JPH09261761A - Cdmaセルラ無線通信装置 - Google Patents

Cdmaセルラ無線通信装置

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JPH09261761A
JPH09261761A JP8091864A JP9186496A JPH09261761A JP H09261761 A JPH09261761 A JP H09261761A JP 8091864 A JP8091864 A JP 8091864A JP 9186496 A JP9186496 A JP 9186496A JP H09261761 A JPH09261761 A JP H09261761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FDD及びTDDを運用するCDMA方式の
セルラ無線システムにおいて、回路構成を簡略化し、通
信チャネルに及ぶ干渉量を減らすことができる無線通信
装置を提供する。 【解決手段】 FDD通信とTDD通信とを運用する直
接拡散CDMAセルラ無線システムの無線送信装置にお
いて、パイロットチャネルをFDDバンドで出力する手
段105と、制御チャネルをFDDバンドで出力する手段1
10と、通信チャネルをFDDバンドで出力する手段115
と、パイロットチャネルをTDDバンドで出力する手段
122と、通信チャネルをTDDバンドで出力する手段127
とを持ち、制御チャネルをTDDバンドで出力する手段
を持たないように構成する。制御チャネルの制御データ
は、FDDバンドを通じてのみ送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル・セル
ラ移動体通信等に用いられるCDMA方式の無線送信装
置、無線受信装置及び無線伝送装置に関し、特に、FD
D(周波数分割デュプレクス)及びTDD(時分割デュ
プレクス)の両方式を、簡略化した構成で運用できるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・セルラ移動体通信では、同
一の周波数帯域を使って複数の移動局が同時に回線接続
する多元アクセス方式が採られている。多元アクセス方
式の一つであるCDMA(Code Division Multiple Acc
ess、符号分割多元接続)は、情報信号のスペクトル
を、本来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域に拡散し
て伝送するスペクトル拡散通信によって多元接続を行な
う技術である。そのため、CDMAをスペクトル拡散多
元接続(SSMA)と呼ぶ場合もある。スペクトル拡散
の方法として、直接拡散方式、つまり、拡散系列符号を
そのまま情報信号に乗じて拡散させる方式が採られる。
【0003】また、無線伝送では、送信と受信とを、無
線周波数を分けて行なう方式(FDD方式)と、同一の
周波数を用いて時分割で送信と受信とを分ける方式(T
DD方式)とがある。図9に示すように、FDD(Freq
uency Division Duplex)では、下り回線(基地局→移
動局)に用いる無線周波数F1(801)と、上り回線(移
動局→基地局)に用いる周波数F2(802)とが異なる。
一方、TDD(Time Division Duplex)は、ピンポン方
式とも呼ばれ、同一の無線周波数F3(803)を送信/受信
に時間分割して通信を行なう。
【0004】次世代移動通信としてITUを中心に標準
化が進められているFPLMTS(Future Pablic Land
Mobile Telecommunication Systems)では、FPLM
TSバンドに使用する無線周波数として、図10に示す
ように、1885〜2025MHz及び2110〜2200MHzが割り
当てられている。例えば、上記2周波数帯をFDDバン
ド及びTDDバンドとして帯域を分けた場合、FDDバ
ンドに2110〜2200MHz及び1885〜1975MHzの各90M
Hzを割り当て、残る低い周波数帯の1975〜2025MHz
の50MHzをTDDバンドに割り当てることが考えられ
る。また、この場合、セルラ無線システムとしては、F
DD及びTDDの2つの通信方式を同一エリア、同一基
地局で運用することが考えられる。
【0005】そこで、本発明では、FDD及びTDDの
両方式への対応が可能なCDMAセルラ無線通信装置に
ついて検討する。
【0006】まず、この無線通信装置で採る検波方式に
ついて説明する。
【0007】ディジタル通信における検波方式では、同
期検波方式や遅延検波方式があるが、同期検波方式は、
遅延検波方式に比べて優れた静特性を有し、ある平均ビ
ット誤り率(BER)を得るために必要なEb/I0が最
も低い。
【0008】また、フェージングによる伝送信号の歪み
を補償する検波方式として、内挿型同期検波方式が提案
されている(三併 政一“陸上移動通信用16QAMの
フェージングひずみ補償方式”信学論B-2 Vol.J72-B-2
No.1 pp.7-15,1989)。この方式では、送信すべき情報
シンボルの中に周期的にパイロットシンボルを挿入し、
チャネルの伝達関数(即ち、回線の状態)を推定して検
波を行なう。また、上記方式を直接拡散CDMAに適用
した方式が提案されている(東、太口、大野“DS/C
DMAにおける内挿型同期検波RAKEの特性”信学技
報 RCS94-98,1994)。図11は、同期検波用のパイロッ
トシンボル1001を内挿したチャネルフォーマットの一例
である。各チャネルごとに周期T(1002)でパイロットシ
ンボルが内挿されている。
【0009】また、直接拡散CDMAにおいて同期検波
を可能にする方式として、パイロットチャネルを用いる
方式がある。これは、1つのチャネル(拡散符号)を検
波用基準信号として、情報データを伝送するチャネルと
は独立に常時送信する方式である。図12に、パイロッ
トチャネルを多重したチャネルフォーマットの一例を示
す。この図では、パイロットチャネル1101に加えて、制
御チャネル1102及び通信チャネル1103が多重されている
ことを示す。
【0010】こうした技術を用いることにより、FDD
及びTDDの2つの通信方式を運用するCDMAセルラ
無線送信装置(基地局)を、図7に示すように構成する
ことができる。なお、無線周波数帯域のFDDバンド/
TDDバンドは図10に示すように割り当てられている
ものとする。図7の装置は、図10に示す各バンドの複
数のキャリア周波数の内、f1(901)とf2(902)とを出力す
る無線送信装置の例を示している。また、両バンドと
も、パイロットチャネルを多重するシステムである。
【0011】この無線送信装置は、スペクトル拡散して
多重化した信号をFDDバンドの周波数f1で送信するF
DDバンド装置601と、スペクトル拡散して多重化した
信号をTDDバンドの周波数f2で送信するTDDバンド
装置602と、両者を加算する加算器603と、アンテナ604
とから構成され、FDDバンド装置601は、パイロット
データ606を拡散して出力するパイロットチャネル605
と、制御データ611を拡散して出力する制御チャネル610
と、各送信データ1〜mを拡散して出力する通信チャネ
ル1〜m(615)と、各チャネルの出力を加算する加算
器620と、加算器620の出力を周波数f1の信号に変換する
無線送信部621とを備えている。
【0012】また、TDDバンド装置602は、パイロッ
トデータ623を拡散して出力するパイロットチャネル622
と、制御データ629を拡散して出力する制御チャネル628
と、各送信データA〜Lを拡散して出力する通信チャネ
ル1〜n(633)と、各チャネルの出力を加算する加算
器638と、加算器638の出力を周波数f2の信号に変換する
無線送信部639とを備えている。
【0013】また、FDDバンド装置601及びTDDバ
ンド装置602の各チャネル605、610、615、622、628、63
3は、入力するデータ(パイロットデータ、制御デー
タ、送信データ)に、チャネルごとに設定された拡散符
号607、612、617、624、630、635を乗算してデータを拡
散する拡散回路608、613、618、625、631、636と、拡散
されたデータに送信電力制御のためのウェイトW1、W
2、W3、Wm+2、Wa、Wb、Wc、Wpを乗算する乗算器
とを具備している。
【0014】この無線送信装置において、パイロットチ
ャネル605は、パイロットデータ606を拡散符号1(607)
により、拡散回路608で拡散し、ウェイトW1(609)を
乗じて出力する。また、制御チャネル610は、制御デー
タ611を拡散符号2(612)により、拡散回路613で拡散
し、ウェイト614を乗じて出力する。通信チャネル615
は、各送信データ1〜m(616)を各チャネルの拡散符号6
17により、拡散回路618で拡散し、ウェイト619を乗じて
出力する。各チャネルのデータは多重回路620で多重さ
れ、無線送信部621によってアップコンバートされ、ア
ンテナ604より送信される。
【0015】TDDバンド装置602においても同様に、
パイロットチャネル622は、パイロットデータ623を拡散
符号1(624)により、拡散回路625で拡散し、ウェイトW
a626を乗じて出力する。また、制御チャネル628は、制
御データ629を拡散符号2(630)により、拡散回路631
で拡散し、ウェイト632を乗じて出力する。通信チャネ
ル633は、各送信データA〜L(634)を各チャネルの拡
散符号635により、拡散回路636で拡散し、ウェイト637
を乗じて出力する。そして、各チャネルのデータは多重
回路638で多重され、無線送信部639によってアップコン
バートされ、アンテナ604より送信される。
【0016】この装置において、FDDとTDDとが使
用する拡散符号は異なる符号でもよく、また、無線周波
数f1、f2の送信アンテナは別々でもよい。さらに、パイ
ロットデータ606及び623は、必ずしも情報を伝送する必
要はないので、無変調データ(全て0または1)でもよ
い。また、FDDバンド及びTDDバンドの制御チャネ
ルは、通信の待ち受け時及び通信開始(回線接続)時に
使用するチャネルであり、通信中は通信チャネルの送信
データの一部に制御データを付随して伝送するものとす
る。
【0017】また、従来の技術を用いて構成した、FD
Dバンド/TDDバンドの両バンドの信号を受信するC
DMAセルラ無線受信装置の構成例を図8に示す。この
無線受信装置は、信号を受信するアンテナ701と、FD
Dバンドの受信信号(無線周波数f1)を処理するFDD
バンド装置702と、TDDバンドの受信信号(無線周波
数f2)を処理するTDDバンド装置703とで構成され、
FDDバンド装置702及びTDDバンド装置703は、同じ
ように、受信信号をダウンコンバートする無線受信部70
4、727と、受信信号を処理して位相情報709、チップ同
期信号712及びセル信号レベル情報714を出力するパイロ
ットチャネル705、728と、制御データ720を出力する制
御チャネル715、729と、通信データ726を出力する通信
チャネル721、730とを備えている。
【0018】そして、パイロットチャネル705、728は、
受信信号に拡散符号706を乗算して逆拡散を行なう相関
回路707と、逆拡散出力から受信信号の位相情報709を求
める位相推定回路708と、各サンプリングごとの受信パ
ワを演算するパワ検出回路710と、パワ検出回路710の出
力を積分してチップ同期信号を求めるチップ同期回路71
1と、パワ検出回路710の出力から、同じ拡散符号を用い
る各セルの信号レベルを表すセル信号レベル情報を出力
するセルモニタ回路713とを具備し、また、制御チャネ
ル715、729及び通信チャネル721、730は、受信信号に拡
散符号716、722を乗算して逆拡散を行なう相関回路71
7、723と、逆拡散した信号を位相情報709を基に同期検
波する検波回路718、724と、検波回路718、724の出力を
判定して制御データ720または通信データ726を出力する
2値判定回路719とを具備している。
【0019】この受信装置では、アンテナ701から受信
した信号の内、FDDバンドの信号(無線周波数f1)は
FDDバンド装置702により処理され、また、TDDバ
ンドの信号(無線周波数f2)はTDDバンド装置703に
より処理される。
【0020】FDDバンドの信号は、無線受信部704に
おいてダウンコンバートされる。パイロットチャネル70
5では、相関回路707が、無線受信部704の出力信号に対
して、拡散符号706を用いて逆拡散を行ない、位相推定
回路708が、この逆拡散出力から、受信信号の位相情報7
09を検出して、制御チャネル715及び通信チャネル721の
検波回路718、724に伝える。
【0021】制御チャネル715では、相関回路717が、無
線受信部704の出力信号に対して、拡散符号2(716)を用
いて逆拡散を行ない、検波回路718が、位相情報709を基
にこの逆拡散された信号を同期検波し、検波されたデー
タを2値判定回路719が判定して制御データ720を出力す
る。
【0022】また、通信チャネル726では、相関回路723
が、無線受信部704の出力信号に対して、拡散符号i(72
2)を用いて逆拡散を行ない、検波回路724が、位相情報7
09を基にこの逆拡散された信号を同期検波し、検波され
たデータを2値判定回路725が判定して通信データ726を
出力する。
【0023】また、パイロットチャネル705の相関回路7
07の逆拡散出力は、パワ検出回路710に入力し、パワ検
出回路710は、各サンプリング(位相)ごとの受信パワ
を演算する。チップ同期回路711は、このパワ検出回路7
10の出力をある時定数で積分する(フィルタリング)こ
とにより、チップ同期信号712を出力する。このチップ
同期信号は制御チャネル715の相関回路717及び通信チャ
ネル721の相関回路723に入力し、これらの相関回路にお
ける拡散符号との逆拡散の位相を決定する。
【0024】また、他セルが同じ拡散符号1(706)を使
用し、且つ、位相をずらしてパイロットチャネルを伝送
するシステムである場合に、セルモニタ回路713は、パ
ワ検出回路710の出力を基に、各セルの基地局から出力
されるパイロット信号の受信レベルを表すセル信号レベ
ル情報714を生成する。
【0025】図13に拡散符号周期(1201)の1/4の
位相差(1202)をセル間に与えたときのパワ検出回路71
0の出力の例を示す。セル間で共通の拡散符号1を使用
しているため、相関回路707の逆拡散の位相をずらすこ
とにより、自セルの受信レベル1203に加え、他セルの受
信レベル1204を検出することができる。
【0026】なお、チップ同期信号及びセル信号レベル
情報を得るために必要なパイロットチャネルの送信パワ
は、チップ同期回路711及びセルモニタ回路713におい
て、パワ検出回路710の出力が積分されるため、同期検
波に必要なパワに比べて低くても良い。
【0027】TDDバンド装置703における処理もFD
Dバンド装置702と同様である。TDDバンドの信号
は、無線受信部727においてダウンコンバートされ、パ
イロットチャネル728、制御チャネル729、そして通信チ
ャネル730において、FDDバンドの信号と同様に処理
され、復号される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
構成した前記CDMAセルラ無線送信装置は、制御チャ
ネルをFDDバンド及びTDDバンドの双方に有してい
るため、それぞれの送信回路が必要になり、装置の構成
が複雑になる。さらに、両方のバンドにおいて、制御チ
ャネル用の拡散符号を割り当てる必要があること、ま
た、制御チャネル分だけ各バンドにおいて干渉が増加
し、パイロットチャネル及び通信チャネルの品質が結果
的に低下すること、などの問題点がある。
【0029】また、CDMA方式セルラ無線受信装置に
おいても、FDDバンド及びTDDバンドの双方の制御
チャネルを受信する回路が必要であり、受信装置が複雑
になるという問題点がある。
【0030】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、FDD及びTDDを運用するCDMA方式の
セルラ無線システムにおいて、回路構成を簡略化し、ま
た、通信チャネルに及ぶ干渉量を減らして、通信品質を
高めることができる無線通信装置を提供することを目的
としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の直接拡
散CDMAセルラ無線システムの無線送信装置では、制
御チャネルをFDDバンドの方にだけ設けている。ま
た、無線受信装置では、制御データを受信する制御チャ
ネルをFDDバンドの方にだけ設けている。
【0032】そのため、制御データはFDDバンドでの
み送受信される。このように、TDDバンドの制御チャ
ネルを削減することによって、回路規模が縮小され、ま
た、制御チャネルによる通信チャネルへの干渉を減らす
ことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、FDD通信とTDD通信とを運用する直接拡散CD
MAセルラ無線システムの無線送信装置において、パイ
ロットチャネルをFDDバンドで出力する手段と、制御
チャネルをFDDバンドで出力する手段と、通信チャネ
ルをFDDバンドで出力する手段と、パイロットチャネ
ルをTDDバンドで出力する手段と、通信チャネルをT
DDバンドで出力する手段とを有し、制御チャネルをT
DDバンドで出力する手段を有しないようにしたもので
あり、制御チャネルの制御データは、FDDバンドを通
じてのみ送信される。
【0034】請求項2に記載の発明は、請求項1の無線
送信装置に、回線接続時及びハンドオーバー時にユーザ
の通信チャネルをFDDバンドまたはTDDバンドのど
ちらか一方に振り分けるバンド選択手段を設けたもので
あり、バンド選択手段の選択したバンドの通信チャネル
を使って通信データが送信される。
【0035】請求項3に記載の発明は、請求項1の無線
送信装置に、TDDバンドで出力する通信チャネルにパ
イロットシンボルを内挿する手段を設け、TDDバンド
で出力するパイロットチャネルを通信チャネルに比べて
低パワで送信するようにしたものであり、受信側では、
通信チャネルに内挿されたパイロットシンボルを利用し
て同期検波を行なうことが可能となり、パイロットチャ
ネルの高い信頼度を担保する必要が無くなる。
【0036】請求項4に記載の発明は、請求項1の無線
送信装置において、FDDバンド及びTDDバンドで出
力する信号のチップレートの比率が2N倍(NはN≦0
の整数)となるようにしたものであり、こうすることに
よって、両バンドで共通の拡散回路を用いたり、または
N倍の基本クロックで両バンドの拡散回路を動作させ
ることができる。
【0037】請求項5に記載の発明は、請求項1の無線
送信装置において、FDDバンド及びTDDバンドで出
力する信号のチップ同期またはフレーム同期が一致する
ようにしたものであり、バンドを切り替えた場合でも、
チップ同期またはフレーム同期を取り直す必要が無くな
る。
【0038】請求項6に記載の発明は、FDD通信とT
DD通信とを運用する直接拡散CDMAセルラ無線シス
テムの無線受信装置において、FDDバンドのパイロッ
トチャネルを受信する手段と、FDDバンドの制御チャ
ネルを受信する手段と、FDDバンドの通信チャネルを
受信する手段と、TDDバンドのパイロットチャネルを
受信する手段と、TDDバンドの通信チャネルを受信す
る手段とを有し、TDDバンドの制御チャネルを受信す
る手段を有しないようにしたものであり、回線接続処理
をFDDバンドで行ない、回線接続後、FDDバンドま
たはTDDバンドの通信チャネルでデータを受信する。
【0039】請求項7に記載の発明は、請求項6の無線
受信装置において、FDDバンドの信号から初期同期の
処理及び通信開始までの処理を行なう手段と、TDDバ
ンドの信号から通信中の処理及び通信終了の処理を行な
う手段とを設けたものであり、回線接続までをFDDバ
ンドで行ない、回線接続後はTDDバンドで通信する。
【0040】請求項8に記載の発明は、請求項6の無線
受信装置に、FDDバンドの制御チャネルの間欠受信を
行なう手段を設け、FDDバンドの信号から待ち受け処
理を行なうようにしたものであり、間欠受信により、電
力消費を減らすことができる。
【0041】請求項9に記載の発明は、FDD通信とT
DD通信とを運用する直接拡散CDMAセルラ無線シス
テムの無線伝送装置において、送信側は、パイロットチ
ャネルをFDDバンドで出力する手段と、制御チャネル
をFDDバンドで出力する手段と、通信チャネルをFD
Dバンドで出力する手段と、パイロットチャネルをTD
Dバンドで出力する手段と、通信チャネルをTDDバン
ドで出力する手段とを有し、制御チャネルをTDDバン
ドで出力する手段を有しておらず、受信側は、FDDバ
ンドのパイロットチャネルを受信する手段と、FDDバ
ンドの制御チャネルを受信する手段と、FDDバンドの
通信チャネルを受信する手段と、TDDバンドのパイロ
ットチャネルを受信する手段と、TDDバンドの通信チ
ャネルを受信する手段とを有し、TDDバンドの制御チ
ャネルを受信する手段を有していないようにしたもので
あり、送信側は、制御データをFDDバンドでのみ送信
し、受信側は、FDDバンドで制御データを受信し、回
線接続後、FDDバンドまたはTDDバンドの通信チャ
ネルで通信データを受信する。
【0042】請求項10に記載の発明は、請求項9の無
線伝送装置において、送信側が、回線接続時及びハンド
オーバー時にユーザの通信チャネルをFDDバンドまた
はTDDバンドのどちらか一方に振り分けて送信し、受
信側が、送信側により指定されたFDDバンドまたはT
DDバンドのいずれか一方の通信チャネルを受信するよ
うにしたものであり、両バンドを常時受信する必要が無
くなり、低消費電力化を図ることができる。
【0043】請求項11に記載の発明は、請求項9の無
線伝送装置において、送信側に、FDDバンド及びTD
Dバンドの信号のチップ同期を一致させて送信する手段
を設け、受信側に、FDD/TDDバンド共通のチップ
同期処理を行なう手段を設けたものであり、回路の共通
化により、回路規模の削減を図ることができる。
【0044】請求項12に記載の発明は、請求項9の無
線伝送装置において、送信側に、FDDバンド及びTD
Dバンドの信号のフレーム同期を一致させて送信する手
段を設け、受信側に、FDD/TDDバンド共通のフレ
ーム同期処理を行なう手段を設けたものであり、回路の
共通化により、回路規模の削減を図ることができる。
【0045】請求項13に記載の発明は、請求項9の無
線伝送装置において、送信側に、TDDバンドで出力す
る通信チャネルにパイロットシンボルを内挿する手段を
設け、受信側に、通信チャネルの受信においてパイロッ
トシンボルを用いた内挿補間型同期検波を行なう手段を
設けたものであり、受信側でパイロットシンボルを用い
て独自に同期検波を行なうことができるため、パイロッ
トチャネルへの依存が減り、パイロットチャネルの送信
パワを落とすことが可能となる。
【0046】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0047】(第1の実施の形態)第1の実施形態は、
FDD及びTDDでの運用が可能なCDMAセルラ無線
送信装置である。この装置は、図1に示すように、多重
化したデータをFDDバンドの周波数f1で送信するFD
Dバンド装置101と、多重化したデータをTDDバンド
の周波数f2で送信するTDDバンド装置102と、両者を
加算する加算器103と、信号を送信するアンテナ104とか
ら構成され、FDDバンド装置101は、パイロットデー
タ106を拡散して出力するパイロットチャネル105と、制
御データ111を拡散して出力する制御チャネル110と、各
送信データ1〜m(116)を拡散して出力する通信チャ
ネル1〜m(115)と、各チャネルの出力を加算する加
算器120と、加算器120の出力を周波数f1の信号に変換す
る無線送信部121とを備え、また、TDDバンド装置102
は、パイロットデータ123を拡散して出力するパイロッ
トチャネル122と、各送信データA〜L(128)を拡散し
て出力する通信チャネル1〜n(127)と、各チャネル
の出力を加算する加算器132と、加算器132の出力を周波
数f2の信号に変換する無線送信部133とを備えている。
この装置は、前述の無線送信装置(図7)と比べて、T
DDバンド装置102に制御チャネルを有していない点で
相違しているが、その他の構成は変わりがない。
【0048】この送信装置のFDDバンド装置101で
は、パイロットチャネル105がパイロットデータ106を拡
散符号1(107)により、拡散回路108で拡散し、ウェイト
109を乗じて出力する。また、制御チャネル110は、制御
データ111を拡散符号2(112)により、拡散回路113で拡
散し、ウェイト114を乗じて出力する。通信チャネル115
は、各送信データ1〜m(116)を各チャネルの拡散符号1
17により、拡散回路118で拡散し、ウェイト119を乗じて
出力する。各チャネルのデータは、多重回路120で多重
され、無線送信部121によってアップコンバートされ、
アンテナ104より送信される。
【0049】また、TDDバンド装置102では、パイロ
ットチャネル122がパイロットデータ123を拡散符号1(1
24)により、拡散回路125で拡散し、ウェイト126を乗じ
て出力する。また、通信チャネル127は、各送信データ
A〜L(128)を各チャネルの拡散符号129により、拡散回
路130で拡散し、ウェイト131を乗じて出力する。各チャ
ネルのデータは、多重回路132で多重され、無線送信部1
33によってアップコンバートされ、アンテナ104より送
信される。
【0050】このように、この無線送信装置は、通信の
待ち受け時及び通信開始(回線接続)時の制御データを
FDDバンドの制御チャネルでのみ送信する。従って、
受信側でも、FDDバンドの制御チャネルで制御データ
を受信し、送信側と回線が接続した後、FDDバンドま
たはTDDバンドの通信チャネルに移行して、データの
送受信を実行する。
【0051】この無線送信装置において、FDD及びT
DDが使用する拡散符号は異なる符号でもよく、また、
無線周波数f1、f2の送信アンテナは別々でもよい。ま
た、パイロットデータ106及び123は必ずしも情報を伝送
する必要がないので、無変調データ(全て0または1)
でもよい。
【0052】また、FDDバンド及びTDDバンドで出
力する信号のチップレートの比率が2N倍(NはN≦0
の整数)となるようにした場合には、両バンドで共通の
拡散回路を用いたり、または2N倍の基本クロックで両
バンドの拡散回路を動作させることができる。
【0053】このように、この実施形態の無線送信装置
では、TDDバンドにおいて制御チャネルを設けていな
いため、送信回路の回路規模を削減することができ、ま
た、この制御チャネルが存在する場合に生じる干渉を低
減することができる。
【0054】(第2の実施の形態)第2の実施形態は、
第1の実施形態のCDMAセルラ無線送信装置にバンド
切り替え機能を加えたものである。この装置は、図2に
示すように、ユーザ1〜U(206)の通信をFDDバンド
またはTDDバンドのどちらか一方に振り分けるバンド
選択回路205を備えている。その他の構成は第1の実施
形態(図1)と変わりがない。
【0055】この無線送信装置では、ユーザ1〜U(20
6)の回線を回線接続する場合、あるいは、ユーザの通信
をハンドオーバーによって隣のセルから引き継ぐ場合
に、バンド選択回路205が、各バンドにおけるトラヒッ
ク状況や各ユーザの所要回線品質等に応じて、ユーザの
通信をFDDバンドまたはTDDバンドのどちらか一方
に振り分ける。
【0056】バンド選択回路205によりFDDバンドに
振り分けられた送信データは、FDDバンド装置201で
処理されて送信され、TDDバンドに振り分けられた送
信データは、TDDバンド装置202で処理されて送信さ
れる。
【0057】このように、この実施形態によれば、バン
ド選択回路を設けることにより、通信チャネルを、各バ
ンドにおけるトラヒック状況や各ユーザの所要回線品質
等に応じて、FDDバンドまたはTDDバンドのどちら
か一方に振り分けることができ、周波数利用効率の改善
を図ることができる。
【0058】(第3の実施の形態)第3の実施形態のC
DMAセルラ無線送信装置は、通信チャネルのデータに
パイロットシンボルを内挿して送信する。
【0059】この装置は、図3に示すように、TDDバ
ンド装置の通信チャネル1〜n(306)が、送信データ3
07の列の中に一定周期Tでパイロットシンボル308を切
り替えて出力するスイッチ309を備えている。その他の
TDDバンド装置の構成及びFDD装置の構成は第1の
実施形態(図1)と変わりがない。
【0060】この装置では、TDDバンド装置のパイロ
ットチャネル301が、送信データ302(パイロットデー
タ)を拡散符号1(303)により拡散回路304で拡散し、ウ
ェイト305を乗じて出力する。通信チャネル306では、ス
イッチ309が、送信データ307を出力する一方、ある周期
Tごとにパイロットシンボル308を切り替えて出力す
る。スイッチ309の出力は、拡散符号310により拡散回路
311で拡散され、ウェイト312を乗じて出力される。他の
通信チャネルにおいても同様な動作を行なう。
【0061】各チャネルの出力は、多重回路313で多重
され、無線送信部314によってアップコンバートされ送
信される。
【0062】この無線送信装置では、送信データの列に
同期検波用のパイロットシンボルを内挿して送信してい
るため、受信側は、このパイロットシンボルの利用して
同期検波を行なうことが可能なり、その結果、パイロッ
トチャネル301への依存度を減じることができる。その
ため、無線送信装置は、パイロットチャネル301に割く
パワを減らすことが可能になる。
【0063】図3において、通信チャネルにおけるウェ
イトWb〜Wmは、送信電力制御に用いるものであり、通
信チャネル間の送信電力に重み付けを行なうものであ
る。この無線送信装置では、パイロットチャネルにおけ
るウェイトWa305を他の通信チャネルのウェイトよりも
低い値、例えば、ウェイトWb〜Wmの最小値Min[Wb
・・・・Wm]に対して、Wa<Min[Wb・・・・Wm]の重み付
けをして伝送する。
【0064】第3の実施形態によるTDDバンドのチャ
ネルフォーマットを図4に示している。各通信チャネル
では、送信データに加えて、周期T(402)ごとにパイロ
ットシンボル401が挿入されている。そして、各チャネ
ルの高さ(厚み)は送信パワを表しており、この図で
は、通信チャネルの送信パワが全て等しいのに対して、
パイロットチャネル403は通信チャネルに比べて低いパ
ワで送信されていることを示している。
【0065】このように、TDDバンドにおいて、各通
信チャネルに内挿型同期検波を目的としたパイロットシ
ンボルを周期的に設けることにより、パイロットチャネ
ルは同期検波用基準信号として高い信頼度を得る必要が
なくなる。このパイロットチャネルに対して、通信チャ
ネルに比べて低いパワで送信するためのウェイトを設け
ることにより、パイロットチャネルによる干渉量を低減
することができる。
【0066】(第4の実施の形態)第4の実施形態は、
FDDバンド/TDDバンドの両バンドの信号を受信で
きるCDMAセルラ無線受信装置である。この装置は、
図5に示すように、信号を受信するアンテナ501と、F
DDバンドの受信信号(無線周波数f1)を処理するFD
Dバンド装置502と、TDDバンドの受信信号(無線周
波数f2)を処理するTDDバンド装置503とで構成さ
れ、FDDバンド装置502は、受信信号をダウンコンバ
ートする無線受信部504と、受信信号を処理して位相情
報509、チップ同期信号512及びセル信号レベル情報514
を出力するパイロットチャネル505と、制御データ520を
出力する制御チャネル515と、通信データ526を出力する
通信チャネル521とを備え、また、TDDバンド装置503
は、受信信号をダウンコンバートする無線受信部527
と、受信信号を処理して位相情報、チップ同期信号及び
セル信号レベル情報を出力するパイロットチャネル528
と、通信データを出力する通信チャネル529とを備えて
いる。この装置は、前述の無線受信装置(図8)と比べ
て、TDDバンド装置503に制御チャネルを有していな
い点で相違しているが、その他の構成は変わりがない。
【0067】この装置では、FDDバンドの信号の処理
を図8の装置と同じように行ない、受信信号を無線受信
部504がダウンコンバートし、パイロットチャネル505
は、相関回路507による拡散符号506との逆拡散出力か
ら、位相推定回路508により位相情報509を検出し、制御
チャネル515及び通信チャネル521の検波回路518、524に
伝える。制御チャネル515では、相関回路517で拡散符号
2(516)を用いて逆拡散した信号を上記位相情報509を基
に検波回路518で同期検波し、2値判定回路519で判定し
て制御データ520を出力する。通信チャネル521では、相
関回路523で拡散符号m(522)を用いて逆拡散した信号を
上記位相情報509を基に検波回路524で同期検波し、2値
判定回路525で判定して通信データ526を出力する。
【0068】さらに、パイロットチャネル505の相関器
出力から、パワ検出回路510において各サンプリング
(位相)ごとの受信パワを演算し、チップ同期回路511
で、ある時定数で積分することにより、チップ同期信号
512を出力する。このチップ同期信号を用いて、制御チ
ャネル515の相関回路517や通信チャネル521の相関回路5
23における拡散符号との逆拡散の位相を決定する。ま
た、他セルが同じ拡散符号1(506)を使用し、かつ位相
をずらしてパイロットチャネルを伝送するシステムの場
合には、パワ検出回路510の出力から、セルモニタ回路5
13により、セル信号レベル情報514を得ることができ
る。
【0069】なお、チップ同期信号511に関しては、常
時パイロットチャネル信号を用いる必要はなく、通信チ
ャネルの相関器をディジタルマッチドフィルタや複数の
スライディング相関器で構成することにより、上記相関
器出力を用いて、チップ同期情報を得ることも可能なこ
とは明白である。また、チップ同期信号511を得るの
に、必ずしもパワ検出を行なう必要はないことも明白で
ある。また、他セルが同じ拡散符号1(506)を使用し、
かつ位相をずらしてパイロットチャネルを伝送するシス
テムではない場合には、セル信号レベル情報を得るため
の構成は不要であることも明白である。
【0070】TDDバンド装置503における処理も、F
DDバンド装置502と基本的には同様である。TDDバ
ンドの信号は、無線受信部527においてダウンコンバー
トされ、パイロットチャネル728及び通信チャネル529の
データは、FDDバンドの信号と同様に処理され復号さ
れる。しかし、TDDバンドにおいては、制御チャネル
は存在しないため、制御チャネルは受信しない。従っ
て、TDDバンドの通信チャネルを利用する場合でも、
通信の待ち受け時及び通信開始(回線接続)時の制御デ
ータをFDDバンドの制御チャネルで受信し、送信側と
回線が接続した後、TDDバンドの通信チャネルに移行
して、データの送受信を実行する。
【0071】このように、この実施形態の無線受信装置
では、TDDバンドにおいて、制御チャネル用の受信機
を削除しているため、ハードウェアの削減を図ることが
できる。
【0072】(第5の実施の形態)第5の実施形態のC
DMAセルラ無線受信装置は、図6に示すように、第4
の実施形態と基本構成及び動作を同じくするFDDバン
ド装置551及びTDDバンド装置552(但し、図6では、
相関回路555及び相関回路556による逆拡散出力から、位
相推定回路により位相情報を検出し、制御チャネル及び
通信チャネルの検波回路に伝える部分を省略している)
に、フレーム同期信号564を出力する同期回路563と、通
信開始までの呼接続処理を行なう呼接続処理回路565
と、最寄りのセルを識別して呼接続処理回路565に伝え
るセル識別処理回路566とを設けている(待ち受け処理
回路567及びFDD/TDD切替回路568は、この実施形
態では使用しない)。
【0073】この受信装置では、初期同期処理及び通信
開始までの処理をFDDバンドで行なう。電源投入時
に、FDDバンド装置551のパイロットチャネルで求め
たチップ同期信号556が同期回路563に入力し、セル信号
レベル情報557がセル識別処理回路566に入力する。ま
た、制御チャネルで求めた制御データ558が同期回路563
及び呼接続処理回路565に入力する。
【0074】同期回路563は、入力するチップ同期信号5
56及び制御データ558に基づいてフレーム同期信号564を
生成する。この同期信号はTDDバンド装置552のチッ
プ同期回路571にも入力する。また、セル識別処理回路5
66は、セル信号レベル情報557に基づいて、最寄りのセ
ルを識別し、それを呼接続処理回路565に伝える。呼接
続処理回路565は、そのセルの基地局から送信される制
御データによって着呼を検出したときは、通信開始まで
の処理を実行する。
【0075】通信チャネルとしてTDDバンドを用いる
場合には、通信開始(回線接続)処理中に、TDDバン
ド装置552が、パイロットチャネルでチップ同期信号560
を求め、通信チャネルの相関回路に出力して、通信開始
とともに通信データ562の復号を開始する。また、通信
中のTDDバンド装置552のパイロットチャネルから出
力されるチップ同期信号560は、同期回路563に入力し、
同期回路563はフレーム同期信号564を出し続ける。
【0076】また、通信中のTDDバンド装置552のパ
イロットチャネルから出力されるセル信号レベル情報56
1はセル識別処理回路566に入力し、セル識別処理回路56
6は、これを基に、通信中のハンドオーバー(セルの切
り替え)の監視を行なう。また、通信終了時には、通信
データ562の一部に付随する制御データにより、終了処
理が行なわれる。
【0077】この実施形態のように、無線受信装置に、
FDDバンドの信号から初期同期及び通信開始までの処
理を行なう手段と、TDDバンドの信号から通信中の処
理及び通信終了処理を行なう手段とを設けることによ
り、TDDバンドにおける制御チャネル用の受信機を削
除することができる。また、通信開始までの処理をFD
Dバンドで行ない、通信をTDDバンドでのみ行なうよ
うにした場合には、FDDバンドでの通信チャネル用受
信機を削減することができ、ハードウェアの規模を縮小
することができる。
【0078】(第6の実施の形態)第6の実施形態のC
DMAセルラ無線受信装置は、待ち受け中に制御チャネ
ルの間欠受信を行なう。この装置は、図6に示すよう
に、待ち受け時の処理を行なう待ち受け処理回路567を
備えている。その他の構成は第5の実施形態と変わりが
ない。
【0079】この装置では、待ち受け中に、FDDバン
ド装置551により制御チャネルの間欠受信を行なう。待
ち受け処理回路567は、ある間隔で制御データを受信す
るごとに、自分が呼び出されているか(着呼)どうかの
判断を行ない、着呼と判断した場合には、呼接続処理回
路565にそれを伝える。呼接続処理回路565は、着呼の場
合に、第5の実施形態で示した回線接続の処理を行な
い、通信が開始される。TDDバンドで通信を終了した
後は、再びFDDバンドの制御チャネルの間欠受信を行
ない、着呼に備える。
【0080】このように、第6の実施形態の無線受信装
置では、FDDバンドの信号でのみ間欠受信の待ち受け
処理を行なう手段を設けているため、TDDバンドでは
待ち受けのための制御チャネルを設ける必要がなく、ハ
ードウェアの削減を図ることができる。また、この装置
では、間欠受信を行なうことにより、動作時間が短縮さ
れ、低消費電力化を図ることができる。
【0081】(第7の実施の形態)第7の実施形態は、
送信側に第2の実施形態のCDMAセルラ無線送信装置
(図2)を用いる場合のCDMAセルラ無線受信装置の
構成である。
【0082】この無線受信装置は、送信側が第2の実施
形態により、通信チャネルをFDDバンドまたはTDD
バンドに振り分けるとき、送信側に合わせて、通信チャ
ネルのバンドをFDDバンドまたはTDDバンドに切り
替える。
【0083】この無線受信装置は、図6に示すように、
回線接続時にバンド切り替えを指示する切替信号569に
応じて、FDDバンドまたはTDDバンドへの切り替え
を行なうFDD/TDD切替回路568を備えている。そ
の他の構成は第6の実施形態と変わりがない。
【0084】この装置では、送信側が、通信チャネルを
FDDバンドまたはTDDバンドに振り分けて通信デー
タを送信すると、FDD/TDD切替回路568は、回線
接続時の切替信号569を受けて、指定されたバンドに切
り替えるように、無線受信部553または554のいずれかを
動作させる。その結果、復号データ559または562が得ら
れる。
【0085】このとき、送信側が、FDDバンド及びT
DDバンドの信号のチップ同期及びフレーム同期を一致
させて送信する場合には、受信側では、チップ同期信号
556及び560が同一になる。従って、チップ同期回路570
及び571を1つの回路で共用することができる。また、
フレーム同期信号564も両バンドで一致する。そのた
め、FDD/TDD間で受信する信号(またはチャネ
ル)を切り替える際に、改めてチップ同期及びフレーム
同期を取り直す必要がなくなる。
【0086】このように、第7の実施形態の無線受信装
置では、FDD/TDD切替え回路を設けることによ
り、FDDバンドまたはTDDバンドのいずれかのバン
ドのみを受信すればよく、常時両バンドを受信する必要
がないため、低消費電力化が図れる。また、送信側に、
チップ同期及びフレーム同期を一致させて送信する手段
を設けることにより、チップ同期及びフレーム同期の共
通化が図れるため、FDD/TDD間で受信する信号を
切り替える際に、改めてチップ同期及びフレーム同期を
取り直す必要をなくすことができる。
【0087】(第8の実施の形態)第8の実施形態は、
送信側に第3の実施形態のCDMAセルラ無線送信装置
(図3)を用いる場合のCDMAセルラ無線受信装置の
構成である。
【0088】この無線受信装置は、送信側が第3の実施
形態により、通信チャネルの送信データにパイロットシ
ンボルを内挿させて送信するとき、TDDバンドのパイ
ロットチャネルにおける位相推定回路を削減する。
【0089】この受信装置は、図6の構成を備えてお
り、TDDバンド装置552のパイロットチャネルに位相
推定回路を持たない。
【0090】送信側のTDDバンドのチャネルフォーマ
ットは、前述したように、図4に示す通りであり、各通
信チャネルでは、送信データに加えて、周期T(402)
ごとにパイロットシンボル401が挿入されている。そし
て、チャネルの送信パワを表す各チャネルの高さ(厚
み)は、通信チャネルでは全て等しく、パイロットチャ
ネル403の送信パワは通信チャネルに比べて低い。これ
は、通信チャネルにパイロットシンボルを内挿している
ため、パイロットチャネルについて、同期検波用基準信
号として高い信頼度を得る必要がないからである。
【0091】無線受信装置では、図6に示すように、T
DDバンドのパイロットチャネルから、チップ同期信号
560とセル信号レベル情報561とだけを検出する。なお、
チップ同期信号560及びセル信号レベル情報561は、チッ
プ同期回路571及びセルモニタ回路でパワ検出回路の出
力が積分されて求められるために、パイロットチャネル
の送信パワが低くとも、問題がない。通信チャネルの検
波回路572は、内挿されたパイロットシンボルを用い
て、独自に受信データの同期検波を行なう。
【0092】この無線受信装置では、TDDバンドのパ
イロットチャネルにおける位相推定回路を削減すること
ができ、回路構成を簡略化することができる。また、送
信側では、パイロットチャネルの送信パワを下げること
ができ、パイロットチャネルによる干渉を減らすことが
できる。
【0093】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のCDMAセルラ無線通信装置では、TDDバンドにお
ける制御チャネルを省略することができ、送信装置及び
受信装置の回路規模を削減することができる。また、制
御チャネルの省略により、通信チャネルに与える干渉量
を減らすことができ、通信品質の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるCDMAセル
ラ無線送信装置を示すブロック図、
【図2】本発明の第2及び第7の実施形態におけるCD
MAセルラ無線送信装置を示すブロック図、
【図3】本発明の第3及び第8の実施形態におけるCD
MAセルラ無線送信装置を示すブロック図、
【図4】本発明の第3及び第8の実施形態におけるパイ
ロットチャネル多重及びパイロットシンボル内挿の一例
を示すチャネルフォーマット図、
【図5】本発明の第4の実施形態におけるCDMAセル
ラ無線受信装置を示すブロック図、
【図6】本発明の第5、第6、第7及び第8の実施形態
におけるCDMAセルラ無線受信装置を示すブロック
図、
【図7】従来のCDMAセルラ無線送信装置を示すブロ
ック図、
【図8】従来のCDMAセルラ無線受信装置を示すブロ
ック図、
【図9】FDD通信とTDD通信の一例を示す図、
【図10】FPLMTS用無線周波数をFDDバンドと
TDDバンドとに割り当てた場合の一例を示す図、
【図11】従来のパイロットシンボル内挿の一例を示す
チャネルフォーマット図、
【図12】従来のパイロットチャネル多重の一例を示す
チャネルフォーマット図、
【図13】セル信号レベル情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
101、201、502、551、601、702 FDDバンド装置 102、202、503、552、602、703 TDDバンド装置 103、120、132、203、313、603、620、638 多重回路 104、204、501、550、604、701 アンテナ 105、122、301、505、528、570、605、622、705、728、
1101 パイロットチャネル 106、123、606、623 パイロットデータ 107、112、117、124、129、303、310、506、516、522、
607、612、617、624、630、635、706、716、722 拡散
符号 108、113、118、125、130、304、311、608、613、618、
625、631、636 拡散回路 109、114、119、126、131、305、312、609、614、619、
626、632、637 ウェイトW 110、515、610、628、715、729、1102 制御チャネル 111、520、558、611、629、720、729 制御データ 115、127、306、521、529、615、633、721、730、1103
通信チャネル 116、128、302、307、616、634 送信データ 121、133、314、621、639 無線送信部 205 バンド選択回路 206 ユーザ 308、401、1001 パイロットシンボル 309 スイッチ 402、1002 周期T 504、527、553、554、704、727 無線受信部 507、517、523、555、556、707、717、723 相関回路 508、708 位相推定回路 509、530、709 位相情報 510、710 パワ検出回路 511、570、571、711 チップ同期回路 512、556、560、712 チップ同期信号 513、713 セルモニタ回路 514、557、561、714 セル信号レベル情報 518、524、531、718、724 検波回路 519、525、719、725 2値判定回路 563 同期回路 564 フレーム同期信号 565 呼接続処理回路 566 セル識別処理回路 567 待ち受け処理回路 568 FDD/TDD切替回路 569 切替信号 801 無線周波数F1 802 無線周波数F2 803 無線周波数F3 901 無線周波数f1 902 無線周波数f2

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FDD通信とTDD通信とを運用する直
    接拡散CDMAセルラ無線システムの無線送信装置にお
    いて、 パイロットチャネルをFDDバンドで出力する手段と、 制御チャネルをFDDバンドで出力する手段と、 通信チャネルをFDDバンドで出力する手段と、 パイロットチャネルをTDDバンドで出力する手段と、 通信チャネルをTDDバンドで出力する手段とを有し、
    制御チャネルをTDDバンドで出力する手段を有しない
    ことを特徴とするCDMAセルラ無線送信装置。
  2. 【請求項2】 回線接続時及びハンドオーバー時にユー
    ザの通信チャネルを前記FDDバンドまたはTDDバン
    ドのどちらか一方に振り分けるバンド選択手段を有する
    ことを特徴する請求項1に記載のCDMAセルラ無線送
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記TDDバンドで出力する通信チャネ
    ルにパイロットシンボルを内挿する手段を有し、前記T
    DDバンドで出力するパイロットチャネルを前記通信チ
    ャネルに比べて低パワで送信することを特徴とする請求
    項1に記載のCDMAセルラ無線送信装置。
  4. 【請求項4】 前記FDDバンド及びTDDバンドで出
    力する信号のチップレートの比率が2N倍(NはN≦0
    の整数)であることを特徴とする請求項1に記載のCD
    MAセルラ無線送信装置。
  5. 【請求項5】 前記FDDバンド及びTDDバンドで出
    力する信号のチップ同期またはフレーム同期が一致する
    ことを特徴とする請求項1に記載のCDMAセルラ無線
    送信装置。
  6. 【請求項6】 FDD通信とTDD通信とを運用する直
    接拡散CDMAセルラ無線システムの無線受信装置にお
    いて、 FDDバンドのパイロットチャネルを受信する手段と、 FDDバンドの制御チャネルを受信する手段と、 FDDバンドの通信チャネルを受信する手段と、 TDDバンドのパイロットチャネルを受信する手段と、 TDDバンドの通信チャネルを受信する手段とを有し、
    TDDバンドの制御チャネルを受信する手段を有しない
    ことを特徴とするCDMAセルラ無線受信装置。
  7. 【請求項7】 前記FDDバンドの信号から初期同期の
    処理及び通信開始までの処理を行なう手段と、前記TD
    Dバンドの信号から通信中の処理及び通信終了の処理を
    行なう手段とを有することを特徴とする請求項6に記載
    のCDMAセルラ無線受信装置。
  8. 【請求項8】 前記FDDバンドの制御チャネルの間欠
    受信を行なう手段を有し、前記FDDバンドの信号から
    待ち受け処理を行なうことを特徴とする請求項6に記載
    のCDMAセルラ無線受信装置。
  9. 【請求項9】 FDD通信とTDD通信とを運用する直
    接拡散CDMAセルラ無線システムの無線伝送装置にお
    いて、 送信側は、 パイロットチャネルをFDDバンドで出力する手段と、 制御チャネルをFDDバンドで出力する手段と、 通信チャネルをFDDバンドで出力する手段と、 パイロットチャネルをTDDバンドで出力する手段と、 通信チャネルをTDDバンドで出力する手段とを有し、
    制御チャネルをTDDバンドで出力する手段を有してお
    らず、 受信側は、 FDDバンドのパイロットチャネルを受信する手段と、 FDDバンドの制御チャネルを受信する手段と、 FDDバンドの通信チャネルを受信する手段と、 TDDバンドのパイロットチャネルを受信する手段と、 TDDバンドの通信チャネルを受信する手段とを有し、
    TDDバンドの制御チャネルを受信する手段を有してい
    ないことを特徴とするCDMAセルラ無線伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記送信側が、回線接続時及びハンド
    オーバー時にユーザの通信チャネルをFDDバンドまた
    はTDDバンドのどちらか一方に振り分けて送信し、前
    記受信側が、送信側により指定されたFDDバンドまた
    はTDDバンドのいずれか一方の通信チャネルを受信す
    ることを特徴とする請求項9に記載のCDMAセルラ無
    線伝送装置。
  11. 【請求項11】 前記送信側が、FDDバンド及びTD
    Dバンドの信号のチップ同期を一致させて送信する手段
    を有し、前記受信側が、FDD/TDDバンド共通のチ
    ップ同期処理を行なう手段を有することを特徴とする請
    求項9に記載のCDMAセルラ無線伝送装置。
  12. 【請求項12】 前記送信側が、FDDバンド及びTD
    Dバンドの信号のフレーム同期を一致させて送信する手
    段を有し、前記受信側が、FDD/TDDバンド共通の
    フレーム同期処理を行なう手段を有することを特徴とす
    る請求項9に記載のCDMAセルラ無線伝送装置。
  13. 【請求項13】 前記送信側が、TDDバンドで出力す
    る通信チャネルにパイロットシンボルを内挿する手段を
    有し、前記受信側が、通信チャネルの受信においてパイ
    ロットシンボルを用いた内挿補間型同期検波を行なう手
    段を有することを特徴とする請求項9に記載のCDMA
    セルラ無線送信装置。
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