JPH09261549A - 高視聴頻度番組及び高録画頻度番組に対応したavシステム - Google Patents

高視聴頻度番組及び高録画頻度番組に対応したavシステム

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JPH09261549A
JPH09261549A JP8072179A JP7217996A JPH09261549A JP H09261549 A JPH09261549 A JP H09261549A JP 8072179 A JP8072179 A JP 8072179A JP 7217996 A JP7217996 A JP 7217996A JP H09261549 A JPH09261549 A JP H09261549A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビジョン受像機、パソコン、ビデオレコー
ダ等の夫々のAV機器の回路やメモリ容量等を変えず
に、低コストで多機能の高視聴頻度番組及び高録画頻度
番組対応のAVシステムを構成する。 【解決手段】上記各AV機器をディジタルバスで接続し
てディジタルAVシステムを構成し、システムコントロ
ーラとしてのパソコンに「高視聴頻度番組」対応プログ
ラムを持たせ、テレビジョン受像機TVの表示機能と、
ビデオレコーダの録画/再生機能と、パソコンのプログ
ラム制御機能とを総合的に活用した「高視聴頻度番組」
対応放送受信システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高視聴頻度のチャ
ンネル番組及び高録画頻度のチャンネル番組に対応した
AVシステムに関するものであり、詳しくは、ディスプ
レイ機器であるテレビジョン受像機と、制御機器であ
る、例えばパソコンと、録画再生機器であるビデオカセ
ットレコーダ(VCR)とをIEEE1394等のディ
ジタルバスで相互接続して構成し、パソコンをシステム
コントローラとしてシステム全体を制御するように構成
されたAVシステムにおいて、テレビジョン受像機の視
聴者が普段高頻度で視聴している番組(以下、高視聴頻
度のチャンネル番組と云う)及び高頻度で録画している
番組(以下、高録画頻度のチャンネル番組と云う)の放
送時間に夫々の対応したAV機器を制御するAVシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンの視聴者には、毎週、同じ
時間に同じチャンネル番組を視聴するという傾向がある
ことが知られている。本発明者等は、上記のような視聴
傾向に基づき以前下記のようなアイデアを開示した。
【0003】即ち、テレビジョン受像機内で、そのテレ
ビジョン受像機の視聴者個人の過去の曜日、時間毎の番
組別の視聴傾向又は録画傾向に関する履歴を管理するこ
とにより、ある曜日、ある時間毎の高視聴頻度のチャン
ネル番組を統計的に割り出して記憶しておく。そして、
テレビジョン受像機の電源投入時や選局時等において、
上記履歴に基づき高視聴頻度のチャンネル番組を自動的
に選択して視聴者に提供するというものである。
【0004】上記アイデアを更に広げて、本発明者等
は、電源が投入されていない場合や、視聴者が不在の場
合や、視聴者が漫然と他の番組を見ている場合等におい
ても、確実に高視聴頻度のチャンネル番組の視聴又は録
画ができるようにした「高視聴頻度番組」対応放送受信
装置を発明し、既に、特願平3−35568号「放送受
信装置」及び特願平3−36274号「テレビ放送受信
装置」で開示したところである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
発明による放送受信装置は、通常のテレビジョン受像機
又はビデオレコーダに対して、視聴者が高視聴頻度のチ
ャンネル番組の視聴又は録画を忘れずに行うことができ
るようにするためにコンピュータによるプログラム制御
機能を付加したものである。そのため、本来のテレビジ
ョン受像機及びビデオレコーダの回路の他に高視聴頻度
のチャンネル番組対応機能を持つ回路の付加やメモリの
増加等が必要となり、コスト及び負荷電力の増加を強い
ることになり問題点となっていた。
【0006】一方、現在所謂パソコンは一般家庭に相当
数普及しており将来益々増加する趨勢にあり、また、テ
レビジョン受像機の表示機能も現在より更に高度化する
趨勢にある。パソコンはプログラムを与えることにより
任意の情報処理を行うことができるプログラム制御装置
であり、テレビジョン受像機は放送された映像や録画さ
れた映像を表示することは勿論、それらに重畳してある
いは単独に、任意の文字、絵、図表等を表示することが
できる極めて便利な表示装置となっている。
【0007】つまり、現在又は将来にわたり、上記「高
視聴頻度のチャンネル番組」対応放送受信装置と同等又
はそれ以上の機能を賄うには充分過ぎる程のリソースが
家庭内に分散して存在している状況がある。
【0008】従って、本発明は、1個のテレビジョン受
像機を上記「高視聴頻度のチャンネル番組」対応放送受
信装置に改造するのではなく、家庭内に分散して既に存
在するテレビジョン受像機、ビデオレコーダ、パソコン
が持つ各上記リソースを有効利用することにより低コス
トで簡単に構成することができる「高視聴頻度番組」対
応放送受信システムに課題を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る高視聴頻度番組に対応したAVシステ
ムは、IEEE1394等のディジタルインタフェース
を備え、且つ音声及び又は映像信号を処理するAV機器
と、前記ディジタルインタフェースを備え、且つ記憶/
記録手段と制御手段とを備えた制御機器とからなり、前
記AV機器には少なくともディスプレイ機器を含み、該
ディスプレイ機器及び又は前記AV機器、制御機器をデ
ィジタルバスを介して相互に接続したディジタルAVシ
ステムであって、前記制御機器の制御手段には、前記デ
ィスプレイ機器で選択されたチャンネル番組の履歴から
所定頻度以上視聴されている高視聴頻度のチャンネル番
組を抽出する手段と、該抽出したチャンネル番組の放送
開始を知らせる告知手段とを設けたことである。
【0010】又、高録画頻度番組に対応したAVシステ
ムは、IEEE1394等のディジタルインタフェース
を備え、且つ音声及び又は映像信号を処理するAV機器
と、前記ディジタルインタフェースを備え、記憶/記録
手段と制御手段とを備えた制御機器とからなり、前記A
V機器、制御機器をディジタルバスを介して相互に接続
したディジタルAVシステムであって、前記AV機器
は、少なくともディスプレイ機器と、指定されたチャン
ネルの番組を録画再生する録画再生機器とから構成し、
前記制御機器の制御手段には、前記録画再生機器の過去
複数週間分の番組録画状態の履歴を記憶する録画履歴テ
ーブルを備えたことである。
【0011】上記構成にした高視聴頻度番組に対応した
AVシステムは、視聴者が定期的に見ている番組の放送
時間が来ているのに気がつかず何となく他の番組を見て
いる時には上記番組放送が始まることを表示装置の画面
に文字列やアイコン等で表示して喚起を促すことができ
るようになる。
【0012】又、視聴者が定期的に見ている番組の放送
時間が来た時、ディスプレイ機器の電源が入っていない
時には、自動的に電源を入れると共に、チャンネルを視
聴者が定期的に見ている番組に設定することができ、定
期的に見ている番組の視聴を見逃すことが減少またはな
くなる。
【0013】一方、高録画頻度番組に対応したAVシス
テムは、視聴者が定期的に見ている番組が録画再生機器
に録画予約がされていない時や視聴者が定期的に見てい
る番組の放送時間が来たのに録画が開始されていない時
にはディスプレイ機器の画面に録画を促すメッセージを
表示したり、又は、ディスプレイ機器がオフの状態の時
は録画再生機器を選択的に選択して自動的に録画できる
状態にできるようにして、録画し忘れたり、話の筋がわ
からなくなってしまうと云う問題点が解決できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る高視聴頻度番組及び
高録画頻度番組に対応したAVシステムの望ましい実施
の形態は、図1に示すように、夫々IEEE1394イ
ンタフェース(以下1394I/Fという)とマイコン
とを内蔵する、テレビジョン受像機TVと、所謂パソコ
ンである制御機器PCと、録画再生機器VCR−1、V
CR−2と、その他のAV機器とを、IEEE1394
ディジタルAVバス(以下「1394バス」という)で
シリアルに相互接続したディジタルAVシステムであ
る。
【0015】上記テレビジョン受像機TV、制御機器P
C、録画再生機器VCR−1、VCR−2の他に、13
94バスには夫々1394I/Fを持つ任意の種類のA
V機器を任意の数だけシリアルに相互に接続してもよ
い。1394バスに接続されるAV機器の数及び順序は
任意である。
【0016】各AV機器の1394I/Fの内部端子
は、夫々のマイコンと接続されており、外部端子は13
94バスと接続されている。なお、1394バスは制御
線とデータ線とからなる。
【0017】各AV機器の1394I/Fには、周期的
にタイムスロットが割り当てられ、各1394I/Fは
自分に割り当てられたタイムスロット内において宛先付
きデータを送信し、あるいは自己宛のデータを受容し、
自己宛以外のデータを受容せずに通過させる。このよう
にして、各AV機器は任意のAV機器と高速でデータの
授受を行うことができる。
【0018】上記ディジタルAVシステムは、システム
コントローラとしての制御機器PCに与えるプログラム
により各種の動作形態で使用することができる。つま
り、制御機器PCは、所定の時間にプログラムを実行
し、テレビジョン受像機TV及び/又は録画再生機器V
CR−1、VCR−2に対して1394バスを通じて各
種指示コマンドを送信してディスプレイ機器であるテレ
ビジョン受像機TV及び/又は録画再生機器VCR−
1、VCR−2にこの指示コマンドを実行させてチャン
ネル選択、表示、録画等を行わせたり、又は1394バ
スを通じてテレビジョン受像機TV及び/又は録画再生
機器VCR−1、VCR−2に問い合わせコマンドを送
信し、テレビジョン受像機TV及び又は録画再生機器V
CR−1、VCR−2から1394バスを通じて上記問
い合わせコマンドに対する応答を受け、この応答に基づ
き記録、計算、判断、新たな指示コマンドの発行等の各
種情報処理を行うように構成されている。
【0019】本実施形態においては、パソコンからなる
制御機器PCに制御手段、即ち、高視聴頻度のチャンネ
ル番組及び高録画頻度のチャンネル番組を抽出する手段
を形成するプログラムを駆動させることにより、テレビ
ジョン受像機TVの表示機能及び音声出力機能と録画再
生機器VCR−1、VCR−2の録画機能と制御機器P
Cの制御機能とを有効利用する。
【0020】即ち、 (1)視聴者が定期的に見ている番組の放送時間が来て
いるのに気がつかず何となく他の番組を見ている時には
上記定期的に見ている番組放送が始まることをテレビジ
ョン受像機TVの画面に文字列やアイコン等でスーパー
インポーズで重畳表示する。
【0021】(2)視聴者が見たい番組の放送時間が来
た時、テレビジョン受像機の電源が入っていない時に
は、自動的に電源を入れ上記番組のチャンネルに設定す
る。
【0022】(3)定期的に見ている番組の放送時間が
来た時、録画再生機器VCR−1、VCR−2に上記番
組の録画予約がされていない時、又は、録画が開始され
ないときにはテレビジョン受像機TVの画面に録画を促
すメッセージを表示する等の機能を持つ高視聴頻度のチ
ャンネル番組に対応したAVシステムを形成したもので
ある。
【0023】高視聴頻度のチャンネル番組を抽出する手
段は、後述するように、視聴履歴テーブル更新ルーチン
と、高視聴頻度番組判定ルーチンと、高視聴頻度番組チ
ャンネル設定ルーチンと、録画アナウンスルーチンとを
含んでいる。
【0024】以下、テレビジョン受像機TV、制御機器
PC、録画再生機器VCR−1、VCR−2の各構成並
びに全体システムの動作について順に説明する。
【0025】テレビジョン受像機TVは、図2に示すよ
うに、放送電波を受信するアンテナ1と、アンテナ1に
接続されたチューナ2と、チューナ2の出力端子に接続
された中間周波回路3と、中間周波回路3の出力を夫々
の入力とする映像処理部4及び音声処理部5と、映像処
理部4の出力端子に接続された重畳表示処理部6と、重
畳表示処理部6の出力端子と接続された表示器7と、音
声処理部5の出力端子に接続された混声処理部8と、混
声処理部8の出力端子と接続されたスピーカ9と、CP
U21と、データバス22と、チューナ2とデータバス
22との間に介在するI/O回路23と、データバス2
2と重畳表示処理部6との間に介在するVRAM24及
びディスプレイコントローラ25と、データバス22と
混声処理部8との間に介在するI/O回路26と、I/
O回路26を介してデータバス22と接続されたリモコ
ン信号デコーダ27と、リモコン信号デコーダ27と赤
外線信号で接続されるリモコン28と、I/O回路29
を介してデータバス22と接続されたタイマ30と、夫
々データバス22と接続されたROM31、EEPRO
M32、RAM33と、1394I/F34と、映像信
号デコーダ35と、音声信号デコーダ36と、D/A変
換機37、38とから構成されている。
【0026】アンテナ1で受信された電波は、チューナ
2に供給される。チューナ2にはI/O回路23を介し
て選局信号が供給されている。チューナ2は、選局信号
で指定されたチャンネルの放送信号を選択して中間周波
信号に変換し中間周波回路3へ出力する。
【0027】中間周波回路3は、中間周波信号から映像
信号と音声信号とを復調し、映像信号を映像処理部4
へ、音声信号を音声処理部5へ夫々出力する。
【0028】映像処理部4で処理された映像信号は、重
畳表示処理部6の一方の入力端子aに入力する。重畳表
示処理部6の他方の入力端子bには、後述するディスプ
レイコントローラ25から供給される文字、文字列、記
号、アイコン、静止画像、アニメーション等の映像デー
タを入力する。
【0029】重畳表示処理部6は、D/A変換機37と
接続された入力端子cを有している。入力端子cには制
御機器PCから出力された表示データが入力する。
【0030】重畳表示処理部6は、CPU21から図示
していない制御端子に入力する選択制御信号により制御
され、入力端子a、bか入力端子cかを選択し、入力端
子a、bを選択した場合はそれらの入力信号の重畳信号
またはいずれか単独の信号を出力する入力切換機能も持
っている。
【0031】表示器7は、重畳表示処理部6の出力信号
をCRT画面に表示する。即ち、重畳信号は二つの映像
信号をスーパーインポーズして重畳表示し、いずれか単
独の映像信号の場合は単独で重畳表示する。
【0032】混声処理部8は、入力端子d、e、fを有
している。入力端子dには音声処理部5で処理された放
送音声信号が入力する。入力端子eにはROM31に格
納されている音声データがI/O回路26を介して入力
する。また、入力端子fにはD/A変換機38から出力
された音声データを入力する。
【0033】混声処理部8は、CPU21から図示して
いない制御端子に入力する選択制御信号により制御さ
れ、入力端子d、eか入力端子fかを選択し、入力端子
d、eを選択した場合はそれらの入力信号の混合信号又
はいずれか単独の信号を出力する入力切換機能も持って
おり、選択した音声信号を音量調整や混声のバランスを
取った後にスピーカ9へ出力する。このスピーカ9は、
混声処理部8から出力された音声信号を音として出力す
る。
【0034】CPU21は、ROM31に格納されてい
る所定の制御プログラムを実行することによりテレビジ
ョン受像機TVの動作全体を制御する。即ち、CPU2
1は、通常の放送受信時におけるチャンネル選択、表
示、音声出力を制御すると共に、1394I/F34を
通じて制御機器PCから送信されきたコマンドを解読し
下記のことを行う。
【0035】(1)制御機器PCから1394バスを通
じて、現在選択している(視聴している)チャンネル番
号について問い合わせコマンドを受信したら、現在チュ
ーナ2に設定されているチャンネル番号を1394バス
を介して制御機器PCへ応答する。
【0036】(2)制御機器PCから1394バスを介
して、現在選択している(視聴している)チャンネルが
高視聴頻度番組のチャンネルであるか否かを問い合わせ
るコマンドを受信したら、現在チューナ2に設定されて
いるチャンネル番号を高視聴頻度番組のチャンネル番号
と比較し、上記問い合わせに対して”はい”又は”いい
え”で1394バスを介して制御機器PCへ応答する。
【0037】(3)制御機器PCから1394バスを介
して高視聴頻度のチャンネル番組の開始を知らせるメッ
セージを伴う指示コマンドを受信したら、1394I/
F34のデータ通路を閉じ、上記メッセージの内映像デ
ータを映像信号デコーダ35及びD/A変換機37を介
して重畳表示処理部6へ通し、音声信号を音声信号デコ
ーダ36及びD/A変換機38を介して混声処理部8へ
通す。その結果、表示器7に映像メッセージが重畳表示
され、スピーカ9から音声メッセージが出力することに
なる。
【0038】(4)制御機器PCから1394バスを介
して現在の電源の状態(オンになっているか)について
の問い合わせコマンドを受信したら、1394バスを介
して制御機器PCへ電源の状態について”はい”又は”
いいえ”で応答する。
【0039】(5)制御機器PCから1394バスを介
して電源オンの指示コマンドを受信したら、図示してい
ない電源スイッチをオンに設定する。
【0040】データバス22は、CPU21と他の回路
とのデータ授受の経路である。I/O回路23は、CP
U21の制御の下でチューナ2へチャンネル選択制御信
号を送る。VRAM24は、放送映像に重畳したいメッ
セージ等の1画面分の画素データを記憶する。
【0041】ディスプレイコントローラ25は、リモコ
ン28の指示により、CPU21の制御の下でVRAM
24上に表示器7の1画面分のメッセージ、メニュー、
イメージ等をROM31に記憶されている文字、文字
列、記号、アイコン、静止画、動画等で作成し、これを
重畳表示処理部6へ送る。これらの1画面分のメッセー
ジ、メニュー、イメージ等からなる情報は、通常の放送
画像に重畳されて表示器7に表示されることになる。
【0042】リモコン信号デコーダ27は、利用者によ
り操作されるリモコン28から送信される赤外線のリモ
コン信号を受信し解読し、I/O回路26を介してCP
U21へ送る機能を有する。
【0043】タイマ30は、リアルタイムクロックを計
時し、I/O回路29を介してCPU21へ時刻を知ら
せる。ROM31は、テレビジョン受像機TVの表示及
びコマンド処理プログラム並びにフォント、静止画、ア
ニメーション等の表示データ及び表示データに対応した
音声出力データ等の固定データを記録する。
【0044】EEPROM32は、不揮発性メモリであ
り、可変データの内重要なデータ、例えば、使用者が設
定したチャンネル、音量、画質等に関するデータを記憶
している。RAM33は、CPU21がプログラムを実
行する場合の作業データを一時的に記憶している。
【0045】1394I/F34は、制御機器PC及び
録画再生機器VCR−1、VCR−2と夫々接続されて
いる1394バスの制御線をデータバス22に接続し、
データ線を映像信号デコーダ35及び音声信号デコーダ
36に接続する機能を有している。これにより、テレビ
ジョン受像機TVは、制御機器PC及び録画再生機器V
CR−1、VCR−2の各CPUとの間で制御信号及び
データの授受が可能となる。
【0046】他のAV機器からのデータの内、映像信号
は映像信号デコーダ35で解読され、D/A変換機37
でアナログ信号に変換されて重畳表示処理部6の入力端
子cに供給される。また、他のAV機器からのデータの
内、音声信号は音声信号デコーダ36で解読され、D/
A変換機38でアナログ信号に変換されて混声処理部8
の入力端子fに供給される。
【0047】次に、録画再生機器VCR−1、VCR−
2について説明する。録画再生機器VCR−1、VCR
−2の内部構成は図示していないが、1394I/F
と、マイコンからなる制御部と、周知の録画・再生部と
を有している。
【0048】1394I/Fは、図1に示すように、1
394バスを介してテレビジョン受像機TVの1394
I/F34と直接に接続されており、また、テレビジョ
ン受像機TVと制御機器PCとの間の1394バスを介
して間接に制御機器PCの1394I/Fとも接続され
ている。これにより録画再生機器VCR−1、VCR−
2は制御機器PC及びテレビジョン受像機TVと自由に
通信することができる。
【0049】制御部は、マイコンと、リモコンとを有し
ている。マイコンはCPUと、このCPUに接続された
データバスと、このデータバスに夫々接続されたメモ
リ、タイマ、リモコン信号デコーダとを有している。デ
ータバスは1394I/Fと接続されている。録画・再
生部は、CD−ROM駆動部と書込/読取用ヘッドとを
有している。
【0050】このような構成による録画再生機器VCR
−1、VCR−2は、下記の機能を有する。 (1)視聴者がリモコンの録画ボタンを操作することに
より現在放映中の番組を自己のチューナを通じて録画す
ることができる。 (2)視聴者が曜日、時間、チャンネルを設定して録画
予約を行うことができる。
【0051】(3)テレビジョン受像機TVから再生コ
マンドを受信した時、再生を開始し、1394バスを通
じて再生信号をテレビジョン受像機TVへ送信する。 (4)制御機器PCから1394バスを通じて現在録画
中の番組の問い合わせコマンドを受信した時、録画中の
番組のチャンネル番号を数字で1394バスを通じて応
答する。録画している番組が無い場合は、”0”を応答
する。
【0052】(5)制御機器PCから1394バスを通
じて、あるチャンネル(高録画頻度番組)が現在録画中
又は録画予約されているか否かを問い合わせるコマンド
を受信した時、この問い合わせに対して1394バスを
通じて制御機器PCへ”はい”又は”いいえ”で応答す
る。
【0053】次に、制御機器PCについて説明する。制
御機器PCは、図示していないが、1394I/Fと、
制御部と、表示部と、入力部とからなる。制御部は、C
PUと、データバスと、このデータバスに接続された、
各種メモリ、タイマ、ディスプレイ制御部、入/出力イ
ンタフェース等から構成されている。
【0054】表示部は、CRT又は液晶ディスプレイか
らなる。入力部は、キーボード、マウス、リモコン、C
D−ROM駆動器等を有する。任意のプログラムをCD
−ROM駆動器により入力することができ、入力されて
いるプログラムの全てのメニュをディスプレイ画面に表
示させ、マウスカーソルで上記プログラムメニュの中の
任意のプログラムを指定して実行可能状態に置くことが
できるようになっている。
【0055】制御機器PCのCPUは1394I/F及
び1394バスを通じて直接テレビジョン受像機TVと
接続され、また、テレビジョン受像機TVの1394I
/F34を介して間接的に録画再生機器VCR−1、V
CR−2の1394I/Fと接続されている。従って、
制御機器PCは、1394バスを通じて、テレビジョン
受像機TV及び録画再生機器VCR−1、VCR−2に
対して各種コマンドを送信し、また、このコマンドに対
するテレビジョン受像機TV、録画再生機器VCR−
1、VCR−2からの応答を受信することができる。
【0056】この高視聴頻度番組に対応したAVシステ
ムにおいては、パソコンである制御機器PCに高視聴頻
度のチャンネル番組を抽出する手段のプログラムを入力
し予めメモリに格納しておく。このプログラムには、図
3に示すような視聴履歴テーブルと、図示していないが
視聴履歴テーブルと同様な録画履歴テーブルと、図4に
流れ図で示すような視聴履歴テーブル更新ルーチンと、
図5でメモリマップで示すような高視聴頻度番組判定ル
ーチンと、図6に流れ図で示すような高視聴頻度番組チ
ャンネル設定ルーチンと、図7に流れ図で示すような録
画アナウンスルーチンと、夫々図示していないが、視聴
履歴テーブル更新ルーチンと同様な録画履歴テーブル更
新ルーチン、高視聴頻度番組判定ルーチンと同様な高録
画頻度番組判定ルーチンとを含んでいる。
【0057】視聴履歴テーブルは、過去数週間の間に視
聴者が選局したテレビジョン受像機TVの番組の履歴を
記録する表である。即ち、定まった時刻、及び又は定ま
った周期で選択されたチャンネル番組を記録し、この選
択されたチャンネル番組から高視聴頻度番組のチャンネ
ル番組を抽出して記録してある。又、定まった時刻及び
又は定まった周期以外の異なった契機及び又は抽出され
たチャンネル番組を記録する契機に高視聴頻度のチャン
ネル番組の存在を判定する際にも使用される。この視聴
履歴テーブルは、制御機器PCの不揮発性メモリ内に例
えば図3に示すような形式で記録されている。図3に示
す例では、1日を144個の10分間の時間帯に分割
し、各時間帯に対してメモリアドレスを割当て、各時間
帯で、テレビジョン受像機TVの電源が入っていない
か、ビデオ再生中等のため放送番組が視聴されていない
場合は、対応アドレスに”0”を記録し、例えばチャン
ネル”4”を視聴している場合は数字の”4”を記録す
る。
【0058】録画履歴テーブルは、視聴履歴テーブルと
同様に録画再生機器VCR−1、VCR−2の過去数週
間の録画履歴を記録した表である。即ち、定まった時
刻、及び又は定まった周期で録画されたチャンネル番組
を記録し、この録画されたチャンネル番組から高視聴頻
度番組のチャンネル番組を抽出して記録してある。又、
定まった時刻及び又は定まった周期以外の異なった契機
及び又は抽出されたチャンネル番組を記録する契機に高
録画頻度のチャンネル番組の存在を判定する際にも使用
される。
【0059】次に、このような構成からなる高視聴頻度
番組に対応したAVシステムの動作について説明する。
【0060】1.視聴履歴テーブルの作成更新 視聴履歴テーブルは、図4に流れ図で示す視聴履歴テー
ブル更新ルーチンにより作成され、一定周期で更新され
る。例えば10分の時間帯毎の視聴番組を記録している
視聴履歴テーブル40においては、視聴履歴テーブル更
新ルーチンは10分毎に起動される。先ずステップST
11で、視聴履歴テーブル内の最も古いデータ、即ち最
も遠い過去のデータを消去することによりそこに新しい
記憶領域(アドレス)を確保する。
【0061】次に、ステップST12で、制御機器PC
は、1394バスを通じてテレビジョン受像機TVへコ
マンドを送り、現在視聴中のチャンネル番号を問い合わ
せる。この問い合わせコマンドに応じて、テレビジョン
受像機TVは現在視聴中のチャンネル番号を1394バ
スを通じて制御機器PCへ通報する。なお、テレビジョ
ン受像機TVは現在放送を視聴していない場合は”0”
を通報する。
【0062】制御機器PCは、テレビジョン受像機TV
からチャンネル番号が通報されてきた場合は、そのチャ
ンネル番号を上記新しいアドレスに書き込む(ステップ
ST13)。また、”0”が通報されてきた場合は上記
新しいアドレスに”0”を書き込む(ステップST1
4)。このようにして10分毎に視聴履歴テーブルの内
容が更新される。尚、実施例においては10分毎になっ
ているがこれに限定されることなく、適宜設定変更でき
ることは勿論のことである。
【0063】2.高視聴頻度番組の判定 高視聴頻度番組判定ルーチンは、所謂高視聴頻度番組判
定手段であり、数週間分の視聴履歴に基づき「視聴者が
定期的にいつも見ている番組」を下記の要領で判定す
る。例えば3週間分の視聴履歴に基づき高視聴頻度番組
を判定する場合は、図5に示すように、3週間分の視聴
履歴テーブルから同曜日の三つの履歴データ群を取り出
し、各データ群の同一時間帯の各チャンネルデータを比
較する。
【0064】そして、同一時間帯の三つのチャンネルデ
ータが等しい場合はその時間帯においてそのチャンネル
の視聴頻度は100%であるから高視聴頻度番組である
と判定する。例えば19時01分〜20時01分の時間
帯では、3日共チャンネル番号”12”を見ているか
ら、この時間帯でのチャンネル番号”12”は視聴頻度
は100%であり高視聴頻度番組と判定される。
【0065】なお、高視聴頻度番組の判定基準は必ずし
も100%とする必要はなく、何週間分の視聴履歴テー
ブルにより判定するかにより、もっと低い値、例えば4
分の3とか5分の4とかにしたり、あるいは、最近の数
週間で連続して視聴されている番組を高視聴頻度番組と
判定する等色々ある。
【0066】3.高視聴頻度番組へのチャンネル設定 制御機器PCは、一定周期で図6に示すような高視聴頻
度番組チャンネル設定ルーチンを起動し、ステップST
21で、上記高視聴頻度番組判定要領により、現在の曜
日と時刻で高視聴頻度番組があるか否かを調べ、高視聴
頻度番組が有ればその番組のチャンネル番号を抽出しス
テップST22へ進む。
【0067】ステップST22で、高視聴頻度番組が無
ければルーチンを終了する。高視聴頻度番組があればス
テップST23へ進み、1394バスを通じてテレビジ
ョン受像機TVへコマンドを送りテレビジョン受像機T
Vの電源の状態を問い合わせる。これに対して、テレビ
ジョン受像機TVは電源が入っている(オン)か否(オ
フ)かを1394バスを通じて制御機器PCへ返答す
る。
【0068】制御機器PCは、テレビジョン受像機TV
からの通報によりテレビジョン受像機TVの電源がオフ
であることを認識した場合は、ステップST24で、1
394バスを通じてテレビジョン受像機TVに対してコ
マンドを送りテレビジョン受像機TVの電源をオンにさ
せ、1394バスを通じてテレビジョン受像機TVの電
源オンを確認した後、1394バスを通じてテレビジョ
ン受像機TVへコマンドを送りテレビジョン受像機TV
のチャンネルを上記高視聴頻度番組のチャンネルに設定
させる。
【0069】また、制御機器PCは、上記ステップST
23において、テレビジョン受像機TVの電源がオンに
なっていることを認識した場合は、ステップST26へ
進み、1394バスを介して、テレビジョン受像機TV
の現在設定されている(視聴中である)チャンネルを問
い合わせ、このチャンネルが上記高視聴頻度番組のチャ
ンネルであるか否かを調べる。
【0070】もし、ステップST26で、現在視聴中の
番組が高視聴頻度のチャンネル番組であるならばルーチ
ンを終了する。現在視聴中の番組が高視聴頻度のチャン
ネル番組でないならばステップST27へ進み、139
4バスを通じてテレビジョン受像機TVに対して「現在
見ている番組はいつも見ている高視聴頻度番組と違う」
旨のメッセージを送る。テレビジョン受像機TVはその
メッセージをTV画面にスーパーインポーズして表示
し、視聴者に知らせる。
【0071】4.録画履歴テーブルの作成更新 録画履歴テーブルは、上記視聴履歴テーブル更新ルーチ
ンと同様の録画履歴テーブル更新ルーチンにより作成さ
れ、一定周期で更新される。
【0072】制御機器PCは、録画履歴テーブル内の最
も古いデータを消去することによりそこに新しい記憶領
域(アドレス)を確保し、次に、1394バスを通じて
録画再生機器VCR−1、VCR−2へコマンドを送
り、現在録画中のチャンネル番号を問い合わせる。この
問い合わせコマンドに応じて、録画再生機器VCR−
1、VCR−2から送られてきたチャンネル番号を上記
新しいアドレスに書き込む。
【0073】5.高録画頻度番組の判定 高録画頻度番組の判定は、即ち、高録画頻度番組判定手
段であり、高視聴頻度番組判定ルーチンと同様な高録画
頻度番組判定ルーチンによって行われ、数週間分の録画
履歴に基づき「視聴者がいつも録画している番組」を判
定する。
【0074】6.録画のアナウンス 制御機器PCは、一定周期で図7に示すような録画のア
ナウンスルーチンを起動し、ステップST31で、上記
高録画頻度番組判定要領により現在の曜日と時刻で高録
画頻度番組があるか否かを調べ、高録画頻度番組が有れ
ばその番組のチャンネル番号を抽出する。
【0075】ステップST32で、高録画頻度番組が無
ければルーチンを終了する。高録画頻度番組があればス
テップST33へ進む。ステップST33で、制御機器
PCは1394バスを通じて録画再生機器VCR−1、
VCR−2へコマンドを送り、上記高録画頻度番組の録
画予約が済んでいるか又は録画中であるかを問い合わせ
る。
【0076】録画再生機器VCR−1、VCR−2は、
制御機器PCからの問い合わせに対して録画予約済みか
録画中か、又は上記いずれでも無いかを1394バスを
通じて制御機器PCへ通報する。録画予約済みか又は録
画中である場合はルーチンを終了する。
【0077】上記いずれでも無い場合は、制御機器PC
は、ステップST34において、1394バスを通じて
テレビジョン受像機TVの電源の状態を問い合わせ、テ
レビジョン受像機TVの電源がオン状態ならばステップ
ST36へ進み、テレビジョン受像機TVの電源がオフ
状態ならばステップST35へ飛ぶ。
【0078】ステップST35において、制御機器PC
は、1394バスを通じてテレビジョン受像機TVへコ
マンドを送りその電源をオンに設定させ、ステップST
36へ進む。
【0079】ステップST36では、制御機器PCは、
1394バスを通じてテレビジョン受像機TVへ「チャ
ンネル4でいつも録画している番組が始まりますよ」等
のメッセージを送信する。テレビジョン受像機TVは、
図8に示すように、そのメッセージを一定時間画面に表
示する。このメッセージを見て視聴者は録画再生機器V
CR−1、VCR−2の録画を行うことになる。尚、メ
ッセージの内容を適宜変更できることは勿論のことであ
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る高視
聴頻度番組及び高録画頻度番組に対応したAVシステム
は、ディスプレイ機器であるテレビジョン受像機、録画
再生機器であるビデオレコーダ、制御機器であるパソコ
ン等のAV機器をディジタルバスで接続することによ
り、各AV機器の夫々の独自の機能を有効利用している
ので、視聴者は何時も見ている番組を見逃したり、何時
も録画している番組を録画し損なうことがなくなると云
う効果がある。
【0081】又、夫々のAV機器に新たな回路やメモリ
を付加することがないので、各AV機器のコストを増加
させることなく低コストの高視聴頻度番組及び高録画頻
度番組に対応したAVシステムを構成することができ
る。
【0082】更に、制御機器の機能及び性能の向上、プ
ログラムの改良、メモリディスクの容量の増大、CPU
の高速化等により、高視聴頻度番組及び高録画頻度番組
対応のAVシステム全体の機能及び性能を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高視聴頻度番組及び高録画頻度番
組対応のAVシステムの一実施形態を示す説明図であ
る。
【図2】図1のディスプレイ機器であるテレビジョン受
像機TVの構成を示すブロック図である。
【図3】図1の制御機器PCのメモリに内蔵される視聴
履歴テーブルの内容を示す説明図である。
【図4】視聴履歴テーブルの作成更新動作を示す流れ図
である。
【図5】高視聴頻度番組判定動作を示す説明図である。
【図6】高視聴頻度番組へのチャンネル設定動作を示す
流れ図である。
【図7】高視聴頻度番組の録画アナウンス動作を示す流
れ図である。
【図8】ディスプレイ機器であるテレビジョン受像機T
Vにおける表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1:アンテナ,2:チューナ,3:中間周波回路,4:
映像処理部,5:音声処理部,6:重畳表示処理部,
7:表示器,7a:表示画面,8:混声処理部,9:ス
ピーカ,21:CPU,22:データバス,23、2
6、29:I/O回路,24:VRAM,25:ディス
プレイコントローラ,27:リモコン信号デコーダ,2
8:リモコン,30:タイマ,31、32、33:メモ
リ,34:1394I/F,35、36:デコーダ,3
7、38:D/A変換器,40:視聴履歴テーブル,テ
レビジョン受像機TV、録画再生機器VCR−1、VC
R−2、制御機器PC

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルインタフェースを備え、且つ音
    声及び又は映像信号を処理するAV機器と、前記ディジ
    タルインタフェースを備え、且つ記憶/記録手段と制御
    手段とを備えた制御機器とからなり、前記AV機器に
    は、少なくともディスプレイ機器を含み、該ディスプレ
    イ機器及び又は前記AV機器、制御機器をディジタルバ
    スを介して相互に接続したディジタルAVシステムであ
    って、前記制御機器の制御手段には、前記ディスプレイ
    機器で選択されたチャンネル番組の履歴から所定頻度以
    上視聴されている高視聴頻度のチャンネル番組を抽出す
    る手段と、該抽出したチャンネル番組の放送開始を知ら
    せる告知手段とを設けたことを特徴とする高視聴頻度番
    組に対応したAVシステム。
  2. 【請求項2】前記ディジタルインタフェース及びディジ
    タルバスの仕様は、IEEE1394規格に基づいたこ
    と又は準拠するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の高視聴度番組に対応したAVシステム。
  3. 【請求項3】前記チャンネル番組を抽出する手段には、
    過去複数週間分のチャンネル選択状態の履歴を視聴履歴
    テーブルに記憶する視聴履歴記録手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の高視聴頻度番組に対応したA
    Vシステム。
  4. 【請求項4】前記告知手段には、定まった時刻、及び又
    は定まった周期に基づいて視聴履歴テーブルに記憶して
    あるチャンネル番組の選択状態から高視聴頻度のチャン
    ネル番組を抽出し、該抽出されたチャンネル番組を前記
    視聴履歴テーブルに記録するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の高視聴頻度番組に対応したAVシス
    テム。
  5. 【請求項5】前記告知手段には、前記定まった時刻及び
    又は定まった周期以外の異なった契機、及び又は前記抽
    出されたチャンネル番組を前記視聴履歴テーブルに記録
    する契機で、前記視聴履歴テーブルに記憶されている高
    視聴頻度のチャンネル番号の存在を判定する高視聴頻度
    番組判定手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載
    の高視聴頻度番組に対応したAVシステム。
  6. 【請求項6】前記告知手段は、前記高視聴頻度のチャン
    ネル番組の放送開始時間に、他のチャンネルを視聴して
    いる場合には、該視聴している画面上に重畳して告知す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の高視聴
    頻度番組に対応したAVシステム。
  7. 【請求項7】前記告知手段は、前記高視聴頻度のチャン
    ネル番組の放送開始時間に、視聴するディスプレイ機器
    の電源がオフしている場合には、該ディスプレイ機器の
    電源をオンにし、且つ前記高視聴頻度のチャンネルに設
    定するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の高
    視聴頻度番組に対応したAVシステム。
  8. 【請求項8】ディジタルインタフェースを備え、且つ音
    声及び又は映像信号を処理するAV機器と、前記ディジ
    タルインタフェースを備え、記憶/記録手段と制御手段
    とを備えた制御機器とからなり、前記AV機器、制御機
    器をディジタルバスを介して相互に接続したディジタル
    AVシステムであって、前記AV機器は、少なくともデ
    ィスプレイ機器と、指定されたチャンネルの番組を録画
    再生する録画再生機器とから構成し、前記制御機器の制
    御手段には、前記録画再生機器の過去複数週間分の番組
    録画状態の履歴を記憶する録画履歴テーブルを備えたこ
    とを特徴とする高録画頻度番組に対応したAVシステ
    ム。
  9. 【請求項9】前記ディジタルインタフェース及びディジ
    タルバスの仕様は、IEEE1394規格に基づいたこ
    と又は準拠するようにしたことを特徴とする請求項8に
    記載の高録画頻度番組に対応したAVシステム。
  10. 【請求項10】前記制御機器の制御手段には、定まった
    時刻、及び又は定まった周期に基づいて前記録画履歴テ
    ーブルに記憶してある前記録画再生機器の録画チャンネ
    ル番組の選択状態から高録画頻度のチャンネル番組を検
    出し、該検出された高録画頻度のチャンネル番組を前記
    録画履歴テーブルに記録するようにしたことを特徴とす
    る請求項8に記載の高録画頻度番組に対応したAVシス
    テム。
  11. 【請求項11】前記制御機器の制御手段には、前記定ま
    った時刻及び又は定まった周期以外の異なった契機、及
    び又は前記検出された高録画頻度のチャンネル番組を前
    記録画履歴テーブルに記録する契機で、前記録画履歴テ
    ーブルに記憶されている高録画頻度のチャンネル番号の
    存在を判定する高録画頻度番組判定手段を備えたことを
    特徴とする請求項10に記載の高録画頻度番組に対応し
    たAVシステム。
  12. 【請求項12】前記制御機器の制御手段には、前記高録
    画頻度のチャンネル番組の放送開始時間に、該高録画頻
    度のチャンネル番組の録画予約がされていないか、又は
    前記放送開始時間に録画できる状態になっていない場合
    には、ディスプレイ機器の画面上に重畳して告知するよ
    うにしたことを特徴とする請求項10又は11に記載の
    高録画頻度番組に対応したAVシステム。
  13. 【請求項13】前記制御機器の制御手段には、前記高録
    画頻度のチャンネル番組の放送開始時間に、前記ディス
    プレイ機器の電源がオフしており、且つ前記高録画頻度
    チャンネル番組の録画予約がされていないか、又は前記
    放送開始時間に録画できる状態になっていない場合に
    は、前記録画再生機器の録画を選択的に設定できるよう
    にしたことを特徴とする請求項12に記載の高録画頻度
    番組に対応したAVシステム。
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