JPH09263577A - ジフェニルメチル−アゼチジノン化合物及びエラスターゼ阻害剤 - Google Patents

ジフェニルメチル−アゼチジノン化合物及びエラスターゼ阻害剤

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JPH09263577A
JPH09263577A JP8093466A JP9346696A JPH09263577A JP H09263577 A JPH09263577 A JP H09263577A JP 8093466 A JP8093466 A JP 8093466A JP 9346696 A JP9346696 A JP 9346696A JP H09263577 A JPH09263577 A JP H09263577A
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JP
Japan
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diethyl
oxoazetidine
carbonylmethoxy
diphenylacetyl
acetyl
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JP8093466A
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English (en)
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Kazuhiro Tsutsumi
一弘 堤
Takayuki Inaba
隆之 稲葉
Shunzo Tanaka
俊三 田中
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 一般式〔I〕 【化1】 (R1 、R2 は、アルキル基又はアルキレン基、Aは置
換アミノ基、B1 は−CO−又は−CONH−、B2
単結合又は−CO−、Dは単結合又はアルキルアミノ基
を表す。)で示されるジフェニルメチル−アゼチジノン
化合物又はその薬理上許容される塩、それを含有する医
薬組成物、エラスターゼ阻害剤、及び抗炎症剤。 【効果】 一般式〔I〕で表される化合物は、エラスタ
ーゼ阻害作用を有し、抗炎症剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抗炎症作用、エラス
ターゼ阻害作用及びサイトカイン産生抑制作用を有する
新規なアゼチジノン誘導体に関するものであり、医薬の
分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】炎症の基本的病態を特徴づける免疫細
胞、特に好中球の血液中から組織への浸潤は、それにひ
きつづく血液成分の漏出による浮腫の形成、さらには組
織の破壊を伴って炎症症状の進行に深く関与している。
このような炎症症状の進行に免疫異常が関わっていると
思われる疾患には、慢性関節リウマチ、慢性気道感染症
に基づく気管支炎、成人呼吸窮迫症候群、及びII型喘息
として分類される細気管支閉塞型喘息などの呼吸器系の
疾患、さらには炎症性腸疾患(クーロン病、潰瘍性大腸
炎)や皮膚病の一つ乾癬などの非特異性炎症疾患等が挙
げられる。
【0003】好中球の浸潤と浮腫形成、組織破壊を伴う
炎症症状の誘起との因果関係については、好中球の産生
する各種炎症性サイトカイン、ケミカルメディエーター
類の他に、高等動物の肺、軟骨、血管壁、皮膚等の生体
内結合組織の間質を構成する線維蛋白質であるエラスチ
ン及びコラーゲンを分解し、さらには細胞障害作用を有
しているプロテアーゼ、なかでもエラスターゼが重要な
役割を果していると考えられている。したがって、エラ
スターゼによる組織破壊及び劣化並びに細胞障害に起因
する上記疾患、さらには膵炎、腎炎、動脈硬化等の多臓
器の疾患及び敗血症等の各種疾患の予防及び治療剤とし
て、エラスターゼ阻害剤が有効であると考えられるに到
っている。
【0004】既に、エラスターゼ阻害剤等のセリンプロ
テアーゼ阻害剤としては、ペプチド性、非ペプチド性の
いくつかの化合物が報告されており、非ペプチド性阻害
剤としては、例えば、ザ ジャーナル オブ バイオロ
ジカル ケミストリー、257巻、5085〜5091
頁(1982年)[J. Biol. Chem., 257 , 5085-5091
(1982)]にはベンゾオキサジノン誘導体及びキナゾリン
誘導体が、ジャーナルオブ メディシナルケミストリ
−、30巻、1017〜1023頁(1987年)[J.
Med. Chem., 30, 1017-1023(1987)]にはピロン誘導体
が、同31巻、1052〜1061頁(1988年)
[J. Med. Chem., 31, 1052-1061(1988)]にはベンゾフェ
ノン誘導体が、同33巻、464〜479頁(1990
年)[J. Med. Chem., 33, 464-479(1990)]及び再公表公
報WO88/09790号明細書にはベンゾオキサジノ
ン誘導体が、特開平1−308227号公報にはピロー
ル誘導体、オキサゾール誘導体及びチアゾール誘導体が
記載されている。
【0005】又、エラスターゼ阻害剤としてのアゼチジ
ノン誘導体が、特開平2−6471号公報、特開平5−
97882号公報、特開平5−97881号公報、特開
平5−132458号公報、特開平4−312569号
公報、特開平5−194501号公報、特開平5−28
1225号公報、英国特許2266527号明細書、特
開平6−263723号公報、国際公開公報WO941
0143号、米国特許5348953号明細書、国際公
開公報WO9524207号等に開示されている。
【0006】又、特開昭61−289074号公報には
【0007】
【化10】
【0008】{R、R1 はアルキル基等;R2 、R3
水素原子、OB(Bはヘテロアリールアルキル基等を表
す。)等;Aは(CO)NB1 2 等である。}が開示
されており、国際公開公報WO93/00332号明細
書には
【0009】
【化11】
【0010】(RはC1 〜C6 アルキル基;R1 はアル
キル基等;R2 、R3 は水酸基、アルキル基、ハロゲン
原子、カルボキシ基等;Mは水素原子、アルキル基、ア
ルケニル基等である。)が開示されている。しかし、ジ
フェニル基を有するアゼチジノン誘導体の開示はない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のエラスターゼ阻
害剤、例えばベンゾオキサジノン誘導体(再公表公報平
4−818488号公報等)は、物性的な特徴として経
口吸収性が悪く、その使用方法において制限された。具
体的にはこれらの誘導体は吸入剤として使用され、その
酵素阻害特異性、阻害活性も満足できるものではなかっ
た。一方、アゼチジノン誘導体(特開平7−24262
4号公報等)においては、経口投与が可能となり、かつ
酵素阻害活性が強いものが得られたが、安全性の面で細
胞毒性(特に肝臓において)が懸念された。このような
問題を克服すべく種々の研究が成されたが(Paul E. Fin
keらの発表、American Chemical Society 、1995年8月
開催)、未だ十分満足できるものではなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、強いエラスター
ゼ阻害活性を有し、経口投与可能で、安全性に優れ、か
つサイトカイン産生抑制活性を併せ持つ下記一般式
〔I〕で示される新規ジフェニルメチル−アゼチジノン
誘導体を見いだし、本発明を完成するに至った。
【0013】即ち、本発明は下記(1)乃至(10)に
示す新規なジフェニルメチル−アゼチジノン誘導体及び
その医薬用途に関するものである。
【0014】(1) 一般式〔I〕
【0015】
【化12】
【0016】〔式中、R1 、R2 はそれぞれ同一又は異
なってアルキル基又はR1 とR2 が一緒になって
【0017】
【化13】
【0018】(nは2乃至6の整数を表す。)を表し;
Aは水酸基又は次の中から選ばれる基
【0019】
【化14】
【0020】{ここでR3 、R6 はそれぞれ同一又は異
なって水素原子、水酸基で置換されてもよいアルキル
基、シクロアルキル基又はアラルキル基を表し,R4
5 はそれぞれ同一又は異なって水素原子、アルキル基
又はR4 とR5 が一緒になって
【0021】
【化15】
【0022】(rは3乃至6の整数を表し、r’、r”
はそれぞれ同一又は異なって1乃至3の整数を表す。)
を表し,pは1乃至5の整数を表す。}を表し;B1
【0023】
【化16】
【0024】を表し、B2 は単結合又は
【0025】
【化17】
【0026】を表し、Dは単結合又は次の中から選ばれ
る基
【0027】
【化18】
【0028】(ここでR7 は水素原子、アルキル基、シ
クロアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基を表
し,R8 はアルキル基又はシクロアルキル基を表し,s
は0又は1乃至3の整数を表し,tは1乃至5の整数を
表し,uは0又は1乃至2の整数を表す。)を表し;m
は0又は1乃至5の整数を表す。〕で示されるジフェニ
ルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容され
る塩。
【0029】(2) R1 、R2 がそれぞれ同一又は異
なってアルキル基を表す前記(1)のジフェニルメチル
−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容される塩。 (3) Aが
【0030】
【化19】
【0031】(ここでR3 、R4 、R5 、R6 、pはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)である前記(2)の
ジフェニルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上
許容される塩。
【0032】(4) Aが
【0033】
【化20】
【0034】(ここでR6 は前記と同様の意味を表
す。)である前記(3)のジフェニルメチル−アゼチジ
ノン化合物又は又はその薬理上許容される塩。
【0035】(5) 1−(N−ジフェニルアセチル−
N−メチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、4−[N’−(2−ジメチ
ルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメ
トキシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−メチルア
ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチ
ジン、1−(N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、4−[N’−(2−ジメチルアミノエチ
ル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−
(N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミノ)アセチ
ル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−
(N−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチ
ル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−
1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、
【0036】1−(N−ブチル−N−ジフェニルアセチ
ルアミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチルアミ
ノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ
−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N
−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)アセチル
−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1
−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
ルアセチル−N−ペンチルアミノ)アセチル−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−ジフェニ
ルアセチル−N−イソプロピルアミノ)アセチル−3,
3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−
[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチル
アミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニルア
セチル−N−イソプロピルアミノ)アセチル−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン、
【0037】1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソ
ブチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、4−[N’−(2−ジメチルア
ミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキ
シ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルア
ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチ
ジン、1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチル
アミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−メ
チル−N’−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミ
ノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニルメト
キシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチル
アミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼ
チジン、1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチ
ルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ−
4−[4−(ピロリジン−1−イル)ピペラジン−1−
イル]カルボニルメトキシアゼチジン、
【0038】1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソ
ブチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、4−[4−(2−ジメチル
アミノエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメト
キシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチル
アミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼ
チジン、1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルア
セチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、1−(N−シクロプロピル−N
−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−4−[N’−
(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]
カルボニルメトキシ−3,3−ジエチル−2−オキソア
ゼチジン、4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)
カルボニルメトキシ−1−(N−シクロプロピル−N−
ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチ
ル−2−オキソアゼチジン、
【0039】1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニ
ルアセチルアミノ)アセチル−4−(4−シクロプロピ
ルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−3,3
−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−シクロ
プロピル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルホモピペラジン−
1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチ
ルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−
メチル−N’−(1−メチルピペリジン−4−イル)ア
ミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1
−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−4−[N’−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−
3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−
シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセ
チル−4−[4−(2−ジメチルアミノエチル)ピペラ
ジン−1−イル]カルボニルメトキシ−3,3−ジエチ
ル−2−オキソアゼチジン、
【0040】1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニ
ルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イ
ル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−
(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ−4−
(4−ピロリジン−1−イルピペリジノ)カルボニルメ
トキシアゼチジン、1−(N−シクロプロピル−N−ジ
フェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル
−4−[N’−メチル−N’−(2−ピペリジノエチ
ル)アミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチ
ルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−
メチル−N’−(2−モルホリノエチル)アミノ]カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(N−シ
クロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチ
ル−4−[N’−(2−ジエチルアミノエチル)−N’
−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−3,3−ジエチ
ル−2−オキソアゼチジン、
【0041】(4)−1−(N−シクロプロピル−N
−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエ
チル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボ
ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、(4)−1−
(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチルアミノエチ
ル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、(4)−1−
(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒ
ドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメ
トキシ−2−オキソアゼチジン、(4)−1−(N−
シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセ
チル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン
−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、(4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェ
ニルアセチルアミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジ
メチルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニ
ルメトキシ−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン、
【0042】(4)−1−(N−シクロプロピル−N
−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエ
チル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン
−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミ
ノ)アセチル−3−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)カルボニルメトキシ−1−オキソ−2−アザスピロ
[3,5]ノナン、2−(N−ジフェニルアセチル−N
−プロピルアミノ)アセチル−3−[N’−(2−ジメ
チルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニル
メトキシ−1−オキソ−2−アザスピロ[3,5]ノナ
ン、1−(N−アリル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、1−(N−アリル−N−ジフェニルアセチ
ルアミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチルアミ
ノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ
−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
【0043】1−[N−(3,3−ジフェニルプロピオ
ニル)−N−プロピルアミノ]アセチル−3,3−ジエ
チル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボ
ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N’−
(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]
カルボニルメトキシ−1−[N−(3,3−ジフェニル
プロピオニル)−N−プロピルアミノ]アセチル−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−[(2S)
−1−ジフェニルアセチルプロリル]−3,3−ジエチ
ル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニ
ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N−(2−
ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]カルボニ
ルメトキシ−1−[(2S)−1−ジフェニルアセチル
プロリル]−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン、1−ジフェニルアセチル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、
【0044】4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)
−N−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−ジフェ
ニルアセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン、1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3
−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)
カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N
−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]
カルボニルメトキシ−1−(3,3−ジフェニルプロピ
オニル)−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
エチル−4−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジ
ン−4−イル)アミノ]カルボニルメトキシ−2−オキ
ソアゼチジン、4−[N−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−N−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−
(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジエチ
ル−2−オキソアゼチジン、
【0045】4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)
−N−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(3,
3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジエチル−2
−オキソアゼチジン、4−[4−(2−ジメチルアミノ
エチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−
1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
エチル−2−オキソアゼチジン、1−(3,3−ジフェ
ニルプロピオニル)−3,3−ジエチル−4−[4−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(3,3
−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボニルメ
トキシ−2−オキソアゼチジン、1−ジフェニルメチル
カルバモイル−3,3−ジエチル−4−モルホリノカル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0046】1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,
3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−
[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミ
ノ]カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカルバ
モイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、4
−[N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−メチル
アミノ]カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカ
ルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン、1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエ
チル−4−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジン
−4−イル)アミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、4−[4−(2−ジメチルアミノエチル)
ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−1−ジフ
ェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル−2−オ
キソアゼチジン、
【0047】1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,
3−ジエチル−4−[N−メチル−N−(2−モルホリ
ノエチル)アミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソア
ゼチジン、1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3
−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
ラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソア
ゼチジン、4−(4−シクロプロピルピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカル
バモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
−4−[N−メチル−N−(2−ピペリジノエチル)ア
ミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1
−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル−
4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボニ
ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0048】4−(4−ベンジルピペラジン−1−イ
ル)カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカルバ
モイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1
−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル−
2−オキソ−4−(4−ピロリジン−1−イルピペリジ
ノ)カルボニルメトキシアゼチジン、1−ジフェニルメ
チルカルバモイル−4−(4−ジメチルアミノピペリジ
ノ)カルボニルメトキシ−3,3−ジエチル−2−オキ
ソアゼチジン、1−ジフェニルメチルカルバモイル−
3,3−ジエチル−4−[N−(2−モルホリノエチ
ル)アミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、(4)−1−ジフェニルメチルカルバモイル−
3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチ
ル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−
オキソアゼチジン、
【0049】(4)−1−ジフェニルメチルカルバモ
イル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシ
エチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、2−ジフェニルメチルカルバモ
イル−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボ
ニルメトキシ−1−オキソ−2−アザスピロ[3,5]
ノナン、2−ジフェニルメチルカルバモイル−3−[N
−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]
カルボニルメトキシ−1−オキソ−2−アザスピロ
[3,5]ノナン、1−(2,2−ジフェニルエチル)
カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)
−N−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(2,
2−ジフェニルエチル)カルバモイル−3,3−ジエチ
ル−2−オキソアゼチジン、
【0050】1−ジフェニルアセチルアミノアセチル−
3,3−ジエチル−4−モルホリノカルボニルメトキシ
−2−オキソアゼチジン、1−ジフェニルアセチルアミ
ノアセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペ
ラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソア
ゼチジン、1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピ
ルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4
−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメト
キシ−2−オキソアゼチジン、4−[N’−(2−ジメ
チルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニル
メトキシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピ
ルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−2
−オキソアゼチジン、1−(N−ジフェニルアセチル−
N−ペンチルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0051】4−[N’−(2−ジメチルアミノエチ
ル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−
(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)メチ
ルカルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチ
ジン、1−(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチルア
ミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、4−[N’−(2−ジメチ
ルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメ
トキシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチル
アミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−2−
オキソアゼチジン、1−[3−(3,3−ジフェニルプ
ロピオニルアミノ)プロピル]カルバモイル−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N−
(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]カ
ルボニルメトキシ−1−[3−(3,3−ジフェニルプ
ロピオニルアミノ)プロピル]カルバモイル−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン、
【0052】1−[N−(4,4−ジフェニルブチリ
ル)−N−プロピルアミノ)メチルカルバモイル−3,
3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イ
ル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−
[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチル
アミノ]カルボニルメトキシ−1−[N−(4,4−ジ
フェニルブチリル)−N−プロピルアミノ]メチルカル
バモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
1−(1−ジフェニルアセチルアゼチジン−3−イル)
カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、1−[(2)−(1−ジフェニルアセチ
ルピロリジン−2−イル)]カルバモイル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N−
(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]カ
ルボニルメトキシ−1−[(2)−(1−ジフェニル
アセチルピロリジン−2−イル)]カルバモイル−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
【0053】1−[(2)−(1−ジフェニルアセチ
ルピロリジン−2−イル)]カルバモイル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N−
(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]カ
ルボニルメトキシ−1−[(2)−(1−ジフェニル
アセチルピロリジン−2−イル)]カルバモイル−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−[(2
−(1−ジフェニルアセチルピロリジン−2−イル)]
カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルホ
モピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オ
キソアゼチジン、1−[(2)−(1−ジフェニルア
セチルピロリジン−2−イル)]カルバモイル−3,3
−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
ラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソア
ゼチジン、2−[(2)−(1−ジフェニルアセチル
ピロリジン−2−イル)]カルバモイル−3−(4−メ
チルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−1−
オキソ−2−アザスピロ[3,5]ノナン、
【0054】3−[N−(2−ジメチルアミノエチル)
−N−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−2−[(2
)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン−2−イ
ル)]カルバモイル−1−オキソ−2−アザスピロ
[3,5]ノナン、1−(1−ジフェニルアセチルピペ
リジン−4−イル)カルバモイル−3,3−ジエチル−
4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメ
トキシ−2−オキソアゼチジン、1−(1−ジフェニル
アセチルピペリジン−2−イル)カルバモイル−3,3
−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)
カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N
−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]
カルボニルメトキシ−1−(1−ジフェニルアセチルピ
ペリジン−2−イル)カルバモイル−3,3−ジエチル
−2−オキソアゼチジン、1−(N−ジフェニルアセチ
ルアミノ)カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、
【0055】4−[N’−(2−ジメチルアミノエチ
ル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−
(N−ジフェニルアセチルアミノ)カルバモイル−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−ジフ
ェニルアセチル−N−プロピルアミノ)カルバモイル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4
−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチ
ルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニル
アセチル−N−プロピルアミノ)カルバモイル−3,3
−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−ter
t−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル
−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1
−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
1−[N−ジフェニルアセチル−N−(2−プロピニ
ル)アミノ]アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−
メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
−オキソアゼチジン、
【0056】4−[N’−(2−ジメチルアミノエチ
ル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−
[N−ジフェニルアセチル−N−(2−プロピニル)ア
ミノ]アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチ
ジン、1−(4,4−ジフェニルブチリル)−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N−
(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]カ
ルボニルメトキシ−1−(4,4−ジフェニルブチリ
ル)−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−
(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)アセ
チル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン
−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’
−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフ
ェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)アセチル−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
【0057】1−(N−シクロブチル−N−ジフェニル
アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、1−(N−シクロブチル−
N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−4−[N’
−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチルアミ
ノ]カルボニルメトキシ−3,3−ジエチル−2−オキ
ソアゼチジン、1−(N−シクロペンチル−N−ジフェ
ニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4
−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメト
キシ−2−オキソアゼチジン、1−(N−シクロペンチ
ル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−4−
[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチル
アミノ]カルボニルメトキシ−3,3−ジエチル−2−
オキソアゼチジン、1−[2−(N−ジフェニルアセチ
ル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0058】4−[N’−(2−ジメチルアミノエチ
ル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−
[2−(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミ
ノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−2−オキソア
ゼチジン、(4)−1−[(2)−2−(N−ジフ
ェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]
−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1
−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
(4)−1−[(2)−2−(N−ジフェニルアセ
チル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(N−
ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4
−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メチ
ルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニル
アセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−ジ
エチル−2−オキソアゼチジン、
【0059】1−[3−(N−ジフェニルアセチル−N
−プロピルアミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル
−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル
メトキシ−2−オキソアゼチジン、4−[N’−(2−
ジメチルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボ
ニルメトキシ−1−[3−(N−ジフェニルアセチル−
N−プロピルアミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチ
ル−2−オキソアゼチジン、4−[4−(2−ジメチル
アミノエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメト
キシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルア
ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチ
ジン、4−[N’−(2−ジエチルアミノエチル)−
N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−
ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、4−(4−
ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
【0060】1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロ
ピルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ
−4−(4−ピロリジン−1−イルピペリジノ)カルボ
ニルメトキシアゼチジン、1−(N−ジフェニルアセチ
ル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル
−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1
−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
4−[N’−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−
メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェ
ニルアセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3
−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−ジフェ
ニルアセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3
−ジエチル−4−[N’−メチル−N’−(1−メチル
ピペリジン−4−イル)アミノ]カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、及び1−(N−ジフェニルアセ
チル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−ジエチ
ル−4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジンからなる群より
選ばれる前記(1)のジフェニルメチル−アゼチジノン
化合物又はその薬理上許容される塩。
【0061】(6) 1−(N−ジフェニルアセチル−
N−メチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、1−(N−ジフェニルアセ
チル−N−エチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル
−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル
メトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(N−ブチル−
N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(N−ジ
フェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1
−(N−ジフェニルアセチル−N−イソプロピルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、
【0062】1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソ
ブチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、4−(4−ベンジルピペラジン
−1−イル)カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
ルアセチル−N−イソブチルアミノ)アセチル−3,3
−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−ジフェ
ニルアセチル−N−イソブチルアミノ)アセチル−3,
3−ジエチル−4−(4−メチルホモピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1
−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、4−(4−ベンジルピペラジン−1−イ
ル)カルボニルメトキシ−1−(N−シクロプロピル−
N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジ
エチル−2−オキソアゼチジン、
【0063】1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニ
ルアセチルアミノ)アセチル−4−(4−シクロプロピ
ルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−3,3
−ジエチル−2−オキソアゼチジン、1−(N−シクロ
プロピル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルホモピペラジン−
1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチ
ルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、(4)−1
−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、(4)−1−(N−シクロプロピル−N
−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエ
チル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン
−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、
【0064】(4)−1−(N−シクロプロピル−N
−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエ
チル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボ
ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、(4)−1−
(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒ
ドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメ
トキシ−2−オキソアゼチジン、1−(N−アリル−N
−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエ
チル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボ
ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−[N−
(3,3−ジフェニルプロピオニル)−N−プロピルア
ミノ]アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチル
ピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキ
ソアゼチジン、1−[(2S)−1−ジフェニルアセチ
ルプロリル]−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、
【0065】1−ジフェニルアセチル−3,3−ジエチ
ル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニ
ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(3,3−ジ
フェニルプロピオニル)−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、1−(3,3−ジフェニルプロ
ピオニル)−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒド
ロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメト
キシ−2−オキソアゼチジン、1−(3,3−ジフェニ
ルプロピオニル)−3,3−ジエチル−4−(4−メチ
ルホモピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
−オキソアゼチジン、1−ジフェニルメチルカルバモイ
ル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−
1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、
【0066】1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,
3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピ
ペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン、4−(4−シクロプロピルピペラジン−1
−イル)カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカ
ルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン、1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエ
チル−4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−(4−
ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
−2−オキソアゼチジン、(4)−1−ジフェニルメ
チルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−[4−(2
−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニ
ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0067】(4)−1−ジフェニルメチルカルバモ
イル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシ
エチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、1−(2,2−ジフェニルエチ
ル)カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチ
ルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オ
キソアゼチジン、1−ジフェニルアセチルアミノアセチ
ル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−
1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミ
ノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、1−(N−ジフェニルアセチル
−N−ペンチルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0068】1−(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプ
チルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−
4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメ
トキシ−2−オキソアゼチジン、1−[3−(3,3−
ジフェニルプロピオニルアミノ)プロピル]カルバモイ
ル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−
1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジ
ン、1−[N−(4,4−ジフェニルブチリル)−N−
プロピルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチ
ル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニ
ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(1−ジフェ
ニルアセチルアゼチジン−3−イル)カルバモイル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1
−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン−
2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、
【0069】1−[(2)−(1−ジフェニルアセチ
ルピロリジン−2−イル)]カルバモイル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−[(2
)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン−2−イ
ル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メ
チルホモピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、1−[(2)−(1−ジフェ
ニルアセチルピロリジン−2−イル)]カルバモイル−
3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチ
ル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−
オキソアゼチジン、1−(1−ジフェニルアセチルピペ
リジン−4−イル)カルバモイル−3,3−ジエチル−
4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメ
トキシ−2−オキソアゼチジン、1−(1−ジフェニル
アセチルピペリジン−2−イル)カルバモイル−3,3
−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)
カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0070】1−(N−ジフェニルアセチルアミノ)カ
ルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペ
ラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソア
ゼチジン、1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピ
ルアミノ)カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4
−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
2−オキソアゼチジン、1−(N−tert−ブチル−
N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−[N−ジ
フェニルアセチル−N−(2−プロピニル)アミノ]ア
セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
ジン、1−(4,4−ジフェニルブチリル)−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−(N−
ジフェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0071】1−(N−シクロブチル−N−ジフェニル
アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、1−(N−シクロペンチル
−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、1−[2−
(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)プロ
ピオニル]−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペ
ラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソア
ゼチジン、(4)−1−[(2)−2−(N−ジフ
ェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]
−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1
−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
(4)−1−[(2)−2−(N−ジフェニルアセ
チル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、
【0072】1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロ
ピルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−
メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
−オキソアゼチジン、1−[3−(N−ジフェニルアセ
チル−N−プロピルアミノ)プロピオニル]−3,3−
ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、4−(4−
ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、
1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロ
キシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン、及び1−(N−ジフェニル
アセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)
カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジンからなる群
より選ばれる前記(4)のジフェニルメチル−アゼチジ
ノン化合物又はその薬理上許容される塩。
【0073】(7) 前記(1)〜(6)のジフェニル
メチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容される
塩を含有する医薬。
【0074】(8) 前記(1)〜(6)のジフェニル
メチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容される
塩と製薬上許容される担体を含有する医薬組成物。
【0075】(9) 前記(1)〜(6)のジフェニル
メチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容される
塩を含有するエラスターゼ阻害剤。
【0076】(10) 前記(1)〜(6)のジフェニル
メチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容される
塩を含有する抗炎症剤。
【0077】B2 が単結合であるとは、Dと−(C
2 m −が直接結合することを意味する。Dが単結合
であるとは、B1 とB2 が直接結合することを意味す
る。B2 とDが共に単結合であるときは、B1 と−(C
2 m −が直接結合することを意味する。
【0078】又、本発明化合物には立体異性体及び光学
異性体が存在するが、本発明はそれら全てを包含する。
【0079】次に、本明細書において使用する用語の意
味は、以下の通りである。「アルキル基」とは、炭素数
1乃至8の直鎖又は分枝してもよいアルキル基であり、
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチ
ル基、tert−ペンチル基、ネオペンチル基、2−ペ
ンチル基、3−ペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキ
シル基、2−ヘキシル基、n−ヘプチル基又はn−オク
チル基等が挙げられ、R1 又はR2 として好ましくは炭
素数1乃至4のメチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec
−ブチル基又はtert−ブチル基等であり、特に好ま
しくはメチル基、エチル基、n−プロピル基等である。
3 、R4 、R5 、R6 として好ましくはメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基又はn−ヘプチ
ル基等であり、特に好ましくはメチル基、エチル基、n
−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基又はイソ
ブチル基等である。R7 又はR8 として好ましくはメチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−
ペンチル基、n−ヘキシル基又はn−ヘプチル基等であ
り、特に好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n
−ペンチル基又はn−ヘプチル基等である。
【0080】「シクロアルキル基」とは、炭素数3乃至
7の環状アルキル基であり、例えばシクロプロピル基、
シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
又はシクロヘプチル基等が挙げられ、好ましくはシクロ
プロピル基、シクロブチル基又はシクロペンチル基であ
る。
【0081】「アラルキル基」とは、フェニル基、ナフ
チル基又はビフェニル基等のアリール基及びアルキル部
として炭素数1乃至6個のアルキル基からなるアリール
アルキル基であり、例えばベンジル基、フェネチル基、
フェニルプロピル基、フェニルブチル基又はフェニルヘ
キシル基等であり、好ましくはベンジル基又はフェネチ
ル基等である。
【0082】「アルケニル基」とは、炭素数2乃至6の
直鎖又は分枝してもよいアルケニル基を表し、例えばエ
テニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−
ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メ
チル−1−プロペニル基、1−ペンテニル基、2−ペン
テニル基、3−ペンテニル基、2−メチル−1−ブテニ
ル基、3−メチル−1−ブテニル基、1−ヘキセニル
基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、4−ヘキセ
ニル基、5−ヘキセニル基、2−メチル−1−ペンテニ
ル基、3−メチル−1−ペンテニル基、4−メチル−1
−ペンテニル基、2,3−ジメチル−1−ブテニル基又
は3,3−ジメチル−1−ブテニル基等である。好まし
くは炭素数2乃至4のエテニル基、1−プロペニル基、
2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、
3−ブテニル基又は2−メチル−1−プロペニル基等で
あり、特に好ましくはエテニル基、1−プロペニル基、
2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基又
は3−ブテニル基である。
【0083】「アルキニル基」とは、炭素数2乃至6の
直鎖又は分枝してもよいアルキニル基を表し、例えばエ
チニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−
ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1−メ
チル−2−プロピニル基、1−ペンチニル基、2−ペン
チニル基、3−ペンチニル基、1−メチル−2−ブチニ
ル基、1−メチル−3−ブチニル基、2−メチル−3−
ブチニル基、1−ヘキシニル基、2−ヘキシニル基、3
−ヘキシニル基、4−ヘキシニル基、5−ヘキシニル
基、3−メチル−1−ペンチニル基、4−メチル−1−
ペンチニル基、1−メチル−2−ペンチニル基、1−メ
チル−3−ペンチニル基、1−メチル−4−ペンチニル
基、1,1−ジメチル−3−ブチニル基又は3,3−ジ
メチル−1−ブチニル基等であり、好ましくは炭素数2
乃至4のエチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニ
ル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル
基又は1−メチル−2−プロピニル基等であり、特に好
ましくはエチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニ
ル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基又は3−ブチニ
ル基等である。
【0084】「薬理上許容される塩」とは、上記一般式
〔I〕で示されるジフェニルメチル−アゼチジノン化合
物と無毒の塩を形成するものであればいかなるものでも
よく、例えば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸、硝酸等
の無機酸の塩;酢酸、プロピオン酸、マロン酸、クエン
酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、マ
レイン酸、グリコール酸、メタンスルホン酸、p−トル
エンスルホン酸、グルコン酸、アスコルビン酸、アスパ
ラギン酸、グルタミン酸等の有機酸の塩を挙げることが
できる。又、場合によっては含水物あるいは水和物であ
ってもよい。特に好ましくは塩酸塩又は硝酸塩である。
【0085】「カルボキシ保護基」とは、通常カルボキ
シ基を保護するために用いられるものであればいかなる
保護基でもよく、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル
基若しくはイソブチル基等のアルキル基;2,2,2−
トリクロロエチル基若しくは2,2,2−トリフルオロ
エチル基等のハロゲン置換アルキル基;ベンジル基、p
−メトキシベンジル基、3,4−ジメトキシベンジル
基、o−ニトロベンジル基、p−ニトロベンジル基、p
−ブロモベンジル基、ジフェニルメチル基若しくはトリ
チル基等のアラルキル基;トリメチルシリル基、トリエ
チルシリル基、イソプロピルジメチルシリル基、ter
t−ブチルジメチルシリル基、ジ−tert−ブチルメ
チルシリル基、フェニルジメチルシリル基若しくはte
rt−ブチルジフェニルシリル基等の置換シリル基;又
はアリルオキシカルボニル基等が挙げられ、好ましくは
メチル基若しくはエチル基等のアルキル基;又はベンジ
ル基、p−メトキシベンジル基若しくはp−ニトロベン
ジル基等のアラルキル基であり、特に好ましくはメチル
基、エチル基、n−プロピル基又はベンジル基である。
【0086】「アミノ保護基」とは、通常アミノ基の保
護基として用いられるものであればいかなる保護基でも
よく、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボ
ニル基、n−ブトキシカルボニル基、イソブトキシカル
ボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、tert−
ブトキシカルボニル基、tert−アミルオキシカルボ
ニル基、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基若しくは9−フルオレ
ニルメトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基
又はアラルキルオキシカルボニル基;ホルミル基、アセ
チル基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基、ピ
バロイル基、クロロアセチル基、トリクロロアセチル
基、トリフルオロアセチル基若しくはベンゾイル基等の
アシル基;メチル基、tert−ブチル基若しくはベン
ジル基等のアルキル基又はアラルキル基;フタルイミド
基、ジチアスクシンイミド基若しくは2,3−ジフェニ
ルマレイミド基等のイミド基又は2,5−ジメチルピロ
ール基等が挙げられ、好ましくはメトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基又はフタルイミド
基等であり、特に好ましくはtert−ブトキシカルボ
ニル基、ベンジルオキシカルボニル基又はフタルイミド
基等である。
【0087】次に、本発明に係る化合物の製造方法につ
いて述べるが、本発明化合物の製造方法は必ずしも以下
に述べる方法に限定されるものではない。
【0088】製造法A−1 ここでは、一般式(8){R1 、R2 はそれぞれ同一又
は異なってアルキル基又はR1 、R2 が一緒になって
【0089】
【化21】
【0090】(nは2乃至6の整数を表す。)を表し、
C はカルボキシ保護基を表す。}で表されるアゼチジ
ノン化合物の製造法を示す。
【0091】反応工程図1
【0092】
【化22】
【0093】第1工程 一般式(2)(R1 、R2 はそれぞれ前記と同様の意味
を表す。)で表されるアルデヒド化合物を加熱下、好ま
しくは100℃乃至150℃で、酢酸ナトリウム、酢酸
カリウム等の酢酸アルカリ金属又はトリエチルアミン、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の有機塩基存
在下、無水酢酸と反応させることにより、一般式(3)
(Acはアセチル基を表し、R1 、R2 はそれぞれ前記
と同様の意味を表す。)で表される化合物が得られる。
この反応は、無溶媒で行うことができる。
【0094】第2工程 第1工程で得られる一般式(3)で表される化合物を冷
却下、好ましくは氷冷下でクロロスルホニルイソシアネ
ート等のスルホニルイソシアネートと反応させる。この
反応はトルエン、ジクロロメタン、ニトロメタン、ヘキ
サン、ヘプタン、ジイソプロピルエーテル等の溶媒中又
は無溶媒で行うことができる。引き続き、亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム等の亜硫酸塩又はチオフェノール
等で還元することにより、一般式(4)(R1 、R2
Acはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)で表される
化合物が得られる。この反応はトルエン、ジクロロメタ
ン、ニトロメタン、ヘキサン、ヘプタン、ジイソプロピ
ルエーテル等の溶媒又は水、若しくはそれらの混合溶媒
中で行うことができる。
【0095】第3工程 tert−ブチル 2−ブロモアセテート又はベンジル
2−ブロモアセテート等の一般式(5)(Xはハロゲ
ン原子を表し、RC は前記と同様の意味を表す。)で表
されるハロゲノ酢酸エステルをアセトン、メチルエチル
ケトン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン又は
N,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、室温乃至加
熱還流下で酢酸ナトリウム又は酢酸カリウム等の酢酸ア
ルカリ金属と反応させることにより一般式(6)
(RC 、Acはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)で
表されるアセトキシ酢酸エステルが得られる。
【0096】第4工程 第3工程で得られる一般式(6)で表されるアセトキシ
酢酸エステルをメタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、テトラヒドロフラン、1,4
−ジオキサン、水等あるいはこれらの混合溶媒中で、氷
冷下乃至室温で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナト
リウムメトキシド、ナトリウムエトキシド又はカリウム
tert−ブトキシド等の塩基存在下、アセチル基を
除去することにより一般式(7)(RC は前記と同様の
意味を表す。)で表されるヒドロキシ酢酸エステルが得
られる。
【0097】第5工程 第2工程で得られる一般式(4)で表される化合物をベ
ンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン又は
N,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、氷冷下乃至
加熱下、好ましくは室温で、酢酸パラジウム又は酢酸亜
鉛存在下、第4工程で得られる一般式(7)で表される
化合物と反応させることにより、一般式(8)(R1
2 、RC はそれぞれ前記と同様の意味を表す。)で表
される化合物が得られる。この反応においては、生じる
酢酸を捕捉するためにトリエチルアミン、ジメチルエチ
ルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の
塩基を加えてもよい。
【0098】製造法A−2 ここでは一般式(12)(R7 は水素原子、アルキル
基、シクロアルキル基、アルケニル基又はアルキニル基
を表し、sは0又は1乃至3の整数を表し、mは0又は
1乃至5の整数を表す。)で表されるジフェニルメチル
化合物の製造法を示す。
【0099】反応工程図2
【0100】
【化23】
【0101】第6工程 E1 部がカルボキシ基又はカルボキシ保護基で保護され
たカルボキシ基(RC2 C)、E2 部がハロゲン原子
又はアミノ基から選ばれる基である一般式(9)
(RC 、X、sはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)
で表される化合物と、E3 部がアミノ基又はハロゲン原
子から選ばれる基である一般式(10)(R7’はアル
キル基、シクロアルキル基、アルケニル基又はアルキニ
ル基を表し、Xは前記と同様の意味を表す。)で表され
る化合物と、一般式(11)(mは前記と同様の意味を
表す。)で表される化合物とを縮合させる。縮合させる
順序は任意である。又、R7 として水素原子である化合
物を所望の場合は、一般式(10)で表される化合物は
用いず、一般式(9)で表される化合物と一般式(1
1)で表される化合物を反応させるのみでよい。
【0102】(第6工程の1)アミノ化合物(9、1
0、9+11又は10+11)にハロゲン化合物(9又
は10)を縮合させる場合、アミノ化合物又はその塩を
ジクロロメタン、クロロホルム、ジエチルエーテル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、ジイソプロピルエーテル、テト
ラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、メタノール、ベ
ンゼン、トルエン等あるいはこれらの混合溶媒中、氷冷
下乃至加熱還流下でハロゲン化合物と反応させる。この
反応においては、2当量以上のアミノ化合物を用いる
か、トリエチルアミン又はN,N−ジイソプロピルエチ
ルアミン等の塩基を加えることが好ましい。
【0103】(第6工程の2)アミノ化合物(9、10
又は9+10)とカルボキシ化合物(11)を縮合させ
る場合、カルボキシ化合物をジクロロメタン、クロロホ
ルム、トルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル、1,2−ジ
クロロエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、室温乃
至加熱下、好ましくは室温で、1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド 塩酸塩
(WSC・HCl)、ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)又はジイソプロピルカルボジイミド等の縮合
剤の存在下、アミノ化合物と反応させるか、カルボキシ
化合物から塩化チオニル又は塩化オキザリル等より調製
した酸ハロゲン化物をトリエチルアミン、N,N−ジイ
ソプロピルエチルアミン、炭酸水素カリウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の塩基の
存在下、上記溶媒中又は上記溶媒と水との混合溶媒中で
アミノ化合物と反応させる。又はN,N’−カルボニル
ジイミダゾール、クロル炭酸エチル、クロル炭酸イソブ
チル若しくは塩化ピバロイル等で活性化させたカルボキ
シ化合物を上記溶媒中でアミノ化合物と反応させる。こ
の時、WSC・HCl、DCC又はジイソプロピルカル
ボジイミド等の縮合剤を用いる場合は、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシコハク酸イミド又
は4−ジメチルアミノピリジン等の反応補助剤を加える
ことが好ましく、酸ハロゲン化物に導く場合やその他の
活性化剤を用いてカルボキシ基を活性化させる場合は、
トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミ
ン、リチウムヘキサメチルジシラジド、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリ
ウム等の塩基を反応中に加えることが好ましい。
【0104】(第6工程の3)E1 部がカルボキシ保護
基で保護されたカルボキシ基である場合、該保護基を除
去するために通常行われる方法を用いることができる。
該保護基が、例えばtert−ブチル基等の酸性条件で
除去できる基である場合の例を示せば、次の通りであ
る。tert−ブチル保護化合物(9+11又は9+1
0+11)をメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、ジクロロメタン、クロロホル
ム、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン、酢酸、水等あるいはこれらの混合溶媒中、
又は溶媒を用いることなく、−20℃乃至80℃、好ま
しくは氷冷下乃至室温で、塩化水素、臭化水素、硫酸、
硝酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸等の酸存在下、脱保護反応を行うことにより一
般式(12)(R7 、m、sはそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)で表される化合物が得られる。
【0105】又、該保護基が、例えばベンジル基である
場合の例を示せば、次の通りである。ベンジル保護化合
物(9+11又は9+10+11)をメタノール、エタ
ノール、n−プロパノール、イソプロパノール、テトラ
ヒドロフラン、1,4−ジオキサン、酢酸、ジクロロメ
タン、N,N−ジメチルホルムアミド等あるいはこれら
の混合溶媒中、室温乃至60℃、好ましくは室温で、パ
ラジウム炭素、パラジウム黒又は水酸化パラジウム炭素
等の触媒存在下、水素による還元反応を行うことによ
り、一般式(12)で表される化合物が得られる。
【0106】又、E1 が、例えばメチル基、エチル基等
のアルキル基である場合の例を示せば、次の通りであ
る。アルキル保護化合物(9+11又は9+10+1
1)をメタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
ソプロパノール、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキ
サン、水等あるいはこれらの混合溶媒中、氷冷下乃至加
熱還流下で、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム等の塩基
を用いて反応を行うことにより一般式(12)で表され
る化合物が得られる。又、他の保護基を用いている場合
は、該保護基を除去するために通常行われる方法を用い
て脱保護を行えばよい。
【0107】製造法A−3 ここでは一般式(14)(R7 、m、sはそれぞれ前記
と同様の意味を表す。)で表されるジフェニルメチル化
合物の製造方法を示す。この場合、製造法A−2で示し
た一般式(9)の代わりにE1 部がアミノ基又は保護さ
れたアミノ基(RN NH又はRN 2 N)である一般式
(13)(RN はベンジルオキシカルボニル基、ter
t−ブトキシカルボニル基、フタルイミド基等のアミノ
保護基を表し、具体的にはRN NHはベンジルオキシカ
ルボニル基又はtert−ブトキシカルボニル基等で保
護されたアミノ基を表し、RN 2 Nはフタルイミド基等
で保護されたアミノ基を表し、X、sはそれぞれ前記と
同様の意味を表す。)で表される化合物を用いればよ
い。これを反応工程図3に示す。
【0108】反応工程図3
【0109】
【化24】
【0110】(第6工程の3’)E1 部がRN NHであ
る場合、保護基RN を除去するために通常行われる方法
を用いることができる。該保護基が、例えばベンジルオ
キシカルボニル基である場合の例を示せば、次の通りで
ある。ベンジルオキシカルボニル保護化合物(13+1
1又は13+10+11)をメタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノール、テトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサン、酢酸、ジクロロメタン、
N,N−ジメチルホルムアミド等あるいはこれらの混合
溶媒中、室温乃至60℃、好ましくは室温で、パラジウ
ム炭素、パラジウム黒又は水酸化パラジウム炭素等の触
媒存在下、水素による還元反応を行うことにより、一般
式(14)(R7 、m、sはそれぞれ前記と同様の意味
を表す。)で表される化合物が得られる。
【0111】又、該保護基がtert−ブトキシカルボ
ニル基である場合の例を示せば、次の通りである。te
rt−ブトキシカルボニル保護化合物(13+11又は
13+10+11)をメタノール、エタノール、n−プ
ロパノール、イソプロパノール、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、
1,4−ジオキサン、酢酸、水等あるいはこれらの混合
溶媒中、又は溶媒を用いることなく、−20℃乃至80
℃、好ましくは氷冷下乃至室温で、塩化水素、臭化水
素、硫酸、硝酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオ
ロメタンスルホン酸等の酸存在下、脱保護反応を行うこ
とにより一般式(14)(R7 、m、sはそれぞれ前記
と同様の意味を表す。)で表される化合物が得られる。
【0112】又、E1 部がRN 2 Nである場合、該保護
基RN 2 が、例えばフタルイミド基である場合の例を示
せば、次の通りである。フタルイミド保護化合物(13
+11又は13+10+11)を、メタノール、エタノ
ール、n−プロパノール、イソプロパノール、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン等あるいはこれらと水
の混合溶媒中、氷冷下乃至加熱下、好ましくは室温で、
ヒドラジンまたはその水和物存在下、脱保護反応を行う
ことにより、一般式(14)で表される化合物が得られ
る。又、他の保護基を用いている場合は、該保護基を除
去するために通常行われる方法を用いて脱保護を行えば
よい。
【0113】製造法A−4 ここでは一般式(16)(R8 はアルキル基又はシクロ
アルキル基を表し、R7 、mはそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)で表されるジフェニルメチル化合物の製造
法を示す。この場合、製造法A−2で示した一般式
(9)の代わりに一般式(15)(R8 、Rc 、Xはそ
れぞれ前記と同様の意味を表す。)で表される化合物を
用いればよい。これを反応工程図4に示す。
【0114】反応工程図4
【0115】
【化25】
【0116】製造法A−5 ここでは一般式(18)(tは1乃至5の整数を表し、
uは0又は1乃至2の整数を表し、s、mはそれぞれ前
記と同様の意味を表す。)で表されるジフェニルメチル
化合物の製造法を示す。この場合、製造法A−2で示し
た一般式(10)で表される化合物は用いず、又一般式
(9)の代わりに一般式(17)(Rc、s、t、uは
それぞれ前記と同様の意味を表す。)で表される化合物
を用いればよい。これを反応工程図5に示す。
【0117】反応工程図5
【0118】
【化26】
【0119】製造法A−6 ここでは、第5工程で得られる一般式(8)で表される
アゼチジノン化合物と一般式(11)又は第6工程で得
られる一般式(12)、一般式(14)、一般式(1
6)若しくは一般式(18)で表されるジフェニルメチ
ル化合物とを縮合させ、一般式〔I〕で表される化合物
に導く方法を示す。
【0120】反応工程図6
【0121】
【化27】
【0122】第7工程の1 一般式(8)で表される化合物をジクロロメタン、クロ
ロホルム、1,2−ジクロロエタン、テトラヒドロフラ
ン、1,4−ジオキサン又はN,N−ジメチルホルムア
ミド等の溶媒中、氷冷下乃至加熱下、好ましくは室温
で、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
−カルボジイミド 塩酸塩(WSC・HCl)、ジシク
ロヘキシルカルボジイミド(DCC)又はジイソプロピ
ルカルボジイミド等の縮合剤の存在下、一般式(1
1)、一般式(12)、一般式(16)又は一般式(1
8)で表される化合物と反応させるか、一般式(1
1)、一般式(12)、一般式(16)若しくは一般式
(18)で表される化合物から塩化チオニル又は塩化オ
キザリル等より調製した酸ハロゲン化物又は1,1’−
カルボニルジイミダゾール、クロル炭酸エチル、クロル
炭酸イソブチル、塩化ピバロイル若しくはジフェニルリ
ン酸アジド等で活性化させた一般式(11)、一般式
(12)、一般式(16)若しくは一般式(18)で表
される化合物を上記溶媒中で一般式(8)で表される化
合物と反応させることにより、B1
【0123】
【化28】
【0124】である一般式(19)(R1 、R2
C 、D、B1 、B2 、mはそれぞれ前記と同様の意味
を表す。)で表される化合物が得られる。この反応にお
いては、WSC・HCl、DCC又はジイソプロピルカ
ルボジイミド等の縮合剤を用いる場合は、1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシコハク酸イミド
又は4−ジメチルアミノピリジン等の反応補助剤を加え
ることが好ましく、酸ハロゲン化物に導く場合やその他
の活性化剤を用いてカルボキシ基を活性化させる場合
は、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチル
アミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、リチ
ウムヘキサメチルジシラジド、リチウムジイソプロピル
アミド、水素化ナトリウム、水素化カリウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム又は炭
酸カリウム等の塩基を用いることが好ましい場合があ
る。
【0125】第7工程の2 一般式(11)、一般式(12)、一般式(16)又は
一般式(18)で表される化合物をジクロロメタン、ク
ロロホルム、1,2−ジクロロエタン、テトラヒドロフ
ラン又はN,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中、ト
リエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン
又はN−メチルモルホリン等の塩基存在下、ジフェニル
リン酸アジドと反応させるか、又は第7工程の1で示し
たようなカルボキシ基の活性化を行った後、アジ化ナト
リウム又はアジ化リチウム等のアジ化剤と反応させて、
得られた酸アジドを加熱することによりイソシアネート
とし、このイソシアネートと一般式(8)で表される化
合物を上記溶媒に溶解した溶液に、上記塩基及び触媒量
の4−ジメチルアミノピリジンを加え、一般式(1
1)、一般式(12)、一般式(16)又は一般式(1
8)で表される化合物の反応液に加えて反応させること
により、B1
【0126】
【化29】
【0127】である一般式(19)で表される化合物が
得られる。
【0128】第7工程の2’ 又は、一般式(14)で表される化合物をジクロロメタ
ン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン又はテトラ
ヒドロフラン等の溶媒中、トリエチルアミン、N,N−
ジイソプロピルエチルアミン又はN−メチルモリホリン
等の塩基存在下で、ホスゲン、トリクロロメチルクロロ
ホルメート、ビストリクロロメチルカーボネート又は
1,1’−カルボニルジイミダゾール等のカルボニル化
剤と反応させる。次いで一般式(8)で表される化合物
を加え、必要に応じて前記塩基を加えることにより、B
1
【0129】
【化30】
【0130】である一般式(19)で表される化合物が
得られる。又、一般式(8)で表される化合物を上記カ
ルボニル化剤と反応させ、次いで一般式(14)で表さ
れる化合物を反応させることによっても、一般式(1
9)で表される化合物が得られる。
【0131】第8工程 この工程は、一般式(19)のカルボキシ保護基RC
脱保護し、一般式〔I〕で表される化合物のうちAが水
酸基である化合物〔I’〕(R1 、R2 、B1、B2
D、mは前記と同様の意味を表す。)を得るための工程
であり、前記カルボキシ保護基を脱保護するための方法
と同様の方法を行えばよい。又、他の保護基を用いてい
る場合は、該保護基を除去するために通常行われる方法
を用いて脱保護を行えばよい。但し、パラジウム炭素、
パラジウム黒又は水酸化パラジウム炭素等の触媒の存在
下、水素による接触還元反応で脱保護を行う場合、R7
としてアルケニル基又はアルキニル基である化合物を用
いると、R7 としてアルキル基である化合物に還元され
る。
【0132】第8’工程 一般式〔I’〕で表される化合物を薬理上許容される塩
にする場合は、一般式〔I’〕で表される化合物をメタ
ノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノ
ール、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、水等
あるいはこれらの混合溶媒に溶解し、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、トリエチルア
ミン等、所望の塩基を無溶媒又は上記溶媒に溶解して加
えることによって、一般式〔I’〕で表される化合物の
塩基付加塩が得られる。
【0133】第9工程 この工程は、Aが
【0134】
【化31】
【0135】{ここでR3 、R6 はそれぞれ同一又は異
なって水素原子、水酸基で置換されてもよいアルキル
基、シクロアルキル基又はアラルキル基を表し,R4
5 はそれぞれ同一又は異なって水素原子、アルキル基
又はR4 とR5 が一緒になって
【0136】
【化32】
【0137】(rは3乃至6の整数を表し、r’、r”
はそれぞれ同一又は異なって1乃至3の整数を表す。)
を表し,pは1乃至5の整数を表す。}である化合物
〔I〕(R1 、R2 、B1 、D、B2 、mは前記と同様
の意味を表す。但し、Aは水酸基である場合を除く。)
を得るための工程である。一般式〔I' 〕で表されるカ
ルボキシ化合物と
【0138】
【化33】
【0139】(ここで、R3 、R4 、R5 、R6 、pは
前記と同様の意味を表す。)で表されるアミンとを縮合
させることにより、一般式〔I〕(但し、Aが水酸基で
ある場合を除く。)が得られる。縮合は第6工程の1乃
至3に示した方法と同様の方法で行えばよい。
【0140】第9’工程 一般式〔I〕で表される化合物(但し、Aが水酸基であ
る場合を除く。)を薬理上許容される塩にする場合は、
一般式〔I〕で表される化合物をジクロロメタン、クロ
ロホルム、酢酸エチル、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、1,4−ジオキサン、水あるいはこれらの混
合溶媒に溶解し、塩化水素、臭化水素、硝酸、酢酸、吉
草酸、酒石酸、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、乳
酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸又はp−トル
エンスルホン酸等、所望の酸を無溶媒又は上記溶媒に溶
解して加えることにより、一般式〔I〕の酸付加塩が得
られる。
【0141】製造法B ここでは、製造法Aに示した方法とは別の製造法によ
る、一般式〔I〕で表される化合物のうちB1
【0142】
【化34】
【0143】である一般式〔I”〕の製造法を示す。
【0144】反応工程図7
【0145】
【化35】
【0146】第10工程 この工程は、一般式(8)と一般式(20)(R7 、R
N 、sはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)、一般式
(21)(R7 、R8 、RN はそれぞれ前記と同様の意
味を表す。)又は一般式(22)(RN 、s、t、uは
それぞれ前記と同様の意味を表す。)で表される化合物
を縮合させる工程であり、第7工程の1に示した方法と
同様の方法を行うことにより、一般式(23)(R1
2 、RC 、D、RN はそれぞれ前記と同様の意味を表
す。)で表される化合物が得られる。
【0147】ここで、一般式(20)を得るためには、
製造法A−2で示した一般式(9)と一般式(10)で
表される化合物を縮合した後、通常行われる方法でアミ
ノ保護基を導入するか、E2 部又はE3 部がアミノ基で
ある一般式(9)又は一般式(10)で表される化合物
に通常行われる方法でアミノ保護基を導入した後、E3
部又はE2 部がハロゲン原子である一般式(10)又は
一般式(9)で表される化合物を縮合すればよい。E1
部がカルボキシ保護基で保護されたカルボキシ基である
場合は、該保護基を脱保護するために通常行われる方法
を行えばよい。又、一般式(21)で表される化合物を
所望の場合は、一般式(9)の代わりに一般式(15)
で表される化合物を用いればよく、一般式(22)で表
される化合物を所望の場合は、一般式(17)のアミノ
基を通常行われる方法で保護すればよい。
【0148】第11工程 この工程は、一般式(23)のアミノ保護基RN を脱保
護する工程であり、通常行われる方法を用いることがで
きる。該保護基が例えばベンジルオキシカルボニル基で
ある場合、第6工程の3’に示した方法を用いることが
できる。又、他の保護基を用いている場合は、該保護基
を除去するために通常行われる方法を用いて脱保護を行
えばよい。
【0149】第12工程 この工程は一般式(24)と一般式(11)で表される
化合物を縮合する工程であり、第6工程の2に示した方
法と同様の方法を行うことにより、一般式(25)(R
1 、R2 、RC 、D、mはそれぞれ前記と同様の意味を
表す。)で表される化合物が得られる。)。
【0150】第12工程で得られた一般式(25)で表
される化合物は第8工程、第9工程に示した方法と同様
の方法を行うことによって、一般式〔I〕で表される化
合物のうちB1
【0151】
【化36】
【0152】である化合物〔I”〕(R1 、R2 、A、
D、mはそれぞれ前記と同様の意味を表す。)を得るこ
とができる。
【0153】
【医薬品への適応】かくして得られた一般式〔I〕で示
される本発明化合物はエラスターゼ阻害活性に基づく炎
症の治療剤又は予防剤として有益である。本発明化合物
を抗炎症剤として用いる場合、通常全身的、あるいは局
所的に、経口または非経口で投与される。
【0154】投与量は年齢、体重、症状、治療効果、投
与方法、処理時間等により異なるが、通常成人ひとり当
たり0.01mg乃至1gの範囲で1日1回から数回経
口あるいは非経口投与される。
【0155】本発明化合物を経口投与のための固体組成
物にする場合、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤等の剤形が可
能である。このような固体組成物においては、一つ又は
それ以上の活性物質が、少なくとも一つの不活性な希釈
剤、分散剤又は吸着剤等、例えば乳糖、マンニトール、
ブドウ糖、ヒドロキシプロピルセルロース、微晶性セル
ロース、デンプン、ポリビニルヒドリン、メタケイ酸ア
ルミン酸マグネシウム又は無水ケイ酸末等と混合され
る。又、組成物は常法に従って、希釈剤以外の添加剤を
混合させてもよい。
【0156】錠剤又は丸剤に調製する場合は、必要によ
り白糖、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース又は
ヒドロキシメチルセルロースフタレート等の胃溶性ある
いは腸溶性物質のフィルムで皮膜してもよいし、又二以
上の層で皮膜してもよい。さらに、ゼラチン又はエチル
セルロースのような物質のカプセルにしてもよい。
【0157】経口投与のための液体組成物にする場合
は、薬剤的に許容される乳濁剤、溶解剤、懸濁剤、シロ
ップ剤又はエリキシル剤等の剤形が可能である。用いる
希釈剤としては、例えば精製水、エタノール、植物油又
は乳化剤等がある。又、この組成物は希釈剤以外に浸潤
剤、懸濁剤、甘味剤、風味剤、芳香剤又は防腐剤等のよ
うな補助剤を混合させてもよい。
【0158】非経口のための注射剤に調製する場合は、
無菌の水性若しくは非水性の溶液剤、可溶化剤、懸濁剤
又は乳化剤を用いる。水溶性の溶液剤、可溶化剤、懸濁
剤としては例えば、注射用蒸留水、生理食塩水、シクロ
デキストリン及びその誘導体、トリエタノールアミン、
ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、トリエチ
ルアミン等の有機アミン類あるいは無機アルカリ溶液等
がある。
【0159】水溶性の溶液剤にする場合、例えばプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコールあるいはオリ
ーブ油のような植物油、エタノールのようなアルコール
類等を用いてもよい。又、可溶化剤として、例えばポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、庶糖脂肪酸エステル等の
界面活性剤(混合ミセル形成)、又はレシチンあるいは
水添レシチン(リポソーム形成)等も用いられる。又、
植物油等の非水溶性の溶解剤と、レシチン、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油又はポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレングリコール等から成るエマルジョン製剤に
することもできる。
【0160】非経口投与のためのその他の組成物として
は、一つまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自体公
知の方法により処方される外用液剤、軟膏のような塗布
剤、座剤又はペッサリー等にしてもよい。
【0161】
【実施例】次に、本発明に係る一般式〔I〕で示される
化合物及びその製造方法を、実施例によって具体的に説
明する。しかしながら、本発明はこれら実施例によって
限定されるものではないことは勿論である。なお、実施
例及び表中において、Meはメチル基、Etはエチル
基、Prはプロピル基、i−Prはイソプロピル基、B
uはブチル基、t−Buはtert−ブチル基、Bnは
ベンジル基、Acはアセチル基をそれぞれ表す。
【0162】参考例1(第1工程) シクロヘキシリデンメチル アセテート
【0163】
【化37】
【0164】シクロヘキサンカルボキシアルデヒド(55.
7ml)、無水酢酸(69.5ml)及び酢酸ナトリウム(4.72g) を
125℃で二日間攪拌した。反応終了後、反応液を放冷
し、これをクロロホルム(75ml)、水(75ml)及び氷(75g)
の混合物に注いだ後、炭酸水素ナトリウムによりpHを
約6にして有機層を分離、水層をクロロホルムで2回抽
出した。有機層を合わせ、飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して得ら
れた残渣を減圧蒸留(78〜80℃,50mmHg)す
ることにより標記化合物(59.18g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.55-1.60(6H,m), 2.04
-2.07(2H,m), 2.12(3H,s), 2.22-2.25(2H,m), 6.84(1H,
s)
【0165】参考例2(第2工程) 3−アセトキシ−1−オキソ−2−アザスピロ[3,
5]ノナン
【0166】
【化38】
【0167】参考例1で得られたシクロヘキシリデンメ
チル アセテート(58.54g)に氷冷下クロロスルホニルイ
ソシアネート(48.0ml)を滴下し、窒素雰囲気下、同温度
で一夜攪拌した。反応終了後、反応液にトルエン(120m
l) を加え、これを炭酸水素ナトリウム(296.2g)、亜硫
酸ナトリウム(170.5g)、氷(450g)及び水(1.37l) の混合
物に注いで、4時間攪拌した。不要物を濾別し、濾液を
有機層と水層に分離、水層を酢酸エチルで抽出した。有
機層を合わせ飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥後減圧濃縮した。得られた残渣にn−
ヘキサンを加え、冷蔵庫に一夜放置することによって結
晶化させ、標記化合物(38.88g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.47-1.91(10H,m), 2.1
6(3H,s), 5.53(1H,s),6.48(1H,broad s)
【0168】参考例3(第5工程) ベンジル (1−オキソ−2−アザスピロ[3,5]ノ
ン−3−イルオキシ)アセテート
【0169】
【化39】
【0170】参考例2で得られた3−アセトキシ−1−
オキソ−2−アザスピロ[3,5]ノナン(38.0g) 、ベ
ンジル 2−ヒドロキシアセテート(24.67g)、酢酸パラ
ジウム(1.48g) 及びトリエチルアミン(31.16ml) をベン
ゼン(220ml) に溶解し、アルゴン雰囲気下室温で二日間
攪拌した。反応終了後、反応液を氷水(800ml) 及び濃塩
酸(30ml)の混合物に注ぎ、有機層を分離、水層を酢酸エ
チルで二回抽出した。有機層を合わせ、飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃
縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エチル 2:1溶出部
より標記化合物(45.0g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.40-1.76(10H,m), 4.3
1(2H,q,J=14.3Hz), 4.67(1H,s), 5.19(2H,s), 7.37(5H,
s)
【0171】参考例4(第3工程) tert−ブチル アセトキシアセテート
【0172】
【化40】
【0173】tert−ブチル ブロモアセテート(10
2.5g)をアセトン(600ml) に溶解し、酢酸カリウム(128.
9g)を加えて室温で一夜攪拌した。反応液を水(1.0l)に
注ぎ、ジエチルエーテルで二回抽出した。有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和塩化ナトリウム水溶
液で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮す
ることによって、標記化合物(91.46g)を油状物として得
た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.48(9H,s), 2.15(3H,
s), 4.49(2H,s)
【0174】参考例5(第4工程) tert−ブチル ヒドロキシアセテート
【0175】
【化41】
【0176】参考例4で得られたtert−ブチル ア
セトキシアセテート(91.46g)をメタノール(300ml) 及び
水(200ml) の混合溶媒に溶解し、炭酸カリウム(72.56g)
を加えて室温で1時間攪拌した。反応終了後、反応液を
氷冷し、濃塩酸を加えてpHを約8として減圧濃縮し
た。得られた残渣に水(800ml) を加え、ジエチルエーテ
ルで三回抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮すること
によって、標記化合物(37.66g)を淡黄色の油状物として
得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.43(9H,s), 2.81(1H,
t,J=5.4Hz), 3.96(2H,d,J=5.1Hz)
【0177】参考例6(第5工程) tert−ブチル 4−[3,3−ジエチル−2−オキ
ソアゼチジン−4−イルオキシ]アセテート
【0178】
【化42】
【0179】S.K. Shah ら、J. Med. Chem. 35, 3745-3
754 (1992)に記載の方法により得られる4−アセトキシ
−3,3−ジエチル−2−アゼチジノン(55.85g)及び参
考例5で得られたtert−ブチル ヒドロキシアセテ
ート(30.66g)をベンゼンに溶解し、酢酸パラジウム(2.3
2g) 及びトリエチルアミン(48.5ml)を加えて、室温で三
日間攪拌した。反応終了後、氷水(500ml) に注ぎ、ジエ
チルエーテルで二回抽出した。有機層を飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃
縮して得られた残渣を中圧分取シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エチル 4:
1〜2:1溶出部より、標記化合物(31.71g)を黄色の油
状物として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96(3H,t,J=7.3Hz),
1.01(3H,t,J=7.3Hz), 1.48(9H,s), 1.63-1.86(4H,m),
4.06(2H,q,J=16.5Hz), 6.62(1H,broad s)
【0180】参考例7 3,3−ジフェニルプロピオニルクロリド
【0181】
【化43】
【0182】3,3−ジフェニルプロピオン酸(9.05g)
をジクロロメタン(100ml) に溶解し、氷冷した後塩化オ
キザリル(5.23ml)及び触媒量のN,N−ジメチルホルム
アミドを加えて室温で14時間攪拌した。反応終了後、
減圧濃縮することにより、標記化合物(9.79g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 3.62(2H,d,J=7.7Hz),
4.60(1H,t,J=7.7Hz), 7.21-7.33(10H,m)
【0183】参考例8 メチル 4,4−ジフェニル−2−ブテノエート
【0184】
【化44】
【0185】ジフェニルアセトアルデヒド(10.58
g)をテトラヒドロフラン(150ml)に溶解し、メチ
ル(トリフェニルホスホラニリデン)アセテート(1
9.63g)を加え、室温で18時間攪拌した。反応混
合物を減圧濃縮して得られた残渣を中圧分取シリカゲル
クロマトグラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エチル
9:1溶出部より標記化合物(14.50g)を
(E)、(Z)混合物として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 3.73(3H,s), 4.87(1H,
d,J=6.0Hz), 5.75(1H, dd,J=3.0 and 15.0Hz), 7.15-7.
34(10H,m), 7.42(1H,dd,J=6.0 and 15.0Hz)
【0186】参考例9 メチル 4,4−ジフェニルブタノエート
【0187】
【化45】
【0188】参考例8で得られたメチル 4,4−ジフ
ェニル−2−ブテノエート(15.13g)をメタノー
ル(150ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(2
g)を加え、常圧水素雰囲気下2.5時間攪拌した。不
溶物を濾去し、得られた濾液を減圧濃縮し、標記化合物
(14.25g)を無色油状物として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 2.25-2.30(2H,m), 2.35
-2.43(2H,m), 3.63(3H,s), 3.92(1H,t,J=9.0Hz), 7.14-
7.31(10H,m)
【0189】参考例10 4,4−ジフェニルブタン酸
【0190】
【化46】
【0191】参考例9で得られたメチル 4,4−ジフ
ェニルブタノエート(14.25g)をメタノール(6
5.3ml)に溶解し、室温で2規定水酸化ナトリウム水
溶液(130ml)を加え、室温で24時間攪拌した。3
規定塩酸を加え、pH2に調整し、クロロホルムにて3
回抽出した。有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮すること
により標記化合物(12.37g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 2.37-2.46(4H,m), 3.94
(1H,t), 7.12-7.32(10H,m)
【0192】参考例11 (N−ジフェニルアセチル−N−メチルアミノ)酢酸
【0193】
【化47】
【0194】サルコシン エチルエステル 塩酸塩(5.0
2g) をクロロホルム(50ml)に溶解し、氷冷した後トリエ
チルアミン(9.57ml)を加え、次いで塩化ジフェニルアセ
チル(8.30g) のクロロホルム(50ml)溶液を滴下した。氷
冷下で30分、室温で3時間攪拌した後、減圧濃縮して
得られた残渣に酢酸エチル(200ml) を加え、1規定塩酸
(120ml) 、水(100ml) 、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
(120ml) 及び飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し
た。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮する
ことによりエチル (N−メチル−N−ジフェニルアセ
チルアミノ)アセテートを得た。これをエタノール(150
ml) に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液を滴下し
た。室温で一夜攪拌した後、減圧濃縮して得られた残渣
に水(100ml) を加え、酢酸エチルで洗浄した。水層を氷
冷し、濃塩酸で酸性とした後、酢酸エチルで二回抽出
し、有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(150ml) で洗浄
した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮する
ことにより標記化合物(9.10g)を白色の不定形固体とし
て得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 3.02 and 3.05(3H,2s),
3.98 and 4.16(2H,2s), 5.05 and 5.27(1H,2s), 7.19-
7.34(10H,m), 8.67(1H,broad s)
【0195】参考例12 エチル (N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミ
ノ)アセテート
【0196】
【化48】
【0197】ブロモ酢酸エチル(5.54ml)をジエチルエー
テル(10ml)に溶解し、70%エチルアミン水溶液(6.44m
l)のジエチルエーテル(10ml)溶液を加えて氷冷下で2時
間攪拌した。反応終了後、不溶物を濾別し、濾液を減圧
濃縮することによりエチルN−エチルアミノアセテート
を得た。これをジエチルエーテル(100ml) に溶解し、塩
化ジフェニルアセチル(11.53g)及びトリエチルアミン
(6.13ml)を加えて室温で一夜攪拌した。反応終了後、1
0%クエン酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液及び飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機
層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、n
−ヘキサン:酢酸エチル 4:1溶出部より、標記化合
物(6.30g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.07-1.14(3H,m), 1.23
-1.30(3H,m), 2.78 and3.43(2H,2q), 3.97 and 4.07(2
H,2s), 4.11(2H,m), 5.04 and 5.24(1H,2s), 7.21-7.34
(10H,m)
【0198】参考例13 (N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミノ)酢酸
【0199】
【化49】
【0200】参考例12で得られたエチル (N−ジフ
ェニルアセチル−N−エチルアミノ)アセテート(6.30
g) をメタノール(13ml)及びテトラヒドロフラン(13ml)
の混合溶媒に溶解し、1規定水酸化リチウム(25ml)を加
えて室温で1時間半攪拌した。反応終了後、減圧濃縮し
て得られた残渣に酢酸エチルを加え、10%クエン酸及
び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。有機層を硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することにより標記化合
物(5.76g) を白色結晶として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.09-1.14(3H,m), 3.04
-3.51(2H,m), 3.97 and4.10(2H,2s), 5.02 and 5.25(1
H,2s), 7.20-7.34(10H,m)
【0201】参考例14 (N−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)酢酸
【0202】
【化50】
【0203】ブロモ酢酸エチル(3.88ml)より、参考例1
2と同様の方法を行うことにより、エチル (N−ブチ
ル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセテートを得
た。これを参考例13と同様の方法を行うことにより、
標記化合物(8.22g) を得た。但し、70%エチルアミン
水溶液の代わりにn−ブチルアミンを、水酸化リチウム
の代わりに水酸化ナトリウムを、メタノール及びテトラ
ヒドロフランの混合溶媒の代わりにエタノールを用い
た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.88(3H,t,J=7.3Hz),
1.23-1.30(2H,m), 1.45-1.51(2H,m), 3.33(2H,t,J=7.9H
z), 3.95-4.08(2H,m), 5.02-5.24(1H,m), 7.21-7.32(10
H,m), 8.65-8.90(1H,broad s)
【0204】参考例15 エチル N−ペンチルアミノアセテート
【0205】
【化51】
【0206】n−ペンチルアミン(4.64ml)をベンゼン(1
0ml)に溶解し、ブロモ酢酸エチル(2.22ml)のベンゼン(5
ml) 溶液を加え、2時間加熱還流した。反応終了後、不
溶物を濾別し、濾液を減圧濃縮することによって標記化
合物(4.45g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.90-0.92(3H,m), 1.26
-1.34(7H,m), 1.40-1.55(2H,m), 2.35(1H,broad s), 2.
61(2H,t,J=9.6Hz), 3.41(2H,s), 4.19(2H,q,J=9.6Hz)
【0207】参考例16 エチル (N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミ
ノ)アセテート
【0208】
【化52】
【0209】参考例15で得られたエチル N−ペンチ
ルアミノアセテート(4.45g) をクロロホルム(40ml)に溶
解し、氷冷した後、塩化ジフェニルアセチル(4.15g) 及
びトリエチルアミン(2.79ml)を加えて室温で13時間攪
拌した。反応終了後、反応液を1規定塩酸、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液及び飽和塩化ナトリウム水溶液で順
次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃
縮することによって、標記化合物(6.81g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87(3H,t,J=9.0Hz),
1.20-1.34(7H,m), 1.43-1.59(2H,m), 3.32(2H,t,J=7.5H
z), 4.07(2H,s), 4.18(2H,q,J=6.0Hz), 5.25(1H,s), 7.
16-7.34(10H,m)
【0210】参考例17 (N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)酢酸
【0211】
【化53】
【0212】参考例16で得られたエチル (N−ジフ
ェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)アセテート(6.8
1g) より、参考例13と同様の方法を行うことにより、
表記化合物(4.67g) を得た。但し、水酸化リチウムの代
わりに水酸化ナトリウムを、メタノール及びテトラヒド
ロフランの混合溶媒の代わりにメタノールを用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87(3H,t,J=7.0Hz),
1.12-1.34(4H,m), 1.41-1.55(2H,m), 3.34 and 3.40(2
H,2t,J=7.8Hz), 3.97 and 4.09(2H,2s), 5.00 and5.25
(1H,2s), 7.12-7.32(10H,m)
【0213】参考例18 (N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)酢酸
【0214】
【化54】
【0215】ブロモ酢酸エチル(3.34g) より、参考例1
2と同様の方法を行うことにより、エチル (N−ジフ
ェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)アセテートを得
た。これを参考例13と同様の方法を行うことにより、
標記化合物(5.15g) を得た。但し、70%エチルアミン
水溶液の代わりにn−ヘプチルアミンを、水酸化リチウ
ムの代わりに水酸化ナトリウムを、メタノール及びテト
ラヒドロフランの混合溶媒の代わりにメタノールを用い
た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.92(3H,t,J=6.8Hz),
1.18-1.40(8H,m), 1.56-1.61(2H,m), 3.38 and 3.46(2
H,2t,J=7.6Hz), 4.02 and 4.13(2H,2s), 5.05 and5.29
(1H,2s), 7.20-7.36(10H,m)
【0216】参考例19 (N−ジフェニルアセチル−N−イソプロピルアミノ)
酢酸
【0217】
【化55】
【0218】ブロモ酢酸エチル(3.34g) より、参考例1
2と同様の方法を行うことにより、エチル (N−ジフ
ェニルアセチル−N−イソプロピルアミノ)アセテート
を得た。これを参考例13と同様の方法を行うことによ
り、標記化合物(2.31g) を得た。但し、70%エチルア
ミン水溶液の代わりにイソプロピルアミンを、水酸化リ
チウムの代わりに水酸化ナトリウムを、メタノール及び
テトラヒドロフランの混合溶媒の代わりにエタノールを
用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.07(6H,m), 3.98(2H,
s), 4.20-4.29(1H,m), 5.26(1H,s), 7.16-7.35(10H,m)
【0219】参考例20 (N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルアミノ)酢
【0220】
【化56】
【0221】ブロモ酢酸エチル(3.34g) より、参考例1
2と同様の方法を行うことにより、エチル (N−ジフ
ェニルアセチル−N−イソブチルアミノ)アセテートを
得た。これを参考例13と同様の方法を行うことによ
り、標記化合物(3.79g) を得た。但し、70%エチルア
ミン水溶液の代わりにイソブチルアミンを、水酸化リチ
ウムの代わりに水酸化ナトリウムを、メタノール及びテ
トラヒドロフランの混合溶媒の代わりにメタノールを用
いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87 and 0.95(6H,2d,J
=6.0Hz), 1.91-1.98(1H,m), 3.19 and 3.27(2H,2d,J=7.
0Hz), 4.00 and 4.10(2H,2s), 5.03 and 5.29(1H,2s),
7.21-7.34(10H,m)
【0222】参考例21 (N−ジフェニルアセチル−N−シクロプロピルアミ
ノ)酢酸
【0223】
【化57】
【0224】ブロモ酢酸エチル(5.85g) より、参考例1
2と同様の方法を行うことにより、エチル (N−ジフ
ェニルアセチル−N−シクロプロピルアミノ)アセテー
トを得た。これを参考例13と同様の方法を行うことに
より、標記化合物(7.25g) を得た。但し、70%エチル
アミン水溶液の代わりにシクロプロピルアミンを、水酸
化リチウムの代わりに水酸化ナトリウムを、メタノー
ル及びテトラヒドロフランの混合溶媒の代わりにエタノ
ールを用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.81-0.93(4H,m), 2.74
-2.78(1H,m), 4.16(2H,s), 5.80(1H,s), 7.23-7.33(10
H,m)
【0225】参考例22 (N−アリル−N−ジフェニルアセチルアミノ)酢酸
【0226】
【化58】
【0227】ブロモ酢酸エチル(8.35g) より、参考例1
2と同様の方法を行うことにより、エチル (N−アリ
ル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセテートを得
た。これを参考例13と同様の方法を行うことにより、
標記化合物(9.94g) を得た。但し、70%エチルアミン
水溶液の代わりにアリルアミンを、水酸化リチウムの代
わりに水酸化ナトリウムを、メタノール及びテトラヒド
ロフランの混合溶媒の代わりにメタノールを用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 3.98(2H,d,J=3.0Hz),
4.11(2H,s), 5.05-5.30(2H,m), 5.20(1H,s), 5.66-5.77
(1H,m), 7.16-7.34(10H,m)
【0228】参考例23 (N−tert−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)酢酸
【0229】
【化59】
【0230】ブロモ酢酸エチル(7.65ml)より、参
考例12と同様な方法を行うことにより、エチル (N
−tert−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)
アセテートを得た。これを参考例13と同様な方法を行
うことにより、標記化合物(2.88g)を得た。但
し、70%エチルアミン水溶液の代わりにtert−ブ
チルアミンを、水酸化リチウムの代わりに水酸化ナトリ
ウムを、メタノール及びテトラヒドロフランの混合溶媒
の代わりにエタノールを用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.45(9H,s), 4.03(2H,
s), 4.97(1H,s), 7.21-7.33(10H,m)
【0231】参考例24 〔N−ジフェニルアセチル−N−(2−プロピニル)ア
ミノ〕酢酸
【0232】
【化60】
【0233】ブロモ酢酸エチル(5.34g)より、参
考例12と同様な方法を行うことにより、エチル 〔N
−ジフェニルアセチル−N−(2−プロピニル)アミ
ノ〕アセテートを得た。これを参考例13と同様な方法
を行うことにより、標記化合物(7.86g)を得た。
但し、70%エチルアミン水溶液の代わりに2−プロピ
ニルアミンを、水酸化リチウムの代わりに水酸化ナトリ
ウムを、メタノール及びテトラヒドロフランの混合溶媒
の代わりにメタノールを用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 2.26 and 2.38(1H,2t,J
=3.0Hz), 4.09 and 4.40(2H,2d,J=3.0Hz), 4.22 and 4.
29(2H,2s), 5.05 and 5.36(1H,2s), 7.16 and 7.36(10
H,m)
【0234】参考例25 (N−ジフェニルアセチルアミノ)酢酸
【0235】
【化61】
【0236】ジフェニル酢酸(10.60g)をクロロホルム(2
00ml) に溶解し、1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(WSC・HC
l) (10.54g) 及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
(8.42g) を加えて室温で1.5時間攪拌した。この溶液
にグリシン エチルエステル 塩酸塩(6.90g) 及びトリ
エチルアミン(7.7ml) を加え、室温で二日間攪拌した。
反応液を水、炭酸カリウム水溶液で順次洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧濃縮することによって、エチ
ル (N−ジフェニルアセチルアミノ)アセテートを得
た。これをメタノール(200ml) に溶解し、水酸化ナトリ
ウム(6g)を加えて室温で一夜攪拌した。反応終了後、溶
媒を減圧留去して得られた残渣に1規定塩酸を加え、酢
酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶
液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮する
ことにより、標記化合物(9.39g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 3.74(2H,d,J=5.6Hz),
5.05(1H,s), 7.20-7.32(10H,m), 8.41(1H,t,J=5.6Hz)
【0237】参考例26 (N−シクロブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)
酢酸
【0238】
【化62】
【0239】ブロモ酢酸エチル(3.90ml)より、参
考例12と同様な方法を行うことにより、エチル (N
−シクロブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセ
テートを得た。これを参考例13と同様な方法を行うこ
とにより、標記化合物(2.27g)を得た。但し、7
0%エチルアミン水溶液の代わりにシクロブチルアミン
を用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.38-1.62(2H,m), 1.80
-2.20(4H,m), 3.90 and4.12(2H, 2 broad s), 4.30-4.4
2(1H,m), 5.03 and 5.26(1H, 2 broad s), 7.18-7.35(1
0H,m)
【0240】参考例27 (N−シクロペンチル−N−ジフェニルアセチルアミ
ノ)酢酸
【0241】
【化63】
【0242】ブロモ酢酸エチル(3.33ml)より、参
考例12と同様な方法を行うことにより、エチル (N
−シクロペンチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)ア
セテートを得た。これを参考例13と同様な方法を行う
ことにより、標記化合物(5.19g)を得た。但し、
70%エチルアミン水溶液の代わりにシクロペンチルア
ミンを用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.22-1.70(8H,m), 3.80
and 3.93(2H, 2 broads), 4.20-4.37(1H,m), 5.07 and
5.30(1H,m), 7.17-7.35(10H,m)
【0243】参考例28 エチル 2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピル
アミノ)プロピオネート
【0244】
【化64】
【0245】n−プロピルアミン(2.1ml)をベンゼ
ン(5ml)に溶解させ、2−ブロモプロピオン酸エチル
(2.3g)のベンゼン(10ml)溶液を加え、55℃
で16時間攪拌した。減圧濃縮後残渣にジエチルエーテ
ルを加え、不溶物を濾去、濾液を濃縮し、得られた残渣
をクロロホルム(30ml)に溶解させ、トリエチルアミ
ン(1.8ml)を加え、さらにジフェニルアセチルクロ
リド(3.0g)を少量ずつ加え、室温で4時間攪拌し
た。この混合物を3規定塩酸、水、飽和塩化ナトリウム
水溶液で順次洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
濃縮した残渣を中圧分取シリカゲルクロマトグラフィー
に供し、n−ヘキサン:酢酸エチル 85:15溶出部
より標記化合物(3.73g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-0.95(3H,m), 1.16
-1.28(5H,m), 1.47(3H,d,J=6.0Hz), 2.89-3.54(2H,m),
4.09-4.17(2H,m), 4.35(1H,q,J=6.0Hz), 5.18 and 5.23
(1H,2s), 7.16-7.34(10H,m)
【0246】参考例29 2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
プロピオン酸
【0247】
【化65】
【0248】参考例28で得られたエチル 2−(N−
ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)プロピオネ
ート(3.72g)をメタノール(13ml)に溶解さ
せ、2規定水酸化ナトリウム水溶液(26.3ml)を加
え、室温で24時間攪拌した。反応混合物をジエチルエ
ーテルで洗浄後、水層に3規定塩酸を加え、pH2に調
整し、クロロホルムで3回抽出した。有機層を水、飽和
塩化ナトリウム水溶液にて洗浄した。有機層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、標記化合物(2.95
g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.89(3H,t,J=7.5Hz),
1.51(3H,d,J=6.0Hz), 1.52-1.67(2H,m), 3.14-3.40(2H,
m), 4.24(1H,q,J=6.0Hz), 5.19(1H,s), 7.16-7.35(10H,
m)
【0249】参考例30 ベンジル 2−(S)−2−(N−ジフェニルアセチル
−N−プロピルアミノ)プロピオネート
【0250】
【化66】
【0251】B.M.トロストらの方法(ジャーナル オブ
アメリカン ケミカル ソサイアティ、100巻、p
3930,1978年)〔B.M. Trost et al., J. Ame
r. Chem. Soc., 100, 3930 (1978)〕に従い、アルデヒ
ドとしてプロピオンアルデヒド(1.45g)、アミン
としてL−アラニンベンジルエステルp−トルエンスル
ホン酸塩(9.6g)を用いて、ベンジル 2−(S)
−2−(N−プロピルアミノ)プロピオネートの粗生成
物を得た。この粗生成物を、ジクロルメタン(75ml)
に溶解させ、トリエチルアミン(5.73ml)を加え、
ジフェニルアセチルクロリド(7.02g)を少量ずつ
加え、室温で2.5時間攪拌した。反応混合物を3規定
塩酸と水で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮した残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに供し、ヘキサン:酢酸エチル 8:1溶出部よ
り標記化合物(6.28g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86(3H,t,J=7.41Hz),
1.24(0.6H,d,J=7.08Hz), 1.49(2.4H,d,J=7.08Hz), 1.32
-1.86(2H,m), 2.75-3.40(2H,m), 4.34(0.8H,q,J=7.08H
z), 4.62(0.2H,q,J=7.08Hz), 5.06, 5.09, 5.11, 5.14
and 5.19(3H,s),6.98-7.45(15H,m)
【0252】参考例31 2−(S)−2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロ
ピルアミノ)プロピオン酸
【0253】
【化67】
【0254】参考例30で得られたベンジル 2−
(S)−2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピル
アミノ)プロピオネート(2.68g)をテトラヒドロ
フラン(60ml)に溶解し、10%パラジウム炭素
(1.07g)を加え、水素雰囲気下、常圧、室温にて
6時間攪拌した。不溶物を濾去後、濾液を減圧濃縮し、
標記化合物(1.95g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.89(3H,t,J=7.38Hz),
1.52(3H,d,J=7.17Hz),1.30-1.74(2H,m), 2.83-3.60(2H,
m), 4.27(1H,q,J=7.17Hz), 5.19(1H,s), 7.05-7.48(10
H,m)
【0255】参考例32 (N−アリル−N−ジフェニルアセチルアミノ)酢酸
【0256】
【化68】
【0257】水素化ナトリウム(60%油性、1.03g)をN,
N−ジメチルホルムアミド(30ml)に懸濁させ、氷冷した
後、参考例25で得られた(N−ジフェニルアセチルア
ミノ)酢酸(3.31g) のN,N−ジメチルホルムアミド(2
0ml)溶液を滴下し、室温で30分間攪拌した。反応液を
氷冷し、臭化アリル(12.9ml)のN,N−ジメチルホルム
アミド(3ml) 溶液を滴下し、室温で一夜攪拌した。反応
終了後、反応液を氷水に注ぎ、水層を酢酸エチルで洗浄
後、1規定塩酸で酸性にして、酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で順次洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、n−ヘ
キサン:酢酸エチル:酢酸 2:1:0.01溶出部よ
り、標記化合物(2.24g) を得た。このもののスペクトル
データは参考例22と一致した。
【0258】参考例33 エチル [N−(3,3−ジフェニルプロピオニル)ア
ミノ]アセテート
【0259】
【化69】
【0260】グリシン エチルエステル 塩酸塩(2.22
g) をクロロホルム(60ml)に溶解し、トリエチルアミン
(4.44ml)を加えて氷冷した後、3,3−ジフェニルプロ
ピオニルクロリド(3.90g) のクロロホルム(20ml)溶液を
加えて室温で7時間攪拌した。反応終了後、反応液を1
規定塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和塩化
ナトリウム水溶液で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧濃縮することによって、標記化合物(4.89g) を
得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.24(3H,t,J=9.6Hz),
2.97(2H,d,J=8.8Hz), 3.88(2H,d,J=8.0Hz), 4.16(2H,q,
J=9.6Hz), 4.59(1H,t,J=8.8Hz), 5.80(1H,broads), 7.1
7-7.28(10H,m)
【0261】参考例34 [N−アリル−N−(3,3−ジフェニルプロピオニ
ル)アミノ]酢酸
【0262】
【化70】
【0263】参考例33で得られたエチル [N−
(3,3−ジフェニルプロピオニル)アミノ]アセテー
ト(4.89g) より、参考例32の方法を行うことにより、
エチル[N−アリル−N−(3,3−ジフェニルプロピ
オニル)アミノ]アセテートを得た。これをメタノール
(3ml) に溶解し、水酸化ナトリウム(3.14g) 水(12ml)溶
液を加えて室温で14時間攪拌した。反応終了後、水(6
0ml)を加え、1規定塩酸で酸性にして、クロロホルムで
二回抽出した。有機層を合わせ、水、飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
濃縮して得られた残渣を中圧分取シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノール:酢
酸 100:3:0.1溶出部より、標記化合物(1.38
g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 3.12(2H,d,J=9.0Hz),
3.91(2H,d,J=6.0Hz), 4.00(2H,s), 4.70(1H,t,J=9.0H
z), 5.02-5.23(2H,m), 5.63-5.68(1H,m), 7.16-7.30(10
H,m)
【0264】参考例35 メチル 4−[N−(3,3−ジフェニルプロピオニ
ル)アミノ]ブチレート
【0265】
【化71】
【0266】4−アミノブチレート塩酸塩(20g) とトリ
エチルアミン(18.1ml)をN,N−ジメチルホルムアミド
(1L)に溶解させ、これに3,3−ジフェニルプロピ
オン酸(29.46g)を加え、更に1−エチル−3−(3−ジ
メチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(WS
C・HCl)(24.96g)及び1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール(17.59g)を加えて室温で一晩攪拌した。反応液を
水(2L)に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出した。有機層
を合わせて、1N塩酸及び飽和塩化ナトリウム水溶液で
順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮するこ
とにより標記化合物(39.42g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.53-1.62(2H,m), 2.06
(2H,t,J=6.0Hz), 2.89(2H,d,J=6.0Hz), 3.11(2H,q,J=6.
0Hz), 3.64(3H,s), 4.54(1H,t), 5.80(1H,broads), 7.1
0-7.26(10H,m)
【0267】参考例36 4−[N−(3,3−ジフェニルプロピオニル)アミ
ノ]酪酸
【0268】
【化72】
【0269】参考例35で得られたメチル 4−[N−
(3,3−ジフェニルプロピオニル)アミノ]ブチレー
ト(39.42g)より、参考例13と同様の方法を行うことに
より、標記化合物(31.53g)を得た。但し、水酸化リチウ
ムの代わりに水酸化ナトリウムを、メタノール及びテト
ラヒドロフランの混合溶媒の代わりにメタノールを用い
た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.55-1.61(2H,m), 2.05
(2H,t,J=6.0Hz), 2.92(2H,d,J=6.0Hz), 3.14(2H,q,J=6.
0Hz), 4.53(1H,t,J=6.0Hz), 5.84(1H,broad s),7.11-7.
29(10H,m)
【0270】参考例37 プロピル [N−(4,4−ジフェニルブタノイル)−
N−プロピルアミノ]アセテート
【0271】
【化73】
【0272】水素化ナトリウム(60%油性、8.40g)をN,
N−ジメチルホルムアミド(50ml)に懸濁させ、氷冷下t
ert−ブトキシカルボニルグリシン(17.5g) のN,N
−ジメチルホルムアミド(100ml) 溶液を滴下した後、室
温で1時間攪拌した。次いで氷冷した後、臭化プロピル
を加え、室温で一夜攪拌した。反応混合物を氷水(300m
l) 中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和塩
化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮して得られた残渣を中圧分取シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エ
チル 4:1溶出部より、プロピル (N−tert−
ブトキシカルボニル−N−プロピルアミノ)アセテート
(3.95g) を得た。これをジクロロメタン(20ml)に溶解
し、氷冷下でトリフルオロ酢酸(5.0ml) を加えて室温で
一夜攪拌した。反応終了後、減圧濃縮することによっ
て、プロピル N−プロピルアミノアセテート トリフ
ルオロ酢酸塩(3.12g) を得た。このもの及び4,4−ジ
フェニル酪酸(2.29g) より、参考例35と同様の方法を
行うことにより、標記化合物(1.35g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.76(3H,t,J=7.5Hz),
0.89-0.96(3H,m), 1.40-1.66(6H,m), 2.30-2.44(4H,m),
3.09(2H,t,J=7.8Hz), 3.95-4.10(5H,m), 7.14-7.30(10
H,m)
【0273】参考例38 [N−(4,4−ジフェニルブタノイル)−N−プロピ
ルアミノ]酢酸
【0274】
【化74】
【0275】参考例37で得られたプロピル [N−プ
ロピル−N−(4,4−ジフェニルブタノイル)アミ
ノ]アセテート(1.35g) より、参考例13と同様の方法
を行うことにより、標記化合物(1.20g) を得た。但し、
水酸化リチウムの代わりに水酸化ナトリウムを、メタノ
ール及びテトラヒドロフランの混合溶媒の代わりにエタ
ノールを用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.76(3H,t,J=7.4Hz),
1.43(2H,q,J=7.4Hz), 2.30-2.44(4H,m), 3.10(2H,t,J=
7.7Hz), 3.98(1H,t,J=7.7Hz), 4.03(2H,s), 7.14-7.30
(10H,m)
【0276】参考例39 ジフェニルアセチルヒドラジン
【0277】
【化75】
【0278】ジフェニル酢酸(10.6g) をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(100ml) に溶解し、ヒドラジン一水和物
(7.27ml)、WSC・HCl(10.5g) 及び1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール(7.09g) を加えて室温で16時間攪
拌した。反応終了後、炭酸水素ナトリウム水溶液を加
え、析出した結晶を濾取してイソプロピルエーテルで洗
浄することにより、標記化合物(7.20g) を白色結晶とし
て得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 3.95(2H,broad s), 4.8
9(1H,s), 6.87(1H,broad s), 7.24-7.36(10H,m)
【0279】参考例40 N−ジフェニルアセチルアミノフタルイミド
【0280】
【化76】
【0281】ジフェニル酢酸(8.50g) 及びN−アミノフ
タルイミド(6.49g) より、参考例35と同様の方法を行
うことにより、標記化合物(7.20g) を白色結晶として得
た。但し、トリエチルアミンは用いなかった。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 5,19(1H,s), 7.25-7.40
(10H,m), 7.77(2H,dd,J=3.1 and 5.5Hz), 7.90(2H,dd,J
=3.1 and 5.5Hz)
【0282】参考例41 N−(N’−ジフェニルアセチル−N’−プロピルアミ
ノ)フタルイミド
【0283】
【化77】
【0284】参考例40で得られたN−ジフェニルアセ
チルアミノフタルイミド(7.20g) 、n−プロパノール
(1.66ml)及びトリフェニルホスフィン(5.82g) をテトラ
ヒドロフラン(70ml)に溶解し、氷冷してジイソプロピル
アゾジカルボキシレート(4.38ml)のテトラヒドロフラン
(30ml)溶液を加えて、同温度で1時間攪拌した。反応終
了後、反応液を減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸
エチル 3:1溶出部より、標記化合物(7.25g)を白色
結晶として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87-0.95(3H,m), 1.50
-1.63(2H,m), 3.62-3.67 and 3.72-3.77(2H,m), 4.90 a
nd 5.34(1H,2s), 7.10-7.39(10H,m), 7.74-7.81(4H,m)
【0285】参考例42 N−ジフェニルアセチル−N−プロピルヒドラジン 塩
酸塩
【0286】
【化78】
【0287】参考例41で得られたN−(N’−ジフェ
ニルアセチル−N’−プロピルアミノ)フタルイミド
(7.25g) をメタノール(90ml)に溶解し、85%ヒドラジ
ン一水和物(27ml)を加えて、室温で17時間攪拌した。
反応終了後、不溶物を濾別し、濾液を減圧濃縮して得ら
れた残渣を酢酸エチルに溶解し、水、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液、水及び飽和塩化ナトリウム水溶液で順次
洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮し、得られた残渣に塩化水素−ジエチルエーテル溶液
を加え、減圧濃縮後、イソプロピルエーテルで結晶化す
ることにより、標記化合物(4.79g) を白色結晶として得
た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.71-0.78(3H,m), 1.35
-1.59(2H,m), 3.42(1H,t,J=7.3Hz), 3.71(1H,t,J=7.3H
z), 5.60 and 6.19(1H,2s), 7.14-7.39(10H,m)
【0288】参考例43 1−ジフェニルアセチルアゼチジン−3−カルボン酸
【0289】
【化79】
【0290】ジャーナル オブ オーガニック ケミス
トリー、37巻、3953頁(1972年)[J. Org.Ch
em., 37, 3953(1972)] に記載の方法により得られるア
ゼチジン−3−カルボン酸(755mg) を水(40ml)及び1,
4−ジオキサン(40ml)の混合溶媒に溶解し、炭酸水素ナ
トリウム(1.38g) を加え、氷冷した後塩化ジフェニルア
セチル(1.90g) の1,4−ジオキサン(40ml)溶液を加え
て、一夜攪拌した。反応終了後、減圧濃縮して得られた
残渣を水に溶解し、1規定塩酸でpH2乃至3にして、
クロロホルムで抽出した。有機層を1規定塩酸で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに供し、ク
ロロホルム:メタノール:酢酸 100:3:1溶出部
より、標記化合物(1.17g) を油状物として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 3.29-3.39(1H,m), 4.14
-4.32(4H,m), 4.84(1H,s), 7.16-7.35(10H,m)
【0291】参考例44 (2)−1−ジフェニルアセチルピロリジン−2−カ
ルボン酸
【0292】
【化80】
【0293】−プロリン(5.0g)をN,N−ジメチルホ
ルムアミド(100ml) 、1,4−ジオキサン(100ml) 及び
水(10ml)の混合溶媒に溶解し、炭酸カリウム(6.23g) 及
び塩化ジフェニルアセチル(10.05g)のN,N−ジメチル
ホルムアミド(5ml) 溶液を加えて、室温で一夜攪拌し
た。反応終了後、減圧濃縮して得られた残渣に酢酸エチ
ル及び水を加えて水層を分離した。水層に濃塩酸を加え
てpHを1にし、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮することによって、標記
化合物(13.44g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.94-2.08(3H,m), 2.40
-2.50(1H,m), 3.48-3.54(2H,m), 4.68(1H,d,J=7.8Hz),
5.12(1H,s), 7.23-7.35(10H,m)
【0294】参考例45 (2)−1−ジフェニルアセチルピロリジン−2−カ
ルボン酸
【0295】
【化81】
【0296】−プロリン(5.76g) より、参考例44と
同様の方法を行うことにより、標記化合物(15.46g)を得
た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.94-2.08(3H,m), 2.40
-2.50(1H,m), 3.48-3.54(2H,m), 4.68(1H,d,J=7.8Hz),
5.12(1H,s), 7.23-7.35(10H,m)
【0297】参考例46 1−ジフェニルアセチルピペリジン−4−カルボン酸
【0298】
【化82】
【0299】イソニペコチン酸(10.0g) より、参考例4
4と同様の方法を行うことにより、標記化合物(19.21g)
を得た。但し、N,N−ジメチルホルムアミド、1,4
−ジオキサン及び水の混合溶媒の代わりに1,4−ジオ
キサン及び水の混合溶媒を用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.22-1.27(1H,m), 1.61
-1.69(2H,m), 1.94(1H,d,J=9.5Hz), 2.48-2.54(1H,m),
2.92(1H,t,J=11.0Hz), 3.07(1H,t,J=11.0Hz), 3.86(1H,
d,J=13.0Hz), 4.46(1H,d,J=13.0Hz), 5.20(1H,s), 7.22
-7.30(10H,m)
【0300】参考例47 メチル ピペコレート 塩酸塩
【0301】
【化83】
【0302】ピペコリン酸(10.07g)をメタノール(100m
l) に懸濁し、氷冷した後、塩化チオニル(6.26ml)を滴
下して、氷冷乃至室温で1日攪拌した。反応終了後、減
圧濃縮して得られた結晶をジエチルエーテルで洗浄し
て、標記化合物(14.49g)を白色結晶として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.56-1.67(5H,m), 2.02
-2.06(1H,m), 2.87(1H,broad s), 3.14-3.21(1H,m), 3.
73(3H,s), 4.03-4.06(1H,m)
【0303】参考例48 N−ジフェニルアセチルピペコリン酸
【0304】
【化84】
【0305】参考例47で得られたメチル ピペコレー
ト 塩酸塩(14.49g)をジクロロメタン(150ml) に懸濁
し、氷冷してトリエチルアミン(23.6ml)を加え、次いで
塩化ジフェニルアセチル(20.47g)のジクロロメタン(50m
l)溶液を滴下し、室温で1日攪拌した。反応終了後、減
圧濃縮して得られた残渣を酢酸エチル(200ml) に溶解
し、1規定塩酸(100ml) 、水(100ml) 、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液(100ml) 及び飽和塩化ナトリウム水溶液
(100ml) で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をメタノール(300m
l) に溶解し、氷冷して1規定水酸化ナトリウム水溶液
(88ml)を滴下して、50℃で10時間攪拌した。反応終
了後、メタノールを減圧留去し、得られた水溶液を酢酸
エチルで洗浄した。水層に水を加えて、濃塩酸で酸性と
した後、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧濃縮することによって標記化合物(20.20g)を
淡黄色の不定形固体として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.16-1.68(5H,m), 2.28
(1H,broad d,J=13.9Hz), 3.08-3.15(1H,m), 3.82(1H,br
oad d,J=13.2Hz), 5.27(1H,s), 5.49(1H,broads), 7.11
-7.34(10H,m), 8.27(1H,broad s)
【0306】参考例49(第7工程の1) ベンジル [1−(N−ジフェニルアセチル−N−メチ
ルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソア
ゼチジン−4−イルオキシ]アセテート
【0307】
【化85】
【0308】参考例11で得られた(N−ジフェニルア
セチル−N−メチル)アミノ酢酸(2.33g) をテトラヒド
ロフラン(10ml)に溶解し、1,1’−カルボニルジイミ
ダゾール(1.40g) を加えて室温で1時間攪拌した。次
に、WO93/00332号明細書に記載の方法により
得られるベンジル (3,3−ジエチル−2−オキソア
ゼチジン−4−イルオキシ)アセテート(2.0g)をテトラ
ヒドロフランに溶解し、−70℃に冷却した後、1規定
リチウムヘキサメチルジシラジドテトラヒドロフラン溶
液(7.2ml) を滴下して、同温度で10分間攪拌した。こ
れに前記の反応溶液を滴下して、同温度で10分間攪拌
し、0℃で50分攪拌した。反応終了後、反応液を飽和
塩化アンモニウム水溶液中に注ぎ、酢酸エチル(200ml)
で二回抽出した。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(5
0ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し
て得られた残渣を中圧分取シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エチル 3:1溶
出部より標記化合物(1.94g)を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.91-1.03(6H,m), 1.67
-1.89(4H,m), 3.04 and3.06(3H,2s), 4.20-4.56(2H,m),
4.73(2H,q,J=6.24), 5.01-5.28(4H,m), 7.20-7.36(15
H,m)
【0309】参考例50〜68(第7工程の1) 参考例49と同様の方法により、参考例50〜68の化
合物を得た。これを表1乃至表4に示す。
【0310】
【表1】
【0311】
【表2】
【0312】参考例50の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95-1.14(9H,m), 1.48 and 1.49(9H,2s), 1.57-1.
93(4H,m), 3.31-3.58(2H,m), 4.12-4.72(4H,m), 4.98-
5.27(2H,m), 7.22-7.32(10H,m)
【0313】参考例51の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.81-0.99(9H,m), 1.18-1.25(2H,m), 1.37-1.44(2
H,m), 1.60-1.82(4H,m), 3.29-3.40(2H,m), 4.11-4.62
(4H,m), 5.12-5.41(4H,m), 7.18-7.36(15H,m)
【0314】参考例52の 1H NMR300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.86(3H,t,J=7.0Hz), 0.91-1.03(6H,m), 1.14-1.3
2(4H,m), 1.40-1.52(2H,m), 1.62-1.91(4H,m), 3.20-3.
47(2H,m), 4.10-4.74(4H,m), 5.08-5.26(4H,m), 7.18-
7.36(10H,m)
【0315】参考例53の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.91-1.07(12H,m), 1.56-1.90(4H,m), 3.99-4.77(5
H,m), 5.11-5.26(4H,m), 7.23-7.37(15H,m)
【0316】参考例54の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.84-1.03(12H,m), 1.68-1.96(5H,m), 3.05-3.27(2
H,m), 4.12-4.75(4H,m), 5.00-5.30(4H,m), 7.22-7.36
(15H,m)
【0317】参考例55の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.82-1.03(10H,m), 1.65-1.89(4H,m), 2.75-2.77(1
H,m), 4.19-4.72(4H,m), 5.12-5.22(3H,m), 5.82(1H,
s), 7.23-7.36(10H,m)
【0318】参考例56の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.75-0.90(4H,m), 0.94(3H,t,J=7.7Hz), 1.01(3H,
t,J=7.33Hz), 1.68-1.87(4H,m), 2.70-2.80(1H,m), 4.3
4(2H,q,J=17.6Hz), 4.68(2H,q,J=8.4Hz), 5.12-5.22(3
H,m), 5.82(1H,s), 7.23-7.37(15H,m)
【0319】参考例57の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.75-0.90(4H,m), 0.94(3H,t,J=7.7Hz), 1.01(3H,
t,J=7.33Hz), 1.68-1.87(4H,m), 2.70-2.80(1H,m), 4.3
4(2H,q,J=17.6Hz), 4.68(2H,q,J=8.4Hz), 5.12-5.22(3
H,m), 5.82(1H,s), 7.23-7.37(15H,m)
【0320】参考例56及び57の反応物(下記)は、
WO93/00332号明細書に記載の方法により製造
できる。
【0321】
【化86】
【0322】
【化87】
【0323】
【表3】
【0324】参考例58の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.91-1.04(6H,m), 1.67-1.80(4H,m), 3.80-4.20(3
H,m), 4.35-4.70(3H,m), 5.03-5.26(6H,m), 5.66-5.75
(1H,m), 7.22-7.36(15H,m)
【0325】参考例59の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95-1.05(6H,m), 1.48(9H,s),1.65-1.90(4H,m),
3.85-4.10(2H,m), 4.15-4.72(4H,m), 5.05-5.27(2H,m),
5.12(1H,s), 5.67-5.76(1H,m), 7.23-7.33(10H,m)
【0326】参考例60の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 1.26-2.04(10H,m), 3.84-4.16(3H,m), 4.36-4.78(3
H,m), 5.00-5.26(6H,m), 5.66-5.75(1H,m), 7.21-7.37
(15H,m)
【0327】参考例61の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.91-1.26(6H,m), 1.64-1.80(4H,m), 3.12(2H,d,J=
9.0Hz), 3.79-4.01(2H,m), 4.04-4.71(7H,m), 5.04-5.2
2(4H,m), 7.16-7.36(10H,m)
【0328】
【表4】
【0329】参考例62の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.96(3H,t), 1.03(3H,t), 1.43(9H,s), 1.70-1.90
(4H,m), 4.34-5.21(8H,m), 7.15-7.34(15H,m)
【0330】参考例63の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95-1.06(6H,m), 1.46, 1.47and 1.49(9H,3s), 1.
73-1.86(4H,m), 2.23 and 2.36(1H,2t), 4.03 and 4.11
(2H,2d), 4.27-4.83(4H,m), 5.01-5.37(2H,m), 7.21-7.
32(10H,m)
【0331】参考例64の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.91(3H,t,J=7.5Hz), 0.99(3H,t,J=7.5Hz), 1.57-
1.89(4H,m), 2.35-2.43(2H,m), 2.63-2.68(2H,m), 3.97
(1H,t,J=7.9Hz), 4.44(1H,d,J=17.0Hz), 4.69(1H,d,J=1
7.0Hz), 5.06(1H,s), 5.14(1H,d,J=12.1Hz), 5.20(1H,
d,J=12.1Hz), 7.16-7.35(15H,m)
【0332】参考例65の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.03(9H,m), 1.13-1.54(12H,m), 1.61-1.75(2
H,m), 3.17-3.48(2H,m), 4.12-4.76(4H,m) 5.08-5.26(4
H,m), 7.23-7.36(15H,m)
【0333】参考例66の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.96-1.08(6H,m), 1.48 and 1.49(8H,2s), 1.53-2.
08(10H,m), 4.26-4.72(5H,m), 4.92 and 5.12(1H,2s),
5.08and 5.30(1H,2s), 7.18-7.34(10H,m)
【0334】参考例67の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95-1.08(6H,m), 1.25-1.91(12H,m), 1.48 and 1.
50(9H,2s), 4.04 and 4.53(2H,2d,J=17.6Hz), 4.30 and
4.55(2H,2d,J=16.9Hz), 4.30-4.35(1H,m), 4.94 and
5.12(1H,2s), 5.15 and 5.33(1H,2s), 7.18-7.34(10H,
m)
【0335】参考例68の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.82-1.06(9H,m), 1.22-1.93(9H,m), 3.00-3.70(2
H,m), 3.84-4.81(3H,m), 5.02-5.30(4H,m), 7.22-7.37
(15H,m)
【0336】参考例69、70 ベンジル 〔(4)−1−〔(2)−2−(N−ジ
フェニルアセチル−N−プロピルアミノ)プロピオニ
ル〕−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−
イルオキシ〕アセテート(参考例69)及びベンジル
〔(4)−1−〔(2)−2−(N−ジフェニルア
セチル−N−プロピルアミノ)プロピオニル〕−3,3
−ジエチル−2−オキソアセチジン−4−イルオキシ〕
アセテート(参考例70) WO93/00332号明細書に記載の方法により得ら
れたベンジル (3,3−ジエチル−2−オキソアゼチ
ジン−(4)−4−イルオキシ)アセテートの4
及び参考例29で得られた2−(N−ジフェニルアセチ
ル−N−プロピルアミノ)プロピオン酸より、参考例4
9と同様の方法により、ベンジル 〔(4)−1−
〔2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミ
ノ)プロピオニル〕−3,3−ジエチル−2−オキソア
ゼチジン−4−イルオキシ〕アセテートのジアステレオ
マー混合物を得た。この混合物を高速液体クロマトグラ
フィーに供し、ヘキサン:酢酸エチル 2:1溶出部の
うち、先の溶出画分より参考例70の化合物を、後の溶
出画分より参考例69の化合物を得た。これを表5に示
す。
【0337】
【表5】
【0338】参考例69の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.63-1.08(9H,m), 1.11-1.93(9H,m), 3.08-3.56(2
H,m), 4.59(1H,m), 4.34, 4.39, 4.60, 4.65, 5.11, 5.
12, 5.16, 5.19, 5.20, 5.24 and 5.62(6H,s), 7.12-7.
46(15H,m)
【0339】参考例70の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.78-0.98(9H,m), 1.22(0.9H,d,J=7.38Hz), 1.55
(2.1H,d,J=7.38Hz), 1.32-1.95(6H,m), 3.01-3.78(2H,
m), 5.03(1H,q,J=7.35Hz), 4.43, 4.49, 4.67, 4.72,
4.81, 5.06, 5.16, 5.17 and 5.21(6H,s), 7.11-7.45(1
5H,m)
【0340】参考例71(第7工程の1) ベンジル [1−[(2)−1−ジフェニルアセチル
プロリル]−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン
−4−イルオキシ]アセテート
【0341】
【化88】
【0342】参考例45で得られた(2)−1−ジフ
ェニルアセチルピロリジン−2−カルボン酸(1.32g) 及
びベンジル (3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン−4−イルオキシ)アセテート(1.04g) より、参考例
49と同様の方法を行うことにより、Rf=0.64
(n−ヘキサン:酢酸エチル 2:1)の標記化合物(5
36mg) 及びRf=0.48(n−ヘキサン:酢酸エチル
2:1)の標記化合物(599mg) を得た。 Rf=0.64の化合物の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.94(3H,t,J=7.7Hz), 1.01(3H,t,J=7.3Hz), 1.65-
2.00(7H,m), 2.25-2.35(1H,m), 3.45-3.60(2H,m), 4.59
(2H,q,J=17.2Hz), 5.12-5.22(5H,m), 7.20-7.36(15H,m) Rf=0.48の化合物の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.90(3H,t,J=7.3Hz), 0.99(3H,t,J=7.3Hz), 1.58-
2.30(8H,m), 4.60(2H,q,J=17.2Hz), 5.08-5.23(5H,m),
7.18-7.37(15H,m)
【0343】参考例72(第7工程の1) ベンジル (1−ジフェニルアセチル−3,3−ジエチ
ル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ)アセテー
【0344】
【化89】
【0345】ベンジル (3,3−ジエチル−2−オキ
ソアゼチジン−4−イルオキシ)アセテート(1.43g) を
テトラヒドロフラン(20ml)に溶解し、アルゴン雰囲気下
で−60℃に冷却して1規定リチウムヘキサメチルジシ
ラジド テトラヒドロフラン溶液(5.84ml)を加え同温度
で15分間攪拌した。次いでジフェニルアセチルクロリ
ド(1.54g) のテトラヒドロフラン(5ml) 溶液を加えて同
温度で15分、0℃で30分間攪拌した。反応終了後、
反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液
で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
供し、n−ヘキサン:酢酸エチル 95:1溶出部よ
り、標記化合物(1.73g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.79(3H,t,J=7.5Hz),
0.95(3H,t,J=7.5Hz), 1.57-1.86(4H,m), 4.47(1H,d,J=1
8.0Hz), 4.77(1H,d,J=18.0Hz), 5.11(1H,d,J=12.0Hz),
5.14(1H,s), 5.18(1H,d,J=12.0Hz), 5.82(1H,s), 7.32
(15H,m)
【0346】参考例73(第7工程の1) ベンジル [1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)
−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イル
オキシ]アセテート
【0347】
【化90】
【0348】ベンジル (3,3−ジエチル−2−オキ
ソアゼチジン−4−イルオキシ)アセテート(993mg) 及
び参考例7で得られた3,3−ジフェニルプロピオニル
クロリド(1.0g)より、参考例72と同様の方法を行うこ
とにより、標記化合物(1.67g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86(3H,t,J=7.5Hz),
0.99(3H,t,J=7.5Hz), 1.58-1.84(4H,m), 3.33(1H,d,J=
9.0 and 15.0Hz), 3.62(1H,dd,J=9.0 and 15.0Hz), 4.3
3(1H,d,J=16.5Hz), 4.60(1H,d,J=16.5Hz), 4.58-4.66(1
H,m), 4.98(1H,s),5.10(1H,d,J=12.0Hz), 5.16(1H,d,J=
12.0Hz), 7.16-7.36(15H,m)
【0349】参考例74(第7工程の2) ベンジル [1−(N−ジフェニルメチルカルバモイ
ル)−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−
イルオキシ]アセテート
【0350】
【化91】
【0351】ジフェニル酢酸(5.43g) をN,N−ジメチ
ルホルムアミド(30ml)に溶解し、トリエチルアミン(3.5
7ml)及びジフェニルホスホリルアジド(5.52ml)を加え
て、室温で2時間、50℃で1.5時間攪拌した。次い
でベンジル (3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン−4−イルオキシ)アセテート(2.91g) 、触媒量の4
−ジメチルアミノピリジン及びトリエチルアミン(3.82m
l)を順次加え、50℃で1時間、室温で一夜攪拌した。
反応終了後、反応液を減圧濃縮して得られた残渣を酢酸
エチル(200ml) に溶解し、1規定塩酸(100ml) 、水(100
ml) 、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(150ml) 及び飽和
塩化ナトリウム水溶液(150ml) で順次洗浄した。有機層
を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣
を中圧分取シリカゲルカラムクロマトグラフィーに供
し、n−ヘキサン:酢酸エチル 9:1〜4:1溶出部
より、標記化合物(5.50g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96(3H,t,J=7.7Hz),
1.02(3H,t,J=7.7Hz), 1.65-1.92(4H,m), 4.62(2H,q,J=1
6.9Hz), 5.12(2H,q,J=12.5Hz), 5.17(1H,s), 6.11(1H,
d,J=8.0Hz), 7.22-7.40(16H,m)
【0352】参考例75〜93(第7工程の2) 参考例74と同様の方法により、参考例75〜93の化
合物を得た。これを表6乃至表9に示す。
【0353】
【表6】
【0354】参考例75の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.96(3H,t,J=7.7Hz), 1.02(3H,t,J=7.7Hz), 1.65-
1.92(4H,m), 4.62(2H,q,J=16.9Hz), 5.12(2H,q,J=12.5H
z), 5.17(1H,s), 6.11(1H,d,J=8.0Hz), 7.22-7.40(16H,
m) 〔α〕D =−11.8°(c=1.02,CH3 CH2
OH)
【0355】参考例76の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.96(3H,t,J=7.7Hz), 1.02(3H,t,J=7.7Hz), 1.65-
1.92(4H,m), 4.62(2H,q,J=16.9Hz), 5.12(2H,q,J=12.5H
z), 5.17(1H,s), 6.11(1H,d,J=8.0Hz), 7.22-7.40(16H,
m) 〔α〕D =+20.2°(c=0.51,CHCl3
【0356】
【表7】
【0357】参考例77の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 1.23-1.85(10H,m), 4.64(2H,q,J=17.2Hz), 5.10-5.
19(3H,m), 6.11(1H,d,J=8.1Hz), 7.25-7.35(16H,m)
【0358】参考例78の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.86-1.00(6H,m), 1.62-1.95(4H,m), 3.86-3.95(2
H,m), 4.10-4.26(1H,m), 4.60(2H,q,J=17.0Hz), 5.10(1
H,s),5.19(2H,dd,J=10.0 and 24.0Hz), 6.57(1H,m), 7.
22-7.36(15H,m)
【0359】参考例79の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.84(3H,t,J=7.3Hz), 0.92(3H,t,J=7.3Hz), 1.59-
1.73(4H,m), 4.43-4.70(4H,m), 4.97(1H,s), 5.11-5.22
(3H,m), 7.20-7.47(16H,m), 8.89(1H,m)
【0360】参考例80の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.88-1.10(9H,m), 1.16-1,38(4H,m), 1.50-1.90(6
H,m), 3.40(2H,m), 4.30-4.60(4H,m), 5.00(1H,s), 5.1
0(2H,s), 5.18(1H,s)
【0361】参考例81の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.05(9H,m), 1.23-1.28(12H,m), 1.59-1.85(2
H,m), 3.30-3.43(2H,m), 4.42-4.92(4H,m), 5.12-5.22
(4H,m), 7.21-7.35(10H,m), 7.35(1H,t)
【0362】参考例82の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.92-1.05(6H,m), 1.58-1.90(4H,m), 4.02-4.15(2
H,m), 4.48-4.86(5H,m), 5.09-5.27(5H,m), 5.76-5.81
(1H,m), 7.00(1H,broad s), 7.20-7.37(15H,m)
【0363】
【表8】
【0364】参考例83の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95(3H,t), 1.02(3H,t), 1.38-1.44(2H,m), 1.64-
1.92(4H,m), 2.85-2.89(4H,m), 3.12(2H,q), 4.47-4.78
(3H,m), 5.12(1H,s), 5.16(2H,d,J=12.0Hz), 5.97(1H,
t), 6.42(1H,t), 7.15-7.35(15H,m)
【0365】参考例84の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.74(3H,t,J=7.4Hz), 0.91-1.03(6H,m), 1.40(2H,
q,J=7.4Hz), 1.67-1.72(4H,m), 2.25(2H,m), 2.40(2H,
m), 3.11(2H,m), 3.96(1H,t,J=7.9Hz), 4.47(1H,d,J=1
6.9Hz), 4.71-4.76(3H,m), 5.12-5.23(3H,m), 6.90(1H,
broad s), 7.16-7.35(15H,m)
【0366】参考例85の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.81-0.93(6H,m), 1.48-1.83(4H,m), 4.11-4.50(7
H,m), 4.83(1H,d,J=13.2Hz), 5.14(1H,d,J=13.2Hz), 5.
20(1H,dd), 7.17-7.35(16H,m)
【0367】参考例86[Rf=0.49(n−ヘキサ
ン:酢酸エチル 3:2)]の 1HNMR (300MHz,δppm,C
DCl3 ) 0.90-1.02(6H,m), 1.63-1.99(8H,m), 3.30-3.54
(1.4H,m), 3.61-3.70(0.6H,m), 4.45-4.54(1H,broad
s), 4.73-4.80(1H,broad s),5.00-5.42(4H,m), 5.85-5,
95(1H,broad s), 6.68(0.3H,d,J=8.9Hz), 6.99(0.7H,d,
J=8.9Hz), 7.18-7.34(15H,m)
【0368】参考例87[Rf=0.40(n−ヘキサ
ン:酢酸エチル 3:2)]の 1HNMR (300MHz,δppm,C
DCl3 ) 0,92-1.03(6H,m), 1.63-1.99(8H,m), 3.34-3.71
(2H,m), 4.42-4.53(1H,broad s), 4.76-4.83(1H,broad
s), 5.02-5.43(4H,m), 5.82-5.94(1H,broad s), 5.78
(0.2H,d,J=8.9Hz), 6.92(0.8H,d,J=8.9Hz), 7.21-7.38
(15H,m)
【0369】参考例88[Rf=0.49(n−ヘキサ
ン:酢酸エチル 3:2)]の 1HNMR (300MHz,δppm,C
DCl3 ) 0,92-1.03(6H,m), 1.63-1.99(8H,m), 3.34-3.71
(2H,m), 4.42-4.53(1H,broad s), 4.76-4.83(1H,broad
s), 5.02-5.43(4H,m), 5.82-5.94(1H,broad s), 5.78
(0.2H,d,J=8.9Hz), 6.92(0.8H,d,J=8.9Hz), 7.21-7.38
(15H,m)
【0370】参考例89[Rf=0.40(n−ヘキサ
ン:酢酸エチル 3:2)]の 1HNMR (300MHz,δppm,C
DCl3 ) 0.90-1.02(6H,m), 1.63-1.99(8H,m), 3.30-3.54
(1.4H,m), 3.61-3.70(0.6H,m), 4.45-4.54(1H,broad
s), 4.73-4.80(1H,broad s),5.00-5.42(4H,m), 5.85-5,
95(1H,broad s), 6.68(0.3H,d,J=8.9Hz), 6.99(0.7H,d,
J=8.9Hz), 7.18-7.34(15H,m)
【0371】
【表9】
【0372】参考例90[Rf=0.67(n−ヘキサ
ン:酢酸エチル 1:1)]の 1HNMR (300MHz,δppm,C
DCl3 ) 1.38-2.04(14H,m), 3.30-3.75(2H,m), 4.46-5.4
1(6H,m), 5.88-5.97(1H,m), 6.65-6.96(1H,m), 7.22-7.
38(15H,m)
【0373】参考例91[Rf=0.56(n−ヘキサ
ン:酢酸エチル 1:1)]の 1HNMR (300MHz,δppm,C
DCl3 ) 1.35-2.09(14H,m), 3.28-3.76(2H,m), 4.41-5.4
2(6H,m), 5.82-5.98(1H,m), 6.66-6.96(1H,m), 7.23-7.
34(15H,m)
【0374】参考例92の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.87-1.00(7H,m), 1.28-1.42(1H,m), 1.59-1.93(6
H,m), 2.82(1H,t), 3.12(1H,t), 4.07-4.14(1H,m), 4.1
9(1H,d,J=5.8Hz), 4.46-4.84(3H,m), 5.10-5.19(4H,m),
6.64(1H,d), 7.16-7.31(15H,m)
【0375】参考例93の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95-1.07(6H,m), 1.30-2.00(11H,m), 2.65-2.69(1
H,m), 4.54-4.86(3H,m), 5.18-5.24(3H,m), 5.84(1H,br
oads), 5.99 and 6.03(1H,2s), 7.02-7.42(15H,m)
【0376】参考例94(第7工程の2) tert−ブチル [1−(N−ジフェニルアセチルア
ミノ)カルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソア
ゼチジン−4−イルオキシ]アセテート
【0377】
【化92】
【0378】参考例6で得られたtert−ブチル
(3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イル
オキシ)アセテート(2.65g) をテトラヒドロフラン(100
ml) に溶解し、トリエチルアミン(5.74ml)を加えて氷冷
した後、ビストリクロロメチルカーボネート(1.02g) 及
び4−ジメチルアミノピリジン(377mg) を加えて、室温
で40分間攪拌した。次いで、反応液を氷冷し、参考例
39で得られたジフェニルアセチルヒドラジン(1.17g)
を加えて、室温で2時間攪拌した。反応終了後、反応液
に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を10%ク
エン酸で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し
て得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に供し、n−ヘキサン:酢酸エチル 4:1溶出部よ
り、標記化合物(1.01g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.15-1.05(6H,m), 1.47
(9H,s), 1.68-1.93(4H,m), 4.41(2H,q J=16.8Hz), 5.00
(1H,s), 5.16(1H,s), 7.23-7.38(10H,m), 8.29(1H,broa
d s)
【0379】参考例95(第7工程の2) tert−ブチル [1−(N−ジフェニルアセチル−
N−プロピルアミノ)カルバモイル−3,3−ジエチル
−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]アセテート
【0380】
【化93】
【0381】tert−ブチル (3,3−ジエチル−
2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ)アセテート
(4.10g) 及び参考例42で得られたN−ジフェニルアセ
チル−N−プロピルヒドラジン 塩酸塩(2.43g) より、
参考例94の方法を行うことにより、標記化合物(1.69
g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87(3H,t,J=7.3Hz),
1.01(3H,t,J=7.3Hz), 1.05(3H,t,J=7.3Hz), 1.48(9H,
s), 1.52-1.59(2H,m), 1.69-1.93(4H,m), 3.40-3.76(2
H,m), 4.38(2H,q,J=17.0Hz), 5.11(1H,s), 5.15(1H,s),
7.20-7.32(10H,m),8.16(1H,s)
【0382】実施例1(第8工程) [1−(N−ジフェニルアセチル−N−メチルアミノ)
アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−
4−イルオキシ]酢酸
【0383】
【化94】
【0384】参考例49で得られたベンジル [1−
(N−ジフェニルアセチル−N−メチルアミノ)アセチ
ル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イ
ルオキシ]アセテート(1.92g) をテトラヒドロフラン(2
0ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(0.7g)を加えて、
水素雰囲気下室温で7時間攪拌した。触媒を濾別し、濾
液を減圧濃縮して得られた残渣を中圧分取シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エ
チル:酢酸 3:2:0.05溶出部より、標記化合物
(1.56g) を白色結晶として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96(3H,t,J=7.4Hz),
1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.71-1.76(4H,m), 3.06(3H,s),
4.30-4.70(4H,m), 5.09(1H,s), 5.30(1H,s), 7.16-7.32
(10H,m)
【0385】実施例2〜34(第8工程) 実施例1と同様の方法により、実施例2〜34の化合物
を得た。これを表10乃至表15に示す。
【0386】
【表10】
【0387】実施例2の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.85-1.06(9H,m), 1.23-1.30(2H,m), 1.41-1.49(2
H,m), 1.69-1.91(4H,m), 3.29-3.36(2H,m), 4.26-4.64
(4H,m),4.99-5.09(1H,m), 5.27(1H,s), 7.19-7.35(10H,
m)
【0388】実施例3の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.86(3H,t,J=7.2Hz), 0.94-1.05(6H,m), 1.15-1.3
3(4H,m), 1.40-1.54(2H,m), 1.65-1.93(4H,m), 3.20-3.
47(2H,m), 4.09-4.64(4H,m), 5.00-5.27(2H,m), 7.18-
7.34(10H,m)
【0389】実施例4の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.93-1.06(12H,m), 1.71-1.95(4H,m), 4.14-4.63
(5H,m), 5.14(1H,s), 5.27(1H,s), 7.18-7.34(10H,m)
【0390】実施例5の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.85-1.07(12H,m), 1.66-1.95(5H,m), 3.15-3.28
(2H,m), 4.27-4.64(4H,m), 5.00 and 5.10(1H,2s), 5.0
6 and 5.31(1H,2s), 7.13-7.35(10H,m)
【0391】実施例6の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.82-1.05(10H,m), 1.66-1.91(4H,m), 2.74-2.78
(1H,m), 4.36-4.62(4H,m), 5.08(1H,s), 5.83(1H,s),
7.21-7.34(10H,m)
【0392】実施例7の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.81-0.88(4H,m), 0.95(3H,t,J=7.5Hz), 1.01(3H,
t,J=7.5Hz), 1.62-1.92(4H,m), 2.71-2.78(1H,m), 4.37
(2H,q,J=6.8Hz), 4.59(2H,q,J=8.1Hz), 5.07(1H,s), 5.
60(1H,broad s), 5.81(1H,s), 7.15-7.33(10H,m)
【0393】実施例8の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 0.81-0.88(4H,m), 0.95(3H,t,J=7.5Hz), 1.01(3H,
t,J=7.5Hz), 1.62-1.92(4H,m), 2.71-2.78(1H,m), 4.37
(2H,q,J=6.8Hz), 4.59(2H,q,J=8.1Hz), 5.07(1H,s), 5.
60(1H,broad s), 5.81(1H,s), 7.15-7.33(10H,m)
【0394】
【表11】
【0395】実施例9の 1H NMR (300MHz,δppm,CDC
l3 ) 1.87(3H,t,J=7.7Hz), 1.43-1.88(12H,m), 3.28-3.
33(2H,m), 4.24-4.66(4H,m), 5.07(1H,s), 5.28(1H,s),
7.22-7.34(10H,m)
【0396】実施例10の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.88(3H,t,J=7.5Hz), 0.97(3H,t,J=7.5Hz), 1.02(3
H,t,J=7.5Hz), 1.35-1.57(2H,m), 1.63-1.94(4H,m), 3.
14(2H,d,J=9.0Hz), 3.23(2H,t,J=9,0Hz), 4.20-4.67(4
H,m), 4.70(1H,t,J=9.0Hz), 5.13(1H,s), 7.16-7.30(10
H,m)
【0397】実施例11の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95(3H,t,J=7.3Hz), 1.02(3H,t,J=7.3Hz), 1.68-
1.98(7H,m), 2.27-2.35(1H,m), 3,45-3.59((2H,m), 4.5
1(2H,q,J=17.2Hz), 5.12-5.15(3H,m), 7.20-7.33(10H,
m)
【0398】実施例12の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.93(3H,t,J=7.3Hz), 1.00(3H,t,J=7.7Hz), 1.62-
2.00(7H,m), 2.28-3.35(1H,m), 3.50-3.63(2H,m), 4.45
(2H,q,J=17.2Hz), 4.96(1H,broad s), 5.07-5.14(3H,
m), 7.18-7.34(10H,m)
【0399】実施例13の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.82(3H,t,J=7.3Hz), 0.96(3H,t,J=7.5Hz), 1.62-
1.82(4H,m), 4.45(1H,d,J=17.6Hz), 4.71(1H,d,J=17.6H
z), 5.10(1H,s), 5.82(1H,s), 7.25-7.34(10H,m)
【0400】実施例14の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.88(3H,t,J=8.0Hz), 1.00(3H,t,J=8.0Hz), 1.55-
1.83(4H,m), 3.39(1H,dd,J=6.0 and 15.0Hz), 3.63(1H,
dd,J=9.0 and 15.0Hz), 4.29(1H,d,J=18.0Hz), 4.53(1
H,d,J=18.0Hz), 4.62(1H,dd,6.0 and 9.0Hz), 4.92(1H,
s), 7.16-7.28(10H,m)
【0401】実施例15の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.97(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.67-
1.92(4H,m), 4.55(2H,q,J=17.1Hz), 5.14(1H,s), 6.13
(1H,d,J=8.7Hz), 7.24-7.39(11H,m)
【0402】
【表12】
【0403】実施例16の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.97(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.67-
1.92(4H,m), 4.55(2H,q,J=17.1Hz), 5.14(1H,s), 6.13
(1H,d,J=8.7Hz), 7.24-7.39(11H,m) 〔α〕D =−9.3°(c=0.27,CH3 CH2
H)
【0404】実施例17の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.97(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.67-
1.92(4H,m), 4.55(2H,q,J=17.1Hz), 5.14(1H,s), 6.13
(1H,d,J=8.7Hz), 7.24-7.39(11H,m) 〔α〕D =+1.6(c=0.69,CHCl3
【0405】
【表13】
【0406】実施例18の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 1.43-1.88(10H,m), 4.54(2H,q,J=17.2Hz), 5.07(1
H,s), 6.15(1H,d,J=8.1Hz), 7.19-7.37(11H,m)
【0407】実施例19の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.88-1.00(6H,m), 1.59-1.84(4H,m), 3.90-3.96(2
H,m), 4.21(1H,t,J=7.7Hz), 4.49(2H,q,17.2Hz), 5.04
(1H,s), 6.58(1H,t), 7.16-7.34(10H,m)
【0408】実施例20の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95(3H,t,J=7.51Hz), 1.01(3H,t,J=7.51Hz), 1.66
-1.90(4H,m), 4.48(2H,q,J=17.2Hz), 4.66-4.71(2H,m),
4.90(1H,s), 5.08(1H,s), 6.91(1H,m), 7.23-7.44(11
H,m)
【0409】実施例21の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.88-1.06(9H,m), 1.57-1.90(6H,m), 3.35(2H,t),
4.30-4.80(3H,m), 4.84(0.3H,s), 4.86(0.7H,s), 5.03
(0.7H,s), 5.10(0.3H,s), 5.16(0.7H,s), 5.75(0.3H,
s), 7.18-7.28(10H,m), 7.50(1H,m)
【0410】実施例22の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.88(3H,t,J=7.1Hz), 0.94-1.05(6H,m), 1.15-1.35
(4H,m), 1.50-1.90(6H,m), 3.34(2H,t,J=6.9Hz), 4.47-
4.52(2H,m), 4.80(2H,d,J=6.5Hz), 5.04(1H,s), 5.14(1
H,s), 7.22-7.29(10H,m), 7.48(1H,t)
【0411】実施例23の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.87-1.06(9H,m), 1.26(8H,m),1.54-1.90(6H,m),
3.34-3.39(2H,m), 4.32-4.86(4H,m), 5.06 and 5.65(1
H,2s), 5.13 and 5.15(1H,2s), 7.16-7.33(10H,m), 7.4
5(1H,t,J=6.9Hz)
【0412】
【表14】
【0413】実施例24の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.97(3H,t), 1.03(3H,t), 2.00(2H,broad s), 1.66
-1.92(4H,m), 2.88-3.22(6H,m), 4.38-4.59(4H,m), 5.0
6(1H,s), 5.85(1H,t) 6.62(1H,t), 7.18-7.30(10H,m)
【0414】実施例25の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.76(3H,t,J=7.4Hz), 0.94-1.04(6H,m), 1.42(2H,
q,J=7.7Hz), 1.70-1.87(4H,m), 2.25(2H,m), 2.40(2H,
m), 3.13(2H,t,J=7.7Hz), 3.74(1H,m), 3.96(1H,t,J=7.
9Hz), 3.74(1H,m), 3.96(1H,t,J=7.9Hz), 4.34(1H,d,J=
17.1Hz), 4.60(1H,d,J=17.1Hz), 4.76(1H,d), 5.05(1H,
s), 7.17-7.30(10H,m), 7.40(1H,broad s)
【0415】実施例26の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-0.91(6H,m), 1.46-1.51(2H,m), 1.77-1.82(2
H,m), 4.05-4.45(7H,m), 4.86(1H,d,J=8,1Hz), 5.03(1
H,s),6.53(1H,broad s), 7.15-7.32(10H,m)
【0416】実施例27の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.93-1.04(6H,m), 1.62-1.99(8H,m), 3.38-3.50(1.
2H,m), 3.65-3.76(0.8H,m), 4.41(1H,broad s), 4.66(1
H,broad s), 5.02-5.11(1.4H,m), 5.04(0.6H,s), 5.89
(1H,broad s), 6.73(0.4H,d,J=9.0Hz), 7.01(0.6H d,J=
9.0Hz), 7.15-7.40(10H,m)
【0417】実施例28の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.93-1.05(6H,m), 1.66-2.01(8H,m), 3.30-3.77(2
H,m), 4.37(1H,broad s), 4.65(1H,broad s), 5.06-5.4
2(2H,m), 5.94(1H,broad s), 6.76(0.3H,d,J=9.0Hz),
7.00(0.7H,d,J=9.0Hz), 7.16-7.39(10H,m)
【0418】実施例29の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.93-1.05(6H,m), 1.66-2.01(8H,m), 3.30-3.77(2
H,m), 4.37(1H,broad s), 4.65(1H,broad s), 5.06-5.4
2(2H,m), 5.94(1H,broad s), 6.76(0.3H,d,J=9.0Hz),
7.00(0.7H,d,J=9.0Hz), 7.16-7.39(10H,m)
【0419】実施例30の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.93-1.04(6H,m), 1.62-1.99(8H,m), 3.38-3.50(1.
4H,m), 3.65-3.76(0.6H,m), 4.41(1H,broad s), 4.66(1
H,broad s), 5.02-5.11(1.4H,m), 5.04(0.6H,s), 5.89
(1H,broad s), 6.73(0.4H,d,J=9.0Hz), 7.01(0.6H d,J=
9.0Hz), 7.15-7.40(10H,m)
【0420】
【表15】
【0421】実施例31の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 1.28-2.10(14H,m), 3.32-3.78(2H,m), 4.18-5.30(4
H,m), 5.87-6.01(1H,m), 6.72-6.96(1H,m), 7.19-7.36
(10H,m)
【0422】実施例32の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 1.39-2.09(14H,m), 3.28-3.77(2H,m), 4.32-5.43(4
H,m), 5.88-6.01(1H,m), 6.85-7.03(1H,m), 7.14-7.38
(10H,m)
【0423】実施例33の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.93-1.30(7H,m), 1.30-1.40(1H,m), 1.67-1.86(6
H,m), 2.88(1H,t), 3.07(1H,t), 3.82-3.87(2H,m), 4.3
6(1H,dd,J=17.2 and 71.4Hz), 4.50(1H,d,J=12.0Hz),
4.59(1H,dd,J=17.2 and 71.4Hz), 5.10(1H,s), 5.20(1
H,s), 6.49(1H,d,J=7.7Hz), 7.16-7.34(10H,m), 8.15(1
H,broad s)
【0424】実施例34の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.96-1.07(6H,m), 1.30-1.93(11H,m), 2.60-2.85(1
H,m), 4.45-4.74(3H,m), 5.15 and 5.18(1H,2s), 5.50-
5.90(2H,m), 5.99 and 6.05(1H,2s), 7.18-7.37(10H,m)
【0425】実施例35(第8工程) [1−(N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミノ)
アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−
4−イルオキシ]酢酸
【0426】
【化95】
【0427】参考例50で得られたtert−ブチル
[1−(N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミノ)
アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−
4−イルオキシ]アセテート(790mg) をクロロホルム
(1.5ml) に溶解し、トリフルオロ酢酸(3ml) を加えて0
℃で30分、室温で1時間攪拌した。反応終了後、反応
液を減圧濃縮することによって、標記化合物(707mg) を
白色の不定形固体として得た。1H NMR (300MHz,δppm,C
DCl3 ) 0.94-1.15(9H,m), 1.68-1.94(4H,m), 3.40-3.55
(2H,m), 3.30-4.64(4H,m), 5.02-5.29(2H,m), 7.16-7.3
6(10H,m)
【0428】実施例36〜38(第8工程) 実施例35と同様の方法により、実施例36〜38の化
合物を得た。これを表16に示す。
【0429】
【表16】
【0430】実施例36の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.96(3H,t,J=7.5Hz), 1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.68-
1.91(4H,m), 3.96(2H,t,J=5.0Hz), 4.31-4.64(4H,m),
5.10(1H,s), 5.04-5.27(2H,m), 5.66-5.78(1H,m), 7.19
-7.35(10H,m)
【0431】実施例37の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.97(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.66-
1.95(4H,m), 4.45(2H,q,J=17.0Hz), 4.97(1H,s), 5.11
(1H,s), 7.23-7.36(10H,m), 8.06(1H,broad s), 8.40(1
H,broad s)
【0432】実施例38の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.87(3H,t,J=7.3Hz), 0.99(3H,t,J=7.3Hz), 1.04(3
H,t,J=7.3Hz), 1.48-1.62(2H,m), 1.66-1.95(4H,m), 3.
48-3.75(2H,m), 4.53(2H,q,J=17.0Hz), 5.11(1H,s), 5.
15(1H,s), 7.17-7.36(10H,m), 8.12(1H,s)
【0433】実施例39〜47(第8工程) 実施例1と同様の方法により、実施例39、41、4
2、45、46及び47の化合物を、実施例35と同様
の方法により実施例40、43及び44の化合物を得
た。これを表17及び18に示す。
【0434】
【表17】
【0435】実施例39の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ), 0.96(3H,t), 1.03(3H,t), 1.43(9H,s), 1.73-1.91
(4H,m), 4.39-5.09(6H,m), 7.15-7.35(10H,m)
【0436】実施例40の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ), 0.94-1.05(6H,m), 1.71-1.91(4H,m), 2.23 and 2.
35(1H,2t), 4.00,4.06,4.09 and 4.15(2H,4d), 4.36-4.
74(4H,m), 4.99 and 5.10(1H,2s), 5.05 and 5.38(1H,2
s), 7.16-7.33(10H,m)
【0437】実施例41の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ), 0.93(3H,t,J=7.3Hz), 1.00(3H,t,J=7.3Hz), 1.61-
1.87(4H,m), 2.37-2.45(2H,m), 2.66-2.71(2H,m), 3.98
(1H,t,J=7.7Hz), 4.40(1H,d,J=17.4Hz), 4.64(1H,d,J=1
7.4Hz), 5.00(1H,s), 7.16-7.30(10H,m)
【0438】実施例42の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ), 0.86-1.07(9H,m), 1.13-1.34(8H,m), 1.38-1.56(2
H,m), 1.62-1.95(4H,m), 3.25-3.47(2H,m), 4.28-4.66
(4H,m), 5.00-5.28(2H,m), 7.11-7.37(10H,m)
【0439】実施例43の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ), 0.93-1.06(6H,m), 1.42-2.02(10H,m), 4.25-4.53
(5H,m), 4.43 and 5.07(1H,2s), 5.30(1H,s), 7.16-7.3
2(10H,m)
【0440】実施例44の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ), 0.93-1.06(6H,m), 1.21-1.96(12H,m), 4.24-4.53
(5H,m), 4.97 and 5.07(1H,2s), 5.14 and 5.36(1H,2
s), 7.18-7.35(10H,m)
【0441】実施例45の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ), 0.81-1.07(9H,m), 1.45-1.90(9H,m), 3.18-3.44(2
H,m), 4.33-4.62(2H,m), 4.76-5.22(3H,m), 7.16-7.34
(10H,m)
【0442】
【表18】
【0443】実施例48(第8’工程) ナトリウム [1−(N−ジフェニルアセチル−N−エ
チルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ
アゼチジン−4−イルオキシ]アセテート
【0444】
【化96】
【0445】実施例35で得られた[1−(N−ジフェ
ニルアセチル−N−エチルアミノ)アセチル−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]酢
酸(110mg) をテトラヒドロフラン(1ml) に溶解し、炭酸
水素ナトリウム(19.2mg)水(10ml)溶液を加えて攪拌し、
減圧濃縮することによって、標記化合物(115mg) を得
た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.90-1.08(9H,m), 1.64
-1,92(4H,m), 3.34-3.43(2H,m), 4.20-4.44(4H,m), 4.9
8-5.25(2H,m), 7.20-7.34(10H,m)
【0446】実施例49〜69(第8’工程) 実施例48と同様の方法により、実施例49〜69の化
合物を得た。
【0447】実施例49(実施例3のナトリウム塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.79-0.88(6H,m), 0.9
3-0.98(3H,m), 1.05-1.27(4H,m), 1.30-1.37(2H,m), 1.
53-1.88(4H,m), 3.16-3.32(2H,m), 3.93(1H,d,J=15.0H
z), 4.05(1H,d,J=15.0Hz), 4.32(1H,d,J=17.3Hz), 4.41
(1H,d,J=17.3Hz), 5.09 and 5.18(1H,2s), 4.97 and 5.
23(1H,2s), 7.18-7.27(10H,m)
【0448】実施例50(実施例4のナトリウム塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-1.03(12H,m), 1.
56-1.88(4H,m), 3.90-4.40(5H,m), 4.95 and 5.10(1H,2
s),5.25 and 5.28(1H,2s), 7.17-7.31(10H,m)
【0449】実施例51(実施例5のナトリウム塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.78-0.98(12H,m), 1.
56-1.85(5H,m), 3.11-3.18(2H,m), 3.90-4.08(2H,m),
4.31-4.46(2H,m), 4.97-5.28(2H,m), 7.20-7.31(10H,m)
【0450】実施例52(実施例36のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.85(3H,t,J=7.5Hz),
0.95(3H,t,J=7.5Hz), 1.50-1.90(4H,m), 3.85-4.53(6
H,m), 5.08(1H,s), 5.00-5.20(2H,m), 5.50-5.63(1H,
m), 7.16-7.26(10H,m)
【0451】実施例53(実施例13のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.63(3H,t,J=7.5Hz),
0.85(3H,t,J=7.5Hz), 1.26-1.74(4H,m), 3.70(1H,d,J=
18.0Hz), 3.98(1H,d,J=18.0Hz), 4.94(1H,s), 5.79(1H,
s) 7.10-7.33(10H,m)
【0452】実施例54(実施例14のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.74(3H,t,J=7.2Hz),
0.82-0.95(3H,m), 1.30-1.80(4H,m), 3.05-3.23(2H,
m), 3.73(1H,d,J=9.0Hz), 3.90(1H,d,J=9.0Hz), 4.50-
4.60((1H,m), 4.82(1H,s), 7.12-7.28(10H,m)
【0453】実施例55(実施例22のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.87-1.10(9H,m), 1.
15-1.40(4H,m), 1.45-2.10(6H,m), 3.20-3.51(2H,m),
4.60-4.90(2H,m), 5.01(2H,d,J=10.0Hz), 5.07(1H,s),
5.16(1H,s), 5,78(1H,t), 7.21-7.30(10H,m)
【0454】実施例56(実施例23のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.80-0.99(9H,m), 1.
13-1.33(8H,m), 1.45-1.81(6H,m), 3.33(2H,t), 3.62(1
H,d,J=16.0Hz), 3.95(1H,d,J=16.0Hz), 4.64-4.79(2H,
m), 4.96(1H,s), 5.12(1H,s), 7.15-7.26(10H,m), 8.70
(1H,broad s)
【0455】実施例57(実施例24のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.87(3H,t,J=5.5Hz),
0.96(3H,t,J=5.5Hz), 1.38(2H,t,J=4.9Hz), 1.50-1.82
(4H,m), 2.82-3.06(6H,m), 3.80(1H,dd,J=11.6 and 78.
0Hz), 4.06(1H,dd,J=11.6 and 78.0Hz), 5.07(1H,s),
6.78(1H,t,J=4.2Hz), 7.11-7.24(11H,m)
【0456】実施例58(実施例27のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.79-0.98(6H,m), 1.
48-1.98(8H,m), 3.29-3.78(3H,m), 4.00-4.05(1H,broad
s), 4.95(0.5H,s), 5.03(0.5H,s), 5.17(0.5H,s), 5.3
1(0.5H,s), 5.76(1H,broads), 7.03-7.38(11H,m)
【0457】実施例59(実施例28のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.80-0.88(3H,m), 0.
93-0.99(3H,m), 1.42-1.95(8H,m), 3.28(1H,broad s),
3.45(1H,broad s), 3.69(1H,broad s), 3.97(1H,broad
s), 4.70(0.5H,s), 4.97(0.5H,s), 5.07(0.5H,s), 5.32
(0.5H,s), 5.80-5.95(1H,m), 7.05-7.35(11H,m)
【0458】実施例60(実施例29のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.80-0.88(3H,m), 0.
93-0.99(3H,m), 1.42-1.95(8H,m), 3.28(1H,broad s),
3.45(1H,broad s), 3.69(1H,broad s), 3.97(1H,broad
s), 4.70(0.5H,s), 4.97(0.5H,s), 5.07(0.5H,s), 5.32
(0.5H,s), 5.80-5.95(1H,m), 7.05-7.35(11H,m)
【0459】実施例61(実施例30のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.79-0.98(6H,m), 1.
48-1.98(8H,m), 3.29-3.78(3H,m), 4.00-4.05(1H,broad
s), 4.95(0.5H,s), 5.03(0.5H,s), 5.17(0.5H,s), 5.3
1(0.5H,s), 5.76(1H,broads), 7.03-7.38(11H,m)
【0460】実施例62(実施例33のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.74-0.98(7H,m), 1.
20-1.37(1H,m), 1.46-1.95(6H,m), 2.80(1H,t,J=11.0H
z),2.98(1H,t,J=11.0Hz), 3.58-3.86(3H,m), 3.90(1H,
d,J=14.7Hz), 4.26(1H,d,J=12.6Hz), 5.09(1H,d,J=9.5H
z), 5.17(1H,s), 6.61(1H,d,J=7.3Hz), 7.17-7.33(10H,
m)
【0461】実施例63(実施例37のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.86-1.05(6H,m), 1.
53-1.95(4H,m), 4.18-4.45(2H,m), 4.96-5.07(2H,m),
7.20-7.35(10H,m)
【0462】実施例64(実施例38のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.69-0.99(9H,m), 1.
38-1.85(6H,m), 3.35-3.49(1H,m), 3.86-4.17(2H,m),
5.08-5.20(2H,m), 7.15-7.32(10H,m), 8.27(1H,broad
s)
【0463】実施例65(実施例40のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.86-0.98(6H,m), 1.
45-1.73(4H,m), 2.25,2.35(1H,2t), 3.70-4.64(6H,m),
5.06(1H,2s), 5.03,5.36(1H,2s), 7.10-7.31(10H,m)
【0464】実施例66(実施例41のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.64-0.95(6H,m), 1.
32-2.63(8H,m), 3.70-3.85(1H,m), 3.77(1H,d,J=15.6H
z),4.00(1H,d,J=15.6Hz), 5.03(1H,s), 7.00-7.27(10H,
m)
【0465】実施例67(実施例42のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 )0.72-1.01(9H,m), 1.
01-1.46(8H,m), 1.46-1.91(6H,m), 3.08-3.35(2H,m),
3.89-4.52(4H,m), 4.90-5.30(2H,m), 7.08-7.37(10H,m)
【0466】実施例68(実施例43のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6) 0.80-1.00(6H,m),
1.22-2.03(10H,m), 3.91 and 4.16(2H,2d,J=15.6Hz),
4.38-4.57(3H,m), 5.11 and 5.30(1H,2s), 5.37 and 5.
56(1H,2s), 7.16-7.31(10H,m)
【0467】実施例69(実施例44のナトリウム塩)
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6) 0.90-1.00(6H,m),
1.22-1.80(12H,m), 3.22-4.42(5H,m), 5.08 and 5.33(1
H,2s), 5.44 and 5.61(1H,2s), 7.16-7.31(10H,m)
【0468】実施例70(第9工程) 1−(N−ジフェニルアセチル−N−メチルアミノ)ア
セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
ジン
【0469】
【化97】
【0470】実施例1で得られた[1−(N−ジフェニ
ルアセチル−N−メチルアミノ)アセチル]−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]酢
酸(300mg) をN,N−ジメチルホルムアミド(4ml) に溶
解し、氷冷した後、N−メチルピペラジン(78 μl)を加
え、次いでWSC・HCl(136mg) 及び1−ヒドロキシ
ベゾトリアゾール(96mg)を加えて氷冷下乃至室温で19
時間攪拌した。反応終了後、反応液を減圧濃縮して得ら
れた残渣を酢酸エチルに溶解し、水(40ml)、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(80ml)で二回、飽和塩化ナトリウム
水溶液(50ml)で順次洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに供し、クロロホルム:メタノー
ル:アンモニア水 97:3:1溶出部より、標記化合
物(225mg) を白色の不定形固体として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.95-1.06(6H,m), 1.66
-1.89(4H,m), 2.30 and2.31(3H,2s), 2.38-2.39(4H,m),
3.06 and 3.06(3H,2s), 3.37(2H,broad s), 3.62(2H,b
road s), 4.36-4.71(4H,m), 5.15(1H,s), 5.29(1H,s),
7.22-7.34(10H,m)
【0471】実施例71〜185(第9工程) 実施例70と同様の方法を行うことにより、実施例71
〜185の化合物を得た。これを表19乃至表38に示
す。
【0472】
【表19】
【0473】実施例71の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95-1.06(6H,m), 1.68-1.93(4H,m), 2.26(6H,s),
2.42-2.46(2H,m), 2.94(3H,s), 3.06(3H,s), 3.20-3.53
(2H,m), 4.30-4.81(4H,m), 5.16(1H,s), 5.29(1H,s),
7.21-7.34(10H,m)
【0474】実施例72の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.06(9H,m), 1.20-1.30(2H,m), 1.40-1.50(2
H,m), 1.72-1.88(4H,m), 2.30(3H,s), 2.32-2.41(4H,
m), 3.25-3.38(4H,m), 3.55-3.65(2H,m), 4.27-4.70(4
H,m), 5.11-5.15(1H,m), 5.27(1H,s), 7.12-7.31(10H,
m)
【0475】実施例73の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.05(9H,m), 1.19-1.30(2H,m), 1.40-1.50(2
H,m), 1.65-2.02(4H,m), 2.25-2.28(6H,m), 2.43(2H,t,
J=6.6Hz), 2.92-2.95(3H,m), 3.24-3.52(4H,m), 4.26-
4.77(4H,m), 5.12-5.16(1H,m),5.26(1H,s), 7.21-7.31
(10H,m)
【0476】実施例74の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.86(3H,t,J=7.0Hz), 0.98(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3
H,t,J=7.5Hz), 1.15-1.33(4H,m), 1.41-1.54(2H,m), 1.
66-1.94(4H,m), 2.29(3H,s), 2.33-2.44(4H,m), 3.23-
3.41(4H,m), 3.55-3.66(2H,m), 4.27-4.68(4H,m), 5.12
and 5.15(1H,2s), 4.97 and 5.27(1H,2s), 7.24-7.31
(10H,m)
【0477】実施例75の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.86(3H,t,7.0Hz), 0.93-1.08(6H,m), 1.17-1.33(4
H,m), 1.42-1.55(2H,m), 1.68-1.95(4H,m), 2.25(6H,
s), 2.39-2.49(2H,m), 2.93-2.95(3H,m), 3.23-3.56(4
H,m), 4.21-4.81(4H,m), 4.98-5.27(2H,m), 7.21-7.29
(10H,m)
【0478】実施例76の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.95-1.10(12H,m), 1.70-1.92(4H,m), 2.29-2.37(7
H,m), 3.37(2H,broad s), 3.62(2H,broad s), 4.19-4.6
7(5H,m), 4.94 and 5.15(1H,2s), 5.22 and 5.27(1H,2
s), 7.18-7.34(10H,m)
【0479】
【表20】
【0480】実施例77の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.97-1.07(12H,m), 1.70-1.93(4H,m), 2.24-2.29(6
H,m), 2.42-2.46(2H,m), 2.92 and 2.96(3H,2s), 3.20-
3.60(2H,m), 4.19-4.95(5H,m), 5.18(1H,s), 5.24 and
5.27(1H,2s), 7.21-7.31(10H,m)
【0481】実施例78の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.84-1.05(12H,m), 1.71-1.93(5H,m), 2.29 and 2.
30(3H,2s), 2.31-2.42(4H,m), 3,07-3.24(2H,m), 3.31-
3.39(2H,m), 3.56-3.65(2H,m), 4.25-4.68(4H,m), 4.97
and 5.14(1H,2s), 5.11 and5.30(1H,2s), 7.20-7.33(1
0H,m)
【0482】実施例79の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.06(12H,m), 1.72-1.88(5H,m), 2.25 and 2.
28(6H,2s), 2.44(2H,t,J=9.2Hz), 2.93-2.96(3H,m), 3.
05-3.34(2H,m), 3.39-3.59(2H,m), 4.20-4.80(4H,m),
4.98 and 5.17(1H,2s), 5.14and 5.30(1H,2s), 7.21-7.
31(10H,m)
【0483】実施例80の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.09(12H,m), 1.50-2.10(11H,m), 2.29 and
2.31(3H,2s), 2.75 and 2.78(3H,2s), 2.84-3.02(3H,
m), 3.10-3.30(2H,m), 4.24-4.67(4H,m), 5.16 and 5.1
9(1H,2s), 5.31 and 5.32(1H,2s), 7.16-7.31(10H,m)
【0484】実施例81の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.08(12H,m), 1.56-1.93(6H,m), 2.24-2.48(4
H,m), 3.08-3.61(7H,m), 4.25-4.68(4H,m), 4.97 and
5.15(1H,2s), 5.12 and 5.31(1H,2s), 7.19-7.40(15H,
m)
【0485】実施例82の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.09(12H,m), 1.19-2.02(10H,m), 2.19-2.33
(1H,m), 2.57(5H,broad m), 2.62-2.90(1H,m), 2.92-3.
40(4H,m), 3.53-3.70(1H,m), 4.27-4.69(6H,m), 4.97 a
nd 5.15(1H,2s), 5.10 and 5.31(1H,2s), 7.22-7.36(10
H,m)
【0486】実施例83の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.09(12H,m), 1.70-1.94(7H,m), 2.36-2.39(3
H,m), 2.54-2.65(4H,m), 3.13-3.25(2H,m), 3.38-3.45
(2H,m), 3.60-3.68(2H,m), 4.24-4.75(4H,m), 5.18(1H,
s), 5.31(1H,s), 7.21-7.31(10H,m)
【0487】
【表21】
【0488】実施例84の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.85-1.09(12H,m), 1.72-1.91(5H,m), 2.25(6H,s),
2.43-2.48(8H,m), 3.12-3.30(2H,m), 3.33-3.39(2H,
m), 3.59-3.65(2H,m), 4.26-4.69(4H,m), 5.16(1H,s),
5.31(1H,s), 7.21-7.31(10H,m)
【0489】実施例85の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.81-0.89(4H,m), 0.95-1.06(6H,m), 1.72-1.77(4
H,m), 2.28(3H,s), 2.33-2.39(4H,m), 2.73-2.77(1H,
m), 3,35(2H,broad s), 3.61(2H,broad s), 4.38-4.65
(4H,m), 5.13(1H,s), 5.82(1H,s), 7.21-7.30(10H,m)
【0490】実施例86の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.81-0.86(4H,m), 0.95-1.06(6H,m), 1.72-1.88(4
H,m), 2.24(6H,s), 2.42(2H,t,J=7.0Hz), 2.73-2.77(1
H,m),2.90-2.94(3H,m), 3.20-3.55(2H,m), 4.42-4.66(4
H,m), 5.15(1H,s), 5.82(1H,s), 7.20-7.30(10H,m)
【0491】実施例87の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.78-0.91(4H,m), 0.95-1.06(6H,m), 1.65-1.93(4
H,m), 2.37-2.47(4H,broad s), 2.72-2.79(1H,m), 3.29
-3.37(2H,broad s), 3.51(2H,s), 3.56-3.64(2H,broad
s), 4.39 and 4.56(2H,2d,J=17.8Hz), 4.51 and 4.62(2
H,2d,J=15.04Hz), 5.12(1H,s), 5.82(1H,s), 7.22-7.33
(15H,m)
【0492】実施例88の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.39-0.51(4H,m), 0.79-1.07(10H,m), 1.57-1.94(5
H,m), 2.52-2.65(4H,broad s), 2.72-2.80(1H,m), 3.25
-3.32(2H,broad s), 3.52-3.60(2H,broad s), 4.40 and
4.56(2H,2d,J=17.6Hz), 4.54 and 4.64(2H,2d,J=14.7H
z), 5.14(1H,s), 5.82(1H,s), 7.20-7.33(10H,m)
【0493】実施例89の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-0.92(4H,m), 0.96-1.07(6H,m), 1.68-1.95(6
H,m), 2.36 and 2.37(3H,2s), 2.52-2.80(5H,m), 3.37-
3.44(2H,m), 3.53-3.73(2H,m), 4.36-4.71(4H,m), 5.15
and 5.16(1H,2s), 5.82(1H,s), 7.21-7.33(10H,m)
【0494】実施例90の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.77-1.07(10H,m), 1.52-2.13(10H,m), 2.29(3H,
s), 2.70-2.97(6H,m), 4.35-4.70(5H,m), 5.16(1H,s),
5.82(1H,s), 7.22-7.32(10H,m)
【0495】
【表22】
【0496】実施例91の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-1.06(10H,m), 1.68-1.93(5H,m), 2.19-2.34(8
H,m), 2.72-2.80(1H,m), 2.88 and 2.92(3H,2s), 3.15-
3.48(2H,m), 4.35-4.76(4H,m), 5.15 and 5.17(1H,2s),
5.83(1H,s), 7.20-7.32(10H,m)
【0497】実施例92の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-1.07(10H,m), 1.68-1.95(4H,m), 2.28(6H,s),
2.43-2.52(8H,m), 2.73-2.79(1H,m), 3.33-3.38(2H,
m), 3.58-3.63(2H,m), 4.40 and 4.54(2H,2d,J=18.0H
z), 4.55 and 4.63(2H,2d,J=14.7Hz), 5.12(1H,s), 5.8
3(1H,s), 7.21-7.32(10H,m)
【0498】実施例93の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-1.07(10H,m), 1.57-1.94(4H,m), 2.43-2.57(6
H,m), 2.72-2.80(1H,m), 3.31-3.37(2H,m), 3.58-3.65
(4H,m), 4.42 and 4.52(2H,2d,J=18.0Hz), 4.55 and 4.
62(2H,2d,J=14.7Hz), 5.12(1H,s), 5.82(1H,s), 7.22-
7.32(10H,m)
【0499】実施例94の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-1.06(10H,m), 1.45-1.96(9H,m), 2.27(1H,bro
ad s), 2.54-3.06(6H,m), 4.36-4.66(5H,m), 5.12(1H,
s), 5.83(1H,s), 7.21-7.31(10H,m)
【0500】実施例95の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.78-1.07(12H,m), 1.38-1.95(9H,m), 2.38-2.52(5
H,m), 2.72-2.80(1H,m), 2.92 and 2.95(3H,2s), 4.32-
4.78(4H,m), 5.15 and 5.17(1H,2s), 5.83(1H,s), 7.23
-7.31(10H,m)
【0501】実施例96の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-1.07(10H,m), 1.56-1.93(4H,m), 2.38-2.54(4
H,m), 2.71-2.79(1H,m), 2.92 and 2.96(3H,2s), 3.22-
3.75(8H,m), 4.37-4.77(4H,m), 5.13-5.16(1H,m), 5.83
(1H,s), 7.23-7.35(10H,m)
【0502】実施例97の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.80-1.08(16H,m), 1.66-1.94(4H,m), 2,49-2.63(6
H,m), 2.75-2.79(1H,m), 2.93 and 2.95(3H,2s), 3.17-
3.28(1H,m), 3.43-3.50(1H,m), 4.32-4.80(4H,m), 5.14
and 5.17(1H,2s), 5.83(1H,s), 7.23-7.31(10H,m)
【0503】
【表23】
【0504】実施例98の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.82-0.92(4H,m), 0.97(3H,t,J=7.3Hz), 1.03(3H,
t,J=7.7Hz), 1.68-1.92(4H,m), 2.29(3H,s), 2.37(4H,b
roads), 2.72-2.78(1H,m), 3,35(2H,broad s), 3.62(2
H,broad s), 4.48(2H,q,J=17.6Hz), 4.59(2H,q,J=14.7H
z), 5.13(1H,s), 5.82(1H,s), 7.20-7.34(10H,m)
【0505】実施例99の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl
3 ) 0.82-1.06(10H,m), 1.65-1.93(4H,m), 2.25(6H,s),
2.43(2H,t,J=7.0Hz), 2.70-2.80(1H,m), 2.91 and 2.9
5(3H,2s), 3,20-3.55(2H,m), 4.30-4.80(4H,m), 5.15(1
H,s), 5.83(1H,s), 7.23-7.31(10H,m)
【0506】実施例100の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.80-1.07(10H,m), 1.57-1.94(4H,m), 2.43-2.57
(6H,m), 2.72-2.80(1H,m), 3.31-3.37(2H,m), 3.58-3.6
5(4H,m), 4.42 and 4.52(2H,2d,J=18.0Hz), 4.55 and
4.62(2H,2d,J=14.7Hz), 5.12(1H,s), 5.82(1H,s), 7.22
-7.32(10H,m)
【0507】実施例101の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.82-0.92(4H,m), 0.97(3H,t,J=7.3Hz), 1.03(3
H,t,J=7.7Hz), 1.68-1.92(4H,m), 2.29(3H,s), 2.37(4
H,broad s), 2.72-2.78(1H,m), 3,35(2H,broad s), 3.6
2(2H,broad s), 4.48(2H,q,J=17.6Hz), 4.59(2H,q,J=1
4.7Hz), 5.13(1H,s), 5.82(1H,s), 7.20-7.34(10H,m)
【0508】実施例102の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.82-0.92(4H,m), 0.97(3H,t,J=7.3Hz), 1.03(3
H,t,J=7.7Hz), 1.68-1.92(4H,m), 2.29(3H,s), 2.37(4
H,broad s), 2.72-2.78(1H,m), 3,35(2H,broad s), 3.6
2(2H,broad s), 4.48(2H,q,J=17.6Hz), 4.59(2H,q,J=1
4.7Hz), 5.13(1H,s), 5.82(1H,s), 7.20-7.34(10H,m)
【0509】実施例103の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.82-1.06(10H,m), 1.65-1.93(4H,m), 2.25(6H,
s), 2.43(2H,t,J=7.0Hz), 2.70-2.80(1H,m), 2.91 and
2.95(3H,2s), 3,20-3.55(2H,m), 4.30-4.80(4H,m), 5.1
5(1H,s), 5.83(1H,s), 7.23-7.31(10H,m)
【0510】実施例104の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.80-1.07(10H,m), 1.57-1.94(4H,m), 2.43-2.57
(6H,m), 2.72-2.80(1H,m), 3.31-3.37(2H,m), 3.58-3.6
5(4H,m), 4.42 and 4.52(2H,2d,J=18.0Hz), 4.55 and
4.62(2H,2d,J=14.7Hz), 5.12(1H,s), 5.82(1H,s), 7.22
-7.32(10H,m)
【0511】
【表24】
【0512】実施例105の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.3Hz), 1.48-1.90(12H,m), 2.30 a
nd 2.31(3H,2s), 2.38(4H,broad s), 3.27-3.51(4H,m),
3.63(2H,broad s), 4.24-4.70(4H,m), 5.09(1H,s), 5.
27(1H,s), 7.22-7.31(10H,m)
【0513】実施例106の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.4Hz), 1.48-1.92(13H,m), 2.26(6
H,s), 2.45(2H,t,J=6.9Hz), 2.95(2H,t,J=6.1Hz), 3,25
-3.58(4H,m), 4.23-4.77(4H,m), 5.12(1H,s), 5.28(1H,
s), 7.21-7.29(10H,m)
【0514】実施例107の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.67
-1.94(4H,m), 2.30(3H,s), 2.36-2.41(4H,m), 3.34-3.4
1(2H,m), 3.58-3.67(2H,m), 3.87-4.05(2H,m), 4.29-4.
70(4H,m), 5.15(1H,s), 5.20-5.27(3H,m), 5.66-5.75(1
H,m), 7.22-7.34(10H,m)
【0515】実施例108の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.94-1.06(6H,m), 1.67-1.92(4H,m), 2.26(6H,
s), 2.44(2H,t,J=6.0Hz), 2.95 and 2.96(3H,2s), 3,22
-3.32(1H,m), 3.39-3.58(1H,m), 3.85-4.05(2H,m), 4.2
2-4.82(4H,m), 5.03-5.27(4H,m), 5.64-5.80(1H,m), 7.
23-7.32(10H,m)
【0516】実施例109の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.77-1.07(9H,m), 1.39-1.51(2H,m), 1.70-1.91
(4H,m), 2.30(3H,s), 2.35-2.37(4H,m), 3,11-3.14(2H,
m), 3.21-3.26(2H,m), 3.27-3.37(2H,m), 3.55-3.65(2
H,m), 4.21-4.68(4H,m), 4.72(1H,t,J=7.4Hz), 5.11(2
H,s), 7.20-7.30(10H,m)
【0517】実施例110の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.77-1.06(9H,m), 1.36-1.58(2H,m), 1.68-1.96
(4H,m), 2.25(6H,s), 2.43(2H,t,J=6.4Hz), 2.86-2.96
(3H,m), 3,11-3.13(2H,m), 3.18-3.29(2H,m), 3.35-3.5
5(2H,m), 4.15-4.70(4H,m), 4.68-4.78(1H,m), 5.09-5.
21(1H,m), 7.17-7.29(10H,m)
【0518】実施例111の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98(3H,t,J=7.7Hz), 1.05(3H,t,J=7.7Hz), 1.67
-1.97(8H,m), 2.31-2.41(7H,m), 3,37-3.63(6H,m), 4.6
4(2H,J=15.0Hz), 5.12-5.17(3H,m), 7.15-7.33(10H,m)
【0519】
【表25】
【0520】実施例112の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98(3H,t,J=7.7Hz), 1.05(3H,t,J=7.3Hz), 1.74
-2.00(8H,m), 2.25 and 2.26(6H,2s), 2.44(2H,t,J=6.6
Hz),2.93 and 2.95(3H,2s), 3,20-3.60(4H,m), 4.51-4.
82(2H,m), 5.12-5.18(3H,m), 7.21-7.33(10H,m)
【0521】実施例113の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.94(3H,t,J=9.0Hz), 1.01(3H,t,J=9.0Hz), 1.63
-2.01(8H,m), 2.24-2.37(7H,m), 3.20-3,70(6H,m), 4.5
8(2H,q,J=15.0Hz), 5.07-5.12(2H,m), 5.17(1H,s), 7.2
3-7.34(10H,m)
【0522】実施例114の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.92-1.04(6H,m), 1.63-2.01(8H,m), 2.22 and
2.26(6H,2s), 2.37-2.44(2H,m), 2.81(2H,s), 2.95(1H,
s), 3.21-3.63(4H,m), 4.47-4.82(2H,m), 5.08-5.12(2
H,m), 5.24(1H,s), 7.19-7.30(10H,m)
【0523】実施例115の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.84(3H,t,J=7.5Hz), 0.98(3H,t,J=7.5Hz), 1.60
-1.88(4H,m), 2.28(3H,s), 2.30-2.40(4H,m), 3,32(2H,
t,J=4.9Hz), 3.55-3.65(2H,m), 4.56(1H,d,J=15.0Hz),
4.75(1H,d,J=15.0Hz), 5.14(1H,s), 5.86(1H,s), 7.25-
7.34(10H,m)
【0524】実施例116の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.83(3H,t,J=7.5Hz), 0.98(3H,t,J=7.5Hz), 1.59
-1.91(4H,m), 2.23 and 2.24(6H,2s), 2.39-2.43(2H,
m), 2.91 and 2.94(3H,2s), 3,15-3.55(2H,m), 4.50-4.
85(2H,m), 5.15 and 5.19(1H,2s), 5.86(1H,s), 7.24-
7.34(10H,m)
【0525】実施例117の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.90(3H,t,J=7.5Hz), 1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.62
-1.85(4H,m), 2.29(3H,s), 2.33-2.36(4H,m), 3,24-3.2
7(2H,m), 3.38(1H,dd,J=7.0 and 15.0Hz), 3.54-3.60(2
H,m), 3.62(1H,dd,J=9.0 and15.0Hz), 4.40(1H,d,J=15.
0Hz), 4.55(1H,d,J=15.0Hz), 4.62(1H,dd,J=7.0 and9.0
Hz), 4.99(1H,s), 7.16-7.28(10H,m)
【0526】実施例118の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.90(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.59
-1.89(4H,m), 2.24(6H,s), 2.38-2.44(2H,m), 2.84 and
2.93(3H,2s), 3.15-3,70(4H,m), 4.36-4.65(3H,m), 5.
02 and 5.03(1H,2s), 7.15-7.28(10H,m)
【0527】
【表26】
【0528】実施例119の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.91(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.50
-2.14(8H,m), 2.28(3H,2s), 2.66 and 2.81(3H,2s), 2.
83 and 2.97(3H,m), 3.29-3.41(1H,m), 3.58-3.75(1H,
m), 4.34-4.65(3H,m), 5.02 and 5.03(1H,2s), 7.11-7.
35(10H,m)
【0529】実施例120の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.86-1.01(6H,m), 1.58-1.88(6H,m), 2.18 and
2.21(6H,2s), 2.18-2.28(2H,m), 2.80 and 2.88(3H,2
s), 3.10-3.70(4H,m), 4.33-4.67(3H,m), 5.00 and 5.0
2(1H,2s), 7.14-7.29(10H,m)
【0530】実施例121の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87-1.05(12H,m), 1.50-1.94(4H,m), 2.43-2.64
(6H,m), 2.85 and 2.93(3H,2s), 3.04-3.72(4H,m), 4.3
5-4.71(3H,m), 5.00 and 5.03(1H,2s), 7.13-7.32(10
H,m)
【0531】実施例122の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.90(3H,t,J=7.5Hz), 1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.61
-1.87(4H,m), 2.27(6H,s), 2.36-2.54(8H,m), 3.22-3.3
1(2H,m), 3.38(1H,dd,J=6.9 and 15.8Hz), 3.54-3.63(2
H,m), 3.62(1H,dd,J=9.0 and15.8Hz), 4.40(1H,d,J=14.
8Hz), 4.54(1H,d,J=14.8Hz),4.62(1H,dd,J=6.9 and9.0H
z), 4.99(1H,s), 7.15-7.28(10H,m)
【0532】実施例123の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.91(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.47
-1.90(4H,m), 2.36-2.60(6H,m), 3.20-3.30(2H,m), 3.3
3-3.69(6H,m), 4.35-4.68(3H,m), 4.99(1H,s), 7.10-7.
32(10H,m)
【0533】実施例124の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.91(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.61
-1.89(6H,m), 2.35 and 2.36(3H,2s), 2.51-2.59(4H,
m), 3.28-3.68(6H,m), 4.37-4.65(3H,m), 5.01 and 5.0
2(1H,2s), 7.15-7.28(10H,m)
【0534】
【表27】
【0535】実施例125の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.00(3H,t,J=7.2Hz), 1.06(3H,t,J=7.5Hz), 1.70
-1.94(4H,m), 3,33(2H,broad s), 3.60-3.64(6H,m), 4.
65(2H,q,J=15.0Hz), 5.16(1H,s), 6.11(1H,d,J=8.1Hz),
7.24-7.37(10H,m), 7.43(1H,d,J=8.1Hz)
【0536】実施例126の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.00(3H,t,J=7.8Hz), 1.06(3H,t,J=7.2Hz), 1.72
-1.94(4H,m), 2.28(3H,s), 2.34(4H,broad s), 3.33(br
oads), 3,60(2H,broad s), 4.66(2H,q,J=14.7Hz), 5.17
(1H,s), 6.12(1H,d,J=8.1Hz), 7.24-7.34(10H,m), 7.44
(1H,d,J=8.1Hz)
【0537】実施例127の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.99(3H,t,J=7.2Hz), 1.06(3H,t,J=7.2Hz), 1.69
-1.96(4H,m), 2.21 and 2.23(6H,2s), 2.39-2.43(2H,
m), 2.91 and 2.93(3H,2s), 3,12-3.55(2H,m), 4.51-4.
85(2H,m), 5.18 and 5.21(1H,2s), 6.14(1H,d,J=7,8H
z), 7.24-7.45(11H,m)
【0538】実施例128の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.08(6H,m), 1.63-1.95(6H,m), 2.16-2.27
(8H,m), 2.88 and 2.90(1H,2s), 3.13-3.44(2H,m), 4.6
4 and4.74(2H,2q,J=15.6Hz), 5.19 and 5.22(1H,2s),
6.12(1H,d,J=7.8Hz), 7.24-7.36(10H,m), 7.46(1H,d,J=
8.1Hz)
【0539】実施例129の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.00(3H,t,J=7.8Hz), 1.06(3H,t,J=7.5Hz), 1.56
-2.30(13H,m), 2.73 and 2.82(3H,2s), 2.90(2H,m), 4.
42-4.81(3H,m), 5.18 and 5.20(1H,2s), 6.11-6.15(1H,
m), 7.24-7.47(11H,m)
【0540】実施例130の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.07(6H,m), 1.73-1.89(4H,m), 2.23(6H,
s), 2.34-2.48(8H,m), 2.30-2.36(2H,m), 2.53-2.59(2
H,m), 4.64(2H,dd,J=10 and 24Hz), 5.16(1H,s), 6.11
(1H,d,J=9Hz), 7.23-7.32(10H,m), 7.38(1H,d,J=9Hz)
【0541】実施例131の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.08(6H,m), 1.69-1.96(4H,m), 2.38-2.53
(6H,m), 2.90-2.95(3H,m), 3.27-3.49(2H,m), 3.64-3.6
7(4H,m), 4.50-4.86(2H,m), 5.19(1H,d), 6.11-6.14(1
H,m), 7.24-7.35(10H,m), 7.46-7.49(1H,m)
【0542】
【表28】
【0543】実施例132の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.08(6H,m), 1.71-1.92(4H,m), 2.43-2.70
(7H,m), 2.30-2.33(2H,m), 3.58-3.62(4H,m), 4.54-4.7
6(2H,m), 6.12(1H,d,J=8.08Hz), 7.24-7.31(10H,m), 7.
33(1H,d,J=8.08Hz)
【0544】実施例133の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.41-0.47(4H,m), 0.98-1.08(6H,m), 1.54-1.58
(4H,m), 1.74-1.79(1H,m), 1.80-1.92(4H,m), 3.25-3.2
8(2H,m), 3.53-3.56(2H,m), 4.55-4.78(2H,m), 5.18(1
H,s), 6.12(1H,d,J=9Hz), 7.24-7.32(10H,m), 7.32(1H,
d,J=9Hz)
【0545】実施例134の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.08(6H,m), 1.38-1.43(2H,m), 1.49-1.57
(4H,m), 1.67-1.98(4H,m), 2.21-2.38(6H,m), 2.40-2.9
3(3H,m), 3.13-3.52(2H,m), 4.49-4.86(2H,m), 5.19-5.
22(1H,m), 6.14(1H,d), 7.24-7.35(10H,m), 7.44-7.49
(1H,m)
【0546】実施例135の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98-1.06(6H,m), 1.72-1.96(6H,m), 2.33(9H,
s), 2.54-2.61(4H,m), 3.35-4.13(4H,s), 4.66(2H,dd,J
=10 and 24Hz), 5.19(1H,s), 6.12(1H,d,J=9Hz), 7.23-
7.36(10H,m), 7.42(1H,d,J=9Hz)
【0547】実施例136の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.07(6H,m), 1.71-1.94(4H,m), 2.36-2.42
(4H,m), 3.24-3.31(2H,m), 3.49(2H,s), 3.52-3.61(2H,
m), 4.65(2H,dd,J=10 and 24Hz), 5.17(1H,s), 6.12(1
H,d,J=9Hz), 7.25-7.34(15H,m), 7.43(1H,d,J=9Hz)
【0548】実施例137の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98-1.08(6H,m), 1.30-1.60(2H,m), 1.69-1.94
(10H,m), 2.10-2.30(1H,m), 2.55(4H,broad s), 2.62-
2.82(1H,m), 2.85-3.08(1H,m), 3.58-3.63(1H,m), 4.30
-4.43(1H,m)
【0549】実施例138の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98-1.08(6H,m), 1.30-1.42(2H,m), 1.72-1.93
(6H,m), 2.25-2.31(7H,m), 2.60(1H,t), 2.92(1H,t),
3.63(1H,d), 4.52-4.60(2H,m), 4.74-4.79(1H,m), 5.18
(1H,d), 6.18(1H,d), 7.23-7.35(10H,m), 7.45(1H,d)
【0550】
【表29】
【0551】実施例139の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.95-1.09(6H,m), 1.67-1.96(4H,m), 2.38-2.48
(6H,m), 3.36-3.41(2H,m), 3.61-3.64(4H,m), 4.22-4.3
5(2H,m), 5.05(1H,s), 6.14(1H,d), 7.24-7.38(11H,m)
【0552】実施例140の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.08(6H,m), 1.71-1.92(4H,m), 2.43-2.70
(7H,m), 2.30-2.33(2H,m), 3.58-3.62(4H,m), 4.54-4.7
6(2H,m), 6.12(1H,d,J=8.08Hz), 7.24-7.31(10H,m), 7.
33(1H,d,J=8.08Hz) 〔α〕D =-4.7 °(c=0.53, CH3 CH2 OH)
【0553】実施例141の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97-1.08(6H,m), 1.71-1.92(4H,m), 2.43-2.70
(7H,m), 2.30-2.33(2H,m), 3.58-3.62(4H,m), 4.54-4.7
6(2H,m), 6.12(1H,d,J=8.08Hz), 7.24-7.31(10H,m), 7.
33(1H,d,J=8.08Hz) 〔α〕D =+10.2°(c=0.57, CHCl3 )
【0554】実施例142の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.50-1.90(10H,m), 2.34(4H,m), 2.80(3H,s), 3,
33(2H,m), 3.60(2H,m), 4.67(2H,q,J=15.0Hz), 5.10(1
H,s),6.12(1H,d,J=8.1Hz), 7.25-7.40(11H,m)
【0555】実施例143の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.42-1.88(10H,m), 2.15 and2.17(6H,2s), 2.35
(2H,m), 2.84 and 2.88(3H,2s), 3.05-3.49(2H,m), 4.4
5-4.74(2H,m), 5.05 and 5.08(1H,2s), 6.06(1H,d,J=8.
2Hz), 7.17-7.29(10H,m), 7.36-7.39(1H,m)
【0556】
【表30】
【0557】実施例144の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.89-1.02(6H,m), 1.63-1.86(4H,m), 2.30(3H,
s), 2.37-2.39(4H,m), 3.37(2H,broad s), 3.62(2H,bro
ad s),3.88-3.95(2H,m), 4.21(1H,t,J=7.7Hz), 4.64(2
H,q,J=15.0Hz), 5.08(1H,s), 6.65(1H,t), 7.19-7.33(1
0H,m)
【0558】実施例145の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.88-1.02(6H,m), 1.60-1.88(4H,m), 2.25(6H,
s), 2.44(2H,t,J=7.0Hz), 2.94 and 2.96(3H.2s), 3,26
-3.57(2H,m), 3.91-3.95(2H,m), 4.21(1H,t,J=8.1Hz),
4.50-4.85(2H,m), 5.10 and 5.12(1H,2s), 6.67(1H,bro
ad s), 7.19-7.33(10H,m)
【0559】実施例146の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98(3H,t,J=7.7Hz), 1.05(3H,t,J=7.3Hz), 1.69
-1.92(4H,m), 3,35(2H,broad s), 3.66(6H,broad s),
4.58(2H,q,J=14.7Hz), 4.70-4.74(2H,m), 4.88(1H,s),
5.12(1H,s), 6.47(1H,m), 7.23-7.40(11H,m)
【0560】実施例147の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98(3H,t,J=7.3Hz), 1.04(3H,t,J=7.7Hz), 1.69
-1.92(4H,m), 2.30(3H,s), 2.37-2.38(4H,m), 3.35(2H,
broad s), 3.62(2H,broad s), 4.59(2H,q,J=15.0Hz),
4.70-4.74(2H,m), 4.88(1H,s), 5.12(1H,s), 6.49(1H,b
road s), 7.23-7.41(11H,m)
【0561】実施例148の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.86-1.08(9H,m), 1.56-1.93(6H,m), 2.29(3H,
s), 2.30-2.45(4H,m), 3,31-3.45(4H,m), 3.62(2H,m),
4.53-4.87(4H,m), 5.12-5.17(1.5H,m), 5.66(0.5H,s),
7.23-7.29(10H,m), 7.50(1H,t)
【0562】実施例149の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.85-1.08(9H,m), 1.56-1.91(6H,m), 2.25(6H,
s), 2.43(2H,m), 2.94(3H,m), 3.20-3.60(4H,m), 4.40-
4.86(4H,m), 5.15-5.18(2H,m), 7.22-7.30(10H,m), 7.5
0(1H,broad s)
【0563】実施例150の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=3.0Hz), 0.90-1.07(6H,m), 1.18-1.
37(4H,m), 1.48-1.62(2H,m), 1.68-1.96(4H,m), 2.27(3
H,s), 2.30-2.40(4H,m), 3,25-3.38(4H,m), 3.51-3.60
(2H,m), 4.45-4.85(2H,m), 5.11(1H,s), 5.14-5.16(2H,
m), 5.67(1H,s), 7.20-7.49(10H,m), 7.49(1H,t)
【0564】
【表31】
【0565】実施例151の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.7Hz), 0.97-1.08(6H,m), 1.13-1.
32(4H,m), 1.49-1.61(2H,m), 1.65-1.95(4H,m), 2.23(7
H,s), 2.37-2.48(2H,m), 2.91-2.95(3H,m), 3.18-3.53
(4H,m), 4.42-4.78(2H,m), 4.84-5.15(2H,m), 5.65(1H,
d), 7.19-7.30(10H,m), 7.45(1H,t)
【0566】実施例152の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87-1.08(9H,m), 1.17-1.34(8H,m), 1.55-1.95
(6H,m), 2.29(3H,s), 2.30-2.45(4H,m), 3.31-3.47(4H,
m), 3.57-3.67(2H,m), 4.52-4.87(4H,m), 5.11 and 5.1
7(1H,2s), 5.14 and 5.65(1H,2s), 7.21-7.30(10H,m),
7.47(1H,t)
【0567】実施例153の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.85-1.08(9H,m), 1.18-1.37(8H,m), 1.48-2.00
(6H,m), 2.24(6H,s), 2.40-2.45(2H,m), 2.92, 2.95 an
d 2.96(3H,3s), 3.18-3.58(4H,m), 4.49-4.86(4H,m),
5.14-5.68(2H,m), 7.21-7.33(10H,m), 7.42-7.51(1H,m)
【0568】
【表32】
【0569】実施例154の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.99(3H,t), 1.05(3H,t), 1.42(2H,t), 1.70-1.9
0(4H,m), 2.21(3H,s), 2.37-2.41(4H,m), 2.88-2.95(4
H,m),3,13(2H,q), 3.37(2H,t), 3.62(2H,t), 4.54-4.73
(3H,m), 5.12(1H,s), 6.00(1H,t), 6.75(1H,t), 7.16-
7.30(10H,m)
【0570】実施例155の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.97(3H,t), 1.03(3H,t), 1.40-1.43(2H,m), 1.7
1-1.77(4H,m), 2.23-2.28(6H,m), 2.32-2.37(2H,m), 2.
86-2.93(7H,m), 3.10-3.12(2H,m), 3.20-3.30(1H,m),
3.45-3.55(1H,m), 4.54-4.72(3H,m), 5.13(1H,s), 6.08
(1H,t), 6.87(1H,t), 7.14-7.27(10H,m)
【0571】実施例156の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.75(3H,t,J=7.4Hz), 0.93-1.06(6H,m), 1.41(2
H,q,J=7.6Hz), 1.71-1.87(4H,m), 2.23-2.29(5H,m), 2.
37-2.40(4H,m), 3.12(2H,t,J=7.7Hz), 3.37(2H,m), 3.6
2(2H,m), 3.96(1H,t), 4.54-4.78(5H,m), 5.13(1H,s),
7.14-7.30(10H,m), 7.38(1H,broad s)
【0572】実施例157の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.75(3H,t,J=7.4Hz), 0.95-1.06(6H,m), 1.40(2
H,q), 1.67-1.95(4H,m), 2.25(6H,s), 2.40-2.44(4H,
m), 2.94(3H,s), 3.12(2H,t), 3.20-3.55(2H,m), 3.97
(1H,t), 4.50-4.78(6H,m), 5.15(1H,m), 7.16-7.27(10
H,m), 7.40(1H,borad s)
【0573】実施例158の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.81-0.96(6H,m), 1.52-1.58(2H,m), 1.70-1.95
(2H,m), 2.29(3H,s), 2.30-2.40(4H,m), 3.33(2H,broad
s),3.50(2H,broad s), 4.05-4.55(7H,m), 4.84(1H,d,J
=5.7Hz), 5.15(1H,broad s),5.37(1H,d,J=9.1Hz), 7.23
-7.33(10H,m)
【0574】実施例159の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.95-1.08(6H,m), 1.64-2.03(8H,m), 2.29(3H,
s), 2.37-2.41(4H,m), 3.38-3.69(6H,m),4.54(1H,broad
s), 4.76(1H,borad s), 5.01-5.40(2H,m), 5.94(1H,br
oad s), 6.78(0.3H,d,J=9.0Hz), 7.16-7.40(10H,m), 7.
43(0.7H,d,J=9.0Hz)
【0575】
【表33】
【0576】実施例160の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.96-1.07(6H,m), 1.62-2.04(8H,m), 2.23-2.26
(6H,m), 2.45(2H,t), 2.91-2.96(3H,m), 3.21-3.69(4H,
m), 4.46-4.81(2H,m), 5.01-5.41(2H,m), 5.92-5.96(1
H,m), 6.80(0.2H,d,J=9.0Hz),7.15-7.34(10H,m), 7.42
(0.8H,d,J=9.0Hz)
【0577】実施例161の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98(3H,t), 1.09(3H,t), 1.65-2.04(8H,m), 2.2
7(3H,s), 2.37-2.42(4H,m), 3.35-3.62(6H,m), 4.54(3
H,t),4.76-5.46(2H,m), 5.96(1H,t), 6.81(0.3H,d,J=9.
0Hz), 7.20-7.34(10H,m), 7.41(0.7H,d,J=9.0Hz)
【0578】実施例162の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.98(3H,t), 1.04(3H,t), 1.66-2.08(8H,m), 2.2
0-2.25(6H,m), 2.45(2H,t), 2.91-2.96(3H,m), 3.24-3.
73(4H,m), 4.49(1H,broad s), 4.80(1H,broad s), 5.03
-5.46(2H,m), 5.97(1H,t), 6.85(0.2H,d,J=6.0Hz), 7.1
7-7.34(10H,m), 7.41(0.8H,d,J=6.0Hz)
【0579】実施例163の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.96-1.08(6H,m), 1.65-2.03(11H,m), 2.33-2.36
(3H,m), 2.53-2.66(4H,m), 3.39-3.71(6H,m), 4.49-5.4
1(3H,m), 5.92-5.97(1H,m), 6.80(0.2H,d), 7.19-7.34
(10H,m), 7.42(0.8H,d)
【0580】実施例164の 1H NMR (300MHz,δppm,DM
SO-d6 ) 0.87-0.99(6H,m), 1.58-1.80(4H,m), 1.95-2.1
2 (2H,m), 2.31-2.45(6H,m), 3.16-3.52(10H,m), 4.39-
4.61(3H,m), 5.09-5.11(1H,m), 5.26-5.33(1H,m), 7.15
-7.58(10H,m), 7.58(0.3H,d), 8.40(0.7H,d) 〔α〕D =+6.7 °(c=0.12, EtOH)
【0581】
【表34】
【0582】実施例165の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.42-2.06(14H,m), 2.28-2.43(7H,m), 3.29-3.73
(6H,m), 4.52-5.39(4H,m), 5.93-5.98(1H,m), 6.75-7.3
9(11H,m)
【0583】実施例166の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.39-2.47(22H,m), 2.89-2.96(3H,m), 3.15-3.72
(4H,m), 4.46-5.40(4H,m), 5.91-5.95(1H,m), 6.76-7.2
9(11H,m)
【0584】実施例167の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.49-2.09(14H,m), 2.28-2.42(7H,m), 3.33-3.74
(6H,m), 4.50-5.45(4H,m), 5.94-5.99(1H,m), 6.78-7.4
1(11H,m)
【0585】実施例168の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.96-1.04(7H,m), 1.32-1.48(1H,m), 1.63-2.03
(6H,m), 2.29(2H,s), 2.33-2.44(4H,broad s), 2.88(1
H,t),3.08(1H,t), 3.32-3.37(2H,broad s), 3.59-3.62
(2H,broad s), 3.72-3.81(2H,m), 4.52-4.57(2H,m), 4.
74(1H,dd,J=15.0Hz), 5.12(1H,s), 5.20(1H,s), 6.55(1
H,d,J=7.7Hz), 7.19-7.30(10H,m)
【0586】
【表35】
【0587】実施例169の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.99-1.09(6H,m), 1.60-1.95(11H,m), 2.30 and
2.31(3H,2s), 2.42(4H,borad s), 2.60-2.80(1H,m), 3.
42(2H,broad s), 3.66(2H,broad s), 4.59-4.89(3H,m),
5.19 and 5.24(1H,2s), 6.02 and 6.07(1H,2s), 7.21-
7.49(11H,m)
【0588】実施例170の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.01-1.09(6H,m), 1.40-1.97(11H,m), 2.24, 2.2
5 and 2.28(6H,3s), 2.47-2.51(2H,m), 2.60-2.80(1H,
m), 2.99, 3.01 and 3.02(3H,3s), 3.30-3.60(2H,m),
4.56-4.92(3H,m), 5.19, 5.22and 5.26(1H,3s), 6.02,
6.05 and 6.09(1H,3s), 7.20-7.52(11H,m)
【0589】
【表36】
【0590】実施例171の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 1.00(3H,t), 1.06(3H,t), 1.43(9H,s), 1.75-1.9
1(4H,m), 2.31(3H,s), 2.37-2.45(4H,m), 3.36-3.41(2
H,m),3.58-3.64(2H,m), 4.41-5.18(6H,m), 7.17-7.31(1
0H,m)
【0591】実施例172の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.94-1.10(6H,m), 1.67-1.91(4H,m), 2.30 and
2.32(3H,2s), 2.33-2.42(5H,m), 3.30-3.40(2H,m), 3.5
7-3.67(2H,m), 3.97-4.20(2H,m), 4.37-4.74(4H,m), 5.
05 and 5.37(1H,2s), 5.08 and 5.16(1H,2s), 7.17-7.3
8(10H,m)
【0592】実施例173の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.94-1.09(6H,m), 1.67-1.95(4H,m), 2.26 and
2.28(6H,2s), 2.36(1H,t), 2.45(2H,t), 2.94 and 2.96
(3H,2s), 3.20-3.30(1H,m), 3.39-3.60(1H,m), 3.97-4.
20(2H,m), 4.28-4.80(4H,m),5.05 and 5.38(1H,2s), 5.
09 and 5.17(1H,2s), 7.16-7.37(10H,m)
【0593】実施例174の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.96(3H,t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.5Hz), 1.67
-1.89(4H,m), 2.30(3H,s), 2.36-2.44(6H,m), 2.66-2.7
1(2H,m), 3.31-3.41(2H,m), 3.56-3.66(2H,m), 3.98(1
H,t,J=7.9Hz), 4.53(1H,d,J=15.0Hz), 4.71(1H,d,J=15.
0Hz), 5.07(1H,s), 7.15-7.31(10H,m)
【0594】実施例175の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.95 and 0.96(3H,2t,J=7.5Hz), 1.03(3H,t,J=7.
5Hz), 1.69-1.88(4H,m), 2.25 and 2.26(6H,2s), 2.36-
2.46(4H,m), 2.68(2H,t,J=7.4Hz), 2.95 and 2.96(3H,2
s), 3.16-3.59(4H,m), 3.98(1H,t,J=7.9Hz), 4.47-4.81
(2H,m), 5.08 and 5.10(1H,2s), 7.15-7.29(10H,m)
【0595】実施例176の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.82-0.92(3H,m), 0.92-1.10(6H,m), 1.14-1.32
(8H,m), 1.40-1.52(2H,m), 1.65-1.93(4H,m), 2.30 and
2.31(3H,2s), 2.33 and 2.44(4H,m), 3.20-3.43(4H,
m), 3.52-3.69(2H,m), 4.27-4.69(4H,m), 4.97 and 5.2
7(1H,2s), 5.12 and 5.15(1H,2s), 7.21-7.31(10H,m)
【0596】実施例177の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.84-1.08(9H,m), 1.15-1.33(8H,m), 1.40-1.55
(2H,m), 1.60-1.97(4H,m), 2.26(6H,s), 2.44(2H,t),
2.93,2.94 and 2.96(3H,3s), 3.19-3.57(4H,m), 4.21-
4.82(4H,m), 4.97-5.27(2H,m),7.21-7.33(10H,m)
【0597】
【表37】
【0598】実施例178の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.96-1.09(6H,m), 1.43-1.99(10H,m), 2.29 and
2.31(3H,2s), 2.32-2.43(4H,m), 3.33-3.38(2H,broad
s), 3.58-3.65(2H,broad s), 4.38-4.69(5H,m), 4.92 a
nd 5.15(1H,2s), 5.13 and 5.30(1H,2s), 7.20-7.33(10
H,m)
【0599】実施例179の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.95-1.09(6H,m), 1.42-2.03(10H,m), 2.22-2.31
(6H,m), 2.41-2.48(2H,m), 3.21-3.53(2H,m), 4.38-4.9
2(5H,m), 5.16-5.30(2H,m), 7.17-7.33(10H,m)
【0600】実施例180の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.95-1.09(6H,m), 1.26-1.94(12H,m), 2.23-2.42
(7H,m), 3.33-3.40(2H,broad s), 3.58-3.64(2H,broad
s),4.17-4.40(3H,m), 4.55-4.70(2H,m), 4.93 and 5.15
(1H,2s), 5.20 and 5.33(1H,2s), 7.20-7.34(10H,m)
【0601】実施例181の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.94-1.09(6H,m), 1.23-1.97(12H,m), 2.21-2.29
(6H,m), 2.41-2.49(2H,m), 2.92 and 2.96(3H,2s), 3.2
2-3.53(2H,m), 4.10-4.94(5H,m), 5.17-5.33(2H,m), 7.
17-7.33(10H,m)
【0602】実施例182の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.81-1.32(9H,m), 1.41-1.95(9H,m), 2.23, 2.30
and 2.31(3H,3s), 2.33-2.47(4H,m), 3.04-3.52(4H,
m), 3.57-3.73(2H,m), 4.46-5.65(5H,m), 7.18-7.32(10
H,m)
【0603】実施例183の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.84-1.07(9H,m), 1.50-1.92(9H,m), 2.25 and
2.26(6H,2s), 2.44(2H,t), 2.93 and 2.95(3H,2s), 3.0
2-3.70(4H,m), 4.49-5.32(5H,m), 7.17-7.30(10H,m)
【0604】
【表38】
【0605】実施例184の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.80-1.14(9H,m), 1.47(3H,d,J=6.96Hz), 1.38-
1.95(6H,m), 2.25(3H,s), 2.11-2.49(4H,m), 3.11-3.67
(6H,m), 4.20-4.50(1H,m), 4.46 and 4.61 (2H,s), 5.1
4, 5.19, 5.20 and 5.63(2H,s), 7.11-7.41(10H,m)
【0606】実施例185の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.72-1.06(9H,m), 1.25(0.9H,d,J=7.29Hz), 1.51
(2.1H,d,J=7.29Hz), 1.17-1.96(6H,m), 2.30 and 2.31
(3H,s), 2.19-2.48(4H,m), 3.02-3.78(6H,m), 4.97(1H,
q,J=7.32Hz), 4.50, 4.52, 4.55, 4.57, 4.65, 4.70,
4.85, 5.05, 5.21, 5.26, 5.28 and 5.31(4H,s), 7.09-
7.38(10H,m)
【0607】実施例186(第9’工程) 1−(N−ジフェニルアセチル−N−メチルアミノ)ア
セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
ジン 塩酸塩 実施例70で得られた1−(N−ジフェニルアセチル−
N−メチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン(209mg) を酢酸エチル(4ml)
及び小量のクロロホルムに溶解し、氷冷した後、1規定
塩化水素−ジエチルエーテル溶液(0.42ml)を加えて、4
0分間攪拌した。これを減圧濃縮することによって、標
記化合物(241mg) を白色の不定形固体として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.94-1.02(6H,m), 1.71
-1.77(4H,m), 2.40(3H,s), 2.40-3.50(9H,m), 3.70-4.7
0(6H,m), 5.11(1H,s), 5.30(1H,s), 7.22-7.34(10H,m)
【0608】実施例187〜295(第9’工程) 実施例186と同様の方法により、実施例187〜29
5の化合物を得た。実施例187(実施例71の塩酸
塩)の 1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.95-1.06(6H,
m), 1.69-1.79(4H,m), 2.44(3H,s), 2.55(3H,s), 2.69-
3.10(8H,m), 3.81(2H,broad s), 4.39-4.74(4H,m), 5.1
9(1H,s), 5.30(1H,s), 7.26-7.30(10H,m), 12.16(1H,br
oad s)
【0609】実施例188(実施例72の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-1.01(9H,m), 1.18-
1.85(8H,m), 2.36(3H,s), 2.46-2.61(2H,m), 2.88-3.73
(5H,m), 3.81-4.08(3H,m), 4.31-4.71(4H,m), 5.06-5.1
1(1H,m), 5.29(1H,s), 7.17-7.34(10H,m)
【0610】実施例189(実施例73の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-1.04(9H,m), 1.18-
1.29(2H,m), 1.39-1.49(2H,m), 1.57-2.02(4H,m), 2.60
-2.79(6H,m), 3.02-3.11(5H,m), 3.27-3.44(2H,m), 3.7
5-3.87(2H,m), 4.30-4.71(4H,m), 5.15-5.16(1H,m), 5.
27(1H,s), 7.21-7.30(10H,m)
【0611】実施例190(実施例74の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85(3H,t,J=6.0Hz), 0.
94-1.04(6H,m), 1.17-1.26(4H,m), 1.35-1.52(2H,m),
1.66-1.82(4H,m), 2.36(3H,broad s), 2.56-4.10(10H,
m), 4.36(4H,m), 5.11(1H,s),5.29(1H,s), 7.17-7.34(1
0H,m)
【0612】実施例191(実施例75の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86(3H,t,J=7.5Hz), 0.
94-1.08(6H,m), 1.13-1.33(4H,m), 1.40-1.52(2H,m),
1.69-1.97(4H,m), 2.63-2.81(6H,m), 3.02 and 3.08(3
H,2s), 3.05-3.15(2H,m), 3.24-3.36(2H,m), 3.70-3.91
(2H,m), 4.44(2H,broad s), 4.55(1H,d,J=15.0Hz), 4.6
9(1H,d,J=15.0Hz), 5.16(1H,s), 5.04 and 5.28(1H,2
s), 7.17-7.36(10H,m)
【0613】実施例192(実施例76の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.91-1.02(12H,m), 1.66
-1.99(4H,m), 2.36(3H,s), 2.45-2.80(2H,m), 2.90-3.6
0(3H,m), 3.68-4.38(5H,m), 4.51-4.75(3H,m), 5.10(1
H,broad s), 5.31(1H,s), 7.15-7.32(10H,m), 12.50(1
H,broad s)
【0614】実施例193(実施例77の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.94-1.05(12H,m), 1.71
-1.79(4H,m), 2.70(3H,broad s), 2.79(3H,broad s),
3.01-3.13(5H,m), 3.82(2H,broad s), 4.13-4.95(5H,
m), 5.18(1H,s), 5.29(1H,s), 7.23-7.29(10H,m), 12.1
3(1H,broad s)
【0615】実施例194(実施例78の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87-1.01(12H,m), 1.61
-1.90(5H,m), 2.35(3H,broad s), 2.48-2.70(2H,m), 2.
95-3.50(4H,m), 3.80-4.15(4H,m), 4.30-4.72(4H,m),
4.94 and 5.12(1H,2s), 5.05and 5.33(1H,2s), 7.15-7.
40(10H,m)
【0616】実施例195(実施例79の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85-1.07(12H,m), 1.65
-1.90(5H,m), 2.63-2.81(6H,m), 3.02(3H,s), 3.08-3.1
8(4H,m), 3.70-3.90(2H,m), 4.25-4.70(4H,m), 5.03 an
d 5.16(1H,2s), 5.15 and 5.31(1H,2s), 7.20-7.36(10
H,m)
【0617】実施例196(実施例80の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85-1.10(12H,m), 1.45
-1.96(4H,m), 2.29-2.98(14H,m), 3.04-3.28(4H,m), 4.
15-5.41(6H,m), 7.12-7.32(10H,m), 11.71 and 12.80(1
H,2 broad s)
【0618】実施例197(実施例81の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.88-1.01(12H,m), 1.25
-1.95(4H,m), 2.38-2.71(2H,m), 2.92-3.28(4H,m), 3.3
0-4.16(7H,m), 4.21-4.66(4H,m), 5.11(1H,broad s),
5.35(1H,s), 7.17-7.57(15H,m), 12.71 and 12.91(1H,2
broad s)
【0619】実施例198(実施例82の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.74-1.00(12H,m), 1.
48-2.10(10H,m), 2.50-2.64(1H,m), 2.83-3.50(10H,m),
3.73-3.90(1H,m), 4.35-4.71(6H,m), 5.16(1.2H,broad
s), 5.47(0.8H,s), 7.15-7.32(10H,m), 11.20(1H,broa
d s)
【0620】実施例199(実施例83の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87-1.09(12H,m), 1.71
-2.08(10H,m), 2.44-3.96(10H,m), 4.20-4.29(4H,m),
4.45-4.55(1H,m), 4.63-4.69(1H,m), 7.17-7.61(10H,m)
【0621】実施例200(実施例84の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.74-1.00(12H,m), 1.
62-1.84(5H,m), 2.82(6H,s), 3.21-3.60(8H,m), 4.28-
4.46(4H,m), 4.57-4.70(4H,m), 5.15-5.19(3H,m), 5.46
(1H,s), 7.14-7.33(10H,m)
【0622】実施例201(実施例85の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.68-1.07(10H,m), 1.70
-1.95(4H,m), 5.09(1H,s), 5.85(1H,s), 7.20-7.35(10
H,m)
【0623】実施例202(実施例86の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86-1.06(10H,m), 1.64
-1.79(4H,m), 2.67-2.79(7H,m), 3.00-3.12(5H,m), 3.6
9-3.89(2H,m), 4.49-4.65(4H,m), 5.14(1H,m), 5.83(1
H,s), 7.24-7.31(10H,m)
【0624】実施例203(実施例87の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.65-0.98(10H,m), 1.
56-1.82(4H,m), 2.70-3.12(3H,m), 3.73-3.88(1H,broad
s),4.27-4.70(6H,m), 5.14(1H,m), 5.86(1H,m), 7.20-
7.58(15H,m)
【0625】実施例204(実施例88の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.68-1.08(14H,m), 1.
59-1.82(5H,m), 2.70-3.26(2H,m), 3.73-3.91(2H,broad
s),4.28-4.71(1H,broad s), 4.31-4.68(5H,m), 5.16(1
H,s), 5.87(1H,s), 7.20-7.33(10H,m)
【0626】実施例205(実施例89の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.68-1.00(10H,m), 1.
59-1.81(4H,m), 1.94-2.30(2H,m), 2.67-2.80(4H,m),2.
92-3.68(7H,m), 3.96-4.09(1H,m), 4.30-4.68(4H,m),
5.19(1H,s), 5.87(1H,s), 7.22-7.33(10H,m)
【0627】実施例206(実施例90の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.70-1.01(10H,m), 1.
57-1.84(6H,m), 1.97-2.27(2H,m), 2.60-3.13(8H,m),
3.23-3.72(3H,m), 4.32-4.73(5H,m), 5.18(1H,s), 5.87
(1H,s), 7.25-7.35(10H,m)
【0628】実施例207(実施例91の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.79-0.98(10H,m), 1.
62-1.90(5H,m), 2.67-3.02(12H,m), 3.16-3.37(2H,m),
4.32-4.45(2H,m), 4.56-4.58(2H,m), 5.17 and 5.18(1
H,2s), 5.87(1H,s), 7.22-7.33(10H,m)
【0629】実施例208(実施例92の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.68-1.00(10H,m), 1.
60-1.83(4H,m), 2.70-2.88(6H,m), 4.31-4.46(2H,m),
4.56-4.69(2H,m), 5.17(1H,s), 5.87(1H,s), 7.20-7.33
(10H,m)
【0630】実施例209(実施例93の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.68-1.00(10H,m), 1.
58-1.82(4H,m), 2.68-2.81(1H,m), 2.90-3.18(4H,m),
3.38-3.57(2H,m), 3.70-3.84(2H,m), 4.28-4.70(5H,m),
5.16(1H,s), 5.35(1H,broads), 5.87(1H,s), 7.20-7.3
3(10H,m)
【0631】実施例210(実施例94の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.70-1.00(10H,m), 1.
40-2.08(10H,m), 2.70-3.08(3H,m), 3.36-3.80(3H,m),
4.30-4.70(5H,m), 5.16(1H,s), 5.87(1H,s), 7.20-7.30
(10H,m)
【0632】実施例211(実施例95の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.68-1.00(11H,m), 1.
22-1.41(2H,m), 1.60-1.85(8H,m), 2.75-2.90(5H,m),
3.07-3.85(4H,m), 4.31-4.64(4H,m), 5.20-5.24(1H,m),
5.87(1H,s), 7.20-7.33(10H,m), 9.70(1H,broad s)
【0633】実施例212(実施例96の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.70-0.78(4H,m), 0.8
4-1.00(6H,m), 1.61-1.84(4H,m), 2.70-4.00(15H,m),
4.31-4.47(2H,m), 4.54-4.65(2H,m), 5.87(1H,s), 7.20
-7.38(10H,m)
【0634】実施例213(実施例97の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 ) 0.70-1.02(10H,m), 1.
15-1.25(6H,m), 1.63-1.83(4H,m), 2.75-2.88(4H,m),
3.05-3.20(6H,m), 3.50-3.75(2H,m), 4.31-4.46(2H,m),
4.58(1H,s), 5.21(1H,s), 5.87(1H,s), 7.22-7.31(10
H,m)
【0635】実施例214(実施例98の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.73-1.00(10H,m), 1.50
-3.50(13H,m), 3.37-4.69(6H,m), 5.11(1H,s), 5.85(1
H,s),7.21-7.34(10H,m), 12.48(1H,broad s) 〔α〕D =-38.6°(c=1.01, CHCl3 )
【0636】実施例215(実施例99の塩酸塩)の 1
H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.81-1.06(10H,m), 1.60
-2.00(4H,m), 2.71-3.00(12H,m), 3.79(2H,broad s),
4.49-4.65(4H,m), 5.17(1H,s), 5.84(1H,s), 7.28-7.29
(10H,broad s), 12.00(1H,broad s) 〔α〕D = -19.0 °(c=1.01, CHCl3 )
【0637】実施例216(実施例102の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.73-1.00(10H,m), 1.
50-3.50(13H,m), 3.37-4.69(6H,m), 5.11(1H,s), 5.85
(1H,s), 7.21-7.34(10H,m), 12.48(1H,broad s)
【0638】実施例217(実施例103の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.81-1.06(10H,m), 1.
60-2.00(4H,m), 2.71-3.00(12H,m), 3.79(2H,broad s),
4.49-4.65(4H,m), 5.17(1H,s), 5.84(1H,s), 7.28-7.2
9(10H,broad s), 12.00(1H,broad s)
【0639】実施例218(実施例105の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85(3H,t,J=7.3Hz),
1.50-1.77(12H,m), 2.37(3H,s), 2.47-2.75(2H,m), 2.8
7-3.50(6H,m), 3.70-4.10(2H,m), 4.30-4.72(4H,m), 5.
06(1H,s), 5.30(1H,s), 7.19-7.32(10H,m), 12.70(1H,b
road s)
【0640】実施例219(実施例106の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87(3H,m), 1.48-1.7
1(13H,m), 2.60-3.07(10H,m), 3.25-3.40(2H,m), 3.83
(2H,broad s), 4.34-4.70(4H,m), 5.12(1H,s), 5.28(1
H,s), 7.26-7.30(10H,m), 12.30(1H,broad s)
【0641】実施例220(実施例107の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.93-1.03(6H,m), 1.6
1-1.79(4H,m), 2.38(3H,broad s), 2.55-2.75(2H,m),
2.90-3.60(4H,m), 3.80-4.15(4H,m), 4.30-4.72(4H,m),
5.05-5.27(3H,m), 5.11(1H,s), 5.60-5.66(1H,m), 7.2
0-7.33(10H,m)
【0642】実施例221(実施例108の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96-1.10(6H,m), 1.7
0-1.96(4H,m), 2.68-2.75(3H,m), 2.80-2.87(3H,m), 3.
07(3H,s), 3.11-3.20(2H,m), 3.75-4.10(4H,m), 4.47-
4.75(4H,m), 5.12-5.30(4H,m), 5.64-5.71(1H,m), 7.20
-7.40(10H,m)
【0643】実施例222(実施例109の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.88-1.04(9H,m), 1.4
5-1.84(6H,m), 2.50-2.80(5H,m), 3.00-3.18(2H,m), 3.
19-3.51(4H,m), 3.65-3.90(2H,m), 3.92-4.13(2H,m),
4.25-4.70(5H,m), 5.11(1H,broad s), 7.18-7.32(10H,
m)
【0644】実施例223(実施例110の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.94-1.09(9H,m), 1.3
6-1.95(6H,m), 2.79 and 2.83(6H,2s), 3.01(3H,s), 3.
10-3.14(4H,m), 3.22-3.27(2H,m), 3.76-3.90(2H,m),
4.22-4.65(4H,m), 4.65-4.74(1H,m), 5.13 and 5.20(1
H,2s), 7.17-7.30(10H,m)
【0645】実施例224(実施例111の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98(3H,t,J=7.7Hz),
1.04(3H,t,J=7.7Hz), 1.65-2.04(8H,m), 2.30-2.60(5H,
m),3.60-4.00(6H,m), 4.40-4.80(2H,m), 5.00-5.12(3H,
m), 7.22-7.34(10H,m), 12.87(1H,broad s)
【0646】実施例225(実施例112の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98(3H,t,J=7.3Hz),
1.06(3H,t,J=7.3Hz), 1.70-2.40(8H,m), 2.81(6H,s),
3.16(2H,broad s), 3.40-3.70(2H,m), 3.83(2H,broad
s), 4.68(2H,q,J=15.8Hz), 5.10-5.17(3H,m), 7.22-7.3
2(10H,m)
【0647】実施例226(実施例113の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.95(3H,t,J=7.3Hz),
1.01(3H,t,J=7.3Hz), 1.63-2.04(8H,m), 2.10-2.70(7H,
m),2.80-3.10(1H,m), 3.45-3.78(5H,m), 4.10-4.49(3H,
m), 4.99(1H,dd,J=5.13 and8.07Hz), 5.09(1H,broad
s), 5.17(1H,s), 7.18-7.33(10H,m)
【0648】実施例227(実施例114の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.92-1.03(6H,m), 1.0
6-2.04(8H,m), 2.80 and 2.83(6H,2s), 3.00-3.10(2H,
m), 3.47-3.75(4H,m), 4.42-4.61(2H,m), 5.03-5.16(2
H,m), 5.26(1H,s), 7.20-7.44(10H,m)
【0649】実施例228(実施例115の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.65-0.80(3H,m), 0.9
0-1.05(3H,m), 1.54-1.64(4H,m), 2.54 and 2.54(3H,2
s), 2.60-4.05(8H,m), 4.40-4.70(2H,m), 5.02 and 5.2
1(1H,2s), 5.82(1H,s), 7.26-7.35(10H,m), 13.06(1H,b
road s)
【0650】実施例229(実施例116の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.82(3H,t,J=7.5Hz),
0.98(3H,t,J=7.5Hz), 1.60-1.89(4H,m), 2.81(6H,m),
3.04(3H,s), 3.07-3.20(2H,m), 3.75-3.93(2H,m), 4.59
(1H,d,J=16.5Hz), 4.77(1H,d,J=16.5Hz), 5.16(1H,s),
5.84(1H,s), 7.24-7.33(10H,m)
【0651】実施例230(実施例117の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.89-0.99(3H,m), 1.0
4(3H,t,J=7.5Hz), 1.45-1.80(4H,m), 2.53-2.87(5H,m),
2.91-3.10(2H,m), 3.15-3.62(5H,m), 3.77-3.95(1H,
m), 4.10-4.22(1H,m), 4.31-4.45(1H,m), 4.58(1H,t,J=
8.4Hz), 5.10(1H,s), 7.20-7.31(10H,m)
【0652】実施例231(実施例118の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.90(3H,t,J=7.5Hz),
1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.50-1.88(4H,m), 2.82(6H,broad
s),2.94(3H,s), 3.09-3.20(2H,m), 3.40(1H,dd,J=9.0
and 15.0Hz), 3.60(1H,d,J=9.0 and 15.0Hz), 3.80-3.8
8(2H,m), 4.42(1H,d,J=17.0Hz), 4.57(1H,d,J=17.0Hz),
4.62(1H,dd,J=6.0Hz and 9.0Hz), 5.03(1H,s), 7.15-
7.35(10H,m), 12.25(1H,broad s)
【0653】実施例232(実施例119の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.90(3H,t,J=7.5Hz),
1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.48-1.90(8H,m), 2.48-2.90(9H,
m),3.37(1H,dd,J=6.8 and 15.8Hz), 3.45-3.60(2H,m),
3.62(1H,dd,J=9.2 and 15.8Hz), 4.37(1H,d,J=15.5Hz),
4.54(1H,d,J=15.5Hz), 4.62(1H,dd,J=6.8 and 9.2Hz),
5.02(1H,s), 7.11-7.34(10H,m)
【0654】実施例233(実施例120の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.90(3H,t,J=7.5Hz),
1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.51-1.91(6H,m), 2.04-2.24(2H,
m),2.74 and 2.75(6H,2s), 2.85(3H,s), 2.37-3.02(1H,
m), 3.37(1H,dd,J=6.9 and15.8Hz), 3.41-3.49(1H,m),
3.64(1H,dd,J=9.2 and 15.8Hz), 4.36(1H,d,J=15.0Hz),
4.46(1H,d,J=15.0Hz), 4.62(1H,dd,J=6.9 and 9.2Hz),
5.06(1H,s), 7.10-7.31(10H,m)
【0655】実施例234(実施例121の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.90(3H,t,J=7.5Hz),
1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.40(6H,t,J=7.1Hz), 1.51-1.91
(4H,m), 2.94(3H,s), 3.01-3.26(6H,m), 3.38(1H,dd,J=
6.9 and 15.8Hz), 3.61(1H,dd,J=9.2 and 15.8Hz), 3.8
0-3.90(2H,m), 4.38(1H,d,J=15.2Hz), 4.48(1H,d,J=15.
2Hz), 4.61(1H,dd,J=6.9 and 9.2Hz), 5.01(1H,s), 7.1
4-7.31(10H,m)
【0656】実施例235(実施例122の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.84(3H,t,J=7.5Hz),
0.95(3H,t,J=7.5Hz), 1.51-1.80(4H,m), 2.83(6H,s),
2.90-4.10(14H,m), 4.45-4.61(3H,m), 5.05(1H,s), 7.1
1-7.32(10H,m)
【0657】実施例236(実施例123の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.79-1.11(6H,m), 1.4
0-1.91(4H,m), 2.41-3.09(6H,m), 3.30-3.72(4H,m), 3.
72-4.10(4H,m), 4.25-4.74(3H,m), 4.96-5.21(1H,m),
7.10-7.35(10H,m)
【0658】実施例237(実施例124の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.90-1.07(6H,m), 1.5
7-1.97(6H,m), 2.63-3.64(11H,m), 4.17-4.57(5H,m),
4.93and 5.30(1H,2s), 7.21-7.29(10H,m)
【0659】実施例238(実施例126の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96-1.05(6H,m), 1.6
7-1.83(4H,m), 2.22-5.02(13H,m), 6.00(1H,d,J=7.0H
z), 7.20-7.39(11H,m), 12.66(1H,broad s)
【0660】実施例239(実施例127の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98(3H,t,J=7.8Hz),
1.05(3H,t,J=7.2Hz), 1.70-1.95(4H,m), 2.80(6H,s),
3.03(3H,s), 3.15(2H,broad s), 3.70-3.90(2H,m), 4.6
6(2H,q,J=15.3Hz), 5.19(1H,s), 6.10(1H,d,J=8.1Hz),
7.23-7.36(10H,m), 7.45(1H,d,J=8.1Hz), 12.42(1H,bro
ad s)
【0661】実施例240(実施例128の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98(3H,t,J=7.2Hz),
1.05(3H,t,J=7.5Hz), 1.69-2.13(6H,m), 2.56(1H,s),
2.68(5H,s), 2.94-3.00(5H,m), 3.38-3.56(2H,m), 4.62
(2H,q,J=15.6Hz), 5.18 and 5.26(1H,2s), 5.98 and 6.
08(1H,2d,J=8.1Hz), 7.23-7.37(10H,m), 7.42(1H,d,J=
8.1Hz)
【0662】実施例241(実施例129の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.99(3H,t,J=7.7Hz),
1.06(3H,t,J=7.3Hz), 1.65-1.94(8H,m), 2.39-2.87(8H,
m),3.52(2H,broad m), 4.51-4.80(3H,m), 5.18(1H,s),
6.11(1H,d,J=8.4Hz), 7.24-7.42(11H,m), 12.63(1H,bro
ad s)
【0663】実施例242(実施例130の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.88-0.99(6H,m), 1.
59-1.81(4H,m), 2.48-2.49(8H,m), 2.82(6H,s), 3.38-
3.54(4H,m), 4.58-4.64(2H,m), 5.18(1H,s), 6.02(1H,
d,J=6Hz), 7.25-7.36(10H,m),8.31(1H,d,J=6Hz)
【0664】実施例243(実施例131の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96-1.07(6H,m), 1.6
8-1.95(4H,m), 2.81-3.22(6H,m), 3.47-3.55(2H,m), 3.
80-3.94(5H,m), 4.18-4.26(2H,m), 4.56-4.78(2H,m),
6.10(1H,d), 7.23-7.44(11H,m)
【0665】実施例244(実施例132の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-1.05(6H,m), 1.6
2-2.08(4H,m), 2.71-4.60(15H,m), 5.04-5.23(1H,m),
5.97(1H,broad s), 7.19-7.40(11H,m)
【0666】実施例245(実施例133の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.65-0.80(4H,m), 0.9
5-1.04(6H,m), 1.53-2.08(5H,m), 2.90-2.60(10H,m),
5.05-5.23(1H,m), 7.19-7.37(11H,m), 8.01(1H,broad
s)
【0667】実施例246(実施例134の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96-1.07(6H,m), 1.6
1-1.92(10H,m), 2.15-2.30(2H,m), 2.50-2.65(2H,m),
3.04(1H,s), 3.48-3.59(2H,m), 3.86-3.92(2H,m), 4.53
-4.74(2H,m), 5.17(1H,s), 6.10(1H,d,J=8.16Hz), 7.23
-7.33(10H,m), 7.41(1H,d,J=8.16Hz)
【0668】実施例247(実施例135の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98-1.09(6H,m), 1.7
0-1.87(4H,m), 2.45-3.45(12H,m), 4.14-4.68(3H,m),
5.07-5.41(1H,m), 5.95-6.01(1H,m), 7.21-7.35(11H,m)
【0669】実施例248(実施例136の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.00-1.06(6H,m), 1.6
0-1.98(6H,m), 2.56-4.64(10H,m), 5.21(1H,s), 6.07(1
H,broad s), 7.22-7.54(16H,m)
【0670】実施例249(実施例137の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.87-0.98(6H,m), 1.
48-2.10(14H,m), 2.50-2.59(1H,m), 2.85-3.05(2H,m),
3.20-3.45(2H,m), 3.50-3.75(2H,m), 4.36-4.70(2H,m),
5.18(1H,broad s), 6.02 and 6.04(1H,2s), 7.25-7.35
(10H,m), 7.85-7.92(1H,m), 11.29(1H,broad s)
【0671】実施例250(実施例138の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86-1.05(6H,m), 1.6
1-2.29(8H,m), 2.25-2.65(7H,m), 3.00(1H,broad s),
3.26(1H,broad s), 3.79(1H,broad s), 4.11-4.75(3H,
m), 5.11-5.24(1H,m), 6.04(1H,d), 7.21-7.39(11H,m)
【0672】実施例251(実施例139の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.01-1.05(6H,m), 1.4
3-1.98(6H,m), 2.69- 2.95(2H,m), 3.05-3.22(2H,m),
3.47-3.49(2H,m), 3.66-3.70(2H,m), 3.87-3.91(2H,m),
4.18-4.36(3H,m), 5.84(1H,s), 6.06(1H,d), 7.24-7.4
0(10H,m), 8.61(1H,broad s)
【0673】実施例252(実施例140の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-1.05(6H,m), 1.6
2-2.08(4H,m), 2.71-4.60(15H,m), 5.04-5.23(1H,m),
5.97(1H,broad s), 7.19-7.40(11H,m) 〔α〕D =+10.0°(c=1.12, CH3 OH)
【0674】実施例253(実施例141の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-1.05(6H,m), 1.6
2-2.08(4H,m), 2.71-4.60(15H,m), 5.04-5.23(1H,m),
5.97(1H,broad s), 7.19-7.40(11H,m) 〔α〕D =-9.7 °(c=1.04, CH3 OH)
【0675】実施例254(実施例142の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.49-1.82(10H,m), 2.
51-3.10(5H,m), 3.20-3.55(2H,m), 3.60-3.95(2H,m),
4.28-4.72(4H,m), 4.90-5.22(1H,m), 6.00(1H,d,J=6.9H
z), 7.20-7.36(11H,m), 12.80(1H,broad s)
【0676】実施例255(実施例143の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.48-1.85(10H,m), 2.
40-3.30(11H,m), 3.79(2H, broad s), 4.67(2H,q,J=15.
5Hz), 5.16(1H,s), 6.11(1H,d,J=8.0Hz), 7.24-7.35(10
H,m), 7.49(1H,m), 12.10(1H,broad s)
【0677】実施例256(実施例144の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.89-1.00(6H,m), 1.6
3-1.70(4H,m), 2.78-3.10(5H,m), 3.43-4.70(10H,m),
5.10(1H,m), 6.65(1H,broad s), 7.22-7.34(10H,m), 1
3.20(1H,broad s)
【0678】実施例257(実施例147の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96(3H,t,J=7.3Hz),
1.03(3H,t,J=7.3Hz), 1.64-1.90(4H,m), 2.24-2.94(7H,
m),3.30-5.17(10H,m), 7.04-7.71(12H,m), 12.48(1H,br
oad s)
【0679】実施例258(実施例148の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86-1.07(9H,m), 1.5
5-1.93(6H,m), 2.59-3.94(12H,m), 4.39-5.16(6H,m),
5.73(1H,m), 7.19-7.30(10H,m), 12.97(1H,broad s)
【0680】実施例259(実施例149の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.82-1.07(9H,m), 1.2
5-2.04(6H,m), 2.72-3.21(10H,m), 3.34-3.93(4H,m),
4.53-4.90(4H,m), 5.17(1H,s), 5.22(1H,s). 7.21-7.31
(10H,m), 7.68(1H,broad s),12.41(1H,broad s)
【0681】実施例260(実施例150の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.84(3H,t,J=7.3Hz),
0.92(3H,t,J=7.7Hz), 1.00(3H,t,J=7.7Hz), 1.19-1.27
(4H,m), 1.46-1.50(2H,m), 1.62-1.86(6H,m), 2.15(3H,
s), 2.93-3.17(4H,m), 3.39(2H,t,J=7.7Hz), 3.64-3.68
(4H,m), 4.54(2H,s), 4.60(2H,d,J=5.1Hz), 5.18(1H,
s), 7.21-7.28(10H,m), 7.50-7.60(1H,broad s)
【0682】実施例261(実施例151の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.84(3H,t,J=7.3Hz),
0.92(3H,t,J=7.3Hz), 1.00(3H,t,J=7.7Hz), 1.19-1.27
(4H,m), 1.46-1.50(2H,m), 1.61-1.90(4H,m), 2.49(7H,
s), 2.69(4H,s), 3.20(2H,t,J=7.2Hz), 3.39(2H,t,J=7.
2Hz), 3.67(2H,t,J=7.2Hz), 4.60(2H,d,J=6.3Hz), 4.78
(2H,d,J=6.3Hz), 5.18(1H,s), 7.23-7.31(11H,m), 7.60
(1H,broad s)
【0683】実施例262(実施例152の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86-1.05(9H,m), 1.1
5-1.35(8H,m), 1.42-1.95(6H,m), 2.50-2.95(5H,m), 3.
17-3.60(6H,m), 3.70-4.05(2H,m), 4.30-5.07(4H,m),
5.10-5.24(2H,m), 7.19-7.31(11H,m)
【0684】実施例263(実施例153の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.81-1.10(9H,m), 1.1
5-1.35(8H,m), 1.62-2.17(6H,m), 2.68-2.90(6H,m), 3.
05 and 3.06 (3H,2s), 3.11-3.20(2H,m), 3.29-3.50(2
H,m), 3.59-4.00(2H,m), 4.53-4.86(4H,m), 5.16 and
5.22(1H,2s), 5.16 and 5.61(1H,2s), 7.21-7.30(10H,
m)
【0685】実施例264(実施例154の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98(3H,t), 1.05(3H,
t), 1.42-1.48(2H,t), 1.68-1.89(4H,m), 2.77-3.14(13
H,m), 3.38-3.50(2H,m), 3.82-3.91(2H,m), 4.44-4.61
(3H,m), 5.00(1H,broad s), 6.14(1H,broad s), 6.75(1
H,broad s), 7.18-7.29(10H,m)
【0686】実施例265(実施例155の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98(3H,t), 1.04(3H,
t), 1.42-1.46(2H,m), 1.66-1.92(4H,m), 2.76-3.19(17
H,m), 3.78-3.81(2H,m), 4.56-4.62(3H,m), 5.19(1H,
s), 6.36(1H,t), 6.89(1H,t),7.14-7.29(10H,m)
【0687】実施例266(実施例156の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.77(3H,t,J=7.4Hz),
0.95-1.05(6H,m), 1.41(2H,m), 1.64-1.80(4H,m), 2.24
(2H,m), 2.39(2H,m), 2.79(3H,d), 3.11(3H,m), 3.42-
3.60(3H,m), 3.70-3.96(3H,m), 4.40-4.80(5H,m), 4.90
-5.20(1H,m), 7.18-7.30(11H,m), 13.30(1H,broad s)
【0688】実施例267(実施例157の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.76(3H,t,J=7.4Hz),
0.95-1.06(6H,m), 1.40(2H,m), 1.71-1.90(4H,m), 2.24
(2H,m), 2.40(2H,m), 2.85(3H,s), 2.86(3H,s), 3.05-
3.37(7H,m), 3.65-3.99(3H,m), 4.57-4.78(4H,m), 5.17
(1H,s), 7.15-7.30(10H,m), 7.50(1H,broad s), 12.45
(1H,broad s)
【0689】実施例268(実施例158の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.81-0.92(6H,m), 1.2
6(2H,m), 1.71-1.81(2H,m), 2.58-3.43(7H,m), 3.45-4.
80(11H,m), 4.86(1H,s), 5.18-5.40(1H,m), 6.20(1H,br
oad s), 7.25-7.39(10H,m),12.71(1H,broad s)
【0690】実施例269(実施例159の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.92(3H,t), 0.99(3
H,t), 1.61-2.07(8H,m), 2.72(3H,t), 2.82-3.28(4H,
m), 3.42-3.86(6H,m), 4.59(2H,d), 5.10-5.16(1H,m),
5.33(1H,broad s), 5.74(1H,broad s), 6.66(0.5H,broa
d s), 6.88(0.5H,broad s), 7.22-7.30(10H,m)
【0691】実施例270(実施例160の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.94(3H,t), 1.00(3
H,t), 1.66-2.13(8H,m), 2.75-2.80(6H,m), 2.95(3H,
s), 3.20(2H,s), 3.45-3.62(2H,m), 3.67(2H,t), 4.52-
4.62(2.8H,m), 5.15-5.21(1.2H,m), 5.34(1H,broad s),
5.75(1H,broad s), 7.19-7.31(10H,m)
【0692】実施例271(実施例161の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.92(3H,t), 1.00(3H,
t), 1.61-1.91(8H,m), 2.73(3H,t), 2.98-3.21(4H,m),
3.40-3.85(6H,m), 4.59(2H,d,J=6.0Hz), 5.10-5.16(1H,
m), 5.34(1H,broad s), 5.76(1H,broad s), 6.67(0.5H,
broad s), 6.88(0.5H,broad s), 7.18-7.38(10H,m)
【0693】実施例272(実施例162の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.92(3H,t), 1.00(3
H,t), 1.20-2.07(8H,m), 2.75-2.80(6H,m), 2.94(3H,
s), 3.20(2H,t), 3.47-3.66(4H,m), 4.52-5.26(4H,m),
5.36(1H,broad s), 5.77(1H,broad s), 7.22-7.31(10H,
m)
【0694】実施例273(実施例163の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.97-1.06(6H,m), 1.7
5-2.10(14H,m), 2.59-3.05(4H,m), 3.17-3.69(6H,m),
4.36-5.38(3H,m), 5.84-5.98(1H,m), 6.81(1H,broad
s), 7.16-7.34(10H,m)
【0695】実施例274(実施例164の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.97-1.06(6H,m), 1.5
8-2.04(12H,m), 2.76-4.70(10H,m), 4.87-5.41(3H,m),
5.81-5.97(2H,m), 6.80(1H,broad s), 7.17-7.60(11H,
m) 〔α〕D =+17.8°(c=0.18, EtOH)
【0696】実施例275(実施例165の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.42-3.12(21H,m), 3.
26-4.01(6H,m), 4.39-5.14(4H,m), 5.83-6.03(1H,m),
6.77-6.82(1H,m), 7.09-7.38(10H,m)
【0697】実施例276(実施例166の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.40-2.12(14H,m), 2.
49-3.85(15H,m), 4.44-5.39(4H,m), 5.78-5.93(1H,m),
6.78-7.40(11H,m)
【0698】実施例277(実施例167の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.41-4.02(27H,m), 4.
29-5.15(4H,m), 5.88-6.05(1H,m), 6.69-6.77(1H,m),
7.04-7.40(10H,m)
【0699】実施例278(実施例168の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.95-1.05(7H,m), 1.3
4-1.51(1H,m), 1.62-2.03(6H,m), 2.79-2.92(6H,m), 3.
10(1H,t), 3.45-3.49(3H,m), 3.80-3.98(4H,m), 4.39-
4.82(4H,m), 5.07(1H,s), 5.21(1H,s), 6.49-6.54(1H,
m), 7.18-7.32(10H,m)
【0700】実施例279(実施例169の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.98-1.28(6H,m), 1.3
0-2.00(11H,m), 2.28-6.54(16H,m), 7.09-7.33(11H,m)
【0701】実施例280(実施例170の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.00-1.08(6H,m), 1.3
0-2.00(12H,m), 2.59-3.15(13H,m), 3.50-4.00(2H,m),
4.57-4.88(3H,m), 5.20 and 5.22(1H,2s), 5.96 and 6.
01(1H,2s), 7.21-7.55(11H,m)
【0702】実施例281(実施例171の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 1.00(3H,t), 1.06(3H,
t), 1.42(9H,s), 1.60-2.03(4H,m), 2.68(3H,s), 3.30-
5.17(14H,m), 7.15-7.30(10H,m)
【0703】実施例282(実施例172の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.93-1.10(6H,m), 1.6
5-1.85(4H,m), 2.28-2.43(4H,m), 2.50-2.73(4H,m), 2.
98-3.55(4H,m), 3.77-4.03(2H,m), 4.17-4.76(4H,m),
5.00-5.38(2H,m), 7.14-7.42(10H,m)
【0704】実施例283(実施例173の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.95-1.09(6H,m), 1.6
5-1.98(4H,m), 2.26 and 2.36(2H,2t), 2.66-2.84(6H,
m), 2.99-3.16(2H,m), 3.05 and 3.07(3H,2s), 3.72-3.
90(2H,m), 3.97-4.20(2H,m),4.36-4.74(4H,m), 5.08 an
d 5.38(1H,2s), 5.13 and 5.17(1H,2s), 7.18-7.38(10
H,m)
【0705】実施例284(実施例174の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.93-1.05(6H,m), 1.6
3-1.91(4H,m), 2.34-2.41(2H,q), 2.61-2.97(9H,m), 3.
30-3.63(2H,m), 3.70-4.11(3H,m), 4.28-4.77(2H,m),
4.90-5.19(1H,m), 7.16-7.32(10H,m)
【0706】実施例285(実施例175の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.95(3H,t,J=7.5Hz),
1.02(3H,t,J=7.5Hz), 1.50-1.96(4H,m), 2.39(2H,q),
2.67(2H,t), 2.83(6H,s), 3.08(3H,s), 3.10-3.25(2H,
m), 3.87(2H,t,J=6.5Hz), 3.98(1H,t,J=7.8Hz), 4.56(1
H,d,J=15.4Hz), 4.73(1H,d,J=15.4Hz), 5.10(1H,s), 7.
18-7.31(10H,m)
【0707】実施例286(実施例176の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.81-1.07(9H,m), 1.1
1-1.86(14H,m), 2.26-2.41(3H,m), 2.45-2.76(2H,m),
2.84-3.58(6H,m), 3.70-4.11(2H,m), 4.18-4.78(4H,m),
5.05 and 5.11(1H,2s), 5.29(1H,s), 7.11-7.42(10H,
m)
【0708】実施例287(実施例177の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.78-1.97(23H,m), 2.
56-2.86(6H,m), 2.91-3.50(7H,m), 3.63-4.00(2H,m),
4.32-4.79(4H,m), 5.04 and 5.28(1H,2s), 5.16(1H,s),
7.11-7.40(10H,m)
【0709】実施例288(実施例178の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.87-1.00(6H,m), 1.
22-2.01(10H,m), 2.72(3H,broad s), 2.80-3.05(3H,bro
ads), 3.75-3.90(1H,m), 4.33-4.68(5H,m), 5.10 and
5.16(1H,2s), 5.21 and 5.58(1H,2s), 7.13-7.32(10H,
m)
【0710】実施例289(実施例179の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.87-1.00(6H,m), 1.
33-2.02(10H,m), 2.72-2.88(9H,m), 3.44-3.78(2H,m),
5.09 and 5.21(1H,2s), 5.26 and 5.58(1H,2s), 7.17-
7.31(10H,m)
【0711】実施例290(実施例180の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.88-0.99(6H,m), 1.
23-1.80(12H,m), 2.70-2.77(3H,m), 2.85-3.03(2H,broa
d s), 3.78-3.87(1H,broad s), 4.20-4.72(6H,m), 5.05
-5.63(2H,m), 7.14-7.32(10H,m)
【0712】実施例291(実施例181の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.87-1.01(6H,m), 1.
22-1.83(12H,m), 2.70-2.89(9H,m), 3.43-3.82(2H,m),
4.13-4.65(5H,m), 5.05-5.62(2H,m), 7.14-7.31(10H,m)
【0713】実施例292(実施例182の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.78-1.08(9H,m), 1.3
4-1.96(9H,m), 2.35-2.89(7H,m), 3.14-3.53(6H,m), 3.
78-4.00(1H,m), 4.07-4.73(2H,m), 5.00-5.11(1H,m),
5.17-5.31(1H,m), 7.07-7.40(10H,m)
【0714】実施例293(実施例183の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85-1.05(9H,m), 1.3
9-1.91(9H,m), 2.71-2.89(6H,m), 2.97-3.12(5H,m), 3.
28-3.40(2H,t), 3.79-3.95(2H,m), 4.52-5.33(5H,m),
7.14-7.36(10H,m)
【0715】実施例294(実施例184の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.50-1.90(9H,m), 2.0
3-4.86(25H,m), 5.05, 5.20 and 5.38(2H,s), 6.89-7.4
8(10H,m), 12.64(1H,m)
【0716】実施例295(実施例185の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.48-2.04(18H,m), 2.
12-4.83(16H,m), 5.08(1H,s), 5.22(1H,s), 7.03-7.43
(10H,m), 12.92(1H,m)
【0717】実施例296(第9工程、第9’工程) 1−(N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミノ)ア
セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
ジン 塩酸塩
【0718】
【化98】
【0719】実施例35で得られた[1−(N−ジフェ
ニルアセチル−N−エチルアミノ)アセチル−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]酢
酸(270mg) をN,N−ジメチルホルムアミド(6ml) に溶
解し、N−メチルピペラジン(69μl)、WSC・HCl
(108mg) 及び1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(76mg)
を加えて0℃乃至室温で15時間攪拌した。反応終了
後、減圧濃縮して得られた残渣を酢酸エチルに溶解し、
水で二回、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水、飽和塩
化ナトリウム水溶液で順次洗浄した。有機層を硫酸ナト
リウムで乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに供し、クロロホルム:メ
タノール 100:3溶出部より、1−(N−ジフェニ
ルアセチル−N−エチルアミノ)アセチル−3,3−ジ
エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジンを得た。これを
クロロホルム(3ml) に溶解し、塩化水素−ジエチルエー
テル(1ml) を加えて攪拌し、減圧濃縮することによっ
て、標記化合物(242mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.88-0.99(9H,m), 1.62
-1.81(4H,m), 2.71-2.77(3H,m), 2.85-3.06(2H,m), 3.2
7-3.48(2H,m), 3.78-3.90(1H,m), 4.33-4.70(5H,m), 5.
14 and 5.16(1H,2s), 5.17 and 5.49(1H,2s), 7.14-7.3
2(10H,m)
【0720】実施例297〜305(第9工程、第9’
工程) 実施例296と同様の方法を行うことにより、実施例2
97〜305の化合物を得た。これを表39乃至表40
に示す。
【0721】
【表39】
【0722】実施例297の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.88-0.99(9H,m), 1.62-1.86(4H,m), 2.72 and
2.79(6H,2s), 2.86 and 2.89(3H,2s), 3.12-3.28(6H,
m), 4.28-4.48(2H,m), 4.53-4.65(2H,m), 5.14 and 5.2
2(1H,2s), 5.23 and 5.49(1H,2s), 7.17-7.33(10H,m),
9.36(1H,broad s)
【0723】実施例298の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.92(3H,t), 1.00(3H,t), 1.61-1.91(8H,m), 2.7
3(3H,t), 2.98-3.21(4H,m), 3.40-3.85(6H,m), 4.59(2
H,d,J=6.0Hz), 5.10-5.16(1H,m), 5.34(1H,broad s),
5.76(1H,broad s), 6.67(0.5H,broad s), 6.88(0.5H,br
oad s), 7.18-7.38(10H,m)
【0724】実施例299の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.92(3H,t), 1.00(3H,t), 1.20-2.07(8H,m), 2.7
5-2.80(6H,m), 2.94(3H,s), 3.20(2H,t), 3.47-3.66(4
H,m),4.52-5.26(4H,m), 5.36(1H,broad s), 5.77(1H,br
oad s), 7.22-7.31(10H,m)
【0725】実施例300の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.92(3H,t), 0.99(3H,t), 1.61-2.07(8H,m), 2.7
2(3H,t), 2.82-3.28(4H,m), 3.42-3.86(6H,m), 4.59(2
H,d),5.10-5.16(1H,m), 5.33(1H,broad s), 5.74(1H,br
oad s), 6.66(0.5H,broad s), 6.88(0.5H,broad s), 7.
22-7.30(10H,m)
【0726】実施例301の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.94(3H,t), 1.00(3H,t), 1.66-2.13(8H,m), 2.7
5-2.80(6H,m), 2.95(3H,s), 3.20(2H,s), 3.45-3.62(2
H,m),3.67(2H,t), 4.52-4.62(2.8H,m), 5.15-5.21(1.2
H,m), 5.34(1H,broad s), 5.75(1H,broad s), 7.19-7.3
1(10H,m)
【0727】実施例302の 1H NMR (300MHz,δppm,DM
SO-d6 ) 0.89(3H,t,J=7.0Hz), 0.96(3H,t,J=7.0Hz), 1.
56-1.81(4H,m), 2.72(3H,s), 2.87-3.07(2H,m), 4.27-
4.37(1H,m), 4.30-4.42(1H,m), 4.60(2H,broad s), 4.9
7(1H,s), 5.16(1H,s), 7.23-7.32(10H,m), 9.07(1H,bro
ad s), 10.38(1H,s), 10.46(1H,broad s)
【0728】実施例303の 1H NMR (300MHz,δppm,DM
SO-d6 ) 0.75-0.99(6H,m), 1.58-1.82(4H,m), 2.72-2.7
7(6H,m), 2.85(3H,s), 3.18-3.27(2H,m), 3.51-3.73(2
H,m),4.50-4.63(2H,m), 4.18-5.24(2H,m), 7.21-7.33(1
0H,m), 9.18(1H,s), 9.58(1H,broad s), 10.38(1H,s)
【0729】
【表40】
【0730】実施例304の 1H NMR (300MHz,δppm,DM
SO-d6 ) 0.74-0.83(3H,m), 0.90-1.10(6H,m), 1.40-1.8
2(6H,m), 2.73(3H,broad s), 2.80-3.15(2H,m), 4.80 a
nd 4.60(2H,2broad s), 5.07 and 5.17(1H,2broad s),
5.39 and 5.47(1H,2broad s), 7.10-7.33(10H,m), 10.1
5(1H,broad s), 10.48(1H,broad s)
【0731】実施例305の 1H NMR (300MHz,δppm,DM
SO-d6 ) 0.75-0.85(3H,m), 0.87-1.02(6H,m), 1.40-1.5
5(2H,m), 1.57-1.71(4H,m), 2.70-2.88(9H,m), 3.12-3.
28(2H,m), 3.43-3.77(2H,m), 4.37-4.58(2H,m), 5.16 a
nd 5.23(1H,2s), 5.40 and 5.47(1H,2s), 7.12-7.32(10
H,m), 9.76(1H,broad s), 10.24(1H,broad s)
【0732】参考例96 N−ベンジルオキシカルボニル−N−プロピルアミノ酢
【0733】
【化99】
【0734】水素化ナトリウム(60%油性、5.74g)のN,
N−ジメチルホルムアミド(100ml)懸濁液に氷冷下N−
ベンジルオキシカルボニルグリシン(15g) のN,N−ジ
メチルホルムアミド(50ml)溶液を滴下し、室温で2時間
攪拌した。この溶液に臭化プロピル(13.6ml)のN,N−
ジメチルホルムアミド(20ml)溶液を氷冷下で滴下した
後、室温で一夜攪拌した。反応液を氷水(500ml) 中に注
ぎ、酢酸エチルで洗浄した。水層に濃塩酸を加えてpH
を1に調製し、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を
飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣を中圧分取シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに供し、n−ヘキサン:
酢酸エチル:酢酸 3:2:0.01溶出部より標記化
合物(5.81g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.84-0.93(3H,m), 1.52
-1.59(2H,m), 3.28-3.35(2H,m), 4.00 and 4.05(2H,2
s), 5.13 and 5.17(2H,2s), 7.26-7.35(5H,m)
【0735】参考例97 3−(N−アリル−N−ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)プロピオン酸
【0736】
【化100】
【0737】N−ベンジルオキシカルボニル−β−アラ
ニン(10g) より、参考例96の方法と同様の方法を行う
ことにより、標記化合物(6.92g) を得た。但し、臭化プ
ロピルの代わりに臭化アリル(4.95ml)を用いた。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 2.65(2H,m), 3.55(2H,
t,J=7.3Hz), 3.93(2H,d), 5.14(4H,s), 5.77(1H,broad
s), 7.16-7.34(5H,m)
【0738】参考例98(第10工程) tert−ブチル (1−ベンジルオキシカルボニルア
ミノアセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン−4−イルオキシ)アセテート
【0739】
【化101】
【0740】N−ベンジルオキシカルボニルグリシン(8
37mg) をクロロホルム(10ml)に溶解し、N,N−ジメチ
ルホルムアミド1滴を加えて氷冷した後、オキザリルク
ロリド(384μl)を加えて室温で3時間攪拌した。反応終
了後、反応液を減圧濃縮することにより、N−ベンジル
オキシカルボニルアミノアセチルクロリドを得た。次
に、参考例6で得られたtert−ブチル [3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]ア
セテート(857mg) をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解
し、窒素雰囲気下、−78℃で1規定リチウムヘキサメ
チルジシラジド テトラヒドロフラン溶液(3.5ml) を滴
下して、10分間攪拌した。次いで、先に得られたベン
ジルオキシカルボニルアミノアセチルクロリドのテトラ
ヒドロフラン(10ml)溶液を滴下し、同温度で15分、0
℃で30分間攪拌した。反応終了後、飽和塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エチル
3:1溶出部より標記化合物(898mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.96-1.06(6H,m), 1.47
(9H,s), 1.73-1.90(4H,m), 4.20-4.53(4H,m), 5.13(1H,
s), 5.14(2H,s), 5.33(1H,broad s), 7.31-7.37(5H,m)
【0741】参考例99(第10工程) tert−ブチル [1−[3−(N−アリル−N−ベ
ンジルオキシカルボニルアミノ)プロピオニル]−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキ
シ]アセテート
【0742】
【化102】
【0743】参考例97で得られた3−(N−アリル−
N−ベンジルオキシカルボニルアミノ)プロピオン酸
(1.05g) 及びtert−ブチル 4−[[3,3−ジエ
チル−2−オキソアゼチジン−4−イル]オキシ]アセ
テート(857mg) より、参考例98と同様の方法を行うこ
とによって、標記化合物(1.57g) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.95-1.06(6H,m), 1.47
(9H,s), 1.71-1.89(4H,m), 2.93-2.98(2H,m), 3.59(2H,
m), 3.59(2H,broad s), 4.38(2H,q,J=16.8Hz),5.05-5.1
4(5H,m), 5.77(1H,m), 7.26-7.34(5H,m)
【0744】参考例100(第11工程、第12工程) tert−ブチル [1−ジフェニルアセチルアミノア
セチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4
−イルオキシ]アセテート
【0745】
【化103】
【0746】参考例98で得られたtert−ブチル
(1−ベンジルオキシカルボニルアミノアセチル−3,
3−ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキ
シ)アセテート(898mg) をテトラヒドロフラン(10ml)に
溶解し、10%パラジウム炭素を加えて、水素雰囲気下
で5時間攪拌した。触媒を濾別し、クロロホルム(10ml)
で触媒を洗浄し、濾液と洗液を合わせ、これにトリエチ
ルアミン(307μl)を加えて氷冷した後、ジフェニルアセ
チルクロリド(538mg) を加えて室温で2時間攪拌した。
反応終了後、反応液を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルフラッシュ
カラムクロマトグラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸
エチル 3:1溶出部より標記化合物(146mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.94-1.05(6H,m), 1.47
(9H,m), 1.71-1.87(4H,m), 4.23-4.31(2H,m), 4.45-4.5
9(2H,m), 5.01(1H,s), 5.10(1H,s), 6.18(1H,broad s),
7.24-7.34(10H,m)
【0747】参考例101 tert−ブチル [1−[3−(N−ジフェニルアセ
チル−N−プロピルアミノ)プロピオニル]−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]ア
セテート
【0748】
【化104】
【0749】参考例99で得られたtert−ブチル
[1−[3−(N−アリル−N−ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−2−
オキソアゼチジン−4−イルオキシ]アセテート(790m
g) 及びジフェニルアセチルクロリド(398mg) より、参
考例100と同様の方法を行うことにより、標記化合物
(482mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0,85-1.06(9H,m), 1.47
and 1.48(9H,2s), 1.50-1.94(6H,m), 2.80-3.10(2H,
m), 3.22-3.35(2H,m), 3.55-3.71(2H,m), 4.21-4.31(1
H,m), 4.23-4.52(1H,m), 5.01 and 5.08(1H,2s), 5.15
and 5.42(1H,2s), 7.19-7.30(10H,m)
【0750】参考例102 ベンジル [1−[3−(N−ジフェニルアセチル−N
−プロピルアミノ)アセチル]−3,3−ジエチル−2
−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]アセテート
【0751】
【化105】
【0752】参考例96で得られたN−ベンジルオキシ
カルボニル−N−プロピルアミノ酢酸(1.0g)をジクロロ
メタン(5ml) に溶解し、氷冷した後、オキザリルクロリ
ド(0.52ml)を加えて、室温で一夜攪拌した。反応終了
後、反応液を減圧濃縮することによって、N−ベンジル
オキシカルボニル−N−プロピルアミノアセチルクロリ
ドを得た。次に、ベンジル 4−[3,3−ジエチル−
2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]アセテート(9
70mg) をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、−70℃
に冷却した後1規定リチウムヘキサメチルジシラジドテ
トラヒドロフラン溶液(3.5ml) を滴下し、同温度で15
分間攪拌した。次いで、先に得られたN−ベンジルオキ
シカルボニル−N−プロピルアミノアセチルクロリドの
テトラヒドロフラン(5ml) 溶液を滴下し、同温度で15
分、0℃で0.5時間攪拌した。反応終了後、飽和塩化
アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をクロロ
ホルム(20ml)に溶解し、トリエチルアミン(0.7ml) を加
えて氷冷した後、ジフェニルアセチルクロリド(845mg)
のクロロホルム(10ml)溶液を滴下し、室温で1.5時間
攪拌した。反応終了後、反応液を水、飽和塩化ナトリウ
ム水溶液で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに供し、n−ヘキサン:酢酸エチル 4:1溶
出部より標記化合物(945mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.83-1.05(9H,m), 1.51
(2H,q), 1.57-1.87(4H,m), 3.24-3.34(2H,m), 4.11-4.1
8(1H,m), 4.43-4.50(1H,m), 4.61-4.75(2H,m),4.98-5.2
7(4H,m), 7.20-7.36(15H,m)
【0753】実施例306 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−〔4−
(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル〕カル
ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン 硝酸塩 実施例100で得られた(4)−1−(N−シクロプ
ロピル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−〔4−(2−ヒドロキシエチル)ピ
ペラジン−1−イル〕カルボニルメトキシ−2−オキソ
アゼチジン(22.3g)を無水テトラヒドロフラン
(60ml)に溶解し、氷冷した後、ジエチルエーテル
(600ml)および硝酸(2.57ml)を加えて激しく
攪拌した。混合物を冷却、放置した。デカンテーション
により上澄液を除去した後、ジエチルエーテル(500
ml)を加えた。この操作をさらに2回繰り返した後、固
形物をジエチルエーテル中で細粉化し、濾取した固体を
70℃で加熱乾燥することにより、標記化合物(17.
2g)を白色固体として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.57-1.15(10H,m), 1.5
0-1.98(4H,m), 2.45-4.80(16H,m), 4.34(1H,d,J=17.7H
z), 4.60(1H,d,J=17.7Hz), 5.11(1H,s), 5.84(1H,s),
7.07-7.46(10H,m)
【0754】実施例307 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
シ−2−オキソアゼチジン 硝酸塩 実施例101で得られた(4)−1−(N−シクロプ
ロピル−N−ジフェニルアセチルアミノ)アセチル−
3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン(2
4.4g)を無水テトラヒドロフラン270mlに溶解
し、氷冷した後、70%硝酸(2.82ml)を加え、
種晶をシーディングし、冷却下2日間放置した。得られ
た結晶を濾取し、減圧乾燥し、標記化合物(12.87
g)を白色固体として得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.57-1.19(10H,m), 1.3
8-1.98(4H,m), 2.21-4.80(14H,m), 4.13(1H,d,J=17.8H
z), 4.73(1H,d,J=17.8Hz), 5.07(1H,s), 5.85(1H,s),
7.10-7.45(10H,m), 11.78(1H,m) 〔α〕D = -5.4°(c=0.9, CH3 OH)
【0755】実施例308、309 実施例306と同様の方法により、実施例308、30
9の化合物を得た。 実施例308(実施例102の硝酸塩)の 1H NMR (300
MHz,δppm,CDCl3 ) 0.57-1.19(10H,m), 1.38-1.98(4H,
m), 2.21-4.80(14H,m), 4.12(1H,d,J=17.8Hz),4.73(1H,
d,J=17.8Hz), 5.09(1H,s), 5.85(1H,s), 7.10-7.45(10
H,m), 11.78(1H,m)
【0756】実施例309(実施例104の硝酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.57-1.15(10H,m), 1.
50-1.98(4H,m), 2.45-4.90(16H,m), 4.16(1H,d,J=17.8H
z),4.75(1H,d,J=17.9Hz), 5.09(1H,s), 5.87(1H,s), 7.
07-7.46(10H,m)
【0757】実施例310 [1−ジフェニルアセチルアミノアセチル−3,3−ジ
エチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]酢酸
【0758】
【化106】
【0759】参考例100で得られたtert−ブチル
[1−ジフェニルアセチルアミノアセチル−3,3−
ジエチル−2−オキソアゼチジン−4−イルオキシ]ア
セテート(140mg) より、実施例35と同様の方法を行う
ことにより、標記化合物(124mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.93-1.04(6H,m), 1.68
-1.91(4H,m), 4.28-4.64(4H,m), 5.07(1H,s), 5.09(1H,
s), 6.31(1H,broad s), 7.26-7.37(10H,m)
【0760】実施例311 [1−[3−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピル
アミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−2−オキ
ソアゼチジン−4−イルオキシ]酢酸
【0761】
【化107】
【0762】参考例101で得られたtert−ブチル
[1−[3−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピ
ルアミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−2−オ
キソアゼチジン−4−イルオキシ]アセテート(465mg)
より、実施例35と同様の方法を行うことにより、標記
化合物(419mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85-1.07(9H,m), 1.50
-1.91(6H,m), 2.89-3.03(2H,m), 3.25-3.37(2H,m), 3.5
7-3.80(2H,m), 4.32-4.67(2H,m), 4.96 and 5.08(1H,2
s), 5.20 and 5.54(1H,2s), 7.18-7.34(10H,m)
【0763】実施例312 [1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミ
ノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
ン−4−イルオキシ]酢酸
【0764】
【化108】
【0765】参考例102で得られたベンジル [1−
[3−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミ
ノ)アセチル]−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチ
ジン−4−イルオキシ]アセテート(940mg) より、実施
例1と同様の方法により、標記化合物(725mg) を得た。1 H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87(3H,t,J=8.0Hz),
0.94-1.06(6H,m), 3.31(2H,m), 3.59(4H,broad s), 4.2
8-4.64(6H,m), 5.10(1H,s), 5.29(1H,s), 7.16-7.35(10
H,m)
【0766】実施例313〜325 実施例70と同様の方法を行うことにより、実施例31
3〜325の化合物を得た。これを表41乃至42に示
す。
【0767】
【表41】
【0768】実施例313の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.94-1.05(6H,m), 1.68-1.91(4H,m), 2.30(3H,
s), 2.37-2.39(4H,m), 3.35(2H,broad s), 3.61(2H,bro
ad s),4.43-4.67(4H,m), 5.00(1H,s), 5.14(1H,s), 6.2
9(1H,broad s), 7.24-7.33(10H,m)
【0769】実施例314の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.4Hz), 0.95-1.06(6H,m), 1.52(2
H,q,J=7.4Hz), 1.72-1.93(4H,m), 2.29-2.38(7H,m), 3.
20-3.69(4H,m), 3.62(2H,broad s), 4.28-4.68(4H,m),
5.15(1H,s), 5.28(1H,s), 7.22-7.31(10H,m)
【0770】実施例315の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.86(3H,t,J=7.4Hz), 0.95-1.06(6H,m), 1.55(2
H,q,J=7.4Hz), 1.50-1.95(4H,m), 2.28(6H,s), 2.44(2
H,t,J=6.8Hz), 2.93 and 2.94(3H,2s), 3.20-3.56(4H,
m), 4.20-4.80(4H,m), 5.17(1H,s), 5.28(1H,s), 7.21-
7.32(10H,m)
【0771】実施例316の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.86-1.09(9H,m), 1.59-1.86(6H,m), 2.30(3H,
s), 2.38(4H,broad s), 2.92-3.02(2H,m), 3.22-2.35(4
H,m),3.58-3.69(4H,m), 4.46-4.73(2H,m), 5.05 and 5.
13(1H,2s), 5.16 and 5.43(1H,2s), 7.22-7.29(10H,m)
【0772】実施例317の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.85-1.09(9H,m), 1.54-1.88(6H,m), 2.25(6H,
s), 2.44(2H,t,J=6.6Hz), 2.91-3.03(5H,m), 3.22-3.70
(6H,m), 4.45-4.80(2H,m), 5.07-5.44(2H,m), 7.22-7.2
9(10H,m)
【0773】実施例318の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.4Hz), 0.95-1.06(6H,m), 1.46-1.
56(2H,m), 1.70-1.90(4H,m), 2.26(6H,s), 2.37-2.52(8
H,m), 3.20-3.50(4H,m), 3.56-3.63(2H,m), 4.19-4.69
(4H,m), 4.96 and 5.15(1H,2s), 5.11 and 5.23(1H,2
s), 7.22-7.31(10H,m)
【0774】
【表42】
【0775】実施例319の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.5Hz), 0.97-1.08(12H,m), 1.47-
1.95(6H,m), 2.50-2.68(6H,m), 2.95, 2.96 and 2.97(3
H,3s), 3.14-3.56(4H,m), 4.21-4.98(4H,m), 5.14 and
5.16(1H,2s), 5.19 and 5.28(1H,2s), 7.21-7.31(10H,
m)
【0776】実施例320の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.86(3H,t,J=7.4Hz), 0.95-1.05(6H,m), 1.41-1.
58(2H,m), 1.70-1.91(4H,m), 2.35-2.52(4H,m), 3.18-
3.68(8H,m), 4.19-4.67(4H,m), 4.96 and 5.15(1H,2s),
5.13 and 5.28(1H,2s), 7.23-7.32(15H,m)
【0777】実施例321の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.86(3H,t,J=7.4Hz), 0.95-1.06(6H,m), 1.34-1.
60(4H,m), 1.62-1.97(10H,m), 2.20(1H,broad s), 2.56
(4H,m), 3.75-3.86(1H,m), 3.91-4.08(1H,m), 3.20-3.7
0(3H,m), 4.23-4.70(5H,m),5.14(1H,s), 5.28(1H,s),
7.21-7.32(10H,m)
【0778】実施例322の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.4Hz), 0.95-1.06(6H,m), 1.47-1.
90(6H,m), 2.48-2.57(6H,m), 3.20-3.50(4H,m), 3.61-
3.64(4H,m), 4.30-4.64(4H,m), 4.95 and 5.14(1H,2s),
5.12 and 5.28(1H,2s), 7.25-7.32(10H,m)
【0779】実施例323の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.3Hz), 0.95-1.09(6H,m), 1.48-1.
56(2H,m), 1.64-1.93(4H,m), 2.20-2.29(8H,m), 3.30 a
nd 3.32(3H,2s), 3.19-3.50(4H,m), 4.22-4.80(4H,m),
5.14 and 5.17(1H,2s), 5.20and 5.28(1H,2s), 7.21-7.
31(10H,m)
【0780】実施例324の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.3Hz), 0.96-1.01(6H,m), 1.48-2.
09(14H,m), 2.28 and 2.29(3H,2s), 2.75-2.90(4H,m),
3.21-3.52(2H,m), 4.24-4.78(4H,m), 4.98 and 5.19(1
H,2s), 5.15 and 5.28(1H,2s), 7.26-7.31(10H,m)
【0781】実施例325の 1H NMR (300MHz,δppm,CD
Cl3 ) 0.87(3H,t,J=7.4Hz), 0.96-1.09(6H,m), 1.48-1.
55(2H,m), 1.68-1.95(6H,m), 2.36 and 2.36(3H,2s),
2.54-2.65(4H,m), 3.26-3.45(4H,m), 3.60-3.71(2H,m),
4.25-4.75(4H,m), 4.97 and5.17(1H,2s), 5.13 and 5.
28(1H,2s), 7.19-7.31(10H,m)
【0782】実施例186と同様の方法により、実施例
326〜338の化合物を得た。 実施例326(実施例313の塩酸塩)の 1H NMR (300
MHz,δppm,CDCl3 ) 0.97-1.07(6H,m), 1.72-1.82(4H,
m), 2.57(2H,m), 2.75(2H,m), 3.03-3.30(2H,m),3.40-
3.60(1H,m), 3.78(3H,s), 3.93(1H,m), 4.33-4.58(4H,
m), 5.03(1H,s), 5.33(1H,broad s), 6.20(1H,broad
s), 7.30-7.40(10H,m), 12.90(1H,broad s)
【0783】実施例327(実施例314の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85(3H,t,J=7.3Hz),
0.94-1.01(6H,m), 1.23-1.51(6H,m), 2.38(3H,s), 2.63
-2.80(2H,m), 2.96-3.75(4H,m), 3.80-4.13(4H,m), 4.4
0-4.69(4H,m), 5.12(1H,m),5.30(1H,s), 7.20-7.32(10
H,m), 12.52(1H,broad s)
【0784】実施例328(実施例315の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85(3H,t,J=7.3Hz),
0.94-1.06(6H,m), 1.45-1.53(2H,m), 1.70-1.79(4H,m),
1.86-2.81(8H,m), 3.02(3H,s), 3.06-3.29(7H,m), 3.8
1(2H,m), 4.11-4.72(4H,m),5.18(1H,s), 5.29(1H,s),
7.26-7.30(10H,m), 12.12(1H,broad s)
【0785】実施例329(実施例316の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.83-1.06(9H,m), 1.4
0-1.90(6H,m), 2.63(3H,s), 2.64-4.00(14H,m), 4.10-
4.60(2H,m), 5.10-5.17(1.5H,m), 5.50(0.5H,s), 7.17-
7.32(10H,m), 13.00(1H,broads)
【0786】実施例330(実施例317の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85-1.08(9H,m), 1.5
9-1.98(6H,m), 2.66(6H,s), 2.81-3.05(10H,m), 3.24(2
H,m), 3.50-4.20(3H,m), 4.54(1H,s), 5.07 and 5.17(1
H,2s), 7.18-7.30(10H,m), 12.10(1H,broad s)
【0787】実施例331(実施例318の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,DMSO-d6 )0.79-0.84(3H,m), 0.
92-1.02(6H,m), 1.39-1.53(2H,m), 1.62-1.88(4H,m),
2.88(6H,s), 3.10-3.80(13H,m), 4.29-4.45(2H,m), 4.6
3-4.69(2H,m), 5.12 and 5.17(1H,2s), 5.19 and 5.44
(1H,2s), 7.17-7.33(10H,m)
【0788】実施例332(実施例319の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87(3H,t,J=7.5Hz),
0.94-1.05(6H,m), 1.20-1.93(12H,m), 2.90-3.43(11H,
m), 3.75-3.91(2H,m), 4.29-4.65(4H,m), 5.01 and 5.1
6(1H,2s), 5.15 and 5.28(1H,2s), 7.26-7.35(10H,m),
12.20(1H,broad s)
【0789】実施例333(実施例320の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.83(3H,t,J=7.3Hz),
0.91-0.96(6H,m), 1.40-1.88(6H,m), 2.40-2.68(2H,m),
2.95-3.18(2H,m), 3.20-3.41(2H,m), 3.43-4.62(10H,
m), 5.08 and 5.09(1H,2s), 5.29 and 5.30(1H,2s), 7.
15-7.55(15H,m), 12.75 and 12.93(1H,2 broad s)
【0790】実施例334(実施例321の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.85(3H,t,J=7.3Hz),
0.97-1.05(6H,m), 1.49-1.51(2H,m), 1.74-2.16(14H,
m), 2.20-4.00(8H,m), 4.12-4.33(5H,m), 5.07-5.10(1
H,m), 5.29(1H,s), 7.23-7.29(10H,m), 12.38(1H,broad
s)
【0791】実施例335(実施例322の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.80-1.02(9H,m), 1.3
1-1.60(2H,broad m), 1.60-2.00(4H,broad m), 2.20(1
H,broad s), 2.30-4.20(12H,m), 4.22-4.80(4H,m), 5.1
2(1H,broad s), 5.31(1H,s),7.20-7.34(10H,m), 11.50
(1H,broad s)
【0792】実施例336(実施例323の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.87(3H,t,J=7.3Hz),
0.95-1.06(6H,m), 1.48-1.54(2H,m), 1.71-1.90(6H,m),
2.49-3.10(11H,m), 3.20-3.48(4H,m), 4.00-4.79(4H,
m), 4.90-5.30(2H,m), 7.25-7.29(10H,m), 12.00 and 1
2.40(1H,2 broad s)
【0793】実施例337(実施例324の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86(3H,t,J=7.3Hz),
0.94-1.10(6H,m), 1.34-1.91(8H,m), 2.49-3.00(9H,m),
3.10-3.65(4H,m), 3.79-4.75(4H,m), 4.95-5.39(4H,
m), 7.15-7.41(10H,m), 11.70and 12.30(1H,2 broad s)
【0794】実施例338(実施例325の塩酸塩)の
1H NMR (300MHz,δppm,CDCl3 ) 0.86(3H,t,J=7Hz), 0.
97-1.07(6H,m), 1.35-1.60(2H,m), 1.62-2.10(6H,m),
2.40-3.70(11H,m), 3.80-4.60(6H,m), 5.12-5.31(2H,
m), 7.22-7.29(10H,m), 12.05 and 12.33(1H,2 broad
s)
【0795】(試験例)次に、本発明に係る一般式
〔I〕で示されるジフェニルメチル−アゼチジノン化合
物のエラスターゼ阻害作用について試験した。
【0796】試験例1 エラスターゼはプロトーゲン(Protogen)社製のものを
使用し、53.3nMになるよう緩衝液{0.2Mトリ
ス−塩酸(pH8.6)、1M塩化ナトリウム、0.0
1%(v/v)トリトン X−100(Triton X-100)
の混合液}で希釈し、酵素溶液とした。被験物質はジメ
チルスルホキシド(蛍光分析用)に溶解し、種々の濃度
溶液を作成し、各々上記の緩衝液で10倍希釈して、被
験物質とした。合成基質{MeO−Suc−AAPV−
pNA:バッケム(Bachem)社製}はジメチルスルホキ
シド(蛍光分析用)に溶解後、5.25mMとなるよう
緩衝液で希釈し、基質溶液とした。反応は96穴マイク
ロプレート(Nunc)を用い、被験物質1濃度に対して4
反復の反応を行った。マイクロプレート1ウェル当たり
緩衝液(160μl)、酵素溶液 (20μl)、被験物質溶液 (10
μl)を入れて、37℃10分間プレインキュベートした
後、基質溶液を直ちに加え、37℃30分間酵素反応を
行った。基質の分解は遊離してくるpNAの吸光度(4
05nm)をマイクロプレートリーダー(MTP−10
0:コロナ社製)で測定し、4反復の平均値として酵素
反応速度(Vmax)を算出した。被験物質を加えない
ときの値に対する被験物質の阻害濃度をIC50値として
求め、表43乃至表44に示した。
【0797】
【表43】
【0798】
【表44】
【0799】試験例2 シリアンハムスター(日本SLC社、雄性8週齢、体重
約100g)を二日間絶食させ使用した。被験物質は蒸留水
又は大豆油に溶解し、ヒト膿性痰エラスターゼ(HS
E:エラスチンプロダクト社製)投与の2時間前に経口
投与し、溶媒投与群を対照とした。被験物質の投与量は
10mg/kg とした。ペントバルビタール(50mg/kg 腹腔内
投与)で麻酔したハムスターの気道内にHSE (50ユニ
ット) /生理食塩液(100μl)/匹を注入し、1時間後に
ペントバルビタール麻酔下で脱血屠殺した。露出した気
管にカニューレを挿入し、5mlの等張液(アイソトン)
により肺を洗浄、洗浄液(3ml) 中に含まれる細胞を溶血
処理した後白血球を除いた上清(5ml) を回収した。上清
に含まれるヘモグロビン量を定量した。溶媒投与群の値
も同様に求め、被験物質の抑制率を次式により算出し、
表45に示した。
【0800】
【数1】
【0801】
【表45】
【0802】試験例3(ヒト肝細胞に対する細胞毒性) 96穴マイクロプレート(Nunc)上で10%牛胎仔
血清存在下にて培養しコンフルエントとなったヒト肝細
胞株HepG2に段階希釈した被験物質を添加し、37
℃で7時間インキュベートした。細胞の生存率はニュー
トラルレッドの取り込みをマイクロプレートリーダー
(MTP−100;コロナ社製)で測定した吸光度(5
40nm)に基づき、次式により算出した。
【0803】
【数2】
【0804】被験物質を加えないときの生存率に対する
50%生存率を示す被験物質の濃度をLC50値として求
めた。比較のために、エラスターゼ阻害剤である下記の
化合物AのLC50値を同様にして求めた。結果を表46
に示す。本発明化合物はいずれも細胞毒性が低かった。 化合物A:2−[4−[[(4−メチル)ピペラジン−
1−イル]カルボニル]フェノキシ]−3,3−ジエチ
ル−N−[1−(3,4−メチレンジオキシフェニル)
ブチル]−4−オキソ−1−アゼチジンカルボキサミド
【0805】
【表46】
【0806】試験例4(サイトカイン産生抑制活性) 活動期炎症性腸疾患の潰瘍性大腸炎及びクローン病の患
者の末梢血単球・マクロファージ系細胞を分離し、1×
105 個に調製した。それをリポポリサッカライド(L
PS)で刺激し、その時の炎症性サイトカイン(TNF
α,IL−6及びIL−8)濃度を100%とした。被
験物質(本発明化合物)添加時のサイトカイン産生抑制
率から、本発明化合物の抗炎症剤としての有効性を評価
した。本発明化合物の抑制活性をプロテアーゼ阻害剤で
あるFoY−305の抑制活性と比較した。例えば、I
L−6に対しては、濃度1×10-5Mで比較したとき
に、本発明化合物はFoY−305に比べてIL−6産
生抑制活性が強かった。またIL−8に対しても、濃度
1×10-6Mで比較したときに、本発明化合物はFoY
−305に比べてIL−8産生抑制活性が強かった。
【0807】
【発明の効果】上記試験例からも明らかなように、本発
明に係る一般式〔I〕で示されるジフェニルメチル−ア
ゼチジノン化合物は、優れたエラスターゼ阻害作用を有
する。従って、これらの化合物はエラスターゼによる組
織破壊及び劣化並びに細胞障害に起因する慢性関節リウ
マチ、慢性気道感染症に基づく気管支炎、成人呼吸窮迫
症候群、及びII型喘息として分類される細気管支閉塞型
喘息等の呼吸器系の疾患、さらには炎症性腸疾患(クー
ロン病、潰瘍性大腸炎)や皮膚病の一つである乾癬など
の非特異性炎症疾患等の予防及び治療において使用する
ことができる。
【0808】また本発明の一般式〔I〕で示されるジフ
ェニルメチル−アゼチジノン化合物は、経口投与によっ
ても効果的なエラスターゼ阻害作用を示すため、経口投
与可能な医薬として利用できる。さらに本発明のジフェ
ニルメチル−アゼチジノン化合物は毒性(特に肝臓にお
ける細胞毒性)が低いので、安全性に優れた医薬として
使用することができる。本発明の一般式〔I〕で示され
るジフェニルメチル−アゼチジノン化合物は、サイトカ
イン産生抑制作用を有することから、サイトカインが関
与している炎症性疾患の治療及び予防に幅広く使用でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/535 ACJ A61K 31/535 ACJ 31/55 ADA 31/55 ADA C07D 205/12 C07D 205/12 401/06 205 401/06 205 401/12 205 401/12 205 403/06 205 403/06 205 403/12 205 403/12 205 403/14 205 403/14 205 207 207 413/12 205 413/12 205 C12N 9/99 C12N 9/99

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1 、R2 はそれぞれ同一又は異なってアルキ
    ル基又はR1 とR2 が一緒になって 【化2】 (nは2乃至6の整数を表す。)を表し;Aは水酸基又
    は次の中から選ばれる基 【化3】 {ここでR3 、R6 はそれぞれ同一又は異なって水素原
    子、水酸基で置換されてもよいアルキル基、シクロアル
    キル基又はアラルキル基を表し,R4 、R5 はそれぞれ
    同一又は異なって水素原子、アルキル基又はR4 とR5
    が一緒になって 【化4】 (rは3乃至6の整数を表し、r’、r”はそれぞれ同
    一又は異なって1乃至3の整数を表す。)を表し,pは
    1乃至5の整数を表す。}を表し;B1 は 【化5】 を表し、B2 は単結合又は 【化6】 を表し、Dは単結合又は次の中から選ばれる基 【化7】 (ここでR7 は水素原子、アルキル基、シクロアルキル
    基、アルケニル基又はアルキニル基を表し,R8 はアル
    キル基又はシクロアルキル基を表し,sは0又は1乃至
    3の整数を表し,tは1乃至5の整数を表し,uは0又
    は1乃至2の整数を表す。)を表し;mは0又は1乃至
    5の整数を表す。〕で示されるジフェニルメチル−アゼ
    チジノン化合物又はその薬理上許容される塩。
  2. 【請求項2】 R1 、R2 がそれぞれ同一又は異なって
    アルキル基を表す請求項1記載のジフェニルメチル−ア
    ゼチジノン化合物又はその薬理上許容される塩。
  3. 【請求項3】 Aが 【化8】 (ここでR3 、R4 、R5 、R6 、pはそれぞれ請求項
    1と同様の意味を表す。)である請求項2記載のジフェ
    ニルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容さ
    れる塩。
  4. 【請求項4】 Aが 【化9】 (ここでR6 は請求項1と同様の意味を表す。)である
    請求項3記載のジフェニルメチル−アゼチジノン化合物
    又はその薬理上許容される塩。
  5. 【請求項5】 1−(N−ジフェニルアセチル−N−メ
    チルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−メチルアミノ)アセチル−3,3−ジ
    エチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミノ)ア
    セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
    ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−エチルアミノ)アセチル−3,3−ジ
    エチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)ア
    セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
    ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 1−(N−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)ア
    セチル−4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−
    N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−3,3−ジ
    エチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−ペンチルアミノ)アセチル−3,3−
    ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソプロピルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−イソプロピルアミノ)アセチル−3,
    3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−イソブチルアミノ)アセチル−3,3
    −ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−メチル
    −N’−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]
    カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブ
    チルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ−4−
    [4−(ピロリジン−1−イル)ピペラジン−1−イ
    ル]カルボニルメトキシアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルホ
    モピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オ
    キソアゼチジン、 4−[4−(2−ジメチルアミノエチル)ピペラジン−
    1−イル]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニル
    アセチル−N−イソブチルアミノ)アセチル−3,3−
    ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチル
    ピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキ
    ソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチルアミノエ
    チル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−
    3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オ
    キソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−4−(4−シクロプロピルピペラジン
    −1−イル)カルボニルメトキシ−3,3−ジエチル−
    2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチル
    ホモピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−メチ
    ル−N’−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミ
    ノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−4−[N’−(3−ジメチルアミノプ
    ロピル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−
    3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−4−[4−(2−ジメチルアミノエチ
    ル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−3,
    3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−
    ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル
    メトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ−4−
    (4−ピロリジン−1−イルピペリジノ)カルボニルメ
    トキシアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−メチ
    ル−N’−(2−ピペリジノエチル)アミノ]カルボニ
    ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−メチ
    ル−N’−(2−モルホリノエチル)アミノ]カルボニ
    ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジエチルアミノエ
    チル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−
    3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチ
    ルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメ
    トキシ−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    [4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イ
    ル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチ
    ルアミノエチル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメ
    トキシ−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    [4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イ
    ル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
    ルボニルメトキシ−1−オキソ−2−アザスピロ[3,
    5]ノナン、 2−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)
    −N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−オキ
    ソ−2−アザスピロ[3,5]ノナン、 1−(N−アリル−N−ジフェニルアセチルアミノ)ア
    セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
    ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 1−(N−アリル−N−ジフェニルアセチルアミノ)ア
    セチル−4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−
    N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−3,3−ジ
    エチル−2−オキソアゼチジン、 1−[N−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−N−
    プロピルアミノ]アセチル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−[N−(3,3
    −ジフェニルプロピオニル)−N−プロピルアミノ]ア
    セチル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−[(2S)−1−ジフェニルアセチルプロリル]−
    3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
    イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−[(2S)−1−ジ
    フェニルアセチルプロリル]−3,3−ジエチル−2−
    オキソアゼチジン、 1−ジフェニルアセチル−3,3−ジエチル−4−(4
    −メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
    2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−ジフェニルアセチル
    −3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
    エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
    ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−(3,3−ジフェニ
    ルプロピオニル)−3,3−ジエチル−2−オキソアゼ
    チジン、 1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
    エチル−4−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジ
    ン−4−イル)アミノ]カルボニルメトキシ−2−オキ
    ソアゼチジン、 4−[N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−メチ
    ルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(3,3−ジフェ
    ニルプロピオニル)−3,3−ジエチル−2−オキソア
    ゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−(3,3−ジフェニ
    ルプロピオニル)−3,3−ジエチル−2−オキソアゼ
    チジン、 4−[4−(2−ジメチルアミノエチル)ピペラジン−
    1−イル]カルボニルメトキシ−1−(3,3−ジフェ
    ニルプロピオニル)−3,3−ジエチル−2−オキソア
    ゼチジン、 1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
    エチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジ
    ン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
    エチル−4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)
    カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−モルホリノカルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカ
    ルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
    ン、 4−[N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N−メチ
    ルアミノ]カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチル
    カルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
    ン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−[N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4
    −イル)アミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 4−[4−(2−ジメチルアミノエチル)ピペラジン−
    1−イル]カルボニルメトキシ−1−ジフェニルメチル
    カルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
    ン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−[N−メチル−N−(2−モルホリノエチル)ア
    ミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1
    −イル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)カル
    ボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカルバモイル−
    3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−[N−メチル−N−(2−ピペリジノエチル)ア
    ミノ]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボ
    ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3
    −ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −2−オキソ−4−(4−ピロリジン−1−イルピペリ
    ジノ)カルボニルメトキシアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−4−(4−ジメチ
    ルアミノピペリジノ)カルボニルメトキシ−3,3−ジ
    エチル−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−[N−(2−モルホリノエチル)アミノ]カルボ
    ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3
    −ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
    ラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソア
    ゼチジン、 (4)−1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3
    −ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
    ラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソア
    ゼチジン、 2−ジフェニルメチルカルバモイル−3−(4−メチル
    ピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−1−オキ
    ソ−2−アザスピロ[3,5]ノナン、 2−ジフェニルメチルカルバモイル−3−[N−(2−
    ジメチルアミノエチル)−N−メチルアミノ]カルボニ
    ルメトキシ−1−オキソ−2−アザスピロ[3,5]ノ
    ナン、 1−(2,2−ジフェニルエチル)カルバモイル−3,
    3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イ
    ル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−(2,2−ジフェニ
    ルエチル)カルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキ
    ソアゼチジン、 1−ジフェニルアセチルアミノアセチル−3,3−ジエ
    チル−4−モルホリノカルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−ジフェニルアセチルアミノアセチル−3,3−ジエ
    チル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボ
    ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メ
    チルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−プロピルアミノ)メチルカルバモイル
    −3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)
    メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メ
    チルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−ペンチルアミノ)メチルカルバモイル
    −3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)
    メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メ
    チルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−ヘプチルアミノ)メチルカルバモイル
    −3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−[3−(3,3−ジフェニルプロピオニルアミノ)
    プロピル]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4
    −メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
    2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−[3−(3,3−ジ
    フェニルプロピオニルアミノ)プロピル]カルバモイル
    −3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−[N−(4,4−ジフェニルブチリル)−N−プロ
    ピルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−
    4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメ
    トキシ−2−オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−[N−(4,4
    −ジフェニルブチリル)−N−プロピルアミノ]メチル
    カルバモイル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
    ン、 1−(1−ジフェニルアセチルアゼチジン−3−イル)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−[(2)−(1−
    ジフェニルアセチルピロリジン−2−イル)]カルバモ
    イル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−[(2)−(1−
    ジフェニルアセチルピロリジン−2−イル)]カルバモ
    イル−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボニルメ
    トキシ−2−オキソアゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    [4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イ
    ル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 2−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−1−オキソ−2
    −アザスピロ[3,5]ノナン、 3−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−2−[(2)−(1−
    ジフェニルアセチルピロリジン−2−イル)]カルバモ
    イル−1−オキソ−2−アザスピロ[3,5]ノナン、 1−(1−ジフェニルアセチルピペリジン−4−イル)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(1−ジフェニルアセチルピペリジン−2−イル)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−(1−ジフェニルア
    セチルピペリジン−2−イル)カルバモイル−3,3−
    ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチルアミノ)カルバモイル−
    3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
    イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチルアミノ)カルバモイル−3,3−ジエチル−
    2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−プロピルアミノ)カルバモイル−3,
    3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−tert−ブチル−N−ジフェニルアセチル
    アミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチ
    ルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オ
    キソアゼチジン、 1−[N−ジフェニルアセチル−N−(2−プロピニ
    ル)アミノ]アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−[N−ジフェニ
    ルアセチル−N−(2−プロピニル)アミノ]アセチル
    −3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(4,4−ジフェニルブチリル)−3,3−ジエチ
    ル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニ
    ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−[N−(2−ジメチルアミノエチル)−N−メチル
    アミノ]カルボニルメトキシ−1−(4,4−ジフェニ
    ルブチリル)−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジ
    ン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−ヘプチルアミノ)アセチル−3,3−
    ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロブチル−N−ジフェニルアセチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(N−シクロブチル−N−ジフェニルアセチルアミ
    ノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチルアミノエチ
    ル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−3,
    3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロペンチル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチル
    ピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキ
    ソアゼチジン、 1−(N−シクロペンチル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−4−[N’−(2−ジメチルアミノエ
    チル)−N’−メチルアミノ]カルボニルメトキシ−
    3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−[2−(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルア
    ミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−[2−(N−ジ
    フェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)プロピオニ
    ル]−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−[(2)−2−(N−ジフェニルアセ
    チル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]−3,3−
    ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
    ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−[(2)−2−(N−ジフェニルアセ
    チル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]−3,3−
    ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
    ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−
    ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−[3−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルア
    ミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジメチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−[3−(N−ジ
    フェニルアセチル−N−プロピルアミノ)プロピオニ
    ル]−3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 4−[4−(2−ジメチルアミノエチル)ピペラジン−
    1−イル]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニル
    アセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−ジ
    エチル−2−オキソアゼチジン、 4−[N’−(2−ジエチルアミノエチル)−N’−メ
    チルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェニ
    ルアセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−
    ジエチル−2−オキソアゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピ
    ルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソア
    ゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ−4−(4−
    ピロリジン−1−イルピペリジノ)カルボニルメトキシ
    アゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロ
    キシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 4−[N’−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−
    メチルアミノ]カルボニルメトキシ−1−(N−ジフェ
    ニルアセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3
    −ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−[N’−メチル−
    N’−(1−メチルピペリジン−4−イル)アミノ]カ
    ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、及び1−
    (N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)アセ
    チル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルホモピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジンからなる群より選ばれる請求項1記載のジフェニ
    ルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許容され
    る塩。
  6. 【請求項6】 1−(N−ジフェニルアセチル−N−メ
    チルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−エチルアミノ)ア
    セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
    ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 1−(N−ブチル−N−ジフェニルアセチルアミノ)ア
    セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
    ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソプロピルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブ
    チルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−イソブチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルホ
    モピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オ
    キソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチル
    ピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキ
    ソアゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オ
    キソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−4−(4−シクロプロピルピペラジン
    −1−イル)カルボニルメトキシ−3,3−ジエチル−
    2−オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチル
    ホモピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−
    ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニル
    メトキシ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    [4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イ
    ル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−(N−シクロプロピル−N−ジフェニル
    アセチルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−
    [4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イ
    ル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−アリル−N−ジフェニルアセチルアミノ)ア
    セチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジ
    ン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 1−[N−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−N−
    プロピルアミノ]アセチル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 1−[(2S)−1−ジフェニルアセチルプロリル]−
    3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
    イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルアセチル−3,3−ジエチル−4−(4
    −メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
    2−オキソアゼチジン、 1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
    エチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カル
    ボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
    エチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジ
    ン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチ
    ジン、 1−(3,3−ジフェニルプロピオニル)−3,3−ジ
    エチル−4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)
    カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1
    −イル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−(4−シクロプロピルピペラジン−1−イル)カル
    ボニルメトキシ−1−ジフェニルメチルカルバモイル−
    3,3−ジエチル−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3−ジエチル
    −4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボ
    ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3
    −ジエチル−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3
    −ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
    ラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソア
    ゼチジン、 (4)−1−ジフェニルメチルカルバモイル−3,3
    −ジエチル−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
    ラジン−1−イル]カルボニルメトキシ−2−オキソア
    ゼチジン、 1−(2,2−ジフェニルエチル)カルバモイル−3,
    3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イ
    ル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−ジフェニルアセチルアミノアセチル−3,3−ジエ
    チル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボ
    ニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メ
    チルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルアミノ)
    メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メ
    チルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)
    メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メ
    チルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−
    オキソアゼチジン、 1−[3−(3,3−ジフェニルプロピオニルアミノ)
    プロピル]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4
    −メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−
    2−オキソアゼチジン、 1−[N−(4,4−ジフェニルブチリル)−N−プロ
    ピルアミノ)メチルカルバモイル−3,3−ジエチル−
    4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメ
    トキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(1−ジフェニルアセチルアゼチジン−3−イル)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    (4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボニルメ
    トキシ−2−オキソアゼチジン、 1−[(2)−(1−ジフェニルアセチルピロリジン
    −2−イル)]カルバモイル−3,3−ジエチル−4−
    [4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イ
    ル]カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(1−ジフェニルアセチルピペリジン−4−イル)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(1−ジフェニルアセチルピペリジン−2−イル)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチルアミノ)カルバモイル−
    3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−
    イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    カルバモイル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(N−tert−ブチル−N−ジフェニルアセチル
    アミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチ
    ルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オ
    キソアゼチジン、 1−[N−ジフェニルアセチル−N−(2−プロピニ
    ル)アミノ]アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 1−(4,4−ジフェニルブチリル)−3,3−ジエチ
    ル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニ
    ルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−ヘプチルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 1−(N−シクロブチル−N−ジフェニルアセチルアミ
    ノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピ
    ペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソ
    アゼチジン、 1−(N−シクロペンチル−N−ジフェニルアセチルア
    ミノ)アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチル
    ピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキ
    ソアゼチジン、 1−[2−(N−ジフェニルアセチル−N−ペンチルア
    ミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 (4)−1−[(2)−2−(N−ジフェニルアセ
    チル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]−3,3−
    ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
    ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 (4)−1−[(2)−2−(N−ジフェニルアセ
    チル−N−ペンチルアミノ)プロピオニル]−3,3−
    ジエチル−4−(4−メチルピペラジン−1−イル)カ
    ルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−(4−メチルピペラ
    ジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2−オキソアゼ
    チジン、 1−[3−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルア
    ミノ)プロピオニル]−3,3−ジエチル−4−(4−
    メチルピペラジン−1−イル)カルボニルメトキシ−2
    −オキソアゼチジン、 4−(4−ベンジルピペラジン−1−イル)カルボニル
    メトキシ−1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピ
    ルアミノ)アセチル−3,3−ジエチル−2−オキソア
    ゼチジン、 1−(N−ジフェニルアセチル−N−プロピルアミノ)
    アセチル−3,3−ジエチル−4−[4−(2−ヒドロ
    キシエチル)ピペラジン−1−イル]カルボニルメトキ
    シ−2−オキソアゼチジン、及び1−(N−ジフェニル
    アセチル−N−プロピルアミノ)アセチル−3,3−ジ
    エチル−4−(4−メチルホモピペラジン−1−イル)
    カルボニルメトキシ−2−オキソアゼチジンからなる群
    より選ばれる請求項4記載のジフェニルメチル−アゼチ
    ジノン化合物又はその薬理上許容される塩。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のジ
    フェニルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許
    容される塩を含有する医薬。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のジ
    フェニルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許
    容される塩と製薬上許容される担体を含有する医薬組成
    物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のジ
    フェニルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上許
    容される塩を含有するエラスターゼ阻害剤。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    ジフェニルメチル−アゼチジノン化合物又はその薬理上
    許容される塩を含有する抗炎症剤。
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