JPH09262187A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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Publication number
JPH09262187A
JPH09262187A JP7591196A JP7591196A JPH09262187A JP H09262187 A JPH09262187 A JP H09262187A JP 7591196 A JP7591196 A JP 7591196A JP 7591196 A JP7591196 A JP 7591196A JP H09262187 A JPH09262187 A JP H09262187A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
plate
main body
sanitary washing
shield plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7591196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Masako
乾次郎 真子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7591196A priority Critical patent/JPH09262187A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】局部洗浄時に跳ね返り水を遮蔽する構造を得
る。 【解決手段】衛生洗浄装置13の前側には傾斜した状態
で配置される手動式の遮蔽板18が設けられている。遮
蔽板18は第1,2のプーリ32,33をその両端部に
回動自在に軸支したリンク腕34と連動して本体14内
を進退自在に構成される。遮蔽板18は本体14との組
み付け時には第1のプーリ32は係合凹部37と第2の
プーリ33は係合凹部40と係合される。これによって
遮蔽板18はリンク腕34により支持され所定の位置に
固定される。遮蔽板18は前方に向け傾斜された状態で
配置されるため、衛生洗浄装置13の使用時には局部か
ら跳ね返る洗浄水はこの遮蔽板18により効果的に防ぐ
ことができる。これによって、局部の洗浄時には装置1
3やこの装置13を持つ手に洗浄水がかかることはなく
常に衛生的に衛生洗浄装置13を使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛生洗浄装置に関す
る。詳しくは、遮蔽板を使用時にのみ装置本体から取り
出せるように進退自在に構成し、この遮蔽板を局部洗浄
時に装置の前面に配置させ、洗浄水の跳ね返りによって
手や装置本体が濡れるのを防ぐことができるようにした
衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、旅行先などに携帯できる衛生
洗浄装置が知られている。図7はこのような携帯用の衛
生洗浄装置1の従来例を示す。同図に示すように衛生洗
浄装置1は円筒状となされ内部にポンプ3を有する本体
2と洗浄用の水が貯溜されるタンク6とから構成され
る。ポンプ3は電池(図示はしない)などにより駆動さ
れるモータ4とこのモータ4の回転軸に固定されたブロ
ア5とから構成される。本体2の前端部(図7では左
側)には洗浄用ノズル7が取り付けられ、この洗浄用ノ
ズル7の先端部には洗浄水を噴出する噴出孔10が形成
されている。
【0003】衛生洗浄装置1を使用する場合には、図8
Aに示すように使用者12が便器11の便座8に着座し
た状態で斜め前方(図8Aの左側)から、あるいは図8
Bに示すように斜め後方(図8Bの右側)から衛生洗浄
装置1を挿入して洗浄用ノズル7の噴出孔10を使用者
12の洗浄する局部に向けて、位置を合わせてから図7
に示すスイッチ9を入れる。これにより図7に示すモー
タ4が駆動されブロア5の回転によりタンク6内の洗浄
水が洗浄用ノズル7に送られることによって洗浄水が噴
出孔10から噴出される。その結果、噴出された洗浄水
により使用者の局部を衛生的かつ快適に洗浄することが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の携
帯用の衛生洗浄装置1の場合、局部の洗浄は洗浄用ノズ
ル7の噴出孔10から勢いよく噴出された洗浄水により
行われる。このため、局部を洗浄した洗浄水が跳ね返
り、この跳ね返り水が装置1やこの装置1を持つ手にか
かってしまうことがあり非衛生的である。
【0005】そこで本発明は上述のような課題を解決し
たものであって、装置本体内に収納できる進退自在な遮
蔽板を使用し、この遮蔽板で洗浄水の跳ね返りを遮蔽で
きるようにした衛生的な衛生洗浄装置を提案するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、人体局部を洗浄水により洗浄する衛生洗浄装置であ
って、装置の前面側には洗浄水の跳ね返り水を遮蔽する
遮蔽板が設けられたことを特徴とするものである。
【0007】遮蔽板は装置内を進退自在となるような進
退手段を有し、進退手段としては装置の側面部に設けら
れた第1のプーリと、遮蔽板の側面部に設けられた第2
のプーリとを備え、第1のプーリと第2のプーリとはリ
ンク腕により連動自在に連結されている。
【0008】装置本体には遮蔽板が収納されているの
で、局部の洗浄時にはこの遮蔽板を本体内から引き出し
て装置の前面側に配置する。遮蔽板の取り出しや収納は
進退手段により行われ、装置本体への配置は第1,2の
プーリとリンク腕が連動することにより連係して行われ
る。局部洗浄時、跳ね返った洗浄水はこの遮蔽板により
遮蔽され、装置や手がこの洗浄水により汚れたりするお
それはない。洗浄作業の終了後、遮蔽板は装置本体内に
収納することができるため装置本体も小型化される。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、本発明に係る衛生洗浄装
置の実施の一形態について、図面を参照して詳細に説明
する。
【0010】図1は本発明による第1の実施の態様であ
る衛生洗浄装置13を携帯用の衛生洗浄装置に適用した
場合の斜視図を示している。
【0011】衛生洗浄装置13は本体14と洗浄用ノズ
ル15とから構成される。洗浄用ノズル15は本体14
の前端部(図では左側)に取り付けられ、その先端部に
は洗浄水が噴出される複数個(図では2箇所)の噴出孔
16,16が形成されている。
【0012】本例では図1に示すように、装置本体14
の前側には傾斜した状態で配置される手動によって進退
できる遮蔽板18が設けられている。この遮蔽板18は
衛生洗浄装置13を使用して局部を洗浄するときに、跳
ね返ったり、飛散した洗浄水が本体14を持つ手にひっ
かかるのを防止するために使用される。
【0013】図1に示すように遮蔽板18を本体14の
前側に傾斜させて配置した状態が装置13の使用状態を
示し、図2は遮蔽板18が本体14の内部に収納された
状態を示している。このように装置13の未使用時には
遮蔽板18が本体14内に収納されるので小型化が図ら
れる。
【0014】図1に示すように 遮蔽板18は上板29
と、この上板29の両側から直角に折り曲げられた一対
の側板30とで構成されたコ字状の板体が使用される。
上板29の一端側(図では手前側)中央部には遮蔽板1
8を本体14内から引き出すための摘み31が設けられ
ている。本体14の前板14aには遮蔽板18の形状と
一致するコ字形の溝孔28が形成されている。この溝孔
28を通じて遮蔽板18が本体14内から取り出され、
使用後には再び溝孔28から本体14内に収納される。
【0015】遮蔽板18は本体14内を進退自在になる
ように構成され、さらに局部の洗浄時には本体14の所
定の位置に固定される。そのために本例では図1に示す
ように本体14と遮蔽板18との間には、第1のプーリ
32と第2のプーリ33とリンク腕34とから構成され
る進退手段が設けられている。この例では本体側板35
の外側面に一対の溝部36を形成し、この溝部36に配
された第1のプーリ32は溝部36に沿って回転しなが
ら移動する。溝部36の前端部には係合凹部37が形成
され、後述するようにこの係合凹部37に第1のプーリ
32が係合することにより遮蔽板18が所定の位置に固
定される。
【0016】また、図1に示すように遮蔽板18の側板
30にも溝部36と対向する外側面に一対の溝部38が
形成され、ここに第2のプーリ33が設けられている。
この溝部38の前端部にも第2のプーリ33を係合させ
るための係合凹部40が形成されている。これら第1,
2のプーリ32,33はリンク腕34の両端部に夫々回
転自在に軸支され、これによって、両プーリ32,33
は溝部36,38を移動することができる。図2に示す
ように第2のプーリ32が軸支されるリンク腕34側は
本体14の内側に配される分だけ内側に向け直角に折り
曲げられている。
【0017】図2において、本体14は硬質樹脂製など
の筒体により構成され、その内部は仕切板として機能す
る側板19によって区分され、この分室は洗浄水を貯溜
するためのタンク20として使用される。タンク20内
には送水用のポンプ21が収納されている。ポンプ21
はタンク20内の洗浄水を送水チューブ23を通じて洗
浄用ノズル15に導くための送水ポンプであって、この
例では図2に示すように電池(図示せず)などにより駆
動されるモータ24とこのモータ24の回転軸25に固
定され、タンク20内に配されたブロア26とで構成さ
れる。
【0018】側板19には導水口として機能する取付口
27が設けられ、この取付口27には洗浄水を送水する
ための送水チューブ23の一端(図では奥側)が挿着さ
れ、他端は洗浄用ノズル15の始端部に挿着されてい
る。タンク20から送水チューブ23を通じて送水され
た洗浄水は洗浄用ノズル15の噴出孔16から噴出され
る。タンク20内には注水口(図示せず)により所定量
の洗浄水(水道水)が注水される。注水量は使用量に応
じた水量であればよい。
【0019】図3〜図5は遮蔽板18の進退手順の一例
を示している。先ず図3に示すように摘み31を使用し
て本体14内から手前側に遮蔽板18を引き出す。この
ときに第1,2のプーリ32,33は夫々溝部36,3
8内を回転しつつ移動するため遮蔽板18は本体14内
から平行にかつスムーズに引き出すことができる。
【0020】次に、図4に示すように遮蔽板18を完全
に引き出した状態から、第2のプーリ33を中心に前方
を下に向けて傾斜させる。この状態から同図の矢印に示
すように装置本体14の後部方向に向けて遮蔽板18を
押し上げる。この作業は第1のプーリ32を係合凹部3
7側に係合させ固定してから第2のプーリ33を回転移
動させることにより容易に行える。
【0021】そして、図5に示すように遮蔽板18をさ
らに引き上げ係合凹部40に第2のプーリ33を係合さ
せる。この状態では第1のプーリ32も係合凹部37と
係合されているため遮蔽板18はリンク腕34により支
持され図5に示すように本体14の所定位置に固定され
る。同図に示すように、遮蔽板18は前方に向け傾斜さ
れた状態で配置されるため、洗浄時に局部から跳ね返る
洗浄水に対する防水体(防水カバー)として機能する。
【0022】その結果、局部の洗浄時に装置13やこの
装置13を持つ手に洗浄水がかかることはなく衛生的で
ある。
【0023】実際に遮蔽板18を本体14内に収納する
ときには、布などにより遮蔽板18の上板29に付着し
ている洗浄水などを拭いてから本体14内に収納する。
これにより装置13は常に洗浄水などが付着していない
衛生的な状態に保つことができる。
【0024】なお、遮蔽板18が傾斜されて配置される
ことを利用して上板29に鏡板などを貼着することによ
り、洗浄位置を目視により確認しながら局部の洗浄を行
うことができる。
【0025】図6は本発明の第2の実施の形態である衛
生洗浄装置13aの構成を示す斜視図である。本例では
同図に示すように遮蔽板18aの前面部は塞ぎ板43に
より塞がれ携帯性をさらに考慮した構造となっている。
この場合洗浄用ノズル15は本体14内に収納される構
成となされる。摘み31aは塞ぎ板43のほぼ中央に設
けられる。
【0026】このように、この衛生洗浄装置13は局部
洗浄時の跳ね返り水は遮蔽板18により防がれ、装置1
3や手がこの洗浄水により汚れることはなく常に衛生的
な状態で使用できる。洗浄作業の終了後には遮蔽板18
は装置本体14内に簡単に収納することができる。
【0027】したがって、この発明は持ち運び用として
小型で軽量化が望まれる携帯用の衛生洗浄装置などに適
用して極めて好適である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、人体局部
を洗浄水により洗浄する衛生洗浄装置であって、装置の
前面側には洗浄水の跳ね返り水を遮蔽する遮蔽板が設け
られたことを特徴とするものである。
【0029】したがって本発明によれば、局部洗浄時に
跳ね返った水は装置本体に設けられる遮蔽板により遮蔽
され、装置や手が汚れることはない。洗浄作業の終了
後、遮蔽板は本体内に収納するため装置本体は常に衛生
的な状態で使用することができる。遮蔽板の収納時には
装置が小型化されるなどの効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である衛生洗浄装置
の構成を示す斜視図である。
【図2】遮蔽板の収納時の状態を示す斜視図である。
【図3】遮蔽板の進退手順(1/3)を示す斜視図であ
る。
【図4】遮蔽板の進退手順(2/3)を示す斜視図であ
る。
【図5】遮蔽板の進退手順(3/3)を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態である衛生洗浄装置
の構成を示す斜視図である。
【図7】従来の衛生洗浄装置を示す断面図である。
【図8】衛生洗浄装置の使用方法を示す概略図である。
【符号の説明】
1,13 衛生洗浄装置 2,14 本体 3,21 ポンプ 4,24 モータ 6,20 タンク 7,15 洗浄用ノズル 18 遮蔽板 32 第1のプーリ 33 第2のプーリ 34 リンク腕 36,38 溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体局部を洗浄水により洗浄する衛生洗
    浄装置であって、 上記装置の前面側には洗浄水の跳ね返り水を遮蔽する遮
    蔽板が設けられたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記遮蔽板は上記装置内に対し収納自在
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の衛生
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記遮蔽板は上記装置内に対する進退手
    段を有し、 上記進退手段は上記装置の側面部に設けられた第1のプ
    ーリと、上記遮蔽板の側面部に設けられた第2のプーリ
    とを備え、上記第1のプーリと第2のプーリとはリンク
    腕により連結されていることを特徴とする請求項1記載
    の衛生洗浄装置。
JP7591196A 1996-03-29 1996-03-29 衛生洗浄装置 Pending JPH09262187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7591196A JPH09262187A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 衛生洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7591196A JPH09262187A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 衛生洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09262187A true JPH09262187A (ja) 1997-10-07

Family

ID=13589999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7591196A Pending JPH09262187A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 衛生洗浄装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH09262187A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003009733A1 (en) 2001-07-25 2003-02-06 Graham Hubert Smith Anal cleaning device

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