JPH09261522A - 可変領域を得うる映像配信方法、ならびにシステム - Google Patents

可変領域を得うる映像配信方法、ならびにシステム

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JPH09261522A
JPH09261522A JP8070817A JP7081796A JPH09261522A JP H09261522 A JPH09261522 A JP H09261522A JP 8070817 A JP8070817 A JP 8070817A JP 7081796 A JP7081796 A JP 7081796A JP H09261522 A JPH09261522 A JP H09261522A
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JP
Japan
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area
frame
video
designation
image
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JP8070817A
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English (en)
Inventor
Ryoji Kataoka
良治 片岡
Tadashiro Yoshida
忠城 吉田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数端末から同一カメラ映像を同時に制御可
能とし、利用者毎に異なる視点で眺められる可変領域を
得うる映像配信方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 映像配信装置101において、広角レン
ズ108を備えたビデオカメラ107の広範囲な実時間
映像をフレームメモリ102に一時的に記憶する。複数
端末107から配信要求があると通信制御部106は、
部分領域映像生成部103又は全体領域生成部104に
生成させたフレームメモリ102の所定の部分領域映像
または全体領域映像を同時に配信する。複数端末109
から利用者が興味ある部分の領域映像を要求すると、通
信生成部106は、部分領域映像生成部103によりフ
レームメモリ102から部分領域111を切り出しカメ
ラフレームと同一に生成した部分領域映像を同時に配信
する。部分領域映像生成部103は、更に利用者からの
要求で、その映像を任意に移動/拡大/縮小する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラから
実時間に出力されるカメラ映像をネットワークを介して
複数の端末へ同時に配信する映像配信技術に関し、特
に、利用者が各端末からビデオカメラを通して見る空間
の位置や拡大率をインタラクティブに切り替え、同一の
ビデオカメラから出力される映像を利用者毎に異なる視
点で眺められる可変領域を得うる映像配信方法、ならび
にシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラから実時間に出力されるカ
メラ映像をネットワークを介して複数の端末へ同時に配
信する従来の映像配信装置が、例えば、情報処理学会研
究報告((社)情報処理学会出版)のVol.95,N
o.38掲載の論文「Active Awarenes
s:遠隔操作可能なカメラを用いた能動的状況把握」に
示されている。この装置はビデオカメラから実時間に出
力される映像をデジタル化して圧縮した後、それをネッ
トワークを介して複数の端末へ同報的に配信する機能を
持つため、この装置を用いることで同一のビデオカメラ
から出力される映像を遠隔地にある複数の端末で同時に
眺められるようになる。この装置はビデオカメラの向き
やレンズの拡大率を端末からの要求に応じて制御する機
能も持ち、これにより利用者が端末側からインタラクテ
ィブにビデオカメラの向きやレンズの拡大率を切り替
え、遠隔地の見たい空間を自由に選択して眺めることも
可能である。従来の映像配信装置が持つこれらの特徴
は、遠隔地監視システムやテレビ会議システムを実現す
る上で有効に機能する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の映像配信装置では、利用者によるビデオカメラ
のインタラクティブな制御において、ビデオカメラの向
きを変化させたりレンズの拡大率を変化させるといった
ビデオカメラの物理的な操作が必要なため、ビデオカメ
ラを制御できる端末は一時に1台に限定されてしまい、
その制御権を持たないその他の端末の利用者は制御権を
持った利用者のビデオカメラ操作に応じた映像しか眺め
られないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の映像配信
装置が抱える問題の解決を図り、カメラ映像の配信を受
けている複数の端末から同一のビデオカメラをあたかも
同時に制御したかのように、同一のビデオカメラから出
力される映像を利用者毎に異なる視点で眺められる可変
領域を得うる映像配信方法、ならびにシステムを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の映像配信方法は、センタ装置が、まず撮像
対象をカメラによって撮像し、次に前記撮像した映像を
構成するフレームを一時的に記憶し、次に前記記憶され
たフレームのデータをネットワークを介して1以上の端
末に配送する、第1の段階と、前記1以上の端末が、前
記配送されたフレームのデータを画像表示し、次に前記
画像表示されたフレーム内のある領域の指定を受け付け
る、第2の段階と、前記センタ装置が、前記1以上の端
末で受け付けた領域の指定を前記ネットワークを介して
前記1以上の端末からそれぞれ受け取り、次に前記記憶
されたフレームから前記指定された領域をそれぞれ切り
出し、次に前記それぞれ切り出された領域を表示された
ときに一定のサイズになるようにそれぞれデータ変換し
て揃え、次に前記1以上の端末に前記変換された領域の
データを前記ネットワークを介してそれぞれ配送する、
第3の段階と、前記1以上の端末が、前記配送された領
域のデータを画像表示する第4の段階と、を有すること
を特徴とする。
【0006】上記の映像配信方法の前記第2の段階にお
いて、前記1以上端末は、フレーム内のある領域の指定
に加えて、その領域のフレーム内での移動位置、もしく
はその領域の拡大または縮小の程度のうち少なくとも1
種類の新たな指定を受け付け、前記第3の段階におい
て、前記センタ装置は、前記1以上の端末で受け付けた
新たな指定を含む領域の指定を前記1以上の端末からそ
れぞれ受け取り、前記記憶されたフレームから前記指定
された領域をそれぞれ切り出す際に、前記指定された移
動位置に従ってそれぞれ切り出す領域を変更する過程、
または前記指定された拡大もしくは縮小の程度に従って
それぞれ切り出す領域のサイズを拡大もしくは縮小する
過程のうち少なくとも1種類の過程を経て前記フレーム
の領域をそれぞれ切り出すようにするのが、利用者が要
求する部分領域映像を、あたかも実物のカメラを操作し
たかのようにスムーズに変化させる上で好適である。
【0007】また、上記の映像配信方法の前記第2の段
階において、前記1以上の端末は、フレーム内のある領
域の新たな指定に加えて、その領域のフレーム内での移
動位置、またはその領域の拡大もしくは縮小の程度が時
間的に変化する度合いの指定を受け付け、前記第3の段
階において、前記センタ装置は、前記1以上の端末で受
け付けた新たな指定と前記時間的に変化する度合いの指
定を含む領域の指定を前記1以上の端末からそれぞれ受
け取り、前記指定された移動位置に従ってそれぞれ切り
出す領域を変更する過程、または前記指定された拡大も
しくは縮小の程度に従ってそれぞれ切り出す領域のサイ
ズを拡大もしくは縮小する過程のうち少なくとも1種類
の過程を経て前記フレームの領域をそれぞれ切り出す際
に、前記切り出す領域を変更する過程、または指定され
た拡大もしくは縮小の過程を行う処理の時間変化率を前
記指定された時間的に変化する度合いに従って増減する
のが、利用者が要求する部分領域映像を、より一層スム
ーズに変化させる上で好適である。
【0008】また、上記の映像配信方法の前記移動位
置、または拡大もしくは縮小の程度が時間的に変化する
度合いの指定は、前記1以上の端末に表示されたそれぞ
れの画像に対して位置移動を指定するキー、または拡大
もしくは縮小を指定するキーが、押下されている時間の
長短、押下されている力の大小、および押下された回数
の多少のいずれかまたは組み合わせによって検出し取得
するのが、利用者の操作性を向上させる上で好適であ
る。
【0009】一方、上記目的を達成するために、本発明
の映像配信システムは、撮像対象を撮像するカメラ手段
と、前記撮像された映像を構成するフレームデータを一
時的に記憶するフレームメモリ手段と、前記記憶された
フレームデータを1以上の端末装置に向かって同報的に
配送するフレーム同報手段と、前記同報したフレームデ
ータに対して前記1以上の端末装置が行った領域の指定
を前記1以上の端末からそれぞれ受け取る指定受け付け
手段と、前記記憶されたフレームデータから前記指定さ
れた領域をそれぞれ切り出す領域切り出し手段と、前記
それぞれ切り出した領域を表示されたときに一定のサイ
ズになるようにそれぞれデータ変換して揃えるサイズ統
一手段と、前記1以上の端末装置に前記データ変換され
た画像領域のデータをそれぞれ配送する画像領域配送手
段と、を有するセンタ装置と、前記センタ装置が同報的
に配送したフレームデータ、または前記センタ装置がそ
れぞれに配送した画像領域のデータを受信する画像受信
手段と、前記受信したデータを画像表示する画像表示手
段と、前記画像表示されたフレーム上のある領域の指定
を受け付ける指示入力手段と、前記センタ装置に対して
前記領域の指定を通知する表示通知手段と、を有する前
記1以上の端末装置と、前記センタ装置と前記1以上の
端末装置との間でデータ、または指示を送受するための
ネットワークと、を具備することを特徴とする。
【0010】上記の映像配信システムにおいて、前記1
以上端末装置における指示入力手段は、前記フレーム内
のある領域の指定に加えて、その領域のフレーム内での
移動位置、またはその領域の拡大もしくは縮小の程度の
うち少なくとも1種類の新たな指定を受け付けるもので
あり、前記センタ装置における指定受け付け手段は、前
記1以上の端末装置で受け付けた新たな指定を含む領域
の指定をそれぞれ受け取るものであり、前記センタ装置
における領域切り出し手段は、前記指定された移動位置
に従ってそれぞれ切り出す領域を変更する機能手段、ま
たは前記指定された拡大もしくは縮小の程度に従ってそ
れぞれ切り出す領域のサイズを拡大もしくは縮小する機
能手段のうち少なくとも1種類の機能手段を有するもの
であるとするのが、利用者が要求する部分領域映像を、
あたかも実物のカメラを操作したかのようにスムーズに
変化させる上で好適である。
【0011】また、上記の映像配信システムにおいて、
前記1以上の端末装置における指示入力手段は、フレー
ム内のある領域の新たな指定に加えて、その領域のフレ
ーム内での移動位置、またはその領域の拡大もしくは縮
小の程度が時間的に変化する度合いの指定を受け付ける
ものであり、前記センタ装置における指定受け付け手段
は、前記1以上の端末装置で受け付けた新たな指定と前
記時間的に変化する度合いの指定を含む領域の指定を前
記1以上の端末装置からそれぞれ受け取るものであり、
前記センタ装置における領域切り出し手段は、前記切り
出す領域を変更する機能手段、または指定された拡大も
しくは縮小の機能手段での前記変更または拡大もしくは
縮小の時間変化率を前記指定された時間的に変化する度
合いに従って増減するように構成するのが、利用者が要
求する部分領域映像を、より一層スムーズに変化させる
上で好適である。
【0012】さらに、上記の映像配信システムにおい
て、前記1以上の端末装置における指定入力手段は、画
像表示手段に表示された画像に対する位置移動を指定す
るキー、または拡大もしくは縮小を指定するキーを有
し、前記移動位置、または拡大もしくは縮小の程度が時
間的に変化する度合いの指定を、前記位置移動を指定す
るキー、または拡大もしくは縮小を指定するキーが、押
下されている時間の長短、押下されている力の大小、お
よび押下された回数の多少のいずれかまたは組み合わせ
によって検出し取得するものであるとするのが、利用者
の操作性を向上させる上で好適である。
【0013】本発明では、カメラ映像の配信を受けてい
る複数の端末から利用者毎の指示要求を受け付けて、各
端末の利用者の指示要求に対応して同一のカメラ映像か
ら部分領域をそれぞれ切り出し、これらを通常のカメラ
フレームの大きさのサイズに変換して各端末に配送する
ことにより、各利用者毎にあたかも実物のカメラ操作に
より見たい映像の上下左右斜めへの移動や倍率の変更を
したかのようにスムーズに映像を変化させ、同一のカメ
ラ映像を同時に制御して表示領域の移動や拡大/縮小を
インタラクティブに行なえるようにし、同一のカメラ手
段から実時間に出力される映像を利用者毎に独立した異
なる視点で眺められるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て図面を参照して詳しく説明する。
【0015】図1は本発明の映像配信システムの一実施
形態例の構成を示すブロック図である。
【0016】図1において、101は映像配信装置であ
り、それを構成するものとして、102はフレームメモ
リ、103はn個の部分領域映像生成部、104は1個
の全体領域映像生成部、105は各部分領域映像生成部
103および全体領域映像生成部104に対応して設け
られているn+1個の送信映像圧縮部、106は通信制
御部、111はフレームメモリ102中のカメラフレー
ムの部分領域である。107はビデオカメラ、108は
ビデオカメラ107に付与された広角レンズである。1
09は複数(m台)の端末、110はこれらの端末10
9と映像配信装置101の通信制御部106を接続する
ネットワークである。
【0017】ビデオカメラ107は、付与された広角レ
ンズ108によりビデオカメラ107の向きを物理的に
変化させることなく、カメラ映像中に映し出される撮影
空間を、標準レンズ付きのビデオカメラの向きを物理的
に変化させたときと同等に広範囲にすることができる。
ビデオカメラ107から実時間に出力される映像は、映
像配信装置101へ入力される。
【0018】尚、本実施形態例では、広い範囲を撮像す
ることが本発明上有用である見地から便宜上ビデオカメ
ラ107に広角レンズ108が付与されている例を示し
たが、映像配信装置101は装着レンズの種別に依らず
まったく同様の映像配信機能を提供できる。
【0019】端末109は、画像によるインタフェース
とマウスやジョイスティック等の入力装置を用いた指示
入力手段を有して利用者から指示された映像の配信開
始、表示領域の指定、表示領域の移動、表示領域の拡大
/縮小、および映像の配信終了を受け付け、表示通知手
段によりネットワーク110を介して映像配信装置10
1へ要求する。利用者からの個々の要求は、端末識別子
と要求種別の組から構成され、映像配信装置101の通
信制御部106へ入力される。映像配信装置101の通
信制御部106から配送されるビデオカメラ107の全
体領域映像や部分領域映像は、各端末109の画像受信
手段で受信され、モニタディスプレイ等の画像表示手段
の画面上のウィンドウ等に表示される。
【0020】映像配信装置101は、以下に述べる機能
を有する各部によって、1つのビデオカメラ107より
実時間に出力されるカメラ映像から利用者毎の要求に対
応した映像を生成して、ネットワーク110を介して複
数(m台)の端末109へ同時に配信する。
【0021】まず、フレームメモリ102には、ビデオ
カメラ107から入力されたカメラ映像を構成するカメ
ラフレームが入力される。フレームメモリ102は、次
々に新しいカメラフレームをビデオカメラ107から受
け取り、受け取ったカメラフレームをデジタル化し、次
の新しいカメラフレームが入力されるまでの時間それを
内部に一時的に記憶する。ビデオカメラ107から新し
いカメラフレームが入力されると、現在記憶しているカ
メラフレームは新しいカメラフレームと置換される。
【0022】n個(n≧1)の部分領域映像生成部10
3は、本発明の領域切り出し手段およびサイズ統一手段
を例示するものであり、通信制御部106で受け付けた
端末106からの指示に基づく制御により、カメラフレ
ーム内の任意の位置から部分領域を切り出し、その部分
領域をカメラフレームと同一の大きさに拡大することで
部分領域フレームを形成して、該部分領域フレームから
構成される撮影空間の部分空間を映し出した部分領域映
像を生成する。
【0023】1つの全体領域映像生成部104は、通信
制御部101とともに本発明のフレーム同報手段を例示
するものであり、前記フレームメモリ内の全体領域から
カメラフレームと同一の全体領域フレームを形成して、
該全体領域フレームから構成される撮影空間全体を映し
出した全体領域映像を生成する。
【0024】送信映像圧縮部105は、上記の部分領域
映像生成部103および全体領域映像生成部104毎に
設けられ(n+1個となる)、部分領域映像生成部10
3および全体領域映像生成部104により生成した映像
を圧縮して、通信制御部106へ入力する。
【0025】通信制御部106は、本発明の指定受け付
け手段、フレーム同報手段、および画像領域配送手段を
例示するものであって、以下に述べるように、利用者毎
の要求を各端末109から受け取って、部分領域映像生
成部103または全体領域映像生成部104により生成
し送信映像圧縮部105により圧縮した部分領域映像ま
たは全体領域映像を、特定の端末109へ配信するため
の制御を行なう機能を有する。
【0026】まず通信制御部106は、端末109から
映像の配信開始を要求されると、n個の部分領域映像生
成部103の使用状態を検査する。少なくとも1つの部
分領域映像生成部103が未使用であれば、未使用の部
分領域映像生成部103の1つの該端末109へ割り当
て、該部分領域映像生成部103の使用状態を使用中と
し、該部分領域映像生成部103により生成される部分
領域映像をn+1個の送信映像圧縮部105のうちの1
つにより圧縮し、該端末109へ部分領域映像の配信開
始を通知すると共に該圧縮した部分領域映像の配信を開
始する。これにより、最大でn台の端末109へ同時に
部分領域映像を配信できる。
【0027】一方、全ての部分領域映像生成部103が
使用中であれば、全体領域映像生成部104を該端末1
09へ割り当て、該端末109を全体領域映像生成部1
04の使用端末リストに登録し、全体領域映像生成部1
04により生成される全体映像映像をn+1個の送信映
像圧縮部105のうちの1つにより圧縮し、該端末10
9へ全体領域映像の配信開始を通知すると共に該圧縮し
た全体領域映像の配信を開始する。これにより、部分領
域映像を配信できない端末109に対しても配信要求を
却下することなく全体領域映像を配信できる。
【0028】通信制御部106は、現在配信している部
分領域映像中に映し出されている部分空間の位置の移動
を端末109から要求されると、該部分領域映像を生成
している部分領域映像生成部103に依頼して、該部分
領域映像生成部103からカメラフレームから切り出す
部分領域の位置を該端末109からの要求に合わせて移
動する。ビデオカメラ107には広角レンズ108が付
与されているため、部分領域映像生成部103がカメラ
フレームから切り出す部分領域は、特定の方向に向けた
標準レンズ付きのビデオカメラで捕らえられる撮影空間
と等価である。従って、部分領域の切り出し位置を移動
させることで、標準レンズ付きのビデオカメラの向きを
物理的に変化させたときと同様の映像を提供できる。物
理的なビデオカメラの操作を伴わないため、n個の部分
領域映像生成部103が同時に異なる部分領域を切り出
し、利用者毎の要求を反映したn通りの映像を同時に配
信できる。
【0029】通信制御部106は、現在配信している部
分領域映像中に映し出されている部分空間の拡大あるい
は縮小を端末109から要求されると、該部分領域映像
を生成している部分領域映像生成部103に依頼して、
該部分領域映像生成部103がカメラフレームから切り
出す部分領域の大きさを該端末109からの要求に合わ
せて小さくあるいは大きくするよう指示する。切り出す
部分領域を小さくすれば部分領域フレーム形成時の拡大
率は大きくなるので、ビデオカメラ107のレンズの拡
大率を物理的に大きくするのと同様の効果が得られる。
一方、切り出す部分領域を大きくすれば部分領域フレー
ム形成時の拡大率が小さくなるので、ビデオカメラ10
7のレンズの拡大率を物理的に小さくするのと同様の効
果が得られる。物理的なレンズ操作を伴わないため、n
個の部分領域映像生成部が同時に異なる大きさの部分領
域を切り出し、利用者毎の要求を反映したn通りの映像
を同時に配信できる。
【0030】通信制御部106は、端末109から部分
領域映像の配信終了を要求されると、該端末109への
部分領域映像の配信を終了すると共に全体領域映像生成
部104の使用端末リストを検査する。少なくとも1つ
の端末109が使用端末リストに登録されているなら
ば、使用端末リストから1つの端末109を選択して該
端末109への全体領域映像の配信を終了し、選択した
端末109を使用端末リストから除外し、配信を終了し
た部分領域映像を生成している部分領域映像生成部10
3を選択し端末へ割り当て、該部分領域映像生成部10
3により生成される部分領域映像をn+1個の送信映像
圧縮部105のうちの1つにより圧縮し、選択した端末
109へ部分領域映像の配信開始を通知すると共に該圧
縮した部分領域映像の配信を開始する。これにより、全
体領域映像を単に眺めることしかできなかった端末10
9から表示位置の移動や表示領域の拡大、縮小を要求で
きるようになる。
【0031】一方、使用端末リストが空ならば、配信を
終了した部分領域映像を生成している部分領域映像生成
部103の使用状態を未使用とし、新たに配信開始を要
求する端末109へ該部分領域映像生成部103を割り
当てられるようにする。
【0032】通信制御部106は、端末109から全体
領域映像の配信終了が要求されると、該端末109への
全体領域映像の配信を終了し、全体領域映像生成部10
4の使用端末リストから該端末109を除外する。
【0033】以下に、上記のように構成された本実施形
態例における動作の流れについて説明する。
【0034】先ず初めに、利用者がある端末109から
映像配信装置101へ映像の配信開始を要求し、それに
応じて映像配信装置101が当該端末109への映像配
信を開始するまでの流れを説明する。
【0035】通信制御部106は、端末109から映像
の配信開始を要求されると、n個(n≧1)の部分領域
映像生成部103の使用状態を検査する。通信制御部1
06内にはn個の部分領域映像生成部103の使用状態
を管理するためのテーブルが設けられており、このテー
ブルを参照することで各部分領域映像生成部103が未
使用であるか使用中であるかを判断できる。使用中のと
きは、その部分領域映像生成部103を使用している端
末の端末識別子も合わせて該テーブルに記録されてい
る。初期状態では全ての部分領域映像生成部103の使
用状態が未使用になっている。
【0036】通信制御部106は、n個の部分領域映像
生成部103のうちの少なくとも1つが未使用であると
き、未使用の部分領域映像生成部103のうちの1つを
配信開始を要求した端末109に割り当て、割り当てた
部分領域映像生成部103の使用状態を使用中とすると
共に配信開始を要求した端末109の端末識別子を前記
テーブルへ登録し、割り当てた部分領域映像生成部10
3へ部分領域映像の生成開始を依頼する。
【0037】一方、通信制御部106は、全ての部分領
域映像生成部103が使用中であるとき、全体領域映像
生成部104を配信開始を要求した端末109に割り当
てる。全体領域映像生成部104は複数の端末109へ
同時に割り当て可能であり、通信制御部106は全体領
域映像生成部104を割り当てられている端末109の
端末識別子リストを管理している。通信制御部106
は、配信開始を要求した端末109の端末識別子を該端
末識別子リストへ登録し、全体領域映像生成部104へ
全体領域映像の生成開始を依頼する。
【0038】部分領域映像生成部103は、通信制御部
106から部分領域映像の生成開始を要求されると、フ
レームメモリ102に記憶されているカメラフレームか
ら部分領域111を切り出し、切り出した部分領域11
1の大きさをカメラフレームと同一の大きさまで拡大し
て部分領域フレームを形成し、形成した部分領域フレー
ムを送信映像圧縮部105へ入力する。部分領域フレー
ムの形成をフレームメモリ102の更新タイミングに同
期して行なうことで、部分領域映像が生成できる。カメ
ラフレームから切り出す部分領域111の位置と大きさ
の初期値は、例えば、カメラフレームと同一の中心位置
でカメラフレームの1/4の大きさというように予め定
めておく。
【0039】上述のように、ビデオカメラ107には広
角レンズ108が付与されているため、カメラフレーム
から切り出した部分領域111を拡大して得られる部分
領域は、広角レンズなしのビデオカメラにより得られる
映像と同等の空間を捕らえている。
【0040】また、上記の初期値をカメラフレームと同
一の大きさと予め定めておけば、利用者は先ず初めにビ
デオカメラ107が捕らえている空間全体を眺め、次に
後述する部分領域111を拡大する操作により興味を持
った特定の対象に注目するという動作があたかも実物の
カメラを操作したかのようにスムーズに行なえるように
なる。
【0041】全体領域映像生成部104は、通信制御部
106から全体領域映像の生成開始を要求されると、フ
レームメモリ102に記憶されているカメラフレームそ
のものを全体領域フレームとして送信映像圧縮部105
へ入力する。フレームメモリ102の更新タイミングに
同期してこれを繰り返すことで、ビデオカメラ107が
捕らえている空間全体の映像を生成できる。尚、全体映
像生成部104は、複数の端末109へ同時に割り当て
可能であるため、既に全体領域映像の生成を開始してい
る場合は、該生成開始要求を無視する。
【0042】送信映像圧縮部105は、部分領域生成部
103あるいは全体領域映像生成部104から送られる
部分領域フレームあるいは全体領域フレームを、例え
ば、静止画像の標準的な圧縮方式であるJPEGや動画
像の標準的な圧縮方式であるMPEGのような手法を用
いて圧縮し、圧縮した部分領域フレームあるいは全体領
域フレームを通信制御部106へ入力する。
【0043】通信制御部106は、送信映像圧縮部10
5から圧縮された部分領域フレームが入力されると、前
記テーブルを参照して該部分領域フレームを配信すべき
端末109を選択し、該部分領域フレームをネットワー
ク110を介して選択した端末109へ配信する。一
方、通信制御部106は、送信映像圧縮部105から圧
縮された全体領域フレームが入力されると、前記端末識
別子リストを参照して該全体領域フレームを配信すべき
端末109を求め、該全体領域フレームをネットワーク
110を介して該端末識別子リストに登録されている全
ての端末109へ配信する。
【0044】以上の流れが、本発明の映像配信方法の第
1の段階を例示している。この第1の段階により、ビデ
オカメラ107が捕らえている撮影空間内の部分領域1
11あるいは全体領域の映像が配信開始を要求した端末
109へ同報的に配信されるようになる。映像配信装置
101内にはn個の部分領域映像生成部103があるの
で、最大でn個の端末109が同一の映像配信装置10
1から同時に異なる部分領域映像の配信を受けられるこ
とになる。また、m個(m>n)の端末109が同時に
映像の配信開始を要求したときでも、(m−n)個の端
末109へは全体領域映像生成部104が生成する同一
の全体領域映像を配信できるので、映像の配信開始要求
が却下されることはない。
【0045】続いて、端末109側では、映像配信装置
101から圧縮されて配信された部分領域フレームある
いは全体領域フレームを、画像受信手段で伸長すること
によって配信映像を表示する。利用者は、ビデオカメラ
107が捕らえている空間全体、あるいは所定の初期設
定された部分領域映像を眺め、次に部分領域映像を別の
視点に移動、または拡大もしくは縮小する操作により興
味を持った特定の対象に注目した部分領域映像の配信
を、映像配信装置101に要求する。これが、本発明の
映像配信方法の第2の段階の例示である。
【0046】次に、利用者が部分領域映像を配信されて
いる端末109から配信映像中に表示されている部分領
域111の位置を移動する要求を出し、それに応じて映
像配信装置101が該端末109へ配信する映像の内容
を変更するまでの流れを説明する。本実施形態例では、
各端末109に表示領域を上、下、右、左、右上、左
上、右下、左下の8方向に移動させるためのボタンが用
意されており、利用者がボタンを押すと押したボタンの
方向に表示領域を一定の割合で移動し続ける要求が端末
109から映像配信装置101へ発行され、利用者がボ
タンを離すと該移動を中止する要求が端末109から映
像発信装置101へ発行される場合について説明する。
【0047】通信制御部106は、端末109から該端
末109へ配信中の部分領域映像に表示されている部分
領域111の位置を、例えば、右方向へ移動させる要求
を受けると、該部分領域映像を生成している部分領域映
像生成部103を前記テーブルを用いて選択し、切り出
す部分領域111を徐々に右方向へ移動させるように選
択した部分領域映像生成部103へ依頼する。
【0048】切り出す部分領域111を右方向へ移動さ
せる要求を受け付けた部分領域映像生成部103は、例
えば、部分領域111の位置が図2のようにカメラフレ
ーム内の2次元座標(x,y)により表現されるとき、
該移動要求に応じて表現領域をsドット(s≧1)ずつ
徐々に右へ移動させようとするならば、現在のカメラフ
レームからの切り出し位置(a,b)をフレームメモリ
102の内容が更新さえる度に(a+s,b),(a+
2s,b)と、部分領域111がフレームメモリ102
内に納まる範囲で次々に変化させる。これにより切り出
す部分領域111の位置は徐々に右方向へ移動し、結果
として、該移動要求を発行した端末109へ配信される
部分領域映像に表示される部分領域111の位置が要求
に合わせて移動することになる。
【0049】通信制御部106は、端末106から表示
位置移動の中止を要求されると、該端末109へ部分領
域映像を配信している部分領域映像生成部103を前記
テーブルを用いて選択し、選択した部分領域映像生成部
103で現在行なっている表示位置移動処理の中止を依
頼する。部分領域映像生成部103は該依頼を受け付け
ると、切り出す部分領域111の位置を現在の値に固定
する。
【0050】ここでは表示領域を右方向に移動させる場
合についてのみ説明したが、部分領域映像生成部103
において移動方向に合わせてx座標またはy座標あるい
はその双方をインクリメントすれば、他の方向について
も同様に表示領域の移動を行うことができる。また、移
動幅sの値を大きくあるいは小さくすることで、移動の
速度を速くあるいは遅くすることができる。
【0051】次に、利用者が部分領域映像を配信されて
いる端末109から配信映像中に表示されている部分領
域111を拡大あるいは縮小する要求を出し、それに応
じて映像配信装置101が該端末109へ配信する部分
領域映像の内容を変更するまでの流れを説明する。本実
施形態例では、各端末109に表示領域を拡大するボタ
ンと縮小するボタンが用意されており、利用者がボタン
を押すと押したボタンの種別に応じて表示領域を一定の
割合で拡大あるいは縮小し続ける要求が端末109から
映像配信装置101へ発行され、利用者がボタンを離す
と拡大あるいは縮小を中止する要求が端末109から映
像配信装置101へ発行される場合について説明する。
【0052】通信制御部106は、端末109から該端
末109へ配信中の部分領域映像に表示されている部分
領域111を、例えば、拡大する要求を受け付けると、
該部分領域映像を生成している部分領域映像生成部10
3を前記テーブルを用いて選択し、切り出す部分領域1
11を徐々に拡大するように選択した部分領域映像生成
部103へ依頼する。
【0053】切り出す部分領域111を拡大する要求を
受け付けた部分領域映像生成部103は、例えば、現在
切り出している部分領域111の大きさが図3のように
幅w,高さh(w×h)であり、該拡大要求に応じて拡
大率をe%(0<e<100)ずつ徐々に増加させよう
とするならば、フレームメモリ102の内容が更新され
る度に切り出す部分領域の幅と高さを(1−e/10
0)w×(1−e/100)h、(1−2e/100)
w×(1−2e/100)hと、幅と高さが正の値に納
まる範囲で次々に変化させる。これにより切り出す部分
領域111の大きさは徐々に小さくなり、結果として、
部分領域映像生成部103が部分領域フレーム形成する
ときの部分領域111の拡大率は徐々に大きくなる。従
って、該拡大要求を発行した端末109へ配信される部
分領域映像に表示される部分領域111が要求に合わせ
て徐々に拡大されることになる。
【0054】通信制御部106は、端末109から表示
領域拡大の中止を要求されると、該端末109へ部分領
域映像を配信している部分領域映像生成部103を前記
テーブルを用いて選択し、選択した部分領域映像生成部
103で現在行なっている表示領域拡大処理の中止を依
頼する。部分領域映像生成部103は該依頼を受け付け
ると、切り出す部分領域111の大きさを現在の値に固
定する。
【0055】ここでは表示領域を拡大する場合について
のみ説明したが、部分領域映像生成部103において切
り出す部分領域111の大きさを徐々に大きくすること
で表示領域の縮小も同様に行なえる。また、拡大率の増
分eの値を大きくあるいは小さくすることで、拡大の速
度を速くあるいは遅くすることができる。
【0056】なお、これまでの説明においては、パラメ
ータe、またはsはある一定値をとることを想定した
が、これらを動的に変更することにより、ズーミングの
速度または移動の速度を動的に変更することができる。
これらのパラメータe,sの変更方法の一例としては、
例えば拡大/縮小ボタンを押している時間、押下する力
の大小もしくは押した回数に応じて倍率であるeを増減
する方法や、上、下、右、左、右上、左上、右下、左下
の8方向の移動ボタンを押している時間、押下する力の
大小もしくは押した回数に従って移動率であるsを増減
する方法により実現できる。
【0057】以上の各流れは、本発明の映像配信方法の
第3の段階を例示している。第3の段階により、映像配
信装置101から映像を配信された端末109側では、
圧縮されて配信された部分領域フレームを、画像受信手
段で伸長することによってその配信された映像を表示す
る。これが本発明の映像配信方法の第4の段階の例示で
ある。これらの第3、第4の段階により、各端末の利用
者が注目する部分領域映像を、各端末109の利用者あ
たかも実物のカメラ操作により上下左右斜めへの移動や
倍率の変更をしたかのようにスムーズに変化させ、同一
のカメラ映像を同時に制御して表示領域の移動や拡大/
縮小をインタラクティブに行なえるようになり、同一の
カメラ手段から実時間に出力される映像を利用者毎に独
立した異なる視点で眺めることができる。
【0058】次に、利用者が部分領域映像を配信されて
いる端末109から映像配信装置101へ部分領域映像
の配信終了を要求し、それに応じて映像配信装置101
が該端末109への映像配信を終了するまでの流れを説
明する。
【0059】通信制御部106は、端末109から部分
領域映像の配信終了を要求されると、該端末109への
部分領域映像の配信を中止すると共に、通信制御部10
6内の前記端末識別子リストを参照して全体領域映像生
成部104が生成する全体領域映像を配信中の端末10
9の有無を検査する。
【0060】通信制御部106は、少なくとも1つの端
末識別子が端末識別子リストに登録されているときは、
例えば最も早い時刻に登録された端末識別子を該リスト
から選択し、該リストから該端末識別子を除外すると共
に、配信終了を要求した端末109に対する部分領域映
像を生成している部分領域映像生成部103を該端末識
別子に対応する端末109へ割り当てるように通信制御
部106内の前記テーブルを更新する。そして、該端末
識別子に対応する端末109への配信映像を、全体領域
映像から配信終了を要求した端末109に対してこれま
で配信していた部分領域映像へと切り替える。利用者
は、全体領域映像を配信されている端末109からは表
示領域の移動や拡大/縮小を要求することはできない
が、ここに述べた部分領域映像生成部103の再割り当
て処理により、全体領域映像を眺めながら部分領域映像
生成部103が空くのを待てることになる。
【0061】一方、通信制御部106は、端末識別子リ
ストが空であるとき、配信終了を要求した端末109に
対する部分領域映像を生成している部分領域映像生成部
103を前記テーブルを参照して求め、部分領域映像の
生成を中止するように該部分領域映像生成部103へ依
頼する。更に、通信制御部106は、該部分領域映像生
成部103の使用状態が未使用となるように前記テーブ
ルを更新する。該部分領域映像生成部103は、この更
新によって新たに映像の配信開始を要求してくる端末1
09へ割り当て可能な状態に戻る。部分領域映像の生成
中止を依頼された部分領域映像生成部103は、現在行
っている部分領域映像の生成処理を中止する。
【0062】最後に、利用者が全体領域映像を配信され
ている端末109から映像配信装置101へ全体領域映
像の配信終了を要求し、それに応じて映像配信装置10
1が該端末109への映像配信を終了するまでの流れを
説明する。
【0063】通信制御部106は、端末109から全体
領域映像の配信終了を要求されると、該端末109への
全体領域映像の配信を中止すると共に、通信制御部10
6内の前記端末識別子リストから該端末109の端末識
別子を除外する。これにより端末識別子リストが空とな
ったときは、全体領域映像生成部104へ全体領域映像
の生成を中止するように依頼する。全体領域映像生成部
103は、通信制御部106から全体領域映像の生成中
止を依頼されると、現在行なっている全体領域映像の生
成処理を中止する。
【0064】以上により、利用者の要求に従った本発明
の映像配信装置101の動作例を説明したが、以下に、
利用者が本発明の映像配信装置101を利用する流れの
一例を図4と図5を用いて説明する。
【0065】図4は、端末109へ配信される部分領域
映像を利用者がインタラクティブに操作するためのイン
タフェースの一例である。図4において、401は端末
の画面、402は映像配信装置101から配信される映
像を出力するウィンドウ、403は表示空間を上、下、
右、左、右上、左上、右下、左下の8方向に移動させる
ためのボタン、404はビデオカメラ107が捕らえて
いる全体空間を表示空間とするためのボタン、405は
表示空間を拡大するためのボタン、406は表示空間を
縮小するためのボタン、407は映像の配信を開始する
ためのボタン、408は映像の配信を終了するためのボ
タン、409は各種ボタンを操作するためのカーソルで
ある。
【0066】図5は、図4のインタフェースに基づい
て、利用者が映像配信装置101から配信される部分領
域映像を操作し、ビデオカメラ107が捕らえている空
間内の対象物をインタラクティブに選択して観察する流
れの一例である。図中、501〜505は、その流れの
ステップを表し、以下の説明では該当ステップを()で
示す。
【0067】利用者は、マウスやジョシスティック等の
入力装置を利用してカーソル409を動かすことによ
り、各種ボタンを押す操作を行なうことができる。
【0068】先ず利用者は、配信開始ボタン407を押
して部分領域映像の配信を映像配信装置101へ依頼す
る(501)。映像配信装置101から配信された部分
領域映像は、ウィンドウ402へ表示される。この例で
は、初期状態で配信される部分領域映像はビデオカメラ
107が捕らえている空間全体の映像であり、利用者は
この映像を通して空間に存在する全ての対象物を大まか
に観察できるものとする。
【0069】次に利用者は、空間全体の映像を眺めて興
味を持った特定の対象物を詳細に観察したとき、ウィン
ドウ102上に表示されている該対象物の位置をカーソ
ル409を用いて直接的に指定する(502)。これに
より端末109から、例えば該指定位置を中心とした特
定の大きさの矩形領域を部分領域111とするための要
求が映像配信装置101へ出され、結果としてウィンド
ウ402へ表示される映像が該指定位置を中心とした部
分領域111の拡大映像へと変化する。
【0070】次に利用者は、拡大ボタン405あるいは
縮小ボタン406を押し、興味を持った対象物の表示サ
イズを好みの大きさに調節する(503)。対象物が空
間を動き回るときは、移動ボタン403を押して該対象
物を追跡する(504)。
【0071】次に利用者は、他の観察対象を選択したい
とき、全体表示ボタン404を押す(505)。これに
より、部分領域111を撮影空間全体とするための要求
が端末109から映像配信装置101へ出され、結果と
してウィンドウ402へ表示される映像が初期状態に戻
る。尚、空間全体の映像へと戻る操作は、全体表示ボタ
ン404を押す方法のほか、拡大ボタン405を押し続
けることでも実現できる。
【0072】最後に利用者は、観察を終了したいとき、
配信終了ボタン408を押し、映像配信終了要求を映像
配信装置101へ送る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、カメラ映
像の配信を受けている複数の端末から同一のビデオカメ
ラの映像を同時に制御して表示領域の移動や拡大/縮小
をインタラクティブに行なえるようにしたので、同一の
ビデオカメラから実時間に出力される映像を利用者毎に
独立した異なる視点で眺められるようになるという効果
を有する。これにより、例えば遠隔地監視システムに本
発明の映像配信装置を適用すれば、監視したい遠隔地に
1台のビデオカメラを置くだけで複数の端末から遠隔地
の異なる領域を自由に監視できるようになり、比較的小
規模な設備で遠隔地の監視性を大幅に向上させることが
できる。
【0074】また、本発明によると、各利用者毎にあた
かも実物のカメラ操作により見たい映像の上下左右斜め
への移動、ならびに倍率の変更をしたかのようなスムー
ズな映像の変化および倍率や、移動率のパラメータの設
定や制御により任意の拡大/縮小/移動のスピード変更
を実現できるので、利用者への心理的負担のない快適な
映像提供を行える大きな利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す映像配信システム
のブロック図である。
【図2】上記実施形態例に示す部分領域映像生成部がフ
レームメモリ内に記憶されているカメラフレームから切
り出す部分領域の位置を移動させる方法を説明する図で
ある。
【図3】上記実施形態例に示す部分領域映像生成部がフ
レームメモリ内に記憶されているカメラフレームから切
り出す部分領域の大きさを変化させる方法を説明する図
である。
【図4】上記実施形態例に示す端末へ配信される部分領
域映像を利用者がインタラクティブに操作するためのイ
ンタフェースの一例を示す図である。
【図5】上記実施形態例において利用者が映像配信装置
から配信される部分領域映像を操作し、ビデオカメラが
捕らえている空間内の対象物をインタラクティブに選択
して観察する流れの一例を示す図である。
【符号の説明】
101…映像配信装置 102…フレームメモリ 103…部分領域映像生成部 104…全体領域映像生成部 105…送信映像圧縮部 106…通信制御部 107…ビデオカメラ 108…広角レンズ 109…端末 110…ネットワーク 111…部分領域 401…端末の画面 402…映像表示ウィンドウ 403…移動ボタン 404…全体表示ボタン 405…拡大ボタン 406…縮小ボタン 407…映像配信開始ボタン 408…映像配信終了ボタン 409…カーソル 501…利用者の操作 (a,b)…部分領域の位置を表す2次元座標 s…部分領域の移動幅 w…部分領域の幅 h…部分領域の高さ e…拡大率の増分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 H04N 5/91 N 5/93 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置が、まず撮像対象をカメラに
    よって撮像し、次に前記撮像した映像を構成するフレー
    ムを一時的に記憶し、次に前記記憶されたフレームのデ
    ータをネットワークを介して1以上の端末に配送する、
    第1の段階と、 前記1以上の端末が、前記配送されたフレームのデータ
    を画像表示し、次に前記画像表示されたフレーム内のあ
    る領域の指定を受け付ける、第2の段階と、 前記センタ装置が、前記1以上の端末で受け付けた領域
    の指定を前記ネットワークを介して前記1以上の端末か
    らそれぞれ受け取り、次に前記記憶されたフレームから
    前記指定された領域をそれぞれ切り出し、次に前記それ
    ぞれ切り出された領域を表示されたときに一定のサイズ
    になるようにそれぞれデータ変換して揃え、次に前記1
    以上の端末に前記変換された領域のデータを前記ネット
    ワークを介してそれぞれ配送する、第3の段階と、 前記1以上の端末が、前記配送された領域のデータを画
    像表示する第4の段階と、 を有することを特徴とする可変領域を得うる映像配信方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第2の段階において、前記1以上端
    末は、フレーム内のある領域の指定に加えて、その領域
    のフレーム内での移動位置、もしくはその領域の拡大ま
    たは縮小の程度のうち少なくとも1種類の新たな指定を
    受け付け、 前記第3の段階において、前記センタ装置は、前記1以
    上の端末で受け付けた新たな指定を含む領域の指定を前
    記1以上の端末からそれぞれ受け取り、前記記憶された
    フレームから前記指定された領域をそれぞれ切り出す際
    に、前記指定された移動位置に従ってそれぞれ切り出す
    領域を変更する過程、または前記指定された拡大もしく
    は縮小の程度に従ってそれぞれ切り出す領域のサイズを
    拡大もしくは縮小する過程のうち少なくとも1種類の過
    程を経て前記フレームの領域をそれぞれ切り出す、 ことを特徴とする請求項1に記載の可変領域を得うる映
    像配信方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の段階において、前記1以上の
    端末は、フレーム内のある領域の新たな指定に加えて、
    その領域のフレーム内での移動位置、またはその領域の
    拡大もしくは縮小の程度が時間的に変化する度合いの指
    定を受け付け、 前記第3の段階において、前記センタ装置は、前記1以
    上の端末で受け付けた新たな指定と前記時間的に変化す
    る度合いの指定を含む領域の指定を前記1以上の端末か
    らそれぞれ受け取り、前記指定された移動位置に従って
    それぞれ切り出す領域を変更する過程、または前記指定
    された拡大もしくは縮小の程度に従ってそれぞれ切り出
    す領域のサイズを拡大もしくは縮小する過程のうち少な
    くとも1種類の過程を経て前記フレームの領域をそれぞ
    れ切り出す際に、前記切り出す領域を変更する過程、ま
    たは指定された拡大もしくは縮小の過程を行う処理の時
    間変化率を前記指定された時間的に変化する度合いに従
    って増減する、 ことを特徴とする請求項2に記載の可変領域を得うる映
    像配信方法。
  4. 【請求項4】 前記移動位置、または拡大もしくは縮小
    の程度が時間的に変化する度合いの指定は、前記1以上
    の端末に表示されたそれぞれの画像に対して位置移動を
    指定するキー、または拡大もしくは縮小を指定するキー
    が、押下されている時間の長短、押下されている力の大
    小、および押下された回数の多少のいずれかまたは組み
    合わせによって検出し取得する、 ことを特徴とする請求項3に記載の可変領域を得うる映
    像配信方法。
  5. 【請求項5】 撮像対象を撮像するカメラ手段と、 前記撮像された映像を構成するフレームデータを一時的
    に記憶するフレームメモリ手段と、 前記記憶されたフレームデータを1以上の端末装置に向
    かって同報的に配送するフレーム同報手段と、 前記同報したフレームデータに対して前記1以上の端末
    装置が行った領域の指定を前記1以上の端末からそれぞ
    れ受け取る指定受け付け手段と、 前記記憶されたフレームデータから前記指定された領域
    をそれぞれ切り出す領域切り出し手段と、 前記それぞれ切り出した領域を表示されたときに一定の
    サイズになるようにそれぞれデータ変換して揃えるサイ
    ズ統一手段と、 前記1以上の端末装置に前記データ変換された画像領域
    のデータをそれぞれ配送する画像領域配送手段と、 を有するセンタ装置と、 前記センタ装置が同報的に配送したフレームデータ、ま
    たは前記センタ装置がそれぞれに配送した画像領域のデ
    ータを受信する画像受信手段と、 前記受信したデータを画像表示する画像表示手段と、 前記画像表示されたフレーム上のある領域の指定を受け
    付ける指示入力手段と、 前記センタ装置に対して前記領域の指定を通知する表示
    通知手段と、 を有する前記1以上の端末装置と、 前記センタ装置と前記1以上の端末装置との間でデー
    タ、または指示を送受するためのネットワークと、 を具備することを特徴とする可変領域を得うる映像配信
    システム。
  6. 【請求項6】 前記1以上端末装置における指示入力手
    段は、前記フレーム内のある領域の指定に加えて、その
    領域のフレーム内での移動位置、またはその領域の拡大
    もしくは縮小の程度のうち少なくとも1種類の新たな指
    定を受け付けるものであり、 前記センタ装置における指定受け付け手段は、前記1以
    上の端末装置で受け付けた新たな指定を含む領域の指定
    をそれぞれ受け取るものであり、 前記センタ装置における領域切り出し手段は、前記指定
    された移動位置に従ってそれぞれ切り出す領域を変更す
    る機能手段、または前記指定された拡大もしくは縮小の
    程度に従ってそれぞれ切り出す領域のサイズを拡大もし
    くは縮小する機能手段のうち少なくとも1種類の機能手
    段を有するものである、 ことを特徴とする請求項5に記載の可変領域を得うる映
    像配信システム。
  7. 【請求項7】 前記1以上の端末装置における指示入力
    手段は、フレーム内のある領域の新たな指定に加えて、
    その領域のフレーム内での移動位置、またはその領域の
    拡大もしくは縮小の程度が時間的に変化する度合いの指
    定を受け付けるものであり、 前記センタ装置における指定受け付け手段は、前記1以
    上の端末装置で受け付けた新たな指定と前記時間的に変
    化する度合いの指定を含む領域の指定を前記1以上の端
    末装置からそれぞれ受け取るものであり、 前記センタ装置における領域切り出し手段は、前記切り
    出す領域を変更する機能手段、または指定された拡大も
    しくは縮小の機能手段での前記変更または拡大もしくは
    縮小の時間変化率を前記指定された時間的に変化する度
    合いに従って増減する、 ことを特徴とする請求項6に記載の可変領域を得うる映
    像配信システム。
  8. 【請求項8】 前記1以上の端末装置における指定入力
    手段は、画像表示手段に表示された画像に対する位置移
    動を指定するキー、または拡大もしくは縮小を指定する
    キーを有し、前記移動位置、または拡大もしくは縮小の
    程度が時間的に変化する度合いの指定を、前記位置移動
    を指定するキー、または拡大もしくは縮小を指定するキ
    ーが、押下されている時間の長短、押下されている力の
    大小、および押下された回数の多少のいずれかまたは組
    み合わせによって検出し取得するものである、 ことを特徴とする請求項7に記載の可変領域を得うる映
    像配信システム。
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