JPH09259543A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH09259543A
JPH09259543A JP6778396A JP6778396A JPH09259543A JP H09259543 A JPH09259543 A JP H09259543A JP 6778396 A JP6778396 A JP 6778396A JP 6778396 A JP6778396 A JP 6778396A JP H09259543 A JPH09259543 A JP H09259543A
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recording
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parameter
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正雄 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録密度の低いところではPRML方式より
も、記録密度の高いところではEPRML方式よりも、
誤り率を低減し、あるいは、高密度記録を可能にするデ
ィジタルデータ再生装置を提供する。 【解決手段】記録媒体の読み取り位置に対応してエラー
レートを最小にする目標等化波形と等化フィルタ係数と
を記憶するROM21がある。パラメータ変更回路22
は、読み取り用ヘッドのサーボ制御回路あるいは読み取
った情報から得られる読み取りデータのトラック情報か
ら、このデータのトラックと対になって記憶されている
目標等化波形と等化フィルタ係数とをROM21から読
みだし、フィルタ14のフィルタ係数とビタビ復号回路
16のパラメータを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は最尤逐次検出による
パーシャルレスポンス信号化(PRML:Partial-respo
nse signaling with maximum-likelihood sequence det
ection)を利用する磁気ディスク記憶システムあるいは
光ディスク記憶システムなど、パーシャルレスポンス信
号化を利用する記録システムに関する。より詳しくは、
このようなシステムにおける等化器のタップ係数と最尤
逐次検出のパラメータを変えて、チャネル特性(トラッ
ク半径)に応じた最適読み取りを実現し、パーシャルレ
スポンスのクラス4(PR4:Partial-response class
4)や拡張パーシャルレスポンスのクラス4(EPR
4:Extended partial-response class 4)より高密度
の記録に好適な、磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、IEEE Transactions on Mag
netics Vol. 29, No. 6, pp. 4021-4023 に記載のもの
がある。そこでは、目標等化波形はPR4とEPR4の
みで、チャネル入力から等化器出力への入出力特性を規
格化線密度K≦1.8である記録密度の低いところはPR
4に、規格化線密度K>1.8の記録密度の高いところは
EPR4となるように等化するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は目標等化波
形の選択の自由度が少なく(PR4あるいはEPR4の
み)、トラック半径に応じて目標等化波形を変更する必
要があるということが十分には配慮がされていないとい
う問題があつた。特に、記録密度の低いところでPR4
より適した目標応答波形があることや記録密度の高いと
ころでもEPR4より適した目標応答波形があることを
考慮されていないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、チャネル特性依存の(ト
ラック半径に応じた)最適な目標等化波形を得、その情
報に応じた等化と再生を実現する磁気記録再生装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、記憶媒体の任意の位置に対する目標等化波形(ダイ
パルスの書き込み電流入力に対する等化後の波形出力の
目標応答波形)を、(a,2-a,a-2,-a ただし 2>a>0)と
する手段を施したものである。また、記録密度である規
格化線密度が低いほどaが小さく、記録密度が大きくな
るほどaが大きくなるような手段を施したものである。
また、規格化線密度が低い領域ではaを0.5とするよう
な手段を施したものである。
【0006】ビットエラーレートとaは、図2の関係に
あり、ビットエラーレートを最小にするaをa*で表
し、最適パラメータと呼ぶことにすると、記録密度であ
る規格化線密度と最適パラメータa*との間には図3の
関係にあるので、SN比が向上し、記録密度を上げるこ
とができる。図2や図3の関係曲線は、等化フィルタの
タップ数、A/Dコンバータの精度、ヘッドや記録媒体
の特性等により変化するので、メモリの数値は代入せず
概略の傾向を示したものである。規格化線密度とは、T
50/Tb で定義される量であり、T50 は書き込み入力信号
からヘッド読みだし出力信号までのチャネルのステップ
応答の半値幅、Tb はアナログディジタル変換器のサン
プリング間隔である。以下では、目標等化波形(a*,2-a
*,a*-2,-a*ただし 2>a*>0)のことをGPR(Generaliz
ed partial response)と呼ぶことにする。また、本発
明の方法であるGPR等化と最尤逐次検出によるものを
以下では、GPRML(Generalized Partial-response
signaling with maximum-likelihood sequence detect
ion)と呼ぶものとする。上記の手段によれば、トラッ
ク半径に依存する書き込みから読みだしまでのチャネル
特性に適した目標等化波形を得、その情報に応じた等化
と再生を実現しているので、SN比が向上し、記録密度
を上げることができる。例えば、規格化線密度K=1.5
とK=2.5 の場合のPRML,EPRML,GPRML
を用いた場合の読み出し点SNRとエラーレートの関係
を図4と図5に示す。これらの図で、本発明の方法であ
るGPRMLがPRMLやEPRMLより優れているこ
とがわかる。すなわち、K=1.5 の場合は、1/105 のエ
ラーレートで、PRMLよりSNRで約1[dB]、EPR
MLより約 1.7 [dB]優れており、K=2.5 の場合は、
1/105 のエラーレートで、PRMLよりSNRで約 1.3
[dB]、EPRMLより約 0.5 [dB]、GPRMLが優れ
ていることがわかる。また、規格化線密度が低い領域で
はaを0.5とするような手段を施したので、最尤逐次検
出などにおけるaとの積算演算をビットシフトで代用で
きるので処理速度の向上と回路規模や消費電力の低減を
可能にする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施例を図
1、図6ないし図9により説明する。
【0008】図1は本実施例における適応読み取りチャ
ネル制御回路のブロック図を示す。
【0009】この図で、ドライブ装置11から読み出さ
れた再生信号1は可変利得増幅器12で増幅されて、ア
ナログディジタル変換器13でアナログ信号からディジ
タル信号2に変換される。そして、フィルタ14でその
出力波形が目標の応答波形(チャネルのダイパルス応答
が(a*,2−a*,a*−2,−a*)、ただし、a*は
整数とは限らない)となるように波形等化が行われる。
a*=1,に固定の場合が、従来のEPRである。VG
A/VFO制御回路15では、可変利得増幅器12での
増幅率とアナログディジタル変換器13のサンプリング
のタイミングを調整している。ビタビ復号回路16で
は、波形等化後の信号4から再生データ5の”1”また
は”0”の判定を行う。フィルタ14、VGA/VFO
制御回路15、ビタビ復号回路16における媒体のトラ
ック依存の係数や最適パラメータはパラメータ変更回路
22がROM21を参照して適応的に変更する。以上が
GPRMLによるデータの再生回路の機能の概略であ
る。以下では本発明の特徴をなすフィルタ14、VGA
/VFO制御回路15、ビタビ復号回路16、ROM2
1、パラメータ変更回路22について詳述する。
【0010】フィルタ14では、N個のタップ係数
(C1,C2,……,CN)とアナログディジタル変換器13の
出力信号2である r(k)、k=整数、との線形積和:
【0011】
【数1】 y(k) = C1×r(k)+C2×r(k-1)+………+CN×r(k-N+1) …(数1) によって等化出力信号4である y(k) が求められる。そ
こで用いられるタップ係数は、書き込みからフィルタ1
4出力までのチャネル特性であるダイパルス応答がGP
R、すなわち、書き込みデータ s(k) = 0 or 1, k=整数
に対して、
【0012】
【数2】 y(k)=a*×s(k)+(2-a*)×s(k-1)-(2-a*)×s(k-2)-a*×s(k-3) …(数2) に近づけるようにウィナー解として決める。
【0013】上記におけるN個のタップ係数(C1,C2,…
…,CN)は、パラメータ変更回路22により選択され
る。ビタビ復号回路16では、トレリスの8状態
【0014】
【数3】 ステートS1:s(k-2)=0、s(k-1)=0、s(k)=0 ステートS2:s(k-2)=0、s(k-1)=0、s(k)=1 ステートS3:s(k-2)=0、s(k-1)=1、s(k)=0 ステートS4:s(k-2)=0、s(k-1)=1、s(k)=1 ステートS5:s(k-2)=1、s(k-1)=0、s(k)=0 ステートS6:s(k-2)=1、s(k-1)=0、s(k)=1 ステートS7:s(k-2)=1、s(k-1)=1、s(k)=0 ステートS8:s(k-2)=1、s(k-1)=1、s(k)=1 …(数3) に対応して、メトリックが8個( Li(k) はステートSi
を通るパスのメトリック、i=1,…,8)が以下のよ
うに計算され、
【0015】
【数4】 L1(k) = min { L1(k-1)+[y(k)]2, L5(k-1)+[y(k)+a*]2 } L2(k) = min { L1(k-1)+[y(k)-a*]2, L5(k-1)+[y(k)]2 } L3(k) = min { L2(k-1)+[y(k)-(2-a*)]2, L6(k-1)+[y(k)+(2×a*-2)]2 } L4(k) = min { L2(k-1)+[y(k)-2]2, L6(k-1)+[y(k)-(2-a*)]2 } L5(k) = min { L3(k-1)+[y(k)+(2-a*)]2, L7(k-1)+[y(k)+2]2 } L6(k) = min { L3(k-1)+[y(k)+(2-2×a*)]2, L7(k-1)+[y(k)+(2-a*)]2 } L7(k) = min { L4(k-1)+[y(k)]2, L8(k-1)+[y(k)+a*]2 } L8(k) = min { L4(k-1)+[y(k)-a*]2, L8(k-1)+[y(k)]2 } …(数4) また、L1(k),L2(k),L3(k),L4(k),L5(k),L6(k),L7(k),L8
(k) のうちで最小のLi(k)に対応するステートSiのMビ
ットの記憶領域におけるMビットめの内容を再生値 x^
(k-M)、すなわち s(k-M) の推定値5、として出力し、
また各ステート対応のMビットの記憶領域で、1からM
−1ビットめまでの記憶内容を1ビットずつシフトさ
せ、空いた1ビット目に x^(k)の候補として、0(ステ
ートS1、S3、S5、S7に対応する場合)あるいは
1(ステートS2、S4、S6、S8に対応する場合)
をいれる。また、L1(k),L2(k),L3(k),L4(k),L5(k),L
6(k),L7(k),L8(k) をメモリに入れて記憶する。数4に
おけるa*は、パラメータ変更回路22により選択され
る。図6に示すトレリス線図より、アルゴリズムで二乗
誤差最小の意味で最適な s(k) の推定値 x^(k) が求め
られているのが分かる。図6に示す直線の上下に書いて
ある数字は、ステート間の推移が起こった場合の y(・)
の予測出力値を表す(ノイズや等化誤差を無視した場
合)。
【0016】パラメータ変更回路22では、読み取り用
ヘッドのサーボ制御回路あるいは読み取った情報から得
られる読み取りデータのトラック情報6を得、このデー
タのトラックと対になって記憶されている等化フィルタ
係数と目標等化波形とをROM21から読みだし、フィ
ルタ14のフィルタ係数、VGA/VFO制御回路15
やビタビ復号回路16のパラメータをその読みだされた
値に各々変更する。
【0017】ROM21では、図7に示すように、トラ
ック情報に対応した番地に等化フィルタ係数と目標等化
波形を表すパラメータa*が格納されている。この格納
データa*は、シミュレーションにより前もって求め
た。
【0018】そのa*とそのa*におけるフィルタ係数
(ウィナー解)をROM21に格納してある。
【0019】VGA/VFO制御回路15では、振幅と
位相制御の調整量として、
【0020】
【数5】 Δγ(k) = e(k)×z^(k-1) - e(k-1)×z^(k) -(2-a*)2/2 Δτ(k) = y(k)×z^(k-1) + y(k-1)×z^(k) ただし、z^(k) = 2, for y(k) > 1.5 = 1, for 1.5 ≧ y(k) > 0.5 = 0, for 0.5 ≧ y(k) >-0.5 =-1, for -0.5 ≧ y(k) >-1.5 =-2, for -1.5 ≧ y(k) e(k) = y(k) - z^(k) …(数5) を算出し、β×Δγ(k)とα×Δτ(k)の値をVGA/V
FOに調整指令としてだす。ここに、βやαは正値ゲイ
ンである。書き込みデータが0と1を等確率でとるラン
ダム変数であり、
【0021】
【数6】 z^(k) =a*×s(k)+(2-a*)×s(k-1)-(2-a*)×s(k-2)-a*×s(k-3) z^(k-1)=a*×s(k-1)+(2-a*)×s(k-2)-(2-a*)×s(k-3)-a*×s(k-4)…(数6) であると仮定するとき、数5のΔγ(k)とΔτ(k)の右辺
の条件つき数学的期待値を取ったときのグラフは、図
8、図9のようになり、γ(k+1) = γ(k) - β×Δγ
(k),τ(k+1) = τ(k) - α×Δτ(k),で表すとき、γ(k
+1) は1に、τ(k+1)は0に収束することが分かる。上
式におけるaは、パラメータ変更回路22により選択さ
れる。
【0022】従来のEPR4ML方式と本特許の方式を
用いたときのそれぞれの場合のエラーレートを図10に
示す。これは、ヘッドの非線形性に対するロバスト性を
見るために、等化フィルタ係数や目標応答波形を規定す
るパラメータを設計するのに用いたチャネル応答特性
(ノミナル特性)に比べ、s(k)=1,s(k-1)=0,のステップ
入力に対しては、読みだし波形の振幅がノミナル特性の
1.1倍、s(k)=0,s(k-1)=1,のステップ入力に対して
は、読みだし波形の振幅がノミナル特性の0.9倍とし
て、MR(Magnetoresistive)ヘッドの特性を近似して
いる。この図から、EPRML方式よりも本方式がS/
N換算で約1.5[dB]誤り率を低減する効果がある
ことが分かる。また、図5の結果と比較すると、本方式
の優位さが増加しており、本方式のロバスト性に優れて
いることがわかる。これは、規格化線密度が2.5,N
=9の9タップ等化、ビタビの記憶長M=9、の場合の
ものである。
【0023】以下、本発明の第二の実施例を図11によ
り説明する。
【0024】図11は本実施例における適応読み取りチ
ャネル制御回路のブロック図を示す。
【0025】第二の実施例が第一の実施例と異なるとこ
ろは、フィルタ14に対応する前置フィルタ141と後
置フィルタ142およびVGA/VFO制御回路15に
対応するVGA/VFO制御回路151、ROM21
1、パラメータ変更回路221であるので、この部分の
みを記述する。
【0026】フィルタ141では、M個のタップ係数
(C1,C2,……,CM)とアナログディジタル変換器13の
出力信号列との線形積和:
【0027】
【数7】 zp(k) = C1×r(k)+C2×r(k-1)+………+CN×r(k-M+1) …(数7) によって、書き込みから前置フィルタ141出力までの
チャネル特性であるダイパルス応答が(1,−1)に近づ
けるように等化が行われる。後置フィルタ142では、
【0028】
【数8】 y(k) = a*×zp(k) + 2×zp(k-1) + a*×zp(k-2) …(数8) を算出する。タップ係数であるa*は、パラメータ変更
回路22により選択されるもの8である。つまり、前置
フィルタ141と後置フィルタ142で記録媒体の読み
取り位置(データトラック)に対応した目標等化波形に
なるように等化を行う。
【0029】VGA/VFO制御回路151では、振幅
と位相制御の調整量として、
【0030】
【数9】 Δγ(k) = e(k)×z^(k) + e(k-1)×z^(k-1) Δτ(k) = -y(k)×z^(k-1) + y(k-1)×z^(k) ただし、z^(k) = 1, for y(k) > 0.5 = 0, for 0.5 ≧ y(k) >-0.5 =-1, for -0.5 ≧ y(k) e(k) = y(k) - z^(k) …(数9) を算出し、β×Δγ(k)とα×Δτ(k)の値をVGA/V
FOに調整指令としてだす。ここに、βやαは正数ゲイ
ンである。第一の実施例とは異なり、VGA/VFO制
御回路151は、トラック情報を必要としないのでパラ
メータ変更回路22とは独立に動作する。
【0031】パラメータ変更回路221では、読み取り
用ヘッドのサーボ制御回路あるいは読み取った情報から
得られる読み取りデータのトラック情報6を得、このデ
ータのトラックと対になって記憶されている目標等化波
形パラメータ8をROM211から読みだし、フィルタ
142やビタビ復号回路16のパラメータをその読みだ
された値に各々変更する。ROM211では、トラック
情報に対応した番地に目標等化波形を表すパラメータa
が格納されている。ROM211、パラメータ変更回路
221は、前置フィルタ141と後置フィルタ142お
よびビタビ復号回路16にのみ影響をあたえる。
【0032】上記二つの実施例では、aを制限しなかっ
たので、ビタビ回路で演算速度や回路規模、消費電力が
ネックになる可能性がある、その場合は、規格化線密度
が低い領域ではa=0.5 とし、中間の領域ではa= 0.7
5 とし、高い領域ではa=1とすることで、再生性能を
少し落すが演算速度を上げ、回路規模や消費電力を下げ
ることも可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明は、このように構成されているの
でSN比が向上し、記録密度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例における磁気記録再生装置のブロ
ック図。
【図2】目標応答波形とエラーレートの特性図。
【図3】最適目標応答波形と記録密度の特性図。
【図4】規格化線密度が 1.5 における各方式のエラー
レートの特性図。
【図5】規格化線密度が 2.5 における各方式のエラー
レートの特性図。
【図6】GPRのトレリス線図。
【図7】ROM21のテーブルの説明図。
【図8】Δγ(k)の数学的期待値関数の特性図。
【図9】Δτ(k)の数学的期待値関数の特性図。
【図10】従来のEPRMLと本特許方式を用いたとき
のエラーレートの特性図。
【図11】第二の実施例における適応読み取りチャネル
制御回路のブロック図。
【符号の説明】
1…再生信号、 5…再生データ、 6…データトラック情報、 8…目標等化波形パラメータ、 11…ドライブ装置、 12…可変利得増幅器、 14…波形等化フィルタ、 15…VGA/VFO制御回路、 16…ビタビ復号回路、 21…ROM。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体からデータを読み取り手段と、上
    記読み取り手段によって得られた信号の等化手段と、上
    記等化手段によって得られた信号から記録媒体に書き込
    まれた信号の再生手段と、上記記録媒体のデータトラッ
    クに対応した目標等化波形を規定するパラメータと等化
    フィルタ係数とを記憶する手段と、読み取り用ヘッドの
    サーボ制御回路あるいは読み取った情報から得られる読
    み取りデータのトラック情報と記憶情報にもとづき上記
    等化手段のフィルタ係数の変更と上記再生手段のパラメ
    ータの変更を行う手段よりなる記録読み取り装置におい
    て、 上記記憶媒体の任意の位置に対する目標等化波形が、
    (a,2-a,a-2,-a ただし2>a>0)であることを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記目標等化波形が、データトラックの記
    録密度である規格化線密度が低いほどaが小さく、規格
    化線密度が大きくなるほどaが大きくなる請求項1の磁
    気記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記目標等化波形が、記録密度である規格
    化線密度が低い領域ではaが0.5なる請求項1の磁気記
    録再生装置。
JP6778396A 1996-03-25 1996-03-25 磁気記録再生装置 Pending JPH09259543A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6747936B1 (en) 1999-11-04 2004-06-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Data reproduction apparatus and method with improved performance by adjusting filter coefficients of equalizer
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