【0014】また、燃料吸着器に吸着された気体燃料
は、圧抜きバルブが制御部によって作動されることによ
り、エンジンに供給されるので、気体燃料を有効に利用
することができ、経済上有利とする。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1、2は、この発明の第1実
施例を示すものである。図1において、2はCNG(圧
縮天然ガス)を燃料とする気体燃料車両である天然ガス
自動車(以下「車両」という)、4は気体燃料給油所
(以下「給油所」という)である。
【0016】車両2には、天然ガスのエンジン6が設置
されている。このエンジン6には、吸気マニホルド8
と、スロットル弁10が備えられたスロットルボディ1
2と、ミキサ14と、排気マニホルド16とが設けられ
ている。
【0017】エンジン6には、ガス容器18、18から
のCNGが、ガス供給管20に導かれてミキサ14から
供給される。
【0018】ガス容器18、18には、過流防止機構が
組込まれた容器元弁22、22が取付けられている。
【0019】この容器元弁22、22とミキサ14間の
ガス供給管20には、ガス容器18、18側から順次
に、緊急遮断弁24と圧力センサ26と燃料遮断弁28
と高圧減圧弁30と低圧減圧弁32とが設けられてい
る。
【0020】緊急遮断弁24は、電磁弁からなり、燃料
供給系の安全性を確保するためのものであり、安全性の
ためにガス容器18、18に最も近い箇所に設置されて
いる。
【0021】圧力センサ26は、緊急遮断弁24の下流
側に設置され、ガス容器18、18の圧力(残量)を検
出するものである。
【0022】また、ガス容器18、18には、ガス充填
管34の一端側が接続されている。このガス充填管34
には、ガス容器18、18側から順次に、逆止弁36と
燃料充填弁38と他端側に充填口40とが設けられてい
る。
【0023】エンジン6の排気マニホルド16には、排
気センサであるO2 センサ42が取付けられている。こ
のO2 センサ42は、排気の酸素濃度を検出してリーン
信号又はリッチ信号を出力するものである。
【0024】一方、気体燃料給油所4にあっては、貯留
タンク(図示せず)からのCNGを送給する圧縮機44
と、蓄ガス器46と、ディスペンサユニット48と、充
填ホース50と、充填ディスペンサ52とが設けられて
いる。ディスペンサユニット48には、フローメータ5
4と充填遮断弁56と流量制御弁58と過充填防止装置
60とが設けられている。
【0025】また、充填ホース50には、圧抜き機構6
2を構成する三方弁64が設けられている。
【0026】この三方弁64には、給油所側圧抜き管6
6の一端側が接続されている。この給油所側圧抜き管6
6の他端側には、圧抜きディスペンサ68が接続されて
いる。
【0027】一方、車両2側には、同様に、圧抜き機構
62を構成するように、車両側圧抜き管70が設けられ
ている。この車両側圧抜き管70には、一端側に圧抜き
口72が接続されている。この車両側圧抜き管70の他
端側は、ミキサ14と低圧減圧弁32間のガス供給管2
0に接続されている。
【0028】この車両側圧抜き管70には、圧抜き口7
2側から順次に、逆止弁74と燃料吸着器76と圧抜き
バルブ(ソレノイドバルブ)78とが設けられている。
【0029】燃料吸着器76は、封入された吸着材(図
示せず)により、充填ホース50側からのCNGを吸着
するものである。
【0030】この圧抜きバルブ78には、制御部80が
連絡している。この制御部80には、O2 センサ42
と、エンジン回転数(Ne)を検出するエンジン回転数
センサ82と、吸気圧力(Pb)を検出する吸気管圧セ
ンサ84と、スロットル開度(θ)状態を検出するスロ
ットルセンサ86と、吸気流量(Ga)を検出する吸気
量センサ88とが連絡している。
【0031】この制御部80は、各センサからの各種信
号を入力し、エンジン6の運転状態に応じて圧抜きバル
ブ78を作動制御するものである。
【0032】次に、この実施例の作用を説明する。
【0033】CNGを車両2のガス容器18、18に充
填する際には、先ず、充填ディスペンサ52を充填口4
0に接続し、また、圧抜きディスペンサ68を圧抜き口
72に接続する。そして、三方弁64を充填ディスペン
サ52側に作動し、CNGを圧縮機44によって送給
し、ガス容器18、18にCNGを充填させる。
【0034】そして、充填が終了した後には、三方弁6
4を圧抜きディスペンサ68側に作動すると、充填ホー
ス50内のCNGが燃料吸着器76に吸着されて保持さ
れる。
【0035】次いで、充填ホース50内の圧力が大気圧
近くになったら、充填ディスペンサ52を充填口40か
ら取外すとともに、圧抜きディスペンサ68を圧抜き口
72から取外し、充填作業を完了する。
【0036】これにより、CNGの充填終了後に、CN
Gが大気に放出されないので、大気汚染を防止すること
ができ、環境上よくなり、光化学スモッグの発生や地球
温暖化が生ずるのを防止することができる。
【0037】また、エンジン6の稼動時には、制御部8
0は、図2にフローチャートに示す如く、圧抜きバルブ
78を作動制御する。
【0038】即ち、制御部80において、プログラムが
スタートすると(ステップ102)、先ず、リッチ判定
回数(K)を零(0)と、つまり、K=0とし(ステッ
プ104)、エンジン回転数(Ne)を読込む(ステッ
プ106)。
【0039】そして、エンジン負荷として、吸気管圧力
(ブースト)(Pb)又はスロットル開度(θ)、又
は、吸入空気量(Ga)を読込む(ステップ108)。
【0040】そして、エンジン回転数(Ne)≧設定回
転数(X)か否かであり、且つ、吸気管圧力(Pb)≧
設定圧力(Y)、又は、スロットル開度(θ)≧設定開
度(Y’)、又は、吸入空気量(Ga)≧設定空気量
(Y”)か否かを判断する(ステップ110)。
【0041】このステップ110でNOの場合には、ス
テップ106に戻す。
【0042】このステップ110でYESの場合には、
圧抜きバルブ78をオン作動し(ステップ112)、そ
して、O2 センサ42からの信号(値)を読込む(ステ
ップ114)。
【0043】そして、O2 センサ42からのリッチ判定
時間(tR )が設定時間(to )以上か否か、つまり、
R ≧to を判断する(ステップ116)。
【0044】このステップ116でNOの場合には、ス
テップ106に戻す。
【0045】このステップ116でYESの場合には、
リッチ判定回数(K)=K+1とし(ステップ11
8)、そして、リッチ判定がある秒数以上に例えば3回
以上続けてあったか否か、つまり、K>3か否かを判断
する(ステップ120)。
【0046】このステップ120でNOの場合には、ス
テップ106に戻す。
【0047】このステップ120でYESの場合には、
燃料吸着器76にCNGの吸着量がないと判断し(ステ
ップ122)、プログラムをエンド(ステップ124)
にし、圧抜きバルブ78を非作動とする。そして、この
制御を次回行うのは、CNGを充填した時である。
【0048】つまり、この図2のフローチャートにあっ
ては、基本的に、エンジン回転数(Ne)、エンジン負
荷(吸気管圧力等)が設定値以上の場合に、圧抜きバル
ブ78を作動するのであるが、燃料吸着器78にCNG
が吸着されているのは充填後だけであるので、燃料吸着
器78にCNGの吸着量がなくなれば、圧抜きバルブ7
8を作動する必要がない。そこで、圧抜きバルブ78の
作動時には、エンジン6の空燃比がリッチになるので、
2 センサ42のリッチ判定信号が設定秒数以上であれ
ば、吸着量があると判断し、O2 センサ42のリッチ判
定信号が所定秒数以上、例えば、3回以上続けてならな
ければ、CNGの吸着量がなくなったと判断し、圧抜き
バルブ78の作動制御を終了する。
【0049】これにより、充填終了後に、充填ホース5
0内のCNGが大気に放出されず、大気汚染の発生を防
止し、環境上有利となり、また、エンジン6側に供給さ
れるので、CNGの無駄をなくし、CNGの有効利用を
図ることができ、経済上有利にすることができる。
【0050】図3は、この発明の第2実施例を示すもの
である。
【0051】以下の実施例にあっては、上述の第1実施
例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0052】この第2実施例においては、圧抜き機構2
02を車両2側に設けた点にある。即ち、図3に示す如
く、充填口40と燃料充填弁38間のガス充填管34に
三方弁204を設け、この三方弁204には圧抜き管2
06の一端側を接続して設け、この圧抜き管206の他
端側をエンジン6と低圧減圧弁32間のガス供給管20
に接続し、この圧抜き管20には三方弁204側から順
次に逆止弁208と燃料吸着器210と圧抜きバルブ2
12とを設け、この圧抜きバルブ212に制御部214
を連絡して設ける。また、充填ホース50には、充填弁
216が設けられる。
【0053】この第2実施例の構成によれば、上述の第
1実施例と同じ効果を得て、また、圧抜き機構202
を、充填時に充填ラインとして使用し、充填終了後には
圧抜きラインとして利用することができ、よって、気体
燃料給油所4側に圧抜き機構を不要とすることができ
る。
【0054】図4は、この発明の第3実施例を示すもの
である。
【0055】この第3実施例の特徴とするところは、燃
料吸着器76にCNGの吸着量があるかないかを、圧抜
きバルブ78への通電時間(t)を加算して、この通電
時間(t)が設定時間(a)以上か否かによって判断す
る点にある。
【0056】即ち、図4に示す如く、制御部80におい
て、プログラムがスタートすると(ステップ302)、
先ず、圧抜きバルブ78の通電時間(t)を零(0)と
し(ステップ304)、エンジン回転数(Ne)を読込
む(ステップ306)。
【0057】そして、エンジン負荷として、吸気管圧力
(Pb)又はスロットル開度(θ)、又は、吸入空気量
(Ga)を読込む(ステップ308)。
【0058】そして、エンジン回転数(Ne)≧設定回
転数(X)か否かであり、且つ、吸気管圧力(Pb)≧
設定圧力(Y)、又は、スロットル開度(θ)≧設定開
度(Y’)、又は、吸入空気量(Ga)≧設定空気量
(Y”)か否かを判断する(ステップ310)。
【0059】このステップ310でNOの場合には、ス
テップ306に戻す。
【0060】このステップ310でYESの場合には、
圧抜きバルブ78をオン作動し(ステップ312)、そ
して、圧抜きバルブ78への通電時間を△tとする(ス
テップ314)。
【0061】そして、通電時間(t)=t+△tとし
(ステップ316)、t≧設定時間(a)か否かを判断
する(ステップ318)。
【0062】このステップ118でNOの場合には、ス
テップ306に戻す。
【0063】このステップ318でYESの場合には、
燃料吸着器76にの吸着量がないと判断し(ステップ3
20)、プログラムをエンド(ステップ322)にし、
圧抜きバルブ78を非作動とする。この制御を次回行う
のは、CNGを充填した時である。
【0064】よって、この第3実施例によれば、圧抜き
バルブ78の通電時間によって、吸着量があるかないか
を簡単に判断することができ、上述の第1実施例と同じ
効果を得ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、気体燃料のガス容器への充填終了後に充
填ホース内の気体燃料をエンジン側に導く圧抜き機構を
充填ホースに連絡して設け、圧抜き機構には気体燃料を
吸着する燃料吸着器を設けるとともに燃料吸着器からエ
ンジンへの気体燃料を調整する圧抜きバルブを設け、圧
抜きバルブをエンジンの運転状態に応じて作動する制御
部を設けたことにより、気体燃料が大気に放出されるこ
とがないので、大気汚染を防止し、環境上有利とし得
る。
【0066】また、気体燃料がエンジンに供給されるの
で、気体燃料の無駄をなくし、気体燃料の有効利用を図
り、経済上有利とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】気体燃料充填装置のシステム構成図である。
【図2】吸着量の有無の判断のフローチャートである。
【図3】第2実施例における気体燃料充填装置のシステ
ム構成図である。
【図4】第3実施例における吸着量の有無の判断のフロ
ーチャートである。
【図5】従来の気体燃料充填装置のシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
2 車両 4 気体燃料給油所 6 エンジン 18 ガス容器 40 充填口 42 O2 センサ 50 充填ホース 52 充填ディスペンサ 62 圧抜き機構 64 三方弁 76 燃料吸着器 78 圧抜きバルブ 80 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体燃料給油所の充填ホースの先端側の
    充填ディスペンサを気体燃料車両の充填口に接続し、前
    記気体燃料給油所の気体燃料を前記気体燃料車両のガス
    容器に充填させる車両の気体燃料充填装置において、気
    体燃料の前記ガス容器への充填終了後に前記充填ホース
    内の気体燃料をエンジン側に導く圧抜き機構を前記充填
    ホースに連絡して設け、この圧抜き機構には気体燃料を
    吸着する燃料吸着器を設けるとともにこの燃料吸着器か
    ら前記エンジンへの気体燃料を調整する圧抜きバルブを
    設け、この圧抜きバルブを前記エンジンの運転状態に応
    じて作動する制御部を設けたことを特徴とする車両の気
    体燃料充填装置。
  2. 【請求項2】 気体燃料給油所の充填ホースの先端側の
    充填ディスペンサを気体燃料車両の充填口に接続し、前
    記気体燃料給油所の気体燃料を前記気体燃料車両のガス
    容器に充填させる車両の気体燃料充填装置において、気
    体燃料の前記ガス容器への充填終了後に前記充填ホース
    内の気体燃料をエンジン側に導く圧抜き機構を前記充填
    口と前記ガス容器側の燃料充填弁間に連絡して設け、こ
    の圧抜き機構には気体燃料を吸着する燃料吸着器を設け
    るとともにこの燃料吸着器から前記エンジンへの気体燃
    料を調整する圧抜きバルブを設け、この圧抜きバルブを
    前記エンジンの運転状態に応じて作動する制御部を設け
    たことを特徴とする車両の気体燃料充填装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、O2 センサの信号のリッ
    チ判定時間によって前記燃料吸着器への吸着量がないと
    判断した場合に前記圧抜きバルブを非作動とすることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の気体燃
    料充填装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記圧抜きバルブの通電
    時間を加算し、この通電時間が所定時間以上になった場
    合に前記圧抜きバルブを非作動とすることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の車両の気体燃料充填装
    置。
JP9916396A 1996-03-28 1996-03-28 車両の気体燃料充填装置 Pending JPH09264196A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101271376B1 (ko) * 2007-12-13 2013-06-07 현대자동차주식회사 차량용 가스충전장치
US8899968B2 (en) 2007-07-25 2014-12-02 Osaka Gas Co., Ltd. Combustible gas processing system and combustible gas processing method

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