JPH0926273A - 冷却器給水温度制御装置 - Google Patents

冷却器給水温度制御装置

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JPH0926273A
JPH0926273A JP17577895A JP17577895A JPH0926273A JP H0926273 A JPH0926273 A JP H0926273A JP 17577895 A JP17577895 A JP 17577895A JP 17577895 A JP17577895 A JP 17577895A JP H0926273 A JPH0926273 A JP H0926273A
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JP
Japan
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temperature
cooling water
cooling
generator
cooler
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JP17577895A
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English (en)
Inventor
Takako Hosoda
貴子 細田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、発電機冷却器への冷却水入
り口温度を一定に制御することで年間を通して常に一定
な冷却水流量を確保し、かつ発電機冷却器の十分な冷却
能力を維持することのできる運転/保守の容易な冷却器
給水温度制御装置を提供する事にある。 【構成】 本発明の冷却器給水温度制御装置は、冷却水
加温手段として冷却塔から発電機冷却器7に冷却水を供
給する冷却水本系統の冷却塔側に設けた温調弁9Bと、
冷却塔5を経由せずに復水器3から冷却水系統に冷却水
を供給する第一の加温系統に設けた温調弁9Cと、本系
統に設けられ発電機冷却器7に供給される冷却水温度を
検出する温度検出手段8Iと、発電機冷却器7から排出
される冷却水温度を検出する温度検出手段8Oと、これ
ら温度検出手段8I、8Oからの検出値に基づいて温調
弁9B、9Cの開閉動作指令を出力する制御装置とを備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地熱発電所の発電機冷却
器の冷却水系統制御に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の代表的な冷却器給水温度制
御装置を図面を参照して説明する。図6は従来の冷却器
給水温度制御装置に係る冷却器給水温度制御装置を示す
系統図である。プラントの運転に際し、タービン1に地
熱蒸気を供給(100)する事により、タービン1が駆動さ
れるとともに、タービン1の回転軸に直結された発電機
2も駆動される。タービン1で仕事を終えた地熱蒸気
は、タービン1に隣接された復水器3に送られ、この復
水器3にて液化凝縮されると同時に、タービン1を真空
引きする。
【0003】また、一般的に地熱発電設備は、立地場所
が地熱蒸気が得られる山岳地に多く、復水器3の冷却水
を十分確保することが困難であるため、復水器3にて凝
縮された温水を冷却するため、循環ポンプ4および冷却
塔5を備え、この冷却塔5にて復水器3の冷却を行う。
【0004】このように、冷却塔5にて大気温度近傍ま
で冷却された冷却水の一部は、直接大気に接触冷却させ
た際に混入した異物等を除去するためのフィルタ6Aを
通過した後、復水器3へ戻される(101)。
【0005】ここで、プラント運転中の発電機2では、
巻線に通過する電流による抵抗熱が生じるので、発電機
2内には巻線等を冷却するための冷却媒体が封入、循環
されている。巻線等を冷却して温められた発電機2内の
冷却媒体を冷却するため、発電機冷却器7が設けられて
いる。
【0006】冷却塔5にて大気温度近傍まで冷却された
冷却水の残りの一部は、冷却水本系統にて、直接大気に
接触冷却させた際に混入した異物等を除去するためのフ
ィルタ6Bを通過し、必要に応じて昇圧され、発電機冷
却器7に送られる(102)。そして、発電機冷却器7に送
られた冷却水は、発電機機内の冷却媒体を冷却すること
により温められた後、一部は温調弁9を介して再び復水
器3に戻され(103)、残りは循環系統外へ排出される(1
04)。ここで温められた冷却水を排出する際にも(10
4)、測温手段8により、冷却水温度を検出する。
【0007】すなわち、この温度検出手段8により検出
された検出値に基づいて温調弁8の開度を調整する制御
装置13を設け、発電機冷却器7を冷却する冷却水を供給
する本系統(102)から流入冷却水量を調整していた。こ
れは、特に冬期に冷却塔5からの冷却水が過冷却とな
り、機内に結露して巻線等に悪影響を及ぼすため、温調
弁9の開度を小さくし、発電機冷却器7に過冷却された
冷却水を過剰に供給するのを防止するためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、発電機冷却
装置7に供給する冷却水量を抑制した場合、冷却水本系
統(102)内を流れる冷却水の流速が低下し、冷却水本系
統(102)配管内にスケールを付着させることになる。す
なわち、フィルタ6Bで除かれずに冷却塔5内で大気と
直接接触した際に混入した周囲の地熱蒸気に含まれる有
機ガス等が、比較的温度の低い冷却水本系統(102)配管
内で析出し、管内にスケールとして付着する。特に、冷
却水本系統(102)の流量を低下させるとこの傾向が著し
い。しかも、このスケールを放置すると、発電機2の冷
却が不可能となるため、発電機の健全性を損なうことに
なる。
【0009】このように、発電機2内の過冷却を防止す
るために発電機冷却器7に供給する冷却水量を抑制した
場合、管内に付着したスケールを除去するため、高価か
つ保安点検が複雑で運転/保守面で非常に不便なボール
循環式洗浄装置等を用いざるを得なかった。
【0010】本発明の目的は、発電機冷却器への冷却水
入り口温度を一定に制御することで年間を通して常に一
定な冷却水流量を確保し、かつ発電機冷却器の十分な冷
却能力を維持することのできる運転/保守の容易な冷却
器給水温度制御装置を提供する事にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却器給水温度
制御装置は、地熱蒸気を駆動源とするタービンと、この
タービンの回転軸に直結された発電機と、タービンから
排出された前記地熱蒸気を凝縮する復水器と、この復水
器にて冷却された前記地熱蒸気を冷却する冷却塔と、発
電機を冷却する発電機冷却器とからなる地熱蒸気プラン
トの発電機冷却器を冷却する冷却器給水温度制御装置に
おいて、冷却水加温手段として冷却塔から発電機冷却器
に冷却水を供給する冷却水本系統の冷却塔側に設けた温
調弁と、冷却塔を経由せずに復水器から冷却水系統に冷
却水を供給する第一の加温系統に設けた温調弁と、本系
統に設けられ発電機冷却器に供給される冷却水温度を検
出する温度検出手段と、発電機冷却器から排出される冷
却水温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段
および本系統に設けた温度検出手段からの検出値に基づ
いて本系統に設けた温調弁および第一の加温系統に設け
た温調弁の開閉動作指令を出力する制御装置とを備えた
ことを特徴とする。
【0012】また、冷却水加温手段として、冷却塔から
発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統と冷却塔
を経由せずに復水器から冷却水系統に冷却水を供給する
第一の加温系統との合流部に設けた3方弁と、本系統に
設けられ発電機冷却器に供給される冷却水温度を検出す
る温度検出手段と、発電機冷却器から排出される冷却水
温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段およ
び本系統に設けた温度検出手段からの検出値に基づいて
3方弁の開閉動作指令を出力する制御装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】また、冷却水加温手段として、冷却塔から
発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統の冷却塔
側に設けた温調弁と、発電機冷却器からの冷却水を復水
器に戻す戻り系統から分岐させ本系統に冷却水を供給す
る第二の加温系統に設けた温調弁と、発電機冷却器に供
給される冷却水温度を検出する温度検出手段と、発電機
冷却器から排出される冷却水温度を検出する温度検出手
段と、この温度検出手段および本系統に設けた温度検出
手段からの検出値に基づいて本系統に設けた温調弁およ
び第二の加温系統に設けた温調弁の開閉動作指令を出力
する制御装置とを設けたことを特徴とする。
【0014】また、冷却水加温手段として、冷却塔から
発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統に設けた
熱交換器と、復水器から冷却塔に冷却水を供給する際に
分岐させ熱交換器を経由した後冷却塔に給水する第三の
加温系統に設けた温調弁と、本系統に設けられ発電機冷
却器に供給される冷却水温度を検出する温度検出手段
と、発電機冷却器から排出される冷却水温度を検出する
温度検出手段と、この温度検出手段および本系統に設け
た温度検出手段からの検出値に基づいて第三の加温系統
に設けた温調弁の開閉動作指令を出力する制御装置とを
備えたことを特徴とする。
【0015】また冷却水加温手段として、冷却塔から発
電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統に設けた3
方弁と、復水器に設けた熱交換部と、3方弁から分岐し
熱交換部を経由した後冷却水本系統の3方弁下流側に冷
却水を供給する第四の加温系統と、本系統に設けられ発
電機冷却器に供給される冷却水温度を検出する温度検出
手段と、発電機冷却器から排出される冷却水温度を検出
する温度検出手段と、この温度検出手段および本系統に
設けた温度検出手段からの検出値に基づいて3方弁の開
閉動作指令を出力する制御装置とを備えたことを特徴と
する請求項1に記載の冷却器給水温度制御装置。
【0016】
【作用】本発明の冷却器給水温度制御装置は、冷却水加
温手段を備えているので、発電機2の負荷が大きく発電
機冷却器7の運転率が高いときは、温調弁9Bの開度を
大きくし、その分温調弁9Cの開度を小さくするように
開閉動作指令を出力し、一方、冬期や発電機2の負荷が
小さく発電機冷却器7の運転率が低いときは、温調弁9
Bの開示を小さくし、その分温調弁9Cの開度を大きく
するように開閉動作指令を出力する制御装置10を備えて
いるので、所望の冷却水温度の流量を確保することが可
能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例に係る冷却器給水温度制
御装置を示す系統図である。プラントの運転に際し、タ
ービン1に地熱蒸気を供給する事により(100)、タービ
ン1が駆動されるとともに、タービン1の回転軸に直結
された発電機2も駆動される。タービン1で仕事を終え
た地熱蒸気は、タービン1に隣接された復水器3に送ら
れ、この復水器3にて液化凝縮されると同時に、タービ
ン1を真空引きする。また、凝縮された復水器3内の温
水は、循環ポンプ4にて昇圧された後冷却塔5へ供給さ
れ、大気温度近傍まで冷却される。この冷却塔5にて大
気温度近傍まで冷却された冷却水の一部は、直接大気に
接触冷却させた際に混入した異物等を除去するためのフ
ィルタ6Aを通過した後、復水器3へ戻される(101)。
【0018】ここで、プラント運転中の発電機2では、
巻線に通過する電流による抵抗熱が生じるので、発電機
2内には巻線等を冷却するための冷却媒体が封入、循環
されている。巻線等を冷却して温められた発電機2内の
冷却媒体を冷却するため、発電機冷却器7が設けられて
いる。
【0019】冷却塔5にて大気温度近傍まで冷却された
冷却水の残りの一部は、冷却水本系統にて、直接大気に
接触冷却させた際に混入した異物等を除去するためのフ
ィルタ6Bを通過し、必要に応じて昇圧され、発電機冷
却器7に送られる(102)。この際、測温手段8Iによ
り、発電機冷却器7に供給される際の冷却水の温度を検
出する。そして、発電機冷却器7に送られた冷却水は、
発電機機内の冷却媒体を冷却することにより温められた
後、一部は再び復水器3に戻され(103)、残りは循環系
統外へ排出される(104)。ここで温められた冷却水を排
出する際にも(104)、測温手段8Oにより、冷却水温度
を検出する。
【0020】本発明の冷却器給水温度制御装置は、冷却
水加温手段として、復水器3から循環ポンプ4により昇
圧されて冷却塔5に送られる温水の一部は、冷却塔5を
バイパスして発電機冷却器7に送られる系統に分岐され
る第一の加温系統を設ける(105)。この際、復水器3か
らの温水が過剰に発電機冷却器7に送られることを防止
すると同時に供給水温、供給流量を適正にするための温
調弁9Cを設ける。一方、冷却塔5にて冷却された温水
のうち、復水器3に送られずに発電機冷却器7に送られ
る冷却水本系統(102)の冷却塔5側にも温調弁9Bを設
け、冷却塔5からの冷却水が過剰に発電機冷却器7に送
られることを防止すると同時に発電機冷却器7への供給
水温、供給流量を適正にする。
【0021】本発明の冷却水温度制御装置は、以上のよ
うな構成に加え、測温手段8Iにより発電機冷却器7に
供給される冷却水温を検出し、この検出値に基づいて温
調弁9B、9Cに開閉動作指令を出力し、発電機冷却器
7への冷却水供給温度、供給流量を制御する制御装置10
を備える。
【0022】すなわち制御装置10では、発電機冷却器7
に供給すべき冷却水の適正温度および適正流量に関する
データが予め記憶されており、このデータと測温手段8
Iにより検出された検出値とを比較し偏差を算出する。
また、ここで算出された偏差に基づいて、温調弁9B、
9Cに開閉動作指令を出力する。さらに、発電機冷却器
7から排出された冷却水の温度を検出する測温手段8O
の検出値に基づき、同じく、予め記憶された適正データ
と比較し、この偏差に基づいて、温調弁9B、9Cの開
閉動作指令を出力する。
【0023】本発明の冷却水温度制御装置は以上のよう
に構成され、夏期や発電機2の負荷が大きく発電機冷却
器7の運転率が高いときは、温調弁9Bの開度を大きく
し、その分温調弁9Cの開度を小さくするように開閉動
作指令を出力する制御装置10を設けているので、冷却塔
5からの冷却水量を多く発電機冷却器7に供給し、所望
の冷却水量を確保することが可能となる。一方、冬期や
発電機2の負荷が小さく発電機冷却器7の運転率が低い
ときは、温調弁9Bの開度を小さくし、その分温調弁9
Cの開度を大きくするように開閉動作指令を出力し、発
電機冷却器7に供給する冷却水量は常に所定流量に保持
することが可能となり、発電機2内の巻線の絶縁層を損
傷させず、冷却水配管内にスケールを付着させることは
なく、また、復水器3の出力も低下させない。
【0024】つぎに本発明の第二の実施例を図2を参照
して説明する。図2は本発明の一実施例に係る冷却器給
水温度制御装置を示す系統図である。プラントの運転に
際し、タービン1に地熱蒸気を供給(100)する事によ
り、タービン1が駆動されるとともに、タービン1の回
転軸に直結された発電機2も駆動される。タービン1で
仕事を終えた地熱蒸気は、タービン1に隣接された復水
器3に送られ、この復水器3にて液化凝縮されると同時
に、タービン1を真空引きする。また、凝縮された復水
器3内の温水は、循環ポンプ4にて昇圧された後冷却塔
5へ供給され、大気温度近傍まで冷却される。この冷却
塔5にて大気温度近傍まで冷却された冷却水の一部は、
直接大気に接触冷却させた際に混入した異物等を除去す
るためのフィルタ6Aを通過した後、復水器3へ戻され
る(101)。
【0025】ここで、プラント運転中の発電機2では、
巻線に通過する電流による抵抗熱が生じるので、発電機
2内には巻線等を冷却するための冷却媒体が封入、循環
されている。巻線等を冷却して温められた発電機2内の
冷却媒体を冷却するため、発電機冷却器7が設けられて
いる。
【0026】冷却塔5にて大気温度近傍まで冷却された
冷却水の残りの一部は、冷却水本系統にて、直接大気に
接触冷却させた際に混入した異物等を除去するためのフ
ィルタ6Bを通過し、必要に応じて昇圧され、発電機冷
却器7に送られる(102)。この際、測温手段8Iによ
り、発電機冷却器7に供給される際の冷却水の温度を検
出する。そして、発電機冷却器7に送られた冷却水は、
発電機機内の冷却媒体を冷却することにより温められた
後、一部は再び復水器3に戻され(103)、残りは循環系
統外へ排出される(104)。ここで温められた冷却水を排
出する際にも(104)、測温手段8Oにより、冷却水温度
を検出する。
【0027】本発明の冷却器給水温度制御装置は、冷却
水加温手段として、復水器3から循環ポンプ4により昇
圧されて冷却塔5に送られる温水の一部は、冷却塔5を
バイパスして発電機冷却器7に送られる系統に分岐され
る第一の加温系統を設ける(105)。この際、復水器3か
らの温水が過剰に発電機冷却器7に送られることを防止
すると同時に供給水温、供給流量を適正にするための3
方弁11を、冷却塔5にて冷却された温水のうち、復水器
3に送られずに発電機冷却器7に送られる冷却水本系統
(102)との合流部に設ける。
【0028】本発明の冷却水温度制御装置は、以上のよ
うな構成に加え、測温手段8Iにより発電機冷却器7に
供給される冷却水温を検出し、この検出値に基づいて3
方弁11に開閉動作指令を出力し、発電機冷却器7への冷
却水供給温度、供給流量を制御する制御装置10を備え
る。
【0029】すなわち制御装置10では、発電機冷却器7
に供給すべき冷却水の適正温度および適正流量に関する
データが予め記憶されており、このデータと測温手段8
Iにより検出された検出値とを比較し偏差を算出する。
また、ここで算出された偏差に基づいて、3方弁11に開
閉動作指令を出力する。さらに、発電機冷却器7から排
出された冷却水の温度を検出する測温手段8Oの検出値
に基づき、同じく、予め記憶された適正データと比較
し、この偏差に基づいて、3方弁の開閉動作指令を出力
する。
【0030】本発明の冷却水温度制御装置は以上のよう
に構成され、夏期や発電機2の負荷が大きく発電機冷却
器7の運転率が高いときは、3方弁11の本系統(102)側
弁の開度を大きくし、その分3方弁11の加温系統(105)
側弁の開度を小さくするように開閉動作指令を出力する
制御装置10を設けているので、冷却塔5からの冷却水量
を多く発電機冷却器7に供給し、所望の冷却水量を確保
することが可能となる。一方、冬期や発電機2の負荷が
小さく発電機冷却器7の運転率が低いときは、3方弁11
の本系統(102)側弁の開度を小さくし、その分3方弁11
の加温系統(105)側弁の開度を大きくするように開閉動
作指令を出力し、発電機冷却器7に供給する冷却水量は
常に所定流量に保持することが可能となり、発電機2内
の巻線の絶縁層を損傷させず、冷却水配管内にスケール
を付着させることはなく、また、復水器3の出力も低下
させない。
【0031】また、以下に、本発明の第三の実施例を図
3を参照して説明する。図3は本発明の一実施例に係る
冷却器給水温度制御装置を示す系統図である。プラント
の運転に際し、タービン1に地熱蒸気を供給(100)する
事により、タービン1が駆動されるとともに、タービン
1の回転軸に直結された発電機2も駆動される。タービ
ン1で仕事を終えた地熱蒸気は、タービン1に隣接され
た復水器3に送られ、この復水器3にて液化凝縮される
と同時に、タービン1を真空引きする。また、凝縮され
た復水器3内の温水は、循環ポンプ4にて昇圧された後
冷却塔5へ供給され、大気温度近傍まで冷却される。こ
の冷却塔5にて大気温度近傍まで冷却された冷却水の一
部は、直接大気に接触冷却させた際に混入した異物等を
除去するためのフィルム6Aを通過した後、復水器3へ
戻される(101)。
【0032】ここで、プラント運転中の発電機2では、
巻線に通過する電流による抵抗熱が生じるので、発電機
2内には巻線等を冷却するための冷却媒体が封入、循環
されている。巻線等を冷却して温められた発電機2内の
冷却媒体を冷却するため、発電機冷却器7が設けられて
いる。
【0033】冷却塔5にて大気温度近傍まで冷却された
冷却水の残りの一部は、冷却水本系統にて、直接大気に
接触冷却させた際に混入した異物等を除去するためのフ
ィルタ6Bを通過し、必要に応じて昇圧され、発電機冷
却器7に送られる(102)。この際、測温手段8Iによ
り、発電機冷却器7に供給される際の冷却水の温度を検
出する。そして、発電機冷却器7に送られた冷却水は、
発電機機内の冷却媒体を冷却することにより温められた
後、一部は戻り系統(103)にて再び復水器3に戻され、
残りは循環系統外へ排出される(104)。さらに、ここで
温められた冷却水を排出する際にも(104)、測温手段8
Oにより、冷却水温度を検出する。
【0034】本発明の冷却器給水温度制御装置は、発電
機冷却器7から復水器3へ冷却水を戻す戻り系統(103)
を中途で分岐させ、復水器3に冷却水を戻す系統(103M)
とし、冷却水加温手段としての、復水器3および冷却塔
5を経由せずに本系統(102)に冷却水を供給する第二の
加温系統(103S)を設ける。この際、比較的温度の高い発
電機冷却器7からの冷却水が再度過剰に発電機冷却器7
に送られることを防止すると同時に供給水温、供給流量
を適正にするための温調弁9Cを設ける。一方、冷却塔
5にて冷却された温水のうち、復水器3に送られずに発
電機冷却器7に供給する冷却水本系統(102)の冷却塔5
側にも温調弁9Bを設け、冷却塔5からの冷却水が過剰
に発電機冷却器7に送られることを防止すると同時に発
電機冷却器7への供給水温、供給流量を適正にする。
【0035】本発明の冷却器給水温度制御装置は、以上
のような構成に加え、測温手段8Iにより発電機冷却器
7に供給される冷却水温を検出し、この検出値に基づい
て温調弁9B、9Cに開閉動作指令を出力し、発電機冷
却器7の冷却水供給温度、供給流量を制御する制御装置
10を備える。
【0036】すなわち制御装置10では、発電機冷却器7
に供給すべき冷却水の適正温度および適正流量に関する
データが予め記憶されており、このデータと測温手段8
Iにより検出された検出値とを比較し偏差を算出する。
また、ここで算出された偏差に基づいて、温調弁9B、
9Cに開閉動作指令を出力する。さらに、発電機冷却器
7から排出された冷却水の温度を検出する測温手段8O
の検出値に基づき、同じく、予め記憶された適正データ
と比較し、この偏差に基づいて、温調弁9B、9Cの開
閉動作指令を出力する。
【0037】本発明の冷却水温度制御装置は以上のよう
に構成され、夏期や発電機2の負荷が大きく発電機冷却
器7の運転率が高いときは、温調弁9Bの開度を大きく
し、その分温調弁9Cの開度を小さくするように開閉動
作指令を出力する制御装置10を設けているので、冷却塔
5からの冷却水量を多く発電機冷却器7に供給し、所望
の冷却水水量を確保することが可能となる。一方、冬期
や発電機2の負荷が小さく発電機冷却器7の運転率が低
いときは、温調弁9Bの開度を小さくし、その分温調弁
9Cの開度を大きくするように開閉動作指令を出力し、
発電機冷却器7に供給する冷却水量は常に所定流量に保
持することが可能となり、発電機2内の巻線の絶縁層を
損傷させないと同時に、冷却水配管内にスケールを付着
させることはなく、また、復水器3の出力も低下させな
い。
【0038】以下、本発明の第四の実施例を図4を参照
して説明する。図4は本発明の一実施例に係る冷却器給
水温度制御装置を示す系統図である。プラントの運転に
際し、タービン1に地熱蒸気を供給(100)する事によ
り、タービン1が駆動されるとともに、タービン1の回
転軸に直結された発電機2も駆動される。タービン1で
仕事を終えた地熱蒸気は、タービン1に隣接された復水
器3に送られ、この復水器3にて液化凝縮されると同時
に、タービン1を真空引きする。また、凝縮された復水
器3内の温水は、循環ポンプ4にて昇圧された後冷却塔
5へ供給され、大気温度近傍まで冷却される。この冷却
塔5にて大気温度近傍まで冷却された冷却水の一部は、
直接大気に接触冷却させた際に混入した異物等を除去す
るためのフィルム6Aを通過した後、復水器3へ戻され
る(101)。
【0039】ここで、プラント運転中の発電機2では、
巻線に通過する電流による抵抗熱が生じるので、発電機
2内には巻線等を冷却するための冷却媒体が封入、循環
されている。巻線等を冷却して温められた発電機2内の
冷却媒体を冷却するため、発電機冷却器7が設けられて
いる。
【0040】冷却塔5にて大気温度近傍まで冷却された
冷却水の残りの一部は、冷却水本系統にて、直接大気に
接触冷却させた際に混入した異物等を除去するためのフ
ィルタ6Bを通過し、必要に応じて昇圧され、発電機冷
却器7に送られる(102)。この際、測温手段8Iによ
り、発電機冷却器7に供給される際の冷却水の温度を検
出する。そして、発電機冷却器7に送られた冷却水は、
発電機機内の冷却媒体を冷却することにより温められた
後、一部は再び復水器3に戻され(103)、残りは循環系
統外へ排出される(104)。ここで温められた冷却水を排
出する際にも(104)、測温手段8Oにより、冷却水温度
を検出する。
【0041】本発明の冷却器給水温度制御装置は、冷却
水加温手段として、復水器3から循環ポンプ4により昇
圧されて冷却塔5に送られる温水の一部は、直接冷却塔
5に送らずに冷却水本系統(102)と熱交換するための第
三の加温系統を備える(106)。すなわち、この第三の加
温系統(106)と本系統(102)間の熱交換を行う熱交換器
12を設ける。この際、復水器3からの温水が発電機冷却
器7に送られる本系統(102)の冷却水と過剰に熱交換す
ることを防止すると同時に供給水温、供給流量を適正に
するための温調弁9を設ける。
【0042】本発明の冷却水温度制御装置は、以上のよ
うな構成に加え、測温手段8Iにより発電機冷却器7に
供給される冷却水温を検出し、この検出値に基づいて温
調弁9に開閉動作指令を出力し、発電機冷却器7への冷
却水供給温度、供給流量を制御する制御装置10を備え
る。
【0043】すなわち制御装置10では、発電機冷却器7
に供給すべき冷却水の適正温度および適正流量に関する
データが予め記憶されており、このデータと測温手段8
Iにより検出された検出値とを比較し偏差を算出する。
また、ここで算出された偏差に基づいて、温調弁9に開
閉動作指令を出力する。さらに、発電機冷却器7から排
出された冷却水の温度を検出する測温手段8Oの検出値
に基づき、同じく、予め記憶された適正データと比較
し、この偏差に基づいて、温調弁9の開閉動作指令を出
力する。
【0044】本発明の冷却水温度制御装置は以上のよう
に構成され、夏期や発電機2の負荷が大きく発電機冷却
器7の運転率が高いときは、温調弁9の開度を小さくす
るように開閉動作指令を出力する制御装置10を設けてい
るので、熱交換器12にて、冷却塔5から発電機冷却器7
に冷却水を供給する本系統(102)の冷却水と復水器3か
らの冷却塔5へ温水を供給する第三の加温系統(106)と
の熱交換率を抑制し、発電機冷却器7に比較的温度の低
い冷却水を供給することが可能となる。一方、冬期や発
電機2の負荷が小さく発電機冷却器7の運転率が低いと
きは、温調弁9の開度を大きくするように開閉動作指令
を出力し、熱交換器12にて、冷却塔5から発電機冷却器
7に冷却水を供給する本系統(102)の冷却水と復水器3
からの冷却塔5へ温水を供給する第三の加温系統(106)
との熱交換率を増大させ、発電機冷却器7に比較的温度
の高い冷却水を供給することが可能となり、発電機2内
の巻線の絶縁層を損傷することもなく、また、復水器3
の出力も低下させない。
【0045】以下、本発明の第五の実施例を図5を参照
して説明する。図5は本発明の一実施例に係る冷却器給
水温度制御装置を示す系統図である。プラントの運転に
際し、タービン1に地熱蒸気を供給(100)する事によ
り、タービン1が駆動されるとともに、タービン1の回
転軸に直結された発電機2も駆動される。タービン1で
仕事を終えた地熱蒸気は、タービン1に隣接された復水
器3に送られ、この復水器3にて液化凝縮されると同時
に、タービン1を真空引きする。また、凝縮された復水
器3内の温水は、循環ポンプ4にて昇圧された後冷却塔
5へ供給され、大気温度近傍まで冷却される。この冷却
塔5にて大気温度近傍まで冷却された冷却水の一部は、
直接大気に接触冷却させた際に混入した異物等を除去す
るためのフィルム6Aを通過した後、復水器3へ戻され
る(101)。
【0046】ここで、プラント運転中の発電機2では、
巻線に通過する電流による抵抗熱が生じるので、発電機
2内には巻線等を冷却するための冷却媒体が封入、循環
されている。巻線等を冷却して温められた発電機2内の
冷却媒体を冷却するため、発電機冷却器7が設けられて
いる。
【0047】冷却塔5にて大気温度近傍まで冷却された
冷却水の残りの一部は、冷却水本系統にて、直接大気に
接触冷却させた際に混入した異物等を除去するためのフ
ィルタ6Bを通過し、必要に応じて昇圧され、発電機冷
却器7に送られる(102)。この際、測温手段8Iによ
り、発電機冷却器7に供給される際の冷却水の温度を検
出する。そして、発電機冷却器7に送られた冷却水は、
発電機機内の冷却媒体を冷却することにより温められた
後、一部は再び復水器3に戻され(103)、残りは循環系
統外へ排出される(104)。ここで温められた冷却水を排
出する際にも(104)、測温手段8Oにより、冷却水温度
を検出する。
【0048】本発明の冷却器給水温度制御装置は、冷却
水加温手段として、冷却塔5からフィルタ6Bを介して
発電機冷却器7に送られる冷却水の一部は、直接発電機
冷却器7に送らずに復水器3内の温水と熱交換するため
の第四の加温系統を備える(107)。すなわち、この第四
の加温系統を備える(107)と復水器3内の温水との熱交
換を行う熱交換器12を備える。また、冷却水本系統(10
2)を流れる冷却塔5〜の冷却水を分岐させると同時に
第四の加温系統(107)に供給する流量を調節する3方弁
11を設ける。ここでは、3方弁11から分岐させた冷却水
が復水器3内に設けた熱交換器12にて熱交換を終えて温
められ、発電機冷却器7に供給されるこの温水が、発電
機冷却器7に送られる本系統(102)の冷却水と、過剰に
供給されることを防止し、発電機冷却器7に供給される
冷却水の供給水温度を適正にする。
【0049】本発明の冷却水温度制御装置は、以上のよ
うな構成に加え、測温手段8Iにより発電機冷却器7に
供給される冷却水温を検出し、この検出値に基づいて3
方弁11に開閉動作指令を出力し、発電機冷却器7への冷
却水供給温度を制御する制御装置10を備える。
【0050】すなわち制御装置10では、発電機冷却器7
に供給すべき冷却水の適正温度および適正流量に関する
データが予め記憶されており、このデータと測温手段8
Iにより検出された検出値とを比較し偏差を算出する。
また、ここで算出された偏差に基づいて、3方弁11に開
閉動作指令を出力する。さらに、発電機冷却器7から排
出された冷却水の温度を検出する測温手段8Oの検出値
に基づき、同じく、予め記憶された適正データと比較
し、この偏差に基づいて、3方弁11の開閉動作指令を出
力する。
【0051】本発明の冷却水温度制御装置は以上のよう
に構成され、夏期や発電機2の負荷が大きく発電機冷却
器7の運転率が高いときは、3方弁11の本系統(102)の
下流側弁の開度を大きく、それと同時に第四の加温系統
(107)へ流出させる弁の開度を小さくするように開閉動
作指令を出力する制御装置10を設けているので、熱交換
器12にて冷却塔5から発電機冷却器7に冷却水を供給す
る本系統(102)の冷却水を3方弁11にて分岐させる熱交
換器と復水器3から冷却塔5へ温水を供給する第三の加
温系統(106)との熱交換率を抑制し、発電機冷却器7に
比較的温度の低い冷却水を供給することが可能となる。
一方、冬期や発電機2の負荷が小さく発電機冷却器7の
運転率が低いときは、3方弁11の本系統(102)下流側弁
の小さくし、それと同時に第四の加温系統(107)へ流出
させる弁の開度を大きくするように開閉動作指令を出力
し、熱交換器12にて、冷却塔5から発電機冷却器7に冷
却水を供給する本系統(102)の冷却水と復水器3から冷
却塔5へ温水を供給する第三の加温系統(106)との熱交
換率を増大させ、発電機冷却器7に比較的温度の高い冷
却水を供給することが可能となり、発電機2内の巻線の
絶縁層を損傷することもなく、また、復水器3の出力も
低下させない。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の冷却水供給
装置は、冷却水加温手段を設けているので、冷却塔5か
らの冷却水流量を低下させることなく、発電機冷却器7
に適正な冷却水温度および適正な冷却水量がえられるの
で、発電機2内の巻線の健全性が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷却器給水温度制御装
置を示す系統図。
【図2】本発明の一実施例に係る冷却器給水温度制御装
置を示す系統図。
【図3】本発明の一実施例に係る冷却器給水温度制御装
置を示す系統図。
【図4】本発明の一実施例に係る冷却器給水温度制御装
置を示す系統図。
【図5】本発明の一実施例に係る冷却器給水温度制御装
置を示す系統図。
【図6】従来の冷却器給水温度制御装置を示す系統図。
【符号の説明】
1…タービン、2…発電機、3…復水器、4…循環ポン
プ、5…冷却塔、6A,B…フィルタ、7…発電機冷却
器、8,8I,8O…測温手段、9,9B,9C…温調
弁、10,13…制御装置、11…3方弁、12…熱交換器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地熱蒸気を駆動源とするタービンと、こ
    のタービンの回転軸に直結された発電機と、前記タービ
    ンから排出された前記地熱蒸気を凝縮する復水器と、こ
    の復水器にて冷却された前記地熱蒸気を冷却する冷却塔
    と、前記発電機を冷却する発電機冷却器とからなる地熱
    蒸気プラントの前記発電機冷却器を冷却する冷却器給水
    温度制御装置において、冷却水加温手段として前記冷却
    塔から前記発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系
    統の前記冷却塔側に設けた温調弁と、前記冷却塔を経由
    せずに前記復水器から前記冷却水系統に冷却水を供給す
    る第一の加温系統に設けた温調弁と、前記本系統に設け
    られ前記発電機冷却器に供給される冷却水温度を検出す
    る温度検出手段と、前記発電機冷却器から排出される冷
    却水温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段
    および前記本系統に設けた温度検出手段からの検出値に
    基づいて前記本系統に設けた温調弁および前記第一の加
    温系統に設けた温調弁の開閉動作指令を出力する制御装
    置とを備えたことを特徴とする冷却器給水温度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記冷却水加温手段として、前記冷却塔
    から前記発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統
    と前記冷却塔を経由せずに前記復水器から前記冷却水系
    統に冷却水を供給する第一の加温系統との合流部に設け
    た3方弁と、前記本系統に設けられ前記発電機冷却器に
    供給される冷却水温度を検出する温度検出手段と、前記
    発電機冷却器から排出される冷却水温度を検出する温度
    検出手段と、この温度検出手段および前記本系統に設け
    た温度検出手段からの検出値に基づいて前記3方弁の開
    閉動作指令を出力する制御装置とを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の冷却器給水温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却水加温手段として、前記冷却塔
    から前記発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統
    の前記冷却塔側に設けた温調弁と、前記発電機冷却器か
    らの冷却水を前記復水器に戻す戻り系統から分岐させ前
    記本系統に冷却水を供給する第二の加温系統に設けた温
    調弁と、前記発電機冷却器に供給される冷却水温度を検
    出する温度検出手段と、前記発電機冷却器から排出され
    る冷却水温度を検出する温度検出手段と、この温度検出
    手段および前記本系統に設けた温度検出手段からの検出
    値に基づいて前記本系統に設けた温調弁および前記第二
    の加温系統に設けた温調弁の開閉動作指令を出力する制
    御装置とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷
    却器給水温度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却水加温手段として、前記冷却塔
    から前記発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統
    に設けた熱交換器と、前記復水器から前記冷却塔に冷却
    水を供給する際に分岐させ前記熱交換器を経由した後前
    記冷却塔に給水する第三の加温系統に設けた温調弁と、
    前記本系統に設けられ前記発電機冷却器に供給される冷
    却水温度を検出する温度検出手段と、前記発電機冷却器
    から排出される冷却水温度を検出する温度検出手段と、
    この温度検出手段および前記本系統に設けた温度検出手
    段からの検出値に基づいて前記第三の加温系統に設けた
    温調弁の開閉動作指令を出力する制御装置とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の冷却器給水温度制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記冷却水加温手段として、前記冷却塔
    から前記発電機冷却器に冷却水を供給する冷却水本系統
    に設けた3方弁と、前記復水器に設けた熱交換部と、前
    記3方弁から分岐し前記熱交換部を経由した後前記冷却
    水本系統の前記3方弁下流側に冷却水を供給する第四の
    加温系統と、前記本系統に設けられ前記発電機冷却器に
    供給される冷却水温度を検出する温度検出手段と、前記
    発電機冷却器から排出される冷却水温度を検出する温度
    検出手段と、この温度検出手段および前記本系統に設け
    た温度検出手段からの検出値に基づいて前記3方弁の開
    閉動作指令を出力する制御装置とを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の冷却器給水温度制御装置。
JP17577895A 1995-07-12 1995-07-12 冷却器給水温度制御装置 Pending JPH0926273A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6638993B2 (en) 2001-12-12 2003-10-28 Milliken & Company Colored antimicrobial vulcanized rubber articles
US6846871B2 (en) 2003-04-25 2005-01-25 Milliken & Company Antimicrobial resin cured rubber articles and prevulcanized compositions
US6852782B2 (en) 2003-04-25 2005-02-08 Milliken & Company Antimicrobial articles and compositions made from non-silicone vulcanized rubber
US7060739B2 (en) 2003-04-25 2006-06-13 Milliken & Company Antimicrobial fluoroelastomer rubber articles and compositions

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