JPH09261667A - カラー画像入力装置のフィルタ切り換え方法 - Google Patents

カラー画像入力装置のフィルタ切り換え方法

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JPH09261667A
JPH09261667A JP8061092A JP6109296A JPH09261667A JP H09261667 A JPH09261667 A JP H09261667A JP 8061092 A JP8061092 A JP 8061092A JP 6109296 A JP6109296 A JP 6109296A JP H09261667 A JPH09261667 A JP H09261667A
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image
blue
light
filter
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JP8061092A
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English (en)
Inventor
Kazuya Oda
和也 小田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像を3色面順次で撮像する際に撮像
したカラー画像の位置によってスメアの色や明るさが異
なることを防止するとともに、短時間で撮像ができるよ
うにする 【解決手段】 カラー画像を撮像する際には、各色毎に
露光期間と読み出し期間とを設け、CCD撮像素子で露
光期間中に画像の撮像を行い読み出し期間中に画像の読
み出しを行う。各色の露光期間では、各色フィルタを透
過する光強度が違うため、CCD撮像素子の電子シャッ
タを所定の時間だけ閉じた状態に、この後に開いた状態
にして、各受光素子で電荷を蓄積する露光時間を調整す
る。各色フィルタを透過する各色光のうちで最も光強度
が低く、露光時間が最も長い青色については、最初に撮
像を行い、青色フィルタは青色露光期間の開始前に所定
の位置にセットされる。赤色フィルタは、赤色露光期間
中で電子シャッタが閉じている時に、緑色フィルタは、
緑色露光期間中で電子シャッタが閉じている時に、フィ
ルタターレットの回転により所定の位置にセットされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像を3色
面順次に取り込むカラー画像入力装置のフィルタ切り換
え方法に関し、さらに詳しくは、赤色,緑色、青色のフ
ィルタを順次に切り換えてカラー画像を3色分解し、C
CD撮像素子で1色毎に撮像するようにしたカラー画像
入力装置のフィルタ切り換え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムやプリント写真、印刷物等
から画像を取り込む場合には、光源からの光で画像を照
明し、この画像を透過または反射した光をCCD撮像素
子に結像させて撮像する。カラー画像を撮像する際に
は、1個のCCD撮像素子を用い、このCCD撮像素子
の前面や光源の前面等に赤色フィルタ,緑色フィルタ,
青色フィルタを順次に入れ換えて挿入し、カラー画像を
3色分解して、3色面順次でカラー画像を撮像する方法
が知られている。
【0003】3色面順次でカラー画像を撮像する場合に
は、例えば最初の1フィールド期間中に緑色フィルタに
切り換えてから、次の1フィールド期間(露光期間)中
に緑色画像の撮像を行い、この後の1フィールド期間
(読み出し期間)中にCCD撮像素子から緑色画像の読
み出しを行う。そして、緑色画像の読み出し後の1フィ
ールド期間中に赤色フィルタに切り換え、次の1フィー
ルド期間中に赤色画像の撮影を行い、以後、赤色画像の
読み出し、青色フィルタへの切り換え、青色画像の撮
像、青色画像の読み出しとを1フィールド期間毎に行う
ようにしたものがある。
【0004】一方、光源の光強度を一定にした場合に
は、各色フィルタを透過する3色の光強度は、光源の色
温度によって異なる。このため、カラー画像をCCD撮
像素子で3色面順次に撮像する際には、CCD撮像素子
の電子シャッタを用いて、1フィールド期間中にCCD
撮像素子の各受光素子が照射された光を光電変換して蓄
積している時間(露光時間)を調節し、ホワイトバラン
スの補正を行うようにしたものがある。例えば、色温度
が3200K(ケルビン)のハロゲンランプを光源とし
て用いた場合には、各色フイルタを透過する光強度は、
緑色光,赤色光,青色光の順番で小さくなるから、電子
シャッタの作動時間を調整することで、各色の露光時間
が緑色光,赤色光,青色光の順番で長くなるようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に各色フィルタの切り換えを1フィールド期間に行うよ
うにした場合には、1個のカラー画像を取り込むために
8フィールド分の時間を要し、カラー画像の取り込み時
間が長くなるといった問題がある。一方、CCD撮像素
子に強い光が入射した時に、その撮像したカラー画像の
強い光が入射した位置の上下に縦筋状に尾を引くように
してスメアが発生するが、取り込み時間を短くするため
に、CCD撮像素子から画像を読み出している期間にフ
ィルタを切り換えるようにするとともに、上記のように
電子シャッタで露光時間を調整するようにした際には、
3色分解された各色光の光強度が異なるために、上側の
スメアと下側のスメアの明るさ(濃度)や色が異なると
いった現象が生じる。このスメア自体が画質を劣化させ
るものであるが、このようにカラー画像の位置によって
スメアの明るさや色が異なったりすると、さらに画質が
劣化してしまい、好ましくない。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、3色面順次にカラー画像を撮像する際に、色フ
イルタを切り換えるタイミングとその順番とを規定し、
スメアの色や明るさが画像の位置によって変わってしま
うことを防止しながら、カラー画像の取り込み時間を短
くできるようにしたカラー画像入力装置のフィルタ切り
換え方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、光源からの一定の光強度
の光でカラー画像を照明するとともに、3色分解された
各色の画像毎に撮像用の1フィールド期間で前記CCD
撮像素子による画像の撮像を行い次の読み出し用の1フ
ィールド期間でCCD撮像素子から撮像した画像を読み
出すことによりカラー画像を3色面順次で取り込むよう
にした際に、各色の撮像用の1フィールド期間では、ホ
ワイトバランスを補正するために所定の時間だけ前記C
CD撮像素子の電子シャッタを閉じた状態に維持しこの
後に電子シャッタを開いた状態にすることで、各色の画
像をその色に対応して決められた露光時間で撮像すると
ともに、各色の露光時間のうちで最も露光時間の長い色
の色フィルタについては、その色の撮像用の1フィール
ド期間の開始前に前記CCD撮像素子と前記光源との間
に挿入してこの色の画像を最初に撮像し、第2番目及び
第3番目に撮像する色の色フィルタについては、それぞ
れ対応する色の撮像用の1フィールド期間中で電子シャ
ッタが閉じた状態の時に対応する色の色フィルタに切り
換えるようにしたものである。また、請求項2記載の発
明では、各色の露光時間は、光源の色温度に応じた各色
フィルタを透過する各色の光強度に基づいて決定するよ
うにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施したカラー画像入力
装置の概略を示す図2において、カラー画像入力装置1
0は、コントローラ11で各部が制御されて現像済のポ
ジフイルム12に形成されたカラー画像(ポジ像)を3
色分解して3色面順次に取り込む。ポジフイルム12
は、フイルムキャリア13にセットされ、このフイルム
キャリア13に設けられたマスク開口14にポジフイル
ム12のプリント対象コマがセットされる。
【0009】フイルムキャリア13の左側には、順番に
拡散ボックス15,コンデンサレンズ16,光源17が
配されている。光源17は、ランプ17aと、リフレク
タ17bとからなり、このランプ17aとしては色温度
が3200K(ケルビン)の光を放出するハロゲンラン
プが用いられている。光源17からの光は、その光強度
が一定に保たれ、コンデンサレンズ16を介して拡散ボ
ックス15に集光されて入射する。拡散ボックス15
は、入射光を拡散させた照明光でフイルムキャリア13
にセットされたプリント対象コマのカラー画像を均一に
照明する。
【0010】フイルムキャリア13の右側には、撮影レ
ンズ18,フィルタターレット19,CCD撮像素子2
0が順番に配されている。撮影レンズ18は、照明され
たプリント対象コマのカラー画像をCCD撮像素子20
の撮像面20aに結像する。フィルターターレット19
は、図3に示すように、カラー画像を3色分解するため
に、赤色光,緑色光,青色光の1つを透過する赤色
(R)フィルタ19R,緑色(G)フィルタ19G,青
色(B)フィルタ19Bが嵌め込まれている。各色フィ
ルタ19R,19G,19Bとしては、例えば干渉薄膜
フィルタが用いられている。
【0011】フィルタターレット19は、カラー画像を
3色面順次に撮像する際に、モータ21aによって回転
され、撮影レンズ18の光軸上でCCD撮像素子20の
撮像面20aと撮影レンズ18と間に、赤色フィルタ1
9Rを挿入した赤色位置と、緑色フィルタ19Gを挿入
した緑色位置と、青色フィルタ19Bを挿入した青色位
置とに切り換えられる。フィルタターレット19の回転
軸には、ロータリエンコーダ22が連結されており、コ
ントローラ11は、このロータリエンコーダ22からの
エンコードパルスを基にして、モータドライバ21でモ
ータ21aを駆動してフィルタターレット19の回転位
置を制御する。
【0012】なお、フィルタターレット19の位置は、
撮影レンズ18とCCD撮像素子20との間に配する他
に、フイルムキャリア13と撮影レンズ18との間に配
してもよい。また、フィルタターレット19をフィルム
キャリア13と拡散ボックスの間やコンデンサレンズ1
6と拡散ボックス15の間,光源17の前面等に配し
て、3色分解した各色の光で1色ずつプリント対象コマ
を照明してもよい。さらに、フィルタターレット19を
用いて各色のフィルタ19R,19G,19Bの切り換
えを行う他に、各色の色フィルタをそれぞれスライドさ
せて切り換えるようにしてもよい。
【0013】CCD撮像素子20を模式的に示す図4に
おいて、CCD撮像素子20は、周知のインタライント
ランスファ(IT)型のものが用いられており、撮像面
20aには、受光素子(フォトダイオード)25が格子
状に並べて配されている。なお、実際には、数万個の受
光素子25が配されている。撮像面20aでは、水平方
向(図中左右方向)に並んだ各受光素子25でラインを
構成し、垂直方向(図中上下方向)に並んだ各受光素子
25で列を構成している。受光素子25の列と列との間
には、遮光された垂直転送路(垂直シフトレジスタ)2
6が各列毎に設けられている。また、これらの垂直転送
路26の下部で遮光された位置には、水平転送路(水平
シフトレジスタ)27が配されている。
【0014】このCCD撮像素子20は、CCDドライ
バ28(図2参照)からの各種駆動信号で駆動され、カ
ラー画像を各色フイルタ19R,19G,19Bで3色
分解した赤色画像,緑色画像,青色画像をそれぞれ3色
面順次で撮像する。1色の画像については、CCD撮像
素子20でその画像の撮像と撮像後の読み出しとを行
い、これらの撮像と読み出しとを1フィールド期間毎に
行う。そして、画像の撮像と読み出しとを交互に3回行
うことでカラー画像を3色面順次で撮像する。各色の画
像を撮像する1フィールド期間(以下、露光期間とい
う)では、各受光素子25に照射された光を光電変換し
て電荷を蓄積し、3色分解された1色分の画像を撮像す
る。そして、この後の画像を読み出す1フィールド期間
(以下、読み出し期間という)中に、CCD撮像素子2
0で撮像した画像を読み出す。画像を読み出す際には、
各列の受光素子25に蓄積された電荷をいったん対応す
る垂直転送路26に移動し、この後に、1ライン分の電
荷を順次に水平転送路27に移動させて、この水平転送
路27から検出アンプ29を介して画像信号としてCC
D撮像素子20から出力する。これにより、各色の露光
期間に撮像された各色画像は、赤色画像信号,緑色画像
信号,青色画像信号としてCCD撮像素子20から出力
される。
【0015】図2に示すように、CCDドライバ28
は、同期信号発生回路30が接続されている。この同期
信号発生回路30は、一定周期の基準クロックを発生す
る発振器と分周回路とから構成されており、1フィール
ド期間毎に発生する周期V(垂直周期)の垂直同期信号
(VD)と、周期H(水平周期)の水平同期信号(H
D)とを発生する。CCDドライバ28は、これらの垂
直同期信号と水平同期信号とを基にして、電荷クリアパ
ルス(CC),シフトパルス(FS),垂直転送クロッ
ク(VC),水平転送クロック(HC)等の各種駆動信
号を所定のタイミングで発生してCCD撮像素子20に
送る。
【0016】CCDドライバ28は、垂直同期信号に同
期させて周期Vでシフトパルスを発生し、周期Hで垂直
転送クロックを発生する。CCD撮像素子20は、シフ
トパルスが入力されると、各受光素子25に蓄積した電
荷を垂直転送路27に移動し、垂直転送クロックの入力
によって、垂直転送路26内で電荷を1段ずつ水平転送
路27に向けてシフトする。そして、水平転送路27に
最も近い各垂直転送路26の最下段の1ライン分の電荷
は、水平転送路27に移動される。水平転送路27に移
動された1ライン分の電荷は、水平転送クロックの入力
によって水平転送路27内をシフトされ、次の垂直転送
クロックが入力されるまでの期間(1H)に検出アンプ
29で増幅された後に画像信号として出力される。
【0017】電荷クリアパルスは、CCD撮像素子20
の電子シャッタを制御するためもののであって、CCD
撮像素子20は、この電荷クリアパルスが入力される
と、それまでに各受光素子25に蓄積された電荷をゲー
ト(図示省略)から掃き出して、各受光素子25の電荷
をクリアする。すなわち、CCD撮像素子20は、電荷
クリアパルスが入力されている期間では、電子シャッタ
が閉じた状態となり、この期間が各受光素子25に蓄積
された電荷をクリアする掃き出し期間となる。また、電
荷クリアパルスが入力されていない期間では、電子シャ
ッタが開いた状態となり、電荷クリアパルスが入力され
なくなってから、次のシフトパルスが入力されるまでの
時間が露光時間となる。
【0018】ところで、光源からの光を色フィルタに入
射させ、赤色光,緑色光,青色光に分解した際に、その
光源からの光の色温度に応じて赤色,緑色,青色の色フ
ィルタを透過した3色光の光強度が異なる。この例で
は、光源17からの3200Kの光を各色フィルタ19
R,19G,19Bで透過させると、青色フィルタ19
Bを透過した青色光の光強度が最も小さく、緑色フィル
タ19Gを透過した緑色光の光強度が最も大きい。これ
らの各色フィルタ19R,19G,19Bを透過した赤
色光,緑色光,青色光の透過光の光強度は、例えば、
2:3:1の比率となる。
【0019】CCD撮像素子20の各受光素子25は、
照射された光をその光強度を時間積分した光量に応じた
電荷量に光電変換して蓄積するから、光強度が違う各色
の光に対して同じ露光時間にすると、蓄積される電荷量
に差異が生じ、ホワイトバランスがズレてしまう。この
ため、CCDドライバ28は、各色フィルタ19R,1
9G,19Bから透過する3色の光強度の違いによるホ
ワイトバランスのズレを補正するために、各色の露光期
間が開始された時点から色毎に設定された時間だけ電荷
クリアパルスを継続的に発生し、この後に電荷クリアパ
ルスの送出を停止する。これにより、各色の露光期間中
に電子シャッタが開いた状態の時間、すなわち露光時間
を各色毎に調整し、赤色,緑色,青色の露光時間が1.
5:1:3の比率となるようにしている。
【0020】なお、実際には、同じ光量の赤色光,緑色
光,青色光を受光素子25に照射した場合にでも、CC
D撮像素子20の分光感度特性により蓄積される電荷量
に差異が生じるが、この分光感度特性による差異は後述
するゲイン調整回路31で補正される。また、このCC
Dドライバ28は、各色の読み出し期間中にも、電荷ク
リアパルスを継続的に発生して、CCD撮像素子20に
送る。
【0021】一方、各色フィルタ19R,19G,19
Bを透過した赤色光,緑色光,青色光の光強度が異なる
ため、フィルタターレット19の回転によるフィルタの
切り換えを読み出し期間中に行うと、撮像されたカラー
画像内のスメアの発生位置によって、スメアの色や明る
さが異なって、カラー画像の画質が著しく劣化してしま
う。また、これを防止するために、読み出し期間とこの
後の露光期間との間に、フィルタを切り換えるための1
フィールド分の期間を設けると、カラー画像を取り込む
時間が長くなってしまう。
【0022】このような不都合をなくすために、透過光
の光強度が最も低い青色画像から撮像し、この後に赤色
画像,緑色画像の順番で撮像するとともに、フィルタタ
ーレット19の青色位置から赤色位置への回転と、赤色
位置から緑色位置への回転は、それぞれ赤色露光期間と
緑色露光期間中の電子シャッタが閉じた状態の掃き出し
期間に行う。
【0023】赤色フィルタ19Rを透過する赤色光の光
強度は比較的に大きく、赤色露光期間中に電子シャッタ
が閉じた状態の時間(掃き出し期間)が比較的に長いの
で、この赤色露光期間中で電子シャッタが閉じた状態と
なっている間に、フィルタターレット19を青色位置か
ら赤色位置まで回転させて、赤色フィルタ19Rに切り
換えることができる。また、光源17から緑色フィルタ
19Gを透過する光強度は、赤色フィルタ19Rを透過
する光よりも大きいので、緑色露光時間は、赤色露光時
間よりも短くなっている。したがって、緑色露光期間に
電子シャッタが閉じている時間は、赤色露光期間のそれ
よりも長いから、赤色露光期間で電子シャッタが閉じて
いる時間内に赤色フィルタ19Rに切り換えを行うこと
ができるようにしていれば、この緑色露光期間で電子シ
ャッタが閉じている時間内に緑色フィルタ19Gに切り
換えを行うことができる。また、露光時間が最も長く露
光期間中の掃き出し期間が最も短い青色については、青
色画像の撮像を最初に行うようにすることで、青色フィ
ルタ19Bを青色画像の撮像開始前にセット可能として
いる。
【0024】なお、赤色露光期間中に電子シャッタが閉
じている状態の時間が、フィルタターレット19を赤色
位置に回転させて赤色フィルタ19Rに切り換えられる
までに要する時間よりも短くなるような場合には、光源
17の光量を大きくして各色の露光時間を短くし、赤色
及び緑色光期間中の電子シャッタが閉じた状態の時間を
フィルタを切り換えるのに要する時間よりも長くすれば
よい。
【0025】各色の読み出し期間中にCCD撮像素子2
0から出力された各色の画像信号は、ゲイン調整回路3
1に入力される。このゲイン調整回路31は、赤色用,
緑色用,青色用の3個の増幅回路を内蔵しており、各増
幅回路は対応した色の画像信号が入力される。例えば、
青色画像信号は、青色用増幅回路に入力され、この青色
用増幅回路で増幅された後に出力される。これらの各増
幅回路は、CCD撮像素子20の分光感度特性に基づい
て増幅率が決定され、3色の各画像信号の信号レベルを
それぞれ調整し、CCD撮像素子20の分光感度特性に
よって生じるホワイトバランスのズレを補正する。すな
わち、この画像入力装置10では、各色フィルタ19
R,19G,19Bからの3色光の光強度の違いによっ
て生じるホワイトバランスのずれはCCD撮像素子20
の電子シャッタを用いて補正し、CCD撮像素子20の
分光感度特性によって生じるホワイトバランスのずれは
ゲイン調整回路31を用いて補正する。
【0026】ゲイン調整回路31からの画像信号は、プ
リント部32に送られる。このプリント部32は、3色
の画像信号を基にして3色面順次で撮像されたカラー画
像を例えば感熱記録で記録紙にフルカラーに記録する。
また、このプリント部32には、モニタ33が接続され
ており、カラー画入力装置10で撮像したカラー画像を
表示することができる。
【0027】次に上記構成の作用について図1を参照し
ながら説明する。光源17のランプ17aは、点灯状態
とされており、この光源17からの光は、コンデンサレ
ンズ16で集光されて拡散ボックス15に入射される。
また同期信号発生回路30が作動状態となっており、周
期Vで垂直同期信号を、周期Hで水平同期信号をそれぞ
れ発生し、これらをコントローラ11及びCCDドライ
バ28に送出している。コントローラ11は、これらの
各同期信号に基づいて各部を制御する。CCDドライバ
28は、この水平同期信号に同期させて周期Hで電荷ク
リアパルスを発生し、これをCCD撮像素子20に入力
している。これにより、CCD撮像素子20は、各受光
素子25で光電変換して得られた電荷をこの電荷クリア
パルスの入力毎に掃き出してクリアする。
【0028】ポジフイルム12が送られて、プリント対
象コマがマスク開口14にセットされ、プリント対象コ
マのカラー画像が拡散ボックス15に入射して拡散され
た光で照明される。プリント対象コマがフイルムキャリ
ア13にセットされると、コントローラ11は、3色の
うちでフイルタからの透過光の光強度が最も低いために
最も露光時間が長い青色画像の撮像を最初に行うため
に、まずモータドライバ21を介してモータ21aを駆
動してフィルタターレット19を青色位置に回転し、撮
影レンズ18とCCD撮像素子20との間に青色フィル
タ19Bをセットする。これにより、プリント対象コマ
のカラー画像を透過した光のうちの青色光だけが青色フ
ィルタ19Bを透過し、CCD20の撮像面20aにプ
リント対象コマの青色画像が結像される。この後に、コ
ントローラ11は、CCDドライバ28に撮像開始の指
示をする。
【0029】CCDドライバ28は、撮像開始の指示を
受け取ると、この指示の後に発生する垂直同期信号が発
生している間に、第1番目のシフトパルスを発生し、こ
のシフトパルスをCCD撮像素子20に送る。この第1
番目のシフトパルスが発生した時点で青色露光期間とな
る。CCD撮像素子20は、第1番目のシフトパルスの
入力によって、各受光素子25に蓄積された電荷を列毎
に対応する垂直転送路26に移動する。なお、CCD撮
像素子20には、電荷クリアパルスが入力されているか
ら、実際にシフトパルスによって移動される電荷はな
い。
【0030】この後に、CCDドライバ28は、同期信
号発生回路30からの水平同期信号の入力毎に垂直転送
クロックを順次に発生するとともに、この垂直転送クロ
ックと垂直転送クロックとの間に水平転送クロックを発
生して、これらをCCD撮像素子20に送る。これによ
り、青色露光期間の開始前に各垂直転送路26内に蓄積
されていた不要な電荷が順次にシフトされて水平転送路
27,検出アンプ29を介してCCD撮像素子20から
画像信号が出力される。この検出アンプ29からの出力
は、ゲイン調整回路31を介してプリント部32に送ら
れるが、不要な信号であるためプリント部32に取り込
まれない。この垂直転送路26の不要な電荷の出力は、
次の第2番目のシフトパルスが発生するまでに完了す
る。
【0031】このようにして、垂直転送路26から不要
な電荷を出力している間には、3色光の光強度の違いに
よるホワイトバランスのズレを補正するために、CCD
撮像素子20には電荷クリアパルスが継続して入力され
る。これにより、青色露光期間の開始直後では、CCD
撮像素子20の電子シャッタは閉じた状態になってお
り、各受光素子25は蓄積した電荷を周期Hで掃き出し
た状態となっている。そして、青色フィルタ19Bを透
過する青色光の光強度は小さいため、第1番目のシフト
パルスの発生から短時間のうちに電荷クリアパルスの送
出が停止され、CCD撮像素子20による青色画像の撮
像が開始される。この電荷クリアパルスの送出停止は、
次(第2番目)のシフトパルスが発生する時点までの残
り時間が青色露光時間になった時点で行われる。
【0032】なお、シストパルスは垂直同期信号に同期
して一定な周期Vで発生し、また水平同期信号が一定な
周期Hで発生するから、シフトパルスの発生した時点か
らの水平同期信号をカウントすることにより、残り時間
が青色露光時間になったことか否かを検知して電荷クリ
アパルスの送出を制御することが可能である。
【0033】電荷クリアパルスの入力停止により電子シ
ャッタが開いた状態となり、各受光素子25には、撮像
面20aに結像した青色画像が光電変換された電荷が蓄
積される。そして、この電荷クリアパルスの入力停止か
ら青色露光時間が経過すると、次の垂直同期信号が発生
している間に、CCDドライバ28から第2番目のシフ
トパルスがCCD撮像素子20に入力される。この第2
番目のシフトパルスによって、各受光素子25にそれま
で蓄積されていた電荷が対応する垂直転送路26にそれ
ぞれ移動される。すなわち、青色露光時間に各受光素子
25に照射された青色光の光量に応じた電荷が垂直転送
路26に移動される。この時点で青色露光期間が終了
し、青色読み出し期間となる
【0034】青色読み出し期間になると、各受光素子2
5の電荷が第2番目のシフトパルスで垂直転送路26に
移動された後に、CCDドライバ28は、垂直転送クロ
ックと水平転送クロックとをCCD撮像素子20に送
る。この垂直転送クロックの入力により、各受光素子2
5から移動された電荷は、それぞれ垂直転送路26内を
水平転送路27に向けて1段ずつシフトされ、各垂直転
送路26の最下段の第1ラインの電荷は、水平転送路2
7に移動される。そして、水平転送路27に移された第
1ラインの電荷は、垂直転送クロックと垂直転送クロッ
クとの間に発生する水平転送クロックによって、水平転
送路27内を全段シフトされ、1Hの期間内に検出アン
プ29を介してCCD撮像素子20から第1ラインの青
色画像信号として出力される。
【0035】第1ラインの青色画像信号出力後、次の垂
直転送クロックがCCD撮像素子20に入力され、垂直
転送路26内の電荷は、再び垂直転送路26内を1段ず
つシフトされ、先の垂直転送クロックで各垂直転送路2
6の最下段に移動した第2ラインの電荷が水平転送路2
7に移動される。この第2ラインの電荷は、水平転送ク
ロックによって、水平転送路27内を全段シフトされ
て、検出アンプ29を介してCCD撮像素子20から第
2ライン目の青色画像信号として出力される。以下同様
にして、垂直転送クロックと水平転送クロックとがCC
D撮像素子20に入力され、第3ライン以降の青色画像
信号がCCD撮像素子20から出力される。
【0036】CCD撮像素子20から出力された各ライ
ンの青色画像信号は、ゲイン調整回路31の青色用増幅
回路に入力され、この青色用増幅回路でCCD撮像素子
20の分光感度特性によるホワイトバランスのズレを補
正するようにして増幅された後に、プリント部32に送
られる。プリント部32に入力された各ラインの青色画
像信号は、このプリント部32で受光素子25毎の青色
画像データに変換された後に、プリント部32内に設け
た画像メモリに記憶される。
【0037】また、このようにして、各ラインの青色画
像信号が出力されている青色読み出し期間中には、CC
Dドライバ28は、第2番目のシフトパルスを送出した
直後から赤色画像の撮像を開始するまで電荷クリアパル
スを継続的に送出する。これにより、この青色読み出し
期間中に青色光の照射を受けて各受光素子25で光電変
換された電荷は、電荷クリアパルスの入力毎に掃き出さ
れ、各受光素子25は、電荷を蓄積していない状態とな
っている。
【0038】最終ラインの青色画像信号の出力が完了し
た後に、第3番目のシフトパルスがCCD撮像素子20
に入力され、青色読み出し期間が終了して赤色露光期間
となる。赤色露光期間となると、この第3番目のシフト
パルスにより、各受光素子25に蓄積された電荷が列毎
に対応する垂直転送路26に移動され、この赤色露光期
間中においても、青色露光期間中と同様にして、第3番
目のシフトパルスの送出直後から垂直転送クロックと水
平転送クロックとがCCD撮像素子20に入力され、垂
直転送路26内の不要な電荷が排出される。なお、この
場合にも、上記同様にCCD撮像素子20には、電荷ク
リアパルスが入力されているから、各受光素子25から
シフトパルスによって移動される電荷はない。
【0039】また、第3番目のシフトパルスの入力後に
も、各色フィルタ19R,19G,19Bの透過光の光
強度の違いによるホワイトバランスのズレを補正するた
めに、青色読み出し期間から電荷クリアパルスが継続し
て入力され、各受光素子25に蓄積された電荷が周期H
で掃き出され、電子シャッタが閉じた状態となってい
る。
【0040】一方、コントローラ11は、この第3番目
のシフトパルスが発生した時点で、ドライバ21,モー
タ21aを介してフィルタターレット19を青色位置か
ら赤色位置へ回転させる。これにより、フィルタターレ
ット19は、赤色位置へ向けて回転を開始し、電荷クリ
アパルスの送出が停止して赤色画像の撮像が開始される
までに赤色位置にセットされる。すなわち、赤色露光期
間中で電子シャッタが閉じた状態になっている間に、フ
ィルタターレット19は、青色位置から赤色位置に回転
されて、撮影レンズ18とCCD撮像素子20との間に
赤色フィルタ19Rがセットされる。
【0041】CCDドライバ28は、第3番目のシフト
パルスの送出した時点から所定個数の水平同期信号が入
力されると、次(第4番目)のシフトパルスを発生すべ
き時点までの残り時間が赤色露光時間になったと判断し
て、電荷クリアパルスの送出を停止する。これにより、
CCD撮像素子20は、赤色画像に応じた赤色光の照射
を受けた各受光素子25がこの赤色光を光電変換し、得
られた電荷を蓄積するようになる。
【0042】CCDドライバ28は、電荷クリアパルス
の入力が停止した時点から赤色露光時間が経過すると、
第4番目のシフトパルスをCCD撮像素子20に入力す
る。これにより、赤色露光期間が終了して赤色読み出し
期間となる。CCD撮像素子20は、この第4番目のシ
フトパルスによって、各受光素子25にそれまで蓄積さ
れていた電荷を対応する垂直転送路26にそれぞれ移動
させる。
【0043】第4番目のシフトパルスの入力後に、垂直
転送クロックと水平転送クロックとがCCD撮像素子2
0に入力され、青色読み出し期間と同様な手順で第1ラ
インから最終ラインの赤色画像信号がCCD撮像素子2
0から出力される。CCD撮像素子20から出力された
各ラインの赤色画像信号は、ゲイン調整回路31の赤色
用増幅回路に入力され、この赤色用増幅回路でCCD撮
像素子20の分光感度特性によるホワイトバランスのズ
レを補正するようにして増幅された後に、プリント部3
2に出力される。プリント部32は、ゲイン調整回路3
1からの各ラインの赤色画像信号を赤色画像データに変
換して画像メモリに記憶する。
【0044】最終ラインの赤色画像信号の出力が完了し
た後に、第5番目のシフトパルスがCCD撮像素子20
に入力されて、赤色読み出し期間が終了して、緑色露光
期間となる。この緑色露光期間でも、緑色露光期間の開
始後から所定の時間の間は、各色フィルタ19R,19
G,19Bの透過光の光強度の違いによるホワイトバラ
ンスのズレを補正するために、CCD撮像素子20に
は、赤色読み出し期間から継続して入力されている電荷
クリアパルスにより、電子シャッタが閉じた状態になっ
ている。
【0045】フィルタターレット19は、第5番目のシ
フトパルスが発生した時点から緑色位置に向けて回転さ
れ、緑色画像の撮像が開始されるまでの電子シャッタが
閉じた状態の間に、撮影レンズ18とCCD撮像素子2
0との間に緑色フィルタ19Gがセットされる。CCD
ドライバ28は、第5番目のシフトパルスの発生から所
定の時間が経過して、次(第6番目)のシフトパルスを
発生すべき時点までの残り時間が緑色露光時間になった
時点で電荷クリアパルスの送出を停止する。これによ
り、フィルタターレット19の緑色位置への回転後に、
緑色画像の撮像が開始される。
【0046】電荷クリアパルスの入力が停止されること
により、各受光素子25は、撮像面20aに結像した緑
色画像を光電変換し、それぞれ照射された緑色光の光量
に応じた電荷を蓄積し、緑色露光時間が経過すると、第
6番目のシフトパルスがCCD撮像素子20に入力され
る。この第6番目のシフトパルスによって、各受光素子
25にそれまで蓄積されていた電荷が対応する垂直転送
路26にそれぞれ移動される。また、緑色露光期間が終
了し、緑色読み出し期間となる。なお、緑色露光期間中
においても、垂直転送クロックと水平転送クロックとが
CCD撮像素子20に入力され、垂直転送路26内の電
荷が排出される。
【0047】第6番目のシフトパルスの入力後の緑色読
み出し期間でも、上記同様な手順で第1ラインから最終
ラインの緑色画像信号がCCD撮像素子20から出力さ
れ、ゲイン調整回路31の緑色用増幅回路を介してプリ
ント部32に出力される。プリント部32は、ゲイン調
整回路31からの各ラインの緑色画像信号を緑色画像デ
ータに変換して画像メモリに記憶する。この後、プリン
ト部32は、画像メモリに記憶した3色の画像データを
基にして青色画像,赤色画像,緑色画像を合成したカラ
ー画像を作成し、これをモニタ32に表示し、また3色
の画像データを基にして記録紙にカラー画像をフルカラ
ーで記録する。
【0048】1個のカラー画像の3色の分の撮像が終了
すると、ポジフイルム12が1コマ分送られて、次のプ
リント対象コマがフイルムキャリア13にセットされ
る。そして、このポジフイルム12の1コマ送りの間
に、フィルタターレット19が青色位置に回転され、こ
の後に上記同様な手順で次のプリント対象コマのカラー
画像の3色面順次に撮像される。
【0049】以上のようにして、透過光の強度が低いた
めに露光時間が長く、露光期間中の電子シャッタによる
掃き出し期間に色フィルタを切り換えることができない
青色については、最初に撮像を行うことで青色露光期間
の開始前に青色フィルタ19Bを露光セットし、他の赤
色,緑色フィルタ19R,19Bについては、透過光の
光強度の違いによるホワイトバランスのスレを補正する
ための各色の露光期間中の電子シャッタによる掃き出し
期間にフィルタを切り換えるようにしているから、フィ
ルタ切り換えに1フィールド分の時間を必要とせず、短
時間に1個のカラー画像の3色面順次による撮像が終了
する。
【0050】ところで、プリント対象コマのカラー画像
(ポジ像)の濃度が非常低い部分があると、この部分に
対応する撮像面20aの位置に強い光が照射される。そ
して、この強い光が垂直転送路26に照射されると、こ
の垂直転送路26の強い光が照射された部分で光電変換
が行われて電荷が蓄積され、この電荷が本来の画像の電
荷に加算されることによってスメアが撮像されたカラー
画像に現れる。そして、このスメアは、強い光を透過し
た濃度の低い部分に対応するカラー画像の部分から上下
方向に伸びた縦筋状に現れる。
【0051】例えば、図5に示すように、高濃度部41
と、低濃度部42からなるテストパターン43(ポジ
像)をCCD撮像素子20で3色面順次で撮像した時に
は、低濃度部42に対応する受光素子25に隣接して配
された垂直転送路26の部分(以下、照射部分という)
にも強い光が照射される。垂直転送路26は遮光されて
いるが、照射部分ではこの強い光が照射されることで光
電変換が行われその照射部分に電荷が蓄積される。この
電荷によって、撮像されたテストパターン43には、低
濃度部42の上下に縦筋状のスメアが発生するが、上記
のようにしてフィルタターレット19を回転させた場合
には、低濃度部42の上下のスメアは、ほぼ同じ明るさ
(濃度)かつ色になる。
【0052】以下に、この理由について説明する。な
お、以下の説明では、テストパターン43は、その低濃
度部42の上側の高濃度41の領域(以下、上側領域と
いう)41aが撮像面20aの下側(水平転送路27
側)を向き、下側の高濃度41の領域(以下、下側領域
という)41bが撮像面20aの上側に向くようにし
て、撮像面20aに倒立像として結像されるものとす
る。また、説明を簡単にするために、テストパターン4
3は、高濃度部41が透過率「0」の黒色で、低濃度部
42がほぼ透明の無彩色のものとして説明する。
【0053】青色露光期間中では、垂直転送路26の各
段に蓄積されている不要な電荷が垂直クロックによって
順次に1段ずつシフトされ、水平転送路27,検出アン
プ29を介して排出される。このため、垂直転送路26
の最上段に蓄積されていた不要な電荷が次段に移された
垂直転送路26の各段は、電荷が「0」の状態になる。
ここで、照射部分の最上段でも、垂直転送路26の最上
段に蓄積されていた電荷が次段に移されることにより、
電荷が「0」の状態となるが、照射部分には継続して光
強度の大きい青色光が照射されているために、この青色
光による光電変換が行われて電荷が生じ、次の垂直転送
クロックが発生するまでの間にその部分に照射された青
色光の光量に応じた電荷量の電荷が蓄積される。そし
て、照射部分の最上段に照射された電荷は、垂直転送ク
ロックの入力によって次段にシフトされる。
【0054】照射部分の最上段から電荷がシフトされた
垂直転送路26の位置(段)にも継続して青色光が照射
されていれば、次の垂直転送クロックが発生するまでの
間にその部分に照射された青色光の光量に応じた電荷量
の電荷が生じ、上段からシフトされた電荷に加算されて
蓄積される。この加算された電荷は、垂直転送クロック
によって、さらに次段にシフトされる。このようにし
て、垂直転送路26の照射部分では、次々に電荷が加算
されて1段ずつシフトされる。そして、最初に垂直転送
路26の最上段に蓄積されていた電荷が照射部分よりも
2段下に達した時点では、その上段(照射部分の1段
下)には、照射部分を通過するのに要した時間に照射部
分の各段に照射された青色光の光量に応じた比較的大き
な電荷量の電荷(以下、スメア電荷という)が移動され
て蓄積された状態になる。
【0055】青色露光期間中には、1列分の受光素子2
5と同じ個数の垂直転送クロックが入力され、最初に垂
直転送路26の最上段に蓄積されていた電荷が水平転送
路27に移動された時点で、垂直転送クロックの入力停
止されるから、青色露光期間の終了時には、照射部分を
含む垂直転送路26の最下段には、上記のようにして生
じたスメア電荷が蓄積された状態となっている。また、
この垂直転送路26の最下段と照射部分の間の各段にお
いても、最下段に蓄積されたスメア電荷と同様にして、
生じたスメア電荷が蓄積された状態となる。
【0056】この後に、シフトパルスが入力されて青色
読み出し期間になると、青色露光期間中で電子シャッタ
が開いている間に各受光素子25で蓄積された電荷が垂
直転送路27に移動される。この時に、照射部分を含む
垂直転送路26の最下段及び最下段と照射部分の間の各
段には、上側領域41aに対応する各受光素子25から
の電荷が移動され、スメア電荷に加算されることにな
る。なお、これらの各受光素子に蓄積された電荷はほぼ
「0」であるから、スメア電荷だけが蓄積された状態が
維持される。
【0057】そして、青色読み出し期間中に発生した垂
直転送クロック,水平転送クロックによって、垂直転送
路26内に蓄積されている電荷の読み出しが開始される
と、照射部分を含む垂直転送路26の最下段及び最下段
と照射部分の間の各段のスメア電荷は、1段ずつシフト
されながら水平転送路27に移動され、この水平転送路
27,検出アンプ29を介して、上側領域41bの画像
信号として出力されることになる。
【0058】一方、垂直転送路26の照射部分から上側
の各段は、青色露光期間中に青色光が照射されないの
で、青色露光期間の終了時には、不要な電荷が排出され
ているために電荷量が「0」となっている。そして、青
色読み出し期間の開始時には、下側領域41bに対応す
る各受光素子25からの電荷が移動されるが、これらの
電荷はほぼ「0」なので、電荷「0」の状態になってい
る。
【0059】そして、青色読み出し期間中に発生した垂
直転送クロック,水平転送クロックによって、垂直転送
路26内に蓄積されている電荷の読み出しが開始される
と照射部分から上段の下側領域41bに対応する電荷
(≒「0」)は、照射部分を通って水平転送路27に向
けて1段ずつシフトされる。そして、この時にも、照射
部分には継続的に青色光が照射されているから、上述の
青色露光期間中と同様にして、照射部分に電荷が生じ
る。したがって、下側領域41bに対応する電荷は、照
射部分を通過した後では、照射部分を通過するのに要し
た時間に、照射部分の各段に照射された青色光の光量に
応じた電荷量となり、スメア電荷が水平転送路27に移
動される。そして、このスメア電荷が水平転送路27,
検出アンプ29を介して、下側領域41bの青色画像信
号として出力されることになる。
【0060】このようにして、上側領域41a,下側領
域41bの青色画像信号は、青色露光期間中に発生した
スメア電荷または青色読み出し期間中に発生したスメア
電荷に応じた大きさとなる。これらの青色画像信号は、
ゲイン調整回路32の青色増幅回路CCD撮像素子20
の分光感度特性を補正するようにして増幅される。ま
た、照射部分の各段に照射される青色光の光量は、照射
される青色光の光強度に比例しているから、結果とし
て、上側領域41a,下側領域41bの青色画像信号
は、青色露光期間にもしくは青色読み出し期間に照射部
分に照射された青色光の強度の比例した大きさでカラー
画像入力装置10から出力される。
【0061】同様にして、上側領域41aと、下側領域
41bの赤色画像信号は、赤色露光期間にもしくは赤色
読み出し期間に照射部分に照射された赤色光の強度の比
例した大きさでカラー画像入力装置10から出力され、
緑色画像信号は、緑色露光期間にもしくは緑色読み出し
期間に照射部分に照射された緑色光の強度の比例した大
きさでカラー画像入力装置10から出力される。なお、
赤色と緑色の各露光期間中には、フィルタの切り換えを
行っているので、照射部分への赤色光と緑色光の照射時
間が青色露光期間に比べて僅かに短くなるが、その時間
は短時間であるから、照射部分の各段に照射される各色
光の光量は、照射される光の光強度にほぼ比例してい
る。
【0062】上述したように、色温度3200Kの光源
17を用いた場合の各色のフィルタ19B,19R,1
9Gを透過する青色光,赤色光,緑色光の比率は1:
2:3であるから、各色のフィルタ19B,19R,1
9Gがセットされている各色の露光期間中では、照射部
分には、1:2:3の光強度の比率の青色光,赤色光,
緑色光が照射され、垂直転送路26は電子シャッタの作
動と無関係に電荷が蓄積される。したがって、上側領域
41aの青色,赤色,緑色の各画像信号の比率が1:
2:3となる。また、各色の読み出し期間でも、各色の
露光期間と同様に照射部分には、1:2:3の光強度の
比率の青色光,赤色光,緑色光が照射されるから、上側
領域41aの青色画像に信号の比率を「1」とすれば、
下側領域41bの青色,赤色,緑色の各画像信号の比率
もほぼ1:2:3となり、上側領域41aの各色の画像
信号のそれとほぼ同じ大きさかつ比率となる。
【0063】モニタ33に表示されるカラー画像または
プリント部32で記録されるカラー画像は、それぞれ各
色の画像信号を基にした青色画像,赤色画像,緑色画像
を合成したものであるから、上側領域41a,下側領域
41bの各部分についても、対応する3色の画像信号を
基にした色及び明るさ(濃度)で表示(記録)される。
これにより、図6に示すように、テストパターン43を
撮像して得られたたカラー画像53では、上側領域41
aに対応する部分51には、比率が1:2:3の青色,
赤色,緑色の各画像信号に基づいた色及び明るさのスメ
アが表示され、また、下側領域41bに対応する部分5
2には、上側領域41bの青色画像に信号の比率を
「1」とした場合に、比率が1:2:3の青色,赤色,
緑色の各画像信号に基づいた色及び明るさのスメアが表
示されることになる。
【0064】ここで、青色,赤色,緑色の順に3色面順
次でカラー画像の撮像を行って、各色の読み出し期間中
に次に撮像する色のフィルタを切り換えた場合には、上
側領域41aの青色,赤色,緑色の各色の画像信号の比
率は、上記同様に1:2:3となるが、下側領域41b
の青色,赤色,緑色の各画像信号の比率及びその大きさ
は、上側領域41aのそれと同じにならない。例えば、
青色読み出し期間中に、フィルタターレット19が赤色
位置に回転されると、この青色読み出し期間中に撮像面
20aに赤色光が照射されることになる。したがって、
青色読み出し期間中に発生するスメア電荷は、赤色光に
よるものとなって、下側領域41bの青色画像信号の大
きさは、赤色光の光強度に比例したものになる。同様
に、下側領域41bの赤色画像信号の大きさは、緑色光
の光強度に比例し、下側領域41bの緑色画像信号の大
きさは、フィルタの切り換えが緑色読み出し期間に行わ
れなければ緑色光の光強度に比例したものになる。これ
により、上側領域41aの青色画像に信号の比率を
「1」とれば、下側領域41aの青色,赤色,緑色の各
画像信号の比率は、2:3:3となる。
【0065】そして、上側領域41aと下側領域41b
の各色の画像信号に比率が異なれば、モニタ33に表示
されるカラー画像またはプリント部32で記録紙に記録
されるカラー画像の上側領域41aと下側領域41bに
対応する部分51,52の各スメアの色及び明るさ(濃
度)が互いに異なり、表示または記録されたカラー画像
の画質を著しく低下させてしまう。なお、撮像の色の順
番を変えた場合でも、上側領域41aと下側領域41a
の青色,赤色,緑色の各画像信号の比率が異なって、モ
ニタ33上または記録紙上での上側領域41aと下側領
域41bの部分51,52の各スメアの色及び明るさが
互いに異なるのはいうまでもない。
【0066】しかしながら、この画像入力装置10で
は、上述のように、同じ色の露光期間と読み出し期間で
は、同じ色の光が撮像面20aに照射されるため上側領
域41a,下側領域41bの各色の画像信号が同じ比率
となり、また上側領域41a,下側領域41bの同じ色
の画像信号がほぼ同じ大きさとなるので、スメアの原因
となる低濃度部42の上下の上側領域41aと下側領域
41bに対応するカラー画像53の各部分51,52の
各スメアの色及び明るさが同じであり、スメアによるカ
ラー画像の画質の低下が抑えることができる。
【0067】なお、上記では、色のないテストパターン
43を用いて説明したが、実際にポジフイルム12を撮
像する場合には、自動車のヘッドランプや太陽等の像が
低濃度部42に相当しスメアの原因となる。そして、こ
の像部分の青色光,赤色光,緑色光の透過率が異なれ
ば、スメアの発生する部分の各色の画像信号の比率は、
上記で説明したものと異なるが、スメアの原因の像の上
下部分に対応した、スメアの各色の画像信号のほぼ比率
は同じであり、同じ色の画像信号ついては、ほぼ同じ大
きさとなるから、スメアの原因の像の上下の各部分のス
メアの色及び明るさ(濃度)は同じになる。
【0068】上記実施形態では、色温度が3200Kの
ハロゲンランプを光源として用いた場合について説明し
たが、他の色温度の光源を用いてもよい。光源の色温度
が違う場合には、その色温度の光に含まれる赤色,緑
色,青色の光強度に応じて撮像の色の順番を決定し、最
も光強度の弱い色から撮像するようにすればよい。例え
ば、光源に色温度が5600Kの蛍光灯を用いた場合に
は、各色フィルタを透過する光強度は、赤色光<青色光
<緑色光の関係になるから、赤色画像,青色画像,緑色
画像の順番で撮像を行う。もちろん、使用する色フィル
タによって同じ色のフィルタでもその透過特性から透過
する光強度が違う場合には、3色の色フィルタから透過
される赤色,緑色,青色の光強度に応じて撮像の色の順
番を決定し、最も光強度の弱い色から撮像するようにす
ればよい。
【0069】上記実施形態では、透過光の強度が最も弱
いものから順番にフィルタを切り換えるようにしている
が、最も弱いものを最初にすれば、他の2色についての
順番を入れ換えてもよい。また、電子シャッタのみでホ
ワイトバランスの調整を行ってもよい。この場合には、
光源の色温度に応じた3色の透過光の強度とCCDカメ
ラの分光感度の両方に基づいて露光時間を決め、露光時
間の長い色の画像を最初に撮像すればよい。そして、他
の2色の画像を撮像する際しては、電子シャッタが閉じ
た状態の掃き出し期間中にフィルタを切り換えればよ
い。
【0070】さらに、上記実施形態では、ポジフイルム
のカラー画像を撮像する場合について説明したが、本発
明はこれに限らずネガフイルムのカラー画像(ネガ像)
を撮像してもよく、プリント写真や印刷物等の反射原稿
を撮像することも可能である。なお、ネガ像を撮像する
場合には、ネガフイル上の濃度の低い部分、すなわちポ
ジ像にした場合に濃度が高い部分がスメアの原因とな
る。
【0071】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、撮像用の1フィールド期間中に所定の時間だけ前記
CCD撮像素子の電子シャッタを閉じた状態にしてから
電子シャッタを開いた状態にすることで各色の画像をホ
ワイトバランスを補正するようにして決められた露光時
間で各色の画像を撮像し、各色の露光時間のうちで最も
露光時間の長い色の画像を最初に撮像するようにし、こ
の色フィルタについては、その色の撮像用の1フィール
ド期間の開始前にCCD撮像素子と光源との間に挿入
し、第2番目及び第3番目に撮像する色については、そ
れぞれ対応する色の撮像用の1フィールド期間中で電子
シャッタが閉じた状態の時に対応する色のフィルタに切
り換えてから撮像するようにしたから、カラー画像をカ
ラー画像入力装置で取り込んだ時にスメアの発生原因と
なる像の上下のスメアの明るさや色がほぼ同じとすると
ができ、スメアによる画質の劣化を少なくすることがで
きる。
【0072】また、露光時間の長い色を最初に撮像する
ことで、この色については撮像用の1フィールド期間の
開始前に対応する色フィルタをセットし、他の2色につ
いては、それぞれ対応する撮像用の1フィールド期間中
でCCD撮像素子の電子シャッタが閉じているときにフ
ィルタを切り換えるようにしたからカラー画像を取り込
むための時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像を3色面順次で撮像する際のCCD
撮像素子の駆動信号のタイミングチャートである。
【図2】本発明を実施したカラー画像入力装置を示す概
略図である。
【図3】フィルタターレットを示す平面図である。
【図4】CCD撮像素子を模式的に示す説明図である。
【図5】テストパターンを示す説明図である。
【図6】テストパターンを撮像して得られるカラー画像
の状態を示す説明図である。
【符号の説明】 10 画像入力装置 12 ポジフイルム 17 光源 18 撮影レンズ 19 フィルタターレット 19R,19G,19B 色フィルタ 20 CCD撮像素子 20a 撮像面 25 受光素子 26 垂直転送路 27 水平転送路 28 CCDドライバ 31 ゲイン調整回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの一定の光強度の光でカラー画
    像を照明するとともに、カラー画像を1色毎に撮像する
    CCD撮像素子と前記光源との間に赤色,緑色,青色の
    各色フィルタを順次に挿入することでカラー画像を順次
    に3色の画像に色分解し、これらの色分解された各色の
    画像毎に撮像用の1フィールド期間で前記CCD撮像素
    子による画像の撮像を行い次の読み出し用の1フィール
    ド期間でCCD撮像素子から撮像した画像を読み出すこ
    とにより、カラー画像を3色面順次で取り込むようにし
    たカラー画像入力装置のフィルタ切り換え方法におい
    て、 各色の撮像用の1フィールド期間では、ホワイトバラン
    スを補正するために所定の時間だけ前記CCD撮像素子
    の電子シャッタを閉じた状態に維持しこの後に電子シャ
    ッタを開いた状態にすることで、各色の画像をその色に
    対応して決められた露光時間で撮像するとともに、各色
    の露光時間のうちで最も露光時間の長い色の色フィルタ
    については、その色の撮像用の1フィールド期間の開始
    前に前記CCD撮像素子と前記光源との間に挿入してこ
    の色の画像を最初に撮像し、第2番目及び第3番目に撮
    像する色の色フィルタについては、それぞれ対応する色
    の撮像用の1フィールド期間中で電子シャッタが閉じた
    状態の時に対応する色の色フィルタに切り換えることを
    特徴とするカラー画像入力装置のフィルタ切り換え方
    法。
  2. 【請求項2】 前記各色の露光時間は、前記光源の色温
    度に応じた前記各色フィルタを透過する各色の光強度に
    基づいて決定されていることを特徴とする請求項1記載
    のカラー画像入力装置のフィルタ切り換え方法。
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